千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

新たな目標への挑戦【カルチャー部】

 本校は2学期末考査が終了した12月11日(金)以降、午前中授業を行っており、午後からは多くの生徒が部活動に励んでいます。女子バレー部のように年末に大会を控えている部もありますが、硬式野球部のように春先に向けて長期的な目標を立て地道に練習している部もあります。冬は寒く、日も短く、直近の目標もないためモチベーションが上がりにくいですが、逆に継続した努力ができた人は飛躍的な力が身につく時期でもあります。冬季休業期間は部活動をしない日が続くかも知れませんが、個々にできる練習を行い力を蓄えてほしいです。
 そんな中、カルチャー部では連日のように猛練習が行われており、13時から遅くまで残る生徒は18時くらいまで練習をしています。しかも、7月の校内演奏会で引退した3年生も加わっての練習です。武道場にお邪魔すると、長時間の練習にも関わらずダラダラとした雰囲気は全くなく、時間に追われているかのようにみんな必死に取り組んでいます。コロナ禍の中で、近く演奏会が予定されている訳でもありません。何故なんだろう…???
 実は、年明けの1月13日(水)16時からのサンテレビ「4時!キャッチ」という番組の中で、千種高校を取り上げていただくことが決定しました。番組の中で、カルチャー部を紹介で生中継取材を受ける予定で、この日に披露する新曲に向け、みんな遅くまで頑張っていたのです。郷土伝統芸能を継承する本校カルチャー部としては、願ってもないPRの機会です。最高の演奏が披露できるよう、時間はありませんが万全の準備をしてください。頑張れ、カルチャー部!!

 
 
 

心温まる希望のツリー【生徒会】

 今年も残りわずかとなりました。帰りの通勤途中では、自宅や庭などのイルミネーションの美しい演出によりクリスマスが近づいていることを知らせてくれます。千種町内でも見られますが、山崎町葛根地区は約400mにわたりイルミネーションが楽しめ、心を和ませてくれています。
 そんな中、本校の生徒玄関にもクリスマスツリーが設置されました。約1カ月前に外部講師の藤原誠先生が樹木の授業をされた時に使用したモミの木をいただき、生徒会のメンバーが装飾したものです。殺風景だった生徒玄関が、華やかになり生徒たちの目を楽しませてくれています。今日からは、イルミネーションも楽しめるように電飾が施されています。ささやかな事かも知れませんが、みんなの心を和ませようと生徒会のメンバーが創意工夫し、こうした演出をしてくれている姿を見て心が温まりました。生徒会の皆さん、ありがとうございます。

 
 

スマホサミットinひょうご2020【生徒会】

 今日も雪が降ったりやんだり、時折日が差したりと山間部ならではの変わりやすい不安定な天候でした。太陽の日差しがあれば温もりを感じますが、ない時は底冷えしてストーブをつけていても寒さを感じます。コロナ感染対策として、教室や職員室で定期的に空気を入れ替えるように努めていますが、あまりの寒さに換気にも勇気がいりました。2学期も今日を含めてあと4日となりました。寒さに負けず、気を抜くことなく最後まで頑張りましょう。
 さて、少し前の話題ですが、12月13日(日)に本校の生徒会代表4名が兵庫県民会館で行われた「スマホサミットinひょうご2020」に参加しました。インターネット利用のマナーやルールづくりについて中学校、高校、そして大人も参加して共に考え、学び、取り組みの輪を広げることを目的としており、本校は毎年参加をしています。各校のスマホマナー向上への取り組みをプレゼンしながら発表したり、公開討論会では様々なスマホ利用に係るデータをもと活発な意見交換が行われました。
 生徒会メンバーは、特に公開討論会において本校の現状を踏まえつつ、物怖じすることなく積極的な意見が述べられたと聞いています。日頃から、主体的にこの問題に取り組んでいる証拠ですね。素晴らしいと思います。そう言えば、つい先日、生徒玄関前に巨大なスマホ利用啓発の顔出しボードが置かれていました。生徒の発案による生徒主体の取り組みがここでも形に表れていました。

 
 
 

金賞米に負けない輝く笑顔【48回生】

 昨日、宍粟市内の道の駅2か所で1学年生徒による「お米の販売実習」が行われました。この日の神戸新聞の記事で金賞受賞の快挙を掲載していただいたこともあり、準備していた220袋のお米は約2時間で見事に完売しました。
 時々冷たい雨が降る寒い一日でしたが、「おはようございます!」、「千種高校で育てた美味しいお米いかがですか」、「ありがとうございます!」、慣れない接客に最初は戸惑いつつも、輝く笑顔で元気いっぱいに販売していました。そして、お客さんから、お米の栽培やお米甲子園について聞かれても丁寧に上手く説明できていました。
 販売スペースを提供いただいた道の駅の方々、夕方のニュースでも取り上げていただいたテレビ局の方々をはじめ、生徒たちの快挙を様々な形で支援していただき、本当に嬉しく思います。そして、何より「寒いけど頑張りよ」、「新聞見て来たよ!よう頑張ったな…」など嬉しい言葉をかけていただき、遠方よりお米を買いに足を運んで下さった皆さまに心からお礼申し上げます。本当に有難うございました。 
 お米づくりから販売までの一年間の過程を通じて、「食育」という一言では納まりきらない多くの学びを得て、地域に貢献できたことは生徒にとって一番の収穫であったと思います。お米の商品名「千種の光」は、まさに千種高校生を示すものであり、これからも千種に輝く光を照らし続けてほしいと願っています。

 
 
 
 

金賞の味に舌鼓【48回生】

 今朝の千種町は-5℃(午前7時時点)で、今シーズンの最低気温を更新しました。昨日の雪がとけて路面が濡れていたため、今朝は路面の凍結が激しくとても危険でした。しかし、久しぶりに青空が広がっていたため、雪化粧した三室山をはじめとする周辺の山々がくっきりと見れて、千種らしい美しい景色を見ることができました。生徒の皆さん、登下校中に転倒しないように注意してください。
 さて、1年生が栽培したお米が、全国お米甲子園で金賞を受賞したことは何度もお知らせしましたが、本日そのお米の試食会を行いました。これも大切な学習ですね。「普段、家で食べているご飯とやっぱり違うか?」と質問すると、「美味しいです!」「同じくらい美味しい!」など反応は色々ですが、生徒たちはとても喜んでいました。よく考えてみると、千種町を含め宍粟市に住んでいる生徒たちは、お米を買うことがほとんどなく、普段から美味しいお米を食べているので違いを感じにくいのは当たり前ですね。私も少し頂いたのですが、噛めば噛むほど甘みがあり、薫り高く、金賞の味がしました。
 明日は、このお米を「道の駅播磨いちのみや」と「道の駅みなみ波賀」で10時から販売させて頂きます。小さな田んぼで育てたお米であり数量限定販売となりますことを、ご了承ください。(300gで200円です)また、販売の様子は、明日の11時45分~12時に関西テレビのニュースで放送される予定ですので、そちらも是非ご覧ください。

 
 
 

水を得た魚のごとく…【スキー部】

 12月にこんなに雪が積もったのは何年ぶりかなぁ…。千種高校に長く勤務される先生からも驚きの声が聞かれるほど、千種高校周辺に40~50cm雪が積もりました。今日は、生徒たちも楽しみにしていた?マラソン大会でしたが、早々と中止が決定し、職員によって懸命の雪かきが行われる朝となりました。雪もチラつく程度なら幻想的で、美しく、なんとなくワクワクしますが、たくさん降ると生活に支障が出るので困りものです。しかし、スキー場がある千種町にとっては町の活気にもつながるので、適度に降ってもらわないと困る部分もあり今日はトータルで良かったかな!?と思います。
 生徒たちの表情を見ていても、マラソン大会中止と久々の大雪に今日は少しテンションが上がっていたように見えました。そして、この雪の恩恵を最も受けた生徒たちが放課後のグランドにいました。スキー部の二人です。なんと、雪の積もったグランドでスキー板を履いて練習しているではありませんか。思わず、私もグランドに飛び出して生徒に「やったなぁ」と声をかけるとニコニコと嬉しそうに笑ってピースサイン。この生徒たちは、昨年度クロスカントリー種目で全国インターハイに初出場した実力者で、水を得た魚のごとくグランドで滑っていました。
 雪のない季節は、走り込みや筋トレばかりで実践的な練習が全く出来なかったスキー部ですが、例年より早く板を履いての練習が出来ましたね。アルペン競技に出場する生徒も含め、今後のスキー部の活躍を期待しています。

 
 
 

地域に支えられて…【47回生】

 今シーズンの最低気温を大幅に更新する極寒の朝となった千種町。その気温はなんと-4℃(午前7時時点)でした。いやーっ…、寒くなることは覚悟していましたが、千種町に入ったとたんに雪景色が広がり路面も凍結している箇所があり、久しぶりに車の運転も緊張しました。先週末にスタッドレスタイヤに履き替えといて良かったです。
 さて、そんな極寒の中ですが2年生の就業体験実習が各事業所で行われ、ハツラツとした生徒たちの姿が見られました。私が巡回したのは、たかのす東小学校の多目的宿泊施設と今井農場、学校で実習する3グループでしたが、町内12か所で地域の方々に温かく出迎えられ予定通りの実習ができました。たかのす東小学校では、看板製作や一人暮らしの方々への支援など、ティータイムをはさみながら楽しい実習が行われていました。そして、今井農場では、産みたての新鮮卵を集め出荷準備をしていました。HR教室では、ちくさ杉の子保育園から依頼を受けたウサギの被り物の大量生産を意欲的に取り組んでいました。
 コロナ禍で受け入れが心配されましたが、地域の皆さまに支えられて実施できたことに心から感謝致します。各事業所の皆さま、生徒が大変お世話になり、ありがとうございました。残す2回の就業体験実習も、よろしくお願い致します。

