千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

水管理当番スタート!【49回生】

 先週の小中高合同田植え実習から一週間が経過しました。水管理の中でも特に重要なこの間、朝夕は田住先生が足を運んで水田の水の量を見て下さっていました。昨日、1学年は総合的な探究の時間で、田住先生から収穫までの水管理について学び「来週からは君たち自身で毎日やってほしい」と指導を受けました。
 昨年も現2年生が平日はもちろん、土日や夏休みも当番を決めて毎日朝昼(夕)欠かさず水管理行ってきました。その適切な水管理があったからこそ、美味しいお米「金賞」受賞につながったことは言うまでもありません。今年は、田植え前の段階から「目指せ、金賞!」を意識して取り組む1年生たち…昨年度同様に、生徒たちによる意識の高い水管理を行ってくれることでしょう。
 本日5限目のLHRでは、まず水管理当番を決めていました。地元千種中出身(12名)は土日を担当、山崎方面からのバス利用者(26名)は平日を担当し夏休み期間も含め9月下旬まで続きます。自分の担当日は責任をもって取り組んでくださいね。その後、お米づくりにおける全体テーマを決めていました。委員長の小松煌(千種中出身)と副委員長の大久保未紅(山崎西中出身)が前に出て、各班から出た複数のテーマ候補から1つに絞り込んでいきました。その結果「お米づくりを通して地域貢献 ~教室では学べないことを学ぶ~」に決定しました。素晴らしいテーマですね。このテーマを決める過程で、1年生の生徒たちの米づくりにかける熱い想いが伝わってきて嬉しかったです。
 来週からお米の味を左右する水管理当番がスタートします。生徒の素直で真面目な姿勢がきっと今年のお米の味となります。今後の取り組みを見守っていきたいと思います。頑張れ、1年生!

 
 
 
 
 

和太鼓の授業【49回生・アクティブ類型】

 職員室に響く和太鼓の軽快な音…千種高校では授業中も放課後も年間通して鳴り響きます。授業中は、1,2年生のアクティブ類型の教科アクティブ(和太鼓)の授業で、放課後はカルチャー部員が日々の練習で太鼓を打ち鳴らすのです。
 指導していただくのは特別非常勤講師の山田清輝先生で、地元の和太鼓団体に所属する太鼓の達人です。今日は1、2限に1年生の和太鼓授業でしたが、音に導かれるように武道場に向かいました。すると、10名の生徒が楽譜に合わせてリズムよくバチを叩き指導を受けていました。昨年もその迫力に驚きましたが、今年はさらに音量が大きく音がよく合わさっているように感じました。女子は4人中3人がカルチャー部員で、男子も野球部の元気者が多いのでレベルも迫力もアップしていたのです。
 山田先生から「もっと、音出せるぞ!」と激を飛ばされながら、繰り返し練習する生徒たち…、今日は、担任でありカルチャー部顧問の村上先生も参戦しての授業に生徒たちも気合が入っていたようです。ここで、習得した和太鼓の演奏は6月11日(金)の文化祭でも披露されます。発表の日まで時間はありませんが、頑張ってもらいたいです。山田先生、文化祭ではカルチャー部の和太鼓演奏も含め大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
 

動き始めた時間…【ゴルフ部】

 先日、飼われていたアミメニシキヘビが脱走し無事に捕獲されたニュースが話題となりましたが、今年はやたらとヘビに遭遇します。これは私だけでしょうか?
 先月はアクティブ(写真)の授業で黒土の滝へ向かう途中に、そして、田植え前の準備で田んぼ周辺の草刈りと溝掃除をした際にも大きなシマヘビに出会いました。その後、草刈りを終えて高橋先生と学校に戻る途中に「先生、校門入ったところにカメがいます!」、「小さいカメ!」と生徒が言うので、「どんな可愛いカメだろう…」と覗き込むと大きなヘビがとくろを巻いてこちらを見ているではありませんか!?「ウワァー!!」いい年した大人二人が校門でのけ反りながら大ビックリしました。また、その日の夜、私はアミメニシキヘビが追いかけてくる夢を見てベッドから落ちました。ヘビには要注意です。蒸し暑くなるこれからの季節、皆さんもくれぐれも気をつけてください。
 さて本日、放課後にゴルフバックを担いで練習場に向かう女子生徒を発見しました。部員がゼロになってしまったゴルフ部に今年入部した北川陽菜乃(1年・波賀中出身)です。大江令夏(2年・上津中出身)も入部し4月から2名で活動をしていますが、大江は卓球部と兼部しておりこの日はたった一人での練習でした。写真を撮りながら「何でゴルフしようと思ったの?」と聞くと「オープンハイスクールで少し体験して楽しかったから…」と答えてくれました。自分の直感で「やろう!」と決めたことを一人であろうが貫いている姿に意志の強さを感じました。自分の意志で行動したことは、必ず自分を成長させます。初めてのことに飛び込む勇気は並大抵ではなかったと思いますが、彼女たちのこれからの成長を見守っていきたいと思います。頑張れ!ゴルフ部!

 

 
 

地域貢献で心の掃除…【中高連携美化活動】

 今日から6月、衣替えの季節ですね。私もカッターシャツを長袖から半袖にしました!天気によって真夏のような暑い日もあれば、肌寒い日もあります。生徒の皆さんも、気象状況に合わせた制服の着こなしを心掛けてくださいね。
 さて、今日は午後から第12回中高連携環境美化活動が行われました。平成22年度から毎年続いている(昨年度はコロナの影響により中止)恒例行事で、中高生が協力しながら清掃・美化活動をすることで奉仕の精神を養い、環境問題について考えることを目的としています。中高生139名をA班、B班の2グループに分けて、A班は志引峠の不法投棄による粗大ごみ等回収を、B班はさらに7つの班に細分化して町内のゴミ拾いやこども園、老人福祉施設の草引きを行いました。
 日差しが強く暑さを感じる中、私は志引峠のA班に同行し活動の様子を見ていましたが、深い谷底に降りてタイヤ、炊飯器、コードやフライパンなど意欲的に回収していました。急な傾斜地も、ロープを用いながら協力して回収する生徒たちの姿に逞しさを感じると同時に、ゴミを捨てる心ない人々に対して腹立たしさを感じました。最後は、学校から約7km、ゴミを拾いながら歩いてやってきた女子グループと共に志引峠で記念撮影。疲れ知らずの生徒たちは、一部走って学校まで帰る生徒もいるなど、最後までとても元気でした。
 中高連携でこうした地域貢献ができ、心の中も掃除できたような清々しい気持ちになりました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。また、中学校の先生方ご協力ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 

一点集中!二人で全国大会へ【ライフル射撃部】

 5月29日(土)、30日(日)の2日間にわたり兵庫県高等学校総合体育大会ライフル射撃大会が明石西高校で行われました。本校は団体戦と個人戦に出場し、初日の団体戦(登録選手3人の合計得点)では女子が2位、男子が3位に入賞しました。また、個人戦では秦陽乃(3年)が621.7点の高得点で優勝!、猶原宏海(2年)が4位に入賞し、二人揃って6月の近畿総体(大阪府)、8月の全国総体(広島県)への出場権を獲得しました。
 秦さんはこの所スランプが続き、正直あまり期待できない状態でした。大会前もいつもの私なら「頑張ってこいよ!」とか声をかけたい所でしたが、今回はあえて声をかけず心の中で「頑張れよー!」と叫んでいる自分がいました。この数カ月、ずっと自分の心の中で闘っていたのだと思います。「敵は己の心の中に…」様々な逆境を乗り越えての見事な優勝に大きな拍手を送りたいです。猶原さんは、秦さんを目標にこの1年メキメキと力をつけてきました。練習では秦さんに引けをとらないまで実力をつけましたが、今大会の605.1点という得点には納得できていない様子で競技終了後には悔し涙を見せていました。しかし昨日、顧問の高橋先生から電話で「全国総体出場」の知らせを聞いて、電話越しにうれし涙を流していたと言います。普段はクールで感情をあまり表に出さない生徒ですが、今大会への強い想いはこのエピソードを聞くだけで伝わってきます。是非、次のステージではリベンジを果たしてほしいです。
 そのほか、男子では田中祥一朗(2年)が全国大会出場へあと一歩の好成績を収めるなど、ライフル射撃部員全体が非常に高いレベルで活躍しました。ライフル射撃部が掲げるスローガン「一点集中」、ここ一番で集中力を発揮するためには普段の地道な努力の積み重ねはもちろん、自分の心をコントロールする精神力が求められます。ライフル射撃部の皆さん、本当にお疲れ様、よく頑張りました。次のステージでの活躍を心から願っています。

 
   
 

