千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

つちのこ見っけ!【ボランティア部】

 昨日の神戸新聞に掲載いただきましたが、本校ボランティア部(18名)の生徒が、みちの駅ちくさ様からの協力を受け「つちのこアート」の制作を行いました。体長1.7mのつちのこを模った土台に、生徒たちがカラフルな色のウロコを書いて貼り付けました。みちの駅ちくさのトイレの入口付近に設置されていますので、通りがかられた際には是非ともご覧いただき、映える写真を撮っていただきたいと思います。
 本校生が、地域のために様々な場面で活躍していることで、地域の方々から感謝の言葉をたくさんいただいています。その都度、生徒たちだけでなく私自身も千種高校を誇りに感じています。これからも、可能な限り地域活性化に向けて取り組んでいきます。道の駅ちくさの皆さま、ありがとうございました。

 
 

感謝の離任式【全学年】

 本日の6限目、離任式が行われ昨年度までお世話になった先生方とお別れを行いました。私は、どうしても抜けられない出張があり立ち会えませんでしたが、離任された先生方から生徒たちに向けて最後のメッセージがあり、生徒たちは背筋をピンと伸ばして話を聞いていました。中田先生は、ステージ上でエッサッサを披露…、千種高校の生徒へ力強いエールを送ってくださいました。その後、生徒を代表し生徒会長の南光開斗くんが謝辞を述べ、会場は感動に包まれました。
 齋藤前校長先生をはじめ5名の先生方、本日はご多用の中、生徒たちに会いに来てくださり、また心温まるお話をいただき有難うございました。そして、千種高校の生徒たちのために長年に渡り尽力してくださり、心から感謝申し上げます。
今後もどうか千種高校を応援してくださいますようお願いいたします。先生方の今後のご健勝とご活躍を心から祈念しております。本日は、本当に有難うございました。
 【離任された先生方】
 〇齋藤 勝校長先生(県立福崎高校へ)  〇志水 幸代事務長(県立佐用高校へ)
 〇清水 雄一先生(県立姫路飾西高校へ) 〇舩曳 翼先生(市立飾磨高校へ) 〇中田 勇貴先生(県立伊和高校へ)
 〇安積 拓男先生(県立上郡高校へ)   〇櫻井 亮介先生(県立多可高校へ)

 
 
 
 
  

自分探しの一年にしよう!【49回生】

 昨年度、総合的な探究の時間を活用し一年間を通して「イネの栽培」に取り組んできた2年生…。日本一おいしい米コンテストで金賞を受賞するだけでなく、お米の商品化と販売、ちくさ学校給食センターと連携した食育活動など収穫したお米を活用し様々な場面で大活躍してくれました。その2年生ですが、今年度の総合的な探究の時間では一年間を通して「就業体験」を行い、地域の方々のお力を借りながら将来の進路に結びつく取り組みを実践していきます。
 そのスタートとなる授業が本日4限にあり、最初に私も生徒に話をさせてもらいました。人生のターニングポイントは大きく2つあると思っている!と切り出して、1つは「高校3年生」、2つ目は「結婚」だと伝えました。高校を卒業して50年以上も実社会で働く訳ですが、自分の適性に合ったやり甲斐のある仕事についてもらいたい。そのためには自分を知ること、仕事を知ることが必要で就業体験に前向きに取り組むことで、必ず皆さんを後押ししてくれると伝えました。みんな頭を上げて、私の話を真剣に聞いてくれました。その後、グループワークを行い「学生と社会人の違いとは?」、「社会人になる前に身につけるべき力とは?」について話し合い、代表生徒が発表を行いました。生徒からは、様々な意見が出たようですが自分を見つめなおす機会になったのではないでしょうか?
 就業体験は6月24日(金)を皮切りに年間5回、町内の各事業所で実習をさせていただく予定です。準備をして下さっている学年の先生方、受け入れしていただく事業所の方々に感謝して、実り多い就業体験にしてください。

 
 
 
 

最後まで投げ出さない…【50回生】

 今朝の千種町は8℃(午前7時時点)と少し肌寒かったですが、日中は22℃と爽やかな過ごしやすい陽気となりました。校舎内廊下にはクンシランが並べられ、校務員さんによって手入れがなされていますが、花茎が伸びて蕾がかなり膨らんできました。千種高校の風物詩…校舎内をオレンジ色に染める景色がもうすぐ見れるかと思うと嬉しくなります。
 さて、連日1年生の話題が続き2,3年生の皆さんには申し訳ないのですが、今日も1年生の授業の様子を紹介します。今年の1年生の選択芸術は、音楽が14名、美術が24名と圧倒的に美術選択者が多いのですが、人数が増えた分授業担当の野村先生に迷惑をかけていないかと思い美術の授業にお邪魔しました。美術教室に近づいても授業しているのか分からないほどシーンと静まりかえっていたのですが、生徒は私が接近していることを気づかないほど集中しており驚かされます。自分の好きな動物をモチーフにした紙粘土の「アニマルマグネット」を最終的に作っていくのですが、まずはイメージする動物の模写に取り組んでいたのです。思うように描くことが出来ず悪戦苦闘の生徒もいましたが、首を傾げ何度も書き直ししながらも投げ出さず取り組んでいる姿に安心しました。
 千種高校の生徒の「最後まで粘り強く投げなさない」というDNAを1年生もきちんと受け継いでいるな…と嬉しく思いました。今後も、そうした姿勢を忘れず授業を大切にしてほしいです。

 
 
   

上級より上質を目指して【50回生・アクティブ類型】

 今日は早朝から青空が広がり、日中は22℃くらいまで気温が上がりました。少し紫外線が気になりますが、勉強や部活動するには最高の季節です。こんな天気の良い日は、午後からの授業で睡魔が襲ってきますよね。必死に睡魔と格闘した生徒もいたのではないでしょうか?
 さて、本日1年生アクティブ類型では、午前中に初めてのゴルフ授業が行われました。2,3年生と同様に最初の1時間は座学を行いましたが、特別非常勤講師の林良民ティーチングプロから授業にあたって「上級よりも上質を目指してほしい」と生徒に投げかけられました。つまり、ゴルフの技術は問わない…ゴルフを通して礼儀やマナーを学び人間性を磨いてほしいと語られたのです。私の心の中にもその言葉が刺さりましたが、生徒たちも真剣に受け止めてくれていました。「ありがとうございました!」、「お願いします!」など周囲への感謝を忘れない人、気遣い・心遣いができる人になってほしいです。
 3年間使用するクラブを確認した後、千草カントリークラブへバスで移動してゴルフ場の案内等を含めたオリエンテーションがスタートします。全員が初めて訪れるゴルフ場…、クラブハウス内の充実した設備(プロント→ロッカールーム→シャワールーム→コンペルーム)など林プロから説明を受けながら見学していきます。その後、クラブハウスを出て遠くに日名倉山、手前にはゴルフコースを眺める最高のロケーションを見た生徒たち…、「すげぇ!」、「広~い!」、「キレイ!」と目を輝かせていました。一般のお客さんが多く、ゴルフを楽しむ方々の様子を見ながら、将来の自分自身と重なって見えた生徒もいたかもしれません。ゴルフというスポーツが、実際の現場を歩いて、聞いて、見てよく理解できたと思います。林プロ、ありがとうございました。
 次回の授業からは、実際に自分のクラブを持参し基礎練習を繰り返し行っていきます。林プロから様々な知識と技術を学び、教科「アクティブ」で人間的に大きく成長してくれることを心から願っています。頑張れ、50回生!!

 
 
 
 
 
 

宍粟市SDGs植樹祭に参加【女子バレー部】

 4月16日(土)の話題ですが、ちくさ高原にて第1回宍粟市・ヴィクトリーナの森SDGs植樹事業が行われ、本校の女子バレー部6名が参加しました。この事業は、SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」の達成に向けてヴィクトリーナ姫路(プロバレーボールチーム)が参加して宍粟市と連携した地球環境の保護や地域貢献を目指す活動で、今年度からスタートしました。
 盛大な記念式典が行われた後、ちくさ高原「ヴィクトリーナの森」にてヴィクトリーナ姫路の選手と本校女子バレー部生徒、山崎高校女子バレー部生徒、小学生バレーの児童で5名程度のグループをつくり植樹を行います。ヴィクトリーナ姫路のチームカラーにちなんでヤマザクラが約20本植えられたそうです。ピンク色の真新しいスコップで穴を掘り、苗木を垂直に固定させ樹木保護ネットを被せる作業は、慣れない生徒たちにとって新鮮だったに違いありません。最後に、覆土と水やりを終えて約30分で植樹は完了しました。プロバレーボール選手と交流をしながら、地域貢献活動に取り組んだ生徒たち…、短い時間でしたが貴重な経験ができましたね。
 午後から生徒たちは、体育館に戻って山崎高校との練習試合を行いました。女子バレー部は今週末(4/23)に西播大会を控えており、本番さながらの実践的な練習が積めたと思います。部員6名とは言っても、他の部から1名応援してもらってやっと大会に出場できるチーム事情です。しかし、バレー大好きの仲良し地元メンバーで結束し、勝利目指して頑張ってほしいと思います。頑張れ、女子バレー部!!