 
 
 

明るく 元気に ポジティブに【女子バレー部】

 今週は寒波襲来により全国的に真冬の寒さが続き、日本海側の地域では大雪の警戒が呼びかけられています。その影響を受け、千種町の今朝の気温は-1℃(午前7時時点)とこの冬一番の冷え込みとなり、初の積雪となりました。出勤すると、アスファルト上の雪はとけて消えていましたが、グランドや樹木の上には4cmほどの雪が積もり一面の銀世界が広がっていました。また、日中も雪が舞い続け、3℃ほどまでしか気温が上がらず非常に寒い一日となりました。明日以降も、同じような天候となる予報となっていますので、木曜日のマラソン大会も心配されますが、なんとか開催できることを願っています。
 さて、今日は女子バレー部の練習の様子を見に行きました。力のある3年生が引退してから、1,2年生の6名だけで活動しています。練習前に色んな話をしましたが、6人ともとにかく明るい!冗談ばっかり言い合って、笑いが絶えませんでした。また、凍えるような寒い体育館の中で、薄着なのに元気いっぱいで驚きました。若いからなのでしょうが、「千種の子たちは寒さに強い!」と感じました。
 そんな最少集団である女子バレー部ですが、先月の秋季西播大会では1回戦で佐用高校に2-0で勝利するなど存在感を示しました。今月25日(金)には後期西播総体を控えていますが、持ち前の明るさとチームワークで立ち向かってほしいです。頑張れ!女子バレー部!!

 
  
 

努力の根を伸ばせ【硬式野球部】

 この夏も大活躍し私たちに夢と希望を与えてくれた硬式野球部ですが、現在はランニングや筋力トレーニングなどの基礎練習を中心に冬季練習が行われています。シーズン中は、休日返上でひたすらにボールを追いかける練習してきた生徒たちですが、現在は来春の大会に向けた体づくりを中心に行っています。9月から始まった食トレも継続して行われており、最近では練習後にプロテインも摂取しているようです。職員室前の廊下で、マネージャーの女子生徒がバナナ味のプロテインを選手のためにつくっており、時々バナナの甘~い香りが漂ってきます。
 他校の選手に比べ小柄で筋力不足が否めない本校の部員たちですが、こうした陰の支えや日々の努力によってたくましくなっていくのだろうと思います。顧問の先生方をはじめ、陰となり献身的に支えてくれるマネージャー、弁当を持たせてくれる保護者の方々に感謝して、心も体も鍛え成長してほしいと思います。
 「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが恩師から送られた言葉です。根がしっかり伸びた木は、少々の風では倒れることなく、養分をたくさん吸っていつか必ず大きな花が咲くという意味を表しています。今週は雪が降る予報で、厳しい寒さとなりますが、地道に努力の根を伸ばしてください。

 

考査返却の瞬間【48回生】

 期末考査が終了し、本日より特別時間割での午前中授業となりました。午後からは、部活動も活発に行われ学校内に活気が戻っています。
 さて、考査明けの最初の授業では、各科目担当の先生から考査返却が行われており、今日だけでもかなり多くのテストが戻ってきたのではないでしょうか?誰もが経験あることですが、自信のある科目ではワクワクして楽しみな反面、自信のない科目ではなんとも言えない嫌~な気持ちになり、答案用紙を受け取ると点数の部分を隠していたことを思い出します。今日は、そんなソワソワした光景がどの学年でも広がっていたのでしょう。
 1学年の「現代社会」の授業にお邪魔して、テスト返却の様子を見させてもらいました。生徒たちは、名前を呼ばれると教壇の前に出向いて様々な表情や反応を見せて答案用紙を受け取っていました。感心したのは、ほとんどの生徒が受け取る際に「ありがとうございます!」とお辞儀をして両手で大切そうに受け取っていました。考査の結果に関係なく、採点して下さった先生に対する感謝の気持ちが態度に表れており素晴らしいです。思っていたほど、点数を確認して大騒ぎすることもなく、人を見下すような態度をとる生徒もなく、生徒たちは冷静に解答と照らし合わせながら確認をしていました。
 今回の試験結果に一喜一憂することなく、「何が良かったのか、悪かったのか」を自己分析し、次からの授業や考査に向けて改善していきましょう。

 
 
 

いざという時に備えて【全学年】

 期末考査が終了しました。生徒の皆さん、ひとまずお疲れ様でした。
 今日は、期末考査の全日程終了後に地震と火災を想定した防災避難訓練を実施しました。避難指示の放送からわずか約3分20秒でグランドへの集合・点呼が完了し、非常にスムーズな非難ができていました。また、誰一人として私語をする生徒なく、ニヤニヤと笑うなどふざけた態度の生徒もありませんでした。私の中でも、本校の生徒像として「何事にも全力」という姿はだいぶ慣れてきましたが、改めて素晴らしい生徒たちだと思いました。
 その後、水消火器を使用した消火訓練を行い、消火器の使用方法について学びました。思ってた以上に消火器は重く、ホースの取り外しが難しく、狙いを定めにくいなどその特徴を体感できたのではないでしょうか。火災を発見した時、周囲に知らせると共に、小さな火の場合は消火器を用いて初期消火を行うことが重要です。(もちろん、大きな火の場合は逃げることが優先です)今日の防災避難訓練をきっかけとし、万が一の時に備えた避難経路や避難場所、消火器の位置やタンカやAEDの設置場所なども確認しておきましょう。
 考査の終了と同時に部活動や生徒会活動も再開しています。考査前から部活動禁止のため、運動不足の人も多いかと思いますが、来週にはマラソン大会も予定されています。鈍った体を少しづつ戻していきましょう。

 
 
 

スマホ利用マナーに向けて【生徒会】

 期末考査4日目を迎えています。生徒の皆さん、考査の出来はどうだったでしょうか?職員室では、採点が始まっていますが「よう頑張ってるなぁ」とか「あれ?心配やなぁ」など、先生方の独り言が聞こえてきます。また時々、生徒が職員室にやって来て、「先生、僕のテストどうやった!?」とわざわざ聞きに来る生徒もいたりします。よほど自信があるのか、逆に欠点を恐れているのか分かりませんが、とても微笑ましい先生方とのやりとりがあり楽しませてもらっています。そんな期末考査もあと1日です。最後までBESTを尽くしてください。
 さて、校舎内を歩いていると生徒玄関や廊下等の壁に、スマホ利用マナーに関する掲示物が目に飛び込んできます。これは、昨年度のスマホサミットの参加校が持ち寄った標語の中から、投票により選ばれた標語です。その中で「考えて 守ってあげたい 親心」は本校の前生徒会長、大田美音さんが考えた標語となっています。そのほか、「スマホより  大事にしてね  家族の時間」、「その投稿  増える検索  減る友達」など標語にすることで、シンプルで分かりやすいメッセージとなっており、きっと生徒たちの心に響いているものと思います。
 今週末には、世代を越えてネット利用のルールづくりを考える「スマホサミットinひょうご2020」が兵庫県民会館であり、本校の生徒会代表生徒も参加します。12月13日(日)の当日は、無観客開催ですが13時~16時の間、YouTubeによるライブ配信が行われますので、生徒たちの活動の様子を是非ご覧ください。

  
 

ごっつええ感じ【全学年】

 今日は、千種高校オリジナルアイテムを紹介します。宍粟市の中でも特に寒さが厳しい千種町では、制服と合わせて防寒着となるウインドブレーカーも販売しており、多くの生徒が購入しています。登下校時はもちろん、体育の授業やマラソン大会等の行事、部活動でも使用でき、最近着用している生徒をよく見かけます。これが、なかなかカッコイイ!!最初は、部活動でつくったウインドブレーカーではないか!?と勘違いするほど、ごっつええ感じなのです。
 近年は、温かい素材の下着等も豊富にあり、制服や体操服の下に着る防寒対策はしやすくなっていますが、これからウインドブレーカーが益々活躍するシーズンが訪れます。是非、体を冷やさない工夫をして快適な学校生活を過ごしてほしいと思います。



乾燥防止に向けて…【保健部】

 今朝の千種町の気温は0℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。あたり一面に霜が降りて、グランドや木々の表面も真っ白く染まり本格的な冬の到来を感じました。登校してくる生徒たちの中にも、肩をすくめ「寒~っ!!」と声を上げる生徒が目立ちました。12月からは各教室にストーブが設置されているので学校に到着すればホッとできますが、ストーブ周辺で密になり過ぎないこと、定期的な換気を行うことなど、コロナ感染予防にも気をつけてほしいと思います。
 また、ウイルスは低温・乾燥状態で空気中で増殖し、口や喉を通して侵入しやすくなるため、これからの季節は特に「乾燥」にも気をつけなければいけません。加湿器の購入等も考えましたが、費用や効果、置き場所や管理など様々な課題も多く、実現には至りませんでした。しかし、本校では保健部の提案により教室に入られた先生方の手で、定期的に霧吹きを使って噴霧することで湿度を保つことを試験的に行っています。どこまでの効果があるか分かりませんが、出来る努力はしていきたいと考えます。私も、職員室内の乾燥防止のために何度となく霧吹きで噴霧してみました。
 生徒の皆さんも、個々の感染予防対策や体調管理をしっかりと行い、万全の体調で期末考査に臨んでください。

 
 

最後の1秒まで諦めない【全学年】

 本日より2学期末考査がスタートしました。2学期の成績を左右する重要な考査です。多い学年・類型で最大12科目の試験がありますが、2学期のヤマ場となる期末考査をしっかりと乗り切ってほしいと思います。1学年の黒板には「最後の1秒まで諦めない!」の文字が書かれていましたが、その言葉通り各学年の生徒たちは、最後まで試験に向き合い懸命に頑張っている姿が見られました。当たり前のことのようですが、大切な事だと思います。
 以前、私が勤めていた学校では、考査の巡回のため試験途中に教室に行くとほとんどの生徒が机に伏せて寝ている光景がありました。考査の量や質に問題があるのではないかと、改善を加えても生徒の様子に変化はなく悔しい、情けない思いをしたことがあります。各教科担当の先生方が何時間もかけて作成したテストですので、本校の生徒もこれまで通り、誠意をもって試験に臨んでほしいと思います。
 新型コロナウイルス感染も、依然予断を許さない状況です。この週末は、不要不急の外出を控え家庭学習に努めてください。気張れ、千高生!!

