千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

3学期が終了しました!【全学年】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)とかなり冷え込みました。三室山や後山の山頂付近は雪が積もっており冬の再来を思わせましたが、雲一つない青空が広がりとても気持ちの良い朝でした。
 今日は3学期の終業式、校長先生の式辞では、コロナ休業から始まった今年度、様々行事が中止になり制限された学校生活の中で「みんな良く頑張った」と労いの言葉がかけられました。その中で、様々な変化に柔軟に対応する力、創意工夫の必要性を学んだ1年だったと振り返られました。終業式後の清水先生の話では、春休み中の生活について触れられ、長期休業中に力の差がつく…「自分の長所を伸ばす春休みにしよう!」と生徒に語られました。
 4月からは、それぞれが進級し上級学年になります。そして間もなく後輩たちも入学してきます。千種高校生の自覚と誇りをもって生活し、次の学年に挑んでほしいです。短い春季休業ですが、生活のリズムを崩さぬよう元気に過ごしてください。4月8日(木)始業式で全員揃って会えることを楽しみにしています。

 
 
 

新年度に向け着々と…【全学年】

 今朝の千種町は雨模様でしたが、通勤道中に山々を見渡すと淡いピンク色の花が目立つようになっています。ヤマザクラです。落葉した広葉樹にも新芽が芽吹きはじめ、早春のさわやかな季節を今日も感じることが出来ました。
 本日は、1,2学年ともにLHRと教科書購入、大掃除を行い4月からの新年度に向けた準備が行われました。先週、HR教室の引っ越しを済ませていますので、それぞれ2、3年生教室でLHRが行われましたが、教室が変わるだけで、「進級するんだな」という事を私自身も実感しました。その後、来年度使用する教科書を一人ひとり購入、真新しい教科書を受け取り、生徒たちは嬉しそうでした。来年度もこの教科書をフル活用し勉学に励んでくださいね。
 最後に大掃除ですが、いつも通り誰一人サボる生徒なく、普段の掃除で手が行き届かない細かな所まで丁寧に掃除してくれました。校舎内は、みんなのお陰でピカピカです。ありがとうございました。
 明日は、3学期の終業式です。色々あったこの一年間を個々に振り返り、来年度、新たな気持ちでスタートを切ってほしいです。

 
 
 

季節外れの百人一首大会【全学年】

 昨日の球技大会に続き、本日も生徒会行事の百人一首大会が行われました。最初、なんでこの季節に?と疑問に思ったのですが、本校では長年続く恒例の大切な行事になっています。学年男女混合で4人一組となり2回実施し、持ち札をポイント化して総ポイント数で競いますが、今年はボーナスポイントタイムを設け、この時間に札を取れば3倍ポイントを与えるなどルールも工夫して行われました。1回戦の結果から組み分けを行い、勝者組の1位~3位、敗者組の1位~3位を表彰(副賞:図書カード)対象としています。
 生徒たちは、身を乗り出しながら呼び上げの音に耳を澄まし、「ハイ!」と素早く手を伸ばして札を集めていました。中には、上の句、下の句をすべて覚えているつわ者もいて、札を独占する生徒もいましたが、投げ出さずなんとか1札でも多く取ろうとする姿に心を打たれました。球技大会とはまた違い、全員が同じ目的に向けて集中しているがゆえの楽しさや微笑ましい場面が多く見られ、癒されました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。成績は、以下の通りです。

★勝者組 優勝:山森咲楽(1年)90枚  準優勝:世良紗也果(2年)80枚  3位:小椋涼太(1年)55枚
★敗者組 優勝:森脇夏菜(2年)45枚  準優勝:阪本 唯(2年)42枚  準優勝:田口美咲(2年)42枚
                    準優勝:北川陽基(1年)42枚

 
  
 

