千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

強い意志で勉学に励め!

 今日は、朝から雨が降り続く湿度の高い一日でしたね。千種川は、昨日夕方以降の猛烈な雨により増水していましたが、台風も接近しています。またこの季節、いわゆる「ゲリラ豪雨」が起こりやすいため、気象警報等には十分に気をつけてもらいたいと思います。
 さて、本日期末考査2日目でした。生徒の皆さんは、ベストの勉強で考査を迎えられているでしょうか?ついついスマホに目を奪われ、机に向かっているだけでやった気持ちになっていませんか?我が家も中学の娘がおり、6月末に期末考査でした。スマホ使用を控えるように注意されても、「調べものをするから…」と言ってスマホを離しませんでした。強く言えば「信用してない」と反発しますし、難しい年頃です。その後、テストが返却され、案の定悲惨な結果に嫁が激怒…お通やのような暗い生活が続いています。スマホは便利でゲームやユーチューブ、ラインなど楽しい機能がたくさんあります。しかし、依存性が強く状況判断がつかなくなる非常に怖いものです。メリハリのある付き合い方で、しっかりメディアコントロールできるようにしましょう!
 本校生は、自らすすんで勉学に励む生徒が多いのでそんな心配は無用だと思いますが、誰のための勉強なのか、何のための勉強なのかをしっかり理解し、考査期間は自己実現のために無心で取り組んでほしいです。

体育はマット運動【50回生】

 今日から7月…、期末考査1日目は全国的に記録的な猛暑となりました。朝から真夏の太陽の日差しがギラギラと照りつけ、外で立っているだけで汗が噴き出してきます。ここ最近、体調不良を理由に欠席する生徒が目立っていましたが、今日は全員登校…本校では当たり前のことですがホッとしました。
 さて昨日の話題ですが、県教育委員会事務局体育保健課の大西指導主事にご来校いただき、学校訪問指導がありました。4限目の1年生体育「器械運動(マット運動)」を見学いただいた後、研究協議を経て校舎内や学校周辺、部活動の様子なども見ていただきました。研究授業では、ラジオ体操、補強運動、ストレッチの後、マットを準備してこれまで練習してきた①前転、②開脚前転、③伸膝前転、④後転、⑤開脚後転、⑥伸膝後転をグループに分かれて練習していきます。マット運動を苦手とする生徒が多い中で、楽しんで全力で取り組んでいる様子が伺えました。素晴らしい!!最終的に、①~⑥の技を連続で行いますが、その様子を生徒たちが交代しながらipadを用いて動画撮影していました。生徒に学習意欲をかり立て、何度も動画を見て自分の演技を確認できるということで、体育の授業においてもICT化は進んでいます。最後は、互いの演技を動画を見ながら確認し、振り返りシートに自己評価を記入…、あっと言う間に1時間の研究授業が終わりました。研究授業を行った体育保健科の井川先生、素晴らしい授業をありがとうございました。千高生の専売特許である「何事にも全力」という姿を大西指導主事に見て頂き、私は今日も誇らしい気持ちになりました。1年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 

職員心肺蘇生講習会【園小中高連携事業】

 昨日の放課後、千種中学校において園小中高の全教職員が一堂に会し「職員心肺蘇生講習会」が行われました。今年は、マラソン大会開催時に小学生が倒れたことを想定したシュミレーション研修…。西はりま消防本部の皆さんに全面的な協力を得て、非常に緊迫感ある講習会となりました。改めて、迅速な対応と適切な判断力が必要だと強く感じました。
 その後、体育館に入りグループに分かれて心肺蘇生法の救急措置について全教職員が順番に体験します。毎年、講習会を行っていても、自身で繰り返し実践しなければ忘れてしまうものです。消防士の皆さんに適切にアドバイスを受けながら、正しい救急措置法を学びました。千種町内のこども園から高校までの全教職員で行う講習会…、これも千種町ならではの行事であり、連携の強みだと思います。いざという時に備え、緊急時に人の命が救える教職員集団でありたいと思います。西はりま消防本部の皆さん、ありがとうございました。先生方も、暑い中ご苦労さまでした。

 
 
 
 
 
 
 

自分だけの漢字をつくろう!【48回生】

 まだ6月だと言うのに、近畿地方でも梅雨明けが発表されましたね。日中は今シーズン最高の33℃前後まで気温が上がり、今日も非常に厳しい暑さとなりました。見ごろを迎えているアジサイの花も暑さで弱っており、雨がほしそうでした。考査前で寝不足の生徒も多いかと思いますが、明後日からの期末考査に向けしっかりと体調を整えていきましょう!
 さて本日1,2限、3年生の「国語表現」は、英語科が専門の村上先生が担当している授業ですが、ユニークな授業が行われていました。「自分だけの漢字を作ろう!」というテーマで、「実際にはないけどあったら面白いな」という漢字を生徒がそれぞれ創造力を働かせて考えます。村上先生は、自らの体験から例を挙げ、「車鹿」(くるまへんに鹿)というオリジナル漢字を示します。千種から帰宅途中に鹿と激突し車が大破する様を漢字で表現され、漢字の意味は「鹿をはねて車がおしゃかになる」としてシャカと読みます。うまい!!座布団一枚!と思わず言いたくなる造語ですね。この見本を参考に生徒たちも、オリジナル漢字を考え、その読みや意味、使い方を用紙にまとめていました。生徒の個性が漢字で表現され、実に面白い漢字が集結しました。最後は、全員の作品を壁に掲示してみんなで観覧会…、どの作品が良いか、なぜその作品が良いかを書いて投票します。私は、全部好きでしたが西内世奈さん(波賀中出身)の「共感」、読み:それな… 例文:相槌に困ったときは、とりあえず共感を使うに一票を投じます。私の娘も「それな!」「それな!」といつも連呼しています。村上先生、素敵な楽しい授業をいつもありがとうございます。

 
 
 
 

勉強に勤しむ生徒たち…【全学年】

 今朝の千種町は23℃(午前7時時点)、梅雨明けを思わせる厳しい日差しが朝から照りつけ、今日も気温が上昇しましたね。本校の授業では1限目からフルにエアコンが稼働し、快適に授業が受けられていますが、校舎外での授業や部活動、通学時などは熱中症に気をつけなければなりません。明日以降も水筒は必需品です。こまめな水分補給を心掛けましょう!
 さて、1学期末考査が今週金曜日(7月1日)から始まります。そのため、今週からは原則部活動は禁止であり、生徒たちは授業が終われば足早に下校する姿が見られます。硬式野球部は夏の大会に向けグランドを走り回っていますが、校舎内はひっそりとしている感じです。しかし、放課後に校舎内を歩いていると各学年ともに試験勉強のため残って勉強している生徒がチラホラ…。先生方に指導を受けたり、生徒同士で教え合ったり、一人で黙々と机に向かうなど、学び方は色々ですが熱心に勉強している姿が見られました。「家で勉強するより、学校の方が集中できる!」と18時台のバスに乗り下校していました。
 生徒たちの頑張りが考査に反映され、将来の進路実現へ結びつくことを願っています。将来の夢に向け、努力を惜しまない生徒たちに今日も力をもらいました。ありがとう!

 
 

和やかな引退お茶席【茶華道部】

 梅雨はどこへ行ってしまったのか!?今日もムシムシとした一日でしたが、明日以降の天気予報を見ていても一週間傘マークなし…。まさか、このまま梅雨明けなのか!?今日は、梅雨明けと勘違いしたセミの鳴き声も聞こえ、本格的な夏の到来を感じました。昨年は、梅雨が長く米の生育にとっては非常に厳しかったのですが、今年は逆に水不足にならないか今から心配です。
 さて、先週の金曜日の話題ですが、茶華道部では保護者を招いて「引退お茶席」が行われました。実は、文化祭でのお茶席の時は保護者のご都合がつかず、生徒の最後の活躍ぶりを見ていただくことが出来ませんでした。そこで、顧問の富永先生や特別非常勤講師の深川先生の粋な計らいにより、引退お茶席を開催するに至りました。3年間で身に付けたお点前を緊張しながらも披露し、差し出した渾身の一杯に参加されたお母さん方も感慨深げでした。終始和やかな雰囲気の中で行われた今日のお茶席で、3年生の船積音葉さん(波賀中出身)と西内世奈さん(波賀中出身)は3年間の部活動を終えました。今日が区切りの日となりましたが、時には作法室に顔を出し、後輩の指導をお願いしたいです。ひとまず、お疲れ様でした!

 
 
 
 

自分に気づき未来を築く…【49回生】

 千種町の今日の最高気温は30℃ほどだったでしょうか?本格的な真夏の暑さではありませんが、湿度が高くなんとなく息苦しい一日でしたね。マスクの着用については、屋外で人との距離が2m以上の保てる場合は外すことを推奨されていますが、マスクを外せる状況でも外しにくい状況があり、早く堂々と外せる世の中になってほしいと思います。
 さて、本日2学年は一日「就業体験」として、学校には登校せず千種町内を中心とした事業所で一日を過ごしました。「総合的な探究の時間」を活用し、地域から体験を通して様々ことを学ぶ絶好の機会です。今年は、学年の先生方が将来の進路になるべく近い事業所にと町内外の16もの事業所を開拓しました。以前からお世話になっている、千種小・中学校、ちくさ杉の子こども園、千種市民局、エーガイヤ温泉・レストラン、鷹巣活性化委員会、(株)チクモ、いまい農場のほか、新たに宍粟消防署や宍粟市役所、社会福祉協議会、ちくさの郷(特別養護老人施設)にも協力いただいています。本当に、ありがとうございます。
 生徒たちは、働くという視点に立ちそれぞれの職場で緊張しながらもイキイキと実習に励み、校内では見れない景色や体験を楽しんでいました。地域の方々との触れ合いの中で、生徒たちの自己肯定感を高め、大きな人間的成長を遂げてくれることを期待しています。事業所の皆さま、本日は大変お世話になり、ありがとうございました。次回は、9月9日(金)を予定しています。2年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

