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カテゴリ:2020.9

㊗近畿大会出場!!【ライフル射撃部】

 9月27日(日)、近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会兵庫県選考会が明石西高校で行われ、本校から1,2年生の9名が出場しました。ライフル射撃部は、コロナの影響により今年度は一度も公式戦がなく、目標を見出せない中で地道なトレーニングが続けられてきましたが、初戦となる公式戦で本校部員が大躍進しました。
 なんと、ビームライフルの部で、秦陽乃(2年)が624.5点の高得点で優勝!!、猶原宏海(1年)が4位に入賞し、二人揃って近畿大会への出場権を獲得したのです。また、ビームピストルの部でも近畿大会にはあと一歩届きませんでしたが、藤川佳大(2年)が7位に入賞しました。本人たちには失礼ですが…7月に各校ごとで行われた記録会では、本校ライフル射撃部員は、他校の選手に圧倒されており、実力不足は否めない状況でした。ですから私も、正直上位大会へ進出することなど想像もしていませんでした。しかし、毎月ごとに個人目標を定め、ランニングや体幹トレーニング、縄跳びなどの基礎トレーニングをコツコツ積み重ねたことや、本番を意識した緊張感ある部活動への取り組みによって、生徒たちは格段に飛躍していたのです。入賞者以外の生徒も自己ベストやそれに近い成績を収めたと聞いています。ライフル射撃部員の活躍に大きな拍手を送りたいです。よく頑張りました!
 近畿大会は11月20日(金)、21日(土)に大阪にて開催されます。「やれば出来る!!」を実践してくれた生徒たちが、自信を深め今後さらに活躍してくれることを願っています。



 

とったどーっ!実りの秋 実感【48回生】

 今朝の千種町は14℃(午前7時時点)とよく冷え込んだ分、すっきりと青空が広がる秋晴れの一日となりました。千種町を見下ろす兵庫県で2番目に高い山「三室山(1358m)」も青空にくっきりと映え、山頂付近ではかすかに紅葉が始まっているように見えました。
 そんな絶好の秋空の下、1学年によるイネの収穫実習が行われました。外部講師の田住学先生にご指導いただきながら、ノコギリ鎌を持って腰をかがめながらイネを刈り取っていきます。黄金色に輝くイネはずっしりと重く、何株かまとめて最終的にはコンバインで脱穀していました。約4カ月前、小さくか細かったイネがこの期間に分げつ、出穂、受粉、登熟と順調に生育し、1株2500~3000粒もの籾をつけるにまで生長していました。夏休み期間も含め毎日水管理したり、除草作業を適切に行ってきた成果が形になり、生徒たちもとても喜んでいました。収穫したお米は、後日学年で試食したいと思いますが、残りは今後の「総合的な探究の時間」を通じてみんなで活用方法を考えていきたいと思います。
 田植えからイネ刈りまでの一連の作業工程を身をもって学んだ生徒たち、「食」への感謝の気持ちが一層強まり、環境問題や農業の営みについて関心をもってもらえると嬉しいです。田住先生、今日は大変お世話になり有難うございました。

 
 
 

特別な想いを胸に…【合同体育】

 本日午前中に中高の「合同体育」が予定通り行われ、週末の体育祭に向けての練習が行われました。千種中学校グランドに歩いて移動し、最初に体育祭に向けて体育科の先生方や生徒代表による挨拶等が行われました。その中で、「今年の合同体育祭は、例年と形は違うけど開催できる喜びを噛みしめながら、思い出深い最高の体育祭にしよう」と確認しあいました。また、千種中学の生徒会代表より、今年の体育祭スローガン「新輝一天」~仲間と共に架けぬけろ~について説明がなされました。全生徒・職員を前に、長いセリフを堂々と話す中学生の姿に驚きと体育祭への意気込みを感じました。
 合同練習の内容は、入場行進、開会式、ラジオ体操、退場までの流れを前半に繰り返し行い、後半は部活動行進と各クラス別の演技練習を行いました。クラスごとに息を合わせ、力強く行進する姿は見ごたえがあり、入場行進も立派な一つの演技だと思いました。そして、ラジオ体操では指先まで神経を張り巡らせているような「動」と「静」のメリハリある動き、目線までも意識した完成度の高さに感動を覚えました。高校生は中学生の見本となるように、中学生は高校生に刺激を与えられるように、互いを意識しながらの非常に質の高い中身の濃い合同練習が出来ていたと思います。本番まで限られた時間ですが、特別なCHIKUSA合同体育祭への想いを胸に全力で練習していきます。