白熱!球技大会【全学年】

 今日も朝から快晴で、日中はポカポカ陽気となりました。そんな中、後期球技大会が行われ、男子はバスケットボール、女子はバレーボールの2種目に分かれて白熱した戦いが繰り広げられました。男子6チーム、女子4チームの中でリーグ戦で行われる球技大会、1回負ければ終わり…ではないので生徒たちは体を半日フルに動かしてストレス発散できたのではないでしょうか?
 バスケットボールでは、チーム内で声をかけ合いながらゴールの瞬間「よっしゃぁ~!」と手を叩いたりハイタッチしたりとても盛り上がりました。見ていて「本校生らしいな!?」と思ったのは、接触して体がぶつかり合っても「ごめん、大丈夫?」とお互いが声をかけ合っている姿を見た時でした。熱くなり過ぎるとこうした時にトラブルになるものですが、そんな様子は全くありません。バレーは、男子に比べ静かな様子でしたが、1,2年生ともにバレー部員を要したチーム同士の戦いはレベルが高く見ごたえがありました。
 最後は恒例の教員チームが入っての決勝戦となりましたが、バスケットは教員チームがなんとか勝利したそうですが、バレーは生徒チーム(1年-A)に軍配が上がりました。生徒のみなさん、今日はお疲れ様でした。総合結果は以下の通りです。

★男子バスケットボールの部  優勝 2年Bチーム   準優勝 1年Aチーム
★女子バレーボールの部    優勝 1年Aチーム   準優勝 2年Bチーム

 
 
 

自由研究報告会【48回生】

 今朝の千種町は深い霧に覆われましたが、冬から春への季節の移り変わりを強く感じる陽気となりました。太陽の光が差し込み始めると、小鳥のさえずりも活発になり花壇に植わるビオラやスイセン等の草花もイキイキとしています。校内の桜に目をやると、かなり蕾も大きく膨らんでいました。花粉症の人には辛い季節ですが、生命の息吹が感じられ千種の自然から元気をもらえる嬉しい季節です。校舎内でも5月に咲くはずのクンシランが、季節を間違えて花を咲かし私たちの心を癒してくれています。
 さて、6日間にわたる入試休みが明け、本日久しぶりに全生徒が登校しました。そして、今日は教科の授業としては本年度最終日でした。コロナ感染症拡大防止のための臨時休業からスタートし、その後もコロナに振り回された一年間でしたが、無事にその後の授業が継続できたことに心から感謝したいです。まだまだ、完全に終息するまで時間がかかると思われますが、今後ともご協力のほどよろしくお願い致します。
 本日、3,4限1年生「生物基礎」の授業で、藤原誠先生をお招きして冬季休業中の課題であった「植物に関する自由研究」の発表会が行われました。生徒が一人一人、植物について興味をもった内容を事前に用意したプレゼンを用いて説明します。例えば、「世界一高い樹木」や「オジギソウの仕組み」、「竜血樹」等について身振り、手振りを交えながら発表するのですが、その内容の深さと完成度の高さに驚かされました。藤原先生からも、「非常に詳しく、分かりやすい発表ばかり、これからも生物、植物、樹木に関心を持ち続けてほしい」と講評いただきました。

 
 
 

SNSに潜む落とし穴を学ぶ…【全学年】

 本日、2,3限に西播磨県民局主催の「消費者出前講座」が行われました。講師のNIT情報技術推進ネットワーク(株)嶋田亜紀様から「スマホやSNSに潜む危険~将来の不安を残さないために~」という演題でご講演いただきました。
 内容としては、①スマホ利用における身体的障害、②お金のトラブル、③写真や動画、書き込みなどの投稿にけるトラブルや犯罪行為、そして最後に実際にスマホを出して④危険回避のためのスマホ設定の4点について説明を受けました。
 お話を聞く中で私は、嶋田先生の知識の豊富さとipadを駆使した分かりやすい説明に吸い込まれていき、あっという間に60分が過ぎ去ったという印象でした。当然、生徒たちも熱心に聞いていましたが、実際にある様々なトラブルや犯罪行為の事例を聞きながら、改めてスマホやSNSの便利さと怖さ、その正しい利用方法について考えさせられるご講演でした。自分のスマホを手元に出して、危険回避するための様々な設定については、「こんなこと知らんかった~!」と初めて知ることばかり…私も設定確認をしていてハッとする点がありましたが、生徒もきっと同じではないでしょうか?
 本校は、兵庫県が主催するスマホサミットに毎年のように参加したり、町内でもスマホの利用を考えるイベントに参加するなど、先進的な活動をしている学校の1つと自負しています。しかし、今日の嶋田先生のお話は鮮烈で生徒だけでなく、私たち教職員にとっても勉強になる有難い話ばかりでした。SNSに潜む落とし穴に十分注意して正しく利用し、ネットでは得られない体験や学校生活を大切にした生活を心がけたいと思います。嶋田先生、本日は素晴らしいご講演をありがとうございました。

