千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

台湾との交流授業スタート!【チャレンジ類型】

 昨日、国際理解教育の一環として台湾の高校(新竹縣義民高級中學)との交流授業が行われました。全学年のチャレンジ類型の生徒を対象として実施し、オンラインで結び互いの学校紹介や自己紹介を英語で行いました。最初はお互いに緊張して硬い雰囲気もありましたが、慣れてくると相手の生徒の反応を楽しむかのように自分の英会話力を試す生徒が増え、和やかな雰囲気になっていきました。新竹縣義民高級中學からは、1年国際コース選抜メンバー20名が交流授業に参加しており、非常に英会話力が高い生徒ばかり…。これは、良い刺激になります。授業に参加した生徒からは「台湾の学校ってスゴイ!」とか「楽しい!」というワクワク感いっぱいの声が多く聞かれました。

 今後は10月26日(水)と11月30日(水)にも同じメンバーで交流授業を予定しています。こうした学習の機会に、豊かな語学力やコミュニケーション力を養い国際的な視野をもった生徒に育ってほしいです。

「若人の賞」受賞!

 9月24日(土)、兵庫県民会館にて「若人の賞」表彰式が行われ、前生徒会長の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)が出席しました。県下で5名しか選出されない名誉ある賞を唯一高校生が受賞したことに、改めて「スゴイ!!」と誇らしく感じています。

 高校入学後、生徒会活動を通じて学校行事のみならず、地域の方々と交流し町づくりに多大なる貢献をしてきた生徒たち…その中心には常に南光くんがいました。その集大成として今年6月に「こくう映画祭2022」を計画→準備→実行し、様々な課題に直面しても仲間と共に乗り越えてきたその勇姿は、私の記憶に鮮明に残っています。映画祭を通して、千種の自然を生かした「優しさ」を伝えたいという熱い想いが、こうした快挙に繋がり嬉しく思います。

 おめでとう!今回の受賞は、後輩たちにも大きな励みとなったはずです。皆さんが作り上げた輝かしい歴史は、脈々と受け継がれていくことでしょう。

スローガンは「It`s Show Time! 」【中高合同体育祭】

 今年度の第6回Chikusa中高合同体育祭は、10月2日(日)に開催予定です。この日に向けて中高それぞれが準備や練習に取り掛かっていますが、本日5,6限目に千種中学校で1回目の合同体育が行われました。午後から雨が降りはじめたためグラウンドでの練習は出来ませんでしたが、一堂に体育館に集まりました。最初に、千種中学校生徒会長の磯崎安里沙さんから体育祭スローガンが発表されました。千種中生徒会考案の「It`s Show Time!  ~さぁ腕の魅せどころだ~ 」という素晴らしいスローガンに込められた意味を磯崎さんは中高生を前に堂々と発表し、体育祭に向けた機運が一気に高まりました。その後、本校生徒会長の小松煌くん(2年・千種中出身)より、「午前中開催ですが、最高の体育祭を作り上げましょう!」と挨拶がありました。

 今日は雨天のため、ラジオ体操を数回練習した後、各学年ごとの入場行進練習を実施し終了しましたが、「いよいよ始まるな!」という生徒の心にスイッチが入ったのではないでしょうか?今日の練習の様子を見て、今年の合同体育祭も生徒の笑顔が輝く素晴らしいものになると確信しました。中学生の皆さん、共に頑張っていきましょう!

新聞掲載されました!

 今朝の神戸新聞に「若人の賞」受賞の発表があり、本校の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)の受賞が決まりました。この賞は、優れた活動により社会に貢献した青少年(原則30歳以下)を対象に表彰し、青少年の自己啓発と社会参加を促し、青少年の健全育成を図ることを目的としています。南光くんを中心とした本校の生徒会執行部の生徒たちが、千種のまちづくりに積極的に関わり「こくう映画祭2022」などのイベントを生徒主体に取り組み、地域社会に大きく貢献したことが評価されての受賞です。過去37回を数える若人の賞ですが、高校生が受賞することは稀だそうで、本校生の頑張りがそれだけ大きかったことを証明していると思います。

 南光くんに話をすると「僕だけの賞じゃありません…」と一緒に取り組んできた生徒会執行部メンバーに気遣っていました。そうした彼の謙虚で優しい人柄も私は大好きです。明後日24日(土)には県民会館にて表彰式に出席しますが、千種高校に新たな勲章をもたらした生徒たちに改めて感謝したいと思いました。おめでとうございます!

丸太から材木へ…【50回生・アクティブ類型】

 今朝の千種町は15℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。これまでが暑すぎたため、一気に秋が到来したような感じです。日中も22℃くらいで過ごしやすく、勉強にスポーツに最も適した季節になってきました。今日も、生徒それぞれが各授業で充実した時間を過ごしたことと思います。

 さて、水曜日は2週連続で3年生「アクティブ(木工)」の授業をブログで紹介してきましたが、今日もその続きです。先週の授業で、2本のヒノキをノコギリと斧で切り倒したのですが、今日はその樹を製材する様子を見学しました。学校から車で約15分の西本製材所さんに協力いただき、その工程を学ばせていただきました。ありがとうございます!まず、太めの丸太は台車に乗せ、大きな鋸が回転している製材機に向けて移動させ、丸太を挽き割っていきます。4cmの厚みにスパスパとスライスされる様子に少し恐怖を感じつつ、初めてみる光景に生徒も私も吸い込まれました。木の断面が一枚一枚表情が違って面白い!そして、その表情を見ながら迎山先生が、この樹が育ってきた環境を解説してくださいます。「なるほど…奥が深いなぁ」と非常に興味をもって聞き入りました。細めの丸太は、60cm幅でノコギリを使用して生徒の手で切っていきます。今日で3週連続で丸太切りをしている生徒たち、かなり上手に切れるようになっていました。この材木は表皮をはがしましたが、光沢ある美しい材木が姿を現すと、生徒が「持って帰りたい…」と本音を漏らしていました。

 来週からはこの木材を使用して作品制作に取り掛かりますが、生徒たちと相談して「ベンチを作ろう!」と決めました。森に生えていた樹が、自分たちが切った樹が、形を変え作品に近づいていく様子を今後も追い続けます。迎山先生、今日もライブ感のある素敵な授業をありがとうございました。そして西本さん、笑顔で私たちを迎えてくださり、貴重な体験をさせていただけたこと心から感謝いたします。ありがとうございました!

希少昆虫「タマムシ」発見!

 今朝の千種町は18℃(午前7時時点)と台風が過ぎ去り、一気にこの時期らしい冷え込みとなってきました。しかも、朝方はかなり強い風が吹いており体感的にかなり寒さを感じましたね。半袖カッターやブラウスで登校している生徒も多く、「寒~っ!!」と肩をすくめながら足早に校舎に入っていきました。まだまだ暑い日もあろうかと思いますが、そろそろ長袖カッター、ブラウスやブレザーの着用準備をして天候に応じた服装で体温調節をしていきましょう!

 さて、昨日から今朝にかけて西日本を横断し各地に被害をもたらした台風14号ですが、学校には大きな被害は確認されずホッとしています。しかし、私が最も心配していたのは小中高連携事業で栽培している水田の「イネが倒れていないか!?」という点でした。朝イチに水田に足を運ぶと、水田全体の8割近くのイネが根元から倒れていました。しかし、イネの穂先は土や水に触れることなく、なんとか耐え抜いてくれている様子に「ありがとう!あと少し頑張ってくれよ」と感謝したくなる気持ちになりました。今月30日(金)に合同イネ刈りを行う予定ですが、これ以上倒れない事を願うばかりです。

 今日はもう一つ嬉しい発見がありました。職員玄関を出たあたりで「タマムシ」の死骸を発見し、感動したのです。千種出身の校務員さんによると「年に1,2匹の死骸は見るなぁ…」とさほど驚いた様子ではありませんでしたが、私は50年生きてきて初めて出会いました。図鑑の中の生き物だったので、ただただ感動…体長3cmほどで頭がありませんでしたが、虹のような赤と緑の縦じまが入った模様はとても美しかったです。千種高校に勤務しているからこその発見に今日も感謝、感謝です。

 

「食」について考える…【49・50回生】

 私は毎朝5時15分に起床するのですが、薄暗い中「もう、朝か!?」と思いつつ「ヨシッ!!」と気合を入れて起きています。生徒の皆さんも、朝は自分と格闘しているのでしょうか?日中はまだまだ残暑が厳しいものの、こうした日の出日の入り時間の変化に秋へ一歩ずつ近づいていることを感じています。明日から3連休、2学期に入り頑張り続けてきた生徒も多いと思います。台風14号の情報に注視しつつ、少しは体を休める時間をつくってほしいと思います。