 
 
 

CHIKUSA合同体育祭に向け始動!【全学年】

 今日は朝から一日中雨が降り続き、気温もほとんど上がらず肌寒い一日でした。3年生はしっかり登校できていますが、1,2年生は体調不良で欠席する生徒が続いており心配しています。週末はゆっくり体を休め、体調を整えてほしいです。
 さて、10月4日(日)に開催予定の第4回CHIKUSA合同体育祭が近づいてきました。今日は、本来ならば午前中、「合同体育」として千種中学校で体育祭に向けての中高合同練習を実施する予定でしたが、雨天のため各校別々での練習となりました。1,2限は、体育館にて主に入場行進、ラジオ体操、種目別の競技説明が行われました。普段の授業等も常に真剣で一生懸命な生徒たちですが、集団が大きくなっても崩れることなく、素晴らしい行進、体操が出来ていました。特に、行進時の大きな腕振り、脚の上げ方は大きな声で注意されなくとも自然と身についており圧巻でした。3,4,6限は学年ごとに競技練習が行われました。八の字跳びやPKなど、生徒たちは和やかな雰囲気の中で、笑顔の絶えない楽しい時間を過ごしました。
 来週からは、予行も含めて3回の合同体育を実施する予定です。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながらの半日開催(午前中のみ)ですが、今年度唯一の連携行事の成功に向けて生徒と共に頑張っていきます。なお体育祭当日は、感染防止の観点から事前に申し出のあったご家族の方のみの観覧となりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

 
 
 

和太鼓を奏でる【47回生、アクティブ類型】

 アクティブ類型では、教科「アクティブ」の中で様々なジャンルの専門家より体験的な授業を受けています。先日、2,3年生の2学期のアクティブでは橋爪先生による木工技術に関する授業を行っていることを紹介しましたが、実は2年生では隔週で並行しながらもう一つの授業を受け始めています。それは「和太鼓」の授業です。
 千種町には古くから伝わる「千種太鼓」があり、地域にちなんで和太鼓を授業の中に取り入れているのです。外部講師の山田先生は、和太鼓の専門家でアクティブの授業のみならず、カルチャー部の演奏指導など日頃から何かと大変お世話になっている方です。今日も山田先生による熱い和太鼓の実技指導が行われており、生徒たちはリズムをとりながら懸命にバチを振っていました。見ていて思ったのは、当たり前のことですが「人数が増えれば増えるほど迫力があるけど、音を合わせるのはとても難しい」ということです。最初は息が合わず太鼓の音もバラバラでしたが、練習を繰り返す中で山田先生のリズムを聞き取り、音が合っていきました。その瞬間は見ているだけでも爽快!!実際にやってる本人たちは、もっと爽快なんでしょうね。
 和太鼓の演奏は、思いのほか体力と集中力を消耗するようで、小休憩があると生徒たちは、倒れ込むように寝そべっていました(笑)が、今日も全力で授業に取り組んでいます。

 
 
 

みんなイキイキ就業体験【47回生】

 先週金曜日、2学年(38名)による就業体験実習がスタートし、町内の各事業所に分散して生徒たちが1日中実習に励みました。例年ならば6月よりこの実習を行っているのですが、今年はコロナの影響からスタートが大幅に遅れ、この時期からのスタートになりました。実習先は、日頃からお世話になっている地元のこども園、小学校、中学校、図書館、自動車整備工場、ゴルフ場、養鶏場など全12事業所です。
 巡回指導された先生方からは、「学校で勉強してるよりイキイキしている」「よく働いてくれるとこちらが褒められた」という報告を聞き、とても嬉しく感じました。
 将来の自分の進路に直結する実習先ばかりではないかも知れませんが、生徒という立場ではなく社会人という立ち位置で物事が見れ、新たな自分の発見につながってくれることを願っています。まだ高校2年生、それぞれの職場で必要とされる技術や知識はなくて当然ですが、学びとろうとする姿勢が最も重要です。その上で、褒められた経験、失敗した経験こそが宝になります。一つでも多くの宝を獲得し、就業体験を通じて大きく成長してほしいです。各事業所のみなさん、生徒が大変お世話になり、ありがとうございました。次回は12月となりますが、今後ともよろしくお願いいたします。
 
   
   
   