17時40分の学校

  今日も気づけば夕方になり、忙しい一日でした。昨日も出張のためブログを休み、今日も生徒の様子を見れぬまま17時40分になりました。「俺は、何をやっているんや…」教頭としての一番の仕事だと思っているブログ配信を2日連続で休むことは私にとって屈辱なので、何かネタはないかと校内をウロウロしました。すると、この時間だから見れる生徒の姿がありました。
 カルチャー部は、自主練習ということで生徒数名が残って「千本桜」のドラム練習をしており、仲間同士で教え合いながら課題に取り組んでいました。硬式野球部は、夏の大会に向けグランドを駆け回り、今日も変わらず元気ハツラツでした。ライフル射撃部は、射撃練習を終えた1年生がファイルに今日の記録の記入と振り返りを行っていました。「成長できてるか?」と話しかけると「出来てます!」とグラフでの成長曲線を見せてくれました。自分の「好き」や「やってみよう!」に磨きをかけている様子が伺え嬉しかったです。体育館では、バレー部が練習を終えネットの片付けをしていましたが、少ない女子部員に加え男子部員が4~5名活動していました。3年生が引退し、女子だけで練習にならないため男子の有志メンバーが一緒に練習しているようでした。卓球部は、先週末の国体県予選会で実に出場6名中4名が1勝するという創部以来の快挙を成し遂げましたが、練習を終えミーティングをしていました。森脇大知新キャプテン(2年・千種中出身)、春名将新副キャプテン(2年・千種中出身)のもと、とても良い雰囲気でした。また、一人で教室に残り勉強する生徒の姿も…。ちょっと遅すぎる時間だったので、今日は多くの生徒は下校したばかりでした。
 夕方の学校は、生徒たちが自分自身を高めるために、様々な主体的な活動が見られます。そして、決して放置するのでなく、生徒たちが課題や目標をもって活動できるよう教員がサポートしている姿があります。そんな姿が垣間見れた17時40分でした。

 
 
 

特色ある少人数授業全開!【全学年】

 今日も雨が降ったり止んだりで湿度の高い「ザ・梅雨」の一日でしたね。気温は朝からほとんど変化なく23℃くらいで低かったのですが、明日以降はまた気温が上がりそうです。未だに朝夕寒い日がある千種町なので、長袖カッターシャツにベストを着て登校している生徒も見かけますが、天候に応じた服装を心掛けてほしいと思います。
 さて、このような天候でしたので今日の2,3年「アクティブ」(ゴルフ)は、林ティーチングプロからの2時間の講義の後、体育館で室内練習を行いました。生徒たちは、プラスチックボールを使用してスイングを確認しながらアプローチ練習を行なったり、本物のゴルフボールを使用してパター練習を行っていました。また、他の教室では2年生(ベーシック類型)の生徒たちが、和田山高校から配信される「簿記」の遠隔授業を受けていました。和田山高校の水澤先生の話に耳を傾けながら、ipadの画面を見て演習問題を解いていました。さらに、3年生(チャレンジ類型)は、わずか6人の「日本史」の授業が行われていたり、その隣では1年生(チャレンジ類型)が11名で「論理・表現Ⅰ」の授業が行われていました。たまたま通りかかった授業の一コマですが、本校の特色ある少人数授業が垣間見れ、生徒たちはそれぞれの授業を真剣かつ楽しんで学んでいるように見えました。
 類型別に授業を行うことで、生徒たちの進路目標に合わせた指導ができ、しかも一人一人がよく見えるのできめ細やかな指導が可能となります。しかし、その一方で授業を細分化すれば先生方の授業時間数が増え、負担をかけていることも事実です。本校の先生方は、学校の教育方針に合わせて生徒に個別最適な学びを提供してくださっていますが、改めて「先生方に感謝したい」そんな気持ちになりました。頑張りすぎる先生方が多い千種高校…、だからこぞ本校の教育が成り立っている所はありますが、休める時は休んでほしいと思います。

 
 
 
 
 

地道にコツコツと…【ゴルフ部】

 今朝の千種町は22℃(午前7時時点)と気温が高く、ほぼ姫路と同じでした。一日中どんよりとした曇り空でムシムシ…、兵庫県の軽井沢である千種の恩恵は全く受けられず、生徒からも「エアコンつけてほしい…」と声が上がっていたようです。今日はゴメンナサイ…、一部の教室でしかエアコン使用ができませんでしたが、明日以降も状況を見極めながら適切にエアコンを使用していきたいと思います。
 さて、放課後のグラウンドでは今日も硬式野球部の生徒たちが元気に練習に励んでいましたが、そのグラウンドの北側でひっそりと静か~に練習に取り組む生徒たちがいました。今年、ゴルフ部に新たに入部した前地遼斗くん(1年・一宮南中出身)と志水蒼真くん(1年・山崎西中出身)です。ゴルフ部は昨年2名の部員が3年ぶりに入部し、廃部の危機を乗り越えましたが先月1名の3年生が引退し非常に厳しい状況が続いていました。そんな中、前地くんは昨年のオープンハイスクールでゴルフの体験をして「楽しかった!」と入学前からゴルフ部への入部を決意。お父さんからゴルフクラブを譲ってもらい、部員が少なかろうが関係なく意欲的に頑張っています。志水くんは入学後、なんとなく「やってみようかなぁ」と入部を決意し学校にあるクラブで見様見真似で取り組んでいます。二人とも物静かで、さほど会話することなくまさに黙々とアプローチ練習に励み、ボールをすべて打ち終えたらボール集めをします。ゴルフの魅力について聞くと、前地くんは「クラブにヒットした時の音がスカッとして気持ちいい」と言えば志水くんは「思い通り打てた時は爽快感がある」と語ってくれました。
 これからのゴルフ部を支える二人に心からエールを送ります。これから暑くなりますが、継続した練習で力をつけてくださいね。

 
 
 

SDGs持続可能な米作りを目指して【50回生】

 5月27日(金)に小中高合同田植えを実施して3週間が経過しました。この間、私も米作りに携わる1年生の生徒たちも何度となく水田に足を運び、水管理をしたり苗の成長を見守っていますが、イネは順調に生長を遂げています。分げつも始まり、ヒョロヒョロだったイネ苗もかなりガッチリとしてきました。今後も生徒たちの手で毎日の水管理を行い、愛情をもって育てていきます。
 さて、田植え前にもJAハリマの井口尚洋先生、衣笠嘉晃先生に講義をいただいたり田植えの際もお手伝いをしていただきましたが、本日2回目となるイネの特別授業のためご来校いただきました。今日のテーマは「農業のSDGs」。私たち人間が生きていくために農業は最も大切な産業ですが、効率の良い農作物を追求するがゆえに豊かな自然環境を破壊している実情があります。代表的なものに、化学肥料や農薬が挙げられますが、それ以外にも多くのプラスチックやビニール資材を大量に使用し廃棄しているのです。そうした、農業における現状と課題を農業普及の立場からお話いただき、生徒たちは真剣に話に聞き入っていました。今、私たちが出来るSDGsとして、お米作りを題材にして今後の授業で探究活動を継続させていきます。最後は、恒例となった農業クイズをチーム対抗で行い、Tシャツやタオル等をゲットした生徒たち…今日も楽しく農業を学ばせていただきました。井口先生、衣笠先生、今日はありがとうございました。今日のお話をきっかけに、人と環境に優しいお米作りの学びを深めていきます。

 
 
 
 
 
 

夏に向け本格始動!!【硬式野球部】

 梅雨入りですね~っ。今日も雨こそ降らなかったですが、湿度が高くムシムシとした陽気でアジサイが喜んでいるように見えました。気温がさほど高くない事が救いでしたが、これから待ち受ける夏本番に向けて睡眠不足等ないように、熱中症等に気をつけながら学校生活を過ごしていきましょう。
 さて、今日は久々に放課後グラウンドに繰り出し、硬式野球部の練習風景を間近で見ました。世良優和くん(3年・一宮北中出身)がマウンドに上がり投球練習を開始…、恐ろしいほどの剛速球がキャッチャーミットめがけて投げ込まれていきます。「ナイスボール!」キャッチャーの竹添壱星くん(1年・山崎南中出身)が、様々な球種をがっちりと受け止め投げ返します。そして、順にバッターが打席に立ち実戦さながらの練習が行われていました。守備につく選手もピッチャーにポジティブな言葉を投げかけ、守りの中にも一体感があり高校球児の爽やかな姿が見られ見ていて気持ちよかったです。
 先日の抽選会の結果、夏の大会の1回戦は7月13日(水)に第2シード校の西宮東高校と対戦することが決まっていますが、対戦相手が決まりこれまで以上に気合が入っている印象を持ちました。「いいぞ、いいぞ!!」相手が強かろうが関係なく、しっかりと前を向いて練習をこなす生徒たちを逞しく思いました。学校の規模も野球部員の数も敵いませんが勝敗はやってみなければ分かりません。本校の力が十分に発揮され、素晴らしい試合となることを願っています。頑張れ、硬式野球部!!