 さて本日6限目、千種小学校栄養職員の前田真由子先生にご来校いただき、1,2年生対象の「食」をテーマとした講演会が行われました。前田先生は、ちくさ学校給食センターで栄養管理に基づいた献立の計画や食材調達、経理、そして調理補助を含め大変お世話になっている先生です。私も時々、「今日のタコライス、美味しかったです~っ!」とか「ポークカツもう一つ食べたかったです~」とか個人的な感想を電話でお伝えするのですが、今日は作り手の立場から生徒たちに食の大切さについてお話いただいたのです。「食べることは生きること」、「健康を維持するための食」、「学校給食の栄養」など様々な切り口でお話をいただきましたが、お話を聞いていて「好き嫌いでなく、健康な体を維持するためにしっかりと食事をとる必要がある」と改めて再認識されました。最後に前田先生から、「無理なダイエットなどせず、3食きっちり食べること。そして自分の体を考えた食事をしてください」とアドバイスをいただきました。生徒を代表し、藤井大樹くん(2年・山崎東中出身)が「当たり前に食べていたが、私たちの体を考えてくれていることを知り、今まで以上に感謝していただきます!」と謝辞がありました。

 前田先生、本日はご多用の中「食」に関する大切なお話をいただき、ありがとうございました。今後とも、地産地消にこだわった栄養満点の美味しい給食の提供をよろしくお願いいたします!

総合優勝に向け始動!【48回生】

 今朝の千種町は22℃(午前7時時点)と爽やかでしたが、今日も日中は暑くなりました。台風14号が接近しており、3連休にかけて西日本は大荒れとなる予報となっています。十分に気をつけて過ごしてください。

 さて、本日お昼前に職員室で仕事をしていると「せーのー、1、2、3、4、5…」と息の合った掛け声が聞こえてきました。3年生は4限のLHRの時間を活用して、他学年に先行して体育祭の「大縄跳び」練習を行っていたのです。「やるなぁ…」暑さをもろともせず、学年の先生方の見守る中、気合の入った練習が繰り返し行われていました。2グループで実施していましたが、いきなり連続で50回以上を跳ぶなど団結力のある様子が伺えました。実は3年生、この大縄跳びは過去2大会連続で優勝しており非常に得意とする種目の一つです。ここで得点を稼ぎ、高校の部の総合得点で3連覇を成し遂げるとともに、今年は中学生も含めた悲願の総合優勝を狙っています。

 暑い中の連続練習に「午後の授業でへばってないかなぁ…」と心配になるほど一生懸命に跳びまわっていた3年生…、就職試験等の選考試験を目前に控え不安を抱える生徒もいるかと思いますが、最後の体育祭で後輩たちに「強さと優しさ」を示し、輝きを放ってくれることを願っています。頑張れ、3年生!!

命をいただく屋外授業【48回生・アクテクブ類型】

 昨日も暑かったですが、今日も日中は日差しが強く異常に暑い一日となりましたね。一時は、エアコンなしでも大丈夫な日もありましたが、今日も朝からエアコンはフル稼働…今週いっぱいは暑い日が続きそうですが、頑張っていきましょう!

 さて先週より、3年生アクティブ類型では特別非常勤講師の迎山直樹先生による「アクティブ(木工)」の授業がスタートしています。先週は、二人挽きのノコギリを使用して丸太切り体験を行いましたが、今日は森に生えている樹をノコギリや斧を用いて切り倒す授業が行われました。学校から約10分歩いて目的地に到着した生徒たちは、迎山先生から樹の切り倒し方と留意点等について屋外教室でレクチャーを受けます。「職業の中でも林業の死亡率は最も高い…、様々な危険を予知した行動が必要だ!」とヘルメットを装着して逃げ方のシュミレーションも行いながら、安全第一で実習を行いました。

 二人挽きのノコギリで倒したい方向を意識しながら約1/3あたりまで水平に切り込みを入れ、その後、交代しながら斧を使用して斜めに切り込みを入れていきますが、なかなか思うように切れません。全員がかりで2本の細いヒノキを倒しましたが、想像以上に大変だと実感じました。倒れる直前に、樹が大きく揺れ始め「メキメキ」っと樹の繊維が裂かれる音が聞こえます。そして、「ドスン」と大きな音を立てて倒れる姿を目の当たりにし圧倒されました。生徒たちからも「人力だけで切り倒していた先人の方々はスゴイな…」という言葉が聞かれました。

 最後に迎山先生から、「私たちが切らなければこの樹は、もっと大きく成長し長く生きていられた。私たちがこの樹を倒した以上、無駄にしてはならない」と生徒に語り掛けられました。今後は、この樹を地元製材所で木材に加工していただき、その木材を使用した木工作品づくりを目指していきます。迎山先生、今日も素晴らしい授業をありがとうございました!

みんなイキイキ就業体験【49回生】

 今日も秋晴れとなった千種町…、稲刈りも今週に入ってだいぶ進んで約3割の田んぼが稲刈りを終えている感じです。また、お昼の自治会放送では町内で「クマ目撃」に関する情報が流れました。ドングリや柿の実などを狙って人の生活区域に出没するクマ…、千種町では珍しいことではありませんが、今回は比較的町の中心部で目撃されていることに驚きました。十分気をつけて可能な限り複数で下校するよう連絡をしました。

 さて、少し前の話題になりますが、9月9日(金)に2年生は2回目の就業体験実習を行いました。学校から離れて町内の事業所を中心に「働く」という視点で実習に挑み、地域の方々にご指導いただきながら、その大変さとやり甲斐を感じました。私も何カ所か巡回に行かせてもらいましたが、行く先々で「生徒が迷惑かけてませんか~っ」と従業員の方に問いかけると、「とんでもない…有難いです。毎日でも来てほしい!」と生徒たちを必要として下さっていました。

 今年も16カ所の事業所でお世話になっている就業体験…、地域の教育力をお借りして生徒たちの豊かな心とキャリア教育の形成に大きな役割を担っています。年5回の就業体験を通して大きく成長してくれることを願っています。次回は10月21日(金)です。事業所の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

いざ、出陣!【48回生】

 早いもので9月も中旬となりました。朝の千種町は、23℃(午前7時時点)ほどで涼しく快適ですが、日中は今日も異常に暑くなりましたね。秋と夏が入り混じる季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ではありますが、自己管理をしっかりしていきましょう!

 本日、9月16日(金)からスタートする就職選考試験を目前に控え、「就職希望者激励会」が行われました。今年度は、就職希望者が9名ですが、48回生のトップをきって選考試験に臨みます。松浦校長先生から、「緊張すると思うが、自信をもって精一杯挑んでください!」と激励の言葉を受け、生徒たちは引き締まった表情で話を聞き入っていました。その後、3学年の先生方からも心構え等について話を聞いた生徒たち…、とにかくやって来たことが発揮されることを願っています。

 2年半前、私が千種高校に赴任したと同時に入学してきた48回生の生徒たち…「3年ってあっという間だなぁ」ということを実感しつつ、生徒それぞれが希望する進路へ歩んでくれることを心から願っています。ここからが勝負、頑張れ48回生!!

エーゲ海を満喫…最高の野外活動【50回生】

 1学年野外活動の続きの紹介が週明けとなり、申し訳ありません。午後からは、各グループごとに制作した筏に乗船して「筏こぎ」を行いました。バランスよく乗船しないと傾いて海水が座っているところへ押し寄せ、ビショビショになります。生徒たちは、班員と力を合わせてパドルをこぎ、ワ―キャー言いながら筏こぎを満喫したようです。天候は晴れ、海も穏やかで波もなく、最高のコンディションの中、クラスの絆を深めることができました。その後、退所式を済ませ予定通りの工程を消化した一行は、17時40分頃に千種高校に到着した生徒たちは「楽しかったです!」と疲れた様子もなく元気に帰路につきました。1学年の皆さん、お疲れ様でした。

 

エーゲ海へ到着、筏づくりへ【50回生】

 一学年一行は、トレ休憩をはさみながら10時過ぎに予定通り牛窓港に到着。ここからチャーター船に乗り替えて前島へ移動しました。入所式を済ませ、午前中はグループに分かれて筏づくりの協働作業が行われました。柔らかい日差しと爽やかな海風を感じながら、生徒たちは仲間と協力し合い初の筏づくりに挑みました。午後からこの筏に乗船し、沖へ出る予定ですが、沈没しないようにちゃんと作れたでしょうか?みんな、元気に楽しく活動が出来ています。

