千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

またまた快挙です!【スキー部】

 「いやぁ~、こんな事あるんですねー」、そんな言い方したらとても失礼ですが、昨日まで行われていたスキーの県総体で、本校が女子学校対抗得点で優勝しました!!もちろん千種高校史上初の快挙で、顧問の筏先生も「とんでもない事になった…」と興奮しており、大喜びでした。もちろん、私も含め教職員も嬉しかったですが女子部員が3人しかいないのに、しかも戦前から優勝する可能性があるなんて全く聞いていませんでしたので、驚きの方が先でした。
 筏先生に話を聞くと、女子は特に競技人数が少ない上に優勝候補の選手が転倒するなどのアクシデントが重なり、きっちりと力を出し切った本校の生徒が各種目で上位を占める形になったそうです。生徒たち本人も、学校対抗での優勝は「えっ、そうなんですか?」と本日知らされ驚いていました。

 ◎個々の競技結果 女子大回転        4位 大田 美音(3年・波賀中出身)
          女子回転         2位 大田 美音(   同上   )
          女子クロスカントリー(フリー)  2位 越乢  凜(2年・千種中出身)※自己ベストタイム
          女子クロスカントリー(フリー)  3位 池部 黄那(2年・山崎南中出身)※自己ベストタイム
          女子クロスカントリー(クラシカル) 2位 越乢  凜(2年・千種中出身)※自己ベストタイム
          女子クロスカントリー(クラシカル) 3位 池部 黄那(2年・山崎南中出身)※自己ベストタイム
          男子大回転       12位 平田 倭生(1年・千種中出身)※初出場
          男子回転         8位 平田 倭生(   同上   )※初出場
                            ★大田、越乢、池部は2月の全国総体への出場権獲得!
 
 生徒たちの頑張り、努力の積み重ねがもたらした結果にほかなりません。大学共通テストの翌日に大会に挑んだ大田さんの姿勢、雪のない時期も走り込みなどトレーニングを欠かさず積み重ねた越乢さん、池部さんの姿勢などを見ていただけに心から祝福したい気持ちです。本当によく頑張りました。次の近畿、全国大会に向けてしっかり準備してください。
 ライフル射撃全国大会出場、お米の金賞受賞、そしてスキーの全国大会出場と千種高校の快進撃はまだまだ続きます。

 
 

簿記検定に向けて【47回生・ベーシック類型】

 今朝の千種町は積雪5cmと再び雪景色となりました。同じ宍粟市内でも山崎町内は雪がちらつく程度で積雪はありませんが、北上するごとに雪の降り方が変わっていくのがよく分かります。今日は1年生アクティブ類型の生徒が午前中スキー実習でしたので、新雪の中スキーができ良かったです。
 さて、県教委の研究指定を受けて、2年生ベーシック類型(18名)の生徒たちが一年間を通して和田山高校との遠隔授業の中で「簿記」を学ばせていただいています。その教科の目標の一つである「簿記実務検定試験」が、この週末24日(日)に控えていることから、和田山高校の霜尾先生のご厚意により、今週は放課後に遠隔授業での補習が行われています。今日はわずか2名しか補習を受けていませんでしたが、スクリーン越しに霜尾先生の話を熱心に聞き入っていました。一年間の学力の定着や遠隔授業の成果が問われる検定試験ですので、私たちとしてもどのような結果が出るか興味深いのですが、一人でも多くの生徒が合格してくれることを願っています。
 山間部の小規模校で教員も少なく学びの領域が限定されやすい本校のような学校でも、一定の設備と教員間の創意工夫があれば本来学ぶことができない教科・科目の授業が受けられる…。遠隔授業の可能性を本校と和田山高校との取り組みを通じて発信していきたいと思います。頑張れ!2年生!!