目指せ 金賞!【小中高合同田植え】

 「五月晴れ」とはこの日のためにあるのか…「お天道様、ありがとう~!!」
 本日、好天に恵まれ本校1年生(38名)と、千種中学3年生(19名)、千種小学校3年生(16名)の合同田植えが実現しました。小中学生が加わることで一段と和やかさが増し、水田に歓声が響きわたりました。ご近所の皆さん、ご迷惑をおかけしました。田植え実習に先立ち、1年生有志メンバーが制作した「看板」を披露しました。「目指せ、金賞! 千種のお米はサイコー!!」の文字と小中高生がにっこり笑っているデザイン…まさに園小中高連携一貫教育の象徴です。有志メンバーのみんなに感謝です。ありがとう。
 さて、田植えは高校生と中学生または小学生がペアを組んで、A・Bの2つのグループに分かれて2カ所からスタート…。特別非常勤講師の田住学先生の指導を忠実に守り、千種太鼓の合図で一斉にイネ苗を水田に挿しました。そして、約60分で予定通り田植えが完了しました。中高校生が最後に残って田植えのラストスパートをしている時、小学生から「あと少し」コールならぬ「あと、バナナ」コールが連呼されます。無邪気な小学生に中高校生も私たち大人も癒されました。
 この合同田植えを通して、先人の米づくりの苦労を体験し、食への感謝の気持ちを感じてほしい。そして、この地域に住むことへの誇りを少しでも感じてもらえたらと思います。田住先生がおっしゃっていた「イネの生育と共に、みんなの心もまっすぐに成長してほしい」という言葉が心に残りました。
 小中学校の先生方をはじめ、市役所広報課、JAハリマ、各新聞社、テレビ局の皆さまの協力を得て、素晴らしい合同田植えとなりました。感謝、感謝です。

 
               
 

田植えの事前指導【49回生】

 明日の宍粟市の天気予報は「晴れ時々曇り」、降水確率10%、最高気温24℃…宍粟市の天気予報は、千種町に当てはまらないことも多いですが、予定通り小中高合同田植え体験が実施できそうです。児童・生徒の日頃の行いが良いので、大丈夫だと思っていますが私自身がまぁまぁな雨男なので、雨が降ったら私の責任ですね。
 さて本日4限目、1年生を対象に田植え前の事前指導を特別非常勤講師の田住学先生からしていただきました。米づくりを通しての探究活動、テーマ設定→情報収集→実践(地域貢献)→まとめ(発表)の流れについて説明を受けた後、イネの生態や田植えの基本的な知識を教わりました。そして、高校生である皆さんは「小中学生のモデルです。明日は、良い模範を示し楽しい時間にしよう!」と語りかけていただきました。
 昨年まで本校生だけで行ってきた田植えを小中高の連携事業として拡大しましたが、なにせ初めての試みのため上手くいくか分かりません。しかし、児童・生徒たちの笑顔がたくさん見られ、小中高生の絆が深まる機会となればと願っています。私も、一緒に楽しみたいと思います。児童・生徒の皆さんも、今日は早めに休んで明日に備えて下さい。田住先生、今日は有難うございました。また明日もお世話になりますが、よろしくお願いします。

 
 
 

コミュニケーション能力って何だ?【47回生】

 梅雨の中休みにより、本日も過ごしやすい一日となりました。今日も午前のアクティブ「写真」の授業では、3年生が自転車に乗って校外へ…「どこに行くんや!?」と聞くと「エーガイヤです!」と嬉しそうに駐車場で自転車を乗り回していました。今日は同行しませんでしたが、千種川の自然風景の撮影に出かけていたようです。最高ですね。
 さて、本日5,6限に(株)Kotake代表の能政夕介さんを講師としてお招きし、3年生の進路ガイダンスが行われました。まず最初に、企業が採用選考で重視する能力でダントツトップの「コミュニケーション能力(16年連続1位)」について、ペアワーク等を交えながらお話いただきました。その後、個々に大好きワーク(好きなことをまとめたシート)を作成し、その大好きワークをもとに隣同士で1分間会話をします。1分間って結構長い…、最初は時間を持て余していた生徒が多いようでしたが、能政さんから話し方の手法PREP(Point-Reason-Example-Point)法について学びます。特に、Eが重要で「好きなものがどの程度好きか」ということを自分の経験に基づいて説明することを教わりました。進路ガイダンスを通じて、自分を表現する技術が短時間で格段に上達し、今後の面接試験に大いに役に立つ時間となりました。
 能政さん、今日は私自身も大変勉強になりました。今日のお話を今後の進路実現に向けてしっかり活用していきます。本当に、有難うございました。

 
 
 

7限目の少人数授業【全学年・チャレンジ類型】

 昨日の雨も上がり、今日は暑くもなく寒くもなく穏やかな一日となりました。そして静かな校内…職員室に響くのは、先生方のキーボードを叩く音と外部から草刈機のエンジン音がかすかに聞こえるだけです。「やばい、やばい…」心地よくウトウトしそうになりました。生徒の皆さんも睡魔には要注意です。
 さて、本校には3類型(アクティブ類型・ベーシック類型・チャレンジ類型)があり、生徒の適性や幅広い将来の進路に対応するカリキュラムが設けられています。その中でチャレンジ類型は、特に国公立大学を含めた大学進学や公務員(市役所・警察官など)試験に対応するため、毎週火曜日と木曜日は7限目の授業を実施し、学力の向上を図っています。10人以下の少人数授業で丁寧に授業が受けられ、先生方との距離も近く、何でも聞ける雰囲気があるのが一番の魅力です。
 今日は、各学年の7限目チャレンジ類型の授業の様子を紹介します。リラックスした雰囲気の中にも、生徒たちの真剣な眼差しがあり、良い緊張感を感じる授業ばかりでした。素晴らしい!!大学進学がすべてではありません。しかし、自分の可能性を引き出すために、職業の選択肢を増やすために学力は必要不可欠なものです。「なりたい自分」のために日々努力する生徒たちを応援しています。

 
    

部活動再開!【全部活動】

 今日は弱い雨が一日中降り続き、肌寒い梅雨空となりました。太陽の日差しがないと暗く、なんとなく気持ちも晴れませんが、校舎横のアジサイは雨を歓迎するかのようにイキイキとしています。また、水田のイネやそこに住む生き物たちも喜んでいるでしょう。学校生活の中では雨によるデメリットの方が多いですが、雨も適度に降らないと困るので、今日はこれで良しと捉えたいと思います。
 さて、中間考査が終了し本日より1学期の後半に突入しました。通常の授業に加え、平日の部活動(2時間以内)も再開し学校内にも活気が戻っています。5,6月は、文化祭や合同田植え、連携美化活動等の行事が目白押しですが、コロナ感染防止に努めながらバランスよく頑張ってほしいと思います。今日は、放課後の部活動の様子を紹介します。新入部員も加わり、フレッシュな顔ぶれが多く見られ、どの部もハツラツと練習に取り組んでいました。
 今週末には、ライフル射撃部が県総体を迎えます。カルチャー部も文化祭に向け練習がスタートし上級生が後輩を指導しています。待望のゴルフ部員が2名入部し、止まっていたゴルフ部の活動が動き出しました。硬式野球部は、夏の大会に向け武道場で筋トレに励み、女子バレー部は3年生が引退して5名のみとなりましたが、楽しく練習していました。制限がある中での部活動ですが、それぞれが目標を掲げ生徒たちは頑張っています。

 
 
 
 
 
 

朝のSHR【全学年】

 中間考査3日目、今日も体調不良等の生徒なく全員が受験できました。今日は、1科目のみの考査だった生徒も多く、生徒たちはホッとした表情で足早に下校していました。一方、職員室では、先生方が考査の採点や提出物のチェック等で忙しくされており頭が下がる思いです。ありがとうございます。
 さて、本校では毎朝8時25分から5分間、朝のSHRが行われており、担任による出席の確認と様々な注意や連絡等が行われています。今日は、1年生のSHRにお邪魔しましたが、私が到着した8時23分頃には担任は教壇にいるのに誰ひとり話することなく静かに勉強しています。「あれ?もうSHR終わったのかな?」と思いつつ様子を見ていると、8時25分のチャイムと同時に生徒は勉強の手を止め、クラス委員長が「起立、礼」と号令をかけ始めました。「そうか、1学年はそういう指導をしてるんだ…」ようやく理解が出来ました。
 村上先生からの注意・連絡は大きく3点。
①提出物について、出せてない生徒がいる。出さないと評価は確実に下がるので、必ず提出すること。
②明日で考査最終日、考査後に部活動等あるかどうか確認し、必要な人はお弁当を持参すること。
③今日の午後から夜にかけて雨が強く降る予報。考査後のすみやかな下校と明日の朝、もし6時の時点で宍粟市、姫路市、佐用郡に警報が発令された場合は臨時休校となり、明日の考査は月曜日実施になること。
 村上先生からの連絡を生徒は真剣に聞き入っていました。1年生に限らず、細やかな生徒への指導や連絡を本校の先生方はきちんとして下さいます。いつも丁寧な指導に感謝、感謝です。