 
 

簿記の対面授業【47回生】

 2020年の通常授業(6限または7限授業)も本日が最終日となりました。そして、明日からの期末考査に向けて各教科で考査前最後の授業が行われました。テスト範囲はすでに発表されていますが、考査に向けた具体的な話があったはずです。生徒の皆さんは、そうした考査のポイントを聞き逃さず記録に残すことができたでしょうか?是非とも、ポイントを押さえた勉強をしてほしいと思います。また、千種高校の先生方は、学習内容で分からない箇所があれば、親切・丁寧に対応して下さる先生ばかりです。些細な内容でも疑問点があれば、声をかけて疑問を解決することも大切な勉強法です。是非、先生方を頼ってくださいね。
 今日は、遠隔での「簿記」授業でお世話になっている和田山高校の霜尾利之先生にご来校いただき、考査前の対面授業をしていただきました。普段はモニター越しでの授業のため、個別に質問等ができないため定期考査の前には直接指導をしていただいています。さらに、放課後には補習の時間も設けてくださり、生徒にとっては安心できます。本日の対面授業で理解が深まったのではないでしょうか?霜尾先生、ありがとうございました。
 簿記の補習をはじめ、放課後に教室に残って勉強している生徒の姿が今日もたくさん見られました。12月10日(木)までの5日間の期末考査に向けて、ベストを尽くしてほしいです。頑張れ!千高生!!

 
 
 

たかが駆け足 されど駆け足【46回生】

 「たかが駆け足 されど駆け足」…私が以前勤めていた陸上競技部のキャッチフレーズです。自分のこれまでの人生と重なるので、私はこの言葉が大好きです。中学校の部活動を通じて何気なく始めた陸上を30歳まで競技として続け、教師となるきっかけを与えてくれました。そして、走ることを通じて多くの方と出会い、自分を高めさせてもらいました。また、現在でもストレスの発散や夜に美味しいビールを飲むために私の生活に欠かせない大切な時間になっています。
 そんなふうに、人から見れば大した事でないのに、ある人にとってはずごく魅力的な事となり、夢中になって取り組むうちに無くてはならない大切なものになることがあります。「たかが〇〇、されど〇〇」、高校生の皆さんにとって、〇〇に当てはまる言葉は何でしょうか?部活動でも趣味でも何でもいいと思います。私がそうだったように「やってみようかな?!」という気持ちがきっかけとなり人生を大きく左右する出来事に発展することもあるのです。是非、自分の〇〇を見つけてほしいです。
 今日は、3年生の体育「持久走」に参加させていただき、一緒に3.6kmを走りました。若い時のように速くは走れませんが、走り終わった後は爽快でした。生徒たちは、1,2年生同様、練習なのにマラソン大会本番のようなタイムを意識した熱い走りが見られました。そして、多くの生徒が自己記録の更新ができたようでした。持久走のような忍耐を要するスポーツは、上級学年になるとダレる傾向がありますが、本校の生徒は学年に関係なく常に全力で見ていても清々しかったです。マラソン大会本番まであと2週間、期末考査もありますが本番に向けて体調を整えていきましょう。

 
 
 

花で学校を元気に!【茶華道部】

 花やグリーンはストレスを軽減させ、心をリラックスさせてくれます。そして、みんなを笑顔にしてくれます。この度、そんな素敵な花を西播地区の県立学校等に無償で提供いただきました。素晴らしい企画を用意して下さったのは、(株)姫路生花卸売市場の田寺様で、「花を学校に飾って、生徒や先生に元気になってほしい」という願いが込められています。生徒も私たち教職員もコロナ禍で疲れやストレスが貯まってきていた時期だけに、本当に有難く、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
 今回いただいたのは、大量のかすみ草、ガーベラ、トルコキキョウ、アルストロメリア、スイトピーの切り花でしたが、早速放課後に茶華道部の生徒たちの手によって仕分けされ、花瓶に生けられていきました。そして、玄関、トイレ前、事務室、職員室、保健室など校内のあちこちに飾らせていただきました。「本当にキレイ!!」寒いこの季節は長く楽しませていただけると思います。
 生徒の皆さん、期末考査3日前という時期となり焦りやイライラも多いかと思いますが、そんな時はゆっくり花を眺め心を落ち着かせてくださいね。改めて生花の魅力や美しさを感じる機会となりました。(株)姫路生花卸売市場の皆さま、本当にありがとうございました。

 
 
 

㊗全国お米甲子園 金賞受賞!【48回生】

 やりました!全国農業高校お米甲子園に出品していた1学年が栽培してきたお米が、「金賞」を受賞しました。前回もお知らせした通り、様々な機器による食味分析等の1,2次審査を通過して、最終審査では食味鑑定士によるご飯試食後の投票により最高金賞1校、金賞4校、特別優秀賞10校が選出されるのですが、本校は全国2位の称号を得たことになります。農業を専門に学ぶ高校ですらなかなか入賞できないコンテストなのに、普通科の生徒たちが栽培したお米が「おいしい!」と評価いただいたことは誇りですし、大きな自信となります。YouTubeで公開されている結果発表の様子を終わりのSHRで1学年の生徒全員で確認しました。生徒たちも、さぞかし喜んでいたことでしょう。
 まさか金賞を頂けるなんで…、今回の1学年の生徒たちの取り組みを見ていて感じることは、日々の積み重ねの重要性と挑戦することの大切さです。実は、このコンテストにエントリーが決まったのは収穫後のことで、栽培の前から「おいしいお米作り」を意識して取り組んだ訳ではありません。しかし生徒たちは、当番制で日々の水管理や、水田の除草を効果的に行うなど指導者の指示を忠実に守り、愛情を込めて栽培してきました。こうした当たり前の積み重ねが、今回の快挙につながっていると思うのです。
 本校の生徒たちの気質「素直・我慢強い・前向き」と先生方の熱心な指導がもたらした金賞です。このプレミアのついたお米の活用を1学年の生徒たちも一生懸命考えてくれているようです。今後、販売や寄付などの活動に自信をもって取り組んでもらいたいです。

より良い校風を築くために…【生徒会】

 今日は一日出張でした。学校を空けても先生方を信頼していますし、生徒も落ち着いており、生徒指導上の心配も全く必要としないため安心です。しかし、新型コロナウイルス感染症が身近に迫ってきている現在、そうした関係の緊急連絡があるのではないかという不安は頭から離れません。本日、休日におけるコロナ感染症に係る緊急連絡先の文書や保健だよりを配布させていただいております。保護者の皆様には今一度、感染防止に向けた正しい知識と行動に協力いただきますと共に、感染が疑われた際の対応についてご確認をお願いいたします。
 さて、少し前の話題になりますが、先日の全校集会の後、生徒会による寸劇が行われました。内容は、授業開始前の挨拶について全校生徒に考えてもらおうと、実演を交えながら訴えるものでした。体育館のステージに机や椅子を並べ、教師役と生徒役になった生徒たちが、悪い挨拶例と良い挨拶例を3パターンに分けて演じていきます。クラスみんなが同じ気持ちで声を出し、きちんと礼が出来た時はとっても見ていて美しく授業へのやる気を感じますが、一部の生徒しか声を出さない時や礼が揃わない時などは見た目も悪く意欲が感じられません。その差は歴然としており、大変わかりやすい寸劇でした。
 言葉で「授業前の挨拶をちゃんとしよう!」と呼びかけるのは簡単ですが、こうした実演により客観的にその違いが見れたことで、見ていた生徒達にはその大切さが伝わったのではないでしょうか。生徒の授業へ向かう姿勢を正そうと、生徒会のみんなが気づいてくれたこと自体、素晴らしいと思いますが、この課題を解決するためにどうやって伝えれば良いかを考え、実行したその行動力に感謝したいです。生徒会のみなさん、本当にありがとう!
 生徒が主体となった生徒目線からの呼びかけにより、より素晴らしい千種高校が築きあげられていきます。千種高校の底力を見たような気がしました。「挨拶」や「礼儀」の大切さを今一度見直していきましょう。
 
 
 