 

研究成果発表会【46回生】

 1,2学期に比べ非常に短い3学期。とりわけ3年生は2月以降自由登校となるため、実質1月29日(金)までしか全体登校はありません。そう考えると、卒業までの登校日数は今日を含めて12日、いよいよ残り少なくなったと感じます。来週からは、高校最後の定期考査となる「卒業考査」が行われ、授業に関して言えば今週の5日間で終わりですね。3年生は今、どんな心境なのでしょうか?きっと「やっと終わる」という安堵の気持ちと将来への希望、そして一抹の寂しさを感じているのではないでしょうか?高校に来たくても来れない、来なくていい…受け取り方はそれぞれですが、高校生活の最後をしっかりとした態度で締めくくってほしいです。
 さて、今日は3年ベーシック類型とアクティブ類型の生徒が専攻する科目「スポーツ総合演習」の発表会が行われました。1年間を通じて、体育に関する調査・研究を通して学んだことをプレゼン形式で聴衆に向け発表しました。自分の興味あること、疑問に思ったことを2~3分にまとめ発表するのですが、テーマに個性が溢れておりとても面白かったです。「野球で一番ヒットが出るカウントは?」のテーマで1年間の試合のスコアを分析する生徒もいれば、「バレーボールでジャンプ力を上げる方法」について実験データをもとに説明する生徒もいました。特に「ウォーミングアップとパフォーマンスの関係性」についてプレゼンした福居賢太君の発表は、引用したデータでなく繰り返しの実験から訴えており説得力がありました。また、発表後の質問攻撃にも適切に分かりやすく回答できており、主体的に取り組んできた様子が伺えました。
 発表した3年生の皆さん、お疲れ様でした。これからも様々なことへ疑問を持ち、探究心を磨き続けて下さい。そうした発想力、行動力、表現力等のある人を世の中は求めているのです。

 
 
 

金賞米の寄贈【48回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と冷え込んでいたのですが、この所の強烈な寒さに体が慣れてきたのか、さほど寒さを感じませんでした。そして、昼間は10℃を上回るまで気温が上昇し、とても過ごしやすい一日でした。
 さて、明日から19日(火)までスキーの県総体及び国体予選が、おじろスキー場および氷ノ山国際スキー場で開催されますが、本校からもクロスカントリー競技とアルペン競技にそれぞれ2名ずつが出場します。十分な準備期間はありませんでしたが、上位大会に出場できるようベストを尽くしてほしいです。また、週末は大学共通テストも実施され3名が受験します。これまで努力してきた自分を信じ、こちらも力が発揮されることを願っています。頑張ってください!
 一昨日(13日)の放課後、ちょうど「4時!キャッチ」の取材の裏で、1学年の生徒が栽培してきたお米(30kg)をちくさ学校給食センターへ届けに行きました。昨年も同様に寄贈し喜んでいただきましたが、今年は「金賞」のプレミアがついたため、町内の児童・生徒をはじめ先生方にさらに喜んでいただけるのではないかと思います。給食センターの方によると、このお米は1月21日(木)に使用される予定で、この日の副食は千種小の児童が考えたメニューとなるそうです。高校生の栽培した金賞のご飯と小学生考案のおかずのコラボメニューが今から待ち遠しいです。ちくさ学校給食センターの皆さま、楽しい企画をありがとうございます。どうぞ、よろしくお願い致します。



4時!キャッチ生出演【カルチャー部ほか】

 今日は学校創立記念日(創立73年目)により生徒は休業日です。久しぶりに温かい日差しを感じる好天となりましたが、登校する生徒の姿は少なくとても静かな一日でした。兵庫県にも緊急事態宣言が発出されたこともあり、生徒の皆さんも今日は自宅でゆっくり過ごしていることでしょう。
 さて、昨日16時からのサンテレビ番組「4時!キャッチ」の学校紹介のコーナーで、本校を取り上げていただきました。事前の打ち合わせは生徒交えて何度かしてきましたが、生放送ということで見ている私たちもドキドキでした。生徒たちもこれまで経験したことのないテレビ出演に相当緊張した様子でしたが、ディレクターの方に「高校生なんやから噛んだり、詰まったりして当たり前、その方が高校生らしいてええんよ」と声をかけていただき、少し安心していました。
 前半は学校紹介等で、生徒会代表2名と1年生代表3名が出演しました。「少し詰まってしまった…」と納得いかなかった生徒もいましたが、ぶっつけ本番の中で上場の出来だったと思います。また、後半はカルチャー部の紹介で部員7名が出演、約90秒の和太鼓演奏を完璧に演奏しました。出演が決まってから、一度は引退していた3年生への協力依頼から始まり、冬季休業期間も含め猛特訓を積んできた部員たちですが、失敗の連続の中で最後に一番の演奏が出来たことが何よりの喜びでした。放送後に見せてくれた、達成感の笑顔は忘れられません。本当にお疲れ様でした。また、全面的に協力、指導して下さった外部講師の山田先生の存在があったからこその演奏でした。山田先生、ありがとうございました。
 今回のテレビ出演を通して、この放送を成功させようと様々な方々に協力をいただいたきました。そして、生徒たちもすごく貴重な体験をさせていただきました。サンテレビスタッフの方々をはじめ、協力くださった多くの皆さまに心から感謝いたします。ありがとうございました。
 
