千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

簿記の対面授業【48回生・ベーシック類型】

 今朝の千種町は-5℃(午前7時時点)と私が知る限りこの冬一番の冷え込みとなりました。積雪こそ少なかったですが、民家の屋根には30cm近いつららがあちこちで見られ、千種の街全体が凍っていました。そんな中、1,2年生の教科アクティブではスキー実習の集大成となるスキー検定が行われました。昨年より約2週間遅い時期の検定となりましたが、ちくさ高原スキー場はなんと積雪240cm…最高のコンディションの中で、昨年はなかった1級合格者もいたようです。スゴイ!!全員よく頑張りましたね。(※詳細は、後日ブログで紹介します)
 さて、学年末考査が2日前と迫り、ベーシック類型・チャレンジ類型の生徒たちは、各科目で考査前最後の授業が行われました。その中でも、遠隔授業でお世話になっている2年生(ベーシック類型)の簿記の授業では、和田山高校の霜尾先生にお越しいただき生徒に直接ご指導をいただきました。学年末考査対策プリントを霜尾先生をはじめ、授業補助の大田先生、中田先生も加わって3人体制で指導に当たっていただきました。生徒たちの取組みは真剣そのもので、問題につまづいても周囲の先生や仲間がサッとフォローする体制と雰囲気が感じられる素晴らしい授業でした。
 学年末考査は明後日から、3/3(木)まで5日間の日程で行われます。この一年間の最終成績が確定すると同時に進級にも関わる大切な考査です。明日は体調管理に努めながらしっかりと勉強し、全員受検できるよう備えてもらいたいと思います。

 
 
 

連携型入学者選抜 合格発表!

 今朝の千種町も新たに約30cmの積雪を記録し、一面銀世界が広がりました。早朝から校務員さんと高橋先生が懸命に除雪作業をしてくださり、今日も無事に登校・出勤できていることに感謝しなければなりません。それにしても、今年は雪がよく降る…「雪はもういい」というのが本音です。
 さて、本日雪が舞う凍えるような寒さの中、連携型入学者選抜の合格発表が行われました。千種中学の受検生が14時の合格発表に合わせて本校生徒玄関前に集合し、自分の受検番号を自らの目で確認しました。自分の受検番号を見つけた瞬間、緊張から解き放たれたように受検生の表情が和らぎニッコリ笑顔に…。
 合格、おめでとうございます!残された中学校生活を大切に過ごしつつ、高校生となる自覚と希望をもって本校に入学してください。皆さんの入学を心待ちにしています。

 
 
 
 

就業体験発表会【48回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と冷え込んだ上に、昨日から降り続く雪が約30~40cm積もって非常に危険な状況でした。生徒・教職員の学校到着が心配されましたが、無事に全員が登校・出勤できて良かったです。
 さて、本日5,6限に2年生による就業体験発表会が行われました。「自分に気づき 未来を築く ~ちくさスマイルプロジェクト~」というテーマを掲げ、町内14カ所の事業所で年間5回の就業体験を行う予定でした。しかし、昨年以上に今年はコロナ感染症の影響を大きく受け、実質最初の1回(6月25日)しか実施できませんでした。学年の先生方も、体験日数が乏しすぎるため発表会の断念することも視野に検討をされていました。それでも、内容は薄くても校外で学んだ経験をまとめ、発表する機会を与えたい。そして、後輩たちに聞いてもらうことで来年度に向けて想いを繋いでもらおうと実施に踏み切ったのです。
 私もすべての発表を聞かせてもらいましたが、どのグループも1回しか実施できていないとは思えないハイレベルな発表で驚かされます。工夫したプレゼンによる豊かな表現力はもちろんですが、何より仕事をする側の視点の中に様々な気づきを得ていました。「柔軟さと仕事への責任を学べた」「挨拶の重要性を感じた」「地域の優しさに触れた」など生徒個々に校内にいては得られない学びが多くあったようです。一方で、「コロナで色々とやりたい事ができず悔しい!」という声も多数聞かれ、生徒たちの就業体験への想いも伝わりました。最後の田住先生からの講評では、「さすが千種高校生…就業体験を通して自分の生き方、人としての在り方まで触れられており素晴らしい!」とお褒めの言葉をいただきました。
 2年生の皆さん、お疲れ様でした。この経験を今後の学校生活や進路に大い活かし、さらに成長を遂げてくれることを願っています。

 
 
 
 
  

スキットで伝える・伝わる英会話【48回生】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)と非常に冷え込み、約3㎝ほどの積雪がありました。現在も降雪の勢いが増しており今後も断続的に雪が降る予報ですので、明日も気象警報や道路事情に気をつけて登校してほしいと思います。
 さて、先週に引き続き英語科の村上先生のお誘いを受けて2年生(ベーシック類型)のコミュニケーション英語Ⅱにお邪魔しました。教科書に掲載されている日本のとんち話を2人1組のペアで演じ、ipadを使用して動画編集したものをみんなで視聴するものでした。授業時間だけでは準備しきれず、放課後に残ったり自宅に持ち帰って本日を迎えた生徒たち…どのペアも工夫とこだわりが感じられる素晴らしい内容のものでした。アドリブを交え演技力で勝負する本格派ペア、メイキングまで準備し巧妙な編集力と発想力で勝負するペア、背景をタブレットで描きながら動きまでこだわった人形劇で表現するペア、強烈なキャラとインパクトある動画で爆笑を誘うペア…1つの物語にも色んな表現の仕方があり、生徒たちの個性が輝いていました。素晴らしい!!!もちろん、生徒たちには事前に投票用紙が配布され、発表後には生徒間で評価し合います。互いの良い部分を認め合い、評価し合うことで反省と次への意欲向上に繋げていました。
 教科書の内容を単に読んで終わるだけでなく、演劇にすることで感情が加わり生きた英会話になります。そして何よりICTを活用することで、生徒たちの主体的な学びと可能性がどんどん広がります。英語が苦手な生徒もこんな授業なら楽しく学べるに違いありません。授業後の生徒レポートには「とても楽しかった!」「英会話力が身についた!」「他の班の発想力に多くの学びがあった!」「私は女優にはなれないと思った…」など前向きな感想で溢れていました。
 村上先生、ありがとう!!これからも生徒たちの可能性を引き出す楽しい授業をよろしくお願いします。生徒の得票が多かったペアは以下のとおりです。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 1位 長井大樹・森下晴斗ペア  2位 日平梨里葉・木原紗文ペア  3位 北川陽基・高橋祐介ペア

 
 
 
 

炭焼き窯づくり体験【48回生・アクティブ類型】

 先週の話題になりますが、2年生アクティブ類型の9名がたかのす東小学校裏の山林に入り、炭焼き窯づくりのお手伝いをさせていただきました。前回は、たかのす活性化委員長の村上さんに炭焼きに関する講義を受けた生徒たち…、この日はわずかな時間でしたが村上さんや廣重さんに指導を受けながら実践実習をさせていだいたのです。
 この日は晴れ間も出て比較的暖かい陽気だったのですが、一歩山林に入ると一気に気温が下がります。周囲には雪も残り、炭焼き窯に使用するレンガも土も凍っており足先から冷えてくる中での実習でした。過酷な環境でしたが生徒たちは、レンガ(再利用のもの)に付着している土や氷を削ったり、土の中から石を取り除いたりと懸命に実習に取組んでいました。私も一緒になって参加しましたが、全身運動はすぐに体がポカポカ温まってきて寒さを忘れられ、生徒たちと会話しながら楽しい時間を過ごすことができました。しかし、この作業をこれまで高齢のお二人だけで黙々と取り組んでこられたのかと考えると、重労働な上に気の遠くなるような時間が必要であることはすぐに分かりました。炭焼き窯づくりには体力に加え根気が必要な作業だと感じました。
 今回、講義やお手伝いをさせていただいたご縁を大切にして、今後また機会があれば生徒たちと共にお手伝いに行かせてもらいたいですし、炭焼き窯が完成したら、一度生徒たちと炭づくりを体験させてもらいたいと強く思いました。村上さん、廣重さん、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。炭を利用する機会の少ない時代ではありますが、この実習を体験したからこそ得られたものはたくさんあります。生徒たちも、炭の見方が変わったことでしょう。私たち教員も、古き良き伝統文化、先人の知恵、本物の良さ・価値観を今の子どもたちに伝えていかねばと考えさせられました。

 
 
 

新聞に掲載されました!

 本日の神戸新聞に3年生(アクティブ類型)による飛び出し坊や寄贈の記事が掲載されました。町内の交通安全につながると共に、この飛び出し坊やを見て心を癒してもらえたらと思います。

久々の土の感触【硬式野球部】

 昨日の放課後、グランドに目をやると硬式野球部員が顧問の櫻井先生から元気よくノックを受けている光景を見ました。こんな光景を見るのは久しぶりです。今年は年明けから雪が降り続き、グランドは雪で覆われ、部員たちは室内での練習を余儀なくされていたのです。「今日は、グランドいけるんちゃうか!?」と生徒たちはグランドの状況を確認し、少し柔らかいグランド状況でしたが、久しぶりに土の感触を確認しながら練習しました。
 「ショートいくぞ!」の櫻井先生の言葉に「ハイ、お願いします!」と元気よく声を出し、久々の実践練習を楽しんでいる生徒たちを見てこちらも嬉しくなりました。冬場の筋トレ、走り込み等の基礎練習はもちろん重要だと思いますが、硬式ボールを使用した練習はやはりテンションが上がりますね。
 硬式野球部の皆さん、まだまだ寒い時期が続きますが春は確実に近づいています。来る日に備えて、今出来るベストの練習を積み重ねてください。頑張れ、硬式野球部!