 
 
 

将来の進路を思い描く…【全学年】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)と寒さは残りますが、日中は春のような好天が続くようになりました。一気に春めいてきた感じで嬉しいですが、今日は1年間の成績を決める会議もあり生徒の皆さんは、ハラハラ・ドキドキしているかも知れません。心当たりのある人は、担任から連絡が入るかも知れませんので、自宅待機をお願いしますね。
 さて連日様々な行事が続いていますが、本日も3,4限に1,2年生全員を対象とした「進路ガイダンス」が行われました。進学希望者と就職希望者に分かれて講演会が行われた後、学校・企業別ガイダンスということで、生徒たちは希望する2つの講座を選択し、各学校や企業等から説明を受けていました。どの教室に行っても生徒たちの表情は真剣で、講師の先生の話を熱心に聞いていました。こうした進路に関するガイダンスは7月からスタートし、何度か実施していますが特に2年生の生徒たちは自分の目指す方向性が定まってきたように感じました。理由は、生徒自ら積極的に質問するシーンも以前より多く見られたように感じたからです。目指す方向性が定まれば、自ずと聞く姿勢も変わるものですね。非常に良い傾向だと思います。
 今日の進路ガイダンスで得た情報をもとに、自分で幅広く情報を集めて、実際に足を運んで比べ、納得できる進路に結びつけてほしいと思います。今週末は学力検査による生徒休業日も続きます。こうした時間を活用して進路についての情報を集めてください。

 
 
 

生き方講演会【全学年】

 本日、3,4限は「生き方講演会」と題して大阪大学特任教授の思沁夫(ス・チンフ)先生からご講演をいただきました。思先生はモンゴル自治区の遊牧民出身で、14歳まで文字を知らなかったという異色の経歴を持ちながら文字を独学で勉強をされ難関大学に合格、弁護士資格も持たれています。そんな、思先生からどんなお話が聞けるか私自身も楽しみにしていました。
 思先生が幼少時代に出会ったいくつかの本を具体的に紹介していただきながら、「本を読みたくて文字を覚えた」というエピソードに例え、様々なことに関心を持つことの大切さを教えていただきました。そして、「分からないことがあっても我慢して耐えることも知ってほしい…」と粘り強く探究することの重要性も語られました。常に小さなノートとペンを持ち、学んだことを忘れないためにメモをとること、最後に「ふるさとを大切にしてほしい」とメッセージをくださいました。思先生の教え子であり、運転手役として同行された東京大学大学院の高成壯磨さんからも、「学ぶことは、人の生き方をより良くするためのもの、色んなことに関心を持ち自分を広めてほしい」と生徒たちに語りかけてくださいました。
 生徒を代表して1年生の南光開斗くんが、先生の話を聞いて「私たちがもっと地域を知り、地域にもっと関心を持たなければならないといけないと感じた。先生の話はとても刺激的だった。」と謝辞を述べました。
 思先生、高成さん、本日はお忙しい中ご講演いただきありがとうございました。今後、また千種町で学生さん達と活動されることがありましたら、是非本校生徒も誘っていただければ有難いです。今後とも、よろしくお願いいたします。

 
 
 

スマホのよりよい利用を考える…【全学年】

 本日、2~4限に「校内ワークショップ」と題し、全生徒によるスマホ利用に関するグループワークおよび発表会が行われました。最初、「この行事は何だ??」とよく分からなかったのですが、見学に行くと生徒会執行部の生徒が中心となった、生徒主体の驚くべき行事であることが判明しました。
 まず、生徒会の生徒たちが、事前に実施していたスマホ利用に関する生徒アンケート結果(11月、2月)を見ながらデータ分析し、その理由等について考察します。時々、聴衆の生徒に質問を投げかけながら、スマホ利用の意識調査から導きだされる課題を提示していました。サーフェスを利用しながら堂々と司会進行、そして一つ一つの項目に対し自分なりの考えが述べられており感心しました。その後、生徒会役員がオブザーバーとなって、事前に決められたグループ(学年・男女混合)に分かれて班別協議が行われます。スマホ利用のメリット、デメリット等について生徒全員が参加し、意見を出し合う姿、生徒会役員が円滑な話し合いをサポートする姿に驚きました。「スゴイ!」どう表現していいのか分かりませんがとにかく「スゴイ!」、真剣に意見を交わす生徒たちに感動しまくりました。そして、短時間で意見が模造紙にまとめられていきました。
 最後は、武道場に全員が集合して、まとめた模造紙をもとに発表し合い、情報共有を行っていました。「いやぁ、スゴイ!」教師が細かな指示をしなくても、こんな凄い取り組みが出来る生徒たちを誇りに感じました。
 生徒会担当の大田先生からのお話にもありましたが、正しいスマホの利用方法は理解できているけど、この学びで共有したことを実行することが大切ですね。スマホは便利で無くてはならないもの、しかし皆さんが導き出した課題と対策を忘れず、よりよいスマホ利用をお願いしたいと思います。

