千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

体育はサッカー【49回生・女子】

 今日の千種町は久しぶりにすっきりと晴れ、美しい青空が広がりました。その分、朝はよく冷え込んで15℃(午前7時時点)とこの秋一番の寒さとなりました。3年生の就職希望者は本日から選考試験がスタートし、今ごろ緊張の真っただ中にいる生徒たちもいます。昨日も不安に押しつぶされそうな表情で、放課後に何度も何度も面接練習を繰り返していた生徒たち…何事も手を抜ない一生懸命な自慢の生徒たちの人柄がちゃんと企業の方に必ず伝わると信じていますが、今日はなんだか落ち着きません。
 さて、今日は1年生女子の体育の様子を紹介します。女子は、2学期からサッカーを教材に授業をしています。なんとなく、サッカーは男子のスポーツというイメージが強いですが、近年ワールドカップやオリンピックでの「なでしこジャパン」の活躍は目覚ましく、実業団チームも増えており、興味を持つ生徒も多いと思います。しかし、1年生の授業の様子を見ていると、ほとんどの生徒が初心者で、ボールに遊ばれているような状態の生徒が多かったです。「ごめ~ん…」の連呼が鳴りやみません。真っすぐ蹴ったつもりが、大きくそれて隣の人の所へボールが飛んでいました。それでも、笑顔を絶やさずワ―、キャー言いながらサッカーというスポーツを思いきり楽しんでいた生徒たちに、私はとても癒されました。これからも、怪我をしないよう楽しんでスポーツに親しんでもらいたいです。

 
 
 

もうすぐ収穫!

 昨日からの雨も上がり、今朝は太陽の日差しを少し感じました。それでも8月中旬以降の長雨や、9月以降の残暑を感じさせない涼しさに異常気象を感じずにはいられません。この異常気象により、野菜の値段は高騰し、果物の品質や糖度にも影響が出ているようで心配です。そして、最も心配なのが本校生と地元小中学生が共同栽培しているお米の出来栄えです。8月中旬に田んぼを見た際には、イネの花が咲き、受粉し、登熟は進んでいましたが、その後の日照不足と気温の低さから十分に登熟しているのか?食味に影響していないか?など考えてしまいます。農林水産省が8月15日に発表した、作況指数(例年の平均収量を100とした時の指数)は西日本や東海地方を中心に98と「やや不良」で、逆に北海道や東北地方では104で「やや良」だそうです。今年のお米の生育は全国的にバラつきがあるようです。
 そんな状況下ですが、今朝私は久しぶりに田んぼの様子を見に行きました。水田の周りには彼岸花やススキの穂が見られ、夏とは違う美しい景色が広がていました。そして、イネにとっては決してよい気候条件ではない中ですが、黄金色に輝いた稲穂がこうべを垂れていました。「立派に育ってくれて、ありがとう!」児童生徒たちが心を込めて植えたイネの生長を見て嬉しく思いました。来週の9月24日(金)には、小中高合同での稲刈り体験を計画しています。収穫まであと少しです。児童生徒たちと収穫の喜びを噛みしめる瞬間が今から楽しみでなりません。

 
 
 

朝学のすすめ【48回生】

 今朝の千種町は19℃(午前7時時点)、今にも雨が降りそうな曇り空の中、カエルが鳴き、虫のさえずりが聞こえ秋を感じる肌寒い一日となりました。昨日の給食にはデザートに梨が出ました。季節が一気に夏から秋へと変わっていることを実感します。生徒の多くがまだ半袖カッター(ブラウス)を着て登校していますが、気温の変化で体調を崩さないよう衣替えの準備をお願いします。
 さて、今日は朝のSHR前の2年生教室へお邪魔しました。教室に入ると、生徒全員が席について静かに勉強に取組んでいるではありませんか。これは、2学年が毎朝実践している「朝学」です。基礎学力の定着を目的に、入学時から毎朝10分間、HR運営委員が中心となって行っており、5教科(英・数・国・理・社)の小テストと自己採点を行っています。今日は数学でしたが、生徒たちは真剣な眼差しで問題に向き合っていました。バス通学生は、バスの到着時間の関係で時間が短くゆっくり解答できない…と嘆く生徒もいましたが、限られた時間の中で投げ出さず頑張っていました。学年の先生方が準備されるオリジナルの朝学問題を生徒たちが主体的に取組む素晴らしい光景を目の当たりにし、今日もとてもHappyな気持ちになりました。
 「継続は力なり」、わずか10分間ですが毎日積み重なれば大きな力になります。また、学習を決まった時間にする習慣を身に付けることはとても重要です。2学年の取組みに敬意を表したい気持ちです。

