千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

Enjoy 田植え!【小中高合同田植え】

 本日は好天に恵まれ、小中高合同田植えが予定通り行われました。昨晩まであんなに雨が降っていたのに…、千種の児童生徒の日頃の行いのお陰ですね。今年の参加児童・生徒は、小学3年生(10名)、中学9年生(16名)、高校1年生(38名)、計64名でした。田植え前に、特別非常勤講師の田住学先生からイネの特性や田植えの方法についてレクチャーを受けた児童生徒たち…、頭を上げて時々うなずきながら真剣な表情で話を聞く姿にまずは感心しました。麦わら帽子をかぶり完璧な出で立ちで参加してくれた小学生は、とても無邪気で可愛らしく雰囲気を和らげてくれます。高校生は、そんな年下の小中生とペアを組んで、お兄さんお姉さん役としてしっかりとサポートすることをお願いしていました。
 水田に入り太鼓の合図に合わせて田植えがスタートすると、今年は「ヤーッ!」と元気な掛け声が上がり、高校生が雰囲気を盛り上げます。植わっていない場所をそっと指挿して、高校生が優しく小中生に接する光景はとても印象的でした。次第に慣れてくると、どんどんペースアップして順調に水田に苗が植えられていきました。閉会式で田住先生から「とても美しい水田です。皆さんの素直さが、この水田に現れている」と評価され、参加した皆が笑顔になれる最高に楽しい田植えとなりました。講師の田住先生をはじめ、小中学校の先生方、JAハリマの皆さま、千種市民局の皆さま、神戸新聞社、関西テレビ等のメディアの皆さま、大変お世話になりありがとうございました。本日の様子は、関西テレビ(8チャン)で放送されるほか、来週の神戸新聞にも掲載される予定です。
 千種の児童・生徒が育てる「日本一の美味しいお米づくり」はスタートしたばかりです。今後、水管理や除草などの作業をしっかり取り組んで、また9月末にはこのメンバーで収穫の喜びを噛みしめたいと思います。