千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

簿記の対面授業【48回生・ベーシック類型】

 今朝の千種町は-5℃(午前7時時点)と私が知る限りこの冬一番の冷え込みとなりました。積雪こそ少なかったですが、民家の屋根には30cm近いつららがあちこちで見られ、千種の街全体が凍っていました。そんな中、1,2年生の教科アクティブではスキー実習の集大成となるスキー検定が行われました。昨年より約2週間遅い時期の検定となりましたが、ちくさ高原スキー場はなんと積雪240cm…最高のコンディションの中で、昨年はなかった1級合格者もいたようです。スゴイ!!全員よく頑張りましたね。(※詳細は、後日ブログで紹介します)
 さて、学年末考査が2日前と迫り、ベーシック類型・チャレンジ類型の生徒たちは、各科目で考査前最後の授業が行われました。その中でも、遠隔授業でお世話になっている2年生(ベーシック類型)の簿記の授業では、和田山高校の霜尾先生にお越しいただき生徒に直接ご指導をいただきました。学年末考査対策プリントを霜尾先生をはじめ、授業補助の大田先生、中田先生も加わって3人体制で指導に当たっていただきました。生徒たちの取組みは真剣そのもので、問題につまづいても周囲の先生や仲間がサッとフォローする体制と雰囲気が感じられる素晴らしい授業でした。
 学年末考査は明後日から、3/3(木)まで5日間の日程で行われます。この一年間の最終成績が確定すると同時に進級にも関わる大切な考査です。明日は体調管理に努めながらしっかりと勉強し、全員受検できるよう備えてもらいたいと思います。

 
 
 

連携型入学者選抜 合格発表!

 今朝の千種町も新たに約30cmの積雪を記録し、一面銀世界が広がりました。早朝から校務員さんと高橋先生が懸命に除雪作業をしてくださり、今日も無事に登校・出勤できていることに感謝しなければなりません。それにしても、今年は雪がよく降る…「雪はもういい」というのが本音です。
 さて、本日雪が舞う凍えるような寒さの中、連携型入学者選抜の合格発表が行われました。千種中学の受検生が14時の合格発表に合わせて本校生徒玄関前に集合し、自分の受検番号を自らの目で確認しました。自分の受検番号を見つけた瞬間、緊張から解き放たれたように受検生の表情が和らぎニッコリ笑顔に…。
 合格、おめでとうございます!残された中学校生活を大切に過ごしつつ、高校生となる自覚と希望をもって本校に入学してください。皆さんの入学を心待ちにしています。

 
 
 
 

就業体験発表会【48回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と冷え込んだ上に、昨日から降り続く雪が約30~40cm積もって非常に危険な状況でした。生徒・教職員の学校到着が心配されましたが、無事に全員が登校・出勤できて良かったです。
 さて、本日5,6限に2年生による就業体験発表会が行われました。「自分に気づき 未来を築く ~ちくさスマイルプロジェクト~」というテーマを掲げ、町内14カ所の事業所で年間5回の就業体験を行う予定でした。しかし、昨年以上に今年はコロナ感染症の影響を大きく受け、実質最初の1回(6月25日)しか実施できませんでした。学年の先生方も、体験日数が乏しすぎるため発表会の断念することも視野に検討をされていました。それでも、内容は薄くても校外で学んだ経験をまとめ、発表する機会を与えたい。そして、後輩たちに聞いてもらうことで来年度に向けて想いを繋いでもらおうと実施に踏み切ったのです。
 私もすべての発表を聞かせてもらいましたが、どのグループも1回しか実施できていないとは思えないハイレベルな発表で驚かされます。工夫したプレゼンによる豊かな表現力はもちろんですが、何より仕事をする側の視点の中に様々な気づきを得ていました。「柔軟さと仕事への責任を学べた」「挨拶の重要性を感じた」「地域の優しさに触れた」など生徒個々に校内にいては得られない学びが多くあったようです。一方で、「コロナで色々とやりたい事ができず悔しい!」という声も多数聞かれ、生徒たちの就業体験への想いも伝わりました。最後の田住先生からの講評では、「さすが千種高校生…就業体験を通して自分の生き方、人としての在り方まで触れられており素晴らしい!」とお褒めの言葉をいただきました。
 2年生の皆さん、お疲れ様でした。この経験を今後の学校生活や進路に大い活かし、さらに成長を遂げてくれることを願っています。

 
 
 
 
  