エーゲ海に向け出発!【50回生】

 天候は晴れ、気温21℃…絶好の野外活動日和となった今朝の千種町。8時10分出発に合わせ、1学年の生徒たちが続々と動きやすい服装で集合しました。今日は、1学年で初めての校外行事である「日帰り野外活動」の日…、生徒たちは鞄にたくさんの荷物を背負い嬉しそうに登校してきました。貴重品を預け、アルコール手指消毒後、バスに乗り込んだ生徒たちは、全員出席で元気に目的地である日本のエーゲ海と呼ばれる牛窓(岡山県瀬戸内市)に向け元気に出発しました。ブログを通して、現地の様子は適宜紹介していきますので、是非ご覧ください。

スポーツを満喫!【49回生】

 今朝の千種町は20℃(午前7時時点)と涼しく、日中も爽やかな風が吹きエアコンなしで快適に過ごせる陽気でした。太陽の日差しを浴びた稲穂が少しずつ黄金色に輝き、赤トンボが飛び交う光景を見ていると秋の到来を実感しました。暑さをさほど感じないため、運動がしやすく私も久々にジョギングをしたくなりました。週末は、ケガをしない程度に少し走ってたるんだ体に刺激を与えようと思います。

 さて、本日6限目の2年生「体育」では、バレー、バドミントン、卓球に分かれて選択体育が行われていました。どの種目も非常に良い雰囲気で、それぞれのスポーツを楽しんでおり活気に満ち溢れていました。特に、バレーでは経験者が少ない集団にも関わらず、ラリーが長く続き非常にレベルが高いことに驚かされました。2年生は非常に運動能力が高い生徒が多いのですが、激しいラリーの応酬に見応えがありました。また、卓球も12名中9名が卓球経験者であり、レベルが高い!!隠れ卓球経験者のイキイキとした意外な姿を見て、非常に楽しかったです。バドミントンはスマッシュ練習からのスタートで、井川先生からのトスを正確に打ち返していました。

 スポーツの秋ですねぇ…。10月2日(日)には中高合同体育祭も予定されており、これからスポーツに親しむ時間は増えますね。でも、ケガだけはしないように、今日のように「みんなで仲良く」をモットーにスポーツを満喫してほしいです。

プロフェッショナルによる木工授業【48・49回生 アクティブ類型】

 2学期がスタートし5日目…、暑かったり涼しくなったりと気温差が激しいこともあり、体調不良者が多くなかなか「全員揃っての学校生活」とはいきません。特に3年生は選考試験が間近に迫っており心配です。一方で、最も出席率が高いのは1年生…今日も全員が当たり前のように出席し非常に元気です。早く全員が揃う学校生活になってほしいと願っています。

 さて、本日から2,3年生の教科「アクティブ(内)」は、迎山直樹先生をお迎えし木工の授業がスタートしました。迎山先生は、5年前に放送されたNHK番組「プロフェッショナル~仕事の流儀~」で椅子職人として登場された、日本屈指の木工職人です。そんな迎山先生が、「後世のために少しでも木工の魅力を伝えたい」と本校生の授業を今年度から引き受けて下さることになったのです。まず最初に、迎山先生の自己紹介を兼ねて、プロフェッショナルのDVDの一部を生徒全員で観賞します。迎山先生の卓越した技術とこだわり、仕事の流儀に生徒みんなが映像に見入っていました。その後、自身で製作された椅子や設計図を紹介いただき、「鉄や石と決定的に違うのは、樹は生きているということ…。私たちは、生きている樹を伐採し、製材し、加工して様々なものに利用しているんだ」と語られました。その後、グラウンドに集合した生徒たちは、事前に準備された丸太と二人挽きのノコギリを使用して丸太切り体験をします。チェーンソーで切れば簡単ですが、ノコギリで切る大変さ臨場感や協力して取り組むことを学ばせることが狙いでした。また、来週は近隣の杉の木をノコギリや斧等を使用して実際に切る予定ですが、その予行演習を兼ねたものでした。生徒たちは、「キツイ~っ!」と悲鳴を上げながらも投げ出さず最後まで頑張っていました。

 今後は、切り出した樹が木材になる工程を学び、自分たちで切った木を使用して「何か形にする」ことを目標に学習を進めていきます。まさに「生きた授業」…、今後の木工授業に目が離せません。迎山先生、本日はありがとうございました。来週からもよろしくお願いいたします。

暴風雨の中のゴルフ【48・49回生】

 大型で強い勢力の台風11号接近により、昨夜から強い風が吹きつけ夜中に目が覚めた人も多かったのではないでしょうか?そして、朝6時時点での警報発令をひそかに期待していた生徒も多かったかも知れません。しかし、警報発令はなく通常授業となり、生徒たちは強風によろめきながら登校をしてきました。

 今日は、午前中に2学期最初の教科「アクティブ」(2,3年・ゴルフ)が行われました。悪天候の中で千草カントリークラブでのゴルフ授業をするかどうか迷いましたが、予定通り実施することとしました。山頂付近にある同施設は、下界に比べさらに強風で吹き飛ばされそうな時もありましたが、生徒たちは風に負けずそれぞれグループ別にコースを回りました。途中、横殴りの雨が降り出し体操服も髪の毛も濡れてしまいましたが、ゴルフ場に来ると生徒はイキイキしており、そんな悪条件の中のゴルフも楽しんでいるように感じました。

 今日は早めに帰校して着替えを済ませ学校で自主学習して過ごすようにしましたが、風邪をひかせてしまったらゴメンナサイ…。2学期も11月頃までゴルフの授業は続きます。今後も、支えて下さる多くの方々に感謝して、ゴルフの授業を楽しんでもらいたいです。

給食はカツハヤシライス!【全学年】

 今朝の千種町は23℃(午前7時時点)で台風接近の影響からか蒸し暑く、残暑が厳しい一日となりました。大型台風が最も接近する明日のお昼にかけては暴風域に入るため、宍粟市への警報発令の可能性もあります。明朝の気象情報には十分に気をつけてくださいね。

 さて、本日から給食がスタートしました。2学期もちくさ学校給食センターの皆さんの手による、愛情たっぷりの給食をいただけることに幸せに感じます。今日のメインメニューは「カツハヤシライス」で、大人も子どももテンション上がるメニューでしたが、2学年では給食の配膳の仕方を変え、各自がセルフサービス方式でご飯やおかず等をとっていました。しかも、食べるペースの遅い生徒から順に取ってもらい食べることで、そうした生徒たちの昼休みが確保できるメリットもありました。

 今後も残食ゼロは目指しますが、無理をしてまで食べることにならぬよう、生徒全員が「美味しく楽しい給食」になるよう配慮していきます。ちくさ学校給食センターの皆さま、2学期もよろしくお願いいたします!

今日はお弁当デー!【全学年】

 本日から通常授業となり、2学期の各科目の授業が始まりました。職員室も慌ただしくなり、先生方が忙しそうに動き回っています。3年生で就職を目指す生徒は、間近に迫った選考試験に向け面接練習が行われていますが、来週からは校長先生や私も加わって最後の仕上げ練習に挑みます。大学や専門学校を目指す生徒を含め、生徒がそれぞれの来たるべき日に向けて準備を進めています。進路が決定するまで不安な日々が続くかと思いますが、最善の準備をし「やり切った」と言える受験にしてもらいたいと思います。頑張りましょう!

 さて、今日は小中学校の学校行事の関係で給食はありませんでした。そのため、年に数回しかない「お弁当デー」となり生徒たちは4限終了後に手洗いを済ませ、それぞれが愛情たっぷりのお弁当をいただきました。普段の給食では食べることができない好みのおかずがお弁当箱に敷き詰められ、生徒たちは声には出しませんがとても嬉しそうでした。たまにはいいですよね。来週からは給食が提供されますが、ちくさ学校給食センターの美味しい給食を好き嫌いなくいただきましょう!