 
 
 
 
 
 
 
 

校長先生との面談【生徒会】

 昨日から降り続いた雨も上がり今日は一日曇り空でしたが、乾燥状態が続いていたので非常に有難い雨でした。新緑も鮮明さを増し、ツツジやアメリカハナミズキなどの開花も確認でき植物がイキイキとしています。寒暖差が激しい時期であり、新年度のスタートを心配していましたが、全学年通して生徒はほぼ欠席せず元気に登校してきてくれました。非常に嬉しく思います。特に一年生は緊張の連続だったと思います。週末はゆっくりと体を休める時間を確保し、来週に備えてほしいです。
 さて昨日の放課後、3年生の生徒会執行部7名が校長室を訪れ4月に着任されたばかりの松浦弘幹校長先生とお話をする機会をいただきました。校長室に入る経験のない生徒たち…、緊張した面持ちで校長室に入ると「どうぞどうぞ、座って…」と優しく対応していただきました。話題の中心は、昨年9月頃から生徒会執行部の生徒たちが綿密に計画を進めてきた「こくう映画祭2022」でした。生徒会長の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)が映画祭の趣旨や開催に向けた熱い想いを生徒を代表して語ります。校長先生から予算、銀行口座開設等に向けて鋭い質問を受けても、南光くんは自身で動いて得た情報をもとに冷静に答えていきます。本当に、堂々たる姿で校長先生も感服されている様子でした。
 当初5月にちくさ高原で開催する予定であった映画祭ですが、諸事情により6月11日(土)の文化祭と抱き合わせて千種高校体育館及びグランドを使用して開催する方向で計画変更しています。今後も新型コロナウイルス感染拡大による影響が危惧される所ではありますが、生徒の想いを形にできるよう教職員一同できる限りの応援をしていきたいと思います。

 
 
 

友達との距離近づく…【50回生】

 本日3限~6限に、1学年では「インプロ学習」が行われました。「インプロ」とは、即興劇の手法を用いた自己表現力の開発法ですが、本校では入学してきて間なしのこの時期に毎年取り入れています。特別非常勤講師の長谷中先生と國分先生の指導により、最初は硬い表情だった生徒たちも様々な共同作業を繰り返す中で、どんどん打ち解けていきました。見て下さいこの楽しそうな笑顔を…、50回生は元気で物怖じしない生徒が多く近年にない盛り上がりを見せました。
 自分のことをうまく表現できない、友達をつくるのが苦手…という人も今日はみんなよく頑張りましたね。「自他尊重」という学年目標に向け歩み始めた1年生…、是非今日の学習で得た学びを今後の学校生活に活かしてください。最後に長谷中先生から、「失敗を恐れないで色んなことにチャレンジする3年間を過ごしてほしい」と生徒たちにエールをいただきました。今日は生徒たちにとって非常に有意義な時間となりました。長谷中先生、國分先生、ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 

お互いを知ることから…【全学年】

 今朝の千種町は16℃(午前7時時点)、そして日中は28℃近くまで気温が上がり暑さを感じる一日となりました。つい先日まで「寒い、寒い!」と背中を丸めて仕事をしていたのに、一気に夏が来たような陽気となりビックリです。
 そんな温かな陽気の中、本日は1限目に全学年が体育館に集い交流行事が行われました。入学したばかりの1年生ですが、「安心して学校生活をスタートさせてほしい」と生徒指導部長の高橋先生が発案された初行事です。内容は単純で、各学年1名ずつ3名で1グループを作り、最初は全員が自己紹介(名前、出身中学、好きな〇〇)を行います。その後、2,3年生は1年生に向けて自分の所属する部活動アピールしたり、千種高校の良いところを紹介します。最後に1年生が2,3年生に向けて今心配なことや、気になっていることを相談するというグループ活動を約5分間で行うのです。5分経過しブザーが鳴れば、3年生は1つ隣のグループへ、2年生は2つ隣のグループに移動して同じことを繰り返していきます。
「お願いしま~す」という互いの挨拶や自己紹介後は拍手し合うなど、3年生は会の雰囲気づくりに気を配りながらグルグルとメンバーを入れ替えながら進行していきます。グループの話を盗み聞きすると、「千種高校のいい所は、冬に雪がよく降るから警報が出てテンション上がるよ」とか…、「えっ、そこ~っ!?」とツッコミたくなる内容もありましたが、生徒たちは学年を越えて非常に盛り上がっていました。「勉強についていけるか不安です…」という1年生に対しても「大丈夫、大丈夫…ちゃんとノートとって提出物出せばなんとかなるなる!」と先輩からポジティブなアドバイスが…「ホンマかいなぁ!?」と聞いていて苦笑いをしてしまいました。
 今日の交流行事でお互いを知り、先輩との距離が一気に縮まりましたね。1年生にとっては先輩とのつながりができ、今後の高校生活への不安が解消されたのではないでしょうか?楽しい学校生活は、お互いを知るところから始まります。今日の交流行事をきっかけに人間関係を構築させていってほしいです。明日、1年生はインプロ学習を行いクラス内の人間関係づくりを行います。こうした授業を通して、互いを認め合う心を育んでください。

 
 
 

ティーチングプロによる熱い授業【アクティブ類型】

  本日から本格的な授業がスタートしました。年度初めは、授業担当者も授業を受ける生徒たちもなんとなく緊張しながらのスタートになるものですね。特に、本年度から本校でお世話になっている先生方は、授業の場所や生徒の顔も性格も分からないのでドキドキされたと思います。自己紹介などでお互いの緊張をほぐしながらのスタートになったのでしょうか?
 さて、本日1限~4限にかけて2,3年生(アクティブ類型)の教科「アクティブ」のゴルフ授業もスタートしました。林良民ティーチングプロに本年度も全面的にお世話になり、生徒たちは本格的なゴルフの授業を受けていますが、この林プロの熱血ぶりがスゴイんです。まず、教科書は林プロが自身で制作した非常に中身の濃いもので、毎年バージョンアップされています。そして、その教科書を使用し最初の1時間は座学が行われ、専門的な知識やゴルフの理論を学びます。「生徒たちにゴルフの魅力を伝えたい!」という情熱が手に取るように伝わってくる授業なのです。2限目からは千草カントリークラブ様の全面的な協力により、マイクロバスで送迎をいただきゴルフ場へ移動…今日は一般のお客さんが多くレンジでの基本練習とグリーンでのパター練習が中心でしたが、3年生は隙間をみて1~3ホールほどコースを回らせていただきました。技術面の個人差があっても、林プロはどんな生徒にも丁寧に優しく指導をしてくださり、生徒にゴルフの楽しさを伝えて下さっています。時折、生徒を集めて実演も交えながら技術理論を説明してくださることもあります。今日も、林プロの完璧なショットを見て自然と拍手が沸き上がっていました。
 林先生、いつも生徒たちのより良い授業を考えてくださり本当にありがとうございます。こうした熱い想いを持った先生方のお陰で、本校ならではの素晴らしい授業が出来ていることに改めて感謝したいと思いました。いつも若々しい林プロ、でも決して若くないので健康には留意されこれからも生徒たちにゴルフの魅力を伝え続けてください。今日も熱血指導、ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 

ようこそ1年生!【全学年】

 この週末から初夏を思わせる陽気が続いていますね。この陽気でサクラは少しずつ散り始めましたが、木々が芽吹きはじめ通勤道中では新緑を楽しむことができました。また、今朝はシバザクラの開花している様子も確認でき、また一歩季節が進んだなと感じました。花が咲くとなんで人はこんなに嬉しくなるんでしょうね。今まで目立たなかったのに次々に色んな花が咲くので、とても幸せな気持ちになります。そんな季節の移ろいを生徒の皆さんも感じてほしいと思います。
 さて、今日から全学年揃っての初登校となりましたが、112名全員が遅刻、欠席なく登校しました。素晴らしい!!最高のスタートとなりとても嬉しかったです。当たり前の事のようですが、新型コロナウイルス感染症による影響が未だ続いている状況下でこうして全員が通常登校できることはなかなか難しいことです。本格的な授業は明日からですがこの調子で頑張ってほしいです。
 本日6限目の対面式・部活動紹介では生徒会長の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)から「千種高校は先輩も先生方も温かい人ばかり、気楽に何でも分からないことは聞いて」と挨拶…また、1年生を代表して船積美羽さん(1年・波賀中出身)が、「充実した学校生活を送れるよう学業に部活動に励みたい…先輩方よろしくお願いします」と立派に挨拶をしてくれました。その後、恒例の1年生自己紹介では緊張したと思いますが、全員が堂々と自己紹介を行い、中には一発芸を披露する元気者もいて会場の笑いを誘いました。
「がんばれよー!」生徒の自己紹介を聞きながら、心の中で応援している自分がいました。決して楽しい時ばかりではない高校生活だと思いますが、困った時は先輩や先生方に頼りながら頑張ってもらいたいと思います。頑張れ、50回生!!