積極性を大切にする授業【48回生】

 小学校の授業で児童が先生から発問を受けると「ハイ!!、ハイ!!ハイ!!」…答えが合っていようが間違っていようが積極的に手を挙げて授業に参加します。しかし、中学校、高校と学年が上がるごとに手を挙げて答えることをためらい、限られた人しか手を挙げてくれません。本校の生徒も例外ではなく、解っていても「恥ずかしい」、「他の人が言ってくれるだろう」などを理由とし、自分の考えを述べられない生徒が多いようです。
 英語科の村上先生は、そうした生徒の気持ちの変化に疑問を感じ、授業の中で意識して生徒たちに挙手を求める授業を行っています。「間違っていても恥ずかしいことではない。むしろ、自分の考えを伝えることよってクラスみんなの理解が深まる」と考えているのです。この日の1年生「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業も、ICTを活用しながら英会話の翻訳をみんなで考えていきます。そして、生徒の表情を伺いながら時々ヒントを与えつつ…、さぁ、「この英文の意味を答えられる人!」と満を持して発問します。すると、小学生の児童のごとく、ほとんどの生徒が一斉に手を挙げ積極的に授業に参加しているではありませんか。この授業にお邪魔したわずか15分ほどの間に5~6回、そんなシーンがありました。
 「いやぁ~、スゴイ」、生徒が積極的に授業に参加した主体的、対話的で深い学びの授業が実践できていました。こうした挙手制の授業を考え実行している村上先生のアイデアと、間違いを恐れず積極的に参加しようとする1年生の生徒たちに敬意を表します。何事にも、そうした姿勢を大切にしてください。積極的な失敗(間違い)は深い学びとなり、必ず自分を成長させてくれるのです。

 
 
 

ハーフラウンドゴルフ実習【46回生・アクティブ類型】

 アクティブ類型の生徒は、春から秋のシーズンにかけて2週間ごとに教科「アクティブ」の中でゴルフ実習を行っています。千草カントリークラブ(以下、千草C.C)のゴルフ場を使用させていただき、外部講師の林良民プロから指導が受けられるという恵まれた環境の中で、生徒たちは3年間を通じてメキメキと力をつけていきます。そして、何よりゴルフの楽しさをこの授業を通じて学んでいます。
 今日は、3年生のアクティブ類型の生徒にとっては最後となるゴルフ実習でしたが、その集大成としてハーフラウンド実習が千草C.Cで行われました。少し肌寒い陽気でしたが、1限~6限まで1日中コースをまわり、そのスコアを競いました。このたび宍粟市ゴルフ協会、林プロ、校長先生からご出資いただき、豪華な景品付きのプレイです。私は同行しませんでしたが、さぞかしテンションが上がり、楽しいゴルフになったことでしょうね。

 今回も宍粟市ゴルフ協会の皆さまをはじめ、多くの関係者の方々に大変お世話になりました。今年度のゴルフ実習は終了となりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。上位成績は以下のとおりです。

  優勝:山口 大翔   準優勝:西川 昂輝   3位:小林 敦志    おめでとうございます!

 
 
 

㊗全国大会出場!!【ライフル射撃部】

 やってくれました!昨日、大阪能勢町ライフル射撃場で開催された近畿高等学校秋季ライフル射撃大会で、秦陽乃(2年)が見事3位に入賞し、全国大会への出場権を獲得しました。県大会を高得点で優勝した実力どおり、近畿大会でも兵庫県勢ではトップとなる621.7点をマークしての3位です。プレッシャーもあったと思いますが、本当によく頑張ってくれました。ちなみに上位二人は大会新記録で、過去に例のないハイレベルの戦いでした。
 本人は、県大会にマークした624.5点に及ばなかったこともあり、もしかしたら満足していないかも知れません。もし、悔しい気持ちがあるのなら、全国大会で是非ともリベンジをしてほしいです。また、猶原宏海(1年)も競技歴半年ながら14位(出場23名)と健闘。実力はしっかり発揮できたのではないでしょうか?今回の経験を活かして、来年度は全国大会に出場してほしいです。この二人の活躍に、ライフル射撃部員みんなも喜んでくれていることでしょう。一緒に練習している仲間が全国大会に出場することは誇らしいことですが、「次は私が!」という意識を持ち、互いに切磋琢磨してほしいです。全国大会は来年3月に熊本県で開催予定です。ライフル射撃部の快進撃はまだまだ続きます。

  
 

全力疾走、限界への挑戦!【47回生】

 2年生の体育もバスケット、バドミントン、卓球の選択による球技から「持久走」に移行し、2週目を迎えています。1年生の授業と同様に、前回の記録をもとに1周(300m)の目安となるラップタイムを確認させ、自己記録の更新を目指し、全力の持久走が行われています。男子は15周(4.5km)、女子は12周(3.6km)をタイムトライアル形式で走るのですが、体育の授業の域を越えた部活動並みの白熱した戦いが繰り広げられていました。
 本校は陸上部がありませんが、特に2年生には男女共に運動能力の高い生徒が多く、陸上部顔負けの走りが見られました。前半突っ込んで後半歯を食いしばり粘り切る生徒、最初から最後まで周囲に惑わされず自分のペースを刻む生徒、足を引きずりながら必死に前を追う生徒、走り方は違いますが、みんな余力を残さずゴールしていました。こんなにも追い込んだ持久走の様子を見るのは初めてです。いやぁ~、スゴイ!この後まともに授業が受けられたのでしょうか?
でも、本番までに故障してしまっては意味がありません。お風呂上りのストレッチやマッサージ等のケアを行い、次の練習に備えてくださいね。
 こうしたスポーツを観戦する際、とかく上位生徒ばかりに目が奪われますが、私は男子の最終ランナーをずっと見ていました。彼は、最後から2番目の生徒がゴールしてからさらに2周も走っていました。早歩きくらいのペースですが、必死に足を運び歩こうとしません。それどころか、最後はゴール直前でラストスパートをかけ倒れ込むようにゴールていたのです。順位やタイムは他の生徒よりはるかに劣りますが、前回の自分を越えようとタイムを意識して走っている姿に大きな感動をもらいました。この生徒に「金メダル級の走りだった」と讃えたい気持ちです。

 
 
 

樹木を学び森林を考える【48回生】

 季節外れの温かい日が続いています。一昨日ですが、直射日光の当たる外気温計は25℃にまで上昇しており、「えっ!ウソやろ?」と目を疑いました。活動しやすく有難いですが、この後の寒さが一段とこたえそうで少し怖いです。 
 さて、先週と今週の2週に渡り1年生「生物基礎」の授業では、外部講師による特別授業が行われました。講師は植物のスペシャリスト、藤原誠先生です。先週の授業では、「身近な草木と私たちとの大切な関係」というテーマで、様々な雑草や樹木を実物を見ながら説明していただきました。普段は、遠隔授業等のICTを活用し衛生的に管理している視聴覚室ですが、この時間は教室内が森と化していました。藤原先生から、1つ1つ植物の名称や特徴など解説いただくのですが、生徒たちも興味津々で、どんどん藤原ワールドに吸い込まれていきます。普段なにげなく見ている雑草や樹木の見方が変わったのではないでしょうか?宍粟市の森林についても深く考えさせられました。
 そして、今週は学校近くの大森神社に出かけフィールドワークを行いました。「森を調べ、樹木の生長を測り、詳しい絵図を書こう」というテーマで、1~70の番号札がついたすべての樹木の胸高周囲や樹種、特徴を調べていきます。また、記録係の生徒は樹木の位置関係も正確に書き込んでいきます。さらに、樹木の高さを二等辺三角形の型紙を用いて測定する方法を教わり、調査していきます。生徒たちは、各グループごとに協力して70本もの樹木の調査等を真剣に取り組んでいました。
 教室内で知識を詰め込むだけでなく、実際に森林に出向き、こうした調査を通じて実体験から学ぶことで、生徒の理解度や学ぶ楽しさは何倍も増したことと思います。「いやぁ、素晴らしい授業!」藤原先生、本当に有難うございました。

 
 
 

全国お米甲子園で入賞が確定!【48回生】

 16日(月)の放課後、一通のFAXが送られてきました。なんと!全国農業高校お米甲子園に出品していた本校生徒が栽培してきたお米(コシヒカリ)が最終審査にノミネートされました。これは、全国から出品された検体数の中で、1次審査の食味分析計での(水分・タンパク・アミロース・脂肪酸)計測、穀粒判別器による(色や形)計測、2次審査の味度値(おいしさの度合い)測定結果が優れており、上位15検体に選ばれたということなのです。
「やったーっ!」、「マジかーっ!」、「すごい!!」と職員室で先生方と大盛り上がり…。生徒たちが地道に栽培してきたお米が、美味しいお米であることが科学的に証明されて、本当に嬉しかったです。
 このコンテストは、米・食味鑑定士協会が実施され今年で11回目を数えますが、全国の農業高校で栽培された自慢のお米を様々な角度から分析し、最終審査では食味鑑定士によって食べ比べを行いその味の美味しさを競うものです。本校は、農業高校ではありませんが、毎年1年生の「総合的な探究の時間」の授業で一年間を通じて環境に優しい米作りから販売・寄付などを行っているため、校長先生の承認を得て、初出品したのです。
 私が過去に、農業高校で勤務していた時に何度もこのコンテストに参加していたことがあります。しかし、最終審査にノミネートされ入賞したのは1回だけで農業高校でも入賞するのは容易ではないのです。(参考:昨年度の参加校は76校、183検体がエントリー)
 千種の自然や風土(美しい水と空気、肥沃な土壌、寒暖差の大きな気象等)が美味しいお米をつくりだす基盤となっていることは間違いないと思いますが、それ以上に1学年の生徒たちが夏の水管理や除草作業などをきっちりと行ってきた証であると私は思います。改めて、生徒たちの頑張りを讃えたい気持ちです。
 最終審査は11月28日(土)に静岡県小山町で開催され、食味鑑定士による食味検査後の投票によって特別金賞1校、金賞4校、特別優秀賞9校が決定します。当日は、YouTubeで会場の様子や審査の様子が配信される予定ですので、米・食味鑑定士協会のHPをご覧ください。最終審査結果が今から楽しみで仕方ありません。
とんでもない快挙を成し遂げた生徒たちが、今後お米の販売、寄付等の活動を通じて多くの人に喜ばれ、自信を深めてほしいと願っています。