2学期がスタート!【全学年】

 今朝の千種町は26℃(午前7時時点)、先日のブログで「夏は終わった…」と言っていましたが非常に蒸し暑く、「まだ夏は終わっていない」と訂正したいような陽気となりました。大型台風11号の影響により、明日以降も曇りや雨が続く予報となっており今後の進路が気になるところです。小中高連携事業として栽培しているイネが倒れたり、病気になったりしないか心配ですが、大きな問題なく通り過ぎることを願わずにはいられません。

 さて、今日から2学期がスタート!久しぶりに全学年の生徒たちが登校し、校内に活気が戻りました。もしかしたら、不安を抱えながら登校をしている生徒もいたかも知れませんが、「おはよう!」「元気やったか?」と登校指導の先生方と会話を交わす中で生徒の明るい笑顔がたくさん見られました。そんな光景を見て私もホッとしました。

 始業式では、校長先生から「頑張ろう、挑戦しよう、負けるな…など前向きな言葉はたくさんある。しかし、その言葉がしんどく感じる時がある。後ろ向きになってほしくはないが、時には同じ場所でじっと待ってじっくり考えてゆっくり前に進むことも大切だ」という旨のお話がありました。また、高橋生徒指導部長からは2学期から導入された貴重品ロッカーの使用ルールについてと生徒自らが考えたいじめ解消に向けた宣言を紹介しながら、皆が居心地のいい人間関係の築き方についてお話されました。来週からは、教員による生徒全員面談を行うなど長い2学期のスタートが順調に切れるようサポートしていきたいと思いますが、生徒の変化に気づかれた時は些細なことでも学年教員に相談いただけたらと思いますので、保護者の皆さまのご協力をお願いいたします。あと、明日から通常授業となりますが、給食は来週月曜日からの開始となります。明日はお弁当を持たせていただきますようお願い致します。

 

環境を変え音楽に親しむ…【カルチャー部】

 今朝の千種町は21℃(午前7時時点)と昨日の18℃ほどではなかったものの涼しく、一気に秋の気配を感じるようになりました。町内では、明日からの長雨に備えて稲刈りを急がれる農家さんの姿を数件見ましたが、「夏は終わったなぁ」と実感しました。今朝、職員室前の廊下を歩いていると私の天敵であるカマキリに遭遇…。「ワーッ!」小さなカマキリに大ビックリし体をのけ反らせてしまいましたよ。実りの秋、食欲の秋、私の苦手なカマキリが出回る秋…今日はすごく秋を感じる一日となりました。

 さて、夏季休業中も秋のイベントやコンサート等に向けて、毎日のように練習に励んでいるカルチャー部の部員たち…、いつもなら学校内に楽器や和太鼓の音が活発に鳴り響いているのですが、今日はその音が聞こえませんでした。実は、町内の「たかのす東小学校」に移動して環境を変えてプチ合宿を行っていたのです。千種中学校吹奏楽部からも2名が加わり、午前中は自由に好きな曲を演奏したり、合同発表に向け練習をしたり、ダンスを踊ったりと音楽に親しみました。少し環境が変わるだけで生徒たちのモチベーションは大幅にアップ!!集中した良い練習が出来たようです。

 午後からは、ビンゴ大会や水風船大会などのレクリエーションを予定しているようで、部員同士の親睦を図ります。夏休みもいよいよ明日で終了となりますが、カルチャー部員にとって最高の夏の思い出になったのではないでしょうか?こうした機会をつくってくださる先生方に感謝しかありません。本当に、ありがとうございます。

涙腺崩壊の園小中高合同研修

 今朝の千種町は22℃(午前7時時点)と涼しく、一日を通して非常に過ごしやすい陽気となりました。2学期の始業式まで一週間を切り、長いはずの夏季休業期間もあっという間に終わろうとしています。2学期のスタートを迎えるにあたり、憂鬱な気持ちになっているのは生徒だけではありません。私たち教職員も同じですが、間もなく始まる2学期に向けしっかりと気持ちを前へ向けていきたいと思います。

 さて昨日、3年ぶりに千種生涯学習協議会人権教育部会による教職員の夏季研修会が行われ、町内の園小中高の教職員約40名が一堂に小学校体育館に集まりました。最初に、カウンセリングマインド研修会として「自尊心を育む」というテーマで臨床心理士の有賀大輔先生による講演がありました。不登校や支援を要する児童生徒が増加している中、学校現場にも様々な指導方法が求められますが、そのスキルを身に付ける非常によい時間となりました。次に、「子どもたちを元気にする人権教育」と題して、三木市人権・同和教育協議会副会長の春川政信先生から講演を聞かせていただきました。春川先生の過去のご経験を題材とした、流暢で楽しいお話に吸い込まれましたが、私は「小学校の児童を叱ろうとした時にトンボがマイクにとまり叱れなかった」というお話を聞く中で、その結末に涙腺が緩みまくり涙が止まらなくなりました。周りの先生方に泣いてることをバレないように必死で我慢しましたが、無理でした。「もう~春川先生、それ以上勘弁してよ~」と思いながら涙腺は崩壊し、次の増田明美さんからの手紙のお話でも号泣してしまいました。

 「園小中高の教職員が一堂に集まる研修は全国でも千種だけちゃうか?」と春川先生がおっしゃっていましたが、校種の違う学校園が同じベクトルで教育が行える体制があることに改めて「千種はスゴイ!!」と感じました。有賀先生、春川先生、本日は素敵なお話をありがとうございました。今もブログを打ちながら昨日のお話を思い出し、涙腺が崩壊しそうです。

新たな挑戦に向けて…【生徒会】

「 roots × 千種高校 × 種とみず with 千種まちづくり推進委員会 」

昨日、生徒会執行部の生徒たちが、千種まちづくり推進委員会・未来会議等のつながりからroot(京丹後市未来チャレンジ交流センター)の方々とオンラインミーティングを行いました。rootsとは、高校魅力化プロジェクトの一環として探究活動のサポートをしている地域おこし協力隊と連携している団体です。

 ミーティングの中では、千種町とよく似た環境下で高校生がどんな「チャレンジ」を行っているかを事例を交えながらお話を聞くことができました。「やってみたいこと」を付箋に書き出し、それを壁一面に貼り付けている様子は圧巻で、高校生が地域づくりに熱心に取り組んでいる様子が伝わってきました。特に印象的だった話は、「水中考古学」を学びたい生徒がいて、その発信が日本に3人しかいない研究者の目にとまり、クラウドファンディングを通じて実際にお会いし学びにつなげていた内容でした。自分のやりたいことを発信し、実現することの素晴らしさを知ることができました。

 千種高校の生徒たちは、やる気に満ちている生徒が非常に多いと感じています。生徒会だけでなく全生徒がチャレンジできる環境を校内だけでなく、今後地域の方々と作り上げていくことができればと考えています。

3年ぶりの中学生応援補習【中高連携事業】

 新型コロナウイルス感染拡大によって、過去2年間は本校の強みである学校間連携や地域連携が思うようにできない状況が続いていました。しかし、今年度は感染防止策を講じながら通常の連携事業をできる範囲で進めています。昨日から始まっている千種中学9年生を対象とした応援補習も実に3年ぶりの開催で、私自身も高校教員が行う中学生補習を初めて目の当たりにしました。

 まず驚かされたのは授業開始の挨拶…、「今から国語の授業を始めます、ハイ!!」、「よろしくお願いします!!」体育会系の気合の入った挨拶、返事に圧倒されます。そして、その挨拶の勢いそのままに意欲溢れる授業態度で、勉学に励む9年生の生徒たち…、そんな中、国語の補習を担当してくださったのは松浦校長先生でした。授業をされるのは5年ぶりだそうですが、そんなブランクを感じさせない流れるような分かりやすい授業に私は感服しました。管理職になられてもいつでも授業ができる校長先生はスゴイ!!中学生も校長先生から補習が受けられ幸せですね。

 数学、英語の補習でも授業担当者の創意工夫が見られる非常に楽しく分かりやすい授業が行われ、生徒たちは全員目を輝かせて学習に取り組んでいました。休み時間に教室にあがると、「高校の先生が面白い!」とか「授業の進みが早い!」とか…授業を受けた感想を述べてくれました。緊張している様子もなく、非常に明るく前向きで人懐っこい生徒たちばかり…。明日で応援補習は終わりますが、千種高校をより身近に感じてもらえたらと思います。9年生の皆さん、明日も元気いっぱい登校してきてくださいね!

 

 

後期補習スタート!【チャレンジ類型】

 今朝の千種町は24℃(午前7時時点)と残暑が厳しく、太陽が照りつける強烈な暑さではないものの、ムシムシとしたイヤ~な暑さでした。硬式野球部は週末の秋季西播予選会(敗者復活戦)で香寺高校に4対7で敗れ、今年度の公式戦は終了しました。しかし、部員数がギリギリの状態の中で本当によく頑張ってくれたと思います。本日から休む間もなく練習を再開している姿に、悔しさをバネにさらなる成長を期待したいです。

 さて、本日からチャレンジ類型の生徒を中心とした後期補習がスタートしました。1,2年生は午前中3時間、3年生は午前午後6時間の時間割が組まれ、きめ細やかな少人数授業が行われています。少しその様子を拝見しましたが、先生方が生徒の中に入り込んで一緒になって学習を進めており、本校ならではのアットホームな雰囲気が伝わってきました。また、ipad等の情報端末を活用した生徒が主体的に学べる工夫が見られる授業が盛りだくさん…。創意工夫を凝らした授業を生徒たちは楽しく真剣に取り組めていました。午後からは、千種中学3年生(17名)を対象とした補習も本日から3日間行われますが、今日は午後から出張のためその様子は明日以降にお知らせします。夏季休業中もチャレンジ類型の生徒たちは将来を見据えて頑張ってます!