 
 

会話ない静かな給食【全学年】

 本日、新型コロナウイルス感染拡大により、兵庫県にも緊急事態宣言が発令されることが決まっています。感染者が出ない限り学校は通常通り行われますが、社会的な動きとして飲食店等の営業時間短縮や外出自粛、テレワークの推進やイベント開催要件の見直し等、様々な制限が強化されるようになります。一人一人が他人事と思わずこの局面に向き合い、私たち教員も含めさらなる感染防止に向けた意識を持たなければなりません。
 本校としても、生徒のみなさんが安心して学校生活を送れるよう、感染リスクを少なくするための指導を行っていきます。最近は、特にマスクを外した時(飲食時、部活動時、登下校中など)の飛沫感染が多い傾向がありますので、マスクなしでの会話等は注意してほしいと思います。
 さて、本日から3学期の給食がスタートしましたが、その様子を見に各学年の教室にお邪魔しました。給食指導の先生方の指導に従い、密を避けるため分散での給食が行われていました。また、全員前を向いて私語なく静かに黙々と食事をいただいており、正しい行動がとれていました。本当に素晴らしいです。当面は、こうした食事形態での給食にりますが、今後も協力をお願いしますね。可愛そうな気持にもなりますが、だからこそ一日も早くこれまでの日常が取り戻せるようにみんなで協力していきましょう。

 
 
 

Enjoy Ski【46・47回生・アクティブ類型】

 冬本番、本校もいよいよスキーシーズンが到来しました。本日午前中、2,3年生のアクティブ類型の生徒たちが先陣をきってスキー実習を楽しみました。ちくさ高原スキー場は積雪80cm、今朝もいくらか新雪が積もり、実習開始頃には雪も弱まって絶好のスキー日和となりました。
 スキー場に到着して、生徒たちはレンタル小屋に入って各自で更衣しますが、誰に指導される訳でもなく手際よく準備しており、さずが千種の生徒たちは「スキーにかなり慣れているな!?」と思いました。また、小屋を出ると2m近くある巨大なツララを発見!!「こんな光景を見るのは何十年ぶりだろう?」と驚きました。今年の厳しい寒さを象徴しているように感じました。
 専属のインストラクターの先生と顔合わせし、準備運動の後、さっそくスキー実習開始!!生徒たちも、久しぶりのスキーにとても嬉しそうで、足早にリフトに向かっていました。それぞれが、新雪に鮮やかなシュプールを描いたことでしょう。実は、3年生にとっては今日のスキー実習が3年間の最後となるのですが、1,2年生のアクティブ類型では、これから隔週でスキー実習が行われます。また、1月27日(水)は、学校行事として1,2年生全員でのスキー実習も計画されています。本校だから出来る魅力いっぱいの授業や行事を全力で楽しみ、生涯スポーツの1つとしてスキーを広めてほしいと願っています。

 【サンテレビ出演のお知らせ】
 明日、1月13日(水)16時から放送の「4時!チャッチ」という生放送番組に千種高校が出演します。
 1回目:16時10分頃~ 学校紹介、お米甲子園金賞について(約6分)
 2回目:16時30分頃~ カルチャー部紹介(約6分)                 是非、ご覧ください。

 
 
 
  

決意の書初め【ライフル射撃部】

 今朝はこの冬一番の冷え込みで、千種町は-6℃(午前7時時点)日中も0℃に届かないような気温のため、耐えがたい寒さでした。職員室の流しの水道管が凍結して1日中使用できない状況でビックリです。粉雪(非常に細かい水蒸気の氷?)が風に流されながら太陽の光に当たると、キラキラと輝いてダイヤモンドダストのような光景も見ることができました。それは、近年見たことのない美しい景色でした。
 そんな極寒の体育館の中で、3学期のスタートとなる始業式が行われ、久しぶりに生徒たちの顔を見ることが出来ました。凛とした引き締まった表情から新しい年のスタートに向けての決意が表れており、たくましさを感じました。始業式の後は、コロナ感染防止に向けて清水先生から話がありました。緊急事態宣言が関東の1都3県に出され、兵庫県も感染拡大の勢いが増している状況下ですが、一人一人が意識を高め感染のリスクを減らせる努力をしてほしいと思います。そして、無事に3学期を終えられることを切に願っています。
 3学期のスタートとなる本日、ライフル射撃部では書初めが行われました。それぞれが、今年一年の決意を文字に起こし披露し、練習場に掲示することは自分のモチベーションを上げる意味においても重要だと思います。是非、その言葉を忘れず貫いてほしいと思います。頑張れ、ライフル射撃部!!

