千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

より良い校風を築くために…【生徒会】

 今日は一日出張でした。学校を空けても先生方を信頼していますし、生徒も落ち着いており、生徒指導上の心配も全く必要としないため安心です。しかし、新型コロナウイルス感染症が身近に迫ってきている現在、そうした関係の緊急連絡があるのではないかという不安は頭から離れません。本日、休日におけるコロナ感染症に係る緊急連絡先の文書や保健だよりを配布させていただいております。保護者の皆様には今一度、感染防止に向けた正しい知識と行動に協力いただきますと共に、感染が疑われた際の対応についてご確認をお願いいたします。
 さて、少し前の話題になりますが、先日の全校集会の後、生徒会による寸劇が行われました。内容は、授業開始前の挨拶について全校生徒に考えてもらおうと、実演を交えながら訴えるものでした。体育館のステージに机や椅子を並べ、教師役と生徒役になった生徒たちが、悪い挨拶例と良い挨拶例を3パターンに分けて演じていきます。クラスみんなが同じ気持ちで声を出し、きちんと礼が出来た時はとっても見ていて美しく授業へのやる気を感じますが、一部の生徒しか声を出さない時や礼が揃わない時などは見た目も悪く意欲が感じられません。その差は歴然としており、大変わかりやすい寸劇でした。
 言葉で「授業前の挨拶をちゃんとしよう!」と呼びかけるのは簡単ですが、こうした実演により客観的にその違いが見れたことで、見ていた生徒達にはその大切さが伝わったのではないでしょうか。生徒の授業へ向かう姿勢を正そうと、生徒会のみんなが気づいてくれたこと自体、素晴らしいと思いますが、この課題を解決するためにどうやって伝えれば良いかを考え、実行したその行動力に感謝したいです。生徒会のみなさん、本当にありがとう!
 生徒が主体となった生徒目線からの呼びかけにより、より素晴らしい千種高校が築きあげられていきます。千種高校の底力を見たような気がしました。「挨拶」や「礼儀」の大切さを今一度見直していきましょう。