国体選考会へ出発!【ライフル射撃部】

 「能勢に行くのも今回が最後ですねぇ…」学校での最後の練習を終え、生徒玄関前でしみじみと語るライフル射撃部の猶原宏海さん(3年・千種中出身)。近畿2府4県の代表者が集う国体選考会のため、明日から大阪府能勢ライフル射撃場へ移動し公開練習を行い、明後日の競技に挑みます。

 先月28日(金)に広島県つつがライフル射撃場で行われた全国大会では兵庫県勢トップの57位(156名出場)と健闘し、8月に入ってからも受験勉強を進めながら毎日欠かさず練習に励んできました。各府県の代表者6名のうち上位2名しか国体に出場できない狭き門ですが、持ち前の集中力で頑張ってほしいです。いつも近くで練習を見守ってきた顧問の高橋先生は「自己ベストに近い得点が出せれば十分可能性はある!」と言いつつ、「2番手以降は力が拮抗しているので運が見方してくれたら…」と語ってくれました。

 国体出場を意識せず、自身のベストパフォーマンスが出せるよう頑張ってもらいたいです。生徒玄関で、多くの先生方に見送られ帰宅していく猶原さん…千種から全力応援しています!

後輩に負けてたまるか!?【卓球部】

 今朝の千種町は20℃(午前7時時点)と半袖では少し肌寒さを感じる朝を迎えました。セミの鳴き声も少しトーンダウン…虫のさえずりも秋めいてきたような感じです。湿度が少なく、午前中はエアコンなくても快適に過ごせる千種の恩恵を受け、生徒たちも元気いっぱいに部活動に励んでいました。

 その部活動の中でも卓球部は千種中学校に出向いて合同練習をすると聞き、練習の様子を見に行かせてもらいました。体育館に入るとフロアに敷き詰められた12台の卓球台とそこで練習する部員の多さにまずは驚かされます。「千種にこんなにも卓球少年と卓球少女がいたのか…」中学生VS高校生が男女入り混じって練習試合に取り組んでいました。今回のような合同練習は長期休業等で学期に1回程度行われているようですが、お互いに良い刺激となり練習効果が高まること間違いなしですね。同じ学校の部員同士のような優しい雰囲気の中、集中した練習が出来ていました。

 本校の卓球部は創部6年目と歴史は浅いのですが、男女ともかつてないほどにレベルが高く、先日の西播夏季新人大会でも2部で小椋真優さん(1年・波賀中出身)が準優勝するなど目覚ましい活躍を見せてくれています。今後の活躍に目が離せません。頑張れ、卓球部!!

イネの出穂始まる…【50回生】

 一昨日、久しぶりにイネの生育を確認するため、水田に足を運びました。草丈は80cmほどになり、株を張って水位が確認できないほど大きく成長を遂げていました。そして、膨らんだ茎の先端から緑色の穂が伸びている様子が確認できました。出穂(しゅっすい)です。田植えから約50日、これまでは主に葉や茎の生長(栄養生長期)をしてきたイネですが、ここからは出穂、受粉、結実を行いイネの種子を形成する時期(生殖生長期)を迎えます。そしてイネは、出穂直後に開花し、小さな白い花を咲かせます。午前9時頃から午前中くらいまでしか開花せず、午後には花が閉じてしまいます。つまり、この時間帯に受粉をするのです。50回生の皆さん、自身が育てているイネがまさに今、そんな重要な時を迎えています。お盆休みに入りますが、可能でしたら水田に足を運び観察してみてください。暑い中でも着々と成長を遂げるイネからパワーがもらえるかも知れませんよ。

気分は大学生…【49・50回生】

 今朝の千種町は27℃(午前8時時点)と非常に蒸し暑く、危険な暑さとなりました。そんな中、硬式野球部の生徒たちは朝早くからグラウンドの草引きを行い、元気よく練習に励んでいました。先日、西播秋季大会の組み合わせ抽選会が行われ、本校は1回戦で強豪姫路工業高校と対戦することが決まり、17日の1回戦までもう時間がありません。硬式野球部員はお盆もゆっくり出来ない状況ですが、最善を尽くしてほしいと思います。

 さて先週8月5日(金)に、大学進学を希望する1,2年生を対象に「鳥取大学見学」が行われ、16名の生徒が参加しました。ここ2年間、コロナ感染拡大防止のため中止が続いていましたので、実に3年ぶりの開催となりました。現地に到着後、鳥取大学入学センター准教授の森川修様による施設見学や大学説明等の講義があり、生徒たちは興味津々に耳を傾けていました。そして、昼食は学食を利用…大学生に混ざって安くてボリューム満点の昼食をいただきました。午後からは、3月に本校を卒業し鳥取大学に入学した戸井美津希さんがサプライズで来てくれ、後輩たちに大学の様々な話をしてくれました。また、受験で大切なのは「最後まで諦めないことです!」と後期試験まで苦しみながらも頑張り通した経験を語ってくれました。さらに、当日は来れませんでしたが3回生の田村菜緒さん(本校45回生)も動画で後輩たちにアドバイスをくださいました。戸井さん、田村さん、本当にありがとうございました。

 大学見学を通して大学のイメージが沸き、そので学ぶ先輩の生の声を聞いて進学に向けた意欲がより高まったのではないでしょうか?オープンキャンパスはどの学校でも行われますが、こんなに親切・丁寧に学校を紹介してくれることはありません。鳥取大学の森川様はじめ、関係の皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

日本一の女子硬式野球に参加!!

 本校の硬式野球部で唯一女子選手として頑張っている山本実央さん(2年・一宮北中出身)が、昨年日本一となった、神戸弘陵女子硬式野球部の合宿に参加させて頂きました。女子の”大阪桐蔭”と言われている通り、全国の猛者達が集まっている中、堂々とプレイした山本さんは「緊張したけど、楽しかった!!」と笑顔を見せていました。この経験をまた千種野球に繋げてほしいです!!頑張れ山本実央選手!!!みんなが応援しているぞ!!

 

新聞に掲載されました!【パソコン部】

 昨日の神戸新聞に全国パソコン技能競技大会に出場する宮本大稀くん(3年・千種中出身)の記事が掲載されました!オープンハイスクールの日と重なってバタバタしていたため、1日遅れの紹介となりました。申し訳ありません…。まさに本日、名古屋市でその火ぶたが切られます。独特の緊張感の中での競技になると思いますが、周囲に惑わされず、自分のペースで競技に取り組んでほしいです。頑張れ、宮本くん…千種から応援しています!

 

オープン ハイスクール2022

 本日はオープンハイスクール…昨日までの猛暑に比べると暑さは少しましで、まずまずのコンディションの中、予定通り実施することができました。宍粟市内外より93名の中学3年生と46名の保護者をお迎えし、千種高校の一端を見ていただけた事を心から嬉しく思います。千種高校自慢の素直で前向きな生徒たち、情熱あふれる教職員、ほんわかとした優しい空気、豊かな自然…本校の魅力が少しでも参加者に伝わってほしいと願いスタートしました。

 本校は生徒会や部活動の生徒が中心となってオープンハイスクールを運営していますが、受付から誘導、開会行事での学校説明など生徒たちの活躍によって見事なオープニングとなりました。生徒による丁寧で礼儀正しい誘導等で参加された方が、安心して過ごせたのではないかと思います。その後、午前中は事前に希望していた教科の2コマの体験授業を行いました。私も写真を撮るため一通りの教室をまわりましたが、最初に目に飛び込んだのは数学の授業でした。なんと!生徒二人が教壇に立ち、授業をしているではありませんか。教科担当の水谷先生に話を聞くと生徒から「やってみます!」と申し出があり、教員と一緒になって授業計画を立てたようです。同世代から受ける授業だからできる、柔らかい雰囲気の楽しい授業で非常に良かったです。また、理科の授業でも自然科学同好会の生徒が前面に立ち実験の授業を進めており、ハキハキと授業を進行させていました。そのほか、どの教科もipad等を使用し創意工夫を凝らした体験授業が行われ、どの授業でも生徒がサポート役として活躍しました。

 午後からは部活動体験…途中何度も雨が降ったり雷が鳴ったりと天候が不安定になりましたが、本校生と体を動かしながら交流を図りました。今年はゴルフ部やバレー部の希望者が増加し、部員不足の部活動に活気が戻りました。参加生徒・保護者の皆さん、今日はありがとうございました。全員千種高校に来てください。(笑)

  

  

        

  

  

  

  

   

 

オープンハイに向けて準備万端!?

 明日はオープンハイスクール!!