新役員による新たな挑戦【生徒会】

 先日、紹介した生徒会役員による「思いやりBOX」。先輩方の取組みを継承し、本校の伝統として取組んでいる活動もあれば、新役員の発案によって新たな取組みも行われています。
 「先生、こんな企画を考えてみたのですが、どうでしょうか?」先月末に、生徒会担当教員に提出された自作の企画書は、教師が全く介入することなく生徒自らが企画・発案した取組みでした。すごい行動力!!
その名も「千種合同ステナイ企画」。国際協力NGOである特定非営利活動法人シャプラニールが行っている「ステナイ生活」という活動に町内の小学校・中学校・高校で連携して、千種町から優しさの輪を広げようというものです。具体的には、①未投函のハガキ、②未使用・使用の切手、③トレーディングカードを回収し、寄付することで換金された資金を使用し、開発途上国での教材購入や授業開催等に役立ててもらう活動です。
 9月には、この活動の協力依頼を生徒たち自らが小・中学校に出向いて行い、支援の輪が町内に広がっています。今日は、募集期間の一次締切日でしたが、放課後に生徒たちが設置した応募箱からハガキ等を回収していました。金額にすればわずかな支援かも知れませんが、生徒会役員の想いを受けて多くの生徒・職員が心動かされ、千種町から世界へ確実に優しさの輪が広がっています。生徒会役員の新たな挑戦に心から感謝しています。これからも、高校生の柔らかな発想でいろんな取組みに挑戦してください。

  
  
  

体育はマット運動【48回生】

 1学年の「体育」の授業では、1学期に集団行動と新体力テストを行ってきましたが、2学期からは「マット運動」が行われています。教科目標の1つとして、1学年では年間を通して「自身の運動能力を知る」ことを目標に掲げ授業が展開されており、マット運動では体のバランス能力や柔軟性、身体操作性の向上を狙いとしています。
 この日は、男女に分かれてこれまで練習してきた①前転、②後転、③前方開脚前転、④後方開脚後転、⑤倒立前転、⑥伸膝後転を反復練習していました。回転の際は「小さく、速く、スムーズに」ということを意識しながら、また後転の際の手のつき方の重要性について教師から指導を受けながら生徒たちは、楽しそうに全力で取り組んでいました。頭でイメージした動作をやろうとしても恐怖心もあり、思い描いたようにいかない生徒もいましたが、友達から補助やアドバイスをもらいながら、何度も挑戦していました。その光景はとても微笑ましく、見ている私も「がんばれ!!」と声が出そうなほどでした。一方で、①~⑥の技を難なくこなし、連続技やさらに高度な技に挑戦している生徒もおり、みんなの注目の中で技が決まると拍手が起きる場面も見られました。
 体育科の先生方が身をもって見本を示し、生徒の力に合わせて丁寧に指導している姿に対し称賛すると同時に、自分の壁を乗り越えようと諦めず努力する生徒の姿に今日も感動しました。

  
  
  

地道な活動 積み重ねて【自然科学同好会】

 本校の校舎から西に約50mの位置に千種川が流れており、生徒たちは清らかな川の音を聞きながら毎日授業を受けています。透明度が高く水温の低い千種川上流は、見た目にも涼しく私たちの心を落ち着かせてくれます。
 この千種川上流にて、先日本校の自然科学同好会の生徒7名と千種ライオンズクラブの方々と合同での水生生物調査が実施されました。この活動は千種川流域のライオンズクラブの方々によって40年以上継続して行われており、本校が一緒に活動をさせていただき10年以上になります。千種川の各地点の水温や川底に生息する水生生物の調査によって、その生物自体が指標となり各地点の水質を知ることができ、身近な環境保全活動として定着しているのです。
 生徒たちは、放課後の生物教室で各地点ごとに採取した小さな水生生物を顕微鏡で観察し、とてもマニアックな生物図鑑と照らし合わせながら「これは…ヘビトンボかな⁈」とか言いながら、一匹ずつ丁寧に調べて記録していました。
 自然科学同好会では、この他にもちくさ高原に分布するクリンソウの調査や繁殖活動等も同時に行っています。千種の山と川を題材にした研究を通して、生物資源や環境保全への意識を高め、広めていく地道な活動が生徒たちの手によって今日も行われていました。

 
 
 

