千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

スマホのよりよい利用を考える…【全学年】

 本日、2~4限に「校内ワークショップ」と題し、全生徒によるスマホ利用に関するグループワークおよび発表会が行われました。最初、「この行事は何だ??」とよく分からなかったのですが、見学に行くと生徒会執行部の生徒が中心となった、生徒主体の驚くべき行事であることが判明しました。
 まず、生徒会の生徒たちが、事前に実施していたスマホ利用に関する生徒アンケート結果(11月、2月)を見ながらデータ分析し、その理由等について考察します。時々、聴衆の生徒に質問を投げかけながら、スマホ利用の意識調査から導きだされる課題を提示していました。サーフェスを利用しながら堂々と司会進行、そして一つ一つの項目に対し自分なりの考えが述べられており感心しました。その後、生徒会役員がオブザーバーとなって、事前に決められたグループ(学年・男女混合)に分かれて班別協議が行われます。スマホ利用のメリット、デメリット等について生徒全員が参加し、意見を出し合う姿、生徒会役員が円滑な話し合いをサポートする姿に驚きました。「スゴイ!」どう表現していいのか分かりませんがとにかく「スゴイ!」、真剣に意見を交わす生徒たちに感動しまくりました。そして、短時間で意見が模造紙にまとめられていきました。
 最後は、武道場に全員が集合して、まとめた模造紙をもとに発表し合い、情報共有を行っていました。「いやぁ、スゴイ!」教師が細かな指示をしなくても、こんな凄い取り組みが出来る生徒たちを誇りに感じました。
 生徒会担当の大田先生からのお話にもありましたが、正しいスマホの利用方法は理解できているけど、この学びで共有したことを実行することが大切ですね。スマホは便利で無くてはならないもの、しかし皆さんが導き出した課題と対策を忘れず、よりよいスマホ利用をお願いしたいと思います。