 
 
 
 
 

第50回入学式【50回生】

 新入生の入学を祝福するかのような雲一つない青空、そして満開のサクラが咲き誇る中、第50回入学式が無事に終了しました。真新しい千種高校の制服に袖を通した新入生38名…、保護者の皆さまの参列いただき、厳粛かつ温かみのある入学式でした。「HELLO」の曲と共に体育館に入場してきた新入生、前を見据えて堂々と歩く姿はたくましく保護者の方々も灌漑深いものがあったのではないでしょうか?担任の北口先生の呼名に「ハイ!」と大きな返事…、まだ入学式の途中なのに、この生徒たちのこと何も知らないのに感動してグッとくるものがありました。また、松浦校長先生の式辞に全員頭を上げて真剣に話を聞く姿に高校入学への決意を感じました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から来賓なしのやや寂しい入学式となりましたが、新入生のお陰で素晴らしいものになったと思います。
 入学式後のLHRにお邪魔すると、黒板には入学を歓迎する生徒会役員が書いたチョークアートの数々が…新入生の心を癒してくれていました。北口先生から学年通信「respect」が配布され、このタイトルに込められた想いが生徒たちに伝えられます。50回生のクラス目標「自他尊重 ~互いの成長を大切にするクラス~」は、まさに式辞で松浦校長先生がお話されたキーワード「他者と自分に優しい人であれ…」や高橋生徒指導部長の話「相手がどんな気持ちになるか考える…」と見事に一致していました。相手のことを思いやる心を持てば、相手も必ず思いやってくれます。そうした関係が出来れば、何をやっても楽しい平和な学校生活が送れるはずです。
 来週から本格的な高校生活がスタートしますが、是非ともそんな関係を築いていってください。50回生の船出を教職員みんなで応援しています。
 ※別件ですが、明日(9日)午前8時~8時15分にKissFM KOBE「ハイスクールノウト」第二弾が放送されます。是非、お聴きください。

 
   
 
 
 
 
 

さぁ、令和4年度の幕開けだ!【全学年】

 春の暖かな日差しを受け満開のサクラが咲き誇る中、午前中に着任式と始業式が行われました。着任式では、県立姫路西高等学校から松浦弘幹校長先生、県立山崎高等学校から杉元千穂事務長をはじめ5名の先生方をお迎えしました。生徒たちは、5名の先生方が体育館に入場したとたん歓迎の拍手で出迎えてくれ、ステージから降壇される際も自然と生徒たちから拍手が送られました。新着任の先生方、小さな学校ですがこれが千種高校なんです…私はその光景を見て誇らしく思いました。着任された先生方、どうぞよろしくお願いいたします。
 その後、始業式の式辞では松浦校長先生から開口一番「どのような決意・目標を立てましたか?」と生徒に問われた後、人間は弱いので目標達成できる人ばかりではないが、節目節目に目標を立て「小さな目標でもクリアさせる努力をしてほしい」と生徒に投げかけられました。始業式後の高橋生徒指導部長からは、生徒手帳記載の細やかな規則について触れられ、「ルールがあれば縛られて嫌だ」と考える人もいると思うが、「マナーやルールを守ることで人間関係が良くなり楽しくなる」と熱く話されました。
 学年が一つ上がり、新しい教室でHRを受けた生徒たち…、来週から本格的に始まる学校生活でそれぞれが目標を再確認し、挑戦し続ける一年であってほしいです。頑張る千高生を教職員一同応援しています。

 
     

真っ新な自分で出発しよう!【50回生】

 今日も気づけばあっと言う間に夕刻となっており、慌ただしい一日でした。各先生方も新年度のスタートに向けて非常に忙しそうに遅くまで仕事に励んでいます。明日は午前中に着任式と始業式、そして午後からは入学式が行われ、いよいよ令和4年度がスタートします。天気予報を見ると快晴…、満開のサクラが生徒たちを出迎えてくれることでしょう。
 さて昨日、明日の入学式に先駆けて入学予定者の合格者招集が行われました。緊張した面持ちで38名の生徒たちが時間通りに全員集合し、学年団の先生方から指導を受けました。入学前の学習課題の提出や学年団の先生方の紹介を受けた後、体育館で入学式のリハーサル…本番での動きの確認を行っていました。当たり前ですが、まだ人間関係が出来ていないので誰一人話をする生徒もなく、必死に説明を聞き入る姿に入学への意欲を感じました。
 学年団の先生の言葉の中に「4人全員が担任のつもりで皆さんと接していきます」という趣旨の話がありました。先生方が複数の目で生徒たちを温かく見守る中で、50回生の生徒たちがどんな成長を見せてくれるか今から楽しみです。
 過去は問いません。大切なのは今とこれからです。千種高校の制服に身を包み、真っ新な自分でスタートを切ってほしいです。頑張れ、50回生!!

 
 
 
 

何気ない日常に癒されて…

 今日も快晴の一日…、青い空と満開の桜、河川敷にはスイセンや菜の花が咲き誇り爽やかな陽気となりました。ホー、ホケキョ…ウグイスでしょうか?様々な鳥のさえずりも聞こえるようになり、野鳥たちも活発に動き出しました。年度初めで非常に忙しい毎日ですが、時には校外の景色に目を向けながら心に余裕をもって仕事に励みたいと思います。
 今日のお昼ごろ、職員室でパソコンに向かって忙しさからイライラしながら仕事をしていた時、「先生!自動販売機でお金を拾いました~っ」とバレー部の女子生徒3名がお金を届けてくれました。吉田先生が対応してくれお金を受け取ろうとした瞬間、「成績アップお願いしま~す!」と腹黒い一面を見せる生徒たち…吉田先生も「成績は上げられんけど、好感度はアップや」と切り返します。その後、高橋先生が「わざわざ届けてくれて、ありがとう!」と声かけられた生徒たちは、少し照れながら「そんな、名を名乗るほどのものではありません…」と職員室を出ていきました。
 何気ない生徒と教員との会話ですが、とても微笑ましく、私もイライラとしていた気持ちが一気に晴れた瞬間でした。生徒に元気をもらえる学校、癒される学校…それが千種高校です。生徒の皆さん、今日もありがとう!

生徒に負けとられん…【硬式野球部】

 今日の出勤道中は、満開を迎えたサクラを見ながらの花見通勤となりました。姫路市周辺ではソメイヨシノが満開を迎え、周辺の山々にはヤマザクラが咲き誇っており最高に気分が良かったです。千種町に北上するごとに満開→8分咲→山崎町内で5分咲…とサクラの開花状況が変化していく様子も楽しめました。そして、本校敷地内のサクラもようやく開花、8日の始業式、入学式には見ごろを迎えそうです。
 さて、2日(土)にウインク球場で春季高校野球兵庫大会西播予選会の2回戦が行われ、本校が県大会出場をかけて赤穂高校と対戦しました。対戦相手の赤穂高校は非常に力のあるチームと聞いており、厳しい戦いになることが予想されていました。しかし、相手のエラー絡みで1点を先制した後、エース格の森諒太郎くん(2年・一宮北中出身)の力投と堅実な守りで8回を終えて1-1と互角の勝負を繰り広げます。9回、相手のエラーからチャンスをもらい一時2点を勝ち越しましたが、最後の最後に赤穂打線につかまりサヨナラ負けを喫しました。
 この結果を知らされた瞬間、私の中で熱いものが込み上げてきました。実は、硬式野球部の3名の顧問が全員異動という事態となり、生徒たちの心の中で様々な葛藤がありました。信用していた監督(顧問)がいなくなり、当然落ち込んだ生徒もいた事でしょう。そうした心理状況の中で、前評判を覆す健闘を見せた生徒たちは本当にスゴイと思うのです。あと一歩で県大会を逃した悔しさは、新しい監督(顧問)のもとで夏に晴らしてほしいです。
 生徒に負けとられへん…、逆境に立たされてもベストを尽くす生徒たちに負けず、私たち教職員も頑張らねばと勇気をもらいました。硬式野球部の皆さん、お疲れさん、ありがとう、次に向け頑張れ!!
  
  

出会いと別れの春…

 3月31日…、今年度も本日をもって終了です。春は出会いと別れの季節と言いますが、この日を境にして千種高校での勤務を終えられる教職員がたくさんいました。千種高校の教育を作り上げてこられた先生方、本校の経理、財務等に尽力いただいた事務職員さん、施設・設備管理、環境整備等のスペシャリストの校務員さん…、職種は違えども「千種高校の生徒ために…」と誠心誠意お勤めいただいた方ばかりです。残されたものからすると非常に寂しく不安も多いですが、明日以降新たな教職員を迎え、より良い千種高校を作り上げていきたいと思います。転出、退職された皆さまに心から感謝するとともに、今後ますますのご健勝とご活躍をお祈りします。ありがとうございました。
 校内のソメイヨシノが今まさに開花しようとしています。明日から4月、気持ち新たに頑張りたいと思います。

 

悔しさを晴らす快勝!【硬式野球部】

 今朝の千種町は10℃(午前7時時点)と温かな朝を迎えました。昨日、学校周辺を歩いていると千種川に面した道路端では黄色いスイセンが綺麗に花を咲かせていました。また、ネコヤナギが銀白色のふっくらとした穂をつけて存在感を示し、土筆(つくし)があちこちでニョキニョキと顔を出しているのを確認できました。校内のサクラの開花はあと一歩ですが、待ちわびた春の到来にとても嬉しい気持ちです。
 さて、昨日は春季高校野球兵庫県大会西播予選の1回戦が行われ、本校の硬式野球部員が網干高校と対戦しました。昨年の春季大会以降、本校は公式戦での勝利から遠ざかっており「何とか勝って自信を深めてほしい!」と願っていましたが、8対0(7回コールドゲーム)で快勝しました!1回に相手エラーと押出し四球で2点を先制し、6回には岸脇諒芽くん(1年・波賀中出身)、平田倭生くん(2年・千種中出身)、竹井将人くん(1年・山崎西中出身)の3連続タイムリーで一挙4点を追加、さらに7回は満塁から西村太一くん(1年・山崎西中出身)の2点タイムリーツーベースで8対0となり打線が大爆発しました。投げては、世良優和くん(2年・一宮北中出身)がテンポよく2安打に抑える絶妙な投球術を披露し完封勝利…投打が噛み合い見事な勝利となりました。いやぁ…、素晴らしい!!負けても腐らず、自分たちの野球を信じ練習を積み重ねてきた部員たちに大きな拍手を送ります。次の試合も頑張れ!