 
 
 
 
 
 

春に向け本格始動!【硬式野球部】

 今日は太陽の日差しこそはなかったものの、日中は南風の影響を受けて過ごしやすい一日でした。学年末考査も終了し、午後はそれぞれの部活動が春の大会に向けて本格的に始動しています。グランドの土も乾き、職員室にも野球部員の元気な声が聞こえるようになりました。しかし、今日はとても忙しく気づけば夕方の4時に…、「やばい!早くグランドに行かねば…」と向かおうとした瞬間、練習が終わってしまいました。よって、生徒たちの練習風景は写真に収めることができませんでしたが、ミーティングで清水先生の話を熱心に聞き入る部員の姿を見ることができました。
 野球部の生徒たちは、フリー打撃の練習を終えて清水先生から打撃技術についてアドバイスを受けていましたが、その話をメモを取りながら熱心に聞き入っていました。話が終わった後も、「先生、教えてください!」と納得いくまで教わろうと先生の元へ足を運んだり、教わったことをファイルにまとめたりしています。私も、何年も陸上部の指導をしてきましたが、こんなにまで熱心な生徒たちを見るのは初めてで、感動しました。「スゴイ、凄すぎる!!」監督と生徒との信頼関係がしっかりと築けており、素晴らしいと思いました。
 その後は、全部員でグランド整備や後片付けが手際よく行われていましたが、これまたスゴイ!。広いダイヤモンドをトンボやレーキを用いて懸命に整備していました。グランドを大切にする気持ちが伝わってきて、技術だけでなく心も磨かれていると感じました。
 コロナ感染症拡大防止による緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ様々な制約の中で部活動が行われています。しかし、春は確実に近づいています。皆さんの素直な人柄を大切に、希望をもって邁進していってください。

 
 
 

兵庫県警からの表彰【全学年】

 学年末考査が終了し、本日より午前中授業となりました。今日の授業はテスト返却のラッシュですね。私の中学生の娘もテスト返却を受けていますが、家に帰った時の雰囲気でテストの結果の良し悪しがすぐに読み取れます。昨晩は最悪で、嫁の雷が落された直後だったのでお通やのような暗い夜でした…。どこの家庭でも同じような光景があるのでしょうか?
 でも、高校生くらいになると「親にテストを見せない」という生徒も多いのかもしれませんね。親も自分の意志で勉強してほしいと願うので「干渉しない」ではなく「見守る」に気持ちが変化するのかも知れません。しかし、子どもの将来を心配するがゆえに、テスト結果は生徒本人はもちろん親にとっても気になるものです。結果が悪いと、口を挟みたくなり口論となることもあるのではないでしょうか?生徒のみなさん、親心を少しは分かってくださいね。
 さて、今日は兵庫県警が主催の「高校生自転車交通事故防止アクションプログラム」で本校が無事故無違反の表彰を受けました。同プログラムは、自転車事故による死傷者が特に高校生の年代で多いことから本年度初めて実施されました。県内107校が9月~12月までの無事故無違反チャレンジに参加し,本校はその中で県内26校の表彰対象校の1校となったのです。本日、宍粟警察署より代表生徒が表彰を受けました。
 本校の場合、自転車通学生は限られていますが、今後も交通ルールを守り無事故無違反を継続させたいと思います。宍粟警察署の皆様、本日はありがとうございました。

 