 

看板制作中です!【49回生】

 中間考査2日目、今日も無事に全員揃っての受験となりました。登校してくる生徒の様子を見ていると、眠たそうな顔の生徒もチラホラ…夜遅くまで勉強したんだろうなぁと思いました。あと2日、頑張りましょう!
 さて、1年生による「イネの栽培」がこれから本格的に始まります。今日の午後から、私もお借りしている田んぼ周辺の草刈りや溝掃除に汗を流し、来週(28日)の田植えに向けて準備しました。今年は、千種町内の小学校、中学校と合同で栽培していくという事となり、私も昨年以上に気合が入っています。
 そんな中、私の思いつきで小・中・高の取り組みの象徴となる「看板を作ってほしいなぁ…」と学年の先生にささやいた所、1学年の有志6名の生徒が集まってくれました。昨日、ホームセンターで材料を調達し、本日の放課後から看板づくりがスタートしています。中間考査が終わり、バスを待つ時間を活用して今日は下地の色を塗っていました。「ありがとう!」、みんな協力的で楽しんで参加してくれている姿に、心から嬉しく思います。
 この看板の設置によって、千種町内の校種の垣根を越えた絆の象徴となり、地域からも愛される取り組みとなればと願っています。有志メンバーのみんな、中間考査、部活動、文化祭練習等で忙しいと思いますが、頑張ってください。よろしくお願いします。

 
 

必死のパッチに…【全学年】

 今日から中間考査が始まりました。考査の日は正当な理由のない欠席や遅刻生徒がいた場合、成績にも大きく関わる事となるため、学年の先生はヒヤヒヤするものです。しかし、今日は欠席ゼロ、遅刻もゼロで全員受験となり、私も含め先生方もホッとしました。明日以降も、全員受験になることを願います。
 考査の時間は通常の授業と同じ50分間ですが休憩時間は15分間設け(通常は10分)、トイレや勉強する時間を確保しています。考査開始5分前には着席している生徒たちは、実質7~8分程度の間に廊下に出て必死に最後の勉強をするのです。その勉強スタイルも色々で、静か~に一人になり頭に叩き込んだり、友達同士で声を出し合って確認したりしています。中には、ジタバタせずに教室の席についてじっと試験の瞬間を待つ生徒もいます。見ていて、とても面白いです。
 「僕、今日の日本史自信があります!」と私に声をかけてくれる生徒もいました。「やるなぁ…」テストは決して楽しいものではないけど、自分で目標を定め挑戦する気持ちで臨めば、苦しみの中にも楽しみが出来ますね。あと3日間、頑張ってください。提出物等も必ず出しましょう!

 
 
  

考査前の追い込み【全学年】

 5月中旬だというのに、近畿地方に梅雨入りが発表されました。信じられない早さですね。今年は梅雨が長いのか、はたまた猛暑期間が長くなるのか…今から心配になります。
 さて、今日も一日中雨が降り続きジメジメした蒸し暑い一日でしたが、ほとんどの生徒が元気に登校し、中間考査前の最後の授業を受けました。昼休みや放課後に、教科の先生に質問に来る生徒もチラホラと見られ、考査への意識が高まっています。放課後に、各教室へ向かうと何名かの生徒が勉強している光景を目にしました。流石ですね。
 黙々と机に向かって書き込んでいる生徒、友達と教え合いながら確認している生徒…勉強の仕方は様々ですが、中間考査に向けて自分を追い込んでいました。素晴らしい!!皆さんの努力が明日以降の中間考査に反映されることを願っています。頑張れ、千高生!!

 
 
 

文化祭に向けて始動!【全学年】

 今日も各学年とも文化祭に向けての準備が行われていました。2学年はもうすでに撮影に入り、それぞれが役になりきって様々なシーンの演技がスタートしています。3年生も脚本が出来ているようで、2年生と同様にかなり進んでいると感じました。しかし、1年生は今日から本格的に始動したようで、役割分担を決めて担当ごとの打ち合わせをしていました。1年生は入学してまだ1カ月余り…、教員も生徒も手探りで準備しなければならず大変そうですが、なんとか本番まで力を合わせて頑張ってほしいです。
 来週は、18日(火)より中間考査が始まります。1年生にとっては、高校生活初の定期考査ですが、まずはこの週末はしっかり勉強し考査を乗り切ってもらいたいです。
 
 
 
 

今日の給食はタコライス!【全学年】

 千種町周辺の田に水が入り、早い所では田植えが終わっている水田も見うけられるようになりました。そして、夜になるとカエルの鳴き声が少し聞こえるようになりました。天気予報を見ると今週末から来週にかけてずっと傘マークが…。今年は、例年に比べ早い梅雨入りのようですが、「まさか!?もう梅雨入り?…」と思う予報です。本校の1年生による田植えは、5月28日(金)に千種小3年生と千種中3年生との小中高合同で実施を予定していますが、この日ばかりは雨が降らないことを願っています。
 さて今日、私は朝から楽しみで楽しみで仕方がないことがありました。それは、給食メニューが「タコライス」の日だったからです。昨年一度だけしか食べなかったタコライスの味が美味し過ぎて、忘れられなかったため、「もう一度食べたい」と思っていたら、先月届いた献立表に掲載されているのを見て、1カ月ほど前から楽しみで仕方ありませんでした。今日のタコライスも美味しかった~、少し甘めの味付けですが期待どおり…いつも以上に味わっていただきました。
 「今日はタコライスやぞーっ」と生徒に声を掛けると、「タコは入っていないですよねー」と返答が…「タコスのタコやーっ」と突っこみながら談笑しました。生徒たちも大好きのようで、いつも以上に食が進んでいました。
 ちくさ学校給食センターの皆さま、いつも美味しい給食を届けてくださり、ありがとうございます。学期に1回、いや月に1回、タコライスを献立に入れてほしいです。

 
 
 

写真技術を学ぶ【48回生・アクティブ類型】

 今日は、朝からほとんど太陽の日差しがなく肌寒い一日となりました。午後からはポツポツと雨が降り出す悪天候の中、校門付近から生徒たちの元気な声が聞こえました。何やらみんな同じ自転車に乗っています。生徒に話を聞くと、今から「黒土の滝」に行って写真を撮ると言うのです。これは、2年生の教科「アクティブ」写真専門家の萩原先生の授業で、生徒たちは、週に2時間カメラや写真の撮り方について学んでいます。
 私も一度も訪れたことのない「黒土の滝」。これは一緒に見に行かねば…と車で向かうと、急な坂道を自転車を押しながら歩く生徒や、何やら立ち止まって集まっている集団を発見しました。生徒に「何をしとんや!?」と尋ねると「ヘビがいます!!!」と返答が…恐るおそる近づくと水路に大きなシマヘビが渦を巻いているではありませんか。生徒たちは、怖がりもせずカメラで写真に収めていましたが、私は内心かなりビビッていました。
 そして、初めての「黒土の滝」に到着。深い谷の中に降りていくと、想像以上に立派で美しい滝が出現しました。川の水温が低いこともあり、一段と気温が下がって寒かったですが、生徒たちは元気に黒土の滝をカメラに収めていました。見る角度によって様々な表情を見せる美しい滝が今日の教材でしたが、今後も千種の自然を撮りに自転車部隊は町内を巡ります。

 
 
 

面談週間やってます!【全学年】

 今週は、生徒指導部主導で全教職員による全生徒対象の面談週間が行われています。新しい学年がスタートして約1カ月、5月のG.W明けは少し疲れが出てきたり、ストレスを抱えたり心境に変化が生じやすい季節です。また、緊急事態宣言下で部活動が思うようにできないことなどから心のケアが必要な生徒もいるかも知れません。さらに、いじめや不登校の未然防止、様々な先生方とより良い関係性を築く観点からもとても大切な時間だと考えています。
 放課後の時間を利用して、一人10分~20分程度の面談ですが、①学校生活全般、②学習状況、③部活動、④友達との関係、⑤大切な時間、⑥家庭での生活、⑦悩み・不安、⑧夢や目標など…、担当の先生と色んな話が出来ているようです。実は、私も明後日から面談させていただくのですが、生徒と色んな話ができる機会として今からとても楽しみにしています。
 今年は、こうした面談週間を各学期に1回ずつ実施する予定です。生徒から直接様々な声を聞き、共感し、小さな悩みやストレスを少しでも改善させるべく全教職員でしっかりと取り組んでいきます。

