千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

移住者とのトークセッション【50回生】

 今朝の千種町は7℃(午前7時現在)、深い霧が町を覆いよく冷え込みましたが、日中は秋晴れとなり燃え上がるような紅葉が映えて見えました。寒暖差が大きく体調を崩す生徒が何人かいましたが、2年生は修学旅行を間近に控えています。しっかりと自己管理をしていきましょう!

 さて、今年度より1年生の「総合的な探究の時間」を活用し、ふるさと宍粟市をテーマとした探究活動をスタートさせようと計画をしています。その第一弾として、ご縁あって宍粟市に移住されている6名の方々を講師としてお招きし、「移住者とのトークセッション」を開催しました。このたび、「生徒たちのためになれば…」と今回の企画に快く賛同いただきました。本当にありがとうございます。

 まず最初に講師のお一人お一人から、自己紹介や宍粟市に移り住んだ経緯等の説明を受けた後、外から見た宍粟市の魅力や課題等について語っていただきました。そして、自身の経験を踏まえ高校生に向けて生き方のアドバイス等をいただき、生徒たちは教員とは違う立場の大人からの言葉を食い入るように聞き入っていました。「深いなぁ…」「スゴイなぁ…」私も、自分の生き方を貫いている講師の皆さんのお話を楽しく聞かせていただきました。生徒たちも、おそらく講師の皆さんから様々な生き方のヒントをいただいたはず…。そして、宍粟市に住んでいて当たり前と思っていることが、実はスゴイんだということに気づいたのではないでしょうか。その後、移住者の方々を囲んで、宍粟市の魅力と課題についてグループワークを進めた生徒たち…、宍粟市のイメージがある程度共有できました。

 今日の行事をきっかけとして、次回11月18日(金)は宍粟市長や宍粟市職員を講師としてお招きしてのトークセッションを開催し、市の施策を知った上での魅力ある宍粟市に向けて意見を練り上げていきます。6名の講師の皆さま、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。皆さんのバリエーション豊かなお話に、生徒たちの心がグッと動き、宍粟市の学びを深める良い動機づけとなったに違いありません。今後とも、何かの折にはお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。