 
 
 
 

ゴルフセンス抜群の一年生【50回生】

 今日は一日中、雨が降り続き肌寒い一日でした。関西地域でもいよいよ梅雨入りですね。文化祭と映画祭が無事に終了し、本日からまた通常授業となりましたが、未だ11日(土)の素晴らしい2つの行事の余韻が私の頭から離れません。しかし、生徒も私たち教員も余韻にひたる時間はなく、気持ちを次の目標や課題に向け再スタートを切らねばなりません。3年生は進路に向けて、卓球部は週末の県国体予選会に向けて、ライフル射撃部は週末の近畿大会に向けて等、それぞれの目標に向け舵をきってください。そうそう…、硬式野球部は本日の抽選会で1回戦の対戦相手が決まりました。第2シード校の強豪西宮東高校が対戦相手となりましたが、ひるまず前へ!!残された時間で、最大限の練習を積んで来るべき日に向け準備してほしいです。
 さて、今日はあいにくの天候でしたが1年生アクティブ(ゴルフ)は、予定通り千草カントリークラブにて実践練習を行いました。ドライビングレンジで林良民ティーチングプロからゴルフスイングについて入念に説明を受けた生徒たち…、そのスイングのふり幅でボールがどの程度飛ぶのかを自分の体で覚えるよう指導を受けました。生徒たちは林プロの話をしっかりと聞いた上で、その感覚をつかんでいました。見ていて感じたのは、非常にボールの捉え方が上手く、素人の目ながらにもセンスの良さを感じる生徒が多かったです。アプローチ練習の後半からは約15m先にオレンジ色のカゴを設置し、「この中にボール入れたらジュース1本や!」と絶対に無理だと思い生徒に伝えると、生徒たちは目の色を変えて必死にアプローチ練習に取り組んでいました。「あぁ、惜しい!!」と何度もズッコケる生徒もいながら楽しくレッスンを終えました。結局、無理だと思っていたホールインワンを3名の生徒が達成し、生徒たちの上達の速さに驚かされました。「やられたぁ…」と思う反面、生徒たちの貪欲な姿勢に非常に嬉しかったです。本校の生徒は、素直で指示されたことを黙々とひたむきに取り組める資質が備わっていますが、今日もそんな生徒の様子が垣間見れました。次回は、また難易度を上げていきたいと思います。

 
 
 

生徒の想い奇跡呼び込む…【こくう映画祭2022】

  「こんなドラマのような出来事が起きるのだろうか!?」
  いや、「これはアンビリーバボーに投稿したいくらいドラマチックな映画祭ではないか!?」と私は思うのです。
 映画祭の前日、校長先生や事務長さん、生徒会担当の大田先生と4人で映画祭に関する最終打合せをしました。映画祭当日は午後から雨が降る予報の中で、第2部(18:45~)のグラウンドでの実施の有無が内容の中心になりました。私は、観客だけでなく無償提供いただいている大型スクリーンやプロジェクタが雨に当たることは避けなければならず、正直「グラウンド開催は難しいのではないか」と考えていました。しかし、校長先生や大田先生はギリギリまでグラウンド開催の可能性を探ろうとグラウンドでの実施を諦めていませんでした。「カッパを持参してもらおう」そして、「地べたに座れる状況が難しければ体育館のパイプ椅子を持って出てもらえばいい…」、「車の中から見てもらってもいいじゃないか」校長先生のポジティブなアイデアが私の気持ちを前向きにしてくれました。東京から前日入りされた音響関係の担当者も、「一度設置すると移設に時間がかかるので変更は難しい」として雨に当たらないよう工夫して設営することを考えてくださいました。そして、大型スクリーンと高性能プロジェクタを無償提供いただいた(株)オーエスエムさんも、商品が雨に当たるリスクを背負いながらグラウンド設営に協力してくださいました。昨年9月から生徒会執行部の生徒たちが、自ら交渉し準備を進めてきた「こくう映画祭2022」。体育館で実施するのは簡単だけど、「生徒たちの想いに答えたい」、「夢を叶えてあげたい」という気持ちが少々雨が降ってもグラウンドでやるという決断に繋がったのです。
 私は文化祭の最中に何度もスマホで雨雲レーダーをチェックしましたが、刻一刻と変化する雨雲にずっとハラハラドキドキしていました。昨年度からちくさ未来会議の場で生徒たちの映画祭に向けた想いを聞いてくださっていた地域の方々が、「何か手伝わせてほしい」と校内の駐車場整理を一手に引き受けてくださっていました。その方々も、私たちと同じ想いで「なんとか持ちこたえてくれ~」と祈るような気持ちで任務に当たってくださっていました。
 強い雨こそは降らないものの、降ったり止んだりを繰り返す天候に不安を抱いていた瞬間、ちょうど映画祭(2部)がスタートする10分ほど前に一瞬、太陽の日差しが千種町に降り注ぎ、グラウンドに設置された大型スクリーンの後ろに虹がかかったのです。「信じられん?こんなことある?」私は目を疑いました。生徒会執行部の生徒たち、私たち関係者の想いが天に届いたのだと思います。ありがとう!お天道様!映画が始まるころには、雨は上がり予定通りグラウンドでの野外映画祭ができました。
 太陽が沈み完全に日が暮れた19時30分以降は、電飾でライトアップされたグラウンドにくっきりと美しく映し出された特別な映画が…見たことのない幻想的な光景がグラウンドに広がりました。上映後は、観覧者全員で記念写真を撮り、大きな拍手のなか映画祭の幕を閉じました。観覧された多くの方々の「すごく良かった!」、「素敵な企画をありがとう!」と感謝の言葉が絶えません。本当に素晴らしい映画祭となりました。
 文化祭と映画祭の2つの大イベントを最後までやりきった生徒たちを、私は心から誇りに感じました。本当にお疲れさん、この週末はゆっくりと休んでほしいです。映画祭開催にあたり、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。今後とも、千種高校を応援してくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 
 
 
 
  
  
  
  
  
  
  
 

Light UP!第48回文化祭(2日目)

 本日、文化祭(2日目)を迎えました。事前に申込みいただいた保護者やご家族の皆さまにご観覧いただき、日頃の学習成果を発表しました。オープニングに登場したのは1年(アクティブ類型)の和太鼓演奏でした。今年は、授業で3回+リハーサル1回の計4回と例年よりも練習機会が少なかったのですが、緊張のなか聴衆の前で立派に演技を終えました。また、カルチャー部による和太鼓演奏は圧巻でした。洗練された力強い太鼓の音色が体育館に響きわり、聴衆を引き込んでいました。さらに、「千本桜」をはじめとする軽音楽演奏では、ボーカルの山森咲楽さん(3年・一宮北中出身)が熱唱…、ボルテージは最高潮に達しました。観覧者は、事前に配布されたペンライトを使用しカルチャー部の演奏との一体感を楽しんでいました。最後は、この文化祭発表で引退する3年生が後輩から花束を贈られるサプライズがあり、感動に包まれました。3年生の皆さん、コロナ禍で思うように活動が出来ない時期を乗り越えて本当によく頑張ってくれました。お疲れ様でした。
 カルチャー部の発表が終了すると、いよいよ各学年によるステージ発表が行われました。今年も、事前に撮影された動画による演劇発表が中心でしたが、各学年のカラーが色濃くでた素晴らしい発表ばかりでした。昨年も、まるで映画を見ているかのような脚本、役づくり、動画編集技術に驚かされましたが、今年は各学年とも昨年を上回る作品を作り上げていました。審査員をされていたPTA役員の皆さんも口を揃えて「素晴らしい!」、「感動した!」とおっしゃっていました。約20分の動画を作り上げるために、どれだけの時間と労力を費やしてきたのか…、様々な葛藤の中で「投げ出さずよく頑張った」と生徒たち全員を讃えたい気持ちです。本当に、ありがとう。お疲れ様でした。
 笑いあり感動ありの第48回文化祭は、生徒会執行部の献身的な下支えと全生徒の前向きな参加によって無事に終了しました。まさにLight UP!!生徒たちみんながスポットライトを浴びて輝いた文化祭となったと思います。本日、ご多用の中ご観覧くださった保護者およびご家族のみなさま、ありがとうございました。ご子弟の頑張りを是非、ご家庭でも讃えてあげていただきたいと思います。

 
 
 
 
 
 
 

Light UP!第48回文化祭(1日目)

 いよいよ、第48回文化祭が幕開けしました!今年のテーマは「Light UP!~点灯する舞台と未来~」で、生徒会長の南光開斗くんが考案しました。生徒たちの明るい未来を照らす希望に満ち溢れた素晴らしいテーマだと思います。本日は、午前中に開会行事が行われ松浦校長先生から「ルールとマナーを守り、2日間を純粋に楽しんでほしい」とお話がありました。その後、生徒会企画のオープニング動画やクイズ大会が行われ、司会にバンビの着ぐるみにふんした長井大樹くんが登場…。前のチャックが上がりきらないハプニングもありながら、南光くんとの名司会で大いに盛り上がりました。午後からは、各学年の模擬店を楽しんだり茶華道部のお茶席などが行われ、生徒たちは自分の役割を果たしながら楽しんでいました。また、特別棟1Fには日頃の生徒の学習の成果が展示されています。保護者の皆さま、是非とも足を止めてご鑑賞ください。
 1年生アクティブ(和太鼓)やカルチャー部も最後の練習を済ませ、いよいよ明日の発表を迎え打ちます。現時点での天気予報は曇りのち雨(降水確率60%)ですが、文化祭(2日目)とこくう映画祭は予定通り開催します。映画祭(第2部18:45~)のグランド開催の有無は判断が難しくなりそうですが、ギリギリまでその可能性を探ろうと生徒たちと話をしています。なお以前お伝えしました通り、校内の駐車場はスペースに限りがございますので満車になりましたら千種市民局、千種商店街等の駐車場に誘導させていただく場合がございます。あらかじめ、ご了承願います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

花材の個性を生かして…【茶華道部】

 今日も太陽の日差しがあり、とても気持ちの良い一日でしたね。本館横に植え付けられているアジサイも色づき始め、キラキラと輝いていました。明日は文化祭リハーサル、その後文化祭1日目(無観客)が行われ、いよいよ第48回文化祭が幕開けします。今日も生徒たちが校内のあちこちで準備のラストスパート!疲れを通り越してテンションが異常に高くなっている生徒も見られ、「大丈夫かぁ」と声をかけると「もう、壊れてますねー」と返答がありました。動画をDVDに取り入れて本日提出でしたが、ギリギリまで生徒たちは頑張っていました。
 さて放課後、作法室に顔を出すと特別非常勤講師の深川幸子先生のご指導のもと、茶華道部の生徒たちが展示用のお花を生けていました。私も良く分からないのですが、イタリアンルスカスやモンステラ等の葉物とヒマワリ、スカシユリ、アルストロメリア等の花材を組み合わせながら生け花を楽しんでいました。3年生にとっては、この文化祭での生け花展示と明日行われるお茶席が最後の檜舞台となります。カメラを向けると、船積音葉さん(3年・波賀中出身)に「先生、近すぎます!」と指摘されながらもその表情は真剣そのもの…。西内世奈さん(3年・波賀中出身)は私が「この木(スモークツリー)好きやわー」と言うと花材として採用してくれました。生け花は、花材の個性を殺さないように考えなければならず、色合いや形状も含めて非常に難しいですが、生徒たちは素晴らしい作品を作り上げました。ご来校の際は、是非近くで観賞していただきたいと思います。