スキットで伝える・伝わる英会話【48回生】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)と非常に冷え込み、約3㎝ほどの積雪がありました。現在も降雪の勢いが増しており今後も断続的に雪が降る予報ですので、明日も気象警報や道路事情に気をつけて登校してほしいと思います。
 さて、先週に引き続き英語科の村上先生のお誘いを受けて2年生(ベーシック類型)のコミュニケーション英語Ⅱにお邪魔しました。教科書に掲載されている日本のとんち話を2人1組のペアで演じ、ipadを使用して動画編集したものをみんなで視聴するものでした。授業時間だけでは準備しきれず、放課後に残ったり自宅に持ち帰って本日を迎えた生徒たち…どのペアも工夫とこだわりが感じられる素晴らしい内容のものでした。アドリブを交え演技力で勝負する本格派ペア、メイキングまで準備し巧妙な編集力と発想力で勝負するペア、背景をタブレットで描きながら動きまでこだわった人形劇で表現するペア、強烈なキャラとインパクトある動画で爆笑を誘うペア…1つの物語にも色んな表現の仕方があり、生徒たちの個性が輝いていました。素晴らしい!!!もちろん、生徒たちには事前に投票用紙が配布され、発表後には生徒間で評価し合います。互いの良い部分を認め合い、評価し合うことで反省と次への意欲向上に繋げていました。
 教科書の内容を単に読んで終わるだけでなく、演劇にすることで感情が加わり生きた英会話になります。そして何よりICTを活用することで、生徒たちの主体的な学びと可能性がどんどん広がります。英語が苦手な生徒もこんな授業なら楽しく学べるに違いありません。授業後の生徒レポートには「とても楽しかった!」「英会話力が身についた!」「他の班の発想力に多くの学びがあった!」「私は女優にはなれないと思った…」など前向きな感想で溢れていました。
 村上先生、ありがとう!!これからも生徒たちの可能性を引き出す楽しい授業をよろしくお願いします。生徒の得票が多かったペアは以下のとおりです。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 1位 長井大樹・森下晴斗ペア  2位 日平梨里葉・木原紗文ペア  3位 北川陽基・高橋祐介ペア

 
 
 
 

炭焼き窯づくり体験【48回生・アクティブ類型】

 先週の話題になりますが、2年生アクティブ類型の9名がたかのす東小学校裏の山林に入り、炭焼き窯づくりのお手伝いをさせていただきました。前回は、たかのす活性化委員長の村上さんに炭焼きに関する講義を受けた生徒たち…、この日はわずかな時間でしたが村上さんや廣重さんに指導を受けながら実践実習をさせていだいたのです。
 この日は晴れ間も出て比較的暖かい陽気だったのですが、一歩山林に入ると一気に気温が下がります。周囲には雪も残り、炭焼き窯に使用するレンガも土も凍っており足先から冷えてくる中での実習でした。過酷な環境でしたが生徒たちは、レンガ(再利用のもの)に付着している土や氷を削ったり、土の中から石を取り除いたりと懸命に実習に取組んでいました。私も一緒になって参加しましたが、全身運動はすぐに体がポカポカ温まってきて寒さを忘れられ、生徒たちと会話しながら楽しい時間を過ごすことができました。しかし、この作業をこれまで高齢のお二人だけで黙々と取り組んでこられたのかと考えると、重労働な上に気の遠くなるような時間が必要であることはすぐに分かりました。炭焼き窯づくりには体力に加え根気が必要な作業だと感じました。
 今回、講義やお手伝いをさせていただいたご縁を大切にして、今後また機会があれば生徒たちと共にお手伝いに行かせてもらいたいですし、炭焼き窯が完成したら、一度生徒たちと炭づくりを体験させてもらいたいと強く思いました。村上さん、廣重さん、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。炭を利用する機会の少ない時代ではありますが、この実習を体験したからこそ得られたものはたくさんあります。生徒たちも、炭の見方が変わったことでしょう。私たち教員も、古き良き伝統文化、先人の知恵、本物の良さ・価値観を今の子どもたちに伝えていかねばと考えさせられました。

 
 
 

新聞に掲載されました!