 
 
 
 

ちくさの未来を描く【生徒会】

 3月27日(日)に生徒会執行部の生徒がライブリーちくさにて「ちくさええとこ未来会議」に参加しました。ライブリーは「いきいきと」という意味です。千種高校の生徒たちがこの場所でいきいきと活動していく様子がイメージできる素敵な会となりました。

 会議に先立ち、生徒会執行部が主催する映画祭についてのPR活動を行いました。様々な困難がありながらも前を向きながら進めている企画について地域の皆様に知っていただくことができました。会議では、過去のアンケート報告会や意見交換会の内容をさらに深めていくために、「教育・子育て」「農業・林業・家庭菜園」「若い世代の移住・定住」「歴史・文化を活かす」等の8つの項目に分かれて意見交換を行いました。どのグループにおいても生徒が積極的に話し合いに加わり、地域の方々とつながりを持つことができました。

 今後も千種においては、高校生の活躍が非常に重要となってきます。地域になくてはならない学校、地域に貢献する学校を目指して日々頑張っていきたいと思います。

 
 
 
 

ラジオ番組に出演します!【生徒会】

 全国各地からサクラの開花のたよりが聞かれるようになりました。私の自宅(姫路市)周辺のサクラの樹も、この週末の暖かな日差しを受け一気に蕾が膨らみ花を咲かせ始めています。しかし今朝、千種高校敷地内のサクラの樹を確認すると、蕾はまだ固く開花にはもう少し時間がかかりそうな感じでした。昨年は、3月26日に開花が確認できましたので、今年は少し遅れての開花になりそうです。
 さて、Kiss FM KOBEのラジオで「ハイスクールノオト」という番組をご存じでしょうか?Kiss FM KOBEのリスナーなら誰しも聞いたことがある、イキイキと活動する高校をPRする番組で毎週土曜日の8時~8時15分に放送されています。この番組に本校が取り上げていただく事になり、3月17日(木)にはサウンドクルーの永田早紀さんほか3名の方に来校いただき学校取材を、3月26日(土)には神戸のスタジオに代表生徒8名が出向いて収録が行われました。
 私は、学校取材に同行しましたが何より驚いたのが永田さんのコミュニケーション力の高さ…生徒が緊張していて硬くなっていても明るく軽快なトークがポンポンと出てきて、周囲の人を和ませていきます。学校取材では主に部活動紹介を行いましたが、ポジティブな声掛けにより、生徒たちが自然体でインタビューに応じる姿に「さすが、プロだ!」と感じました。昨日のスタジオでのラジオ収録も初めての経験でかなりの緊張感がありましたが、永田さんの話術でどんどん緊張がほぐれていき、非常に楽しい収録となりました。急な振りに対しても、臆することなく受け答えすることができるのは、日頃の様々な生徒会活動の成果であると思います。6月に開催予定の映画祭についてもしっかりとPRすることができました。この収録は令和4年4月2日(土)と9日(土)の朝8時からKissFMで放送されます。是非お聞きください!
 https://www.kiss-fm.co.jp/requestmessage/request/1319/で、応援メッセージも受け付けています。!

また、スマートフォンアプリ【radiko】では、繰り返し放送を聞くことができるので、聞き逃してしまった方はそちらでもお聞きいただければと思います。

 

 
 
 
 
 
 

NO.1のチーム力で…【女子バレー部】

 春爛漫…今日も春の訪れを感じさせるポカポカ陽気となりました。朝夕こそストーブがあった方が有難いですが、日中はもう必要ありませんね。とても活動しやすくいい季節を迎えています。
 今日は、生徒職員の登校・出勤も少なめで静かな職員室でしたが、朝から庭木の手入れのため業者の方が来校されておりブンブンとエンジン音が鳴り響く一日でした。玄関に通ずる「自主創造の道」を彩るカイヅカイブキも美しく散髪され、サッパリとしました。そんな中、ブログのネタがないかとさまよっていると、女子バレー部員たちが職員室前で何やらyoutubeを見ながらトレーニング方法の勉強をしていました。「おぉ、やるなぁ…」内容はよく分かりませんでしたが、最新のトレーニングをyoutubeから入手することは非常に有効ですね。是非、実践し力をつけてほしいです。
 女子バレー部は現在5名しかいません。しかし、バレーをこよなく愛し練習熱心なだけでなく、部員同士の仲が良く、明るく雰囲気の良いメンバーで私は大好きです。なんとか1年生を勧誘して部員を増員し、4月23日(土)の西播総体では良い結果につなげてほしいです。頑張れ、女子バレー部!!

 
 
 

蓄えた力発揮するとき…【硬式野球部】

 今朝の千種町は3℃(午前7時時点)と、朝夕は冬の寒さは残りますが少しずつ日の出が早くなってきました。私は午前6時に自宅を出発しますが、現在は完全に夜が明けている状態です。そうした日の出や日の入りの変化にも少しずつ春の訪れを感じるこの頃です。
 さて、学校は本日から4月7日(木)まで春季休業期間に入りました。花粉症に悩む人にとっては辛い季節かも知れませんが、千種の長い冬をようやく終え新年度に向けてウキウキ、ワクワクする気持ちの人も多いはずです。昨日も、午後から入学説明会が行われましたが、間もなく新1年生も入学してきます。この春季休業に学年が上がる自覚を高め、次の目標に向け始動させる期間にしてほしいです。
 今日は、春季休業初日ですがほとんどの部活動が活発に行われ、多くの生徒が登校していました。その中でも春季地区予選会を間近に控えた硬式野球部員がグランドを所せましと駆け巡り、元気に声を張り上げている姿が印象的でした。この冬は雪がよく降ったため実践練習が不足していると思いますが、冬場に蓄えた力を発揮してくれることを願っています。頑張れ、硬式野球部!

 
 
 

終業式&かくし芸大会【49回生】

 今日は3学期の終業式…一年間のすべての教育活動が終了しました。今年度も新型コロナウイルスに振り回される1年間でしたが、大きな影響なく今日が迎えられたことを嬉しく思います。保護者、地域の皆さま、ご理解・ご協力をいただき誠に有難うございました。
 終業式では、校長先生の式辞で経済産業省が打ち出している「社会人基礎力」について触れられました。社会人基礎力は①前に踏み出す力、②考え抜く力、③チームで働く力の3つの能力から構成されていますが、これから社会で生きていく上で特に求められる力です。授業だけで身につくものではないですが、あらゆる場面で、自身のステップアップにつなげてほしいと訴えられました。その後の表彰伝達では、簿記実務検定試験3級合格者13名、情報処理技能検定2級合格者11名に加え、宍粟市が主催する「土曜なんでも探検隊」のボランティア活動を継続して行った大江令夏さん(2年・上津中出身)と小瀬敦也くん(1年・山崎東中出身)に感謝状を贈りました。普通ならばこの後、LHRで通知表を受取り終了…となる所ですが、1学年が放課後に「かくし芸大会」をすると聞き、急遽お邪魔することにしました。生徒の趣味や特技を個人、グループを問わず披露する楽しい会で、教員や2年生の生徒も参加して大いに盛り上がっていました。49回生のこの1年間をスライドで紹介するグループや、趣味の漫画を紹介し語る人、倒立する人、スマホゲームを披露する人など様々ですが、生徒の個性が溢れていました。担任の村上先生が女装して学年の先生方みんなも加わったダンスチームは私も爆笑してしまいましたよ。学年の締め括りにクラスみんなが笑顔になれ、素敵な取り組みだと思いました。生徒の皆さん、準備大変だったことでしょうね。お疲れ様でした。
 明日から16日間の春季休業となりますが、健康に留意し充実した生活を過ごしてください。
 
 
 
 
 

先輩方の有難いお話【全学年】

 本日、2限~4限にわたり「進路ガイダンス」が行われました。最初に、2年前に卒業した45回生の先輩方を講師としてお招きしお話を聞く機会を設けました。講師は田村菜緒さん(鳥取大学在籍)、住江千理さん(岡山医療福祉専門学校在籍)、戸井未来美さん(津山中央看護専門学校在籍)、安井大翔さん(山陽特殊製鋼勤務)、大前香仁さん(東海漬物勤務)の5名で、それぞれの進路先での近況や高校時代の様子、今やっておくべき事など高校を離れた目線で後輩たちにアドバイスをしていただきました。
 就職先で三交代勤務の安井さんは、「夜勤は慣れるまでしんどかった…、夏場の熱い中での仕事は体力が必要」と現場の仕事の大変さを伝えて下さいました。その中で、卒業して思うのは「基礎学力とコミュニケーション力の大切さです」と語ってくださいました。また、専門学校に通う住江さん、戸井さんは「看護の世界は厳しいと分かっていたが、思った以上にしんどかった」と語りつつ、「専門学校を選ぶ際は、オープンキャンパスに参加するだけでなく先輩の声も聴いて…」とアドバイスをくれました。将来、教員を目指している田村さんからは「受検に向けて自身の強みとなるものを磨いて…」と後輩に熱く語ってくれました。
 いやぁ…有難い。就職、専門学校、大学と進路は違えども、卒業生からの生の声は説得力があり、非常に興味深く生徒たちも食い入るように話を聞いていました。将来の進路ために今をどう生きるかということを考えるきっかけになったと思います。その後分野別の進路ガイダンスでは、各教室で学校からの説明により一層熱心に耳を傾けていました。
 5名の講師の皆さん、今日は貴重なお話を有難うございました。皆さまの今後のご活躍をお祈りしております。

 
 
 