歯磨きタイム【49回生】

 風薫る五月、花が咲き誇り、今日の千種町は、暑くもなく寒くもなくちょうど過ごしやすい気候でした。校内のクンシランも満開となり非常に華やかです。
 さて、今日は昼休みの様子を見るため1年生の教室に向かいました。本校は、給食指導ということで各学年に1名の教師が昼休みも常駐しています。もともと正しい食事マナーを身についている生徒たちですが、教員がいてくれるので非常に安心です。さらに今日の1年生教室では、給食指導の教師以外に2名の教員が加わって、給食後は生徒たちに細々とした連絡等をとりながらコミュニケーションを図っていました。「有難いなぁ…」これだけ細やかに生徒に係ってくれる学校は県下でもNO.1だと自信を持って言えます。先生方、いつも有難うございます。
 給食後は、全員が洗面所に向かい順番に手洗いと歯磨きが行われるのですが、今日はその様子を紹介します。歯磨きをしている場面を写真に収めるのは難しく、多くの生徒が隠れたり、逃げたりして写真を撮らせてくれません。しかし、1年生もだいぶ私に慣れてくれたようでにっこり笑ってピースサインしてくれる生徒もいて、とても嬉しかったです。1年生の皆さん、いつも協力してくれて有難うございます。

 
  

文化祭に向けて一致団結!【48回生】

 本日午後からフラっと2年生のHR教室に向かうと、何やら生徒たちが話し合っている光景を目にしました。その様子を見ていると「どんな屋台にするか…」とか「カプセルが…」とか訳の分からない事を真剣に話しているのです。実はこれは、6月12日(土)に予定している本校の文化祭で、各学年ごとに演劇をするための大道具チームの打ち合わせだったのです。内容は分かりませんが、「全員で一つの作品を作り上げよう」という意気込みが伝わってきてすごく感動しました。
 特に衝撃的だったのは、役者チームが台本に合わせてセリフの練習をしている時でした。初めての練習だったようですが、生徒間で「もっとこんな風に言った方がいい…」と意見し合う場面もあり、監督を中心とした意識の高い練習が繰り返し行われていたのです。生徒がすべて台本や脚本をつくり、監督やチーム分けも生徒が決めて真剣に取り組む姿に驚きと感動の連続でした。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、演劇は各学年とも事前に撮影したものを編集し発表することを基本としますが、今からこの演劇の仕上がりが本当に楽しみでなりません。また、どんなストーリーなのかも興味深いです。2年生の皆さん、様々な制限の中での文化祭となりますが、本番に向けてみんなで力を合わせ頑張ってください。応援しています。

 
 
 

美術の授業【48回生】

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下のゴールデンウイークが終了しました。生徒の皆さんはこの5日間どのように過ごしたでしょうか?公式戦前3週間の部活動以外は休止するよう県からの通知を受け、この連休はフラストレーションがたまった生徒も多いと思います。当たり前の日常が奪われ辛いですが、一年前は一斉休校の真っただ中でした。学校があり授業が受けられるだけでも感謝し、ポジティブに「今、自分が出来ること」を考えて行動していきましょう。
 さて、昨年度も何度かお邪魔しましたが、2年生の美術の授業では「マスコットデザイン」の制作が行われています。野村先生の美術は、生徒の発想力や想像力を高めるための工夫が随所に見られ、本当に素晴らしい授業が展開されており、生徒たちは集中して授業に取り組んでいます。最初にキャラクター設定をイメージから連想し考え、その後キャラクター図の制作につなげていきます。また、文字デザイン制作では、キャラクターと関連性を持たせた印象的なロゴに挑戦していました。生徒たちの作品を見ていると、自分が所属する部活動に関連させたキャラクターが多かったですが、生徒たちのアイデアが詰まった素晴らしいマスコットばかり…ユニークで個性的なキャラクターが多くみられました。
 今後の授業で、紙粘土を使って立体的なマスコットに仕上げていきます。最終的にどんなマスコットになっていくのでしょうか?今から仕上がりがとても楽しみです。

 
 
 

イキイキ校外学習!【49回生】

 今日は1学年が「たかのす東小学校」へ校外学習へ出かけました。人間関係をつくり多くの人と話をする中で、仲間意識を高めることが目的です。たかのす東小学校まで学校から約5~6kmはあるでしょうか?急な坂道を自力で歩いて往復し、現地ではスケッチブック片手に午前中は写生大会が行われました。行きの道中にipadで撮影した写真や現地の風景など題材は個々に違いますが、個性的な絵が描けていました。昼食後は火おこし体験→お湯を沸かしてのアフタヌーンティー作り、そして焼いたマシュマロを一緒に食べて楽しいひとときを過ごしました。帰りの道中は、ゴミ拾いしながら帰りましたが、生徒たちは小さなゴミも見逃さずたくさんのゴミを集めてくれ、地域にも貢献しました。
 私は、今日の様子は帰りの道中しか見れなかったのですが、生徒たちは屈託のない笑顔で私を迎えてくれました。こんな楽しそうな笑顔を見たのは入学して初めてです。生徒たちにとって校外学習が交流や発散の場となり、気持ちが晴れやかになってくれていたようで嬉しいです。
 コロナの影響により、当初予定していたカレー作り(飯盒炊爨)等の調理実習は出来ませんでしたが、1学年の先生方の想いが詰まった校外学習が素晴らしいものとなったことを報告します。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

感謝の贈呈式【49回生・アクティブ類型】

 毎週火曜日は1~4限連続で1、2年生アクティブ類型の教科「アクティブ」が行われています。そして、ゴルフ、スキー、和太鼓、写真、木工など、本校の地域性を活かした特色ある授業が展開されています。特にゴルフの授業ではティーチングプロの林良民先生による講義と技術レッスンを実際にゴルフ場で受けられ、生徒にとっては非常に贅沢で有難い時間となっています。ゴルフ場を使用させていただき、生徒の送迎までしていただいている千草カントリークラブの皆様には、毎年のことながら本当に感謝しております。いつも、有難うございます。
 また、4月27日(火)にはゴルフの授業を始める1年生(10名)に対し、宍粟市ゴルフ協会の皆様より、生徒一人一人にゴルフシューズとグローブを贈呈いただきました。その贈呈式では、土居正栄会長から「ゴルフは年を重ねてもできるスポーツ、技術を磨いてゴルフを好きになってほしい」と生徒に呼びかけていただきました。また、林プロからは「感謝してプレーしよう」とお話をいただきました。
 今年も多くの方々の支援のお陰で、生徒たちの学ぶ環境が整えられていることに心から感謝致します。宍粟市ゴルフ協会の皆様、本日は誠にありがとうございました。3年間いや卒業後も大切に使用させていただきます。

 

クリンソウ咲く学校

 本校の敷地内にピンク色の可愛い花が咲き始めました。「クリンソウ」です。花の下の方から階段になって次々と咲いて、その姿がお寺の屋根の先端についている九輪に似ていることから「クリンソウ(九輪草)」の名がつけられました。北海道から本州、四国の山間部に自生する多年草で、兵庫県では絶滅の危険が増大している種として希少な植物に指定されています。
 そんなクリンソウが本校の敷地内で大切に育てられ、また種を落として様々な場所で花を咲かしている様子が見られるようになりました。とっても可愛らしく、強くたくましいその姿は、まるで本校生を見ているようです。
 学校から約12km北上し、ちくさ高原に行けば兵庫県内でも珍しいクリンソウが自生する群生地がありますが、ひと足先にその花を見ることができて幸せです。5月のGW明けには、ちくさ高原の40万株のクリンソウ群生地も一面ピンク色に染まり、多くの人の目を楽しませてくれますが、今年も緊急事態宣言が発令され入山が規制されるかも知れません。しかし、こうした自然豊かな千種ならではの風景を見て、心も豊かに学校生活を過ごせることに感謝したいと思います。

 
 

全力体育!【49回生】

 「イッチニー・イッチニー…イチ・ニー・サン・シー・ニー・ニッ・サン・シー!」
 職員室にいると、体育館から元気のいい掛け声が聞こえてきます。本校の体育の授業の流儀なのですが、自分の出せる声を目いっぱい張り上げて、全員が体育委員ばりの姿勢で授業を受けます。全学年共通して、ランニング、ラジオ体操、そして補強運動を行いますが、それだけでも見応えがあります。
 私が、掛け声に誘われて体育館に向かうと1年生が授業をしていましたが、すでに補強運動を終え、ラジオ体操の動作を1つずつ解説を受けながら行っていました。前屈→体側→体をねじる運動の3つの体操を何度も何度も繰り返し正しい動きを確認していました。大きな掛け声、目線、手足の指先まで神経をつかい、できる限り大きく動くことを意識して取り組みます。最初は、ぎこちない動きでしたが徐々に形になり、全体の動きが揃ってくる様子がよく分かりました。
 地道な体育の授業は、決して楽しいものではないと思いますが、生徒たちは真剣かつ全力で取り組んでおり、素晴らしいと思いました。1年生の皆さん、こんなに真剣にラジオ体操をしたことありましたか?大変だと思いますが、近くラジオ体操のテストもあると思います。繰り返し練習して、正しい動きを体で身に着けましょう。お疲れ様でした。

