昨日、国際理解教育の一環として台湾の高校(新竹縣義民高級中學)との交流授業が行われました。全学年のチャレンジ類型の生徒を対象として実施し、オンラインで結び互いの学校紹介や自己紹介を英語で行いました。最初はお互いに緊張して硬い雰囲気もありましたが、慣れてくると相手の生徒の反応を楽しむかのように自分の英会話力を試す生徒が増え、和やかな雰囲気になっていきました。新竹縣義民高級中學からは、1年国際コース選抜メンバー20名が交流授業に参加しており、非常に英会話力が高い生徒ばかり…。これは、良い刺激になります。授業に参加した生徒からは「台湾の学校ってスゴイ!」とか「楽しい!」というワクワク感いっぱいの声が多く聞かれました。
今後は10月26日(水)と11月30日(水)にも同じメンバーで交流授業を予定しています。こうした学習の機会に、豊かな語学力やコミュニケーション力を養い国際的な視野をもった生徒に育ってほしいです。
9月24日(土)、兵庫県民会館にて「若人の賞」表彰式が行われ、前生徒会長の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)が出席しました。県下で5名しか選出されない名誉ある賞を唯一高校生が受賞したことに、改めて「スゴイ!!」と誇らしく感じています。
高校入学後、生徒会活動を通じて学校行事のみならず、地域の方々と交流し町づくりに多大なる貢献をしてきた生徒たち…その中心には常に南光くんがいました。その集大成として今年6月に「こくう映画祭2022」を計画→準備→実行し、様々な課題に直面しても仲間と共に乗り越えてきたその勇姿は、私の記憶に鮮明に残っています。映画祭を通して、千種の自然を生かした「優しさ」を伝えたいという熱い想いが、こうした快挙に繋がり嬉しく思います。
おめでとう!今回の受賞は、後輩たちにも大きな励みとなったはずです。皆さんが作り上げた輝かしい歴史は、脈々と受け継がれていくことでしょう。
今年度の第6回Chikusa中高合同体育祭は、10月2日(日)に開催予定です。この日に向けて中高それぞれが準備や練習に取り掛かっていますが、本日5,6限目に千種中学校で1回目の合同体育が行われました。午後から雨が降りはじめたためグラウンドでの練習は出来ませんでしたが、一堂に体育館に集まりました。最初に、千種中学校生徒会長の磯崎安里沙さんから体育祭スローガンが発表されました。千種中生徒会考案の「It`s Show Time! ~さぁ腕の魅せどころだ~ 」という素晴らしいスローガンに込められた意味を磯崎さんは中高生を前に堂々と発表し、体育祭に向けた機運が一気に高まりました。その後、本校生徒会長の小松煌くん(2年・千種中出身)より、「午前中開催ですが、最高の体育祭を作り上げましょう!」と挨拶がありました。
今日は雨天のため、ラジオ体操を数回練習した後、各学年ごとの入場行進練習を実施し終了しましたが、「いよいよ始まるな!」という生徒の心にスイッチが入ったのではないでしょうか?今日の練習の様子を見て、今年の合同体育祭も生徒の笑顔が輝く素晴らしいものになると確信しました。中学生の皆さん、共に頑張っていきましょう!
今朝の神戸新聞に「若人の賞」受賞の発表があり、本校の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)の受賞が決まりました。この賞は、優れた活動により社会に貢献した青少年(原則30歳以下)を対象に表彰し、青少年の自己啓発と社会参加を促し、青少年の健全育成を図ることを目的としています。南光くんを中心とした本校の生徒会執行部の生徒たちが、千種のまちづくりに積極的に関わり「こくう映画祭2022」などのイベントを生徒主体に取り組み、地域社会に大きく貢献したことが評価されての受賞です。過去37回を数える若人の賞ですが、高校生が受賞することは稀だそうで、本校生の頑張りがそれだけ大きかったことを証明していると思います。
南光くんに話をすると「僕だけの賞じゃありません…」と一緒に取り組んできた生徒会執行部メンバーに気遣っていました。そうした彼の謙虚で優しい人柄も私は大好きです。明後日24日(土)には県民会館にて表彰式に出席しますが、千種高校に新たな勲章をもたらした生徒たちに改めて感謝したいと思いました。おめでとうございます!