 今日は午前中に、部活動等で学校に登校していた生徒たち総出で体育館の会場設営を行いました。来校される中学生の皆さんや保護者の方々に気持ちよく過ごしてもらうために生徒たちは本当によく動いてくれました。ありがとう!!その後、生徒会執行部の生徒たちは明日の学校紹介のリハーサル…、新生徒会メンバーの初仕事に戸惑いながらも一生懸命に取り組んでいました。職員室前の廊下を歩いていたら、生徒会執行部の名田公子さん(2年・山崎西中出身)と大北梨乃さん(2年・千種中出身)がバスガイドのごとく手作りの旗を片手に「こちらにお願いしま~す!」と通りかかります。そして、旗には「英語」や「数学」の文字が記されています。なるほど…明日の中学生誘導のシュミレーションをしてくれていたのです。素晴らしい!!!

 生徒会執行部をはじめ、本校の生徒たちによる手作りのオープンハイスクール…十分なおもてなしが出来るか分かりませんが、参加者の皆さまに「来てよかった…」と思っていただけるよう精一杯頑張ってくれると思います。明日は、時間に余裕をもってお越しください。 ※生徒送迎のみの方は、校内に車を乗り入れないようお願いいたします。

明後日はオープンハイスクール!

 8月に入り、夏本番の猛烈な暑さが続いています。夏季休業日となり約2週間が経過しましたが、生徒の皆さんは元気に過ごしているでしょうか?約40日間の長期休業を、目標を持ちながらメリハリをつけて生活する人となんとなく過ごす人では大きな差が出ます。ずっと頑張る必要はありません。ゆっくりと体を休めてほしい時期でもありますが、未来の自分を見据えながら「頑張るときは頑張る…」、そんな生活を過ごしてほしいです。

 さて、学校では明後日のオープンハイスクールに向けて準備を進めています。今日も教員で打合せをしたり、生徒会執行部の生徒たちが学校紹介の動画等の制作に取り組んでいました。また、私は学校HPの管理業者に相談しながら、オープンハイスクール情報を学校HPに掲載しました。今年も市内を中心に10校から93名もの中学生と46名の保護者にご来校いただき、千種高校を見ていただけることを心から嬉しく思います。

 生徒総数112名の小さな学校ですが、素直で前向きな生徒たちと熱い教員集団によって培われた教育活動は他校には真似できないものであると自負しております。当日は、限られた時間ではありますが、そんな千種高校の魅力を少しでも感じてもらいたいです。また、様々な事情によりオープンハイスクールに参加出来なかった方も、事前に連絡をいただければいつでも私が学校をご案内します。見学等を希望される方は、教頭の細見までご連絡ください。

全国の舞台で力出し切る!【ライフル射撃部】

 昨日、広島県つつがライフル射撃場にて全国高等学校ライフル射撃選手権大会が行われ、猶原宏海さん(3年・千種中出身)と藤原唯羽さん(3年・一宮南中出身)が出場しました。猛烈な暑さの中、集中力を切らさず頑張りましたが、惜しくもファイナル(ベスト8)には進めませんでした。しかし、猶原さんは一度も勝てなかった県優勝の女子選手に初めて勝利し、昨年の全国大会の自身の得点を上回る健闘を見せました。また、藤原さんも初の全国の舞台で「練習の成果が出せた」と振り返ってくれました。正確な順位は分かりませんが、二人とも今持っている力を存分に発揮してくれたようで嬉しいです。本当によく頑張りました。

 二人の活躍ぶりを、今朝の神戸新聞で紹介していただいておりますので、是非ご覧ください。猶原さんは、8月に行われる国体選考会が最終戦となります。今回の結果を自信とし、最後まで競技を楽しんでほしいと思います。

 

 

 

 

 

㊗全国大会出場!!【パソコン部】

 新しい学校ホームページとなり初のブログとなります。現在、旧学校HPからのデータ移動を管理業者に依頼しており、急ピッチで新学校HPを制作いただいております。まだまだ未完成の部分も多いですが、少しづつ改良を加えながら皆さまに愛される学校ホームページを作り上げて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 さて、本日はライフル射撃全国大会に2名の生徒(猶原さん、藤原さん)が出場しています。今、まさに競技のスタートが切られようとしている所です。二人の健闘を祈りつつ、今日は新たな嬉しいニュースをお伝えします。パソコン部の宮本大稀くん(3年・千種中出身)が、全国パソコン技能競技大会の「日本語スピード」種目に出場することが決まりました!高校生が文字入力のスピードと正確さを競う部門なのですが、先日行われた日本情報処理検定の1級に合格したことで出場権が獲得できたのです。昨年も2名がこの全国大会に出場し、近年はライフル射撃部、スキー部等も毎年のように全国大会に出場していますが、男子生徒の全国大会出場は久しぶりです。本当によく頑張ってくれました。宮本くんは先日、ライフル射撃部の2名とともに市長表敬訪問にも出席しました。8月5日(金)に愛知県で行われる全国大会でベストスコアをたたき出してくれることを期待します。急成長を遂げ、見事に全国大会出場の切符を勝ちとった宮本くんを心から応援しています。頑張ってください!!

 

 

学校HPがリニューアルします!

by 教頭 vice-principal


 学校ホームページを訪問いただいている皆さまに重要なお知らせがあります。2012年から約10年、愛着のある千種高校の学校HPですが、この週末に新しくリニューアルすることになりました。夏季休業中は、ほぼ毎日更新してきたブログも少しお休みをいただき、私も新しい学校HPの操作方法等の勉強に励みたいと考えております。そして、2学期からはこれまで通り、千高生の日常を毎日お届けできるよう取り組んで参ります。今後とも、千種高校学校ホームページを通して生徒、保護者、地域の皆さま等に愛され信頼される学校づくりに努めて参ります。今後とも、よろしくお願いいたします。

https://www.chikusa-hs.jp/
〇現サイト(HP)のアドレスでアクセス可能ですが、正式には(http→https)となります。
SSL証明書でセキュリティを向上させます。

1学期終業式

by 教頭 vice-principal


 今朝の千種町は21℃(午前7時時点)と涼しく、朝から青空が広ってセミが元気に鳴く夏らしい一日でした。今日は1学期の区切りとなる日…、全生徒で校内の大掃除を行った後、体育館へ移動して厳粛に終業式が行われました。校長訓話では、まず文化祭での3年生の完成度の高い動画と2年生のダンスチームについて触れられました。その中で、ステージ発表は一発勝負であり臨場感がある。やり直しのきかない、その瞬間を大切にしたステージでの発表は非常に良かったとお話されました。また、新旧の生徒会役員が入れ替わるにあたり、3年生生徒会役員のスピリッツを後輩たちも受け継ぎ「小さな学校だから出来ないでなく、小さいから出来る千種高校を目指したい!」と語られました。
 その後、文化祭や球技大会の表彰、生徒会認証式が行われた後、ライフル射撃部全国大会出場の2名(猶原さん、藤原さん)と2日前新たにパソコン部で全国大会出場が決まった宮本大稀くん(3年・千種中出身)の壮行会が行われました。顧問の先生方から3名の紹介があり、全国大会出場に至った経緯を聞く中で3人の真面目な人柄が手に取るようにわかりました。その後、生徒会長の小松煌くん(2年・千種中出身)から在校生を代表した言葉を受け、3名からそれぞれ決意が述べられました。猶原さんは「これが最後の試合なので力をしっかり出し切り、楽しみたい!」と言えば、藤原さんも「初の全国の舞台で緊張するが、それを楽しみます!」と語ってくれました。宮本くんも、「ミスを無くし自己最高を目指したい!」と意欲を示しました。3名の全国大会での頑張りを心から応援しています。頑張ってきてください。
 そして、約40日の長期の休みに入りますが、高橋生徒指導部長がお話されたように、まずは命を大切に事故やケガやコロナ感染等のないように…元気に9月1日(木)の2学期始業式を皆で迎えれることを願っています。

歓喜の胴上げ【49回生】

by 教頭 vice-principal


 今日は朝から土砂降りの雨…、傘をさしていてもあまり意味がないくらいの激しい降りで、登校する生徒の姿を見ていて可哀想になるほどでした。1学期の全体登校も、明日の終業式を残すのみとなりました。「長かった…」と感じるのは私だけでしょうか?新型コロナウイルス感染症が再拡大し宍粟市でも広がりを見せていますが、体調管理に留意し、終業式を良い形で迎えましょう!
 さて、今日は夏季球技大会が行われ、男女ともドッジボールを行いました。チーム数の関係で、男子はトーナメント方式、女子はリーグ戦(総当たり戦)で優勝を目指し白熱した戦いが繰り広げられました。女子は、「ごめ~ん!」「ナイス!」などの声を掛け合いながら、和気あいあいとした雰囲気で見ていて和まされましたが、男子は、激しい動きと剛速球が行きかうスピード感で見ているものを魅了します。ファインプレーや珍プレーが続き、大変盛り上がりました。優勝は、男女ともに2年生…、球技大会終了後には、担任の村上先生を胴上げする場面も見られました。特に、男子の人数では最も少ない2年生…、しかし、運動能力の高い生徒が集まっており、チームワークも一番高いように感じました。そのほかのチームも、勝敗に関係なクラスのために全力でプレー、応援が出来ていました。上位成績は以下の通りです。生徒の皆さん、お疲れ様でした。
 【男子の部】
 優勝 2年Aチーム  準優勝 3年Bチーム  3位 1年Aチーム
 【女子の部】
 優勝 2年Bチーム  準優勝 3年Aチーム  3位 3年Bチーム