 
 
 

イネ栽培の特別授業【49回生】

 「米一筋」と書かれたTシャツを身にまとったあやしい風貌の講師2人が、本日、5限目の1年「総合的な探究の時間」の授業でイネ栽培の特別授業をしてくださいました。この方々は、お米栽培や鑑定のプロであるJAハリマ一宮営農経済センター課長の井口さんと衣笠さんです。昨年の1年生がお米甲子園金賞受賞したことをとてもを喜んで下さり、「私たちにも何かお米栽培のお手伝いをさせてください…」と今年様々な形で本校に支援をいただくことになりました。その第一弾として、今日はイネの栽培工程やお米甲子園で競うお米の食味値の評価項目と今年の目標値等についてお話をいただきました。
 授業の導入は、基本的なお米に関するクイズから入りました。10問ほどのクイズを真剣かつ楽しんで参加した生徒たちは、これで一気にイネという作物に興味をもってくれたようです。優秀な成績だった生徒には、景品までプレゼントしていただき、本当に喜んでいました。
 さぁ、今日の授業をきっかけとして今年も1年生によるイネ栽培がスタートします。昨年は、偶然にエントリーしたお米が金賞を受賞しましたが、今年はこうした地域の方々のバックアップを受けて、さらに美味しいお米づくりに挑戦します。そして金賞以上の賞を狙いにいって勝ち取りたいと考えています。井口さん、衣笠さん、今日は楽しい特別授業をありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

   
 
 

昨年の自分を越えろ!【47回生】

 今日も日中は初夏を思わせるような陽気となりました。校内では過ごしやすいですが、運動をするには暑さを感じます。そんな中、3年生の体育の授業では新体力テストが行われていました。男女に分かれて50m走、ハンドボール投げ、持久走(男子1500m,女子1000m)の計測があり、昨年度の自分越えを目指して取り組んでいました。
 和気あいあいとした雰囲気の中にも、スタート練習等に何回も真剣に取り組む姿に、本校生の真面目で一生懸命な資質を感じることができました。3年生にとっては高校生活最後の体力テスト、もう今後このような体力テストをすることはないでしょう。暑い中でしたが、手を抜かず全力で挑む姿に今日も感動を覚えました。今日は、そんな生徒たちの熱い姿を紹介します。生徒の皆さん、お疲れさまでした。よく頑張りました!

 
 
 
 
 
 
 

校内を彩るクンシラン

 新緑が美しい季節となり、今日もたくさんの陽差しを浴びて山々が輝いて見えます。そして、校内では本校の校務員さんの手により育てられたクンシランの花が咲きはじめました。場所によって咲き方に若干の違いはあるものの、2,3年生のHR教室前の廊下では3分咲きとなり、オレンジ色が目立つようになっています。満開の状態は迫力があり美しさも格別ですが、私は将来性のある今くらいの状態が好きです。
 そう言えば…昨年のこの時期、コロナによる学校一斉休業により、生徒は登校できていませんでした。したがって、生徒たちは、美しい光景を見て心を癒されていることでしょう。
 兵庫県における新型コロナウイルス感染拡大が止まりません。兵庫県では、3度目の緊急事態宣言発令要請も決定し、また緊張感が高まってきました。しかし、私たち一人一人が出来る事はただ一つ、個々にすべき感染防止対策をきっちり行うことです。それしかありません。私たち教職員も含め、引き続きしっかりと取り組んでいきます。

 
 

昼休みのひととき【49回生】

 今日の日中は建物の中はさほど暑さを感じないものの、屋外に出ると日差しが強く、初夏のような暑さとなりました。車の中はムワッと暖気が立ち込め、こういう暑さは久しぶりでした。今週は、こんな陽気が続くようですが、今年は真夏の暑さも早く訪れそうで恐ろしいですね。
 さて、本校は午前中の授業が終了してから50分のお昼休みがあります。しかし、給食当番は給食の準備や後片付け、それ以外の生徒も順番に手洗い・消毒を行います。そして、各自でトレーにご飯や副食をとり、教室を数か所に分けながら分散給食をしています。食べ終わったら各自で食器を片付け、ほとんどの生徒が歯磨きをして、午後の授業に備えます。今日は、1年生の給食指導に入らせてもらいましたが、友達と談笑する時間は正味10分もあるかどうか…給食を食べるのに時間がかかる生徒は、ほとんど休み時間がとれません。正直、「もう少しゆっくりさせてあげたいな?」と思う所がありますが、生徒たちは、何の文句を言うわけもなく過ごしています。
 生徒の様子を観察していると、校舎の外を眺めて気分転換する生徒、日番の仕事を黙々とこなす生徒、次の授業の予習をする生徒、友達と談笑する生徒など.....それぞれの昼休みの過ごし方を見ることができました。今日は、そんな1年生の昼休みの様子を紹介します。

 
   

全国17位と健闘!【ライフル射撃部】

 一昨日、三重県で開催された第40回全国等高等学校ライフル射撃選抜大会に本校の秦陽乃(3年)が出場しました。結果は、611.3点で残念ながらファイナルには残れませんでしたが、それでも全国17位と立派な成績を収めました。
 練習の中で調子の波はあるものの、最近は620点台をコンスタントに出せていたので、本人の中では納得できていないかも知れません。しかし、全国の舞台を経験できたことは必ず今後につながると思います。独特の雰囲気を肌で感じ、様々なプレッシャーの中で自分の力を出し切る難しさも体験できました。この経験を、今後の競技に生かしてもらいたいと思います。ひとまず、お疲れさまでした。よく頑張った!胸を張って学校へ登校して下さい。

 
  

友達との距離近づく…【49回生】

 本日3限~6限に、1学年では「インプロ学習」が行われました。「インプロ」とは、即興劇の手法を用いた自己表現力の開発法ですが、本校では入学してきて間なしのこの時期に取り入れています。特別非常勤講師の長谷中先生と國分先生の指導により、最初は硬い表情だった生徒たちも様々な共同作業を繰り返す中で、どんどん打ち解けていきました。私がお邪魔したのは午後からだったのですが、生徒たちは男女問わず仲良くなり、笑顔が絶えない時間となっていました。みんなの前に出て自分を表現することは勇気がいることですが、どんなに失敗しても他者を受け入れ認め合う雰囲気が溢れており、心が温かくなりました。
 入学式の日に、校長先生の式辞の中でも「他者を受け入れる」、クラス目標の中にも「自他を愛す」と重ねて話された通り、クラスの中で実行されていると感じました。自分のことをうまく表現できない、友達をつくるのが苦手…という人も今日はみんなよく頑張りました。最後に長谷中先生から、「失敗を恐れないで色んなことにチャレンジする3年間を過ごしてほしい」と生徒たちにエールをいただきました。今日は生徒たちにとって非常に有意義な時間となりました。長谷中先生、國分先生、ありがとうございました。

 

 

 

夢の晴れ舞台へ【ライフル射撃全国大会】

 今朝の千種町は1℃(午前7時時点)とかなり冷え込みましたが、雲一つない青空が広がり、学校からは三室山がくっきりと見ることができました。日中は20℃近くまで気温が上がり、寒暖差が大きくなっていますが体調管理に気をつけていきましょう。
 さて、ライフル射撃全国選抜大会の出場を決めた秦陽乃(3年)ですが、その後の様々な取材等によるプレッシャーや自身の体調不良などから長いスランプが続いていました。それでも懸命に練習を積み重ね努力してきたのですが、3月末に熊本県で開催予定の大会中止が決定し、深い挫折を味わいました。その後、代替大会として今週末(17日・土)に三重県で開催される第40回全国高等学校ライフル射撃選抜大会に出場できることが決まり、いよいよ明日から現地に向け出発します。
 11月末の近畿大会3位の栄冠から約5カ月間、本人の心の中で様々な葛藤があり今日を迎えています。私は、「ここまで十分に頑張ったので、後は試合を楽しんでほしい!!」と思っています。今日は、学校での大会前最後の練習風景を紹介します。練習後には、チームメイトや教員が書き込んだメッセージ入り色紙を手渡されました。夢の晴れ舞台で、自身の力が発揮されることを願っています。緊張感を楽しんでこい秦陽乃!千種高校の生徒・教職員あげてエールを送っています。

 
 
 

たかが掃除 されど掃除【49回生】

 49回生も入学して一週間が経過しましたが、学年の先生方の手厚い指導によって順調に過ごせています。保護者の皆さま、安心してください。
 今日は、放課後の掃除の様子を見に1学年のHR教室周辺に向かいました。HR教室、廊下や階段、トイレや特別教室などの掃除が迅速かつ丁寧に取り組めており感心させられました。「素晴らしい!!!」入学して間もない生徒たちが、黙々と掃除に取り組んでいる姿に清々しい気分になりました。
 掃除は、いくらサボっても欠席日数に含まれるわけでも、成績に直接反映されるものでもありません。だから、教師も生徒も「まぁ、いいか」みたいな所があるものですよね。
 自分の利益や不利益につながることについては、人は誰でも頑張れるものです。しかし、掃除や片付け自体は、自分にとって何の利益にも不利益にも直接つながりません。だからこそ掃除のような活動は、その人の品格や品性が如実に現れやすいと思うのです。
 「たかが掃除 されど掃除」49回生の皆さんが、掃除を通して自分の心を磨き、美しい教室で学年の先生方の愛情をたくさん受けてスクスクと成長していってくれることを願います。頑張れ、1年生!!