恒例の百人一首大会【全学年】

 今日は一日中雨が降り続き、悪天候の中で学力検査に伴う高校入学選抜の合格発表が行われました。そう言えば、先月の連携型入学選抜の合格発表時も雪が激しく降っていましたが、受検生にはちょっと可哀想なスタートとなってしまいました。しかし、努力の末合格を勝ち取られた28名の受検生の皆さんに心から敬意を表するとともに、「おめでとう!待ってるぞ!!」と祝福したい気持ちです。間もなく始まる高校生活に向け、気持ちを前に向けてもらいたいと思います。
 さて、その合格発表の裏で在校生は百人一首大会が行われてました。この行事は、本校で10年以上も続き過去には中学生と合同で開催したこともある恒例行事です。4人1グループで対戦し、1回戦の勝敗結果から組み分けを行い勝者組の1~3位と敗者組の1~3位の生徒に表彰と副賞(図書カード)を進呈しました。
 生徒たちは、身を乗り出しながら呼び上げの音に耳を澄まし、「ハイ!」と素早く手を伸ばして札を集めていました。中には、上の句、下の句をすべて覚えているつわ者もいて、札を独占する生徒もいましたが、投げ出さずなんとか1札でも多く取ろうとする姿に心を打たれました。球技大会とはまた違い、全員が同じ目的に向けて集中しているがゆえの楽しさや微笑ましい場面が多く見られ、癒されました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。成績は、以下の通りです。
【勝者組】
 優勝:山森 咲楽(2年)★2連覇★  準優勝:田口 琉磨(1年)  3位:田口 航希(2年)
【敗者組】
 優勝:山本 実央(1年)  準優勝:奥田 朝妃(2年)  3位:立尾 日向大(2年)、宮元 俊輔(1年)

 
 
 

ボールを操りゴールを目指せ!【全学年】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)、ここ最近は10℃近い朝でしたので少し寒さを感じました。日中も曇り空だったので、ポカポカ陽気とはいきませんでしたが、運動するにはちょうどいいコンディションでした。
 そんな中、今日は冬季球技大会が行われ白熱した戦いが繰り広げられました。今回は、男女ともにバスケットボールでしたが、男女6チームのリーグ戦で勝敗を決めました。つまり、勝っても負けても全チーム5試合は戦うのです。かなりハードでしたね。
 試合の様子を見ていて感じたのは、勝敗に関係なく生徒たちは全力でプレーし、全力で楽しんでいるのが印象的でした。得点差がつくと投げやりになり、防御も攻めることもやめてしまう生徒がいたりしますが、本校生はボロ負けしていても諦めず最後までゴールを目指す姿勢があり見応えがありました。また、ゴールの瞬間「ナイス!」と仲間を讃えあったり、応援している人も一緒になって戦っている姿も見られ心が和みました。チームの勝利にこだわるあまり、生徒間で時々トラブルになったりしがちですが、本校生にはそんな心配はありません。本当に素晴らしいです。最後は、男女優勝チームと教員チームのエキシビジョンマッチが繰り広げられ、大盛り上がり…、男女とも生徒チームが完全優勝を果たしました。
 明日は、2限目からの授業開始で「百人一首大会」を行います。頭脳を競う個人戦になりますが、明日も勝敗に関係なく全力プレーを見せてください。上位成績は以下の通りです。生徒の皆さん、お疲れ様でした。
【男子の部】
 優勝:2年Aチーム  準優勝:1年Aチーム  3位:2年Bチーム
【女子の部】
 優勝:2年Cチーム  準優勝:2年Bチーム  3位:1年Aチーム

 
 
 
 
 
 
 
 

待望の春到来!【各部活動】

 6日間の学力検査に伴う入試休みを終えて、本日から学校が再開されました。この間、気温が一気に上がり春本番を感じさせる温かな陽気が続きました。千種の山々の雪どけが進み、千種川も増水しています。また、道路端では梅の花が咲き始め殺風景だった通勤道中の景色に彩りが加わってきました。小鳥のさえずりも聞こえるようになってきました。さぁ生徒の皆さん、待ち遠しかった春の到来に合わせ気持ちを高めていきましょう!
 今日は、放課後に校外進路相談会があったり、生徒会活動があるなど全員揃っての部活動とはいかなかったようですが、久しぶりに生徒たちが元気に活動する姿が見られました。何もしない状態だと快適な気温ですが、運動するとかなり暑さを感じるほどでしたが、生徒たちは夢中になって取組んでいました。4月から進級し新たな学年となって新入生を迎えます。各部で新入部員を迎え入れる準備をしつつ、目標となる大会等に向けて頑張ってほしいです。

 
 
 

ネットトラブルを回避するために…【全学年】

 本日は午後からの学力検査業務のため、生徒たちは午前中2時間のみの授業後、SHRと大掃除をして全員午前中で下校となりました。明日から6日間はいわゆる入試休みに入ります。春の温もりを感じるお昼前に、生徒たちは嬉しそうに学校を後にしていました。しばらく学校への登校はありませんが、まだまだコロナ感染も心配される状況に変わりありません。生徒の皆さんには、体調管理に留意し元気に過ごしてほしいと思います。
 さて、昨日の3,4限目にNIT情報技術推進ネットワーク(株)の篠原嘉一様より、「安心して使うために知っておきたいネットリスク ~スマホやネットに潜む危険~ 」と題してご講演いただきました。私は、途中から様子を拝見したのですが、様々な無料アプリ等を例に挙げて実際に起きているトラブル等を紹介いただきました。また、無料の背景には利用者の様々な情報を入手するメリットがあり、情報を漏らさないよう設定しておく必要があることも学びました。生徒たちは、身を乗り出すような勢いで話に聞き入っており、ネットトラブルを回避するための正しい利用について再認識したようです。
 「いやぁ~、勉強になります!娘にも聞かせたかった…」私も、自分のスマホ設定で情報管理が甘かったことが確認できましたし、生徒たちも初めて知った事、ヒヤッとした事があったのではないでしょうか?様々なネットリスクを回避した上で、正しくスマホやネットを利用したいと思います。篠原様、昨日は大変勉強になりました。ありがとうございました。

 
 
 

心のサポート講演会【全学年】

 本校は、いじめや不登校を未然防止する研究指定校として様々な取組みを年間を通して実践しています。今年度は、新たな取組みとして、10月に全学年で「いじめについて考える」人権HRを実施したり、学期ごとに全教員による個人面談等を行ってきました。
 昨日はそうした心のサポート事業の一環として、関西福祉大学の市橋真奈美先生にご来校いただき、「援助希求って何?~一歩踏み出してみよう!~」というテーマのもと講演会を行っていただきました。市橋先生は、冒頭に「人に頼ること=ダメな事、弱い人、迷惑な事と思っていませんか?」と生徒に投げかけられ、今日の授業のねらいは「相談することのハードルを下げることです」と呼びかけられました。その上で、相談しやすい相手に関する本校生の事前アンケートの結果と国の調査結果を比較して、本校生の特徴に触れられました。なんと、本校生はQ.心が沈んでいる時に誰に相談しますか?の質問に対し、「しない」と回答した生徒が38.2%と一番多かったのです。一方で、本年度から実施してきた全教員による個人面談に対し、「非常に良かった・良かった」と回答した生徒が約80%おり、その必要性を感じていました。これらの結果をもとに、「大丈夫、放っといてほしい」という生徒も一定数はいるものの、多くの生徒が話をしたり相談する機会を求めていることが分かりました。なにげない日常会話を含め、友達同士や教員との対話は非常に大切だと改めて確認できました。また、後半はグループワークをしながら、相談しやすい人や環境を考え、話し合いを通じて考えたことを発表し合いました。生徒たちは、真剣かつ柔軟にキーワードとなる言葉を情報共有していました。
 市橋先生、生徒の実態に応じた生きた講演をしていただき、ありがとうございました。生徒たちも、グループワーク等を通してたくさんの気づきがあったようです。この気づきを、今後の学校生活や生徒の指導に活かしていきます。
 
 
 

ありがとう、三宅先生!【49回生】

 学年末考査が終わり、本校では現在午前中の授業が行われています。年度末は、様々な行事が組み込まれたり、今週末には学力検査があるため各科目による授業もいよいよ大詰めを迎えています。そんな中、今日の1,2限の授業をもって本校の勤務を終えられる先生がおられました。家庭科の三宅歩美先生です。
 三宅先生は、毎週月曜日のみの勤務でしたが、一年間家庭基礎(1年・2時間)とフードデザイン(3年・2時間)を担当していただき、京都市内から千種高校まで時間講師として勤務いただきました。地元の教育大学を卒業された後、教員の道でなく京都府警に勤務されましたが、再び教員の世界を目指して動き始められたタイミングで本校にご縁あって勤務いただいていたのです。週一日とは言え、本校の家庭科授業のために片道4時間以上かけて通い、生徒たちに創意工夫をこらした授業を提供いただきました。教育実習の時以来、教壇に立たれた経験はなかった三宅先生でしたが、授業に向けての教材研究の様子や生徒との接し方を見て、私たちも見習うべき点が多くある素晴らしい先生でした。
 その三宅先生ですが、今年度の京都府教員採用試験に見事に合格され4月からは京都府内の中学の家庭科教員として勤務されます。最後となる三宅先生の授業後に、1学年の生徒・教員からサプライズの寄せ書きが送られ「三宅先生、遠方から私たちのために家庭科の授業をしてくださり、ありがとうございました!」と感謝の言葉が述べられました。三宅先生も「教員の原点となった学校です。千種高校での経験は一生忘れません」と語ってくださいました。
 三宅先生、千種高校に来てくれてありがとう!色んな先生方がいて千種高校の教育が成り立っていますが、悪条件の中でもポジティブに勤務いただいた事は他の教員にも大きな刺激となりました。先生の姿勢から得たものは私自身も大きかったです。先生の新天地での益々のご活躍とご多幸を千種高校あげて祈念いたします。本当に、ありがとうございました。
 
 

兵庫県警本部長表彰を受賞!