決意新たに…【ライフル射撃部】

 昨日、近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会のビームライフルの部に出場する2名(2年秦陽乃・1年猶原宏海)の壮行会が行われました。まず初めに、顧問の高橋先生より2名の選手紹介がありましたが、それぞれの生徒の強さの秘密が垣間見れました。秦さんは、人が見ていようが見てなかろうが関係なく、日々のトレーニングを黙々とこなす芯の強さと集中力の高さ、また大きな舞台でも緊張しない強心臓が武器であること。猶原さんは、日々の生活における誠実さとライフル射撃に対する執着心の強さ、負けず嫌いな性格であること。なるほど…二人を上手く表現していると感じました。
 その後、生徒会副会長の戸井美津希さんより、「千種高校のみんなが応援しています。緊張すると思いますがベストを尽くして頑張ってください」と激励の言葉を受け、最後にそれぞれ一言ずつ決意を語りました。
 近畿大会は、今週末の22日(日)に大阪府能勢町のライフル射撃場で行われます。心を落ち着かせ平常心でベストスコア目指してほしいです。近畿大会での活躍を心から願っています。

 
 
 

自己記録を目指してGoGo!【48回生】

 職員室に響く「がんばれー!!」、「この一周78秒!」、「あと3周!」等の掛け声。
 1学年の体育では、ラグビー(男子)、ソフトボール(女子)の球技を終えて「持久走」へ移行しています。本校は、グランドにトラックがありませんが、1周300mの特設周回コースが作られ、男子15周、女子12周の計測が行われていました。前回走った時のタイムが記された記録用紙を見ながら、1周あたり目安となるペースを事前に確認させ、自己記録更新を目指します。
 内心「いややなぁ」「走りたくないなぁ」と思っている生徒も多いはずですが、生徒たちは意を決してスタートラインへ…。2組目に走る仲間は記録係になり、周回の伝達と一周ごとのラップを瞬時に計算して読み上げていました。走る生徒は、1周ごとに記録係の生徒から様々な掛け声を受け、懸命にゴールを目指して歩を進めます。見ていて清々しく、微笑ましい光景が広がっていました。本校の生徒の本質である「常に全力、手を抜かない」、「相手を思いやる優しい心」が走る姿や応援する姿に詰まっており、今日も温かい気持ちになりました。
 12月17日(木)のマラソン大会当日は、男子8km、女子5kmを走り切らなければなりません。1か月後の本番に向けて練習が続きますが、みんなで支え合いながら乗り越えていきましょう。きっと、苦しみを乗り越えた先には、大きな疲労感もあるでしょうが、それを越える達成感と充実感が得られるはずです。

 
 
 

校種の垣根越えて④…【交流授業】

 昨日、園小中高連携交流授業の第4弾が千種小学校6年生(13名)を対象に行われました。今回の授業は、本校の英語科教諭の村上先生が担当し、千種小・中学校のALTエミリー先生の協力のもと楽しい英語の授業が展開されました。テーマは、「千種高校の部活動について知ろう!」で、村上先生が小学生になりすまし、卓球のラケットをもって登場する場面から始まります。その後イラストを用いて、どんな部活動があるかを児童たちに問いかけながら英語で紹介していきます。高校生の兄や姉をもつ子供たちもいて、あっさりと答えていました。それぞれの部活動を正しい発音で発声しながらマスターした後、What club will you join?(どの部活動に入るつもりですか?)I will join the 〇〇(〇〇部に入るつもりです。)という会話をマスターするためのミニゲームが始まります。頭の後ろに手を組んで、さきほどの会話文を繰り返し発声しつつ、指示された部活動が呼ばれたらそのカードを奪います。反射神経が問われますが、子供たちはゲーム感覚で楽しみながら英会話を身につけていました。
 学習指導要領の改訂に伴い、今年度から小学校高学年(5,6年生)の英語が教科として必修化されるようになりましたが、もうすでに英語に抵抗感なく楽しんで参加できている子供たちにとても驚かされました。また、聞く力や話す力、英語でのコミュニケーションも想像以上に進んでいると感じました。
 村上先生の柔らかい雰囲気とエミリー先生の明るさが絶妙にマッチした、とっても楽しい実践的な授業でした。村上先生、エミリー先生、大変お疲れさまでした。明るく元気な児童に私もとても癒されました。

 
 
 

うれしい報告【46回生】

 今朝、本校の校庭で歓喜の声が響き渡り、生徒たちの手による胴上げが行われました。公務員試験を受験していた生徒が最終合格したのです。私もその話を聞いて、目頭が熱くなり学年の先生方と喜びを分かち合いました。ほんとに、おめでとう!よく頑張りました。
 私は、この生徒との関りはわずか半年ほどですが、部活動を懸命に取組む姿、放課後に一人図書室にこもって勉強に打ち込む姿、繰り返しの面接練習に立ち向かう姿等をいつも見てきました。先の見えない孤独な状況の中でも、決して逃げることなく努力している姿を見て「頑張れよーっ」といつも心の中で応援していたので、本当に嬉しかったです。
 この生徒に限らず、本校の生徒たちは真面目でコツコツ努力する生徒が非常に多く、応援したくなる生徒ばかりです。相手がある選考試験なので、頑張ったからといって必ず良い結果につながるという保障はありません。仮に不合格だったとしても力不足だったと認めるしかないのです。しかし、目標に向けて妥協せず努力してきた過程は、合否に関係なく必ず今後の人生の糧となり自分を成長させてくれます。そして、次へと繋がる原動力になると私は信じます。本校のキャッチフレーズである「小さな学校で大きな夢を」を身をもって実践してくれている生徒たちに「ありがとう」と伝えたいです。
 さて、新型コロナウイルス感染拡大関連のニュースが再び大きく取り上げられています。本校でも、改めてマスクの着用、こまめな手洗い・消毒、教室内の換気、登校前の検温等の基本的な対策の徹底と感染リスクの高まる3密の行動を避けるように呼び掛けていますが、ご家庭におかれましてもご協力をお願いします。インフルエンザと同じで、気をつけていても感染する時は感染するものだと思いますが、いかに対策していたかが大切です。コロナ感染への意識を高めて、日常の学校生活が継続できるように努力していきましょう。
 生徒たちは、今日も当たり前のようにしっかりと手洗い・アルコール消毒ができており、手洗いチェック表にはマルが全員記入されていました。職員も校内の消毒頑張ってます。

 
 

Enjoy Sports【46回生】

 今日は「晴れ」と聞いていた天気予報でしたが、ほとんど太陽の日差しがない一日となりました。日差しがないと非常に寒く、生徒からも「寒~っ!」という声が多く聞かれました。肩をすくめて、ポケットに手を入れて歩く生徒もちらほら見られるようになっています。
 そんな寒さの中でも体育の授業は熱く、アグレッシブな授業が展開されています。職員室にいると体育館から大きな歓声が聞こえてきたので様子を見に行くと、3年生が選択制で球技を行っていました。生徒たちは、バドミントン、バスケットボール、卓球の中から好きな球技を選択して試合を楽しんでいました。バドミントンは男女分け隔てなく楽しそうにラリーを楽しんでおり、微笑ましく思いました。真ん中のコートでは、トーナメントを勝ち上がった代表生徒が清水先生と真剣勝負を行っており大盛り上がり…非常にレベルの高い試合でしたが、最終的にどちらが勝ったのでしょうか?
また、バスケットボールでは男子生徒が試合を行っていました。パス、ドリブル、シュート等を周囲の動きを見ながら見事にこなし、こちらも非常に技術の高さが伺えました。本校は、バスケット部がないのですが3年生は全体的に運動能力の高い生徒が揃っており、体育の授業とは思えないレベルでした。
 3年生の選択制の球技の時間も、どうやら今週までのようですよ。来週からは、12月17日(木)開催予定のマラソン大会に向けて、全学年の体育は持久走となるようです。ゲーム性のない持久走は苦手な人も多いかと思いますが、体力向上に向け頑張っていきましょう。
今年度は新型コロナウイルス感染症防止のため、例年実施している園小中高合同でのマラソン大会は行いません。ご了承ください。

 
 
 