 
 
   
   
 
 

雪上のトレーニング【硬式野球部】

 新年、明けましておめでとうございます。本年も、千種高校生の様子をブログを通じて発信し、多くの方に見ていただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
 さて、年末に降り積もった雪が今もなお残っている千種町ですが、今日も雪が降ったりやんだりと非常に寒い一日でした。日本海沖にある爆弾低気圧の影響により、警報こそは出ませんでしたが、時折横殴りの雪が降り明日からの3学期スタートが心配されます。
 そんな中ですが、グランドでは硬式野球部の生徒たちが元気いっぱいに練習に励んでいました。マネージャーがピッチングマシンを使用して外野にフライをあげると、瞬時にボールの落下位置を見定めて移動し捕球をしていきます。グランドの表面は、雪が凍ってとても滑りやすい状態でしたが、スパイクを履いているので大丈夫です。雪が降る本校ならではの光景であり、見ていてとても新鮮でした。練習後には、町内の福海寺に部員みんなで参拝し、今年度の必勝祈願をしました。今年の硬式野球部の活躍を私も心から願っています。厳しい寒さが続きますが、頑張ってください。
 明日は、3学期始業式を予定していますが、爆弾低気圧の影響により明後日にかけて暴風雪による気象警報が出る可能性があります。気温もかなり低い日が続き、凍結の恐れもあります。朝の気象情報を十分に確認の上、気をつけて登校してください。なお、臨時休業をする場合は朝6時時点でブログにてお知らせします。

 
 
 

2学期が無事終了しました!【全学年】

 今日は、2学期の終業式が行われました。振り返れば8月24日(月)、猛烈に暑い始業式からのスタートでした。10月の中高合同体育祭は感染予防に努めながら半日開催で行いましたが、それ以外の大きな行事は中止や延期となり、変化の少ない通常授業が続く2学期となりました。コロナウイルス感染が身近に迫り、生徒も教員も感染予防を常に意識しながら過ごしてきました。生徒、保護者の皆さまの協力のお陰で、本日無事に終業式を迎えれたことに心から感謝致します。ありがとうございました。
 明日から冬季休業となりますが、校長先生や生徒指導部長の清水先生からお話があった通り、色々あった2020年を振り返ると共に、2021年の目標を個々に立て新たな気持ちで新年をスタートさせてほしいと思います。年末年始は、少しゆっくりと過ごしてほしいですが、コロナ感染はまだ増加傾向にあり油断は禁物です。不要不急の外出や人との接触をなるべく避ける行動をお願いします。
 今年のブログは本日で終了いたします。2021年も平日はなるべく毎日ブログアップし、千高生の日常をお伝えできるよう努めて参りますので、引き続きよろしくお願い致します。

 
 
 

新たな目標への挑戦【カルチャー部】

 本校は2学期末考査が終了した12月11日(金)以降、午前中授業を行っており、午後からは多くの生徒が部活動に励んでいます。女子バレー部のように年末に大会を控えている部もありますが、硬式野球部のように春先に向けて長期的な目標を立て地道に練習している部もあります。冬は寒く、日も短く、直近の目標もないためモチベーションが上がりにくいですが、逆に継続した努力ができた人は飛躍的な力が身につく時期でもあります。冬季休業期間は部活動をしない日が続くかも知れませんが、個々にできる練習を行い力を蓄えてほしいです。
 そんな中、カルチャー部では連日のように猛練習が行われており、13時から遅くまで残る生徒は18時くらいまで練習をしています。しかも、7月の校内演奏会で引退した3年生も加わっての練習です。武道場にお邪魔すると、長時間の練習にも関わらずダラダラとした雰囲気は全くなく、時間に追われているかのようにみんな必死に取り組んでいます。コロナ禍の中で、近く演奏会が予定されている訳でもありません。何故なんだろう…???
 実は、年明けの1月13日(水)16時からのサンテレビ「4時!キャッチ」という番組の中で、千種高校を取り上げていただくことが決定しました。番組の中で、カルチャー部を紹介で生中継取材を受ける予定で、この日に披露する新曲に向け、みんな遅くまで頑張っていたのです。郷土伝統芸能を継承する本校カルチャー部としては、願ってもないPRの機会です。最高の演奏が披露できるよう、時間はありませんが万全の準備をしてください。頑張れ、カルチャー部!!