 
 
 

簿記の対面授業【48回生・ベーシック類型】

 今年度も県立和田山高等学校の全面的な協力を得て、一年間を通して簿記の遠隔授業が行われます。昨年度同様に、定期的な対面授業をしていただきながら、和田山高校の生徒と同時に授業を進めていきます。そして、最終的に簿記検定3級の取得と単位認定までを行います。
 今日は2年生ベーシック類型の生徒たちが初めての簿記授業でしたが、和田山高校の藤田裕美先生にお越しいただき、簿記を学ぶにあたってのガイダンスを受けました。これは、昨年の遠隔授業の反省点として、いち早く対面授業を取り入れた方が生徒も教師もメリットが多いと感じたことを取り入れたものです。生徒たちが、次回の遠隔授業から藤田先生をより身近に感じてくれ、授業にも集中してくれることを期待したいです。
 藤田先生の自己紹介から始まり、簿記という科目の特性や授業を受ける姿勢、評価方法などを生徒たちはメモを取りながら熱心に聞き入っていました。どの教科(科目)も同じかも知れませんが、「簿記は日々の努力の積み重ねが特に大切です」と力を込めて話をされていました。一日、少しでもいいから復習をして、学んだことを確実に身につけていってほしいです。
 藤田先生、今日は遠路よりお忙しい中お越しいただき、ありがとうございました。この一年間、大変お世話になりますが和田山高校の生徒と同様によろしくお願いいたします。

 
 
 

授業開始!【全学年】

 今日も早朝こそは肌寒かったものの、暖かな日差しを感じる一日となりました。廊下には、校務員さんの手により栽培されたクンシランが所狭しと並べられていますが、ニョキニョキと花茎が伸びて蕾が色づき始めています。今年は、4月中に満開のクンシランが見られそうです。
 さて、本日から各学年、本格的な授業がスタートしました。授業から学び、やり方を理解し、新たな知識を身につけ、やがて知恵を身につける…。将来の進路のための勉強でもありますが、それだけでなく「いつか」に備えて知恵を貯金するつもりで学ぶことを楽しんでもらいたいと思います。もちろん、苦手な教科もあると思いますが、最後まで投げ出さず、自分の出来るベストを尽くしてほしいです。本校の先生方は、授業時間以外でも質問に応じてくれる先生方ばかりです。疑問に感じたことは、どしどし質問してくださいね。
 今日は、昼休みの各教室にお邪魔しました。今日は給食がない日でしたので、本校では珍しいお弁当での昼食でした。コロナ感染予防のため、同一方向での会話ない分散給食でしたが、みんな行儀よくマナーを守って行動がとれていました。明日からは、給食が始まりますので、給食当番の人はエプロン、三角巾等を忘れないように持参してください。

 
 
 

初対面、ようこそ1年生!【全学年】

 4月の上旬だというのに、山々が淡い緑に色づき初め、濃いピンク色のツツジの花が咲き始めています。通勤道中の車窓からの景色は、チューリップやシバザクラなど草花も咲き誇っています。「あれ?新緑やシバザクラって、5月のゴールデンウイーク頃のものじゃないか?」、3月以降の暖かな気候により、明らかに季節が早く進んでいることに驚いています。
 さて、昨日入学式を終えた1年生も、本日より通常登校し、3学年揃っての登校がスタートしました。1年生にとっては初めての自力通学となりましたが、全員遅刻なく登校できており安心しました。
 今日は各学年ともに3教科の課題考査と身体測定、LHRが実施されました。そして、6限目には、全校生徒が体育館に集合し、対面式および部活動紹介が行われました。対面式では、生徒会長の秦さんから「入学して2日目、楽しみより不安の方が大きいと思いますが、困った事は何でも私たちに言ってください」と後輩を気遣う言葉が述べられました。その後、恒例の新入生自己紹介…緊張したと思いますが全員がスピーチし、聴衆から温かい拍手が送られました。先輩からの部活動紹介を真剣に聞き入っている1年生の生徒たち、本校で何か夢中になれるものを見つけてほしいと思います。
 昨日、今日と緊張の中で一方的に話を聞いてきた1年生の皆さん、かなり疲れていることでしょう。この週末はゆっくり休んで、来週から本格的に始まる授業に備えてくださいね。

 
 
 

第49回入学式【49回生】

 本日、14時より第49回入学式が挙行されました。新しい制服を身にまとった49回生38名(男子19名、女子19名)の入学が許可され、晴れて千種高等学校の一員となりました。入学式では、学年の先生方の計らいにより一人一人が間隔を空けて、いきものがかり「笑顔」の曲に合わせて入場。呼名をされると全員が「ハイ!」と大きな素晴らしい返事がかえってきて、高校入学後の決意が表れているかのようでした。私は、横からその様子を見ていて感動で目頭が熱くなり、「入学してきてくれて、ありがとう!」そんな気持ちになりました。
 コロナ感染防止のため来賓を招かず、シンプルな短い入学式でしたが厳粛かつ温かみを感じる素晴らしい入学式となったと思います。入学式後に保護者を前にして学年主任と担任から挨拶が行われました。学年主任の高橋先生からは、教育方針に「厳しさと優しさ」をテーマに掲げ、高い目標を持たせ背中を押し、甘やかさない。他人を思いやり夢や目標にチャレンジする生徒を育てたい。と自分の人生と重ねながら熱く語っていました。担任の村上先生も、入場曲の笑顔に合わせてクラス目標を「S・M・I・L・E」と定め、その頭文字をとってStudy hard(勉学に励む)、Make friends(友達をつくる)、Imagine your future(未来を描く)、Love yourself & others(自他を愛す)、Enjoy your life(青春を送る)という英語の教師らしい素晴らしいクラス目標を披露しました。
 HR教室に入ると、前日に生徒会役員が作り上げてくれた装飾の数々、お祝いチョークアート、そして教室の後方にはクラス目標がデカデカと掲示されており、新入生を出迎えていました。1年生も喜んでくれたのではないでしょうか?
 明日から本格的な学校生活がスタートします。(明日は課題考査ですよ)今日は保護者の送迎でしたが、自力での通学も始まります。まだまだ、不安もあるかと思いますが、徐々に千種の学校生活に慣れてくるでしょう。頑張れよ、49回生、心から応援のエールを送ります。
 
 
 
 

令和3年度本格スタート!【全学年】

 春季休業が終了し、本日午前中に着任式と始業式が行われ、令和3年度が本格的にスタートしました。2年生、3年生にそれぞれが進級し、どんな気持ちで今日の日を迎えたでしょうか?
 さて、着任式では、校長先生から4名の先生方の紹介がありました。英語科の北口先生、数学科の水谷先生、事務室の髙屋さん、業務支援員の岡野さんを新たにお迎えし、私たち教職員も新たな気持ちでスタートを切ります。今年度も地域に愛され、信頼される学校を目指し努力して参ります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 始業式では、校長先生の式辞で競泳の池江璃花子選手の白血病からの復活劇に触れられました。「努力は必ず報われる」という池江選手の言葉の裏側にある心の持ち方に学び「何事にもポジティブに取り組んでほしい」と呼びかけられました。
 始業式後には、教職員の紹介および校務分掌の発表を私からさせていただきました。生徒からは「ワ―、キャー」とかの反応は全くなく、静かに聞き入っていましたが、どう感じていたのでしょうか?一点、言い忘れていましたが…私も今年度はスキー部の顧問に入らせていただきました。よろしくお願い致します。
 最後に、生徒指導部長の清水先生と保健部長の富永先生からそれぞれ講話がありました。清水先生からは、今年は特別指導ゼロを目指そう…そのために日頃の爽やかな挨拶と服装の着こなしの一層のレベルアップを心がけでほしいと話がありました。また、新入生の頃を考えた1年生に対する立ち振る舞いで、1年生の不安を取り除いてほしいと呼びかけられました。富永先生からは、コロナの感染力は変わらないが、私たちの気持ちの緩みが感染者数を増減させている。基本的な感染対策をきっちり継続させようと話がありました。
 明日からは、通常授業がスタートします。(給食は13日からです)コロナの感染拡大が加速しており不安もありますが、今年も通常の学校生活が過ごせるようお互いに頑張っていきましょう!