 今年度本校は、兵庫県警本部主催の自転車交通事故プログラム「自転車無事故無違反チャレンジ2021」に応募し、兵庫県警察本部長賞という名誉ある賞をいただく事になりました。この事業は、兵庫県警察が自転車事故の年齢層の中でとりわけ高校生の世代が突出して多いことを受け、昨年度から事故防止の啓発活動として実施されている2年目の事業です。
 本校は、昨年度は自転車の無事故無違反を達成し、兵庫県警本部交通部長表彰を受賞していました。しかし、今年度は無事故無違反に加え交通安全テストで全体平均(83.15点)を大幅に上回る88.25点を獲得したことが評価され、県下で9校しか受賞していない兵庫県警本部長賞を受賞したのです。
 昨日、兵庫県警本部交通部交通企画課調査官の竹谷勝義様、同自転車対策係長の後出真一様、宍粟警察署交通課長の上山智晴様にご来校いただき、一坪小春さん(1年・千種中出身)が本校生を代表して賞状を受け取りました。警察の制服に身をつつんだ3名の方々に加え、校長、教頭に囲まれて一坪さんも緊張したと思いますが、立派にその重責を果たしてくれました。竹谷調査官は学校HPを見て千種高校を勉強されており、スキー部の活躍や飛び出し坊やの寄贈、お米の金賞受賞などの情報を事前にキャッチ…、「お米売っていたら買おうと思っていました」とお話されました。また、「是非とも、3年連続での受賞を目指してください!」と励ましのお言葉をいただきました。嬉しいお言葉、ありがとうございました。
 名誉ある賞状を届けるため、わざわざ学校まで足を運んで下さった竹谷様、後出様、上山様、本日は誠にありがとうございました。この表彰を励みに、交通安全への意識をさらに高められるよう取組んでいきたいと思います。

  

スマホ利用のルールを考える…【全学年】

 本日、2~4限に「校内ワークショップ」と題し、全生徒によるスマホ(タブレット)利用に関するグループワークおよび発表会が行われました。昨年、この行事を初めて見た時、生徒会役員がオブザーバー役となり円滑に話し合いを進め、短時間に意見をまとめ発表する姿に感動したことを今でも鮮明に覚えています。「本校の生徒は本当にスゴイ!」そんな印象を強く受けました。
 今年も昨年同様、生徒会役員がリーダーシップを発揮し、各グループ(学年・男女混合)で話し合い→まとめ→発表が行われ実り多い校内ワークシップとなりました。スマホ利用におけるメリットやデメリットを再確認したり、解決に向けてどう取組むべきかを生徒たちは真剣に話し合っており、今年も感動の連続でした。特に、来年度入学生から始まるBYOD(一人一台端末)の導入に伴い、スマホやタブレットの校内使用における本校のルール決めをしていく必要があります。正式なルールはもう少し時間をかけて決められますが、今日の意見も参考にしながら生徒たちの意見を尊重したものにしていきたいと考えています。こうして実際に使用する生徒たちがスマホマナーに関する意見を出し合い、生徒たちが納得してルールを決めることで、規範意識向上につながるものと確信します。
 最後に大田先生が言われていた、リスクを知った上でリスクを最小限に抑える使用法を考え、正しい知識で正しい行動がとれる人になってほしいと思います。生徒の皆さん、今日はお疲れ様でした。私も大変勉強になりました。

 
 
 
 
 
 
 

こくう映画祭に向けて【生徒会】

 今朝の千種町は-2℃(午前7時時点)と、朝はまだ真冬の寒さが残りますが日中は太陽の日差しを受けポカポカ陽気になりました。周辺の山々や陽の当らない場所はまだ雪が残るものの、千種の街にもようやく春の訪れを感じます。本日で学年末考査が終了し部活動も再開…、放課後は、新年度に向けて各部活動で元気に活動する生徒の姿が見られました。
 さて、本日の放課後、生徒会執行部の生徒が昨年9月から企画・準備を進めている「千種高校こくう映画祭2022」のPRを兼ねて神戸新聞社の村上さんにご来校いただきプレゼン等を行いました。生徒会長の南光開斗くん(2年・山崎西中出身)と生徒副会長の長井大樹くん(2年・波賀中学出身)の想いの込められた熱いプレゼンを聞いて、村上さんも興味を持って話を聞いて下さいました。また、プレゼン後の細やか質問に対し、現状説明や自分の考えをしっかり伝えており村上さんも感心しきりでした。
 コロナ禍で社会全体が暗くストレスを抱えている中で、千種町だからできる強みと高校生ならではの発想を大いに生かした生徒主体の野外映画祭です。様々な課題も残されていますが、地域、行政、SNS、そして神戸新聞をはじめとするメディア等の力をお借りしながら、私たち教員も一緒になって支援していきたいと考えています。
 こくう映画祭の詳細内容は、まだ未確定な部分もあり現時点では紹介はいたしません。しかし、このプロジェクトが成功すれば宍粟市(千種町)に大きな活力をもたらすと共に、生徒たちの大きな自信に繋がると確信します。近々、こくう映画祭に関する詳細を発表する予定ですので、地域・保護者の皆さまには是非ともご協力をいただきますようお願いいたします。神戸新聞社の村上さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

 
 
 

溢れる感謝の気持ち【47回生】

 1,2年生は学年末考査4日目となりました。コロナ感染が猛威を振るい、今もなお多くの学校で感染者や濃厚接触者がいる中で、今日も欠席・遅刻なしで安定して全員受験ができており、本当に嬉しい限りです。あと一日、頑張ってほしいです。
 さて、昨日の卒業式後、私はどうしても抜けられない出張があり、生徒や保護者と言葉を交わすことなく学校を後にしました。卒業式終了後には、おそらく卒業証書や卒業アルバムを片手に生徒たちが職員室にやって来て、先生方と写真撮影をしたり、アルバムの寄せ書きを書いてもらったり、最後の談笑があったのだと思います。この瞬間は、生徒にとっては勿論ですが、教師にとっても至福の時間で過去の苦労が解き放たれる瞬間です。そんな時間を見ることができずとても残念でした。小さな学校だからこそ生徒と教員の距離が近く、深い関りが持て、話はつきなかったものと想像します。
 一方、今朝出勤すると職員室の私の机に紙袋2つと花束が置いてありました。この紙袋は、スキー部の生徒からの私へのプレゼントのようで朝から感激しました。なんちゃってスキー部顧問なのに、こんな私に…本当にありがとうございました。そして、花束は保護者からのもので「毎日のブログ、ありがとうございました!」と書かれていました。
 毎日生徒や学校の様子をブログで紹介することは時間が割かれます。しかし、私はどんなに忙しくても教頭としての一番の仕事だと思い、何よりも優先して取り組んできました。その取り組みを保護者の方に喜んでいただけ本当に嬉しかったです。つたない内容ですが、これからも可能な限り頑張ります。本当に、有難うございました。

第47回卒業証書授与式

 本日、第47回卒業証書授与式が挙行され、36名の生徒が本校を巣立ちました。コロナ感染拡大防止のため、今年度も来賓はPTA会長のみとし、在校生も生徒会役員のみの参列となりましたが、厳粛かつ温かみのある素晴らしい卒業式となりました。本校は、小規模校であり全員が順にステージに上がり校長先生から手渡しで卒業証書を受け取ります。呼名での大きな返事、凛とした表情、キビキビとした動きに千種高校を誇りに卒業してくれていることが感じられ、その姿を見ているだけで私は感動を覚えました。
 この学年は、クラス全体の学力が総じて高く、部活動でも近畿・全国大会に進出し活躍する生徒が多く、極めて優秀な学年でした。また、明るくノリが良いクラスでもあり、先生方から「非常に授業がしやすい」と評判でした。一方で、担任の舩曳先生は、礼儀やマナー、人としての在り方などを大切にされる先生で、職員室で生徒に厳しく指導される姿をよく見てきました。それでも、生徒たちはその指導を素直に受け止め、47回生の生徒たちは、この三年間の高校生活の中で大きく成長を遂げてきました。本当によく頑張ってきた学年です。
 「ありがとう。お疲れさん。頑張れよ。」私は、そんな言葉を心でつぶやきながら目一杯の拍手で36名を見送りました。進路はそれぞれ違いますが、卒業生の次のステージでの活躍を願うとともに、心から応援していきたいと思います。今日をもって千種高校を卒業となりますが、また成長した姿を見せに来てください。楽しみにしています。

 
 
 
 
 
 

速報!全国選抜スキー大会【スキー部】

 本日、全国選抜スキー大会の最終日でしたが、女子クロスカントリー競技(1.2km・フリー)が行われました。越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が、最初は顧問の筏先生に誘われて半信半疑で始めたクロスカントリー競技…。とりあえず言われるがままに出場した1年目、少し欲が出て前年の自分越えを目指した2年目、そして今年は全国の強豪と競い合う3年目を目指して彼女たちは切磋琢磨し努力してきました。3年目のインターハイ終了後に、なんと二人は新たにスキー板を購入するなど競技への意欲を高めてきました。筏先生も「1年生の時には、こんな光景を想像もしていなかった…」と二人の心の成長を讃えていました。
 その二人の3年間の最後のレース…、いつもより距離が短くスピードとパワーが求めらましたが、見事に有終の美を飾りました。卒業式の直前まで岩手IH→秋田国体→長野選抜大会と連戦を戦い切りました。心から「お疲れさま」と言いたいです。こんなタフな競技を3年間続けられたのは、二人いるからですね。お互い仲が良く、苦楽を共にした仲間の存在があったから乗り越えられたのだと思います。二人の出会い、筏先生との出会いに感謝しましょう。そして、保護者をはじめ学校関係者の多くの支援があり、素晴らしい経験ができたことにも感謝してほしいです。
 スキー競技のドラマは終わりましたが、今後も人との出会いを大切に、そして何事にも積極的に挑戦し道を切り拓いてください。応援しています。
【女子クロスカントリー(フリー・1.2km)】
  79位 越乢  凛 5分35秒
  80位 池部 黄那 5分46秒