 
 
 

心温まる希望のツリー【生徒会】

 今年も残りわずかとなりました。帰りの通勤途中では、自宅や庭などのイルミネーションの美しい演出によりクリスマスが近づいていることを知らせてくれます。千種町内でも見られますが、山崎町葛根地区は約400mにわたりイルミネーションが楽しめ、心を和ませてくれています。
 そんな中、本校の生徒玄関にもクリスマスツリーが設置されました。約1カ月前に外部講師の藤原誠先生が樹木の授業をされた時に使用したモミの木をいただき、生徒会のメンバーが装飾したものです。殺風景だった生徒玄関が、華やかになり生徒たちの目を楽しませてくれています。今日からは、イルミネーションも楽しめるように電飾が施されています。ささやかな事かも知れませんが、みんなの心を和ませようと生徒会のメンバーが創意工夫し、こうした演出をしてくれている姿を見て心が温まりました。生徒会の皆さん、ありがとうございます。

 
 

スマホサミットinひょうご2020【生徒会】

 今日も雪が降ったりやんだり、時折日が差したりと山間部ならではの変わりやすい不安定な天候でした。太陽の日差しがあれば温もりを感じますが、ない時は底冷えしてストーブをつけていても寒さを感じます。コロナ感染対策として、教室や職員室で定期的に空気を入れ替えるように努めていますが、あまりの寒さに換気にも勇気がいりました。2学期も今日を含めてあと4日となりました。寒さに負けず、気を抜くことなく最後まで頑張りましょう。
 さて、少し前の話題ですが、12月13日(日)に本校の生徒会代表4名が兵庫県民会館で行われた「スマホサミットinひょうご2020」に参加しました。インターネット利用のマナーやルールづくりについて中学校、高校、そして大人も参加して共に考え、学び、取り組みの輪を広げることを目的としており、本校は毎年参加をしています。各校のスマホマナー向上への取り組みをプレゼンしながら発表したり、公開討論会では様々なスマホ利用に係るデータをもと活発な意見交換が行われました。
 生徒会メンバーは、特に公開討論会において本校の現状を踏まえつつ、物怖じすることなく積極的な意見が述べられたと聞いています。日頃から、主体的にこの問題に取り組んでいる証拠ですね。素晴らしいと思います。そう言えば、つい先日、生徒玄関前に巨大なスマホ利用啓発の顔出しボードが置かれていました。生徒の発案による生徒主体の取り組みがここでも形に表れていました。

 
 
 

金賞米に負けない輝く笑顔【48回生】

 昨日、宍粟市内の道の駅2か所で1学年生徒による「お米の販売実習」が行われました。この日の神戸新聞の記事で金賞受賞の快挙を掲載していただいたこともあり、準備していた220袋のお米は約2時間で見事に完売しました。
 時々冷たい雨が降る寒い一日でしたが、「おはようございます!」、「千種高校で育てた美味しいお米いかがですか」、「ありがとうございます!」、慣れない接客に最初は戸惑いつつも、輝く笑顔で元気いっぱいに販売していました。そして、お客さんから、お米の栽培やお米甲子園について聞かれても丁寧に上手く説明できていました。
 販売スペースを提供いただいた道の駅の方々、夕方のニュースでも取り上げていただいたテレビ局の方々をはじめ、生徒たちの快挙を様々な形で支援していただき、本当に嬉しく思います。そして、何より「寒いけど頑張りよ」、「新聞見て来たよ!よう頑張ったな…」など嬉しい言葉をかけていただき、遠方よりお米を買いに足を運んで下さった皆さまに心からお礼申し上げます。本当に有難うございました。 
 お米づくりから販売までの一年間の過程を通じて、「食育」という一言では納まりきらない多くの学びを得て、地域に貢献できたことは生徒にとって一番の収穫であったと思います。お米の商品名「千種の光」は、まさに千種高校生を示すものであり、これからも千種に輝く光を照らし続けてほしいと願っています。