 
 
 

クイズ形式で楽しく学ぶ…【49回生】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)と冷え込みはいく分マシでしたが、雲が広がりあまり気温が上がらず寒い一日でした。ストーブがあるお陰で教室や職員室は快適ですが、廊下や体育館などは冷えきっており辛い季節です。しかし、本校のトイレの便座は生徒用も教職員用も暖房便座ですのでトイレは快適に利用できます。「暖房便座さん、ありがとう!!」そんな気持ちで毎日利用させてもらっています。
 さて一昨日、英語科の村上先生に「教頭先生、よろしければ見学に来てください!」と誘っていただき、1年生(ベーシック類型)のコミュニケーション英語Ⅰにお邪魔しました。クイズ型アプリ「kahoot」を利用した授業が行われており、生徒が2、3人1組でチームを組み英会話クイズを手元のipadを用いて解答していました。シンキングタイム終了時に鐘が鳴ったり、解答結果が正面のスクリーンで示されチームごとの順位や得点が即座に共有できたり…。まるでクイズ番組に出演しているかのような気分が味わえ、生徒たちは時折拍手や歓声をあげながら楽しんで取組めていました。もちろん、正解・不正解に一喜一憂するだけでなく、村上先生から間違いやすいポイントについて解説もあります。「いやぁ…スゴイ!!」楽しく、効率よく学べるICTを活用した授業を目の当たりにし、感動すら覚えました。
 来年度の新入生から一人一台端末を購入いただく中で、各教科ごとにICTを活用した授業が益々求められます。その先駆けとして若い教員が率先してICT教育を取り入れ、その可能性を探っている姿に頼もしく感じました。村上先生、素晴らしい授業をありがとうございました!

 
 
 

速報!スキー全国IH(2日目)

 2日目の結果を首を長~くしながら待っていましたが、たった今現地から情報が入りました。今日は、クロスカントリー競技5km(クラシカル)が行われ、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が97位、越乢凜さん(3年・千種中出身)が100位でゴールしました。昨日のフリーに続き昨年の同大会のタイム、順位を大きく上回る好成績でした。雪が降りしきる厳しいコンディションの中で、極度の疲労と緊張の中よく頑張ったと讃えたいです。
 二人の3回目の全国IHは終わりました。しかし、この後少し休んで秋田国体、そのまま移動して全国選抜大会(長野県)とまだまだ全国の舞台での試合は続きます。今回の経験を是非とも次のレースに活かしてほしいです。ひとまずお疲れ様でした。よく戦い切りました。胸を張って千種へ帰ってきてください。
 詳細結果は以下のとおりです。
【クロスカントリー競技(クラシカル)5km】
 97位 池部黄那 25分19秒 ※参考(昨年)120位 34分28秒
100位 越乢 凛 25分41秒 ※参考(昨年)108位 28分03秒

 
 
 

速報!スキー全国IH(1日目)

 本日より、岩手県八幡平市で第71回全国高等学校スキー大会(全国IH)が開幕しました。女子クロスカントリー競技5km(フリー)が行われ、越乢凜さん(3年・千種中出身)が96位、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が97位と大健闘しました!記録面でも、一昨日のタイムトライアルで記録した自己ベストをさらに大きく更新させました。この一年間で彼女たちが確実に成長出来ていることが実証され嬉しく思います。そして、3年生の卒業間際まで自己を磨き上げ、ここ一番で力を発揮した二人に大きな拍手を送りたいです。本当によく頑張りました!
明日は、同じく5km(クラシカル)に出場します。今日の疲れをしっかり抜いて、明日も自己記録更新を期待しているぞ!!
 詳細な結果は以下のとおりです。
【クロスカントリー競技(フリー)5km】
96位 越乢 凜 21分47秒  ※参考(昨年) 114位 24分08秒
97位 池部黄那 22分08秒  ※参考(昨年) 121位 28分41秒

 
 
 
 
 

温かい心、世界に届け!【48・49回生】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)とよく冷え込んだ上に、約10cmの積雪があり足元を気にしながらの登校となりました。そんな凍てつく寒さが続く千種町ですが、今日は心が温かくなる話題をお届けします。
 1月22日(土)に市内3カ所の道の駅で販売した児童生徒が育てた金賞米の売上金ですが、1学年の生徒の発案によって特定非営利活動法人ピースウインズ・ジャパンに全額寄付することとしていました。しかし、ただお金を振り込むだけでは少し味気ないので、1学年の村上先生が交渉を重ね「生徒から手渡ししたい」と先方に想いを伝えました。すると、「是非、行かせてもらいます!」と返答をいただき、先週金曜日に講演会&寄付金寄贈式が実現したのです。
 本部のある広島県から田邊圭さんにご来校いただき、最初にスライドを用いてピースウインズ・ジャパンの様々な活動内容(災害支援・コロナ支援・動物保護活動など)について紹介を受けます。国内外を問わず飛び回り、困っている人に手を差しのべる活動に生徒たちも真剣な表情で聞き入っていました。講演会後の質問タイムでは、「言語の違う海外での対応をどうするのか?」、「技術をもった人員の確保をどうするのか?」、「資金調達はどうなっているのか?」等、驚くほど質問があり生徒たちの関心度の高さが伺えました。お米作りに取組んできた生徒たちの様子を動画で紹介した後、最後に1学年を代表し委員長の森下紗羽さん(波賀中出身)から売上金(70,401円)を田邊さんに手渡し、会場は大きな拍手に包まれました。田邊さんも「様々な寄付金の形はあるが高校から直接いただくのは初めて…、皆さんの気持ちを職員に必ず伝え大切に使わせてもらいます」と感動されていました。
 1学年の米作りから始まる一連の総合的な探究の時間は、この行事をもって完結しました。金額はわずかですが、生徒、教員、そして田邊さんの想いが一つになり素晴らしい時間が過ごせたことを嬉しく思います。田邊さん、遠方からお越し下さり、本当にありがとうございました。
 
 
 
 

全国IH公式練習を経て…【スキー部】

 北京オリンピックが開幕し、様々な競技がテレビで放送されています。私もコロナ感染への警戒もあり、この週末は外出を控え自宅で観戦していますが、本校生が出場する岩手IHもいよいよ公式練習を経て明日から開幕します。3回目の全国IHへ挑む越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)の二人はクロスカントリー競技に出場しますが、現地から公式練習の様子が届きましたので紹介します。
 公式練習は、実際の競技コースを指定された時間内、自由に練習できるよう設けられており、コースの特性や雪質の感覚などを確かめるため行われるものです。二人は、2月3日(木)から日中はこの公式練習を繰り返しているようです。全国から集う強豪選手らと共に同じコースで練習でき、多くの刺激や技術を得る機会でもありとても重要な練習です。昨日は、フリー(5km)のタイムトライアルを行い、越乢凜さんが23分14秒、池部さんが23分41秒と非公式ながら自己ベストを更新しました。スゴイ!確実に力がついていますね。ただ心配なのが、連日の練習により体の痛みや疲労の蓄積がある点です。宿舎に戻ってからも、夜遅くまでワックスルームと呼ばれる部屋でスキー板の手入れを行っており、「練習」+「板の手入れ」で連日クタクタのようです。
 明日の競技本番に向け、今日は軽めに調整して体をケアし、少しでも良い状態でレースに臨んでもらいたいと思います。越乢さん、池部さん、寒波襲来でコンディションも厳しいと思いますが、自己ベスト目指して頑張ってください。応援しています。

 
 
 

隠れた才能【49回生】

 今週もあっという間に金曜日となりました。充実している証拠なのでしょうか?年をとったからでしょうか?時間の経過が早すぎて驚きます。私は日曜日の夜、バナナマンの「せっかくグルメ」という番組をよく見ます。先週は姫路市で収録されたものが放送がされて、「そこは焼肉じゃなく、アナゴだろ!!」と一人でツッコミましたが、この番組を見ると「もう一週間経ったんだ…」と思わされます。平等に与えられる時間ですが、時間経過の感覚は人それぞれ…、生徒の皆さんはどんな風に感じているのでしょうか?
 さて、今日は1年生の「総合的な探究の時間」の授業の中で楽しいイベントが行われていました。一年間かけてお米の生産から販売、活用方法などを中心に取組んできた授業ですが、今日はオセロ大会…。リラックスしてクラス間の交流を図ることが目的のようです。たまには、こんな時間もいいですよね。また、単純な遊びのようでオセロに勝つためには様々な戦術や先を読む力を要します。そんなオセロの最強王者が一坪小春さん(千種中出身)です。1年生の中でまだ誰も勝った生徒はおらず、相手に1枚も取らせない完封勝利をする時もあるそうです。今日も、男子生徒3人(実際は1人ですが、2人に助言を受ける)を相手に圧勝していました。淡々とオセロに向かう姿勢、「自分がどこを取るかでない。相手にどこを取らせるかだ!」という一坪さんの名言に貫録すら感じました。