生徒が先生役に②…【48回生】

 今朝も姫路からの紅葉を楽しみながら約62キロのドライブを楽しんで通勤しました。車の温度計は、姫路市内で8℃あったものが、山崎で5℃まで下がり、佐用(三河地区)では3℃まで低下しました。ところが、千種に入るとまた5℃に逆戻り…「アレ、なんで?」と不思議に感じました。地元の先生に話を聞くと、真冬になると千種の方が断然寒いけど、この季節は放射冷却の影響を受けやすい佐用(三河地区)の方が気温が低くなるそうです。千種の方が標高が高いはずなのに不思議な現象です。
 今日も1年生「現代社会」の授業にお邪魔して、生徒によるテーマ「世界の偉人」の授業を受けました。一人5分以上の授業を求めていますが、30分以上熱弁する生徒もおり、大変盛り上がりを見せていました。一人の先生は、レオナルド・ダ・ヴィンチの天才ぶりを身振り手振りでクラスの仲間に語り掛けます。自分の好きな人物とは言え、高校生離れした深い知識と知ってほしいという生徒に語り掛ける姿勢に、聞いている生徒が目を輝かせていました。私も、「自分に当てられたらどうしよう…」とハラハラしながら、大変勉強させてもらいました。授業の最後には、人生の成功者になるために「強い執着心」と「観察力」が必要です。とダ・ヴィンチの言葉を用いて生徒に訴えていました。もう、完璧すぎます…。
また、もう一人の先生は、沢村栄治の偉大さを語っていました。「1試合で23奪三振はすごいんですか?」と生徒に聞かれ、適切に分かりやすい応答ができていました。また、先生が「ノーヒットノーランってどういう意味か知ってますか?」と発問し、野球部の仲間がちゃんとフォローを入れながら回答していました。高校生らしい爽やかな笑顔が印象的な授業でした。生徒による授業は、もうしばらく続きます。次回を楽しみにしています。

 
 
 

広がれ!優しさの輪【ボランティア部】

 紅葉が進み、千種の山々もかなり色づき始めています。太陽の日差しを受けると赤色や黄色の葉が一層輝き、目を和ましてくれます。少し寒いですが、千種の豊かな自然がもたらす景色は最高に美しいと感じます。
 さて、今日は放課後にボランティア部の生徒たちが地域の福祉施設(ちくさの郷、デイサービスさくら)に分散して花壇苗を植え付けていました。この取り組みは、ボランティア部の生徒たちが毎年実施している奉仕活動で、施設に花を植えて利用者の方に心を癒してもらうことが目的です。
 生徒たちは、慣れない手つきでしたがパンジーとビオラの苗を丁寧に植え付けていました。本校のボランティア部は他の部活動と兼部している生徒がほとんどですが、活動日にはほとんど全員が揃ってこうした活動も意欲的に取り組んでくれます。ほんとに善意の精神に満ちた、優しい心の持ち主ばかりです。それぞれの施設の方から、お礼のお言葉をいただき、施設を後にしました。
 学校へ戻る途中、千種の町に大きな虹が広がっていました。きっと生徒たちの優しい心が天まで届いたのでしょうね。ボランティア部の皆さん、いつも有難うございます。優しい心、いつまでも持ち続けてください。

 
 
 

オープンハイスクール2020

 本日は予定通りオープンハイスクールが開催され、中学3年生と保護者、引率教員を含めて100名以上の皆さまにご来校いただきました。雨模様の天候にも関わらず、本校へ足を運んでいただきました事に、まずもってお礼申し上げます。本当に、有難うございました。限られた時間ではありましたが、千種高校の魅力や生徒の様子を少しでも感じていただけたのではないかと思います。進路選択の1つとして、今後ご検討いただければ幸いです。
 さて、本校のオープンハイスクールは生徒会役員を中心として、生徒たちが前面に立ち成り立っていることを実感いただけたのではないでしょうか。受付から体育館までは、生徒たちが誘導しながらの挨拶攻撃からスタートします。開会行事では、中学生の緊張をほぐそうと、秦陽乃さんと長井大樹くんの掛け合いによる楽しい学校紹介…しかし、中学生はクスリとも笑ってくれませんでしたね。
 体験授業への誘導や授業のサポートも生徒たちの手で行われ、中学生の皆さんも安心していただけたのではないでしょうか?理科の実験授業に至っては、3名の中学生に8名の高校生が授業をサポートし生徒自らが授業していました。部活動体験では、各部の上級生が中学生を指導しながら練習に打ち込んでいました。教師からの細かな指導がなくとも、本校の生徒は自ら考え気遣い、心遣いができ素晴らしい動きでした。今日のオープンハイスクールを盛り上げてくれた、本校の生徒みんなにも感謝します。ありがとうございました。
 本年度のオープンハイスクールは終了しましたが、11月25日(水)~27日(金)はオープンスクールデーを設け、授業や部活動など自由に見学いただける期間があります。是非とも、また本校へお越しください。また些細なことでもご不明な点がございましたら教頭の細見までお問い合わせください。本日は、ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

卒業に向け着々と…【46回生】

 11月に入り、3年生の進路が決まりつつあります。しかし一方で、まだこれから受験を控えている生徒もおり、気が抜けない日々が続いています。周囲に進路が決まった生徒が増えてきたため、不安を感じている生徒もいると思いますが、来たる日に向けて焦ることなく努力を続けてほしいと思います。
 さて、今日は3年生の卒業アルバム用の個人写真撮影が行われていました。そのため3年生の様子を見ていると、事前に散髪をしたり、いつにも増して鏡の前でヘアスタイルを整えたりする生徒が目立ちました。一生残る写真になりますから当然ですね。リラックスして普段通りの笑顔となるよう、カメラマンも話しかけてくれますが、カメラを向けられると緊張してどうしても硬い表情になるものです。次に控える生徒や撮影を終えた生徒が、和やかな雰囲気をつくってくれたりする様子もなく、粛々と写真が撮影されていました。冬の足音と共に、着実に卒業に向けての準備が進められています。
 明日は、本校のオープンハイスクールです。ご参加いただく中学生と保護者の皆さま、12時30分に受付開始です。学校前の道路端にのぼりを立てて、皆さまのご来校を歓迎しています。気をつけてお越しください。

 
 
 

生徒が先生役に…【48回生】

 今朝も千種町は2℃まで冷え込み、田畑は霜が降りて真っ白になっていました。日中は快晴となり心地よかったですが、車のフロントガラスも凍りついて、吐く息も白く、暖房器具が恋しくなる寒さでした。ストーブの使用は12月からが基準ですので、もうしばらくは防寒着(指定のセーター、カーディガン、ウインドブレーカー等)で寒さから身を守っていきましょう。
 さて、今日は地歴・公民の教科担当の高橋先生から「生徒が授業しますので、見に来てください」と依頼を受けて、1年生教室へ伺いました。授業のテーマは「世界の偉人」です。自分の好きな世界的偉人について、事前にi-pad等を使用して調べ、教材となる新聞や板書計画を作成して、全員が一人ずつ最低5分以上の授業をするというものです。ポイントは、「先生になりきる!!」という点で、教室への入室や号令の指示などから授業が始まっていきます。私がお邪魔した時間は、3人の先生が授業をされ、それぞれ織田信長、黒田如水、空海を題材とした力のこもった授業が展開されていきます。教材となる新聞をスクリーンに投影したり、板書を通じて、それぞれの人物が残した歴史上の出来事などについて説明していきます。わざと太い声を出して先生になりきり生徒に発問したり、「ここは大事、テストに出るぞ!!」と時折笑いを誘う場面もありました。また、「字が見えにくかったら言ってください」など生徒目線での配慮もきちんとできていました。聞いている側も板書された内容をノートに書き写し、鋭い質問を投げかけます。そんな場面でも、冷静に的確な応答ができており関心しました。
 「いやぁ~、スゴイ!」、想像以上のクオリティーの高い授業に驚きと感動で胸がいっぱいになりました。3人の先生方、緊張したと思いますが楽しく分かりやすい授業、ありがとうございました。

 
 
 

高校生クイズ選手権に初参戦!【48回生】

 今朝の千種町の気温は5℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなり、通勤道中に見る後山(1344m)や千種高校から見る三室山(1358m)の山頂付近は薄っすらと雪が積もっていました。「えぇ~っ、もう雪、早い!!」
昨年の冬は暖かく、ほとんど雪が降らなかった千種町ですが、「今年は冬らしい厳しい寒さの日が多い」と予測されていますので、今朝はその予兆を感じました。
 さて昨日、本校1学年の生徒たちが第40回全国高校生クイズ選手権県予選会にオンライン形式で参加しました。新型コロナウイルス感染状況により、今年度は1回戦から決勝までもリモート収録での実施のようですが、いずれにしても「やってみたい!」「やってみよう!」という挑戦する姿勢に嬉しく思います。挑戦者は大田光(波賀中)、猶原宏海(千種中)、山森咲楽(一宮北中)、南光開斗(山崎西中)の4名でしたが、9月以降、放課後に教室に残って熱心に対策勉強会をしている様子を何度も見てきました。
 とてつもなく広く、深い知識と瞬時の判断力、実践力等が求められる高校生クイズですが、高校1年生の柔らかな頭脳で全国の高校生と渡り合いました。結果は兵庫県内で19位(参加チーム数は不明)と予選敗退となりましたが、他府県では上位に入れる得点であり、初出場としては大健闘だったと言えます。本当に、よく頑張りました。
 高校生クイズ選手権に向けて結束し、一つの目標に向けて涙ぐましい努力を積み重ねた4名の挑戦者に大きな拍手を送ります。お疲れさまでした。

 
 
 

