千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

ティーチングプロによる熱い授業【アクティブ類型】

  本日から本格的な授業がスタートしました。年度初めは、授業担当者も授業を受ける生徒たちもなんとなく緊張しながらのスタートになるものですね。特に、本年度から本校でお世話になっている先生方は、授業の場所や生徒の顔も性格も分からないのでドキドキされたと思います。自己紹介などでお互いの緊張をほぐしながらのスタートになったのでしょうか?
 さて、本日1限~4限にかけて2,3年生(アクティブ類型)の教科「アクティブ」のゴルフ授業もスタートしました。林良民ティーチングプロに本年度も全面的にお世話になり、生徒たちは本格的なゴルフの授業を受けていますが、この林プロの熱血ぶりがスゴイんです。まず、教科書は林プロが自身で制作した非常に中身の濃いもので、毎年バージョンアップされています。そして、その教科書を使用し最初の1時間は座学が行われ、専門的な知識やゴルフの理論を学びます。「生徒たちにゴルフの魅力を伝えたい!」という情熱が手に取るように伝わってくる授業なのです。2限目からは千草カントリークラブ様の全面的な協力により、マイクロバスで送迎をいただきゴルフ場へ移動…今日は一般のお客さんが多くレンジでの基本練習とグリーンでのパター練習が中心でしたが、3年生は隙間をみて1~3ホールほどコースを回らせていただきました。技術面の個人差があっても、林プロはどんな生徒にも丁寧に優しく指導をしてくださり、生徒にゴルフの楽しさを伝えて下さっています。時折、生徒を集めて実演も交えながら技術理論を説明してくださることもあります。今日も、林プロの完璧なショットを見て自然と拍手が沸き上がっていました。
 林先生、いつも生徒たちのより良い授業を考えてくださり本当にありがとうございます。こうした熱い想いを持った先生方のお陰で、本校ならではの素晴らしい授業が出来ていることに改めて感謝したいと思いました。いつも若々しい林プロ、でも決して若くないので健康には留意されこれからも生徒たちにゴルフの魅力を伝え続けてください。今日も熱血指導、ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 

ようこそ1年生!【全学年】

 この週末から初夏を思わせる陽気が続いていますね。この陽気でサクラは少しずつ散り始めましたが、木々が芽吹きはじめ通勤道中では新緑を楽しむことができました。また、今朝はシバザクラの開花している様子も確認でき、また一歩季節が進んだなと感じました。花が咲くとなんで人はこんなに嬉しくなるんでしょうね。今まで目立たなかったのに次々に色んな花が咲くので、とても幸せな気持ちになります。そんな季節の移ろいを生徒の皆さんも感じてほしいと思います。
 さて、今日から全学年揃っての初登校となりましたが、112名全員が遅刻、欠席なく登校しました。素晴らしい!!最高のスタートとなりとても嬉しかったです。当たり前の事のようですが、新型コロナウイルス感染症による影響が未だ続いている状況下でこうして全員が通常登校できることはなかなか難しいことです。本格的な授業は明日からですがこの調子で頑張ってほしいです。
 本日6限目の対面式・部活動紹介では生徒会長の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)から「千種高校は先輩も先生方も温かい人ばかり、気楽に何でも分からないことは聞いて」と挨拶…また、1年生を代表して船積美羽さん(1年・波賀中出身)が、「充実した学校生活を送れるよう学業に部活動に励みたい…先輩方よろしくお願いします」と立派に挨拶をしてくれました。その後、恒例の1年生自己紹介では緊張したと思いますが、全員が堂々と自己紹介を行い、中には一発芸を披露する元気者もいて会場の笑いを誘いました。
「がんばれよー!」生徒の自己紹介を聞きながら、心の中で応援している自分がいました。決して楽しい時ばかりではない高校生活だと思いますが、困った時は先輩や先生方に頼りながら頑張ってもらいたいと思います。頑張れ、50回生!!