 
 
 

今日の給食手巻きずし【48・49回生】

 今日は節分です。今朝の新聞折り込みには、どのスーパーも「恵方巻」を宣伝するチラシが並んでいました。巻きずしの具材も豪華になって、年々恵方巻商戦がヒートアップしているように感じます。しかし、「節分=豆まき」で育った私たちの世代からすると、「いつからこんな風習が全国で定着したんだろう?」と疑問に思ったりもします。とは言いつつも、私の嫁は「献立考えんで済む!」と確実に手巻きずしを買ってきますけど…、完全にこの社会現象に飲み込まれています。一方で手巻きずしに限らず、こうした一時的な過剰生産による食品ロスも近年問題視されています。食事を通じて季節感を感じることはとても大切なことです。しかし、商売に走り過ぎるがあまり大切なものを失わないようにしてほしいと感じます。
 さて、本日の給食は節分にちなんで「手巻きずし」、「沢煮椀」、「節分まめ」が提供されました。ちくさ学校給食センターの皆さまの子どもたちへの愛情が感じられる献立に心から感謝したいです。一口サイズの小さい巻きずしですが、生徒たちは海苔の上に酢飯をのせ具材を挟んで美味しそうにほおばっていました。「幸福祈願!」千種高校の生徒たちに福がたくさん訪れることを願っています。ちくさ学校給食センターの皆さま、ありがとうございました。

 
 
 

炭焼きを学ぶ【48回生・アクティブ類型】

 今朝の千種町はまたまた雪景色…、ようやく雪がとけたかと思っていましたが、また約15cmの積雪によりグランドが雪で覆われました。その後、陽が差して夕方には道端の雪もとけましたが、明日の朝もアイスバーンになりそうですので、ノロノロ運転で出勤したいと思います。生徒の皆さんも、足元に十分気をつけて登校して下さい。
 さて、本日5,6限目の2年生アクティブの授業は、たかのす東小学校(鷹巣活性化委員会)にお邪魔して、炭焼きに取組む村上さんよりお話を聞かせていただきました。近年、耕作放棄地や手入れしない山々が増え、獣害防止や里山を保全する活動が深刻な課題となっています。伐採した木材を炭にして利用することで、こうした課題を少しでも克服すると共に、地域の活性化に繋げようと委員長の村上さんらが立ち上がり、炭窯づくりから取組まれています。私も興味津々でお話を聞かせてもらいましたが、木材が炭になる過程で大変な知恵と労力を要することが分かりました。それと同時に、手間暇をかけて作られた本物の炭の価値を感じることができました。価格は海外から輸入されている炭に比べ少し高いかも知れませんが、炭の持ちや燃え方は全く違うそうです。宍粟市土万のふれあいの館で販売されているそうですが、是非私も利用したいと思いました。
 授業の最後に、炭窯を見学させていただきました。現在この炭窯は改修中で、来週のこの時間で生徒たちも少しお手伝いさせていただく予定です。村上さん、廣重さん、今日は有難うございました。来週もよろしくお願いいたします。

 
 
 
 

新聞に掲載されました!【スキー部】

 今朝の神戸新聞に、スキー競技で3年連続全国インターハイに出場する越乢凜さん(3年・千種中出身)、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)の記事が掲載されました。競技は2月7日(月)、8日(火)の2日間ですが、現地での公式練習があるため二人は本日から岩手県八幡平市の田山クロスカントリーコースに向かっています。全国IH終了後、2月15日(火)~20日(日)まで兵庫県選手団として秋田国体へ、そのまま長野県に移動して2月21日(月)~25日(金)まで全国選抜大会に出場し連戦が続きます。とんでもないハードな日程で全国の雪山を飛び回る二人ですが、体調管理に留意しベストを尽くしてほしいと願っています。生徒、保護者、地域の皆さま、ご声援よろしくお願いいたします。
 現地からの情報が入りましたら、二人の様子をブログを通じてお知らせします。是非、ご覧ください。

 

完全黙食の給食【48・49回生】

 今日から2月、九州など暖かい地方では梅の花の便りが聞かれる季節ですが、千種は冬真っただ中です。グランドの雪こそとけて土が見えるようになりましたが、今朝も-4℃(午前7時時点)と極寒でした。春の訪れが待ち遠しいです。
 さて、本日より3年生は自由登校となり、1,2年生のみ(74名)の学校生活となりました。通学のバスの混み具合も少しは緩和され良い部分もありますが、やはり寂しさの方が大きいですね。3年生の存在の大きさを感じつつ、次の学年に上がる自覚を高める学年末にしてほしいと思います。
 新型コロナウイルス感染症の感染者数は、増加の一途をたどり連日のように全国各地で「最多更新」が報じられています。宍粟市内にもその波が押し寄せており、本校でも警戒を強めています。これまで通り、①マスクの着用、②手洗い・消毒、③適度な換気、④教職員による毎日の校内消毒、⑤生徒・教員の毎朝の検温、⑥分散しての給食等は継続しています。その中で最も重要なのは、「マスクを外している時の会話である」という視点を持ち厳重に指導しています。例えば以前は、部活動を終えた流れで部室内や学校の帰りなどに時々、マスクを着用せず会話している生徒が見られました。また、一部生徒が昼食時に隣の生徒と会話を楽しむシーンもありました。こうした行為を極力控え、「会話する時はマスクを着用する、マスクを外している時は話をしない!」を習慣化していきたいと思います。生徒の皆さん、しっかり意識していきましょう。
 今日の給食も完全黙食で、みんな静かに前を向いて食事がとれていました。コロナ感染の症状が出にくい場合が多いので、「誰が保菌していてもおかしくない」という意識を持ち学校生活を過ごしてほしいです。

 
 
 

感謝の大掃除【47回生】

 今朝の千種町は-1℃(午前7時時点)で小雪舞う朝となりました。しかし、雪雲もすぐに消え去り午前中は青空も見うけられました。今日をもって3年生はしばらく自由登校となりますが、今の3年生の気持ちを表しているように感じました。これから大学受験を迎える生徒は、開放感に浸る余裕はないですが、全体登校はしばらくありません。3年生には、最後まで制服を美しく着こなし、学校や授業を大切にする姿勢を貫き、1,2年生の良き見本となってくれた事に感謝したいと思います。本当に、ありがとう。よく頑張ってくれました。
 さて、今日の3年生は大掃除とLHRが行われ、各分担ごとに丁寧な掃除が行われました。「立つ鳥跡を濁さず」ということわざにあるように、生徒たちはいつにも増して力を込めて取り組めていました。また、放課後には有志のメンバーが残ってHR教室の床掃除をポリッシャー等を使用して行いました。本来、しんどいはずの清掃も、みんなが前向きに取組むことで楽しいものとなり、非常に良い雰囲気でした。「私たちの仕事もこうでありたい…」と生徒から学んだ気がします。
 3年生の全体登校日はあと2日…、2月28日(月)の卒業式予行・同窓会入会式と、3月1日(火)の卒業式を残すのみとなりました。教習所に通い車の免許取得に勤しむ人、アルバイトに勤しむ人、受験勉強に最後の力を振り絞る人、スキーのインターハイ・国体・選抜大会と連戦が続く人…、明日からしばらく学校を離れますが、それぞれの目標に向け頑張ってほしいです。また、コロナ感染の猛威が近くまで迫っています。健康にくれぐれも気をつけて元気に過ごしてください。

 
 
 
 
 

簿記の遠隔授業【48回生・ベーシック類型】

 昨日、2年生(ベーシック類型)の簿記の授業(遠隔授業)にお邪魔しました。この和田山高校との遠隔授業は県教委からの研究指定を受けたことをきっかけとして始まり、今年で4年目となります。当初は、商業科の教員免許を持つ教員がいない中で、また遠隔授業のノウハウも全くない状況下で、本校の授業担当者もかなり戸惑っていたと聞きます。時には接続がうまくいかず、授業の途中で途切れるなどのトラブルも多くありました。しかし、本校の授業担当者の並々ならぬ努力と和田山高校の先生方の全面的な協力体制のお陰で、今では非常に質の高い授業が展開できています。
 その証明として先日、1年間の学習成果の定着を確認する簿記実務検定に21名の生徒が挑戦しましたが、対面授業を受けている和田山高校の生徒より高い合格率を誇っています。本当に素晴らしい事だと思います。
 生徒たちは、今日もスクリーン越しに見える和田山高校商業科の藤田裕美先生の話を真剣に聞きながら、手元のipadに映し出された藤田先生からの板書を見て、プリント演習に取組んでいました。藤田先生とスクリーン越しに対話もできますが、なかなか質問がしにくい雰囲気もあり、生徒たちは授業に遅れまいと必死に食らいついている感じでした。
 2月22日(火)には、学年末考査前に直接本校にお越しいただき対面授業を行っていただく予定です。そうした時間に、分からない部分は直接質問したり、放課後に補習をしていただきカバーしていただいています。学年末考査に臨む生徒たち…先生方の様々な苦労があり、円滑な簿記の授業が受けれれていることに感謝しながら勉強に取組んでほしいです。

 
 
 