実りの秋 目前に…【48回生】

 9月11日(金)1学年の「総合的な探究の時間」に水田の除草実習を行いました。つい10日ほど前までは、まだ青々としていた稲穂が徐々に黄金色に輝き、かなり登熟が進んでいました。また、環境に配慮して化学肥料や農薬をほとんど使用せずに栽培されたイネは、周辺のイネに比べるとやや痩せ細って見えますが、ヒエ等の雑草に養分を奪われながらも立派に生長しており、生命力の強さを感じました。
 この日生徒たちは、鎌を片手に水田に素足で入り、ヒエの穂をみんなで協力して取り除きました。このヒエの穂を放置しておくと、ヒエの種子が水田に落ちて、来年の栽培時にヒエが大発生することが考えられます。そうした目的を生徒たちはしっかりと理解し、嫌な顔ひとつせず楽しんで実習に取り組めていました。
 天候にもよりますが、9月25日(金)に1学年生徒全員で手刈りによる稲刈りを実施する予定です。実りの秋はもう目前です。

 
 
 

ようこそ中学生!【連携部活動】

 今朝の千種町は朝7時の時点で15℃とよく冷え込みました。半袖では肌寒く感じるくらいで、先週までの蒸し暑い空気からカラっとした空気に変わり、過ごしやすい気候となりました。一気に秋が来た!という印象です。
 そんな爽やかな秋晴れの下、本日放課後は「連携部活動」が行われました。中高連携事業の一環として、千種中学校3年生を対象に高校の部活動を体験してもらう行事として定着しています。今年は、一部の波賀中学生にも参加いただき、それぞれの部活動で校種の枠を越えたいつもと雰囲気の違う部活動の姿が見られました。迎え入れる高校生は、中学生を相手に緊張しながらも優しく声をかけたり指導したりと頑張っていました。「数は力」と言いますが、中学生が一緒にいるだけで活気が増し、普段以上に良い練習が出来ていると感じました。
 千種中学校、波賀中学校のみなさん、千種高校での部活動はどうでしたか?限られた時間ではありましたが、連携部活動をきっかけとして本校の様子が垣間見れ、千種高校をより身近に感じてくれたら嬉しく思います。今日は、来てくれて本当にありがとうございました。

 
 
 

ICTを活用した授業【全学年】

 昭和の時代に学生だった私たちは、「授業=黒板とチョーク」という概念が根強く残っていますが、時代とともにICTを活用した授業が求められています。
 そんな中今年度、県教育委員会による「県立学校学びのイノベーション推進事業」により、41台のタブレット型ノートパソコンが導入され、さらに各HR教室に小型液晶プロジェクタが設置されました。8月にWi‐Fi環境の整備工事やLAN工事等を終え、9月よりこうした情報機器を授業で活用しています。
 若手教員を中心にさっそく教室でICTを活用した授業を実践しており、今日は授業の様子を見学させてもらいました。プロジェクタを活用した授業では、授業担当者が事前にスマートフォンに取り入れたプレゼンデータをプロジェクタにつなぎスクリーンに投影。驚いたのは、電子黒板機能が搭載されており、電子ペンでスクリーンに文字を書き加えながらより詳細な解説ができていました。また、英会話の授業においては、タブレット型ノートパソコンを一人一台使用して、調べ学習が行われていました。自分の好きなテーマを決め、調べた内容を英訳し、後日みんなの前で英語で発表するようです。
 まだまだ優れた機能があるようで、十分に使いこなせていない部分もありますが、私たち教員も日々研鑽し「わかる授業」に向け努力していきたいと思います。

 
 
 

就業体験に向けて【47回生】

 2学年の「総合的な探究の時間」では、9月18日(金)からの就業体験実習に向けて事前指導が行われています。この就業体験は2学年を対象として、将来の進路を見据え、町内の事業所・施設で「働く」という体験を通じて千種町に誇りと愛着をもち、千種町を活性化するアイデアと自身のキャリアについて考える力を身につけることを目的に実施している本校独自の取り組みです。
 先日は外部講師の田住学先生より、就業体験の意義や目的等について講義を受けた生徒たちですが、今日は就業体験場所の確認と各実習先における事前打ち合わせに関する指導が行われていました。各事業所での様々な体験を通じて、学校の中だけでは得ることのできない学びを1つでも多くつかんでほしいです。以下の日程で実施して参ります。
 就業体験実習でお世話になる関係機関の皆さま、地域の皆さま、保護者の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い致します。

  9月11日(金) 13:15~15:05 事前打ち合わせ
  9月18日(金)  8:35~15:05 就業体験(1日)
 12月16日(水)  8:35~12:25 就業体験(半日)
 12月23日(水)  8:35~12:25 就業体験(半日)
  1月22日(金)  8:35~15:05 就業体験(1日)
  2月12日(金) 13:15~15:05 成果発表会