 
 
 

体育はラグビー【49回生・男子】

 「イッチニー、イッチニー…」4限目のグランドから元気な掛け声が聞こえて来ました。その掛け声に誘われてグランドに向かうと、1年生が男女に分かれて体育をしていました。ランニング、ラジオ体操、補強運動が体育委員がリーダーとなって行われた後、男子では県下でも珍しい、ラグビーを教材にした授業が行われたのです。昨年もこの光景を見て、私も「スゴイ授業をしているなぁ…」と魅了されましたが、今年も清水先生によるラグビーの授業が始まりました。おそらく全員が未経験、一歩間違えば大きなケガにもつながり兼ねないスポーツですが、チームスポーツの楽しさと相手を思いやる心を養うことを目的に素晴らしい授業が展開されていました。
 最初はパス練習、ノーマルパスとスクリューパスの練習を繰り返し行います。ラグビーボールをコントロールよく投げることは難しく最初は「ごめん…」の声があちこちから聞こえました。その後、動きを入れながらのパス回し…、連続で50回途切れることなくパスがスムーズに回せるようになっていきました。最後は、ヘッドギアをつけてタックルとラックの練習をして本時は終了、生徒たちは体操服の汚れも気にすることなく懸命に取組んでいました。みんな、よく頑張りました!なお、女子はサッカーをしていましたが、その様子は後日ご紹介します。

 
 
 
 

中高合同体育祭メンバー決め【48回生】

 今朝の千種町は17℃(午前7時時点)、青空が朝から広がり清々しい一日でした。通常授業がスタートして一週間が終わろうとしていますが、体調を崩す生徒も少なく順調に2学期のスタートがきれ嬉しく思います。
 さて、今日は5限目の2年生LHRにお邪魔しました。10月3日(日)に開催予定の第5回CHIKUSA中高合同体育祭のメンバー決めを行っており、体育委員を中心に男女に分かれて話し合いが行われていました。男子はメチャメチャ元気でワイワイとにぎやかに…最後はジャンケンし「ワ―、キャー」言いながら仲良く出場種目を決めていました。女子は周囲の人に気配りしながら、押し付け合いすることなく話し合いでメンバー決められていました。2学年の仲の良さとリーダー性が発揮され、非常にいい雰囲気でした。
 今年の中高合同体育祭も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため午前中のみの開催で行われます。また、種目を精選し感染リスクの高い種目は行いません。様々な制限の中で行われる体育祭ですが、中高合同行事の1年間の最大の見せ場でもあります。安全・安心な運営に心掛けながら、生徒たちにとって最高の思い出に残る行事になってくれることを心から願っています。体育祭に向け、クラスが一致団結し準備、練習に取組んでほしいです。

 
 
 

生徒による世界史の授業【49回生】

 今日の千種町は雨も上がり、暑くも寒くもなく非常に爽やかな一日となりました。勉強やスポーツをするにはちょうど良い気候ですが、今日も生徒たちは一生懸命に授業に取組んでいました。
 私は、時間さえあれば学校中を歩き回り生徒や先生方の姿を追いかけ写真を撮らせてもらっていますが、今日は残念なお知らせがあります。私が、どうしても抜けられない用事があった時間帯に、一昨日の筏先生のリベンジ実験が行われ、なんと成功したと言うのです。ペットボトルを溶かして糸状の繊維を作り出すという様子を見たかったので、喜ばしい事ですが非常に残念でした。よって、ペットボトルの繊維の写真しかありませんがご容赦願います。
 1年生の世界史の授業では、「世界の偉人」と題して自分の好きな(尊敬する)偉人について事前に調べ、新聞記事にしてまとめ、生徒が先生役になって10分程度の授業をする…という授業が始まっています。今日、私が拝見したのは森下先生、岸脇先生、大垣先生の3名でした。森下先生と大垣先生は、たまたま同じ「ナイチンゲール」についてその人物像や略歴、名言等について説明があり、緊張しながらも周囲をよく見て液晶プロジェクタに映し出された資料等の説明を行っていました。岸脇先生は、iphoneの生みの親「スティーブ・ジョブズ」について生徒に熱く語り掛けていました。見やすい板書とハキハキとした口調が印象的で、周囲の鋭い質問や指摘にも柔軟に対応していました。聞いている生徒も同級生が行う授業を一生懸命に聞き、ノートへの記録もしっかりと取組めていました。こうした主体的で対話的な深い学びの授業で、様々な教養を身についてほしいと思います。3人の先生方、今日はありがとうございました。