給食に神戸ビーフ!【全学年】

 11月に入り、すっかり日が短くなってきました。特に朝の起床時にはまだ真っ暗で、寒さも加わり布団から出るのが辛くなってきましたね。暗くなると声掛け事案も発生しやすくなりますし、最近、千種町ではクマの目撃情報も発生していますので、生徒の皆さん、登下校時は十分に注意してください。
 さて、先月の30日(金)の給食は、ふるさと献立ということで「兵庫県産100%」の食材を使用した給食が提供されました。10月は兵庫の食育月間ということで、地元の食材を学校給食に使用し、食べ物を通じて実りの季節を感じると共に、「食」について考えてもらうことを狙いとしています。
メニューは、ご飯、野菜スープ、和風ステーキ、ひじきサラダ、牛乳でしたが、なんと和風ステーキには「神戸ビーフ」が使用されており、それを聞いて私も一気にテンションが上がりました。今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、観光や外食をする人が減り、全国的に食材が余っている状況下であり、地元農家の支援と消費拡大、地元の食材のもつ美味しさや魅力を伝えることがその目的とされています。
 その美味しさは言うまでもありません。但馬牛の中でも肉質等級や霜降りの度合い等の基準を満たした肉にか与えられない神戸ビーフの称号を得たお肉は、普段食べているお肉とは別格でした。「おいしい→うれしい→ありがとう!」という気持ちとなり、思わず調理して下さったちくさ学校給食センターへお礼の電話をしてしまいました。生徒たちも、きっと喜んで食べていたことでしょう。今後も、兵庫県より牛肉や地鶏の肉類をはじめ、鯛、ハモ、タコなどの水産物も学校給食として定期的に提供いただく予定です。今からとっても楽しみです。

校種の垣根越えて③…【交流授業】

 本日、千種小学校4年生(11名)を対象とした「交流授業」が行われました。授業担当は、本校の社会科担当の高橋先生です。授業の内容は道徳で、テーマは「人との関わり方」について考える授業でした。
 授業の導入では、高橋先生の小学校時代の友達との人間関係における失敗談からスタートします。この失敗から「人の気持ちを考えなアカン」ということに気づかれたそうです。その後、名札作りの作業に移っていきます。①名前②呼んでほしい名前③最近、嬉しかったこと④将来の夢を記入し一人一人発表します。自分を紹介し合うことで、新たな友達の情報が得られ、人との距離が近づくことを体感していました。将来の夢が同じであったり、同じ趣味が見つかるなど、知りえた情報をもとに会話が広がることも学んでいました。コミュニケーションの取り方はキャッチボールとよく似ています。最後は、高橋先生とクラス担任の新宮先生がキャッチボールの実演を交えながら人との関わり方を説いていきました。「攻撃・拒否・無視」は相手を傷つけ、信頼を失うため絶対にしてはいけません。
 「なるほど、とても分かりやすい!!」高橋先生の過去のエピソードに加え、実演を交えての授業は、子供たちも引き付けられていました。今後、より良い人間関係をつくっていく上でのヒントがたくさん詰まった素晴らしい授業でした。 
 高橋先生、4年生のみなさん、今日は楽しい時間を有難うございました。次回は、11/12(木)に6年生を対象とした英語の授業でお邪魔します。

 
   

クラス目標【47・48回生】

 千種高校は1学年1クラスの小さな学校です。ですから、HR教室も3つしかありません。しかし、生徒や教室の雰囲気はそれぞれ違い、担任をはじめとする学年の先生方の指導方針が反映されることが多いのです。本日昼休みになにげなく1,2年生のHR教室に立ち寄ると、クラス目標が掲げられている様子が目に飛び込んできました。
 1年生は「明るく、元気に、前向きに」というスローガンを掲げ、その両サイドには明るく元気なクラス写真が掲示されていました。「小さなことでクヨクヨせずポジティブに生きることで、きっと明るい未来が切り拓かれる…だからクラスみんなで支え合いながら頑張ろう!」という吉田先生からのメッセージだと思います。確かに、1年生の生徒のカラーはスローガンのような明るく前向きなイメージぴったりのクラスです。
 一方、2年生は「時を守る、場を清める、礼を正す」というスローガンが掲示されています。教育学者の森信三先生の言葉ですが、①時を守る:相手を尊重すること、それにより自分の信用が積み重なるという意。②場を清める:掃除することで気づく人に、心を磨き、謙虚になれるという意。③礼を正す:挨拶や返事をしっかりすることで人間関係が良好となるという意。「人としての基本姿勢をしっかり身につけ、多くの人から愛される人になってほしい」という舩曳先生からのメッセージだと思います。確かに、2年生の教室は最も美しく整えられており、いつ見てもゴミ一つ落ちていません。
 こうした教師によるメッセージを常に見える所に掲示し、求める人間像を示すことはとても大切だと感じました。生徒の皆さん、これからもクラス目標を念頭に置いて担任の先生にしっかりとついていって下さい。

学校あげて応援してます!【ライフル射撃部】

 澄みきった青空が広がり、今日も爽やかな一日となりました。朝はかなり寒さを感じますが、日中は太陽の日差しをたっぷりうけて心地よく、勉強するにも運動するにも最適な気候となっています。
 さて、9月27日(日)に行われたライフル射撃選手権兵庫県選考会のビームライフルの部で優勝した秦陽乃(2年)と4位の猶原宏海(1年)が11月22日(日)に大阪府能勢町で行われる近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会に出場します。大会当日まで1カ月を切り、放課後は熱のこもった練習が繰り広げられていることでしょう。そのライフル射撃部の県大会での躍進をお祝いすると共に近畿大会でのさらなる活躍を願って、千種高校の校舎壁面に懸垂幕が設置されています。また、校門付近の道路端には応援旗が立てられ、学校あげてライフル射撃部を応援しようとするムードが高まっています。懸垂幕については11/7(土)~11/21(土)の間、咲ランド山崎にも設置していただく予定ですので、お立ち寄りの際には是非ご覧ください。澄みきった青空に、生徒たちを応援する懸垂幕や応援旗が一層輝きを放っていました。

 
 
 

給食を通じた食育【48回生】

 本校の昼食は、ちくさ学校給食センターにお世話いただき千種小・中学校と同じ給食を提供いただいています。栄養バランスが満点で、生徒の満足度が高い美味しさの給食は、生徒たちの活力源であり、楽しみな時間の一つとなっています。
 先週23日(金)に1学年を対象とした食育講演会が行われ、その給食の献立を作っておられる、ちくさ学校給食センターの栄養士前田真由子先生から講義を受けました。給食センターで働く前田先生や調理員のみなさんが毎日どんな気持ちで給食を作っておられるのか、また給食が作られる工程などをスライドを通じて教えていただきました。前田先生が特に大切にされている事は、衛生管理と地元の食材をなるべく使用している点です。なんと、20軒を越える農家の方々から旬の食材の提供を受け、食材を通じて季節を感じながら食べてほしいと私たちに語ってくださいました。また、その生産者さんを毎日の手書きの献立表の中で紹介することで、生産者の顔が見え安心を届けたり、地元への愛着を深めてほしいという願いが込められています。
 今回の講演の中で、普段何気なく食べている給食が、生産者の方々のご苦労やその農作物を美味しく安全に調理する作り手側の様々なこだわりによって出来ていることを強く感じることができました。学校内でもお米づくりを体験している生徒たちですが、今回のお話しを聞き、改めて食への感謝や給食への愛着が湧いたことでしょう。これからも、残さず美味しくいただきたいと思います。前田先生、今日は貴重なお話をいただきありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

 
 

お米甲子園に出品します!【48回生】

 1学年が「総合的な探究の時間」に栽培してきたお米が、乾燥→もみすり→選別等の調整作業を経て約200kgの玄米として米袋に入った形で戻ってきました。昨年の総重量は約170kgだったそうで、「過去の収量と比べても最高の出来だ」と外部講師の田住先生もおっしゃっていました。天候の良し悪しによって収穫量は大きく左右されるものですが、それ以上に、今年の生徒たちが日頃の水管理、除草作業などしっかり取り組めたことが一番の要因であると思います。収穫されたお米は、生徒たちの努力の結晶なのです。本当によく頑張りました。
 その収穫したお米を今後どのように活用していくかを先日、田住先生の指導の下、グループに分かれて話し合いました。アンテナショップや道の駅などでの販売、こども食堂やちくさ給食センターへの寄付、1学年での調理実習での使用など様々なアイデアがあがっていました。その中で、このお米がどれだけ美味しいのかを知るために、科学的分析し、その食味値や食味鑑定士によって実際にご飯として食べた時の味、香り、粘り等によって優劣を競う「全国農業高校お米甲子園」に1学年が作ったお米を出品しよう…という話になりました。これは面白い!!!農業高校ではないですが、校長先生の承諾があれば普通科高校でも出品が可能だと聞き、「申し込みギリギリだけどやってみよう!」と盛り上がっています。
 本日、総合的な探究の時間の授業の中で、出品する玄米の選別作業を生徒全員の手で行いました。今日は、この選りすぐりの玄米をお米甲子園事務局へ郵送します。千種町の美しい水と寒暖差の大きな気象条件、そして生徒たちの愛情をたっぷり受けたお米がどんな評価を受けるか、今からとても楽しみです。1年生の新たなチャレンジが始まっています。

 
 
 