嵐の考査最終日【全学年】

 「ヒューヒュー、ビュービュー」樹木や看板等が大きく揺れ、窓が割れそうなほどの強風と叩きつける強い雨…考査最終日の朝は嵐のような悪天候となりました。傘をさしていても、あまり意味がないほどの横殴りの雨に、朝からずぶ濡れになった生徒もいたと思います。風邪をひかないように注意してもらいたいです。この嵐の中、ちゃんと登校できているか心配でしたが、今日も全員が無事に試験が受けられたようで安心しました。
 考査直前に各HR教室の様子を伺うと、2年生はほとんどの生徒がギリギリまで教室や廊下で勉強しており、私の存在に気づく様子もなく勉強に集中していました。1年生は試験開始5分前でしたが、全員着席して試験監督を静かに待っていました。「席につきなさい」とか「静かにしなさい」とか「キョロキョロするな」とか教師が一切注意しなくても、生徒が当たり前の行動がとれる…、本当に素晴らしいです。本校に着任以来、大きな声で注意指導している先生の姿を全く見ることがありません。落ち着いた学校、生徒に心から感謝したいです。
 今日は嵐のような悪天候でしたが、生徒たちはいつも通り淡々と目の前のことを取り組めていました。

 
 
 

第46回卒業証書授与式・番外編

 今日から3月、「いやぁ~、早い、早過ぎる!」、毎年思うことですが、一日は同じ24時間なのにこの2月、3月は時間の過ぎ去るのが異常に早く感じます。今月は12日(金)に学力検査を控え我々教職員はバタバタしますし、入試業務による生徒休業日もあるため、これからより一層早く感じそうです。
 今日で学年末考査4日目が終了しました。残すはあと1日です。考査が終了すれば、3月はすべて午前中授業になりますので、最後のラストスパート!みんな頑張ってください。ラストスパートと言えば…昨日のびわこ毎日マラソンを2時間4分台という驚異的な日本記録を打ち立てた、鈴木健吾選手の走りを生徒の皆さんは見たでしょうか?
私もかつてびわこ毎日マラソンを3度走りましたが、風の影響を受けやすく記録が出にくいと言われるコースで、後半ペースを加速させての日本記録に鳥肌が立ちました。身長163cmと決して恵まれた体ではありませんが、過去の失敗レースを糧に並々ならぬ努力を重ね今回の快記録に繋げました。監督によると「走るな」とストップをかけないといつまでも走っている選手、食事の時間にいないと思ったら走りに出ているという選手だそうです。
 「努力に勝る天才なし」どんなすごい選手でも努力してこそ才能は磨かれるものです。本校生徒も、鈴木選手のように目標に向けとことん努力できる人であってほしいと願います。
 さて、一昨日の卒業証書授与式で裏方として活躍してくれた生徒会、茶華道部や部活動のお別れ会の様子を写真で紹介します。皆さんのお陰で、厳粛な中にも華やかで温かみのある卒業式となりました。本当に、ありがとうございました。

 
 
  
  

第46回卒業証書授与式

 今年はコロナの影響から、来賓なし、在校生(生徒会役員以外)なしで少し寂しい卒業証書授与式となりましたが、教職員みんなで「卒業生の門出を全力で祝福しよう!」と職員朝礼で確認し合い10時の式を迎えました。
 今朝、まだ誰も登校していない3年生のHR教室へ行くと、教室内全面に卒業を祝う装飾が施され準備されている様子を確認しました。これは、昨日の放課後に1,2年の生徒会役員が卒業生のために作成してくれたものです。在校生による粋な計らいに、卒業生もきっと喜んでくれたことでしょう。また、学年の先生方が、卒業文集や記念DVDを作成して机上に配布し準備してありました。学年の先生方、細やかな気配りありがとうございます。
 卒業証書授与式は、保護者・教職員が見守る中、厳粛な雰囲気で行われました。卒業証書授与では、田村先生の呼名に「はい!」と全員から大きな返事があり、千種高校卒業への誇りと卒業後の決意を感じました。校長先生の式辞では、ジクソーパズルに例え「 パズルを完成させるためには、1つのピースも欠かせません。一人ひとりに必ず活躍できる道がある。個性をさらに磨き、輝かせてください 」とはなむけの言葉が送られました。送辞は、秦陽乃さんが在校生を代表し「どの学年にも負けない団結力とリーダー性は私たちの憧れでした。コロナで大会やイベントが中止になり、誰よりも悔しい想いをした先輩がいつも明るく過ごしている姿に勇気もらった」と卒業生との思い出を語りました。最後に、答辞は大田美音さんが卒業生を代表して行いました。「たくさんの挫折を味わい辛い時もあったけど、いつも近くで支えてくれる家族、先生方、そしてクラスの仲間がいてくれた」と周囲の方々への感謝の言葉が溢れていました。また、「学年目標としていた愛のある行動ができるクラス,、46回生みんなを誇りに想う」と仲間に語りかけました。
 卒業生、在校生、保護者、教職員、それぞれの立場で様々な想いが詰まった素晴らしい卒業式。次のステージでの46回生の活躍を心から応援しています。頑張れ!!46回生、千種高校から熱いエールを送ります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

