千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

英語スピーチコンテスト初出場!【49回生】

 今朝の千種町は10℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。波賀方面から鳥ケ乢トンネルを抜けて峠越えしてきた先生は、「峠の温度計は6℃でしたよ!」と私に報告してくれました。「いやぁ~、寒くなりました…」私は寒さに弱いので、今朝は千種の寒さを予想してズボンの下にインナーを装備し、ウインドブレーカーを身にまとい真冬なみの装備で出勤しましたが、ちょうど良かったです。それに比べ本校の生徒は寒さに強い!!全員がブレザーも着ずに長袖カッター、ブラウスで登校していました。明日から中間考査…、体調管理を万全にして十分に力を発揮してくれることを願います。

 さて、10月8日(土)に第40回西播磨高校生英語スピーチコンテストが姫路市立琴丘高等学校で行われ、本校から山本実央さん(2年・一宮北中出身)が出場しました。このコンテストに本校生が出場するのはおそらく初めてで、担任であり英語科の村上望大先生とマンツーマンでこの日に向けて準備、練習を繰り返してきました。出場者は14名で、西播磨地区の精鋭が集うこのコンテスト…、今年度も、帰国子女が含まれていたりと非常にレベルの高いものとなりました。受付でくじ引きがあり発表順を決めるのですが、山本さんはなんと1番のくじを引きます。それでも動じることなく、「Effort will lie.But it will never be in vain(努力はウソをつく。でも無駄にはならない)」という演題で出場しました。山本さんは、硬式野球部に所属し誰よりも熱心に練習に励んでいますが、どんなに練習を頑張っても試合には出場できません。「努力は必ず報われるなんてウソだ!」と心が落ち込んでいた時、フィギアスケートの羽生結弦選手から「努力はウソをつく。でも無駄にはならない」の言葉を聞いて、救われ気づきがあったと言います。そうした想いを約5分間の英語スピーチで立派に発表しました。

 上位3人に与えられる県大会出場は叶いませんでしたが、山本さんの挑戦する気持ちに改めて勇気をもらいました。山本さん、お疲れ様でした。「努力は無駄にならない…」いいですねぇ…、どんな事でも心の持ちようで無駄にもなるし力にもなる。今後もポジティブ思考で自身を成長させていってください。