 
 
 
 

金賞の味に舌鼓【48回生】

 今朝の千種町は-5℃(午前7時時点)で、今シーズンの最低気温を更新しました。昨日の雪がとけて路面が濡れていたため、今朝は路面の凍結が激しくとても危険でした。しかし、久しぶりに青空が広がっていたため、雪化粧した三室山をはじめとする周辺の山々がくっきりと見れて、千種らしい美しい景色を見ることができました。生徒の皆さん、登下校中に転倒しないように注意してください。
 さて、1年生が栽培したお米が、全国お米甲子園で金賞を受賞したことは何度もお知らせしましたが、本日そのお米の試食会を行いました。これも大切な学習ですね。「普段、家で食べているご飯とやっぱり違うか?」と質問すると、「美味しいです!」「同じくらい美味しい!」など反応は色々ですが、生徒たちはとても喜んでいました。よく考えてみると、千種町を含め宍粟市に住んでいる生徒たちは、お米を買うことがほとんどなく、普段から美味しいお米を食べているので違いを感じにくいのは当たり前ですね。私も少し頂いたのですが、噛めば噛むほど甘みがあり、薫り高く、金賞の味がしました。
 明日は、このお米を「道の駅播磨いちのみや」と「道の駅みなみ波賀」で10時から販売させて頂きます。小さな田んぼで育てたお米であり数量限定販売となりますことを、ご了承ください。(300gで200円です)また、販売の様子は、明日の11時45分~12時に関西テレビのニュースで放送される予定ですので、そちらも是非ご覧ください。

 
 
 

水を得た魚のごとく…【スキー部】

 12月にこんなに雪が積もったのは何年ぶりかなぁ…。千種高校に長く勤務される先生からも驚きの声が聞かれるほど、千種高校周辺に40~50cm雪が積もりました。今日は、生徒たちも楽しみにしていた?マラソン大会でしたが、早々と中止が決定し、職員によって懸命の雪かきが行われる朝となりました。雪もチラつく程度なら幻想的で、美しく、なんとなくワクワクしますが、たくさん降ると生活に支障が出るので困りものです。しかし、スキー場がある千種町にとっては町の活気にもつながるので、適度に降ってもらわないと困る部分もあり今日はトータルで良かったかな!?と思います。
 生徒たちの表情を見ていても、マラソン大会中止と久々の大雪に今日は少しテンションが上がっていたように見えました。そして、この雪の恩恵を最も受けた生徒たちが放課後のグランドにいました。スキー部の二人です。なんと、雪の積もったグランドでスキー板を履いて練習しているではありませんか。思わず、私もグランドに飛び出して生徒に「やったなぁ」と声をかけるとニコニコと嬉しそうに笑ってピースサイン。この生徒たちは、昨年度クロスカントリー種目で全国インターハイに初出場した実力者で、水を得た魚のごとくグランドで滑っていました。
 雪のない季節は、走り込みや筋トレばかりで実践的な練習が全く出来なかったスキー部ですが、例年より早く板を履いての練習が出来ましたね。アルペン競技に出場する生徒も含め、今後のスキー部の活躍を期待しています。

 
 
 

地域に支えられて…【47回生】

 今シーズンの最低気温を大幅に更新する極寒の朝となった千種町。その気温はなんと-4℃(午前7時時点)でした。いやーっ…、寒くなることは覚悟していましたが、千種町に入ったとたんに雪景色が広がり路面も凍結している箇所があり、久しぶりに車の運転も緊張しました。先週末にスタッドレスタイヤに履き替えといて良かったです。
 さて、そんな極寒の中ですが2年生の就業体験実習が各事業所で行われ、ハツラツとした生徒たちの姿が見られました。私が巡回したのは、たかのす東小学校の多目的宿泊施設と今井農場、学校で実習する3グループでしたが、町内12か所で地域の方々に温かく出迎えられ予定通りの実習ができました。たかのす東小学校では、看板製作や一人暮らしの方々への支援など、ティータイムをはさみながら楽しい実習が行われていました。そして、今井農場では、産みたての新鮮卵を集め出荷準備をしていました。HR教室では、ちくさ杉の子保育園から依頼を受けたウサギの被り物の大量生産を意欲的に取り組んでいました。
 コロナ禍で受け入れが心配されましたが、地域の皆さまに支えられて実施できたことに心から感謝致します。各事業所の皆さま、生徒が大変お世話になり、ありがとうございました。残す2回の就業体験実習も、よろしくお願い致します。