3年間の功績を称えて…【表彰伝達式】

 卒業証書授与式の前日の今日は、卒業生の「同窓会入会式ならびに表彰伝達式」が行われました。同窓会入会式には、鳥居政義同窓会長様にご出席いただき記念品の贈呈を受けた後、ご挨拶をいただきました。千種高校生の活躍に触れられ、最後に「千種を離れる方もいると思いますが、時には千種の自然を見に帰ってきてください」と温かいお言葉をかけていただきました。その後、宍粟市社会福祉協議会の春名堂司理事によるボランティア部への感謝状をいただきました。その後のご挨拶でも「私も千種高校のOB、これまで同様人間味あふれる人であってください」と熱いメッセージをいただきました。千種高校の関係者の方々が生徒たちの活躍を興味深く見ておられることを知り、大変嬉しかったです。鳥居会長、春名理事、本日はありがとうございました。
 さらに、皆勤賞、精勤賞、生徒会功労賞、部活動功労賞、全国商業検定協会表彰などの表彰伝達が続き、卒業生の3年間の功績をすべての在校生、教職員で称えました。「良く頑張った!!」私は、表彰を受けた生徒たちに全力で拍手しました。この学年は、個性が豊かで部活動や生徒会活動等非常に幅広く活躍した生徒が多く、本日の表彰式に反映されていない生徒もたくさんいますが、貢献度はピカイチでした。例えば、硬式野球部や女子バレー部、カルチャー部、茶華道部等にける存在感、クラス内での仲間意識の強さなどは私の中では表彰に値するものです。
 本当に、良き見本となり千種高校をリードしてくれてありがとう!明日は、いよいよ卒業証書授与式ですが、3年間の様々な想いを胸に、千種高校を胸を張って巣立っていってください。

 
 
 
 
 

久しぶりの登校【46回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)でした。空気が乾燥しているので、肌に突き刺すような寒さを感じましたが、今日も朝から青空が広がり風もなく穏やかな陽気となりました。1,2年生は学年末考査2日目を全力で取り組んでくれたことでしょう。
 さて、今日は3年生が1月末以来4週間ぶりに登校しました。久しぶりの姿を見る中で、服装や頭髪が整っているかの再確認と明日の表彰伝達式や明後日の卒業証書授与式のリハーサルを行い、式の流れを確認することが目的です。登校してきた生徒の様子を伺うと、久しぶりに再会した仲間と楽しそうに談笑している姿が目につきました。そりゃそうですよね。積もる話がたくさんあったことでしょう。
 SHRで担任の田村先生が教室にやってくると、みんな足早に着席しすぐさま話を聞く姿勢に…、この学年のONとOFFの切り替えの速さは素晴らしいと思いました。田村先生からの「みんな、元気でしたか?」の問いかけに、「元気で~す!」とみんな満面の笑みを浮かべていました。その後、体育館へ移動して卒業証書授与式のリハーサルへ…学年主任の筏先生が校長先生役となり、みんな真剣な表情で本番さながらのリハーサルが行われました。
 みんな、千種高校生として過ごす日々もあと残るは明日と明後日のみですよ。今日のリハーサルを通して少しは卒業を実感してくれたでしょうか?今日は、3年生の元気な顔を見れて嬉しかったです。

 
 
 