 
 
 

地域の温もりを肌で感じて…

 第48回文化祭・こくう映画祭2022の3日前となりました。今週は最後の追い込みでフルスロットルで準備が行われており、疲れが溜まっている生徒や教員も多くいます。各学年のステージ発表は、今年も動画を用いたものが多いと聞いていますが、編集を担当する生徒は「昨日は4時間しか寝てません…」と気力でなんとか学校に来ている状態の生徒もいるようです。教員も一日中走り回っており、退勤時間も遅くなりがちになっています。1つの学校行事を成功させるために、頑張ってくれていることは非常に嬉しいのですが睡眠時間を確保し、体調を壊さないよう注意してほしいです。
 さて昨日、私は町内のあちこちに車で郵便物を届けに走り回りました。途中、目的地が分からず車から降りて「すみませ~ん、〇〇さん宅はどこら辺の家か分かりませんか?」と地域の方に話しかける時がありました。対応してくださったお婆さんは、実山椒を収穫しておられ「ここから半里ほど下(しも)じゃ」と教えてくださいました。「半里?」と思いつつ「ありがとうございます!」とお礼を言って、「山椒のいい香りがしますねぇ」と話を続けると、「食べるんやったらあげるで」と貴重な実山椒をくださいました。また、別のお宅へ郵便物を届けた際「暑い中、ご苦労さんです!」と冷たい缶コーヒーをそっと手渡してくれる方もおられました。初対面の私に色々なものをくださり驚きました。それと同時に、「なんて優しく温かい所なんだ…」改めて地域の方々の温もりを肌で感じ、この街がより好きになりました。
 今でこそ都会の人かのように姫路に住んでいますが、元々は但馬の田舎で育った私…、幼少期にご近所さんから優しくしてもらった経験が脳裏に浮かんできて懐かしい感覚が蘇りました。そして千種の子たちは、幼少期から「人に優しくされているから人に優しくなれるんだな」と改めて感じました。
 千種高校校門付近には、校務員さんの手によって「祝!全国大会出場、がんばれ千種高校」「小さな学校で大きな夢を!千種高校」の生徒を励ますのぼりが掛けられました。生徒や地域の方々、多くののぼりに励まされ最後まで生徒とともに頑張り抜きたいと思います。

 

様になってきたぞ!【50回生・アクティブ類型】

 本日も弱い雨が降ったり止んだりの一日で半袖では肌寒かったですね。関東甲信越地方では、早くも梅雨入りしたと発表されました。この感じだと、関西圏も例年より早い梅雨入りになりそうです。私は最近、週末の文化祭・映画祭の天気予報が気になって気になって…一日何度も予報をチェックしていますが、降水確率は40~50%で雨が降る可能性が出てきました。千高生の想いが天に届き、雨雲が去ることを願いますが、天気ばかりはどうしようもない…柔軟にしなやかに対応したいと思います。
 さて、文化祭(2日目)のオープニングを飾る1年生(アクティブ類型)の和太鼓演奏に向け、今日は山田先生のご指導のもと体育館ステージで仕上げの練習が行われました。全員が初めて触れた和太鼓授業から今日で3回目ですが、表情も少しずつ自信が見られ、その自信が太鼓の力強さにも表れてきました。「様になってきたなぁ…いいぞ!」私は、短い時間の中に生徒たちの成長を実感しました。休憩時間中も互いに教え合ったり、個人練習を繰り返し取組む向上心溢れる生徒たち…、もちろんまだリズムが上手くとれない生徒もいますが、一生懸命な姿勢に今日も心が温かくなりました。
 本番までの授業は本日で終了…。あとは前日のリハーサルで少し太鼓を打つ程度で本番を迎えます。多くの観客の前での初演奏に上手く力が発揮できるか分かりませんが、暖かい眼差しで見ていただきたいです。よろしくお願いいたします。

 
 
 
 

音楽聴きながらスクールランチ【49回生】

 今日は朝から雨が降ったり止んだり…最近、毎朝水田の水量が気になり田んぼの様子を見るのですが、イネ苗が水没しかかっていましたよ。田植え後は水が少なく困っていたのに…。自然相手の農業、一定量の水を保つことすら難しいと感じる反面、気温の変化や水量の増減にも負けず育っているイネを見ていると、なんか元気をもらいますね。本校生も、日々色んな変化がありストレスを抱えていると思いますが、柔軟にしなやかに生きてほしいと思います。
 さて、新型コロナウイルスの感染状況は少しずつ減少傾向にあるようですが、依然高い水準にあり本校でも様々な対策を講じています。一昨日は、校舎内各教室のドアノブやスイッチなど様々な生徒が触れる場所や機材等に光触媒加工を施していただきました。また、先週の生徒家庭学習日には全職員ですべての教室の机・イス・教卓、トイレ等にも光触媒加工でコーティングしています。どれだけ効果があるか分かりませんが、少しでも安心してもらえる環境づくりに尽力しています。
 感染拡大防止策の一つとして、給食の時間は今もなお同じ方を向いての「黙食」が続いていますが、2学年では会話しないかわりに好きな音楽を聴く取り組みを続けています。最近では、google classroomで生徒から聴きたい曲をリクエストして順番に流すようにしています。「自分がリクエストした曲はまだですか!?」と問い合せがあるほど、みんな楽しみになっているようです。素晴らしい試みだと思います。
 私も今年度から週に一回程度、2年生の給食指導に行かせてもらっていますが、私が当番の日は1990年代の曲を連発します。「終わりなき旅」(Mr.Children)とか「チェリー」(スピッツ)とか「もう恋なんてしない」(槇原敬之)とか…。今の生徒からしたら「何ですか??」という曲ばかり、しかも給食中の曲にしては暗すぎる…。最近の流行りの曲が全く分からんからゴメンよと思いつつ、それでも、文句一つ言わず黙々と会話なく給食を食べる生徒たちに感謝です。

 
 
 

千種太鼓でオープニング祝う!【カルチャー部】

 本日、宍粟市千種市民局(ライブリーちくさ)のオープニングまつりが行われ、本校のカルチャー部の生徒たちが出演しました。実は、カルチャー部は過去3年間、新型コロナウイルス感染拡大防止のためすべての校外イベントが中止…、現部員は誰一人校外での演奏が未経験でした。しかも、文化祭準備と重なりなかなかメンバーが揃わず、満足いく練習が出来ていない中での初出演でした。多くの聴衆を前にしての演奏に「緊張する~っ」と声に出す生徒もいましたが、声に出さずともその緊張感は伝わってきました。
 最初の出演は、オープニングセレモニー前で玄関前スペースで行われました。福元市長様、富田副市長様、中田教育長様はじめ多くの関係者が見守る中、迫力ある千種太鼓の音色が披露されると会場は大きな拍手に包まれました。太鼓を叩く生徒たちの顔は晴れやかになり、演奏後はみんなとてもいい顔をしていました。また、オープニングセレモニーの中で、愛称名「ライブリーちくさ」の名づけ親である本校3年の上山莉歩さん(千種中出身)が紹介され、この愛称名に込められた想いを立派に答えていました。素晴らしいです!その後、3Fではステージイベントが続き、カルチャー部による軽音楽演奏「千本桜」が披露されると、ステージ演奏の最後も千種太鼓「魂」で締めくくりとなり、本校生大活躍のオープニングまつりとなりました。カルチャー部の皆さん、素晴らしい演奏をありがとう!
 千種町内の多くの方々が久しぶりに集まったイベント…、少しづつ従来の行事や賑わいが戻りつつあることを心から嬉しく思いました。来週11日(土)は、いよいよ本校の第48回文化祭・こくう映画祭2022が行われます。18時45分からの映画祭(第2部・グラウンドで開催予定)は、事前申込みなくても当日受付でご覧いただけるように致しました。是非、ご家族お誘いあわせの上ご来校ください。お待ちしております。
※千種高校内の駐車場スペースに限りがございますので、ライブリーちくさ等の駐車場にご案内させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

 
 
 

最高の仲間と次なる目標へ【女子バレー部】

 先週末の県総体で、ライフル射撃部の2名が近畿・全国大会に出場を果たしたとお伝えましたが、時を同じくして女子バレー部の3年生も最後の県総体に臨んでいました。部員わずか5人…、1人は他の部から応援してもらっての県総体でしたが、4名の3年生がそのチームを牽引してきました。そのメンバーは、奥田朝妃さん(千種中出身)、上山莉歩さん(千種中出身)、池垣春香さん(波賀中出身)、井口優美さん(波賀中出身)で、これまでもお伝えしてきた通り、明るく笑顔の絶えない仲良し四人組です。
 対戦相手は神戸星城高校でした。第1セット、序盤リズムがつくれず大きくリードを許しますが、後半は追い上げて18-25で先取されます。しかし、第1セット後半から本校らしいコンビネーションが発揮され、選手たちに「いける!」と気持ちが高まっていきます。その言葉どおり、第2セットを25-17で勝利…、セットカウント1-1で第3セットを迎えます。第3セットは、中盤まで一進一退の攻防が続き一時は5点をリードする展開となりましたが、最後は力尽き逆転負けとなりました。さぞかし悔しかったのでは?泣いた?と話を聞くと、「楽しかった!」「出し切れた!」と4人とも笑顔で話をしてくれました。3年間の公式戦を終えて、主将の池垣さんは「自主性を重んじた練習に難しさも感じたが、全体的には楽しかった」と振り返れば、上山さんは「田中先生の指導でびっくりするほど成長できた」と顧問の先生に感謝していました。奥田さんは「仲間の大切さを実感する3年間でした」と周囲に感謝していました。県総体での1勝は叶いませんでしたが、バレーを通じて最高の仲間と出会い、互いに声を掛け合いながら自分たちのバレーができたことはこれ以上ない喜びですね。心から「お疲れさん、ありがとう」と言いたいです。
 看護師や管理栄養士、医療事務など生徒たちの進路目標は違いますが、今後も、それぞれの進路実現に向けた挑戦は続きます。明るく爽やかで頑張り屋の皆さんを今後も応援しています。ひとまず、お疲れ様でした!