 
 
 

優しい心 世界へ届け!【48回生】

 今日も朝から青空が広がり、風もなく穏やかな一日となりました。校内のサクラの樹を見ると、ほぼ満開に近い状態となり、4月8日(木)の始業式、入学式には花が散ってしまうのではないかと心配するほどの暖かさです。
 今年度も今日が最終日、コロナ禍で例年と違う一年でしたが、そんな中でも生徒たちの様々な活躍が見られました。ライフル射撃部、スキー部の全国大会出場をはじめ、硬式野球部や卓球部、女子バレー部の躍進、カルチャー部のテレビ出演等、部活動の頑張りは目を見張るものがありました。また、1学年が栽培してきたお米が全国2位に相当する金賞を受賞し、地域に活力を与えてくれました。来年度も千種高校の生徒の底力を、教員で引き伸ばせるよう頑張って参りますので、何卒よろしくお願いいたします。
 さて本日、1学年で栽培した「金賞米」の販売を通して得られた収益金全額(58,490円)を兵庫県ユニセフ協会へ出向いて寄付させていただきました。金額はわずかですが、生徒たちの優しい気持ちがたくさん詰まった収益金です。世界の支援を必要とする人々に届け、一人でも多くの命を救ってほしいです。代表生徒の皆さん、お疲れ様でした。



負けてまた強くなる!【硬式野球部】

 本日、赤穂城南球場で行われた春季高校野球西播地区予選会に本校が出場しました。対戦相手の飾磨工業高校は、本校の3倍以上の部員を有する力のある学校でした。しかし、非力だった本校の部員たちが一冬越してどれだけ成長したかを見るのが私自身とても楽しみで、応援に駆けつけました。
 試合は初回、ファーボールやパスボールなどバッテリーミスが重なり1点を先制されると、3回裏には4つのファーボールに加え、満塁からセンターオーバー走者一掃のツーベースを浴びて序盤から0対5と苦しい試合展開となりました。6回表には1,2塁のチャンスで世良(1年・一宮北中出身)の右中間へのツーベースで2点を返し反撃したものの、その裏では飾磨工業の打線が爆発し、一気に5点を献上…結局、2対12×の6回コールドゲームとなり悔しい初戦敗退となりました。
 昨年の秋の大会が終わってからも、練習の手を緩めることなくトレーニングを継続させ努力してきた選手はもちろん、顧問の先生方も悔しくてたまらないと思います。しかし、私は勝負には負けましたが千種の部員たちが劣勢に立たされても仲間を信じて最後まで相手に立ち向かっている姿に多くの感動をもらいました。本当に最後までよく頑張りました。
 今回の敗戦を糧に、顧問の先生方と共に夏の大会に向けて練習を継続させてください。君たちがリベンジするステージはこの先に待っています。私は勝っても負けても、皆さんを信じて応援し続けます。

 
 
 
 
 

水質改善プロジェクト!【生徒会】

 3学期に入って突然、生徒玄関前に設置された「使い捨てカイロの回収ボックス」。これは、Go Green Group の使用済み使い捨てカイロで水をきれいにするプロジェクトに賛同し、本校の生徒会がカイロ収集を行ったものです。
 私も初めて知りましたが、使い捨てカイロの再利用により、GoGreenCube(ゴーグリーンキューブ)に加工されます。このGoGreenCubeをヘドロが溜まって汚れてしまった川や湖や海に投入することでイオンの力により浄化できるというものです。この生徒会の呼びかけに、多くの生徒・教職員が「これは素晴らしい環境保護活動だ!」と協力し合い、約2か月間で496個の使い捨てカイロを回収することができました。
 先日、生徒会長の秦陽乃さんが黒田庄町にある会社に集めた使用済みカイロを届けてくれましたが、現地の職員の方も回収率の高さに驚かれていたそうです。そして、千種高校の皆さんに感謝の言葉を述べられました。何も思わず、捨てていたものも再利用すれば大切な資源になる…。この活動を通して、ゴミ処理の在り方を含め地球環境保護の重要性を改めて学ばせてもらいました。生徒会の皆さん、ありがとう!これからも生徒たちの心を動かす前向きな活動を、よろしくお願いします。

 
 

中高生徒会ミーティング【生徒会】

 「サクラ咲く!」千種高校の敷地内にあるサクラがようやく開花しました。この所の暖かさで一気に開花が進んでおり、今日もポカポカ陽気。ピンク色に染まったサクラの樹を見ると嬉しくなります。
 そんな中、今日は中高生徒会ミーティングが行われました。今年度はコロナの影響から千種中学校との中高連携行事の多くが中止となりましたが、来年度はすべての行事ができることを願って様々な議論が行われました。
 千種には美化活動、部活動、体育祭、ふれあい文化祭、マラソン大会、インターネットサミット in CHIKUSAなど多くの連携行事があります。中高生徒会執行部の生徒が、それぞれの行事について「利点」、「課題」を洗い出し、「改善策」を考え新たな「提案」がなされました。改善策、提案では、体育祭の競技を自分たちで考える。また、マラソン大会を駅伝大会にする。など、自分たちが主体となって行動していこうと前向きな発言が多く見られました。
 まだまだコロナ感染拡大が予断を許さない状況下ですが、自ら考え行動し最善を尽くし準備することは非常に大切なことです。私たち教員が想像もできないような柔軟な発想で、来年度も千種を盛り上げてくれる若い力に期待したいと思います。生徒会の皆さん、頑張ってください。応援しています。

 
 
 

3学期が終了しました!【全学年】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)とかなり冷え込みました。三室山や後山の山頂付近は雪が積もっており冬の再来を思わせましたが、雲一つない青空が広がりとても気持ちの良い朝でした。
 今日は3学期の終業式、校長先生の式辞では、コロナ休業から始まった今年度、様々行事が中止になり制限された学校生活の中で「みんな良く頑張った」と労いの言葉がかけられました。その中で、様々な変化に柔軟に対応する力、創意工夫の必要性を学んだ1年だったと振り返られました。終業式後の清水先生の話では、春休み中の生活について触れられ、長期休業中に力の差がつく…「自分の長所を伸ばす春休みにしよう!」と生徒に語られました。
 4月からは、それぞれが進級し上級学年になります。そして間もなく後輩たちも入学してきます。千種高校生の自覚と誇りをもって生活し、次の学年に挑んでほしいです。短い春季休業ですが、生活のリズムを崩さぬよう元気に過ごしてください。4月8日(木)始業式で全員揃って会えることを楽しみにしています。

 
 
 

新年度に向け着々と…【全学年】

 今朝の千種町は雨模様でしたが、通勤道中に山々を見渡すと淡いピンク色の花が目立つようになっています。ヤマザクラです。落葉した広葉樹にも新芽が芽吹きはじめ、早春のさわやかな季節を今日も感じることが出来ました。
 本日は、1,2学年ともにLHRと教科書購入、大掃除を行い4月からの新年度に向けた準備が行われました。先週、HR教室の引っ越しを済ませていますので、それぞれ2、3年生教室でLHRが行われましたが、教室が変わるだけで、「進級するんだな」という事を私自身も実感しました。その後、来年度使用する教科書を一人ひとり購入、真新しい教科書を受け取り、生徒たちは嬉しそうでした。来年度もこの教科書をフル活用し勉学に励んでくださいね。
 最後に大掃除ですが、いつも通り誰一人サボる生徒なく、普段の掃除で手が行き届かない細かな所まで丁寧に掃除してくれました。校舎内は、みんなのお陰でピカピカです。ありがとうございました。
 明日は、3学期の終業式です。色々あったこの一年間を個々に振り返り、来年度、新たな気持ちでスタートを切ってほしいです。

 
 
 

季節外れの百人一首大会【全学年】

 昨日の球技大会に続き、本日も生徒会行事の百人一首大会が行われました。最初、なんでこの季節に?と疑問に思ったのですが、本校では長年続く恒例の大切な行事になっています。学年男女混合で4人一組となり2回実施し、持ち札をポイント化して総ポイント数で競いますが、今年はボーナスポイントタイムを設け、この時間に札を取れば3倍ポイントを与えるなどルールも工夫して行われました。1回戦の結果から組み分けを行い、勝者組の1位~3位、敗者組の1位~3位を表彰(副賞:図書カード)対象としています。
 生徒たちは、身を乗り出しながら呼び上げの音に耳を澄まし、「ハイ!」と素早く手を伸ばして札を集めていました。中には、上の句、下の句をすべて覚えているつわ者もいて、札を独占する生徒もいましたが、投げ出さずなんとか1札でも多く取ろうとする姿に心を打たれました。球技大会とはまた違い、全員が同じ目的に向けて集中しているがゆえの楽しさや微笑ましい場面が多く見られ、癒されました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。成績は、以下の通りです。