 
 
 
 

いざ、出陣!【47回生】

 9月16日(木)から順次スタートする就職選考試験に向けて、本日の放課後に関係生徒・教職員が集まり激励会を行いました。校長先生、学年主任の田中先生からそれぞれ激励の言葉を受け、進路指導部長の大田先生から試験に向けた詳細な注意、連絡事項がありました。生徒たちは、時折メモを取りながら真剣な表情で話を聞いており、勝負に向かう心の準備が出来たのではないかと思います。会の最後に、担任の舩曳先生が「生半可な指導をしてきたつもりはない、47回生としての誇りを胸に戦ってきてほしい」と生徒たちに熱く語られました。厳しくも温かい言葉に、これまでの3年間の想いが込められており、私も心が熱くなりました。今年の3年生は例年に比べ就職希望者が少ないですが、47回生の進路指導の先頭をきって選考試験に挑む生徒たちに学校挙げて熱いエールを送ります。頑張れ、47回生!!

 
 

資源の再利用実験【49回生】

 今朝の千種町は17℃(午前7時時点)と半袖シャツでは少し寒さを感じる気候となりました。湿度もなく、教室の窓を全開にしていると心地よい風が吹き込んで爽やかな一日でした。日中もエアコンが必要ないほどです。例年ならば残暑が厳しい時期ですが、今年はもう秋の訪れを感じます。
 さて、今日は6限目1年生(アクティブ類型・ベーシック類型)「科学と人間」の授業で、面白い実験が行われていましたので紹介します。アルミ缶の中に細かく切り刻んだペットボトル(ポリエチレンテレフタレート)を入れて熱し、インパクトドライバの遠心力を使って高速回転させることで、アルミ缶の小さな穴から溶けたペットボトルが糸のような繊維となって出てくるはずの実験です。筏先生による生徒に興味・関心を持たせる実験授業に、生徒たちも興味津々で、グループで協力しながら準備に取り掛かっていきます。そして、筏先生お手製のアルコールランプやガスバーナーを使用してアルミ缶を熱し、「よし、回せ!」と満を持してインパクトドライバを回転させます。「あれ?全然、糸出てこん…」何度やっても繊維らしき糸は出てきません。生徒たちも、諦めずに挑戦しますが、この時間は実験失敗に終わりました。
 授業の最後に、今回の失敗の要因と次に向けての対策を話合った生徒たち…、来週ももう一度この課題の克服に向けて再挑戦する予定です。失敗は成功のもとです。是非とも次回の授業も見学に行こうと思います。

 
 
 
 

静か~な給食の時間【全学年】

 今日から通常授業、本格的な学校生活がスタートしました。部活動に関しては、緊急事態宣言期間は原則休止ですので、しばらく放課後も静かな状況となりそうですが、まずは安全・安心な学校生活を教職員と生徒たちで作り上げていきたいと思います。保護者の皆さまにおかれましても、引き続きご協力をお願いいたします。
 今日も感染防止に関する話題になるのですが、本日からの給食開始にあたり、全生徒に「黙食の徹底」をお願いしています。感染防止には、マスクを外している時間での行動が特に重要であり、飲食時は会話を控えることが大切です。昼休みに各学年の教室にお邪魔すると、ほとんど会話する生徒がなく静かに黙食が実践できており意識の高さが伺えました。楽しい給食の時間が黙食となり可哀相な気もしますが、学年によっては音楽を流している所もあり工夫がされていました。また、本校生の素晴らしい生活習慣である給食後の歯磨きですが、狭い洗面所で多くの生徒が歯磨きすることは感染リスクがあるとして当面禁止としました。今まで以上に厳しい制限がある中での学校生活ですが、みんなでこの危機を乗り越えていきたいと思います。