街の交通安全を願って【47回生・アクティブ類型】

 卒業考査3日目、今日も3年生は安定して全員受験…最後まで意識を高く持ち、卒業考査に向けて全力で取組んでいました。一方、1,2年生は昨日のスキー実習での疲れ等が影響したのか欠席が目立ちました。コロナ感染の急拡大が続いている状況下で無理に登校する必要はありません。しかし、進路等に係る大切な時期に休まないよう、自分の体を知り体調を整える力を身に付けてほしいと思います。
 さて本日、3年生の教科「アクティブ」の木工の授業で制作してきた「飛び出し坊や(妖精)」5体をちくさ市民局(ライブリーちくさ)へ寄贈しました。昨年卒業した3年生が、地域貢献を目的に本校のマスコットキャラクター(チッチ、クック)をモチーフにした看板を制作、そして現3年生が同(サッサ)と飛び出し坊や2体を制作してきました。「飛び出し注意!」「左右確認!」と書かれていますが、この看板を見たら「これは何の妖精?妖怪?」と興味をもって立ち止まってくれるのではないかと思います。
 この看板の制作に関わった垣口唯翔くん(山崎西中出身)は、「街の交通安全に役立ててほしい」と力強く語り、井口副局長様に手渡しました。今後、この5体の飛び出し坊や(妖精)はしばらくライブリーちくさの入口に展示され、その後各自治会の希望される地区に配布され、街の安全をも見守ります。町内の皆さま、飛び出し坊や(妖精)を見られた際は是非、可愛がってあげてください。

 

スキー最高、雪山を満喫!【48・49回生】

 本日1,2年生全員でのスキー実習がちくさ高原スキー場で行われました。千種の立地を生かした毎年の恒例行事ですが、近年は雪不足が続き中止になる年もありました。しかし、今年のスキー場には210cm(今朝の新聞発表)もの積雪があり、雪不足を心配することは全くありません。千種高校から車で現地に向かう道中に、雪の量がみるみる増え、1mは優に超える雪の壁が現れてきました。西河内地区付近に住む生徒は、「大雪で家から出られない」という理由で遅刻してくる現状がよく分かりました。
 さて、スキー実習は生徒の技術レベルに応じて細かく班分けされ、各班のインストラクターの先生方の指導のもと行われます。昨年度から、スノーボード班も新設され、より生徒のニーズに対応できるようになりました。私がいた朝方は雪が吹雪く時もありましたが、お昼前からは青空も見られ絶好の条件の中でスキーを楽しめたのではないかと思います。生徒たちは一日かなりの運動量で今日はクタクタになることでしょう。明日からの授業に差し支えないように、今日は早く休んでくださいね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

寒風の中の激走【スキー部】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と非常によく冷え込みました。この所、毎日のように氷点下の朝ですので体もだいぶ寒さに慣れてきましたが、それでも寒い!!体に刺さるような冷たさです。
 さて、1月23日(日)~25日(火)まで、神鍋高原スキー場において第69回近畿高等学校スキー大会が行われ、6名の生徒が出場しました。アルペン競技には、県IHに続き平田倭生くん(2年・千種中出身)、大田光くん(2年・波賀中出身)、森諒太郎くん(1年・一宮北中出身)、岸脇諒芽くん(1年・波賀中出身)が近畿地区の精鋭たちと競い合い、健闘しました。男子アルペンチームは、全国IH出場は叶いませんでしたが、競技経験の浅い生徒たちばかりです。今年の経験を生かして、来年はステップアップしてくれると確信します。クロスカントリー競技には越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が出場しました。顧問の筏先生から「昨年までは、他校の選手と勝負できないレベルだったけど、今年は競い合え格段に力がついています」と報告を受けました。来月から始まる全国IHに向けて自信を深めてくれたのではないでしょうか。アルペン競技の結果は以下の通りです。スキー部の皆さん、お疲れ様でした。
【大回転(ジャイアントスラローム)】
16位:平田倭生  28位:森 諒太郎  29位:大田光  ※岸脇諒芽はコースアウトによる失格

【回転(スラローム)】
19位:森 諒太郎  21位:岸脇諒芽  ※平田倭生と大田光は転倒とポール不通過による失格

  
  
  

最後の考査に挑む【47回生】

 1月もあっという間に終盤を迎え、本日からは3年生が卒業考査を迎え撃つことになりました。高校入学後、3年間で15回(1年5回)の定期考査がありますが、卒業認定が決まる最後の考査です。進路が決まっていても、この考査の結果次第では卒業ができず次のステージに行けない場合もあるので、最後までぬかりなく取組んでほしいと思います。
 そんな3年生の最後の考査直前の様子を見に教室に上がると、全員がプリントやノートを眺めて最後の勉強に取組んでいました。1点でも多く取りにいく姿勢がクラス全体にありました。これまでの成績に余裕のある生徒も多くいますし、今後大学受験を控える生徒もおり、定期考査の勉強どころではない心理状態の生徒もいます。しかし、本校生徒はどんな状況下でも手を抜かず、最後まで全力で取組め本当に素晴らしいと感じます。
 実社会では、「出来る出来ない」よりも「やろうとするかしないか」の方が問われます。やろうとする姿勢がある人は、そのうち出来るようになるし周囲の人からの信頼を得ます。担任の舩曳先生からも、そうした人としての姿勢を3年間コンコンと植え付けられてきたのではないでしょうか。3年生の最後の頑張りを期待します。

 
 
 

前任校の生徒たちとの再会

 私事ですが、今日は一日お休みをいただき、前任校の但馬農業高校へ行かせていただきました。同校では、1学年主任をさせていただいており、生徒や先生方に恵まれ充実した楽しい時間を過ごしてきました。個性豊かな生徒たちでしたが、素直で人懐っこく心優しい生徒たちばかり…、出来るなら「この生徒たちを卒業まで見届けたい」と考えていました。しかし、人事異動によりその想いは叶いませんでした。コロナ感染拡大防止のため離任式も中止となり、お別れの言葉もないまま約2年の月日が経過したのです。
 そんな中での突然の訪問に「先生、何でおるん?」、「何で今日なん?」と少々手荒い歓迎を受けながらも、久しぶりの再会に生徒たちは喜んでくれていました。この日は、午前中にみのりと食科の課題研究発表会が行われ、私は全生徒の発表を食い入るように聞きました。発表内容はもちろんですが、しっかりと前を向いてプレゼンしている姿に生徒たちの成長を感じました。昼休みや放課後も時間の限り話をしました。話題の中心はこの2年間の学校生活と今後の進路でしたが、楽しい時よりも辛く苦しい時が多かったようです。「学校行きたくない、辞めたい」と考えた時期もあったに違いありません。それでも様々な困難や葛藤を乗り越えて、この学年の生徒(66名)は誰一人欠けることなく今日を迎えていることに、私はこの生徒たちに関われた者の一人として誇りに感じています。
 本校と同じで明日から卒業考査がスタートするようです。まだ卒業認定された訳ではありませんので、最後まで気は抜けませんが「全員卒業できたら、卒業式に必ず行く!」と生徒たちとの約束が叶えられると信じて待ちたいと思います。但馬農業高校の皆さま、本日はご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。

金賞米いかがですか~っ!【49回生】

 2012年からスタートした現在の千種高校学校HP…、その訪問者の延べ人数が、本日300万人を突破しました。1日平均に直すと約1,000人の方が学校HPへアクセスしていただいている計算になり、大変嬉しく思っています。「ブログいつもありがとうございます!」と保護者や地域住民の方々からご支援をいただき、今では1日平均2,000人以上の方々に訪問をいただくまでになりました。大変、光栄なことです。ありがとうございます。今後も、千種高校の最新情報と生徒や教職員のイキイキとした姿を届けられるよう精進して参りますので、よろしくお願いいたします。
 さて、本日は宍粟市内の道の駅(播磨いちのみや、みなみ波賀、ちくさ)にてお米の販売実習が行われ、1年生の生徒たちがお客様と対面販売をさせていただきました。「有名なお米やな…買わなあかん!」とこの日を楽しみにされているお客様も多くおられ、千種高校のお米の認知度が高まっていることを感じました。中には、新聞記事を片手に「これ見て来たんや、寒い中頑張っとるなぁ」と生徒に励ましの声をかけてくださるお客様も…地域の方々の温かさを生徒たちと共に感じました。生徒たちも、「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」とハツラツと笑顔で応対しており、見ていて清々しい気持ちになりました。予定していたお米は、約1時間30分で完売…、3カ所の道の駅で合計約7万円の売り上げを得ました。お買い求めいただいた地域の皆さま、本当にありがとうございました。
 この収益金は、生徒たちの発案に基づき特定非営利活動法人「ピースウインズジャパン」に全額寄付し、災害被災地での人道支援や国内の動物愛護活動等に役立てていただく予定です。なお、本日の道の駅みなみ波賀での販売実習の様子は、17時30分からの関西テレビ(8チャン)ニュースの中で紹介される予定です。是非、ご覧ください。

 
 
 
 
 
 