我慢強く 粘り強く…【48・49回生】

 今朝の千種町はなんと-7℃(午前7時時点)と肌をつき刺すような寒さとなりました。朝から久しぶりに青空が広がり放射冷却の影響を受けたので、雪が舞ってる時よりも厳しい寒さとなりました。千種の美しい冬の景色をカメラに収めようと少し外に出ただけで、手ががじかみ足早にストーブのある職員室に戻りましたよ。
 そんな中、学年末考査2日目を迎えましたが「おはようございます!」と生徒たちは元気に登校…、本校の生徒たちは寒さは関係なく改めて我慢強いと感じました。考査に向かう生徒たちは、今回も開始直前まで必死で最後の追い込み勉強に励みます。誰一人、投げ出すような生徒はおらず一点でも多く点数を獲得するために努力をしていました。毎回思うのですが、この姿勢、雰囲気は本当に素晴らしい!!千種高生の誇れる所です。
 明日からは、気温が上がりようやく春の訪れを感じる陽気になりそうですが、体調管理に努め試験勉強に励んでください。

 
 
 

スキー実習の総仕上げ【48・49回生アクティブ類型】

 本日より学年末考査がスタートしました。3学期に入ってからも体調不良等により、なかなか全員が揃う日がなく心配していましたが、今日は欠席者なし…。全員受験できホッとしました。今朝の千種町も-4℃(午前7時時点)と冷え込みましたし、週末からは寒さが緩み暖かくなりそうで寒暖の差が激しくなりますが、体調に留意し考査最終日(3月3日)まで全力を尽くしてほしいです。
 さて、一昨日は1,2年アクティブ類型生徒全員を対象としたスキー検定がちくさ高原スキー場で行われました。生徒個々のスキー技術に合わせて例年ならば2級と3級に分かれて受験するのですが、今年は昨年2級に合格した二人の生徒が1級に挑戦し、平田倭生くん(2年・千種中出身)が5年ぶり二人目となる合格となりました。当日のコースは、深い新雪によりコース取りが難しくコブがどこにあるのか分からない状況で、インストラクターの方ですら足を取られて滑りずらい悪条件だったようです。それでも、ひるまず自分の力を出し切り合格を勝ち得た平田くん、惜しくも不合格でしたが1級に挑戦した立尾日向大くん(2年・千種中出身)に大きな拍手を送りたいです。平田くんは、硬式野球部とスキー部に所属していますが、「来年度は、アルペン競技で全国インターハイに出場したい!」と語ってくれました。今後の活躍を楽しみにしています。
 この日は、平田くん以外に2級に4名、3級に6名が合格しました。今年も1年生での2級合格が3名いますので、来年度は1級の複数合格者が現れるかも知れませんね。

 
 
 

速報!全国選抜スキー大会【スキー部】

 本日、長野県野沢温泉村で開催されている第34回全国高等学校選抜スキー大会の女子クロスカントリー競技(5km・クラシカル)に本校の越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が出場しました。コースや気象条件は違いますが、先週の秋田国体では同種目で二人とも自己ベストを3分以上短縮させる22分台をマークし、上り調子で本大会を迎えました。
 結果は以下の通りです。自己ベスト更新とはなりませんでしたが、長期遠征と寒さから疲れが溜まっている中よく頑張りました。25日(金)は高校生活の最終レースとなるクロスカントリー競技(フリー)に挑みます。順位やタイムに関係なく、力を出し切り悔いのないレースにしてほしいです。越乢さん、池部さん、最後の力を振り絞って頑張れ!!
【女子クロスカントリー競技(クラシカル)】
 80位 越乢  凜 25分15秒
 81位 池部 黄那 25分49秒
 
 
 

簿記の対面授業【48回生・ベーシック類型】

 今朝の千種町は-5℃(午前7時時点)と私が知る限りこの冬一番の冷え込みとなりました。積雪こそ少なかったですが、民家の屋根には30cm近いつららがあちこちで見られ、千種の街全体が凍っていました。そんな中、1,2年生の教科アクティブではスキー実習の集大成となるスキー検定が行われました。昨年より約2週間遅い時期の検定となりましたが、ちくさ高原スキー場はなんと積雪240cm…最高のコンディションの中で、昨年はなかった1級合格者もいたようです。スゴイ!!全員よく頑張りましたね。(※詳細は、後日ブログで紹介します)
 さて、学年末考査が2日前と迫り、ベーシック類型・チャレンジ類型の生徒たちは、各科目で考査前最後の授業が行われました。その中でも、遠隔授業でお世話になっている2年生(ベーシック類型)の簿記の授業では、和田山高校の霜尾先生にお越しいただき生徒に直接ご指導をいただきました。学年末考査対策プリントを霜尾先生をはじめ、授業補助の大田先生、中田先生も加わって3人体制で指導に当たっていただきました。生徒たちの取組みは真剣そのもので、問題につまづいても周囲の先生や仲間がサッとフォローする体制と雰囲気が感じられる素晴らしい授業でした。
 学年末考査は明後日から、3/3(木)まで5日間の日程で行われます。この一年間の最終成績が確定すると同時に進級にも関わる大切な考査です。明日は体調管理に努めながらしっかりと勉強し、全員受検できるよう備えてもらいたいと思います。

 
 
 

連携型入学者選抜 合格発表!

 今朝の千種町も新たに約30cmの積雪を記録し、一面銀世界が広がりました。早朝から校務員さんと高橋先生が懸命に除雪作業をしてくださり、今日も無事に登校・出勤できていることに感謝しなければなりません。それにしても、今年は雪がよく降る…「雪はもういい」というのが本音です。
 さて、本日雪が舞う凍えるような寒さの中、連携型入学者選抜の合格発表が行われました。千種中学の受検生が14時の合格発表に合わせて本校生徒玄関前に集合し、自分の受検番号を自らの目で確認しました。自分の受検番号を見つけた瞬間、緊張から解き放たれたように受検生の表情が和らぎニッコリ笑顔に…。
 合格、おめでとうございます!残された中学校生活を大切に過ごしつつ、高校生となる自覚と希望をもって本校に入学してください。皆さんの入学を心待ちにしています。

 
 
 
 

就業体験発表会【48回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と冷え込んだ上に、昨日から降り続く雪が約30~40cm積もって非常に危険な状況でした。生徒・教職員の学校到着が心配されましたが、無事に全員が登校・出勤できて良かったです。
 さて、本日5,6限に2年生による就業体験発表会が行われました。「自分に気づき 未来を築く ~ちくさスマイルプロジェクト~」というテーマを掲げ、町内14カ所の事業所で年間5回の就業体験を行う予定でした。しかし、昨年以上に今年はコロナ感染症の影響を大きく受け、実質最初の1回(6月25日)しか実施できませんでした。学年の先生方も、体験日数が乏しすぎるため発表会の断念することも視野に検討をされていました。それでも、内容は薄くても校外で学んだ経験をまとめ、発表する機会を与えたい。そして、後輩たちに聞いてもらうことで来年度に向けて想いを繋いでもらおうと実施に踏み切ったのです。
 私もすべての発表を聞かせてもらいましたが、どのグループも1回しか実施できていないとは思えないハイレベルな発表で驚かされます。工夫したプレゼンによる豊かな表現力はもちろんですが、何より仕事をする側の視点の中に様々な気づきを得ていました。「柔軟さと仕事への責任を学べた」「挨拶の重要性を感じた」「地域の優しさに触れた」など生徒個々に校内にいては得られない学びが多くあったようです。一方で、「コロナで色々とやりたい事ができず悔しい!」という声も多数聞かれ、生徒たちの就業体験への想いも伝わりました。最後の田住先生からの講評では、「さすが千種高校生…就業体験を通して自分の生き方、人としての在り方まで触れられており素晴らしい!」とお褒めの言葉をいただきました。
 2年生の皆さん、お疲れ様でした。この経験を今後の学校生活や進路に大い活かし、さらに成長を遂げてくれることを願っています。

 
 
 
 
  

スキットで伝える・伝わる英会話【48回生】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)と非常に冷え込み、約3㎝ほどの積雪がありました。現在も降雪の勢いが増しており今後も断続的に雪が降る予報ですので、明日も気象警報や道路事情に気をつけて登校してほしいと思います。
 さて、先週に引き続き英語科の村上先生のお誘いを受けて2年生(ベーシック類型)のコミュニケーション英語Ⅱにお邪魔しました。教科書に掲載されている日本のとんち話を2人1組のペアで演じ、ipadを使用して動画編集したものをみんなで視聴するものでした。授業時間だけでは準備しきれず、放課後に残ったり自宅に持ち帰って本日を迎えた生徒たち…どのペアも工夫とこだわりが感じられる素晴らしい内容のものでした。アドリブを交え演技力で勝負する本格派ペア、メイキングまで準備し巧妙な編集力と発想力で勝負するペア、背景をタブレットで描きながら動きまでこだわった人形劇で表現するペア、強烈なキャラとインパクトある動画で爆笑を誘うペア…1つの物語にも色んな表現の仕方があり、生徒たちの個性が輝いていました。素晴らしい!!!もちろん、生徒たちには事前に投票用紙が配布され、発表後には生徒間で評価し合います。互いの良い部分を認め合い、評価し合うことで反省と次への意欲向上に繋げていました。
 教科書の内容を単に読んで終わるだけでなく、演劇にすることで感情が加わり生きた英会話になります。そして何よりICTを活用することで、生徒たちの主体的な学びと可能性がどんどん広がります。英語が苦手な生徒もこんな授業なら楽しく学べるに違いありません。授業後の生徒レポートには「とても楽しかった!」「英会話力が身についた!」「他の班の発想力に多くの学びがあった!」「私は女優にはなれないと思った…」など前向きな感想で溢れていました。
 村上先生、ありがとう!!これからも生徒たちの可能性を引き出す楽しい授業をよろしくお願いします。生徒の得票が多かったペアは以下のとおりです。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 1位 長井大樹・森下晴斗ペア  2位 日平梨里葉・木原紗文ペア  3位 北川陽基・高橋祐介ペア