 
 
 

掃除&消毒の時間【全学年・全教員】

 今朝の千種町は20℃(午前7時時点)と非常に肌寒い朝となりました。一日中、小雨が降り続いていたため、日中もさほど気温が上がらず過ごしやすいですが、気温の変化に体調を崩す生徒が出ないか心配します。緊急事態宣言下ですので、週末も不要不急の外出を控え、体を休めて来週からの通常授業に備えてほしいと思います。
 さて、今日は放課後の掃除の様子を紹介します。本校生の掃除に取り組む姿勢は実に素晴らしい!自分の与えられた役割を黙々とこなし、細かな指示をしなくても自主的に全員が取り掛かります。見ていて清々しく、感動を覚えるほどです。その生徒の清掃の時間に、本校では先生方に消毒をお願いしています。この取り組みを始めて1年以上続となりますが、今日も机上、ドアノブ、窓のサッシ、手すり等、みんなが触れやすい場所を全教員が一斉に消毒をしていました。
 生徒、教員が衛生的な学習環境を保つ意識を持つことで、新型コロナウイルス感染症のリスクや不安を少しでも軽減できたらと思います。

 
 
 
 
 

授業スタート!【全学年】

 本日より授業が始まりました。本校は今日と明日の2日間に限り、午前中授業(50分×3)としていますが、今日からすべての授業(実技科目等を除く)でオンライン授業ができるよう先生方にお願いしています。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、全国的にオンライン授業の実施が進められていますが、本校では先生方に素早く対応して頂き感謝している所です。各教室の教卓前や後方に生徒たちがipadを設置して、生徒がスマートフォン等の情報端末からGooglemeetに接続することで自宅にいながら授業に参加できることは、学習保障という観点から非常に有効であると思います。3年生の授業に2年生が参加していたり、通信が途切れたり、パソコンのバッテリーが切れる…様々なトラブルもあったようですが、試行錯誤しながら、今後も可能な限り学校に行きたくても行けない生徒に対応していきたいと思います。
 生徒達はこうしうたネットワーク系の操作が非常に強い!驚くほど飲み込みが早く、生徒が積極的に動いてくれるので大変助かっています。私も含め教員が新たな学び方へのスキルを身につける必要があると強く感じる今日この頃です。

 
 
 

久しぶりの登校【全学年】

 本日から2学期がスタートしました。42日間もの夏季休業を終え、生徒たちがどんな表情で登校してくるのか心配していましたが、登校してきた生徒がいつもの笑顔で「おはようございます!」と元気な挨拶をしてくれるので安心しました。始業式は、体育館入口の密を避ける工夫と整列時の間隔をいつも以上に広くとり、感染防止対策を講じた上で実施しました。校長式辞では、防災の日にちなんで「日頃から準備しておくことの大切さ、これは来たるべき試験に向けても同じです。」と生徒に語られました。また、東京パラリンピックに触れられ、「多様性や誰もが共生する社会の実現」を呼びかけられました。その後、保健部長の富永養護教諭から、10代のコロナウイルス感染が急激に加速している状況を受け、マスクを外す時間帯の注意事項やこれまでの感染防止対策の徹底についてお話いただきました。また、誰がいつ感染者、濃厚接触者になってもおかしくない状況下で、思いやりの心を大切にした温かみのある雰囲気をつくってほしいと語られました。
 その後のLHRで、学年の先生方から2学期のスタートに当たり様々な連絡を受けた生徒たち…、1学年では沢山の連絡事項をSmileノート(学年オリジナル連絡ノート)に漏れなく書き込んでいました。明日、明後日は3限までの午前中授業を行います。授業等の準備を忘れずに元気に登校して下さい。
 
 
 
 

明日から2学期!気持ち新たに【全学年】

 保護者・地域の皆さま、本校生の新型コロナウイルス感染にあたりご心配をおかけし大変申し訳ありません。8月23日(月)以降、本校ではすべての部活動を中止し、後期補習もリモート形式で実施するなど生徒の登校を原則止めてきました。※進路指導や学習等の個別指導は除く
 またこの間、校内の消毒作業を教職員で行い、今後の対応についても県教委に相談しながら議論を進めてきました。2学期のスタートにあたり不安を抱えている生徒・保護者の方々もおられるかと思いますが、学校として出来る事は慎重かつ丁寧に行っています。安心して登校をしてください。明日、生徒に配布する保護者あて文書を通して、2学期当初の教育活動等の方針をお伝えする予定です。引き続き、本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。