明日のお米販売に向けて…【49回生】

 今朝の千種町は-2℃(午前7時時点)、昨日の雪が凍結しその上に約15cmの新雪が積もって、非常に危ない路面状況でした。私は、いつもより30分早く起床しノロノロ運転で学校に向かいましたが、それでも何度かヒヤッとする時がありました。カーブを曲がった直後に停止している車がいて、思わずブレーキを踏みましたが、滑らぬように弱いブレーキを何度もかけながら衝突を免れることができました。今年は、スタッドレスタイヤがよく活躍してくれています。
 さて、本日5,6限の1年生「総合的な探究の時間」では、明日のお米販売に向けたお米の袋詰めが行われていました。各班のリーダーが指導しながらの共同作業です。全員が「商品」になるということを意識して、心を込めて丁寧に取組めていました。明日の販売に向けて2学期以降、お米販売に向けどう関わっていくかを話し合い、その結果①ポスター班、②看板班、③PR動画班、④ラベル班(お米の袋に貼るラベル作成)に分かれて全員が何らかの役割を担ってきました。3学期に入ってからも、放課後に残って遅くまで準備を重ねてきた生徒たち…妥協を許さず懸命に取組む姿に感動を覚えていました。昨日、完成したPR動画を見ましましたが、小中学生のインタビューや生徒たちの一年間の様子が含まれた、非常に完成度の高いものでした。学年の先生方も動画を見ながら「スゴイ!!ヤバイ!!センス最高!!」と大喜び…生徒たちの頑張りに目を細めていました。生徒たちによる手作りの販売実習が今から楽しみでなりません。
 「金賞米を地域の方々に食べてほしい!!」という愛情がいっぱい詰まったお米は、各道の駅(はりま一宮、みなみ波賀、ちくさ)にて10時から販売を開始します。1袋(2合)が200円で、各道の駅100個限定販売。無くなり次第販売を終了します。是非、お買い求めください。
 
 
 
 
 

1年間の研究成果を発表【47回生】

 雪、雪、雪…、出勤時は5cm程度でしたが、お昼頃には15cmほどの積雪となり、今日も雪が降り続く一日となりました。生徒からも「こんなに降ってるのに、警報はでんの?」と不安と期待?の声が上がるほど、よく降りました。私も、慌てて車のワイパーを立てに駐車場に走りましたが、昼間に向けてどんどん積もる光景は久しぶりに見ました。夕方には、駐車場にかまくらが出現…生徒たちも雪遊びを満喫しています。明日にかけても、まだ降り続きそうな予報です。気象警報に注視しながら、気をつけて登校をしてください。
 さて、本日5,6限のスポーツ総合演習(3年)の授業では、一年間を通して授業内外で調査した内容を発表する「清水ゼミ論文発表会」が行われました。自身の経験から興味のある健康やスポーツに関する調査を行い、大学の卒論を思わせるものですが、今年も非常に素晴らしい発表がたくさんみられました。例えば、体幹トレーニング、睡眠と健康、柔軟性の向上、ダイエットと効果的なトレーニングなどのテーマがありました。自身の実体験の様子を動画で紹介したり、友達にも協力を得ながらエビデンスを集め科学的な視点で発表できており、聞いていて勉強になりました。中でも、白井海翔くん(山崎西中出身)は、「朝、ランニングすると頭の回転は良くなるのか?」を家で何度も実験し、①寝起き直後、②ランニング後、③朝食後の3つのタイミングでマス計算をしてその経過時間で、頭の回転がよくなるかどうかを調査していました。ちょっと探偵ナイトスクープを見ているようで、真剣に取組む姿に笑えました。
 この日の発表に向けて、調査内容をレポートにまとめ、プレゼン発表していくまでに数々の苦悩があったと思いますが、大学生に準ずる貴重な学びが得られたのではないかと思います。実社会で生きていく必要な力をまた一つ身につけてくれたとを嬉しく思いました。3年生の皆さん、お疲れ様でした。
 
 
 

4人揃って近畿大会へ!【スキー部】

 今日の千種町も雪が舞い続け、一日中冷凍庫の中にいるような非常に寒い一日でした。私は、背中とお腹にカイロを貼り、寒さ対策を万全に仕事をしていますがそれでも寒い!!寒さに弱い私には辛い季節となりました。それでも男子生徒の多くが、ズボンの下にタイツも履かず平然と登校してきており、「若い時は自分もそうだったかなぁ…」と老いを感じる日々です。
 さて一昨日、スキーの県IH(クロスカントリー競技)に出場した生徒が、3年連続全国IHを決めた快挙を紹介しましたが、別会場ではアルペン競技が行われていました。本校からは、平田倭生くん(2年・千種中出身)、大田光くん(2年・波賀中出身)、森諒太郎くん(1年・一宮北中出身)、岸脇諒芽くん(1年・波賀中出身)の4名が出場し、平田くんが回転で6位に入賞しました。平田くんは、昨年この大会が初出場でしたが、タイムを5秒以上短縮させての入賞でした。本日、大会の様子を動画で拝見しましたが、えげつない急こう配の坂をリズミカルに滑り降りる姿はカッコよく、スゴイ技術だと感心しました。当然、タイムを狙い攻めると転倒するリスクも上がりますが、勇気をもちよく攻めたと思います。本当に、よく頑張りました。
 大田くん、森くん、岸脇くんは今大会が初レースでした。十分な練習が積めていない中で、同種目にそれぞれ10位、11位、12位でゴールし、初レースながら大健闘でした。4人は、1月23日(日)から神鍋高原スキー場で開催予定の近畿大会に出場します。次のステージでの更なる躍進を期待しています。頑張れ、スキー部!

  
 

金賞米に舌鼓【全学年】

 今日の千種町も雪が降り続き、学校周辺は新たに10cmほどの積雪を記録しました。今週は寒波襲来により寒い日が続きそうですが、時間に余裕をもって登校し、雪道や凍結した路面に注意しながら通学していきましょう。
 さて、昨日の給食は、千種町の小中高生が栽培し「日本一おいしい米コンテスト」で金賞を獲得したお米が使用されました。しかも、千種中学校の生徒が考案した献立を採用したスペシャルランチです。ちくさ学校給食センターの皆さんの粋な計らいによって、栽培から調理され食べるまでの工程をポスター等で共有し、自分たちの育てたお米の美味しさを町内の児童生徒と再認識できた一日でした。さらに、ちくさ杉の子こども園にもお米を寄贈し、昨日の昼食で使用されたと聞いています。いやぁ…ご飯の香り、噛めば噛むほど甘みが感じられるご飯に感動を覚えましたよ。栽培に関わった児童生徒は、きっとこれまでの栽培の過程を思い起こしながら、噛みしめていただいたことでしょう。
 また、今回このスペシャルランチを食べながら、千種町園小中高連携一貫教育推進委員会の健康食育班の先生方が制作した食育動画を見させていただきました。園児、小中高生の食育への取組みを映像で見ながら、自分たちで栽培したご飯をいただくなんて、他校にはない誇れる取組みです。
 食や命への感謝の気持ち、千種町内の園小中高の繋がりが給食を通して感じられた一日でした。千種町あげての食育への取組みに協力下さったちくさ学校給食センターの皆さま、本当にありがとうございました。

 
 
 

㊗3年連続全国IH&国体初出場へ【スキー部】

 速報です!スキーの県総体が1月15日(土)よりおじろスキー場等で開催されていますが、昨日行われたクロスカントリー競技(クラシカル・女子5km)において、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が優勝し、越乢凜さん(3年・千種中出身)が2位に入りました。二人は、2月6日(日)~9日(水)に岩手県で開催される全国IHに3年連続で出場を果すと同時に、その実力が認められ2月18日(金)~21日(月)に開催される秋田国体、2月22日(火)~25日(金)に長野県で開催される全国選抜大会の出場権を獲得しました。
 3年生となり、進路に向けて部活どころではない時期もあったと思います。そんな状況下でも、トレーニングを絶やさず、今年は「国体出場を狙いたい!」と意気込んでいましたが、まさか本当に実現させるなんて夢にも思いませんでした。「おめでとう!」本当によく頑張ったと心から讃えたいです。
 1月23日(日)からは近畿大会も控えますし、これから卒業式直前まで連戦が続きますが、疲労を上手に抜きながら全国の舞台で力がついた事を証明してほしいと思います。

 
 
 

大学共通テストに挑む【47回生】

 今朝の千種町は-2℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。昨日の雪の影響で部分的に路面が凍結しており、私も駐車場から校舎に向けて歩く途中に足をとられそうになりました。危なかったです。今日は自転車で登校中の生徒も滑って転倒し、朝から保健室で処置してもらう生徒もいました。これからの季節は、路面の凍結に十分気をつけてもらいたいです。
 さて、今週末は大学共通テストが実施されますが、本校からも7名の生徒が受験します。そこで、昨日の放課後に激励会が行われました。校長先生から、自身の経験を踏まえたアドバイスを含め「持っている力を存分に発揮してきてください!」と激励のお言葉をいただきました。この日のために、昼夜を問わず受験勉強に明け暮れてきた生徒ばかりです。当然、緊張はすると思いますが、ここまで来たらどっしりと心を据え自分を信じて立ち向かってほしいと思います。共通テストに挑む7名に心からのエールを送ります。落ち着いていきましょう!
 明日は学校創立記念日のため、生徒休業日となります。今夜からこの週末にかけて再び大雪の予報となっています。また、新型コロナウイルス感染の急拡大も進行しています。不要不急の外出は控え、各自で健康管理にしっかり取組んでください。