 

水田の管理に汗…【50回生】

by 教頭 vice-principal


 本日も天候が不安定な一日でしたね。途中、日が差したかと思えば午後からは激しい暴風雨となり、部活動等で学校に残っていた生徒たちも「キャーッ!」と言いながら建物の中に避難していました。今後も本格的な夏に向け、新型コロナウイルス感染症のほか、突然の雨や雷等には十分に注意して活動してほしいと思います。
 さて本日1年生は、全員で米づくりを行っている水田に足を運び、イネの生育状況の観察と管理実習を行いました。田植えから約50日、イネは順調に生育していますが、よく見ると場所により生育の差が見られました。「なぜ、入水する側は生育が悪く、排水する側が生育が良いのか?」、「なぜ、雑草が特に多いのは入水側なのか?」、そして「なぜ、我々の水田は雑草が多く生えているのか?」等について生徒たちに問いかけながら、イネの特性や持続可能なイネ栽培等について理解を深めました。そして、水田雑草を紹介し夏休み前の除草の重要性について話をしました。ヒエやコナギ等の水田雑草は、このまま放置すればイネの生育に必要な養分や光を奪うだけでなく、イネの病気の発症源となるので頑張って駆除してほしいと生徒に呼びかけました。生徒たちは素足となり、恐る恐る水田に足を踏み入れ「キャー、カエルおる~っ!」とワーキャー言いながら除草作業に汗を流しました。ヒエは、イネと見た目全く同じで間違えてイネを引き抜いた生徒もいたようですが(笑)、まぁそれもお愛嬌…生徒たちと楽しいひと時を過ごしました。
 今後、イネは8月上旬に出穂し、お盆前後に白い花を咲かせます。そして受粉、結実すると徐々に実を詰まらせ登熟していきます。生徒の皆さんには、今後のイネの生育をしっかりと観察しながら、夏休み期間も水管理をお願いします。本日の除草作業も含め、大変な思いをして育てた分、きっと収穫時の喜びは大きなものとなるはず…。9月30日(金)の稲刈りでは小中学生と一緒に収穫の喜びを嚙みしめてもらいたいと思います。1年生の皆さん、ありがとう!お疲れ様でした。

エーゲ海へ行くぞーっ!【50回生】

by 教頭 vice-principal


 昨日の高校野球夏大会の1回戦、千種高校は善戦及ばず5対15×(6回コールドゲーム)で敗退しました。相手チームはやはり強かった…そんなに簡単には勝たせてもらえるチームではありませんでした。しかし、課題であった打撃面で好投手相手に10安打放ち、一時は同点に追いつくなど見せ場をつくりました。3年生はこの大会を最後に引退となりましたが、心から「お疲れさん」と言いたい気持ちです。今日の敗戦を糧に、1,2年生が今後奮起してくれることを期待します。応戦に駆けつけて下さった保護者、OB等の皆さん、自宅から声援を送って下さった在校生や地域の皆さま、本当にありがとうございました。今後とも、硬式野球部をよろしくお願いいたします。
 さて、今日も午前中授業で各学年様々な学年行事が行われていましたが、その中でも1年生の「総合的な探究の時間」の様子を紹介します。授業のスタートは、千種高校に関するクイズ…、その流れから「夏季休業明けの9月9日(金)に野外活動に出かけます!」と筏学年主任から発表があり、その発表の瞬間生徒たちは大喜びで拍手喝采…「じゃあどこに行くか!?」と筏先生が続けると、「ここに行きます!」と一枚のスライドを生徒に見せます。そのスライドはギリシャのエーゲ海…、「マジでぇ!」生徒たちは興味津々に話を聞き入っていました。しかし、「日本のエーゲ海、岡山県牛窓町に行きます!」と紹介されると、「どこそれーっ?」とデンションがダダ下がっていました。それでも、野外活動の目的や活動内容の説明を受け、生徒たちは再びテンションを上げて班決め等の活動を積極的に取り組んでいました。日本のエーゲ海も「牛窓」も美しく素敵なところです。1年生の皆さん、2学期のスタートを今から楽しみにしといてくださいね。

防災を学び考える…【全学年】

by 教頭 vice-principal


 今朝の千種町は21℃(午前7時時点)、「今日はノーエアコンデーでえんちゃうか!?」と思うほど爽やかな陽気となりました。活動がしやすく有難いです。今ごろ硬式野球部は、ほっともっとフィールド神戸にて夏大会の1回戦…、職員室で試合の経過を気にしながら仕事ですが、今日は仕事に集中できませんね。
 さて本日3,4限は、兵庫県防災士等の皆さん8名にご来校いただき、「防災教育出前講座」を行いました。最初に、地震を想定したシェイクアウト訓練を行い、体育館に避難する所からスタートしました。西播磨地区理事の八瀬一彦様から「緊迫感がない!」と厳しいご指摘を受けましたが、静かでスムーズな移動が出来ていたと思います。その後、学年別に体験学習を行います。1年生は、段ボールベッドや新聞紙を使用したスリッパや入れ物づくり、2年生は土のう作りと土のう積み、竹と毛布を使用した緊急搬送訓練、3年生は避難所運営シュミレーション訓練を講師の先生方のご指導のもと行います。どの学年も、講師の先生方の指導を忠実に守り、真剣かつ楽しんで体験実習を受けていました。いつ、どこで起きるか分からない様々な災害…、訓練を訓練として終わらせず、生徒も教職員もいざという時に備えられるよう常に意識していく必要があります。本日、教わったことを今後の学校の危機管理に活かしていきたいと思います。防災士の皆さま、本日はありがとうございました。

将来を見据えて…【全学年】

by 教頭 vice-principal


 天候が不安定な状況が続いています。昨晩は、夜中に雨音で目が覚めるほどスゴイ雨が降り、姫路市では朝方まで大雨警報が発令されていました。千種川も濁流となり水位がかなり上昇、宍粟市も相当強い雨が降ったんだろうと思います。高校野球夏大会も中止になった会場も多いようですが、今のところ本校の試合への影響はないようです。明日13時に予定通り、ほっともっとフィールド神戸にて西宮東高校と対戦します。千高球児に熱いエールをお願いいたします。
 さて、本日は全学年対象の進路ガイダンスが行われました。3年生は就職希望者と進学希望者に分かれて面接指導が行われ、1,2年生は16分野もの講師にお越しいただき職業体験授業を受けました。3年生の面接指導では模擬面接が行われ、生徒たちが本番さながらに受け答えをする場面がありました。お辞儀の仕方や返事など基本動作がほぼ完璧にでき、相手の目を見ながら自分の考えをハキハキと述べている姿を目の当たりにし、「えっ?初めての模擬面接ですか?」とその出来栄えに驚かされました。自分の考えを変に取り繕うことなく、素直に表現できており非常に好感が持てました。1,2年生は、自分の興味がある講座を2つ選び職業体験授業を受けました。講義形式の授業もありましたが、調理やネイル、スポーツトレーナーなどの分野では実習を交えた授業もあり、生徒たちは目を輝かせながら参加していました。1,2年生は、今日の進路ガイダンスで得た知識や経験を今後の進路実現の足掛かりとし、「なりたい自分探し」に向けて始動させてほしいです。(株)さんぽう様はじめ各分野の講師の先生方、本日は大変お世話になり有難うございました。

ニューリーダーを決める!【全学年】

|by 教頭 vice-principal


 今朝の千種町は24℃(午前7時時点)、日中も猛烈な暑さではないものの、梅雨に逆戻りしたような蒸し暑い一日でした。今学期も本日を含めて残り10日間…、再び新型コロナウイルス感染症が急拡大していますが、個々にできる感染防止策を講じ、終業式を全員揃って迎えたいと願っています。
 さて本日3,4限、新しい生徒会役員を決める立会演説会および投票が行われました。1,2年生から立候補した14名がステージに上がり、立候補を決意した理由や生徒会役員となって実現したいことなどを全校生を前に述べました。毎年、この演説を聞いて関心させられるのですが、長い演説を何も見ずにハキハキと聴衆に向け語り掛ける姿は本当に素晴らしい!!今日の演説に向けて「相当練習してきたんだろうな…」と感じました。昨年のクリスマスパーティーやこくう映画祭で大活躍した先輩方の姿を見て立候補を決意した生徒たち…、「千種高校をさらに良くしたい!」という意欲に溢れていました。千種高校にある課題を見つけ、自分なりに具体的な解決策を提示し、「私ならこうする」という意見が述べられた素晴らしい演説ばかり…、今後も千種高校は安心だと感じました。
 本日の14名が信任となれば、このメンバーの中から生徒会長選挙の立候補者を立て、7月15日(金)に生徒会長選挙を行います。今後のニューリーダーの活躍を楽しみにしています。立候補者の皆さん、お疲れ様でした!