 

クリンソウを撮る【48回生・アクティブ類型】

 今朝の千種町は12℃(午前7時時点)、朝は半袖では少し肌寒いですが、今日も澄み切った青空が広がる素晴らしい陽気となりました。千種町周辺の三室山、後山、日名倉山等の山々も青空にくっきりと映え、最高に気持ちいいですね。こんな爽やかな陽気が続いてほしいと思う反面、水田の水管理のためには時々雨も必要なので、複雑な気持ちです。
 さて、昨日3,4限の3年生、教科「アクティブ」(写真)では、少し足を延ばしてちくさ高原のクリンソウ群生地まで行き、今しか撮影できないクリンソウの写真撮影を行いました。千種高校に在籍していても、3年間クリンソウを見たことがない生徒も多く、生徒たちに是非この景色を見てもらいたいと提案しました。森林浴しているかのような遊歩道を歩き森林の中を進んでいくと、ピンク色の可愛い花が生徒たちを出迎えてくれます。生徒たちは、見たことがない幻想的な景色に近づいて、様々な角度でクリンソウを撮影していました。多くの一般の方々に、「こんにちは!」と爽やかな挨拶ができる生徒たち…私は自然の美しさと生徒たちの姿に心が洗われる気持ちになりました。
 兵庫県レッドデータブックでBランクに指定されているクリンソウですが、千種を象徴する絶景の一つです。6月中旬頃まで開花していますので、生徒の皆さんも是非見に行ってくださいね。

 
 
 

地元企業からのご支援に感謝…【こくう映画祭】

 今日から6月、ワクチン接種の副反応のため登校できなかった生徒も復帰し、一学期の後半戦に向け仕切り直しの一日です。全校集会では、松浦校長先生から最後の県総体を終えた3年生に向け「お疲れ様でした」と労いの言葉がありました。そして、ある総体会場で納得がいかず、ずっと泣いている選手を目の当たりにされ、感じられたことをお話されました。「悔しい気持ちを押し殺す必要はない…その気持ちを次に繋げればいい」と語られ、皆さんの挑戦を支えていきたい「ちょっとやってみよう!」を大切にしてほしい。そして、やらないで後悔するよりやって後悔する生き方をしてほしいとお話されました。高橋生徒指導部長からも、講話の途中でMANIWAの「やってみよう」という曲が披露され、全校生でその歌詞を聞き入りました。そして、日常の小さな挑戦を自分に課し、自分磨きをしてほしいと話されました。
 さて、本日「こくう映画祭2022」の募金の知らせを聞かれた地元企業(株)ニチフレ千草の寺浦正人工場長様と平田良文様がわざわざ来校くださり、募金をお預かりしました。ニチフレ千草様には就業体験実習だけでなく、就職先としても大変お世話になっている地元企業ですが、こうしたご支援・ご厚意に心から感謝いたします。ありがとうございました。10日後の文化祭・映画祭に向けて生徒も教員も目が舞いそうな忙しい日々ですが、支援いただいている皆様に感謝し行事の成功に向け頑張って参ります。(株)ニチフレ千草様、本日はありがとうございました。

 

太鼓の達人を目指せ!【50回生】

 本日もワクチン接種の副反応による影響で20名近い生徒が登校できませんでした。また、登校できた生徒も少ししんどそうな生徒がおり、腕が上がりにくい生徒も見られました。明日からは、全員が回復し元気に登校してほしいです。
 さて、6月11日(土)の文化祭・映画祭に向けて各クラス、部活動、授業など急ピッチで準備が進められていますが、今日は発表に向けた1年生アクティブの2回目の太鼓の授業日でした。慣れない手つきでバチを握りしめ、特別非常勤講師の山田清輝先生から太鼓のノウハウを教わります。リズムに合わせて何度も同じ練習を繰り返し、今日一日でかなり上達していました。しかし、本番の発表までの残りの授業は1回しかありません。少ない授業の中で、どこまで仕上げられるか分かりませんが、生徒たちは上達したいという向上心に満ち溢れており、本当に素晴らしいと感心しました。
 1年生アクティブ類型(12名)による和太鼓演奏は、文化祭2日目のオープニングで披露されます。保護者の皆さま、どうか温かく見守っていただきますようお願いいたします。山田先生、厳しいスケジュールで大変申し訳ありませんが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

 
 
 
 

新聞掲載されました!【小中高合同田植え】

 今朝の神戸新聞に小中高合同田植えの記事が掲載されました!世代間で田植えする姿は微笑ましく、小中学生にとっても高校生にとっても相互に高い教育効果があると感じます。日本一のお米づくりに向けて、本校の生徒たちの水管理当番もスタートしています。この水田に児童生徒の愛情が注がれ、今年も美味しいお米が収穫できればと思います。

㊗近畿・全国総体出場!【ライフル射撃部】

 昨日、3回目の宍粟市ワクチン接種(12歳~17歳)が行われ、本校の生徒の約6割の生徒が接種を行いました。そのため、本日は通常授業ができないと判断し家庭学習日として対応させていただきました。生徒の皆さんは、副反応で発熱症状等が出ている人もあるかも知れません。安静にして明日からの通常授業に備えてほしいと思います。
 さて、昨日、一昨日の2日間、様々な競技で県総体が行われましたが、県立明石西高等学校で行われた県総体ライフル射撃大会では、今年も本校から近畿・全国インターハイ出場者が誕生しました。女子の部で2位(604.1点)となった猶原宏海さん(3年・千種中出身)は2年連続で全国出場、同3位(594.1点)の藤原唯羽さん(3年・一宮南中出身)は初出場となりますが、最後の県総体でその実力を発揮しよく頑張ってくれました。男子では、公式戦の自己ベストをマークした田中祥一朗くん(3年・山崎東中出身)が7位と健闘しましたが、全国大会へはあと一歩(2.2点)及ばず悔しい結果となりました。
 ライフル射撃部は4年連続で近畿・全国インターハイ出場となり、2年連続で複数人の出場となりました。日頃から、互いに切磋琢磨し良い雰囲気で練習が積み重ねられているからこその結果ですね。猶原さん、藤原さんの頑張りはもちろんスゴイですが、私はライフル射撃部全体の結果だと思います。二人が近畿・全国大会でさらに活躍できるように、今後もチーム全体で盛り上げていってほしいです。ライフル射撃部の皆さん、お疲れ様でした。

   
   
 
  

Enjoy 田植え!【小中高合同田植え】

 本日は好天に恵まれ、小中高合同田植えが予定通り行われました。昨晩まであんなに雨が降っていたのに…、千種の児童生徒の日頃の行いのお陰ですね。今年の参加児童・生徒は、小学3年生(10名)、中学9年生(16名)、高校1年生(38名)、計64名でした。田植え前に、特別非常勤講師の田住学先生からイネの特性や田植えの方法についてレクチャーを受けた児童生徒たち…、頭を上げて時々うなずきながら真剣な表情で話を聞く姿にまずは感心しました。麦わら帽子をかぶり完璧な出で立ちで参加してくれた小学生は、とても無邪気で可愛らしく雰囲気を和らげてくれます。高校生は、そんな年下の小中生とペアを組んで、お兄さんお姉さん役としてしっかりとサポートすることをお願いしていました。
 水田に入り太鼓の合図に合わせて田植えがスタートすると、今年は「ヤーッ!」と元気な掛け声が上がり、高校生が雰囲気を盛り上げます。植わっていない場所をそっと指挿して、高校生が優しく小中生に接する光景はとても印象的でした。次第に慣れてくると、どんどんペースアップして順調に水田に苗が植えられていきました。閉会式で田住先生から「とても美しい水田です。皆さんの素直さが、この水田に現れている」と評価され、参加した皆が笑顔になれる最高に楽しい田植えとなりました。講師の田住先生をはじめ、小中学校の先生方、JAハリマの皆さま、千種市民局の皆さま、神戸新聞社、関西テレビ等のメディアの皆さま、大変お世話になりありがとうございました。本日の様子は、関西テレビ(8チャン)で放送されるほか、来週の神戸新聞にも掲載される予定です。
 千種の児童・生徒が育てる「日本一の美味しいお米づくり」はスタートしたばかりです。今後、水管理や除草などの作業をしっかり取り組んで、また9月末にはこのメンバーで収穫の喜びを噛みしめたいと思います。

 
 
 
 
 

みんなで町を美しく【小中高連携美化活動】

 今日は朝から曇り空…午後からは雨が降る予報でしたが、予定通り「小中高連携美化活動」が行われました。千種では、様々な園小中高連携活動はありますが、最も古い連携活動になります。今年は、中高だけで実施してきた従来の活動に加え、小学生だけで取り組んできたカーブミラー清掃をドッキングさせての活動となりました。児童生徒たちは、①志引峠の不法投棄・ゴミ回収、②こども園の除草、③ちくさの郷の除草、④町内のカーブミラー清掃の4班に分かれて黙々と作業に取り組み、地域貢献活動に汗を流しました。
 私は昨年に引き続き、志引峠(岡山県との県境)班に同行し、谷底に不法投棄されたタイヤや鉄くずの回収の様子を見て回りました。一年経過すると、様々なものがまた新たに捨てられている現状に私は腹立たしさを感じましたが、生徒たちは急激な崖を駆け下りて回収作業に夢中になって取り組みます。大きなタイヤがロープで引っ張り上げられると、周囲の生徒から大きな拍手が沸き上がり、中高生で協力しながら一体感をもつことができました。最後は、志引峠班みんなで記念撮影…、みんな清々しい笑顔を見せていました。皆さん、お疲れ様でした。
 明日は、小中高合同田植えを行います。天候が心配されていましたが、回復して晴れの予報に変わりました。校種を越えて、明日も楽しい田植えになりますように…。

 
 
 
 
 
 

新聞掲載されました!【こくう映画祭】

 今朝の朝日新聞に「こくう映画祭2022」に関する新聞記事が大きく掲載されました。非常に有難いことです。生徒たちの映画祭への前向きな想いが多くの方々に広がり、読者の方々の励みになれば嬉しいです。