 
 
 

夢を語れる居場所づくり…【48回生】

 今朝の通勤道中は、山崎町内あたりから雪が激しさを増し、雪量がどんどん増していくのがよく分かりました。やっぱり千種は豪雪地帯です。学校周辺は約30~40cmの積雪があったでしょうか?自動車のタイヤがすっぽりと埋まるほどでした。生徒たちは、校務員さんによる懸命の除雪作業によって確保された狭い歩道を通って足早に登校できていました。しかし、学校よりさらに奥地(スキー場方面)に住む生徒宅からは、「まだ、家から出れません…」と連絡が入り、登校するまでに大変な思いをした生徒もいたようです。
 さて、本日5,6限目の2年生教科「アクティブ」では、千種町店街にある古民家を再生させる実践実習が行われました。これは、宍粟市地域おこし協力隊として主に千種町で活動されている廣重希美さんからの依頼を受け、本校生も一緒に関わらせていただこうと、これまで有志ボランティアを中心に取組んできたものです。今回は、授業の中での参加でしたが、廣重さんの指示のもと①壁の漆喰塗り、②壁面削り、③下駄箱のペンキ塗りを楽しみながら取組ませていただきました。古民家改修の目的として、「人と人とが繋がる場所」「夢を語れる場所」を目指していますが、その準備段階から本校生が関わらせていただくことは非常に意義深いことだと思います。
 ほんの一部分しかお手伝いできませんでしたが、こうした地域貢献活動を通して地域を愛する心を育み、人と人との繋がりを大切にできる人になってほしいと願います。廣重さん、今日はお世話になりました。今後とも、本校生をよろしくお願いいたします。

    

3学期始業式【全学年】

 本日、3学期の始業式を迎え、久しぶりに全校生が揃って登校しました。生徒たちの明るい笑顔に、生徒それぞれが家庭で充実した時間を過ごしたものと安心しました。3学期は非常に短いです。しかし、その短い期間に共通テスト、学年末考査(卒業考査)があり、進級や卒業、将来の進路が決定する非常に重要な学期です。また、2月には連携型入学者選抜、3月には学力検査があり、いわゆる「入試休み」も多くあります。あっという間に時間が流れることでしょう。だからこそ、自分をしっかり持ち目標を見失わず生活をしていかねばなりません。新年のスタート、新学期のスタートを大切に気持ち新たに頑張りましょう。
 新学期の始まりに合わせるかのように、新型コロナウイルスの感染が全国的に急拡大しています。今日も保健部長の富永先生や各HRで担任の先生から話がありましたが、改めて基本的な感染防止対策を徹底させていきましょう。様々な制約の中での学校生活となる可能性がありますが、3学期の教育活動が無事に行えるよう取り組んでいきたいと思います。

 
 
 

3度目の全国IHへ向けて【スキー部】

 今年の冬季休業は曜日の並びがよく、例年に比べ少し長い冬季休業になっています。そのため、生徒も我々教員もゆっくり目に新年の活動がスタートしている感じです。しかし今日の職員室は、新学期に向けての会議や準備等が行われ、慌ただしい日常が戻りました。「いよいよ始まるなぁ…」と感じます。生徒の皆さん、この長期休業中に不規則な生活になっている人もいるかも知れませんが、来週からの新学期に向けてそろそろ気持ちを切り替えていきましょう!
 さて千種町では、年末に降った大雪の影響により、道路端や屋根の上にまだ10cm以上の雪が堆積しています。ここ数日でだいぶとけましたが、それでもグランドは一面真っ白です。その雪を利用して、本校のスキー部が練習に励んでおり、思わずカメラを片手にグランドに向かいました。練習していたのは、1年生の時からクロスカントリー競技で全国IHへ連続出場している越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)です。二人は年末に一週間、長野県野沢スキー場での強化合宿に参加するなど、3度目の全国IHとなる岩手IH(2/2~2/10)に向けて意欲を燃やしています。グランドに残る雪は、決して良い雪質ではありませんがスイスイと力強く滑る姿に、二人の成長を実感しました。
 全国IHの前に、県国体予選および県IH(1/15~1/18)、近畿IH(1/23~1/25)が控えており、勝負の時が直前に迫っていますが、集大成となる最後のIHで存分に自分の持てる力を発揮してほしいと思います。頑張れスキー部!全力で応援していきます。

 
 
 

2022年の幕開け、新たな気持ちで…

 新年、明けましておめでとうございます。本年もブログを通じて学校や生徒の様子を紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
 2022年(令和4年)が幕を開けました。生徒の皆さんは、どんな気持ちで新年を迎えたでしょうか?学生には、学年や学期のスタートに「よしっ!!」と気合を入れ直したり、目標を立てたりして気持ちを高めていく節目がありますが、その中でも新たな年の始まりが一番の節目ではないでしょうか?今年の目標や願いを初詣に参拝し祈願した人も多いと思います。私も千種高校の教頭として、一家の父親として、また一人の人間として成長できるよう頑張りたいと決意を新たにしています。生徒の皆さんも、今の気持ちを心に秘め一年間努力してください。努力したからと言って必ず良い結果となる訳ではありませんが、全力で目標に向け取組んだことは決して無駄にはなりません。全力で取組んだ人にしか見えない感情や世界が広がっており、きっと次へのステップへとつながるはずです。
 正月の恒例行事となっている箱根駅伝…高校時代に県大会にすら出場できないレベルだった私が、箱根出場を夢見て大学4年間のすべてを懸けて這い上がった経験は、今考えると無謀ともいえる挑戦でした。あと一歩の所で走ることができず、一晩中泣き明かした日々が箱根駅伝を見るたびによみがえってきます。しかし、死に物狂いで取組んだ経験は、自分を大きく成長させ、教員となるきっかけを与えてくれました。挑戦した自分を今でも誇りに思います。
 生徒の皆さん、若いんだから出来なくて当たり前、失敗して当たり前…、自分の「したい!!」を見つけ全力で挑戦する2022年にしていきましょう!

2学期の締め括り【全学年】

 今日は2学期の終業式…、コロナ対策を講じながら様々な行事等が目白押しで忙しい学期でしたが、生徒、保護者の皆さまのご協力のお陰でこの日を無事に迎えることが出来ました。本当に、ありがとうございました。
 終業式前に大掃除が行われ、私は代役で掃除監督をさせてもらいましたが、何も指示しなくても自分から進んで掃除内容を見つけ、黙々と掃除に励む生徒に改めて「すごい!」と感動しました。こんなに主体的に意欲的に掃除ができる生徒を心から誇らしく思います。その後の、終業式では校長先生からの式辞で「冬季休業は家族の一員として自分の役割を果たしてください」とお話がありました。また、生徒指導部長講話でも「1年間を振り返り、次どうしたいかを考える…そのままにせず、失敗と向き合ってほしい」と新年を迎えるに当たっての心構えについて話がありました。
 各学年のLHRでは、冬季休業中の心得や課題等の連絡、そしてドキドキの通知表配布が行われていました。今回の成績を謙虚に受け止めて、短い3学期に向けて気持ちを前に向けてくださいね。そして、大学共通テストを年明けに控えた3年生の皆さん、この冬季休業期間が正念場となりますね。体調を崩さないよう最後の追い込みを頑張ってください。
 2学期のブログは、本日で終了します。1年間、たくさんの方々にご覧いただき有難うございました。令和4年も可能な限り生徒の様子を紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

 
 
 
 
 
 

お米全国2位を報告【49回生】

 今学期もあと2日…今日は2学期の最終授業日でした。長かった2学期も明日の終業式を残すのみとなりましたが、2学年では学年レクレーションを行うなど楽しいイベントで締め括ったようです。※所要のため写真が撮れず残念…。
 今日は午後から、先月行われた「日本一おいしい米コンテスト」の優秀金賞受賞を福元市長、富田副市長に報告に行きました。1年生を代表し名田公子さん(山崎西中出身)、木山みのりさん(山崎西中出身)、森脇大知くん(千種中出身)の3名を引率し市長室にお邪魔しました。福元市長から「おめでとう!よう頑張ったね」と労いの言葉をいただき、「お米の選別や水管理が大変でしたが、頑張った甲斐がありました!」と生徒が感想を述べていました。その後、新聞社や市広報課の方から取材を受け、1月22日(土)に販売予定のお米もPRしました。お金儲けが目的ではないので、1袋(2合)が200円というリーズナブルな金額設定ですが、全国の名だたる農業高校を抑えて審査員に認められた自慢の金賞米です。是非、一人でも多くの方に食べていただきたいです。
 さらに、ちくさ学校給食センターのご協力を得て、1月17日(月)の給食には本校の金賞米が使用されます。町内の小中高生と教職員で、町内の児童生徒と千種が育んだお米をいただきます。自分たちが育てたものを食べる幸せを噛みしめ、食育活動に発展できることにも喜びを感じます。ちくさ学校給食センターの皆さま、ありがとうございます。
 明日は2学期終業式、コロナ感染の驚異から始まった2学期…野外活動(1年)、修学旅行(2年)、就職・大学受験(3年)等と目まぐるしかった2学期を振り返りながら、無事に終了できる喜びを生徒と共に感じたいと思います。