 
 

広がれ!思いやりの心【生徒会】

 各HR教室前の廊下に置かれている赤い箱。「これは何だ⁈」と赴任当初から気になっていましたが、放課後にこの箱から用紙を取り出し、生徒会室で作業している生徒を発見しその謎が解けました。
この箱は、本校の生徒会が取り組んでいる「思いやりBOX」です。普段身のまわりで起こった小さな思いやり、気遣い、嬉しかった出来事などを用紙に記し投稿するというもので、アメリカ・アリゾナ州の団体「Ben's Bells(ベンズ ベルズ)」)の取り組みにならって、2年前から活動を始めました。
 この日は定期的に行っている思いやりBOX回収日で、生徒会役員の手によって投稿された内容を模造紙に反映させ、生徒玄関に掲示したり、プリントにまとめて全校生徒に配布する準備を進めていました。「〇〇君が給食準備を手伝ってくれた」、「〇〇ちゃんが体調を心配してくれた」、「〇〇君が換気してくれた」、「〇〇君がマスクがなくて困っていた僕にマスクをくれた」など、様々な小さな思いやりが溢れていました。
 生徒会のみなさんの取り組みによって、みんなが温かい気持ちになり、その活動の輪が広がることでより良い人間関係が学校全体で築けていければ最高ですね。ついつい私たち人間は、人の悪い所ばかり目がいきがちで、つまらないことで腹を立て、時にはトラブルを起こしてしまいますが、この素晴らしい活動を通じて人の良い所、自分にない素晴らしい所を見る目を養ってほしいです。

 
 
 

それぞれの目標に向けて【47・48回生】

 今日は、放課後の部活動の様子を見学しました。どの部活動も3年生が引退し、新たに任命された主将を軸にして一生懸命に練習に励んでいました。女子バレー部、ライフル射撃部、卓球部はそれぞれ目前に迫った秋の大会に向け、熱のこもった練習が繰り広げられています。また、グランドでは硬式野球部が元気よく声を張り上げながらポジションごとに走り込みや守備、バッティングの基礎練習を繰り返し行っていました。野球部は次の公式試合は3月までありませんが、地道な練習を積み重ね力を蓄えて、来るべき日に備えてもらいたいです。武道場からは軽快な太鼓の音が聞こえ、カルチャー部が仲良く活動していました。3年生が不在となり人数が減っても、次の発表の場が見えなくても、しっかり頑張れていました。それぞれの部活動で状況は違いますが、目標を持ち一生懸命に頑張っている生徒たちを心から応援しています。がんばれ、千高生!!ちなみに、秋の大会予定は以下の通りです。
 ★女子バレー部  9/26(土)~27(日) 全国選手権大会西播地区予選会(赤穂高校)
 ★ライフル射撃部 9/27(日)       県秋季総合体育大会(明石西高校)
 ★卓球部     10/3(土)~4(日)  県新人卓球選手権大会西播地区予選会(ウインク体育館)

  
 
 

雨にも負けず 風にも負けず【全学年】

 台風10号の接近に伴い、今朝は兵庫県南部の沿岸地域を中心に「暴風・波浪警報」が発令され、多くの学校が臨時休業となっています。しかし、幸いなことに宍粟市には警報が発令されることなく、本校は予定通りの授業が行われています。通常どおりの授業が出来て良かったと思う反面、8月の猛暑の影響や2学期の開始が早まったことで、生徒も疲れが出ていると感じていたため、今日はゆっくりさせてあげたかったという気持ちもあり、少し複雑な気持ちでした。
 そんな心配をよそに、生徒たちは強い風と雨が吹きつける中、みんな元気に登校してきました。いつも通り、生徒会役員によるあいさつ運動も行われていましたが、そんな生徒に「今日は学校休みになってほしかった?」と尋ねると「正直、期待してました。でも学校がある以上、自分一人休む訳いかないんで…」と本音を話してくれました。本校生徒は、真面目でポジティブだと改めて感じました。生徒たちは、荒れた天候の中でも動じることなく、自分のすべきことをしっかり前向きに取り組んでいました。

 
 