コミュニケーション術を学ぶ【48回生】

 本日5,6限目、3年生対象とした進路ガイダンスが行われました。講師として、放送・漫才作家の村瀬健先生をお招きし、「お笑い芸人に学ぶ!豊かな人間関係を築くためのコミュニケーション術」と題し、大爆笑の中に学び多い時間となりました。村瀬先生の自己紹介で、私は放送・漫才作家21年してきたけど「エンタの神様」とか「爆笑レッドカーペット」を知ってる?と生徒に問われ、そういう番組の台本を作る仕事を長くしてきたとお話されました。身近な番組の話に生徒たちも興味津々…。村瀬先生のテンポよく流れるような楽しい話に、吸い込まれるように聞き入っていました。時々、生徒に話題を投げかけて「この距離でそれ言うか!?」と鋭いツッコミを入れられ、生徒も私も大爆笑…。「さすが、プロだなぁ…」そのコミュニケーション術に感動を覚えました。
 そんな村瀬先生からの生徒へのアドバイスの中で、コミュニケーション能力を高めるには「勇気」が必要だけど、まずは挨拶がとても大事だと話をされました。第一印象を良くする挨拶の方法として、①笑顔、②名前を呼ぶ、③おじぎがポイントであることも教わりました。また、コミュニケーションを円滑に図るために、①いい所があれば言葉にして伝える、②うなずく、③あいずちを打つ、④目を見るなどの重要性を教わりました。最後に、色々なテクニックはあるがこれらは、「出来る出来ないではなく、やろうとするかしないかだけだ!」と生徒に語りかけられました。
 村瀬先生、本日は楽しく非常にリアリティーあるご講義をありがとうございました。生徒の皆さんには、苦手意識を持たずどんどんコミュニケーションをとり進路実現に結びつけてほしいと思います。

 
 
 

最後まで必死のパッチ【全学年】

 中間考査最終日となりました。4日間通して遅刻、欠席なく全員受検ができたことが何よりですが、生徒の皆さん、勉強の成果は出せたでしょうか?もちろん、1点でも多く得点できることに越したことはありません。しかし、私は毎回思うのですが生徒たちの最後まで諦めない姿勢に心を打たれるのです。今日も全員が考査直前までノートや教科書に目を通し、必死のパッチで勉強する姿が印象的でした。誰一人、投げ出すような生徒はいません。また、時間いっぱい使って誰一人居眠りする生徒もいません。当たり前と言えばそうですが、私は得点の良し悪しよりもそうした姿勢こそが一番大切だと思うのです。何事も全力で取り組む姿勢は未来に繋がります。生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 明日からまた通常授業に戻りますが、日々の勉強に加え部活動では県総体を控えていますし、6月11日(土)開催の文化祭・映画祭に向けた準備もあるでしょう。また大忙しの学校生活となりますが、生徒たちがそれぞれの立場で活躍し輝いてくれることを楽しみにしています。

 
 
 
 

新聞に掲載されました!【生徒有志】

 今朝の神戸新聞に、千種商店街にある「ええとこ広場」と「商店街駐車場」への壁画アートに関する記事が掲載されました。本校生徒が地域に出向き、様々な場面で活躍していることを嬉しく思います。この壁画アートに関しても私自身何もしていませんが、「千種高校の生徒さんにありがとうと伝えてください」と何人もの方にお声かけいただきました。嬉しく誇らしい限りです。
 また、宍粟の思想を伝えるローカルマガジン「虎猫思想(とらねこしそう)」でも、千種高校生デザインのウォールアート誕生として取り上げていただきました。生徒有志による地道な取り組みを様々な方々が評価してくださっています。千種を訪れた際は是非、鮮やかに彩られた広場と駐車場をチェックしてください。地域への恩返しをしてくれている生徒たちに今日も心が温まりました。有志生徒のみなさん、ありがとう!!

  

笑い絶えないゴルフ授業【48回生・アクティブ類型】

 本日、中間考査3日目も誰一人休むことなく全員受検…爽やかな五月晴れの中、少し眠たそうな顔をしながらも元気に登校してきました。「眠たそうやなぁ…」と生徒に声をかけると「まぶしいだけです!」と謙遜していましたが、みんな週末も頑張って勉強してきたんだろうなぁと感じました。中間考査もあと一日、最後までぬかりなく頑張ってほしいです。
 さて、先週の話題ですが、3年生(アクティブ類型)のゴルフ授業に同席し、千草カントリークラブにて午前中3ホールを一緒にまわりました。立尾日向大くん(千種中出身)、平田倭生くん(千種中出身)、垣口泰輝くん(山崎西中出身)、西畑海希くん(山崎西中出身)の4名のゴルフの実力をずっと近くから見ていましたが、珍プレーが続出でなかなかでした。ボールがなかなか真っすぐに飛ばずOBを連発する生徒、バンカーや池に入れてなかなか抜け出せない生徒…、「おい!2年間何やってきたんやぁ…」とツッコミを入れながら「次は、大丈夫です」と空振り連発…、爆笑でした。楽しんでり組めていることは何よりですが、もうちょっと形にしてほしかったなという印象でした。3年目のゴルフ授業もあと半年間続きます。最後には、ハーフラウンド実習もありますが好プレーをたくさん見れるよう生徒たちの成長を見守りたいと思います。頑張っていきましょう!

 
 
 
 
 

宍粟警察署からの交通安全講話【50回生】

 今日は中間考査2日目です。私は早く目が覚めたので今朝6時45分に出勤したのですが、もうすでに1名の生徒が登校しており、教室内で勉強に取組んでいました。校務員の池田さんの計らいにより校舎内に入れたようですが、その学習意欲はスゴイ!!でも、あまりに早すぎると教職員も出勤していないので注意してくださいね。
 さて昨日の考査終了後、宍粟警察署交通課の山下誠士巡査部長にご来校いただき、1年生を対象に交通安全講話をしていただきました。「長いことこの仕事してきたけど、高校の教室に入って話するの初めてなので緊張するなぁ」と山下部長はおっしゃっていましたが、生徒に向けて熱いメッセージを投げかけていただきました。開口一番、「皆さん、夢はありますか?」と語りかけられた山下部長。自身の学生時代の経験から夢を持ち続けることの大切さをお話いただきました。そして、「高校入学後少し慣れてきたこの5月に一番通学途中の交通事故が多いので、十分に注意してほしい」とお話されました。特に、自転車通学生による歩行者との接触事故による高額な賠償事例は全国各地で発生しており、運転している生徒が加害者になるケースもあります。山下部長もおっしゃられた「何もない当たり前の幸せが一番」の言葉を噛みしめながら、交通安全への意識を高めてほしいです。山下部長、ありがとうございました。

 
 
 

先生方の対応に感謝【教職員】

 本日から中間考査がスタートしました。1年生にとっては高校入学後初の定期考査、2,3年生にとっても進路実現のために非常に重要な考査です。部活動や文化祭・映画祭の準備など、勉強以外にも大忙しの生徒たちですが、中間考査期間(5/19~24)は学業優先で考査に集中してほしいです。
 さて、昨日の話題なのですが、放課後になっても先生方が職員室にほとんどいない状況がありました。「あれ?考査前日で部活動もないはずなのに先生方はどこにいるんだ?」と校舎内をウロウロと歩いていると、多くの先生方が生徒の要望に応じて個別補習をしてくださっていたのです。マンツーマンでの指導やグループへの指導など様々ですが、中には自身の専門教科以外の科目を指導されている先生もあり、手前みそですが「有難いなぁ…いい学校だなぁ…」と千種高校を誇らしく思いました。
 実は昨年、中学生だった私の娘がある科目の勉強に全くついていけず、友達と一緒に勇気をもって「先生、教えてください!」と補習の依頼をしたのですが、「そんなもん、自分でせぇ」と応じてくれなかった事案がありました。落ち込んで帰宅した娘の話を聞いて、保護者として非常に腹立たしく感じたことを覚えています。確かに教員は、学習指導以外にも多くの業務を抱え非常に忙しい実情はありますが、とても悔しく同じ教員として情けなく、一教員だけでなく中学校の体制にも疑問を持ちました。それに対し、本校の先生方は親切・丁寧に生徒からの要望に対応してくださっています。今朝も、登校してすぐ「先生、ここ教えてください!」と職員室にやって来た生徒に、「えぇ~、もうすぐテスト始まるぞ…」と言いながら廊下で指導してくださる先生も…。小規模校だからできるアットホームな関係性と先生方の温かい対応に心から感謝です。保護者の皆さん、どうか安心してください。千種高校は大きな家族です。

 
 
 
 

こくう映画祭2022に向けて【生徒会】

 学校ホームページのトップ写真にも掲載しております通り、6月11日(土)に第48回文化祭(2日目)と生徒会執行部主催の「こくう映画祭2022」を同時開催する予定で準備を進めています。文化祭(2日目)は事前申し込みいただいた本校生徒とその家族のみの参加で行いますが、こくう映画祭は一般の方にも観覧いただき千種の大自然の中で映画を楽しんでいただきたいと考えています。先週は、千種町内全戸にポスターを配布したり、市内の様々な事業所に生徒が出向いてポスターの掲示を依頼したりと情報発信を行っている所です。
 テーマは「優しさ」そして「コロナ禍からの解放」で、この地域の魅力を活用して優しい空間をつくりたい…、コロナ禍だからこそ疑い合うのではなく、日々の支えに気づき、感謝し、助け合えたら…そんな生徒たちの熱い想いが込められた映画祭です。地域住民の皆さまには、騒音等でご迷惑をおかけいたしますが、生徒たちの活動に協力をお願いいたします。
 さて、今日は「こくう映画祭2022」をより多くの方々に知ってもらおうと、生徒会長の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)と副会長の長井大樹くん(3年・波賀中学出身)を引率し宍粟市記者懇談会に出席しました。私も初めての参加で気楽に考えていたのですが、会場に入ると福元市長、富田副市長をはじめ、多くの関係者やメディアの方々がおられとても緊張しました。そんな中で、南光くんは堂々とこの映画祭へのこれまでの取り組みや想いを聴衆に語りかけます。横にいる私もジーンとなって、涙が出そうなほどその演説は感動するものでした。その後、メディアの方から「こくう」に込められた意味は何ですか?と質問を受け、長井くんが「何も妨げるものがない空間に、未来への夢や希望を描きたいという想いが込められています!」と即答!!なんて素敵で完璧な言葉なんだとまたまた感動しました。学校に戻ると、広報情報課長の植田さんから「生徒さんの想いに感動しました!!」とメールが届いており、生徒を誇らしく思いました。ありがとうございます。
 こくう映画祭は、学校HPやポスター等のQRコードを通した事前申し込みのある方(上限600名)しか観覧いただけませんが、是非とも多くの方々に観覧いただき優しい気持ちになっていただければ嬉しいです。応援、よろしくお願いいたします。※生徒・ご家族の映画祭申込みはQRコードからでなく、昨日お配りした観覧申込書(紙媒体)で提出をお願いします。