★勝者組 優勝:山森咲楽(1年)90枚  準優勝:世良紗也果(2年)80枚  3位:小椋涼太(1年)55枚
★敗者組 優勝:森脇夏菜(2年)45枚  準優勝:阪本 唯(2年)42枚  準優勝:田口美咲(2年)42枚
                    準優勝:北川陽基(1年)42枚

 
  
 

白熱!球技大会【全学年】

 今日も朝から快晴で、日中はポカポカ陽気となりました。そんな中、後期球技大会が行われ、男子はバスケットボール、女子はバレーボールの2種目に分かれて白熱した戦いが繰り広げられました。男子6チーム、女子4チームの中でリーグ戦で行われる球技大会、1回負ければ終わり…ではないので生徒たちは体を半日フルに動かしてストレス発散できたのではないでしょうか?
 バスケットボールでは、チーム内で声をかけ合いながらゴールの瞬間「よっしゃぁ~!」と手を叩いたりハイタッチしたりとても盛り上がりました。見ていて「本校生らしいな!?」と思ったのは、接触して体がぶつかり合っても「ごめん、大丈夫?」とお互いが声をかけ合っている姿を見た時でした。熱くなり過ぎるとこうした時にトラブルになるものですが、そんな様子は全くありません。バレーは、男子に比べ静かな様子でしたが、1,2年生ともにバレー部員を要したチーム同士の戦いはレベルが高く見ごたえがありました。
 最後は恒例の教員チームが入っての決勝戦となりましたが、バスケットは教員チームがなんとか勝利したそうですが、バレーは生徒チーム(1年-A)に軍配が上がりました。生徒のみなさん、今日はお疲れ様でした。総合結果は以下の通りです。

★男子バスケットボールの部  優勝 2年Bチーム   準優勝 1年Aチーム
★女子バレーボールの部    優勝 1年Aチーム   準優勝 2年Bチーム

 
 
 

自由研究報告会【48回生】

 今朝の千種町は深い霧に覆われましたが、冬から春への季節の移り変わりを強く感じる陽気となりました。太陽の光が差し込み始めると、小鳥のさえずりも活発になり花壇に植わるビオラやスイセン等の草花もイキイキとしています。校内の桜に目をやると、かなり蕾も大きく膨らんでいました。花粉症の人には辛い季節ですが、生命の息吹が感じられ千種の自然から元気をもらえる嬉しい季節です。校舎内でも5月に咲くはずのクンシランが、季節を間違えて花を咲かし私たちの心を癒してくれています。
 さて、6日間にわたる入試休みが明け、本日久しぶりに全生徒が登校しました。そして、今日は教科の授業としては本年度最終日でした。コロナ感染症拡大防止のための臨時休業からスタートし、その後もコロナに振り回された一年間でしたが、無事にその後の授業が継続できたことに心から感謝したいです。まだまだ、完全に終息するまで時間がかかると思われますが、今後ともご協力のほどよろしくお願い致します。
 本日、3,4限1年生「生物基礎」の授業で、藤原誠先生をお招きして冬季休業中の課題であった「植物に関する自由研究」の発表会が行われました。生徒が一人一人、植物について興味をもった内容を事前に用意したプレゼンを用いて説明します。例えば、「世界一高い樹木」や「オジギソウの仕組み」、「竜血樹」等について身振り、手振りを交えながら発表するのですが、その内容の深さと完成度の高さに驚かされました。藤原先生からも、「非常に詳しく、分かりやすい発表ばかり、これからも生物、植物、樹木に関心を持ち続けてほしい」と講評いただきました。

 
 
 

SNSに潜む落とし穴を学ぶ…【全学年】

 本日、2,3限に西播磨県民局主催の「消費者出前講座」が行われました。講師のNIT情報技術推進ネットワーク(株)嶋田亜紀様から「スマホやSNSに潜む危険~将来の不安を残さないために~」という演題でご講演いただきました。
 内容としては、①スマホ利用における身体的障害、②お金のトラブル、③写真や動画、書き込みなどの投稿にけるトラブルや犯罪行為、そして最後に実際にスマホを出して④危険回避のためのスマホ設定の4点について説明を受けました。
 お話を聞く中で私は、嶋田先生の知識の豊富さとipadを駆使した分かりやすい説明に吸い込まれていき、あっという間に60分が過ぎ去ったという印象でした。当然、生徒たちも熱心に聞いていましたが、実際にある様々なトラブルや犯罪行為の事例を聞きながら、改めてスマホやSNSの便利さと怖さ、その正しい利用方法について考えさせられるご講演でした。自分のスマホを手元に出して、危険回避するための様々な設定については、「こんなこと知らんかった~!」と初めて知ることばかり…私も設定確認をしていてハッとする点がありましたが、生徒もきっと同じではないでしょうか?
 本校は、兵庫県が主催するスマホサミットに毎年のように参加したり、町内でもスマホの利用を考えるイベントに参加するなど、先進的な活動をしている学校の1つと自負しています。しかし、今日の嶋田先生のお話は鮮烈で生徒だけでなく、私たち教職員にとっても勉強になる有難い話ばかりでした。SNSに潜む落とし穴に十分注意して正しく利用し、ネットでは得られない体験や学校生活を大切にした生活を心がけたいと思います。嶋田先生、本日は素晴らしいご講演をありがとうございました。

 
 
 

将来の進路を思い描く…【全学年】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)と寒さは残りますが、日中は春のような好天が続くようになりました。一気に春めいてきた感じで嬉しいですが、今日は1年間の成績を決める会議もあり生徒の皆さんは、ハラハラ・ドキドキしているかも知れません。心当たりのある人は、担任から連絡が入るかも知れませんので、自宅待機をお願いしますね。
 さて連日様々な行事が続いていますが、本日も3,4限に1,2年生全員を対象とした「進路ガイダンス」が行われました。進学希望者と就職希望者に分かれて講演会が行われた後、学校・企業別ガイダンスということで、生徒たちは希望する2つの講座を選択し、各学校や企業等から説明を受けていました。どの教室に行っても生徒たちの表情は真剣で、講師の先生の話を熱心に聞いていました。こうした進路に関するガイダンスは7月からスタートし、何度か実施していますが特に2年生の生徒たちは自分の目指す方向性が定まってきたように感じました。理由は、生徒自ら積極的に質問するシーンも以前より多く見られたように感じたからです。目指す方向性が定まれば、自ずと聞く姿勢も変わるものですね。非常に良い傾向だと思います。
 今日の進路ガイダンスで得た情報をもとに、自分で幅広く情報を集めて、実際に足を運んで比べ、納得できる進路に結びつけてほしいと思います。今週末は学力検査による生徒休業日も続きます。こうした時間を活用して進路についての情報を集めてください。

 
 
 

生き方講演会【全学年】

 本日、3,4限は「生き方講演会」と題して大阪大学特任教授の思沁夫(ス・チンフ)先生からご講演をいただきました。思先生はモンゴル自治区の遊牧民出身で、14歳まで文字を知らなかったという異色の経歴を持ちながら文字を独学で勉強をされ難関大学に合格、弁護士資格も持たれています。そんな、思先生からどんなお話が聞けるか私自身も楽しみにしていました。
 思先生が幼少時代に出会ったいくつかの本を具体的に紹介していただきながら、「本を読みたくて文字を覚えた」というエピソードに例え、様々なことに関心を持つことの大切さを教えていただきました。そして、「分からないことがあっても我慢して耐えることも知ってほしい…」と粘り強く探究することの重要性も語られました。常に小さなノートとペンを持ち、学んだことを忘れないためにメモをとること、最後に「ふるさとを大切にしてほしい」とメッセージをくださいました。思先生の教え子であり、運転手役として同行された東京大学大学院の高成壯磨さんからも、「学ぶことは、人の生き方をより良くするためのもの、色んなことに関心を持ち自分を広めてほしい」と生徒たちに語りかけてくださいました。
 生徒を代表して1年生の南光開斗くんが、先生の話を聞いて「私たちがもっと地域を知り、地域にもっと関心を持たなければならないといけないと感じた。先生の話はとても刺激的だった。」と謝辞を述べました。
 思先生、高成さん、本日はお忙しい中ご講演いただきありがとうございました。今後、また千種町で学生さん達と活動されることがありましたら、是非本校生徒も誘っていただければ有難いです。今後とも、よろしくお願いいたします。