 
 
 

情報モラル講演会【全学年】

 本日12月22日は「冬至」で、北半球の中では一年の中で最も日の出から日の入りまでが短い一日です。通勤時間帯は真っ暗で車の前方が非常に見づらい状況ですが、年末にかけて慌ただしい季節…交通安全には気をつけたいものです。
 さて、本日3,4限にKDDI(株)スマホ・ケータイ安全教室認定講師の大浦秀人様にご来校いただき、情報モラル講演会を行いました。本校では情報モラル教育に関する取組みを日頃の授業はもちろん、こうした外部講師からもアプローチしています。また、生徒会執行部を中心に校内ワークショップを開催し、生徒たち主体で考える機会を設けたり、町内の小中高生で改善に向けた話し合いを行なったりと非常に熱心に取組んでいます。
 今日のお話も、生徒たちは何度も聞いている内容ではありましたが、改めてインターネットに潜むトラブルや恐ろしさを実感したと思います。4つのスマホ被害に係る動画を見ながら、生徒の皆さんは「どこに問題があるのか!?」を自分の事として考えたのではないでしょうか?中には、動画を見てハッとした生徒もいたかも知れません。時折、大切な事項を語気を強めてお話くださった大浦様、「みんなに、被害にあわないでほしい!」という想いが伝わってきました。最後に、大浦様がおっしゃったスマホとの付き合い方「ネットに支配されないで!」「人に対して思いやりをもって、賢く使うように」という言葉が印象に残りました。
 今日の講演内容をベースにしながら、年度末には校内ワークショップを行い、より良いスマホとの付き合い方を生徒と共に考えていきます。大浦様、本日はありがとうございました。

 
 
 

クリスマスパーティー【生徒会】

 期末考査が明けて午前中授業が続いていますが、連日様々な行事が目白押しです。
 本日の午後からは、生徒会執行部発案によるクリスマスパーティーが行われ、約80人前後の生徒と教職員が楽しいひと時を過ごしました。カルチャー部による千本桜と和太鼓の演奏からスタートし、生徒会執行部の有志メンバーによる演奏が続きます。特に、カルチャー部はこの日の約10分の演奏のために、連日遅くまで残って練習している姿を見ていたので「頑張れよ~っ」と心で叫びながら見守っていました。1年生の多くが演奏の未経験者ですが、よく短期間でここまで仕上げてきたと感動しました。
 その後、eスポーツ大会が行われ、代表生徒によるトーナメント戦が繰り広げられます。私には、ルールもキャラクターも全く分からない世界でしたが、北川陽基くん(2年・波賀中出身)と高橋祐介くん(2年・山崎東中出身)の熱のこもった実況によって見ている人も楽しめる大会となり、大変に盛り上がりました。有志メンバーの生徒や教員による歌が披露され、最後は全員参加してのビンゴ大会で締めくくりました。豪華景品が用意され、ビンゴに到達できなかった人にも、お菓子の詰め合わせが用意されており、みんなが楽しめる工夫が随所に感じられる温かいクリスマスパーティーとなりました。
 生徒会執行部の皆さん、コロナ禍でストレスがたまる学校生活の中で、みんなに楽しんでもらうための企画や運営をありがとう!改めて、本校生徒会の底力と本校生徒の人の温かさ、優しさを感じる一日となりました。

 
 
 
 
 
 
 
 

スマホサミット in ひょうご2021【生徒会】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)、週末に降り積もった雪が平地にも多く残り、千種らしい冬の景色が広がっていました。「マラソン大会と重ならなくてよかったぁ…」と思いました。
 さて昨日、兵庫県民会館にて「スマホサミット in ひょうご2021」が開催され、生徒会執行部の長井大樹くん(2年・波賀中出身)、田口琉磨くん(1年・千種中出身)、森脇大知くん(1年・千種中出身)が本校を代表し参加しました。
 午前中は、他校の中高生と共に、スマートフォンの利用や依存に関するワークショップを行い、中高生の現状から自分たちが親や先生、自治体、企業などにどのような提言ができるかを話し合いました。午後からは、各校のネットトラブル防止に向けた取組みの発表を行いました。本校は「校内ワークショップの開催」、「依存防止顔パネルの作成」、「情報モラル啓発動画の作成」についての実践発表を行いました。生徒会執行部の生徒は、日頃からプレゼンや発表スキルの向上を目指し人に想いを伝える練習を重ねていますが、今回はその成果を存分に発揮してくれました。発表後には、素晴らしい発表内容、態度であると大きな称賛の拍手を浴びました。また、パネルディスカッションにおいても積極的に発言をし、千種高校の現状を伝えることが出来ました。今後はサミットで得た内容を踏まえて、校内でワークショップを行い、全校生徒の情報モラル向上につなげてくれればと思います。3名の生徒の皆さん、お疲れ様でした。
 来年度からは新入生全員が校内でタブレット端末を所持するようにもなります。GIGA(Global and Innovation Gateway for All)の名のもとに生徒が世界と繋がり革新的な教育活動ができるよう、教員も常にスキルアップを目指して頑張っていきます。

  
  
 

友達のためにできること…【全学年】

 今朝の千種町は8℃(朝7時時点)と雨上がりの暖かな朝を迎えました。しかし、今夜からこの冬一番の寒気が流れ込むため、この週末は平地でも積雪になる可能性があるようですよ。部活動等で登校する際には、足元に注意しケガのないように努めましょう。
 さて、本日3,4限は心のサポート事業の一環として、NPO法人ゲートキーパー支援センター理事長の竹内志津香様から講話を受けました。話の冒頭に「誰にも言えず悩んでいることはありませんか?」と優しい口調で生徒に語り掛けながら、しんどくなる要因を一つずつ丁寧にお話してくださいました。また、睡眠・食欲・体調の異変や怒りっぽくなるなど行動面の変化は、ストレスをため込んでいるサインなので、そんな時は積極的に休息をとってくださいね。そして、しんどい時は「しんどい」と声に出していいんですよ。周囲の友達や大人に相談してください。と優しく語ってくださいました。その後、「友達が悩んでいたらどうしますか?」という場面を想定して、その場の対応の仕方や声のかけ方を具体例を交えながら教わりました。「見て見ぬふり」は大きないじめに発展するので傍観者にならず、勇気をもって「気付くこと、声をかけること、見守ること」を実行することが、友達のためにできることだと学びました。最後は、悩みを抱える生徒役(筏先生)と代表生徒による様々な場面を想定したロールプレイを行い、相談を受けた場合の対応の仕方をご指導いただきました。相手の悩みを否定せず受け入れて傾聴の姿勢を持つことや、うなずく、あいづちを打つ、相手の言葉を繰り返すことの大切さを教わりました。
 竹内様、本日は吸い込まれるような優しく温かな講話をありがとうございました。きっと多くの生徒が今日の講話を思い起こし、今後の実生活の中で活かしてくれると確信します。

 
 
 
 

第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会

 雨予報もどこ吹く風…好天に恵まれ第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会が無事に終了しました。私にとって赴任以来初めての園小中高合同事業でしたが、こんなに楽しくそして千種の教育力を実感できたことはありません。多くの保護者や地域住民の声援をうけ、温かみのある素晴らしい大会となったことを心から感謝申し上げます。
 園児・児童・生徒の走りはもちろん素晴らしく、ゴールまで全力で駆け抜ける姿は感動の連続でした。しかし、それ以上に走り終えた園児や児童が中高生に全力で応援する姿、その声援に応える姿にも心を打たれました。こんなマラソン大会はどこにもない…千種だからできる取組みを改めて誇らしく感じました。
 声援を送って下さった保護者や地域住民の方々、段取りが悪い運営にも関わらず全面的に協力下さった各校園の先生方に心から感謝申し上げます。高校の部の男女の入賞者は以下のとおりです。おめでとうございます。
【男子(8km)】
優勝:石井翔太郎(3年)2位:竹井将人(1年)3位:森諒太郎(1年)4位:春名 将(1年)5位:西岡宥紀(3年)
【女子(5km)】
優勝:小河百夏(1年)2位:山本実央(1年)3位:池垣春香(2年)4位:越乢凜(3年)5位:木原紗文(2年)


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

実施します!【園小中高合同マラソン大会】

 おはようございます。本日の第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会は、予定通り実施します。生徒の皆さんは、走る準備(水筒、タオル、着替えを含む)等を持参して登校してください。2年ぶりのマラソン大会、雨天中止を願う生徒もいたかも知れませんが、気持ちを切り替えて頑張りましょう!