 
 
 

明るく 元気に ポジティブに【女子バレー部】

 今週は寒波襲来により全国的に真冬の寒さが続き、日本海側の地域では大雪の警戒が呼びかけられています。その影響を受け、千種町の今朝の気温は-1℃(午前7時時点)とこの冬一番の冷え込みとなり、初の積雪となりました。出勤すると、アスファルト上の雪はとけて消えていましたが、グランドや樹木の上には4cmほどの雪が積もり一面の銀世界が広がっていました。また、日中も雪が舞い続け、3℃ほどまでしか気温が上がらず非常に寒い一日となりました。明日以降も、同じような天候となる予報となっていますので、木曜日のマラソン大会も心配されますが、なんとか開催できることを願っています。
 さて、今日は女子バレー部の練習の様子を見に行きました。力のある3年生が引退してから、1,2年生の6名だけで活動しています。練習前に色んな話をしましたが、6人ともとにかく明るい!冗談ばっかり言い合って、笑いが絶えませんでした。また、凍えるような寒い体育館の中で、薄着なのに元気いっぱいで驚きました。若いからなのでしょうが、「千種の子たちは寒さに強い!」と感じました。
 そんな最少集団である女子バレー部ですが、先月の秋季西播大会では1回戦で佐用高校に2-0で勝利するなど存在感を示しました。今月25日(金)には後期西播総体を控えていますが、持ち前の明るさとチームワークで立ち向かってほしいです。頑張れ!女子バレー部!!

 
  
 

努力の根を伸ばせ【硬式野球部】

 この夏も大活躍し私たちに夢と希望を与えてくれた硬式野球部ですが、現在はランニングや筋力トレーニングなどの基礎練習を中心に冬季練習が行われています。シーズン中は、休日返上でひたすらにボールを追いかける練習してきた生徒たちですが、現在は来春の大会に向けた体づくりを中心に行っています。9月から始まった食トレも継続して行われており、最近では練習後にプロテインも摂取しているようです。職員室前の廊下で、マネージャーの女子生徒がバナナ味のプロテインを選手のためにつくっており、時々バナナの甘~い香りが漂ってきます。
 他校の選手に比べ小柄で筋力不足が否めない本校の部員たちですが、こうした陰の支えや日々の努力によってたくましくなっていくのだろうと思います。顧問の先生方をはじめ、陰となり献身的に支えてくれるマネージャー、弁当を持たせてくれる保護者の方々に感謝して、心も体も鍛え成長してほしいと思います。
 「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが恩師から送られた言葉です。根がしっかり伸びた木は、少々の風では倒れることなく、養分をたくさん吸っていつか必ず大きな花が咲くという意味を表しています。今週は雪が降る予報で、厳しい寒さとなりますが、地道に努力の根を伸ばしてください。

 

考査返却の瞬間【48回生】

 期末考査が終了し、本日より特別時間割での午前中授業となりました。午後からは、部活動も活発に行われ学校内に活気が戻っています。
 さて、考査明けの最初の授業では、各科目担当の先生から考査返却が行われており、今日だけでもかなり多くのテストが戻ってきたのではないでしょうか?誰もが経験あることですが、自信のある科目ではワクワクして楽しみな反面、自信のない科目ではなんとも言えない嫌~な気持ちになり、答案用紙を受け取ると点数の部分を隠していたことを思い出します。今日は、そんなソワソワした光景がどの学年でも広がっていたのでしょう。
 1学年の「現代社会」の授業にお邪魔して、テスト返却の様子を見させてもらいました。生徒たちは、名前を呼ばれると教壇の前に出向いて様々な表情や反応を見せて答案用紙を受け取っていました。感心したのは、ほとんどの生徒が受け取る際に「ありがとうございます!」とお辞儀をして両手で大切そうに受け取っていました。考査の結果に関係なく、採点して下さった先生に対する感謝の気持ちが態度に表れており素晴らしいです。思っていたほど、点数を確認して大騒ぎすることもなく、人を見下すような態度をとる生徒もなく、生徒たちは冷静に解答と照らし合わせながら確認をしていました。
 今回の試験結果に一喜一憂することなく、「何が良かったのか、悪かったのか」を自己分析し、次からの授業や考査に向けて改善していきましょう。