 

順調に育っています!【50回生】

 by 教頭 vice-principal


 昨日で期末考査が終了し、本日から午前中授業(給食あり)となりました。午後からは部活動をする生徒のほか、資格取得に向けた学習指導を受ける生徒もおり、それぞれが次の目指すべき目標に向け頑張っていました。7月1日から求人票の受付が始まり、連日たくさんの企業の方々が来校されていますが、本校生の対応に「生徒の皆さん、よく挨拶されますねー…」と驚かれています。私も千種高校3年目、「本校生の当たり前」にだいぶ慣れてしまって、生徒の挨拶や掃除などマナーや礼儀の良さへの感動は薄れてしまっている部分があるかも知れません。しかし、外部から来られた方々からは、私が赴任した当時に感じた感動的な生徒の姿に驚かれるのは当然だと思うのです。特別に、挨拶の指導をしている訳でなくとも、自然と挨拶ができる生徒たちを誇らしく思います。
 さて、本日久しぶりに水田に足を運び、イネの生育状況を確認しました。ここ最近、忙しすぎて水田を見にいく余裕がなかったのですが、ヒョロヒョロだったイネ苗が分げつを繰り返し、立派に成長を遂げていました。生徒たちの手による毎日の水管理のお陰で、適度な水位が保たれ順調に育っています。しかし、特別栽培米づくりを目指す水田では、雑草もかなり目立ってきました。夏休みを迎える前に、1学年の生徒たちで除草作業もしていかねばなりませんね。私は来週、かなり伸びている畦の草刈りに汗を流す予定です。

山に不審者現る!?【49回生】

by 教頭 vice-principal


 本日で期末考査が終了しました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。今日から部活動も再開し、勉強から解放され、睡眠不足も解消できますね。少し体を休めて、次のやるべき事に向け気持ちを切り替えていきましょう!一方で、先生方は職員室でテストの採点や提出物の点検に追われ大忙しです。1学期の成績が間もなく出されますが、「人事を尽くして天命を待つ…」やるべき事はやったのだから静かにその時を待ちましょう。
 さて、今日7月7日は七夕です。イベント大好きな2学年の高橋先生と村上先生が、「教頭先生、竹を切ってきます!」と放課後、たかのす東小学校へ向かいました。たかのす東小学校を運営されている藤原誠先生に協力を得ながら、ほどよい大きさの竹をゲット…、少年のように嬉しそうな高橋先生は、早速その竹を校内に設置していました。
 1日遅れですが、明日は2学年で短冊に「〇〇が出来るようになりますように…」と願い事を書くイベントをするようですよ。2学年の皆さん、願い事の準備をお願いします。でも、願い事はは願うだけでは叶いません。そのための努力も怠らないようにしてくださいね。

全国大会出場を祝して…【ライフル射撃部】

 期末考査3日目、今日もさほど気温の上昇はないものの、蒸し暑い一日でした。それでも生徒たちは今日も全員受験で、1~3科目の考査を全力で取り組んでいました。疲労もピークに達している人もいると思いますが、あと2日頑張ってくださいね。
 さて、5月末に行われた兵庫県高等学校ライフル射撃大会の女子の部で見事に2位となった猶原宏海さん(3年・千種中出身)と同3位の藤原唯羽さん(3年・一宮南中出身)が7月28日(木)に広島県で開催される全国大会に出場することが決まっています。昨日、その全国大会出場のお祝いと健闘を願う懸垂幕が出来上がりました。昨年までは校舎壁面に取り付けていたのですが、樹木が邪魔して見えづらいため、今年は新しく建て替えを終えたばかりの千種市民局(ライブリーちくさ)に取り付けさせていただきました。道路沿いに面したライブリーちくさの懸垂幕は、南側から車で通りかかるとその存在がすぐに目に飛び込んできます。多くの地域の皆さまに見ていただけ、千高生の頑張りが今まで以上によく伝わると思います。
 千種市民局の井口局長様が、「いつでも言ってくださいよ」と懸垂幕の貼り付けを後押ししてくださり実現しました。本当に有難いです。千種市民局を通りかかられた際は、是非ともご覧いただき二人を応援していただきたいです。よろしくお願いいたします。


 
 

強い意志で勉学に励め!

 今日は、朝から雨が降り続く湿度の高い一日でしたね。千種川は、昨日夕方以降の猛烈な雨により増水していましたが、台風も接近しています。またこの季節、いわゆる「ゲリラ豪雨」が起こりやすいため、気象警報等には十分に気をつけてもらいたいと思います。
 さて、本日期末考査2日目でした。生徒の皆さんは、ベストの勉強で考査を迎えられているでしょうか?ついついスマホに目を奪われ、机に向かっているだけでやった気持ちになっていませんか?我が家も中学の娘がおり、6月末に期末考査でした。スマホ使用を控えるように注意されても、「調べものをするから…」と言ってスマホを離しませんでした。強く言えば「信用してない」と反発しますし、難しい年頃です。その後、テストが返却され、案の定悲惨な結果に嫁が激怒…お通やのような暗い生活が続いています。スマホは便利でゲームやユーチューブ、ラインなど楽しい機能がたくさんあります。しかし、依存性が強く状況判断がつかなくなる非常に怖いものです。メリハリのある付き合い方で、しっかりメディアコントロールできるようにしましょう!
 本校生は、自らすすんで勉学に励む生徒が多いのでそんな心配は無用だと思いますが、誰のための勉強なのか、何のための勉強なのかをしっかり理解し、考査期間は自己実現のために無心で取り組んでほしいです。

体育はマット運動【50回生】

 今日から7月…、期末考査1日目は全国的に記録的な猛暑となりました。朝から真夏の太陽の日差しがギラギラと照りつけ、外で立っているだけで汗が噴き出してきます。ここ最近、体調不良を理由に欠席する生徒が目立っていましたが、今日は全員登校…本校では当たり前のことですがホッとしました。
 さて昨日の話題ですが、県教育委員会事務局体育保健課の大西指導主事にご来校いただき、学校訪問指導がありました。4限目の1年生体育「器械運動(マット運動)」を見学いただいた後、研究協議を経て校舎内や学校周辺、部活動の様子なども見ていただきました。研究授業では、ラジオ体操、補強運動、ストレッチの後、マットを準備してこれまで練習してきた①前転、②開脚前転、③伸膝前転、④後転、⑤開脚後転、⑥伸膝後転をグループに分かれて練習していきます。マット運動を苦手とする生徒が多い中で、楽しんで全力で取り組んでいる様子が伺えました。素晴らしい!!最終的に、①~⑥の技を連続で行いますが、その様子を生徒たちが交代しながらipadを用いて動画撮影していました。生徒に学習意欲をかり立て、何度も動画を見て自分の演技を確認できるということで、体育の授業においてもICT化は進んでいます。最後は、互いの演技を動画を見ながら確認し、振り返りシートに自己評価を記入…、あっと言う間に1時間の研究授業が終わりました。研究授業を行った体育保健科の井川先生、素晴らしい授業をありがとうございました。千高生の専売特許である「何事にも全力」という姿を大西指導主事に見て頂き、私は今日も誇らしい気持ちになりました。1年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 

職員心肺蘇生講習会【園小中高連携事業】

 昨日の放課後、千種中学校において園小中高の全教職員が一堂に会し「職員心肺蘇生講習会」が行われました。今年は、マラソン大会開催時に小学生が倒れたことを想定したシュミレーション研修…。西はりま消防本部の皆さんに全面的な協力を得て、非常に緊迫感ある講習会となりました。改めて、迅速な対応と適切な判断力が必要だと強く感じました。
 その後、体育館に入りグループに分かれて心肺蘇生法の救急措置について全教職員が順番に体験します。毎年、講習会を行っていても、自身で繰り返し実践しなければ忘れてしまうものです。消防士の皆さんに適切にアドバイスを受けながら、正しい救急措置法を学びました。千種町内のこども園から高校までの全教職員で行う講習会…、これも千種町ならではの行事であり、連携の強みだと思います。いざという時に備え、緊急時に人の命が救える教職員集団でありたいと思います。西はりま消防本部の皆さん、ありがとうございました。先生方も、暑い中ご苦労さまでした。