千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

総合的な探究の時間の在り方を学ぶ【職員研修】

 中間考査2日目…、今日は太陽の日差しもあり過ごしやすい一日となりました。生徒は今日も時間の限り考査に向け全力で取り組んでくれたことでしょう。先生方も生徒が下校したあと採点等で忙しそうにしていますが、今日は11時より県立村岡高等学校の今井典夫先生に講師としてご来校いただき、「村岡高校の実践に学ぶ総合的な探究の時間の在り方」と題して職員研修を行いました。

 村岡高等学校は、千種高校と同様に急激な過疎化が進む山間地域にありながら、教科「総合的な探究の時間」の中で地域、行政、企業、大学と密接に関わり、地域に学び地域と協働する学校づくりを行う先進校です。実は、今井先生の初任校は千種高校で、本校のカルチャー部(千種太鼓)の創設や演劇文化の導入に力を注がれてきた伝説の先生…、私も節ちゃんのお店でお名前を聞いたことがありました。そんな事もあり、今井先生と関わりの深い地域の皆さま7名が特別参加しての職員研修となり、大変盛り上がりました。

 約70分の講演会の中で、「これでもか」と言わんばかりに様々な取り組みの紹介を受けました。わずか18名ほどの教職員で、どうやってこんなスゴイ事が出来るのか!?私の中では目からウロコのお話ばかりで、その取り組みの深さの違いに驚かされました。もちろん、すべて真似できるものではありませんが、本校の「総合的な探究の時間」をより良いものにするためのヒントがたくさんあり、大変勉強になりました。最後に、地域から高校が無くなったら地域は錆びれる…、「千種高校は私の第2の故郷、これからも要望があればいつでも来ますよ」と温かいお言葉をいただきました。今井先生、本日は貴重なお話を有難うございました。今日のお話をもとに、千種だから出来る「総合的な探究の時間」を、生徒たちとともに作り上げていきたいと思います。