今朝の千種町は15℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。これまでが暑すぎたため、一気に秋が到来したような感じです。日中も22℃くらいで過ごしやすく、勉強にスポーツに最も適した季節になってきました。今日も、生徒それぞれが各授業で充実した時間を過ごしたことと思います。
さて、水曜日は2週連続で3年生「アクティブ(木工)」の授業をブログで紹介してきましたが、今日もその続きです。先週の授業で、2本のヒノキをノコギリと斧で切り倒したのですが、今日はその樹を製材する様子を見学しました。学校から車で約15分の西本製材所さんに協力いただき、その工程を学ばせていただきました。ありがとうございます!まず、太めの丸太は台車に乗せ、大きな鋸が回転している製材機に向けて移動させ、丸太を挽き割っていきます。4cmの厚みにスパスパとスライスされる様子に少し恐怖を感じつつ、初めてみる光景に生徒も私も吸い込まれました。木の断面が一枚一枚表情が違って面白い!そして、その表情を見ながら迎山先生が、この樹が育ってきた環境を解説してくださいます。「なるほど…奥が深いなぁ」と非常に興味をもって聞き入りました。細めの丸太は、60cm幅でノコギリを使用して生徒の手で切っていきます。今日で3週連続で丸太切りをしている生徒たち、かなり上手に切れるようになっていました。この材木は表皮をはがしましたが、光沢ある美しい材木が姿を現すと、生徒が「持って帰りたい…」と本音を漏らしていました。
来週からはこの木材を使用して作品制作に取り掛かりますが、生徒たちと相談して「ベンチを作ろう!」と決めました。森に生えていた樹が、自分たちが切った樹が、形を変え作品に近づいていく様子を今後も追い続けます。迎山先生、今日もライブ感のある素敵な授業をありがとうございました。そして西本さん、笑顔で私たちを迎えてくださり、貴重な体験をさせていただけたこと心から感謝いたします。ありがとうございました!
今朝の千種町は18℃(午前7時時点)と台風が過ぎ去り、一気にこの時期らしい冷え込みとなってきました。しかも、朝方はかなり強い風が吹いており体感的にかなり寒さを感じましたね。半袖カッターやブラウスで登校している生徒も多く、「寒~っ!!」と肩をすくめながら足早に校舎に入っていきました。まだまだ暑い日もあろうかと思いますが、そろそろ長袖カッター、ブラウスやブレザーの着用準備をして天候に応じた服装で体温調節をしていきましょう!
さて、昨日から今朝にかけて西日本を横断し各地に被害をもたらした台風14号ですが、学校には大きな被害は確認されずホッとしています。しかし、私が最も心配していたのは小中高連携事業で栽培している水田の「イネが倒れていないか!?」という点でした。朝イチに水田に足を運ぶと、水田全体の8割近くのイネが根元から倒れていました。しかし、イネの穂先は土や水に触れることなく、なんとか耐え抜いてくれている様子に「ありがとう!あと少し頑張ってくれよ」と感謝したくなる気持ちになりました。今月30日(金)に合同イネ刈りを行う予定ですが、これ以上倒れない事を願うばかりです。
今日はもう一つ嬉しい発見がありました。職員玄関を出たあたりで「タマムシ」の死骸を発見し、感動したのです。千種出身の校務員さんによると「年に1,2匹の死骸は見るなぁ…」とさほど驚いた様子ではありませんでしたが、私は50年生きてきて初めて出会いました。図鑑の中の生き物だったので、ただただ感動…体長3cmほどで頭がありませんでしたが、虹のような赤と緑の縦じまが入った模様はとても美しかったです。千種高校に勤務しているからこその発見に今日も感謝、感謝です。
私は毎朝5時15分に起床するのですが、薄暗い中「もう、朝か!?」と思いつつ「ヨシッ!!」と気合を入れて起きています。生徒の皆さんも、朝は自分と格闘しているのでしょうか?日中はまだまだ残暑が厳しいものの、こうした日の出日の入り時間の変化に秋へ一歩ずつ近づいていることを感じています。明日から3連休、2学期に入り頑張り続けてきた生徒も多いと思います。台風14号の情報に注視しつつ、少しは体を休める時間をつくってほしいと思います。
さて本日6限目、千種小学校栄養職員の前田真由子先生にご来校いただき、1,2年生対象の「食」をテーマとした講演会が行われました。前田先生は、ちくさ学校給食センターで栄養管理に基づいた献立の計画や食材調達、経理、そして調理補助を含め大変お世話になっている先生です。私も時々、「今日のタコライス、美味しかったです~っ!」とか「ポークカツもう一つ食べたかったです~」とか個人的な感想を電話でお伝えするのですが、今日は作り手の立場から生徒たちに食の大切さについてお話いただいたのです。「食べることは生きること」、「健康を維持するための食」、「学校給食の栄養」など様々な切り口でお話をいただきましたが、お話を聞いていて「好き嫌いでなく、健康な体を維持するためにしっかりと食事をとる必要がある」と改めて再認識されました。最後に前田先生から、「無理なダイエットなどせず、3食きっちり食べること。そして自分の体を考えた食事をしてください」とアドバイスをいただきました。生徒を代表し、藤井大樹くん(2年・山崎東中出身)が「当たり前に食べていたが、私たちの体を考えてくれていることを知り、今まで以上に感謝していただきます!」と謝辞がありました。
前田先生、本日はご多用の中「食」に関する大切なお話をいただき、ありがとうございました。今後とも、地産地消にこだわった栄養満点の美味しい給食の提供をよろしくお願いいたします!