ギリギリまで粘る、粘る…【全学年】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)と冷え込みましたが、朝から気持ちの良い青空が広がりとても爽やかな気分で出勤することが出来ました。通勤道中に見る梅の木にも花が咲きほこり、寒さの中にも春の訪れを感じます。
 さて、本日より本校生は学年末考査がスタートしました。天候とは裏腹に、重たい気分で登校した生徒も多いかと思いますが、一年間の成績が確定すると同時に進級に係る大切な考査です。しっかりと頑張ってほしいです。
 考査直前に生徒の様子を伺うと、生徒たちは教室内や廊下で必死になって最後のテスト勉強に取り組んでいました。ノートやプリントを見ながら、友達同士互いにテストに出そうな内容を確認し合ったり、自分の世界に入り込み必死で暗記している姿に考査に向かう本気度が伝わってきました。中には、二宮金次郎のごとく歩きながら本に目を通す生徒も…、ギリギリまで粘って貪欲に勉強する姿を見て嬉しかったです。そうした姿勢を大切に1点でも多く得点を削り出すつもりで、考査最終日(3/2)まで全力で挑んでほしいと思います。頑張れ、千高生!!ノート等の提出も忘れないようにしてくださいね。

 
 
 

迅速かつ丁寧に…【48回生】

 今朝の千種町は2℃(午前7時時点)と寒さを感じましたが、日中はグングン気温が上昇してストーブがいらないほどの陽気となりました。20℃近くの気温になったのでしょうか?先週は大雪警報が発令されるなど、厳しい寒さが戻ったかと思えば、また急激な気温の上昇と寒暖差の大きさに驚きます。生徒の皆さんには、明後日からの学年末考査に向けて体調を崩さぬよう、万全の準備をしてもらいたいです。
 さて、2月も早いもので最終週となり、今週末(27日・土)にはいよいよ46回生の卒業証書授与式が行われます。今年は、コロナ感染防止の観点から来賓も在校生(生徒会役員を除く)も参加せず、時間を短縮して実施します。何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
 今日は、その卒業式に向けて1年生による会場準備が行われました。体育館に集まった生徒たちは、先生方の指示を聞き迅速かつ丁寧に動けていました。誰一人、サボっているような生徒はいません。掃除や給食当番など見ていてもそうですが、本校生徒は汗をいとわず人が嫌がることも協力しながら進んで取り組め、大変素晴らしいです。シート敷き、椅子並べなど会場の大枠があっという間に出来上がりました。1年生の皆さん、ありがとうございました。卒業式に向けて、着々と準備が進められています。

 
 
 

連携型入学者選抜 合格発表!

 本日、春のような暖かな日差しの中、連携型入学者選抜の合格発表が行われました。千種中学の受検生が14時の合格発表に合わせて本校玄関前に集合し、自分の受検番号を自らの目で確認しました。自分の番号を見つけた瞬間、多くの受検生が緊張から解き放たれたような表情に変わりました。
 合格、おめでとうございます!残された中学校生活を大切に過ごしつつ、高校生となる自覚と希望をもって本校に入学してください。皆さんの入学を心待ちにしています。

 
 

就業体験報告会【47回生】

 本校では、2年生全員を対象に「総合的な探究の時間」を活用して地元事業所の協力のもと就業体験実習を実施しています。今年はコロナの影響から実習開始が遅れたり、実習の受け入れ先の確保にも苦慮しましたが、このような状況下で4日間の就業体験実習が開催できたことに感謝の気持ちで一杯です。町内の12カ所の事業所の皆さま、生徒が大変お世話になり、ありがとうございました。
 本日5,6限、この就業体験実習の集大成となる報告会が行われ、2年生がそれぞれの事業所で体験した事、感じたこと、学んだこと等を1年生や教職員の前で発表しました。事前に準備したプレゼンテーションをもとに発表するのですが、原稿をほとんど見ずに自分の言葉で表現できている生徒もたくさんおり、感心しました。また、発表後の質疑応答では、聞き手側からの鋭い質問にも自信をもって対応できており、主体的に取り組んできた様子が感じられました。生徒たちが個々に感じたことは「挨拶・コミュニケーションの大切さ」、「教えることの難しさと楽しさ」、「命の大切さと感謝の心」、「分からないことは進んで聞く」、「自分自身が楽しむことの大切さ」などなど…紹介しきれないほどありました。その気づきを今後の学校生活に活かしてほしいです。
 最後に特別非常勤講師の田住先生より、「どのグループも研究テーマを設定し、探究する姿勢が見られた。例年より短い期間だが中身の濃い発表ばかり…素晴らしい!!」と講評をいただきました。就業体験実習を通して、千種の良さが再発見でき、働くという目線で物事が見れた経験は今後の人生の大きな宝物になりますね。2年生の皆さん、お疲れ様でした。