美術の授業【47回生】

 今日は2年生(ペーシック・アクティブ類型)の「美術Ⅱ」の授業にお邪魔しました。授業を拝見する頻度が高い教科なのですが、普通教科の授業に比べ生徒の活動に変化があり、みんなイキイキしていることが一番の理由です。また、教科担当の野村先生が「いつでも見に来てください」と言ってくださり、ブログを書く上で美術は非常に有難く、いつも遠慮なく写真を撮らせてもらっています。
 教室に近づいてそ~っと扉を開けると、いつも元気な男子生徒たちが静まりかえった教室の中で作品作りに集中していました。生徒の進度により、紙粘土を使った手のひらサイズの空想動物づくりや能面の模写が行われていました。空想動物づくりでは、事前に作成したアイデアスケッチをもとにアクリルガッシュを用いて着色した粘土で形をつくっていきます。ユニークな空想動物が少しずつ形になっていく様子は見ていてとても楽しく、生徒たちも夢中になって取り組んでいました。
 いつも明るくノリの良い2年生(特に男子)、野村先生からも「最後まで投げ出さない子たちです」と評価されていました。これからも、得意不得意に係わらず明るく楽しく全力で頑張ってください。

 
 
 

人事を尽くして天命を待つ【46回生】

 今朝の千種町は8℃(午前7時時点)まで冷え込みましたが、日中はポカポカ陽気で気持ちのいい秋晴れとなりました。2,3年生のアクティブ類型は午前中に千草C.Cでゴルフの授業でしたが、絶好のコンディションでのゴルフは最高でしょうね。生徒が羨ましく感じます。
 さて、3年生の進路指導も就職や進学(大学・専門学校)に違いはあれど、生徒にとって最も変化に富んだ時期を迎えています。一部の専門学校受験生徒はすでに合格を勝ち取っていますが、就職希望生徒の約7割は結果待ちの状態、残り3割は明日以降に試験を控えている状況です。また、推薦での大学受験も生徒によっては始まっており、3学年の生徒たちの心中は穏やかではないと思います。試験を終えた友達から様々な話を聞いて、さらに不安がかき立てられている人がいるかも知れません。どうか、今こそ心を落ち着かせて、地に足をつけた行動を心がけてほしいと思います。
 「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。自分でできるベストを尽くしたのだから、どんな結果になろうとも後悔しないという心境に立てるよう皆さんは努力してきたはずです。あとは静かに天に運命を任せましょう。また、これから受験を控える人は自分でできるベストを尽くし、試験日まで最善の努力を積み重ねてほしいです。
 選考試験ですから、当然うまくいかない事もあるかも知れません。46回生全員の進路が決まるまで、仲間を思いやり励まし合いながら頑張っていきましょう。今日はそんな3年生の昼食(給食)の様子を写真で紹介します。現在もコロナ対策として男女別々に食べていますが、食欲は旺盛のようです。

 
 

体育はソフトボール【48回生女子】

 今朝の千種町は11℃(午前7時時点)、雲に覆われている時間が長かったため日中も気温がさほど上がらず肌寒かったです。夏の間外に出して、涼しい日陰で過ごしていたクンシランも寒さから守るために再び校舎内に並べられ、クンシランたちも冬支度に入っています。
 さて、今日は48回生女子の体育の様子を紹介します。2学期の後半は「ソフトボール」を実施しており、和やかな雰囲気の中でキャッチボールや守備練習が行われていました。ソフトボール経験者も何名かいるようですが、ほとんどが初心者のようで相手のグラブめがけて正確に投球したり、キャッチすることに最初は苦戦していました。送球した生徒が「(悪送球のため)ごめ~ん」と言えば捕球する生徒も「(捕球できず)ごめ~ん」と言い返す。そして、悪送球のボールを追いかけて走る…そんな微笑ましいシーンを何度も見ました。
 櫻井先生から(相手の受けとりやすい)「愛のあるボールを投げるんやぞ」と指導を受けて、練習を繰り返す中で少しずつコントロールが定まりキャッチボールのラリーが続いていました。その後、ノックを受けてゴロを捕球し1塁へ送球する練習へ進みます。櫻井先生の愛のある絶妙なノックを生徒たちは前進しながら上手に捕球していましたが、その後の送球では「ごめ~ん」という場面が多かったように思います。それでも、生徒たちはお互いに声を掛け合いながら楽しんで取り組めており、見ていて清々しい気持ちになりました。
 今日は、肩の筋肉痛かも知れませんね。男子のラグビー同様に今後の成長を楽しみに見守っていきたいと思います。

 

 
 

体育はラグビー【48回生男子】

 中間考査も終了し今日から2学期の折り返し、学校では通常授業を再開しています。授業によっては、考査返却もあったのではないでしょうか?考査の結果に一喜一憂するのではなく、今回の結果を踏まえしっかり反省し次回の考査に気持ちを切り替えてほしいと思います。
 本校は職員室前の廊下からグランドが一望でき、いつも部活動や体育の授業の様子を楽しみに見させてもらっているのですが、今日は面白い光景が目に飛び込んできました。なんと、男子生徒が赤と紺のヘッドギアをつけて一列に整列しているではありませんか。本校の1年生(男子)の2学期の体育では、なんと「ラグビー」をしていたのです。これは珍しい!!グランドに足を踏み入れ様子を伺うと、頭で体全体を支えるケガ防止のための補強運動が始まります。ラグビーは、首に力を入れておかないと大きなケガにつながるのです。その後、ラグビーボールを使用したパス練習が始まり、上手にスクリューパスもこなしていきます。さらに、1対1でパス→タックル→ラック動作の練習、ステップ動作のポイント等を学び、最終的には2対2でのミニゲームまで行われていました。生徒たちは、清水先生の指導に真剣に耳を傾け、汗と土ボコリにまみれながら楽しく意欲的に頑張っていました。
 昨年、日本で開催されたラグビーワールドカップで日本チームが大活躍したことは記憶に新しい所ですが、生徒たちも見たことはあっても実際に経験したことのないスポーツでしょう。1つのボールを守り、奪い、チームみんなの力で前に進めるラグビーの精神と技術をしっかり身につけてください。本格的にゲームが出来るようになったら、また見学に行きます。
 
 
 

いざ、出陣!【46回生】

 今日も安定した爽やかな秋晴れとなりました。朝の冷え込みが増し、道端の樹木の紅葉や柿の実の色づきも進んできたように感じます。夏場に弱っていたマリーゴールドなどの草花も再び輝きを増し、コスモスが咲き誇るなど本格的な秋の訪れを実感します。また、獣(特にシカ)も繁殖シーズンに入り活動が活発になっているのか、交通事故による死骸を毎日のように見かけます。千種町に通勤している以上、こうした思わぬ事故にも気をつけなければいけません。生徒、保護者のみなさんも十分に気をつけてください。
 さて、今日は中間考査の最終日でした。みんな最後まで気持ちを切らさずしっかり取り組めていました。そして、3年生の就職希望者は明日から就職選考試験がいよいよ始まります。そこで考査終了後に、該当生徒18名を会議室に集めて激励会が行われました。最初に校長先生から、過去の経験を交えながら試験に向かう心構えと激励の言葉を受けました。みんな引き締まった表情をしていました。その後、学年主任や進路指導部長から諸注意等を受け試験に向けての最終確認を行いました。試験の合否は相手があることなのでどうなるか分かりませんが、これまで勉強や面接練習をし準備してきたものをしっかりと発揮してもらいたいです。落ち着いて、「自己ベスト」を目指し頑張ってください。心から応援しています。

 
 
 

Enjoy English【47回生・チャレンジ類型】

 中間考査2日目、今日も爽やかな秋晴れでした。昨日もそうでしたが3年生は就職試験直前であり、試験終了後は学校に残り勉強や面接練習をしている姿が見られました。私も集団討論や面接の練習に入らせてもらいましたが、たくさんの先生方から指導を受けて「かなり仕上がっているな」という印象でした。人生を左右する大切な試験を目前に控え、必死にもがき頑張る生徒たちに心からエールを送ります。「ラストスパートだ、ゴールまで必死で駆け抜けろ!」
 さて、先週金曜日の2年生(チャレンジ類型)「英語表現」の授業では英語による発表会が行われていました。自分の好きなものについて調べ、ポスターで表現し、みんなの前で英語で紹介するものです。驚いたのは、発表後に説明を聞いた人たちが全員1つずつ英語で質問をし、発表者も臨機応変に英語で身振り手振りを交えて返答していた点でした。
「すごい!!」恥ずかしながら、私はほとんど聞き取れなかったのに、生徒たちはきちんと内容を聞き取り流暢な英語で会話が進められていたのです。本校の生徒たちは改めて力のある生徒が多いと感じました。また、英語の指導も昔と大きく変わり、実践力を重視したものになっていると感じました。現在、コロナの影響によりALTが不在のなか英語の授業が行われていますが、早く生徒たちに本物の英語を聞かせてあげたいです。

 
 
 

本日より中間考査【全学年】

 本日より2学期の中間考査(10/12~15までの4日間)が始まりました。例年より少し早く、8月24日(月)に始まった2学期もようやく折り返しです。いつもより早めに登校し教室で勉強する生徒や寝不足で目をこすりながら登校する生徒、余裕の笑みが見れる生徒などさまざまですが、みんなしっかりと登校できており安心しました。受験科目数は期末考査に比べ少ないですが、1学期末の終了が延び2学期の開始が早まった分、考査の範囲が広がっていると思われます。
 生徒のみなさん、しっかりとした学習の準備と体調管理を行いベストを尽くしてください。ノート等の提出も忘れずに!頑張る千高生を応援しています。