 
 
 
 

炭焼き窯づくり体験【48回生・アクティブ類型】

 先週の話題になりますが、2年生アクティブ類型の9名がたかのす東小学校裏の山林に入り、炭焼き窯づくりのお手伝いをさせていただきました。前回は、たかのす活性化委員長の村上さんに炭焼きに関する講義を受けた生徒たち…、この日はわずかな時間でしたが村上さんや廣重さんに指導を受けながら実践実習をさせていだいたのです。
 この日は晴れ間も出て比較的暖かい陽気だったのですが、一歩山林に入ると一気に気温が下がります。周囲には雪も残り、炭焼き窯に使用するレンガも土も凍っており足先から冷えてくる中での実習でした。過酷な環境でしたが生徒たちは、レンガ(再利用のもの)に付着している土や氷を削ったり、土の中から石を取り除いたりと懸命に実習に取組んでいました。私も一緒になって参加しましたが、全身運動はすぐに体がポカポカ温まってきて寒さを忘れられ、生徒たちと会話しながら楽しい時間を過ごすことができました。しかし、この作業をこれまで高齢のお二人だけで黙々と取り組んでこられたのかと考えると、重労働な上に気の遠くなるような時間が必要であることはすぐに分かりました。炭焼き窯づくりには体力に加え根気が必要な作業だと感じました。
 今回、講義やお手伝いをさせていただいたご縁を大切にして、今後また機会があれば生徒たちと共にお手伝いに行かせてもらいたいですし、炭焼き窯が完成したら、一度生徒たちと炭づくりを体験させてもらいたいと強く思いました。村上さん、廣重さん、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。炭を利用する機会の少ない時代ではありますが、この実習を体験したからこそ得られたものはたくさんあります。生徒たちも、炭の見方が変わったことでしょう。私たち教員も、古き良き伝統文化、先人の知恵、本物の良さ・価値観を今の子どもたちに伝えていかねばと考えさせられました。

 
 
 

新聞に掲載されました!

 本日の神戸新聞に3年生(アクティブ類型)による飛び出し坊や寄贈の記事が掲載されました。町内の交通安全につながると共に、この飛び出し坊やを見て心を癒してもらえたらと思います。

久々の土の感触【硬式野球部】

 昨日の放課後、グランドに目をやると硬式野球部員が顧問の櫻井先生から元気よくノックを受けている光景を見ました。こんな光景を見るのは久しぶりです。今年は年明けから雪が降り続き、グランドは雪で覆われ、部員たちは室内での練習を余儀なくされていたのです。「今日は、グランドいけるんちゃうか!?」と生徒たちはグランドの状況を確認し、少し柔らかいグランド状況でしたが、久しぶりに土の感触を確認しながら練習しました。
 「ショートいくぞ!」の櫻井先生の言葉に「ハイ、お願いします!」と元気よく声を出し、久々の実践練習を楽しんでいる生徒たちを見てこちらも嬉しくなりました。冬場の筋トレ、走り込み等の基礎練習はもちろん重要だと思いますが、硬式ボールを使用した練習はやはりテンションが上がりますね。
 硬式野球部の皆さん、まだまだ寒い時期が続きますが春は確実に近づいています。来る日に備えて、今出来るベストの練習を積み重ねてください。頑張れ、硬式野球部!

 
 
 

クイズ形式で楽しく学ぶ…【49回生】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)と冷え込みはいく分マシでしたが、雲が広がりあまり気温が上がらず寒い一日でした。ストーブがあるお陰で教室や職員室は快適ですが、廊下や体育館などは冷えきっており辛い季節です。しかし、本校のトイレの便座は生徒用も教職員用も暖房便座ですのでトイレは快適に利用できます。「暖房便座さん、ありがとう!!」そんな気持ちで毎日利用させてもらっています。
 さて一昨日、英語科の村上先生に「教頭先生、よろしければ見学に来てください!」と誘っていただき、1年生(ベーシック類型)のコミュニケーション英語Ⅰにお邪魔しました。クイズ型アプリ「kahoot」を利用した授業が行われており、生徒が2、3人1組でチームを組み英会話クイズを手元のipadを用いて解答していました。シンキングタイム終了時に鐘が鳴ったり、解答結果が正面のスクリーンで示されチームごとの順位や得点が即座に共有できたり…。まるでクイズ番組に出演しているかのような気分が味わえ、生徒たちは時折拍手や歓声をあげながら楽しんで取組めていました。もちろん、正解・不正解に一喜一憂するだけでなく、村上先生から間違いやすいポイントについて解説もあります。「いやぁ…スゴイ!!」楽しく、効率よく学べるICTを活用した授業を目の当たりにし、感動すら覚えました。
 来年度の新入生から一人一台端末を購入いただく中で、各教科ごとにICTを活用した授業が益々求められます。その先駆けとして若い教員が率先してICT教育を取り入れ、その可能性を探っている姿に頼もしく感じました。村上先生、素晴らしい授業をありがとうございました!

 
 
 

速報!スキー全国IH(2日目)

 2日目の結果を首を長~くしながら待っていましたが、たった今現地から情報が入りました。今日は、クロスカントリー競技5km(クラシカル)が行われ、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が97位、越乢凜さん(3年・千種中出身)が100位でゴールしました。昨日のフリーに続き昨年の同大会のタイム、順位を大きく上回る好成績でした。雪が降りしきる厳しいコンディションの中で、極度の疲労と緊張の中よく頑張ったと讃えたいです。
 二人の3回目の全国IHは終わりました。しかし、この後少し休んで秋田国体、そのまま移動して全国選抜大会(長野県)とまだまだ全国の舞台での試合は続きます。今回の経験を是非とも次のレースに活かしてほしいです。ひとまずお疲れ様でした。よく戦い切りました。胸を張って千種へ帰ってきてください。
 詳細結果は以下のとおりです。
【クロスカントリー競技(クラシカル)5km】
 97位 池部黄那 25分19秒 ※参考(昨年)120位 34分28秒
100位 越乢 凛 25分41秒 ※参考(昨年)108位 28分03秒

 
 
 

速報!スキー全国IH(1日目)

 本日より、岩手県八幡平市で第71回全国高等学校スキー大会(全国IH)が開幕しました。女子クロスカントリー競技5km(フリー)が行われ、越乢凜さん(3年・千種中出身)が96位、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が97位と大健闘しました!記録面でも、一昨日のタイムトライアルで記録した自己ベストをさらに大きく更新させました。この一年間で彼女たちが確実に成長出来ていることが実証され嬉しく思います。そして、3年生の卒業間際まで自己を磨き上げ、ここ一番で力を発揮した二人に大きな拍手を送りたいです。本当によく頑張りました!
明日は、同じく5km(クラシカル)に出場します。今日の疲れをしっかり抜いて、明日も自己記録更新を期待しているぞ!!
 詳細な結果は以下のとおりです。
【クロスカントリー競技(フリー)5km】
96位 越乢 凜 21分47秒  ※参考(昨年) 114位 24分08秒
97位 池部黄那 22分08秒  ※参考(昨年) 121位 28分41秒

 
 
 
 
 

温かい心、世界に届け!【48・49回生】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)とよく冷え込んだ上に、約10cmの積雪があり足元を気にしながらの登校となりました。そんな凍てつく寒さが続く千種町ですが、今日は心が温かくなる話題をお届けします。
 1月22日(土)に市内3カ所の道の駅で販売した児童生徒が育てた金賞米の売上金ですが、1学年の生徒の発案によって特定非営利活動法人ピースウインズ・ジャパンに全額寄付することとしていました。しかし、ただお金を振り込むだけでは少し味気ないので、1学年の村上先生が交渉を重ね「生徒から手渡ししたい」と先方に想いを伝えました。すると、「是非、行かせてもらいます!」と返答をいただき、先週金曜日に講演会&寄付金寄贈式が実現したのです。
 本部のある広島県から田邊圭さんにご来校いただき、最初にスライドを用いてピースウインズ・ジャパンの様々な活動内容(災害支援・コロナ支援・動物保護活動など)について紹介を受けます。国内外を問わず飛び回り、困っている人に手を差しのべる活動に生徒たちも真剣な表情で聞き入っていました。講演会後の質問タイムでは、「言語の違う海外での対応をどうするのか?」、「技術をもった人員の確保をどうするのか?」、「資金調達はどうなっているのか?」等、驚くほど質問があり生徒たちの関心度の高さが伺えました。お米作りに取組んできた生徒たちの様子を動画で紹介した後、最後に1学年を代表し委員長の森下紗羽さん(波賀中出身)から売上金(70,401円)を田邊さんに手渡し、会場は大きな拍手に包まれました。田邊さんも「様々な寄付金の形はあるが高校から直接いただくのは初めて…、皆さんの気持ちを職員に必ず伝え大切に使わせてもらいます」と感動されていました。
 1学年の米作りから始まる一連の総合的な探究の時間は、この行事をもって完結しました。金額はわずかですが、生徒、教員、そして田邊さんの想いが一つになり素晴らしい時間が過ごせたことを嬉しく思います。田邊さん、遠方からお越し下さり、本当にありがとうございました。