 

止まらない快進撃!【卓球部】

 先週、西播総体の女子団体で見事に県大会出場を果たした内容をブログで紹介したところですが、その卓球部がまたまたやってくれました。昨日、国体の西播地区予選会がウインク体育館で行われ、なんと男子2名と女子4名の計6名が国体県予選会への出場に駒を進めたのです。確か、昨年この大会で1年生ながら森脇大知くん(2年・千種中出身)が県予選会に進出し大騒ぎしたのですが、同大会に6名…凄すぎませんか!?卓球部どうなってるの?…快進撃が止まりません。
 そのメンバーですが、男子は小椋翔太くん(3年・波賀中出身)、宮本大稀くん(3年・千種中出身)、女子は木原紗文さん(3年・千種中出身)、福下愛菜さん(1年・千種中出身)、小椋真優さん(1年・波賀中出身)大畑怜夢さん(1年・安富中出身)です。女子の木原さん、福下さん、小椋さんに至っては、県総体女子団体出場メンバーであり、ダブルでの県大会出場です。実力がある証拠ですね。
 先週、女子チームを掲載したので、今日は男子の二人から話を聞かせてもらいました。小椋くんは卓球部のキャプテンです。自分を犠牲にし、チーム全体のための雰囲気づくりや人の嫌がる役割も担ってきたので、チームメイトからも絶大なる信用を得ている人物…。宮本くんは、チーム一の努力家で練習をコツコツと積み重ねる実力者…、顧問の吉田先生も「部に良い雰囲気をもたらしてくれる」と称賛している人物です。しかし先日の西播総体は、個人戦では二人とも1回戦負け、団体戦でも2ゲーム先取したものの逆転負けし、二人とも力を出し切れず非常に悔しい思いをしてきました。それだけに、最後の公式戦となる今大会にかける意気込みは非常に強かったと語ってくれました。
 小椋くんは、1回戦は相手が棄権し不戦勝、2回戦は危なげなく3-0で勝利し県大会出場を決めました。実はこの日、原因不明の腹痛と戦っていたと言い、対戦相手よりも腹痛の方が辛く手強かったと笑って話をしてくれました。また宮本くんは、1回戦3-0、2回戦も3-0で快勝し試合をしながら調子を上げていきました。3回戦は、非常に強い相手と対戦し敗れはしましたが手ごたえは得たようです。3年生最後の公式戦となる県大会(6/18・ウインク体育館)に向けては「1勝は必ずしたい!」と小椋くん、また、「自分の力を出し切る」と宮本くんが決意を述べてくれました。卓球部の活躍に目が離せません。頑張れ、卓球部!!

体育はバスケット&卓球【48回生】

 今日も梅雨を思わせるような雨模様でしたね。私は、今週こそは学校前の田んぼの畦草を刈らねばと考えていましたが、とうとう刈ることができず一週間が経過してしまいました。来週こそは晴天が続き、草刈りや水路の掃除ができることを願うばかりです。
 さて、本日は久しぶりに3年生の話題です。現在、体育の授業では選択でバスケットボールと卓球が行われています。体育館では、体育科の井川先生からシュートの方法について説明を聞き、その後4つのグループに分かれて実践練習が行われていました。本校はバスケットボール部はありませんが、ボールを放ち見事にスイスイとゴールさせる生徒が多く驚きましたが、雰囲気が良くとても楽しそうでした。また、武道場では卓球が行われており3台の卓球台でグループごとにダブルスが行われていました。ラリーが長続きせず苦戦するペアもありましたが、失敗しても相手を攻撃する訳でもなく、ほのぼのとした優しい雰囲気がありました。
 体育実技においては、特に上手下手でコンプレックスをもつ生徒もあるかも知れませんが、みんなが楽しめており何より嬉しかったです。こうした体を動かす授業で、時にはリフレッシュしそれぞれの進路目標に向け頑張ってもらいたいです。3年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 
 

アニマルマグネット制作中!【50回生】

 今日も雨が降り続く一日となりました。そんな天候にも関わらず、自然科学同好会の生徒たちは放課後にちくさ高原に向かい、クリンソウの調査を行っていました。雨の中、ご苦労様でした。中間考査一週間前となり、原則部活動は禁止にしていますが総体等を控えた部活動は時間を決めて練習に励んでいます。様々な活動に積極的に取り組む生徒たちを見ていると力をもらいます。生徒たちに負けとれん…そんな気持ちで私も自分の仕事に向かうことができました。
 さて昨日、またまた授業担当者の野村先生にアポもとらず、フラッと1年生の美術の授業にお邪魔しました。前回のブログでもお伝えしたように誰も私語せず、黙々と作品の制作に取り組んでおり驚きました。紙粘土を使用したアニマルマグネットを制作していますが、前回見た時からずいぶんと進んでおりリアルな動物に仕上がっていました。表面に凹凸をつけて毛並みを表現したり、重ね塗りをしながら深みのある色合いにしたり、生徒たちの創意工夫が随所に見られました。素晴らしい!!
 現在制作中のアニマルマグネットは、6月11日(土)開催予定の第48回文化祭で展示されることになると思いますので、保護者の皆さまには是非ご覧いただきたいです。得意、不得意に関係なく全力で授業に取り組む姿に今日も感動…、最終的な作品が見れるのが今から楽しみです。

 
 
 
 

ゴルフ用品贈呈式&初レッスン【50回生】

 今日は朝から雨が降り続き、暑さは感じないものの太陽の日差しなく暗~い一日でしたね。今週はこんな天候が続く予報となっていますが、中間考査(5/19~24)も迫っています。一日一日の授業を大切に頑張って登校してほしいです。
 さて、昨日の1年生教科「アクティブ」のゴルフ授業では、授業に先立ってゴルフ用品の贈呈式が行われました。毎年、ゴルフの授業を始める1年生に宍粟市ゴルフ協会様よりゴルフ用品をいただいていますが、今年も会長の宗接和人様、副会長の宮脇昭介様に出席いただきシューズやグローブを全員分いただきました。周囲の様々な方面から協力・支援をいただき本校の教育は成り立っていますが、このアクティブの授業はその恩恵を最も受けている教科の一つです。ゴルフ場の使用やマイクロバスでの送迎、ゴルフ用品の寄贈、レッスンプロからの指導と生徒たちは個人負担なく本格的なゴルフの授業を受けられ、改めて本校生徒は恵まれていると感じました。宍粟市ゴルフ協会の皆さま、本当にありがとうございました。大切に使用させていただきます。
 その後、レンジに移動し林プロからゴルフレッスンを受けた生徒たち…、真剣な眼差しで林プロの話を聞き入り、クラブを選んで初スイングしました。一発でボールを捉えられた生徒もおり、素質を感じさせる生徒もいましたが、なかなかボールが前に飛ばない生徒も見られました。それでも、生徒たちはとても楽しそうに何度もスイングを繰り返し頑張っていました。素直な心で真っすぐに取り組む生徒たちの成長を見守っていきたいと思います。

 
 
 
 
 

実り多き校外学習【49回生】

 今朝の千種町は7℃(午前7時時点)とかなり寒さを感じる朝となりましたが、素晴らしい天候に恵まれ2学年の校外学習が予定通り行われました。雨男の2学年高橋先生の悪運はどこ吹く風…2学年の生徒たちの日頃の行いが雨雲を遠ざけましたね。
 午前7時45分、教職員に見送られ2学年一行は神戸・三ノ宮方面に元気よく出発すると、10時20分、最初の訪問先である人と未来防災センターに到着しました。阪神淡路大震災の当時の様子を写真等の展示物やシアターで見学・体験しながら、防災や減災について考える貴重な時間となりました。その後、三ノ宮方面へ移動して約2時間の班別行動がスタートします。事前に下調べしていた昼食場所でみんなどんなランチを食べたのでしょうね?生徒たちは、ハーバーランドや中華街など街を練り歩いたり、電車を使って移動しながら楽しいひと時を過ごしたようです。いやぁ…最高ですねぇ。
 半年後の11月に2学年は修学旅行を控えますが、その事前学習として集団行動や班別行動が体験できたことは非常に意義深く、たとえ反省点があったとしても今後に繋がるものになったと思います。そして何より、一定のルールの中で生徒たちがこうした行事を楽しめリフレッシュできたことが私は何より嬉しいです。2学年の皆さん、お疲れさまでした。
 また明日から通常の学校生活が再開しますが、素敵な行事を企画してくださった学年の先生方に感謝しつつ、気持ち新たに頑張ってほしいです。

 
 
  
  
  
 
  
 

㊗やったぞ…県大会出場!【卓球部】

 先週の5月2~3日の2日間にわたり、卓球の県総体西播地区予選会がウインク体育館で行われました。3年生にとっては最後の総体…、コロナ禍で様々な試練を乗り越えてきた生徒たちの集大成でした。
 この西播総体で女子チームが1年生の加入により4年ぶりに団体戦に出場し、県総体の出場権を獲得したと顧問の吉田先生から朝礼で報告がありました!「おぉ、やってくれたなぁ…」失礼ながら全く予想していなかったので、職員室の教員はみんな大喜びでした。
 1日目は、相生高校に1回戦で勝利、2回戦は龍野北高校に負けて2日目の敗者復活戦に望みをかけました。しかし、キャプテン木原紗文さん(3年・千種中出身)がくじ引きで「私のくじ運が悪すぎました…」と言うように、一番強い相手(姫路高校)と対戦することに決まります。「もうダメだ…」と誰もが落胆していた時、千種が相手だと聞いて大喜びしている姫路高校の生徒を目の当たりにしたメンバーは、「勝ってやる!」と闘志に火がついたと言います。1番の木原キャプテンが幸先よく勝利すると、3番の木原紗文さん・小椋真優さん(1年・波賀中出身)のダブルスも勝利します。2番の三木真佑香さん(3年・山崎南中出身)、4番の福下愛菜さん(1年・千種中出身)は惜しくも負けましたが、2勝2敗で5番の小椋真優さんにすべてが託されたのです。その小椋さんが、プレッシャーの中見事に勝利し、4年ぶりの県大会出場を決めました。スゴイ!! その後、姫路女学院高校と相生高校にも勝利し、その勢いは止まりませんでした。
 6月3~5日にウインク体育館で開催される県総体に向けて、小椋さんは「2回戦まで勝ちたい」と語れば福下さんは「3-0で勝ちたい!」と抱負を語ってくれました。3年生の三木さんは「1年生のお陰で団体に出場できる喜びを噛みしめたい」と後輩に感謝していました。県大会でのさらなる活躍を期待していますよ。頑張れ、卓球部!!