体育祭メンバー決め【全学年】

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2学期も多くの学校行事やイベント等が中止となっていく見込みです。千種町内の園小中高の連携行事も軒並み中止であり、本校の特色ある教育の1つである、こども園から高校までの連携一貫教育が実践できていません。そんな中ではありますが、10月4日(日)に開催予定の第4回CHIKUSA中高合同体育祭は感染防止策を講じた上で、種目を精選し、午前中のみで実施していこうと準備を進めています。
 今年のテーマは千種中学生の考案により「新輝一天 ~仲間と共に架けぬけろ~」に決まりました。新型コロナウイルスで多くの行事が無くなっていますが、気持ちを切り替え前向きに頑張ろうという想いや、体育祭を開催できる喜びを仲間と共有し、笑顔の虹を架けていきたいという希望が込められています。素晴らしいテーマだと思います。私たち教員も、このテーマに向けた生徒たちの想いを受け、思い出深い体育祭となるようサポートしていきたいと思います。
 今日は、各学年のLHRの時間に体育祭のメンバー決めが行われました。生徒たち主導の明るい雰囲気の中で無事にメンバーが決められたようです。体育祭当日に向けて、クラスで一致団結し素晴らしい体育祭となることを心から願っています。

 
 
   

木工の技術を学ぶ【46回生・アクティブ類型】

 2,3年生のアクティブ類型では、本校ならではの特色ある教科「アクティブ」があり、1学期は写真専門家の萩原先生より写真の技術等を学んできましたが、2学期は木工技術について体験を通して学んでいます。今年も特別非常勤講師の橋爪先生にご指導いただき、2学期最初の木工授業が行われました。
 3年生では、「ハノイの塔」という木工おもちゃの制作に取り組みました。パズルの一種で、決められたルールの中で円盤を別の棒に移動させていくのですが、これが簡単そうでなかなか難しい。制作前に見本を使って生徒たちが挑戦しましたが、悪戦苦闘していました。その後、生徒個々に与えられた材料を用いて土台や円盤を制作していきました。穴の位置一つ決めるにも、円盤の半径などを考慮しなければならず、実用的な数学の力が試されます。生徒たちは、卓上糸ノコ盤やベルトサンダーなどの機械を器用に使いこなし、時折鼻歌を歌いながら楽しそうに実習に励んでいました。

 
 
 

芸術の時間【47・48回生】

 本校の芸術教科は、音楽と美術の選択制となっており、1学年では生徒全員が履修し、2学年になるとベーシック類型とアクティブ類型のみが継続して履修するようになっています。
 今日はその中で、「美術」の授業にお邪魔して生徒の活動を見させてもらいました。2年生では、現在「オリジナルカレンダー」の制作に取組んでいます。まず、教科・部活動・校内の場所等から好きなものを1つ選び、そこからイメージしたオリジナルキャラクターのデザインを作り上げる所から始まります。生徒たちは、イメージしたキャラクターを自由な発想で作り上げていき、最終的には画用紙に色付けを行っていました。1年生では、前回までの授業で制作した「オリジナルマグネット」をみんなで鑑賞し、人の作品を「いいねカード」で評価し合っていました。紙粘土で作られた作品は、どれも個性豊かでユーモアたっぷり。作品から人柄が伝わってきました。
 選択制の教科とは言え、得意、不得意があると思いますが、生徒たちは一生懸命に楽しんで授業に参加できていました。美術の野村先生のち密で丁寧な指導に関心すると同時に、生徒のイキイキとした姿に心癒されました。

 
 
 

残暑の中にも秋の気配

 本日より9月。今日も残暑厳しい一日でしたが、朝晩の千種町はいく分涼しさが感じられるようになりました。早朝、姫路からの通勤道中で車の温度計に目をやると4~5℃も気温が下がっていきます。さずがは「兵庫の軽井沢!」日中は暑さが残るものの、朝晩は千種町の恩恵を受けていると感じます。
 今日は、昼休みに水田の水管理当番をしている1年生と一緒にイネの様子を観察しました。夏季休業期間中は、ほとんど雨が降らず厳しい暑さが続いてきましたが、水田のイネは大きく株を張り、いつの間にか出穂・受粉がなされ、たくさんの稲穂を実らせていました。生徒が育てているイネが順調に生長し、確実に秋が近づいていることを実感しました。そう言えば、千種ではセミの鳴き声もかなりトーンダウンし、秋に感じる昆虫の鳴き声が耳に心地よく響くようになりました。赤トンボもたくさん水田周辺に飛んでいる様子が確認できます。まだまだ暑い、でも少しだけ秋の気配を感じる一日でした。