 本日の神戸新聞に3年生(アクティブ類型)による飛び出し坊や寄贈の記事が掲載されました。町内の交通安全につながると共に、この飛び出し坊やを見て心を癒してもらえたらと思います。

久々の土の感触【硬式野球部】

 昨日の放課後、グランドに目をやると硬式野球部員が顧問の櫻井先生から元気よくノックを受けている光景を見ました。こんな光景を見るのは久しぶりです。今年は年明けから雪が降り続き、グランドは雪で覆われ、部員たちは室内での練習を余儀なくされていたのです。「今日は、グランドいけるんちゃうか!?」と生徒たちはグランドの状況を確認し、少し柔らかいグランド状況でしたが、久しぶりに土の感触を確認しながら練習しました。
 「ショートいくぞ!」の櫻井先生の言葉に「ハイ、お願いします!」と元気よく声を出し、久々の実践練習を楽しんでいる生徒たちを見てこちらも嬉しくなりました。冬場の筋トレ、走り込み等の基礎練習はもちろん重要だと思いますが、硬式ボールを使用した練習はやはりテンションが上がりますね。
 硬式野球部の皆さん、まだまだ寒い時期が続きますが春は確実に近づいています。来る日に備えて、今出来るベストの練習を積み重ねてください。頑張れ、硬式野球部!

 
 
 

クイズ形式で楽しく学ぶ…【49回生】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)と冷え込みはいく分マシでしたが、雲が広がりあまり気温が上がらず寒い一日でした。ストーブがあるお陰で教室や職員室は快適ですが、廊下や体育館などは冷えきっており辛い季節です。しかし、本校のトイレの便座は生徒用も教職員用も暖房便座ですのでトイレは快適に利用できます。「暖房便座さん、ありがとう!!」そんな気持ちで毎日利用させてもらっています。
 さて一昨日、英語科の村上先生に「教頭先生、よろしければ見学に来てください!」と誘っていただき、1年生(ベーシック類型)のコミュニケーション英語Ⅰにお邪魔しました。クイズ型アプリ「kahoot」を利用した授業が行われており、生徒が2、3人1組でチームを組み英会話クイズを手元のipadを用いて解答していました。シンキングタイム終了時に鐘が鳴ったり、解答結果が正面のスクリーンで示されチームごとの順位や得点が即座に共有できたり…。まるでクイズ番組に出演しているかのような気分が味わえ、生徒たちは時折拍手や歓声をあげながら楽しんで取組めていました。もちろん、正解・不正解に一喜一憂するだけでなく、村上先生から間違いやすいポイントについて解説もあります。「いやぁ…スゴイ!!」楽しく、効率よく学べるICTを活用した授業を目の当たりにし、感動すら覚えました。
 来年度の新入生から一人一台端末を購入いただく中で、各教科ごとにICTを活用した授業が益々求められます。その先駆けとして若い教員が率先してICT教育を取り入れ、その可能性を探っている姿に頼もしく感じました。村上先生、素晴らしい授業をありがとうございました!

 
 
 

速報!スキー全国IH(2日目)

 2日目の結果を首を長~くしながら待っていましたが、たった今現地から情報が入りました。今日は、クロスカントリー競技5km(クラシカル)が行われ、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が97位、越乢凜さん(3年・千種中出身)が100位でゴールしました。昨日のフリーに続き昨年の同大会のタイム、順位を大きく上回る好成績でした。雪が降りしきる厳しいコンディションの中で、極度の疲労と緊張の中よく頑張ったと讃えたいです。
 二人の3回目の全国IHは終わりました。しかし、この後少し休んで秋田国体、そのまま移動して全国選抜大会(長野県)とまだまだ全国の舞台での試合は続きます。今回の経験を是非とも次のレースに活かしてほしいです。ひとまずお疲れ様でした。よく戦い切りました。胸を張って千種へ帰ってきてください。
 詳細結果は以下のとおりです。
【クロスカントリー競技(クラシカル)5km】
 97位 池部黄那 25分19秒 ※参考(昨年)120位 34分28秒
100位 越乢 凛 25分41秒 ※参考(昨年)108位 28分03秒

 
 
 

速報!スキー全国IH(1日目)

 本日より、岩手県八幡平市で第71回全国高等学校スキー大会(全国IH)が開幕しました。女子クロスカントリー競技5km(フリー)が行われ、越乢凜さん(3年・千種中出身)が96位、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が97位と大健闘しました!記録面でも、一昨日のタイムトライアルで記録した自己ベストをさらに大きく更新させました。この一年間で彼女たちが確実に成長出来ていることが実証され嬉しく思います。そして、3年生の卒業間際まで自己を磨き上げ、ここ一番で力を発揮した二人に大きな拍手を送りたいです。本当によく頑張りました!
明日は、同じく5km(クラシカル)に出場します。今日の疲れをしっかり抜いて、明日も自己記録更新を期待しているぞ!!
 詳細な結果は以下のとおりです。
【クロスカントリー競技(フリー)5km】
96位 越乢 凜 21分47秒  ※参考(昨年) 114位 24分08秒
97位 池部黄那 22分08秒  ※参考(昨年) 121位 28分41秒