 
 
 
 
 

第50回入学式【50回生】

 新入生の入学を祝福するかのような雲一つない青空、そして満開のサクラが咲き誇る中、第50回入学式が無事に終了しました。真新しい千種高校の制服に袖を通した新入生38名…、保護者の皆さまの参列いただき、厳粛かつ温かみのある入学式でした。「HELLO」の曲と共に体育館に入場してきた新入生、前を見据えて堂々と歩く姿はたくましく保護者の方々も灌漑深いものがあったのではないでしょうか?担任の北口先生の呼名に「ハイ!」と大きな返事…、まだ入学式の途中なのに、この生徒たちのこと何も知らないのに感動してグッとくるものがありました。また、松浦校長先生の式辞に全員頭を上げて真剣に話を聞く姿に高校入学への決意を感じました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から来賓なしのやや寂しい入学式となりましたが、新入生のお陰で素晴らしいものになったと思います。
 入学式後のLHRにお邪魔すると、黒板には入学を歓迎する生徒会役員が書いたチョークアートの数々が…新入生の心を癒してくれていました。北口先生から学年通信「respect」が配布され、このタイトルに込められた想いが生徒たちに伝えられます。50回生のクラス目標「自他尊重 ~互いの成長を大切にするクラス~」は、まさに式辞で松浦校長先生がお話されたキーワード「他者と自分に優しい人であれ…」や高橋生徒指導部長の話「相手がどんな気持ちになるか考える…」と見事に一致していました。相手のことを思いやる心を持てば、相手も必ず思いやってくれます。そうした関係が出来れば、何をやっても楽しい平和な学校生活が送れるはずです。
 来週から本格的な高校生活がスタートしますが、是非ともそんな関係を築いていってください。50回生の船出を教職員みんなで応援しています。
 ※別件ですが、明日(9日)午前8時~8時15分にKissFM KOBE「ハイスクールノウト」第二弾が放送されます。是非、お聴きください。

 
   
 
 
 
 
 

さぁ、令和4年度の幕開けだ!【全学年】

 春の暖かな日差しを受け満開のサクラが咲き誇る中、午前中に着任式と始業式が行われました。着任式では、県立姫路西高等学校から松浦弘幹校長先生、県立山崎高等学校から杉元千穂事務長をはじめ5名の先生方をお迎えしました。生徒たちは、5名の先生方が体育館に入場したとたん歓迎の拍手で出迎えてくれ、ステージから降壇される際も自然と生徒たちから拍手が送られました。新着任の先生方、小さな学校ですがこれが千種高校なんです…私はその光景を見て誇らしく思いました。着任された先生方、どうぞよろしくお願いいたします。
 その後、始業式の式辞では松浦校長先生から開口一番「どのような決意・目標を立てましたか?」と生徒に問われた後、人間は弱いので目標達成できる人ばかりではないが、節目節目に目標を立て「小さな目標でもクリアさせる努力をしてほしい」と生徒に投げかけられました。始業式後の高橋生徒指導部長からは、生徒手帳記載の細やかな規則について触れられ、「ルールがあれば縛られて嫌だ」と考える人もいると思うが、「マナーやルールを守ることで人間関係が良くなり楽しくなる」と熱く話されました。
 学年が一つ上がり、新しい教室でHRを受けた生徒たち…、来週から本格的に始まる学校生活でそれぞれが目標を再確認し、挑戦し続ける一年であってほしいです。頑張る千高生を教職員一同応援しています。

 
     