スポーツ栄養を学ぶ【硬式野球部ほか】

 昨日のマラソンコース試走で私は調子に乗って約10kmを走りました。そのため、今朝は体のあちこちが筋肉痛です…走るという運動は全身運動だと改めて実感しています。それと同時に、一緒に走った生徒たちは何事もなかったように今日も元気に部活動に励んでいます。「若いって、いいなぁ…」と羨ましく感じています。
 さて、本日午後から「お米de部活動応援!事業」の一環として、兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の平郡玲子先生にご来校いただき、「アスリートに必要な食事トレーニング」と題して講義をいただきました。硬式野球部や女子バレー部を中心に22名の生徒が参加し、バランスのよい食事とスポーツとの関係性等について学びの機会をいただきました。私は、先生のお話の中で「身体は毎日作り変えられている」という言葉が印象に残りました。運動と同じで見た目すぐに変化が表れる訳ではないが、食事のとり方で体の作りが大きく変わるので、食事の基本形(主食・主菜・副菜・乳製品・果物)のバランスを大切にしてほしいと語られました。効率的に筋肉をつけたり、ケガや疲れにくい体づくり、集中力向上など日々のトレーニングと食事は非常に関係性が深いことを学びました。最終的に生徒たちは、自身の食事を振り返りながら、より良い食事のとり方を考える機会になったと思います。
 平郡先生、本日は生徒たちに具体例を含めて食事のとり方等についてご講義くださり、ありがとうございました。食事も大切なトレーニングの一つであることを認識し、今後もさらに高いパフォーマンスが得られるよう精進していきます。

 
 
 

マラソン大会コース試走【全学年】

 今朝の千種町は-2℃(午前7時時点)とこの冬一番の冷え込みとなりました。放射冷却現象によりよく冷え込んだ日は、澄み切った青空が広がりますが、マラソン大会当日にとっておきたいくらい素晴らしい天気でした。
 そんな中、各学年の体育ではマラソン大会コースの試走が行われ、本番さながらの健脚ぶりが見られました。私も、1,2年生と一緒に約5kmコースを走りましたが、全く平坦がない岩野辺の坂は想像以上にキツく距離以上に長く感じました。それでも、一緒に走っていて感じるのは生徒のひたむきな姿勢と粘り強さです。私が抜かそうとするとサッと背後について簡単には離れませんし、誰一人として手を抜いて走る生徒はいません。本当に、タイムや順位に関係なく素晴らしい姿勢だと感心しました。途中、走っていると千種中学校の生徒も同じコースで試走をしていました。すれ違いざまに「ファイト」「頑張れ!」と声をかけ合ったり、手を振って合図し合ったりしており微笑ましい光景も見ることができました。
 第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会まであと2日、今日のような快晴は明日の午前中までで、明後日の天気は下り坂となり午後は雨予報となっています。2年ぶりの同大会がなんとか開催できることを願っています。生徒の皆さん、足の疲労を抜くためのストレッチやマッサージをしっかり行い、睡眠をしっかりとって本番に備えてください。

 
 
 
 
 

非常時の炊飯方法を学ぶ【49回生】

 今日の千種町は、みぞれ混じりの雨が降ったり止んだりの非常に寒い一日となりました。山頂付近は積雪により白く染まり、やはり千種の気候は北部だと感じました。3学期の授業では、アクティブ類型ではスキー実習が始まるため、ある程度雪も降ってもらわないと困るのですが、もう少しの間は降らないでほしいです。
 さて、本日3、4限の1学年家庭基礎の授業では、「炊飯器を使わないご飯づくり」が行われました。調理室には最新の炊飯器がありますが、あえて使用せず、ツナ缶の空き缶、アルミホイル、ティッシュペーパー、サラダ油、片手鍋等を使用しての炊飯に挑戦したのです。「これは面白い!」生徒たちは、三宅先生に指導を受けながら、コンロにあたる土台を作り、芯にサラダ油を染ませて点火し、鍋に火をかけていきます。芯の長さや太さによって微妙に炎の付き方が変わり、技術を要しましたが、班員で協力しながら根気強く取組んでいました。
 炊き上がったご飯は、少し焦げたものやお米に芯が残ったものもありましたが、生徒たちはラップに包んで塩むすびにして食べました。今回の実習を通して、非常時の電気やガス等が使用できない状況下でも、身近にある道具で簡単にご飯が炊けることを学んだことでしょう。また、炊飯器等の家電機器の有難みも感じたのではないでしょうか?
 三宅先生、準備が大変だったと思いますが、労を惜しまず、生徒たちに様々な学びの機会を与えてくださり、ありがとうございました。

 
 
 

将来の進路を考える【48・49回生】

 昨日、第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会のポスターを配布するため、千種商店街を歩いてまわりました。「すみませ~ん…来週マラソン大会でご迷惑をおかけします~っ」と恐縮しながらお店を訪れた私に、商店街の皆さんが温かく歓迎してくださり心が和みました。「ええ天気になったらええね」、「ポスター貼っとくね」、「応援するわ」と声をかけていただき、本当に嬉しかったです。また、あるお店では千種高校や商店街の歴史を熱心にお話してくださる方もいて、とても勉強になりました。こうした地域の方々の下支えがあり、本校の教育が成り立っているんだと実感しました。
商店街の皆さん、ありがとうございました。
 さて、本日3,4限に1,2年生対象の進路ガイダンスが行われました。3限目は(株)全力講師代表取締役の下村啓介様による講演会が行われ、社会に選ばれる人材になるための高校生活の過ごし方等についてお話いただきました。学校と企業との違いを分かりやすくお話くださり、私自身非常に勉強になりました。また、これからの時代に求められる力として専門性+その専門性を生かす応用力・思考力、そして自主性(自分で考えて行動する力)が求められるとお話されました。生徒たちも、吸い込まれるように聞き入っていました。4限目は、各分野別の大学、専門学校、就職希望者に分かれてワークショップが行われ、真剣な眼差しで講師の先生方の話を聞いていました。
 こうした進路ガイダンスをきっかけとして、高校生活の在り方や将来の進路を具体的に考えるきっかけとなってくれれば嬉しく思います。遠方よりご来校いただいた各学校等の講師の先生方、本日はありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 

中和滴定実験【49回生・チャレンジ類型】

 今日の千種町は、朝からすっきりと晴れわたり気持ちのよい青空が広がりました。本日より24日(金)の終業式までは午前中授業となりますが、放課後は、暖かな太陽の日差し感じながら元気に部活動に励む生徒が目立ちました。2学期も残す所約2週間です。慌ただしい年の瀬ですが、心を落ち着かせて最後まで頑張っていきましょう。
 さて、今日は1年生チャレンジ類型の「化学基礎」で基礎実験をすると聞きお邪魔させていただきました。中和反応の復習としてシュウ酸、食酢、水酸化ナトリウム、フェノールフタレイン等の薬品を用いた中和滴定実験です。まず、シュウ酸を電子天秤で計りとり蒸留水を加えて標準液を正確につくります。次に、そのシュウ酸10mlにフェノールフタレインを2,3滴入れます。最後に、ビュレットから濃度未知の水酸化ナトリウム液の滴定を少しづつ滴下し、よく振り混ぜて中和反応の終点を確認していきます。
 非常に繊細な実験でしたが、生徒たちは吉田先生に指導を受け、緊張しながらも楽しんで実験に取組んでいました。最終的には、中和反応に要した水酸化ナトリウムの容量を正確に読み取り、そこから濃度未知のモル濃度の求め方を復習していました。1つの班は予定通りの実験結果となりましたが、もう一つの班はなかなか中和反応せず実験は失敗に終わりました。しかし、「なぜこうなったのか?」という所を学ぶのが実験の醍醐味であり大切な部分ですね。是非、次はこの経験を生かしてください。吉田先生、素晴らしい授業をありがとうございました。

 
 
 

いざという時に備える…【全学年】

 本日をもって期末考査が終了しました。「人事を尽くして天命を待つ」…自分の全力をかけて努力したら、その後は静かに天命に任せるということわざです。こんな胸中になっている生徒も多いのではないでしょうか?生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。2学期の成績を楽しみに待ちましょう。
 さて、本日の考査終了後に地震後の火災を想定した防災非難訓練を行いました。生徒たちは校内放送や教員の指示に従い、迅速に机の下に身をかくし、その後グランドへ集合しました。緊急放送からわずか3分ほどで全校生が集合を終え、点呼、安否確認ができました。こうした訓練を通して、避難場所や避難経路、消火器の場所、避難の際の注意点などが確認でき、いざという時に対応できるようにしてほしいと思います。
 今日は、西はりま消防組合宍粟消防署千種出張所から4名の消防隊員の方にお越しいただき、避難の際の注意点と初期消火の重要性等についてお話いただきました。また、消火器の使用方法について指導を受け、代表生徒が実際の消火器で使用体験を行いました。いつ、どこで、誰の身に起こるか分からない自然災害…最悪の事態を想定し、柔軟に対応できる防災教育を今後も行っていきます。宍粟消防署千種出張所の皆さん、本日はご指導くださりありがとうございました。

 
 
 
 

1点を削り出せ!【全学年】

 期末考査4日目、本日も全員が無事に受験を終えました。毎回の事ですが、考査前の休憩時間は生徒たちが最後の詰め込み学習を行い、必死で勉強する姿が見られます。今日も誰一人投げ出している生徒はおらず、全員が切磋琢磨して1点でも多く点を得るために時間の限り頑張っていました。当たり前のことですが、テストは範囲こそ決まっているものの何が出題されるか分かりません。理解したからと言って必ず出題される訳ではないのです。そんな未知なるテストですが、テスト範囲の隅々までの内容を学べた生徒に高得点が与えられるのです。
 高得点を得るためには、より広くより深くを追求する必要がありますが、妥協せず最後まで全力投球してください。生徒の皆さん、明日で期末考査は終了です。「やりきった!」と言える考査にしょましょう!