☆ライフル射撃部☆歓迎会☆壮行会☆

ライフル射撃部は、5月7日(土)たかのす里キャンプ場にて1年生歓迎会&3年生壮行会を実施し、縦横の繋がりが強化できた素敵な時間となりました。
~内容~
①1年生挨拶、目標発表。先輩から歓迎の言葉(3年生田中祥一朗)
②チーム対抗ジェスチャーゲーム。
③チーム対抗ドッジボール大会。
④チーム対抗火おこし→昼食。
⑤3年生から最後の総体へ向け決意発表。後輩から激励の言葉(2年生藤井大樹)
⑥記念撮影

3年生の決意発表素晴らしかった。3年生達はこの1年間で特に伸びてきました!!普段通りの力が本番でも発揮できれば皆が近畿や全国に行けると思います。楽しみです!!頑張れライフル射撃部!!!
『総体5月28日(土)団体戦5月29日(日)個人戦 in明石西』
応援宜しくお願い致します。

 
 
 
 
 

専門家によるイネの特別授業【50回生】

 爽やかな五月晴れが続いており、今日も清々しい一日となりました。農家にとっては、この時期は田植えに向けた準備で大忙し…、学校周辺の田畑でも水が張られ代かきをされている光景が見られるようになりました。そして、校舎内の廊下等に並べられているクンシランはついに満開となり、私たちの目を楽しませてくれています。ちくさ高原のクリンソウも咲き始めている頃ですね。最高にいい季節、新型コロナウイルス感染症には十分気をつけなければなりませんが、生徒の皆さんにも季節の移ろいを感じられる場所を訪れてほしい思います。
 さて5月を迎え、本校が1年生の総合的な探究の時間で取組んでいる「イネの栽培プロジェクト」が今年もスタートを切りました。過去に現2,3年生が全国2位に相当する金賞を受賞してきた本校のお米作り…、今年こそは日本一の獲得を目指すと共に、宍粟市が千種町の農家さんと取り組んでいる特別栽培米作りを本校でも実践したいと生徒たちに伝えました。お米作りを通して高校生ができるSDGs、体にも環境にも優しい持続可能な取り組みを考えていきます。
 今日は、その最初の授業としてJAハリマ経済部から井口尚洋先生と衣笠嘉晃先生にご来校いただき、特別授業をしていただきました。日本の農業の現状やの農業の働き等について講義を受けた後、お米に関するクイズ大会がスタートしていきます。3,4人でチームをつくり、勝ち上がったチームには豪華な賞品が用意されていました。生徒たちは、目を輝かせてチームで相談しながら非常に楽しそうに授業に参加し、次々に賞品をゲットしました。「米一筋」など書かれた2,500円相当のJAオリジナルTシャツはあっという間に生徒の元へ…生徒たちは非常に喜んでいました。
 最後に、宍粟市の農業の現状を触れられ、「イネを栽培することは、もちろん食料を得ることが目的だけど景観を守り、そこで暮らす人々の暮らしを守ることにつながる大切な事です」と生徒たちに熱く語っていただきました。井口先生、衣笠先生、本日はお忙しい中生徒たちに素敵な授業をしていただき、有難うございました。
   
 
 
 
 
 

食べ残しゼロを目指して…【全学年】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)とよく冷え込みましたが、太陽の日差しをたっぷりと受けた新緑が輝き、青い空と木々の緑のコントラストが美しすぎる朝でした。美しい緑を見ると、視力が回復するような感じがしますね。そう言えば、私が小学生の頃「チャイムが鳴ったら、遠くの緑の山を見なさい」と指導され、チャイムが鳴ったら手を止めて直立して山を見ていました。以前、その話題を家族にすると「何それ!?」とバカにされましたが、今朝、田中先生にその話をしたら「私の所もやってましたよ。懐かしい…」と返事があり、朝来市立大蔵小学校だけじゃなくて良かったぁ…とホッとしました。
 さて、今日は卓球部の西播総体出場やゴルフ部の県総体出場等があり、多くの公欠者がいました。しかし、事前に給食センターにその情報を伝え忘れており、人数分の給食や牛乳が届いてしまう事になってしまいました。ちくさ学校給食センターの皆さまには、大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。そのため、届いた給食を登校している生徒で分配し食べる必要があり、給食当番の生徒たちがいつもより少し多めの配膳を行っていました。食品ロスや食育の観点から「食べ残しなし」を目指して指導していますが、今日はちょっと厳しいかな?と思いながら見ていました。しかし、山盛りのご飯を食べる生徒や余った牛乳を一人で3本飲む生徒など多くの生徒たちの協力により、今日も残食なしで美味しくいただきました。今回のような連絡ミスはないように気をつけなければなりませんが、今後も「食べ残しゼロ」を目指し取り組んでいきます。

 
 
 

千種高校の大谷翔平【48回生・村上先生】

 メジャーリーグで大活躍している大谷翔平選手…昨シーズン、二桁勝利と二桁ホームランこそ逃しましたが、誰もが想像し得なかった次元の二刀流で、世界中の野球ファンを魅了する姿に連日感動しています。1つの事だけでも極めることは簡単ではないのに、打って、走って、投げてと高いレベルのパフォーマンスを維持する大谷選手…、それでいて、謙虚で努力家で礼儀正しい人柄は我々日本人の誇りですね。
 そんな大谷選手の活躍に負けないくらい、本校の先生方は常に生徒のために全力で仕事に励んでくれており頭が下がる思いです。小規模校で教員が少ないため、他校では考えられないほど幅広い仕事をお願いしており、教科指導以外に学年主任は部長と掛け持ち、部活動顧問の2つ以上の掛け持ちが当たり前です。私から見れば、千種高校の先生方は全員が大谷翔平のように見えるのです。本当に先生方には感謝しかありません。
 その中で、英語科の村上望大先生が英語の授業以外に国語の授業も一部担当をしていただいており、生徒たちに衝撃を与えています。実は国語の教員免許も持っておられる村上先生…、無理を承知でお願いした所、「千種高校だから経験できる事なので、やってみたいです!」と即答をいただきました。先日、どんな授業をしているのか3年生の「国語表現」を拝見しましたが、ICTを駆使しグループワークを取り入れた先進的な授業を行っていました。まさに二刀流…、英語も国語も非常に高いレベルで授業をこなす村上先生は、まさに千種高校の大谷翔平です。

 
    

プロから学ぶ撮影テクニック【49回生】

 千種高校に赴任して3年目、ほぼ毎日のように生徒たちの写真を撮影していますが、私の写真技術はいかがでしょうか?私は、あまり深く考えずカシャカシャと撮影しているのですが、写真の世界も非常に深く、追求すればするほど面白い世界であるのは想像できます。
 本校では、教科「アクティブ」の授業で2年生から写真(カメラ)の専門家である萩原将弘先生を特別非常勤講師としてお招きし、写真(カメラ)について学ぶ授業があります。今日はその萩原先生の授業にお邪魔して生徒たちが写真を撮影している写真を撮りまくりました。2時間連続の授業ですが、最初の20分ほどは「カメラの正しい使用方法」についてレクチャーを受けていた生徒たち…高価なカメラを大切にする心を学びます。その後、校舎外に出て、草花を被写体としてピント合わせや美しく撮影するポイントを教わります。生徒たちは、その教えを意識しながらタンポポやヒメジョオンなどの野草を見つけ思いおもいにシャッターをきっていました。
 「あっ、クリンソウが咲いてる!」ちくさ高原に群生するクリンソウを発見し、私もテンションが上がりました。最後は、学校外に出て千種の自然をテーマに写真に収めた生徒たち…その姿はイキイキとしていました。
萩原先生、今日も生徒たちに写真の魅力を楽しく伝えていただき有難うございました。生徒が撮影した写真は、文化祭で展示しますので是非、ご覧ください。

 
 
 
 

体育は集団行動【50回生】

 今日も出張でした。そのため、生徒の様子は見れませんでしたが、1学年の生徒たちも授業が始まって3週目を迎え高校生活にもかなり慣れてきたように感じます。欠席や遅刻する生徒もなく、順調に学校生活を過ごしており嬉しく思います。今週を乗り切れば、G.Wが待っていますね。4月はかなり気を張ってきたと思いますので、大型連休で少しリラックスし疲れを抜いてほしいです。
 さて先週、1年生の体育の授業を見学に行きました。体育館に入ると「駆け足、始め!」「全体、止まれ!」と井川先生の小気味よい号令に合わせ、「イッチニー、イッチニー!」「1,2,3,4,5!」と生徒が元気よく動いていきます。その表情は真剣そのもの…、学年全体が一つになって懸命に息を合わせて集団行動が繰り返されていたのです。隊列移動や体操の隊形への動きなども含め、かなり仕上がっていました。素晴らしい!!
 集団行動は、1年生の体育授業の登竜門で決して楽しい授業ではないと思いますが、全員が手を抜くことなく前向きに頑張っていました。1年生の保護者の皆さま、中学校の先生方、ご覧ください。本校1年生は、こうして元気に前向きに全員が取り組んでいます。ご家庭においても生徒たちに温かいエールを送ってあげてほしいと思います。