真っ新な自分で出発しよう!【50回生】

 今日も気づけばあっと言う間に夕刻となっており、慌ただしい一日でした。各先生方も新年度のスタートに向けて非常に忙しそうに遅くまで仕事に励んでいます。明日は午前中に着任式と始業式、そして午後からは入学式が行われ、いよいよ令和4年度がスタートします。天気予報を見ると快晴…、満開のサクラが生徒たちを出迎えてくれることでしょう。
 さて昨日、明日の入学式に先駆けて入学予定者の合格者招集が行われました。緊張した面持ちで38名の生徒たちが時間通りに全員集合し、学年団の先生方から指導を受けました。入学前の学習課題の提出や学年団の先生方の紹介を受けた後、体育館で入学式のリハーサル…本番での動きの確認を行っていました。当たり前ですが、まだ人間関係が出来ていないので誰一人話をする生徒もなく、必死に説明を聞き入る姿に入学への意欲を感じました。
 学年団の先生の言葉の中に「4人全員が担任のつもりで皆さんと接していきます」という趣旨の話がありました。先生方が複数の目で生徒たちを温かく見守る中で、50回生の生徒たちがどんな成長を見せてくれるか今から楽しみです。
 過去は問いません。大切なのは今とこれからです。千種高校の制服に身を包み、真っ新な自分でスタートを切ってほしいです。頑張れ、50回生!!

 
 
 
 

何気ない日常に癒されて…

 今日も快晴の一日…、青い空と満開の桜、河川敷にはスイセンや菜の花が咲き誇り爽やかな陽気となりました。ホー、ホケキョ…ウグイスでしょうか?様々な鳥のさえずりも聞こえるようになり、野鳥たちも活発に動き出しました。年度初めで非常に忙しい毎日ですが、時には校外の景色に目を向けながら心に余裕をもって仕事に励みたいと思います。
 今日のお昼ごろ、職員室でパソコンに向かって忙しさからイライラしながら仕事をしていた時、「先生!自動販売機でお金を拾いました~っ」とバレー部の女子生徒3名がお金を届けてくれました。吉田先生が対応してくれお金を受け取ろうとした瞬間、「成績アップお願いしま~す!」と腹黒い一面を見せる生徒たち…吉田先生も「成績は上げられんけど、好感度はアップや」と切り返します。その後、高橋先生が「わざわざ届けてくれて、ありがとう!」と声かけられた生徒たちは、少し照れながら「そんな、名を名乗るほどのものではありません…」と職員室を出ていきました。
 何気ない生徒と教員との会話ですが、とても微笑ましく、私もイライラとしていた気持ちが一気に晴れた瞬間でした。生徒に元気をもらえる学校、癒される学校…それが千種高校です。生徒の皆さん、今日もありがとう!

生徒に負けとられん…【硬式野球部】

 今日の出勤道中は、満開を迎えたサクラを見ながらの花見通勤となりました。姫路市周辺ではソメイヨシノが満開を迎え、周辺の山々にはヤマザクラが咲き誇っており最高に気分が良かったです。千種町に北上するごとに満開→8分咲→山崎町内で5分咲…とサクラの開花状況が変化していく様子も楽しめました。そして、本校敷地内のサクラもようやく開花、8日の始業式、入学式には見ごろを迎えそうです。
 さて、2日(土)にウインク球場で春季高校野球兵庫大会西播予選会の2回戦が行われ、本校が県大会出場をかけて赤穂高校と対戦しました。対戦相手の赤穂高校は非常に力のあるチームと聞いており、厳しい戦いになることが予想されていました。しかし、相手のエラー絡みで1点を先制した後、エース格の森諒太郎くん(2年・一宮北中出身)の力投と堅実な守りで8回を終えて1-1と互角の勝負を繰り広げます。9回、相手のエラーからチャンスをもらい一時2点を勝ち越しましたが、最後の最後に赤穂打線につかまりサヨナラ負けを喫しました。
 この結果を知らされた瞬間、私の中で熱いものが込み上げてきました。実は、硬式野球部の3名の顧問が全員異動という事態となり、生徒たちの心の中で様々な葛藤がありました。信用していた監督(顧問)がいなくなり、当然落ち込んだ生徒もいた事でしょう。そうした心理状況の中で、前評判を覆す健闘を見せた生徒たちは本当にスゴイと思うのです。あと一歩で県大会を逃した悔しさは、新しい監督(顧問)のもとで夏に晴らしてほしいです。
 生徒に負けとられへん…、逆境に立たされてもベストを尽くす生徒たちに負けず、私たち教職員も頑張らねばと勇気をもらいました。硬式野球部の皆さん、お疲れさん、ありがとう、次に向け頑張れ!!
  