悔しさをバネに這い上がれ!【硬式野球部】

 小雨が降り続く波賀町メイプル球場にて秋季西播地区ブロック大会の1回戦が行われ、本校硬式野球部は市川高校と対戦しました。雨天順延により実に4日越しの試合でしたが、試合が出来る喜びを選手たちは噛みしめたことでしょう。
 2回裏、本校は立尾(2年・千種中出身)のライト前ヒット、垣口(2年・山崎西中出身)の送りバンド、森下(2年・波賀中出身)の三遊間ヒットで1アウト1,3塁にチャンスを広げ、相手のパスボールで幸先よく1点を先制します。3回の表に2点を取られ、4回を終了して1対2と緊張感ある試合展開でしたが、5回に3点、6回には5点を献上し、1対10×(7回コールドゲーム)で敗れました。1年生エースの竹井(山崎西中出身)が連打を浴びたり守りのミス等が重なり、終わってみれば屈辱的な大敗となりました。素人目にも、確かに市川高校は強かったけれど、本校が細かなミスを繰り返したことで不必要な点を与えて自滅したような印象を持ちました。
 試合の勝敗以上に、練習で出来ていることが試合で発揮できない悔しさは計り知れないものがあるでしょう。しかし、まだ新チームはスタートしたばかりです。今日の負けを受け入れて、また次の試合に向けて鍛え直してほしいと思います。敗者復活戦の日程や対戦相手はまだ分かりませんが、私は勝敗に関係なく千種高校の硬式野球部を応援し続けます。這い上がれ、硬式野球部!!

 
 
 
 
 

雨天練習を黙々と…【硬式野球部】

 昨日、雨で順延となった兵庫県高等学校秋季野球大会西播ブロック大会ですが、本日も雨のため順延となりました。そのため、本校の硬式野球部員は昨日に引き続き、午前中は校内でできる練習に励んでいました。朝からずっと雨が降り続いているため、もちろんグランドでの実践練習はできませんが、清水監督の指導も下、気持ちの入った練習が繰り広げられています。これだけ雨が続くと、さすがに生徒のモチベーションも下がってしまうのではないかと心配ですが、全くそんな雰囲気を感じません。今出来る最大限の努力を腐らずコツコツと取組む生徒たちに、早く試合をさせてあげたいと思います。明日以降も、すっきりとしない天候が続くようですが、どんな状況下でもベストの戦いができるように、生徒の皆さんは気持ちのコントロールをしっかりとしてほしと思います。

 
 
 

うれしい話【硬式野球部】

 季節外れの大雨により、甲子園球場で行われている全国高校野球選手権大会も順延につぐ順延で、連日大会運営に苦慮されている様子がTV等のメディアから伝えられています。選手には、せっかく掴んだ甲子園の舞台なので良いコンディションで野球をやらせてあげたいと思いますが、屋外スポーツである野球はこうした天候による影響をもろに受けるスポーツ…気持ちを切り替えていくしかありませんね。
 実は本日、兵庫県高等学校野球秋季大会の西播地区ブロック大会で、本校の硬式野球部が市川高校との1回戦を行う予定でした。私も応援に駆けつけるつもりでしたが、天候不良により順延に決定したようです。明日以降も雨が続く予報のため、次の試合日程は今のところ未定との事ですが、甲子園同様、新チームとなり夏休み返上で練習に打ち込んできた生徒たちに良いコンディションで試合をさせてあげたいと願います。この雨天順延自体は、うれしい話ではないのですが、先日地域の方からとてもうれしいお話をいただき、私も心を打たれましたので紹介します。
 千種町内を車で走行中の住民の方が、道路際の溝に入り腰をかがめて何かをしている本校生を発見されたそうです。「何をしているんだろう?」とその様子を観察していたら、その生徒がゴミを拾っていたと言うのです。しかも、その拾ったゴミを持ち帰っていたという姿を目の当たりにし「今どき、こんな高校生がいるんだ」と感動されたそうです。おそらく、その姿は練習を終えた野球部の男子生徒だと言う事でした。
 私は、その話を聞いて野球の目標に向けて努力することと同時に、部活動を通して豊かな人間力も磨かれている本校生を改めて誇らしく思いました。大人でもなかなかできない事を、人に指示されて行動するのではなく、自ら行動できる生徒に感動しました。こうした行いが自然に出来る硬式野球部員に、勝利の女神が舞い降りてくれることを願っています。頑張れ、硬式野球部!