今朝の千種町は22℃(午前7時時点)と爽やかでしたが、今日も日中は暑くなりました。台風14号が接近しており、3連休にかけて西日本は大荒れとなる予報となっています。十分に気をつけて過ごしてください。
さて、本日お昼前に職員室で仕事をしていると「せーのー、1、2、3、4、5…」と息の合った掛け声が聞こえてきました。3年生は4限のLHRの時間を活用して、他学年に先行して体育祭の「大縄跳び」練習を行っていたのです。「やるなぁ…」暑さをもろともせず、学年の先生方の見守る中、気合の入った練習が繰り返し行われていました。2グループで実施していましたが、いきなり連続で50回以上を跳ぶなど団結力のある様子が伺えました。実は3年生、この大縄跳びは過去2大会連続で優勝しており非常に得意とする種目の一つです。ここで得点を稼ぎ、高校の部の総合得点で3連覇を成し遂げるとともに、今年は中学生も含めた悲願の総合優勝を狙っています。
暑い中の連続練習に「午後の授業でへばってないかなぁ…」と心配になるほど一生懸命に跳びまわっていた3年生…、就職試験等の選考試験を目前に控え不安を抱える生徒もいるかと思いますが、最後の体育祭で後輩たちに「強さと優しさ」を示し、輝きを放ってくれることを願っています。頑張れ、3年生!!
昨日も暑かったですが、今日も日中は日差しが強く異常に暑い一日となりましたね。一時は、エアコンなしでも大丈夫な日もありましたが、今日も朝からエアコンはフル稼働…今週いっぱいは暑い日が続きそうですが、頑張っていきましょう!
さて先週より、3年生アクティブ類型では特別非常勤講師の迎山直樹先生による「アクティブ(木工)」の授業がスタートしています。先週は、二人挽きのノコギリを使用して丸太切り体験を行いましたが、今日は森に生えている樹をノコギリや斧を用いて切り倒す授業が行われました。学校から約10分歩いて目的地に到着した生徒たちは、迎山先生から樹の切り倒し方と留意点等について屋外教室でレクチャーを受けます。「職業の中でも林業の死亡率は最も高い…、様々な危険を予知した行動が必要だ!」とヘルメットを装着して逃げ方のシュミレーションも行いながら、安全第一で実習を行いました。
二人挽きのノコギリで倒したい方向を意識しながら約1/3あたりまで水平に切り込みを入れ、その後、交代しながら斧を使用して斜めに切り込みを入れていきますが、なかなか思うように切れません。全員がかりで2本の細いヒノキを倒しましたが、想像以上に大変だと実感じました。倒れる直前に、樹が大きく揺れ始め「メキメキ」っと樹の繊維が裂かれる音が聞こえます。そして、「ドスン」と大きな音を立てて倒れる姿を目の当たりにし圧倒されました。生徒たちからも「人力だけで切り倒していた先人の方々はスゴイな…」という言葉が聞かれました。
最後に迎山先生から、「私たちが切らなければこの樹は、もっと大きく成長し長く生きていられた。私たちがこの樹を倒した以上、無駄にしてはならない」と生徒に語り掛けられました。今後は、この樹を地元製材所で木材に加工していただき、その木材を使用した木工作品づくりを目指していきます。迎山先生、今日も素晴らしい授業をありがとうございました!
今日も秋晴れとなった千種町…、稲刈りも今週に入ってだいぶ進んで約3割の田んぼが稲刈りを終えている感じです。また、お昼の自治会放送では町内で「クマ目撃」に関する情報が流れました。ドングリや柿の実などを狙って人の生活区域に出没するクマ…、千種町では珍しいことではありませんが、今回は比較的町の中心部で目撃されていることに驚きました。十分気をつけて可能な限り複数で下校するよう連絡をしました。
さて、少し前の話題になりますが、9月9日(金)に2年生は2回目の就業体験実習を行いました。学校から離れて町内の事業所を中心に「働く」という視点で実習に挑み、地域の方々にご指導いただきながら、その大変さとやり甲斐を感じました。私も何カ所か巡回に行かせてもらいましたが、行く先々で「生徒が迷惑かけてませんか~っ」と従業員の方に問いかけると、「とんでもない…有難いです。毎日でも来てほしい!」と生徒たちを必要として下さっていました。
今年も16カ所の事業所でお世話になっている就業体験…、地域の教育力をお借りして生徒たちの豊かな心とキャリア教育の形成に大きな役割を担っています。年5回の就業体験を通して大きく成長してくれることを願っています。次回は10月21日(金)です。事業所の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。