  

出会いと別れの春…

 3月31日…、今年度も本日をもって終了です。春は出会いと別れの季節と言いますが、この日を境にして千種高校での勤務を終えられる教職員がたくさんいました。千種高校の教育を作り上げてこられた先生方、本校の経理、財務等に尽力いただいた事務職員さん、施設・設備管理、環境整備等のスペシャリストの校務員さん…、職種は違えども「千種高校の生徒ために…」と誠心誠意お勤めいただいた方ばかりです。残されたものからすると非常に寂しく不安も多いですが、明日以降新たな教職員を迎え、より良い千種高校を作り上げていきたいと思います。転出、退職された皆さまに心から感謝するとともに、今後ますますのご健勝とご活躍をお祈りします。ありがとうございました。
 校内のソメイヨシノが今まさに開花しようとしています。明日から4月、気持ち新たに頑張りたいと思います。

 

悔しさを晴らす快勝!【硬式野球部】

 今朝の千種町は10℃(午前7時時点)と温かな朝を迎えました。昨日、学校周辺を歩いていると千種川に面した道路端では黄色いスイセンが綺麗に花を咲かせていました。また、ネコヤナギが銀白色のふっくらとした穂をつけて存在感を示し、土筆(つくし)があちこちでニョキニョキと顔を出しているのを確認できました。校内のサクラの開花はあと一歩ですが、待ちわびた春の到来にとても嬉しい気持ちです。
 さて、昨日は春季高校野球兵庫県大会西播予選の1回戦が行われ、本校の硬式野球部員が網干高校と対戦しました。昨年の春季大会以降、本校は公式戦での勝利から遠ざかっており「何とか勝って自信を深めてほしい!」と願っていましたが、8対0(7回コールドゲーム)で快勝しました!1回に相手エラーと押出し四球で2点を先制し、6回には岸脇諒芽くん(1年・波賀中出身)、平田倭生くん(2年・千種中出身)、竹井将人くん(1年・山崎西中出身)の3連続タイムリーで一挙4点を追加、さらに7回は満塁から西村太一くん(1年・山崎西中出身)の2点タイムリーツーベースで8対0となり打線が大爆発しました。投げては、世良優和くん(2年・一宮北中出身)がテンポよく2安打に抑える絶妙な投球術を披露し完封勝利…投打が噛み合い見事な勝利となりました。いやぁ…、素晴らしい!!負けても腐らず、自分たちの野球を信じ練習を積み重ねてきた部員たちに大きな拍手を送ります。次の試合も頑張れ!

 
 
 
 

ちくさの未来を描く【生徒会】

 3月27日(日)に生徒会執行部の生徒がライブリーちくさにて「ちくさええとこ未来会議」に参加しました。ライブリーは「いきいきと」という意味です。千種高校の生徒たちがこの場所でいきいきと活動していく様子がイメージできる素敵な会となりました。

 会議に先立ち、生徒会執行部が主催する映画祭についてのPR活動を行いました。様々な困難がありながらも前を向きながら進めている企画について地域の皆様に知っていただくことができました。会議では、過去のアンケート報告会や意見交換会の内容をさらに深めていくために、「教育・子育て」「農業・林業・家庭菜園」「若い世代の移住・定住」「歴史・文化を活かす」等の8つの項目に分かれて意見交換を行いました。どのグループにおいても生徒が積極的に話し合いに加わり、地域の方々とつながりを持つことができました。

 今後も千種においては、高校生の活躍が非常に重要となってきます。地域になくてはならない学校、地域に貢献する学校を目指して日々頑張っていきたいと思います。