イネの出穂

 5月28日(金)に小中高合同田植えを行ってから約80日が経過し、久しぶりに水田を見に行きました。大雨による天候不良等もあり生育が心配されましたが、児童・生徒が植えたイネは大きく株を張り、出穂、開花・受粉とたくましく生長していました。写真では見ずらいのですが、穂先に白い花が咲いている様子も確認できます。午前9時頃から11時頃をピークに午後1時頃まで咲く様子は、今しか見れません。水管理に訪れた生徒も皆さんは、是非イネの様子を観察して下さいね。
 イネの生長と同時に畦に生える雑草の生長もかなり進んでいました。明日は、天気を見ながら草刈りに勤しみたいと思います。

 
 

宍粟市聖火フェスティバル

 本日、東京2020パラリンピック聖火フェスティバル「宍粟たたら製鉄の火」採火式が千種町のたたらの里学習館で行われ、本校から3名の生徒が参加しました。東京2020パラリンピックは8月24日に開会式を迎えますが、それまでの期間、全国の市町村でそれぞれいわれのある火を採火し、東京で集められその火で聖火リレーが行われます。宍粟市では歴史ある「たたら製鉄」の炎から採火しパラリンピックを一体となって盛り上げていくべく、この地で採火式が行われました。
 本校を代表し、この採火式の司会を担当したのは生徒会長の南光開斗君(2年・山崎西中出身)、生徒副会長の長井大樹君(2年・波賀中出身)でした。十分な練習期間もなく急なシナリオ変更もありましたが、堂々たる態度で見事に大役を果たしてくれました。また、採火者として計10名が選出されましたが、高校生を代表し藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)が参加してくれました。事前に宍粟たたら製鉄から採火した炎を、採火者でトーチリレーし最後に中央の炉に点火しセレモニーを終えました。今後この火は、8月16日(月)に神戸総合運動公園陸上競技場で開催される兵庫県聖火フェスティバルに持参し、各市町村の火と共に「兵庫県の火」となり、開催都市(東京)へ運ばれる予定です。
 地元千種町の火の一部が東京2020パラリンピックの会場に運ばれ、各国から集まる選手や私たちを照らす希望の光となりパラリンピックの成功に繋がればと思います。参加生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 

一点集中!力の限り【ライフル射撃部】

 本日、広島県安芸太田町のつつがライフル射撃場にて全国高等学校ライフル射撃選手権大会が開催され、本校から秦陽乃(3年)と猶原宏海(2年)の2名が出場しました。二人とも自身の力が発揮できれば十分に上位入賞できる力を秘めている生徒であり、なんとか普段通りの力が出せることを願っていました。通常60発の合計得点で競われるライフル競技ですが、今大会は40発の合計得点で争われました。結果として、猶原さんが合計404.9点、秦さんが合計401.2点と二人とも平均10点以上はマークしましたが、上位に食い込むことはできませんでした。全国大会にはやはり多くの実力者がいますね。それでも、私は二人に「ありがとう」「よく頑張った」と心から賛辞を送ります。本当によく頑張りました。二人が全国大会に出場した経験は、参加しなければ得られないものであり、この経験は今後の競技人生に必ず活かされます。そして、一緒に練習している仲間や学校関係者にどれだけ力を与えてくれたことでしょう。今日の経験を糧として秦さんは今月22日の国体選考会で、猶原さんは来月の秋の大会で頑張ってくれると思います。ひとまず、お疲れさまでした。しっかりと休んで、また次に向け頑張ってほしいです。

 
  

新聞掲載されました!【パソコン部】

 今朝の神戸新聞に本校のパソコン部の全国大会出場を紹介する記事が掲載されました。まさに今、名古屋市で開催されていますが、二人が平常心で臨み力を発揮してくれることを願っています。頑張れ、一坪さくら、池部黄那!!