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2020年8月の記事一覧

本校ならではの有難い悩み【全学年】

 今日も1学年で体調不良による欠席が目立ちました。週末はゆっくり体を休め、来週からの通常授業(6、7限授業)に備えてもらいたいと思います。
 さて、本校では平成29年度からちくさ給食センターにお世話いただき、お昼は小・中学校と同じ給食をいただいています。地元食材をふんだんに使用した温かい給食は、栄養バランスも考えられ「とっても美味しい」と生徒・職員からも好評です。美味しい給食ですが、女子生徒には少し量が多いようで、各学年ごとに配膳時は苦慮しているようです。
 食育の観点からも「残食を出さない」ように指導しているのですが、本日のように急な体調不良等による欠席者が多いときは、クラス人数分の食事を残さず食べきることが大変になります。「ご飯、お代わりいらんか~っ」指導される先生が、毎日のようにお代わりを勧める光景をよく見ます。
 今日は、1学年の残食をなくすために、生徒へのお代わり指導のほかに私も含め4名の教員が食べる側で応援にあたりました。その結果、見事に完食!!「用意されたものは残さない」今日も生徒・職員で協力して美味しい給食をお腹いっぱいいただきました。

 
 

3年生としての覚悟と自覚【46回生】

 2学期に入り4日目。今日は、連日の猛暑で疲れが出ているのか1,2年生で体調を崩し学校を休んでいる生徒が目立ちました。長期休業明けは、学校中心の生活リズムがまだつくれていない上に、今年は暑さが加わり例年以上に生徒にとって過酷な状況であることは間違いないと思います。
 そんな中で改めて気づいたことがあります。学校が再開されてからの6月以降、「3年生の生徒が誰も1日も休んでいない」ということです。3年生は通常の授業に加え、現在は自分の進路に向けての勉強や面談、面接練習、さらに早い生徒は願書の作成など放課後は3学年の先生方とマンツーマンで指導していただいている真っただ中です。休んでいる場合ではないかも知れません。しかし、3年生にとって先が見えない進路への不安もあり、3年間の高校生活の中で一番辛く、しんどい時期ではないでしょうか。それでも現実から目を背けることなく、体調を崩すことなく学校を休まない46回生の生徒たちに、3年生としての覚悟と自覚を感じるのです。
 先生方に話を聞くと、「46回生も1,2年生の時は欠席者が多く、全員揃う日が珍しかった」と言います。4月に赴任したばかりの私には、1,2年生の頃の様子は伺い知れませんが、この事を聞くだけでも生徒たちの成長を感じます。
 46回生のみなさん、それぞれの進路が決まるまで不安も多いかと思いますが、どうか今の姿勢を貫き進路実現に向け邁進してください。そして、どんなことでも不安があれば相談してください。千種高校の先生方は、みなさんを応援しています。

 
 

最後の晴れ舞台【茶華道部】

 本日、放課後に茶華道部による「お茶席」が行われました。茶華道部も今年度はコロナの影響により、すべてのイベントが中止となり活躍の場が奪われてきました。稽古をしても全く発表の場がない状況に、部員たちのモチベーションも下がっていましたが、この度3年生の区切りとして校内でお茶席を実施する運びとなったのです。この日に向けて、夏季休業期間中も外部講師の深川先生にご指導いただきながら準備を進めてきました。
 今日も残暑が厳しく蒸し暑い一日でしたが、生徒たちは涼しげな浴衣姿に変身し私たちを出迎えてくれました。多くの来客を前に少し緊張した様子でしたが、これまで培ってきた作法の一つ一つを丁寧にこなし、見事な御点前を披露してくれました。心が込められた抹茶は、まずかろうはずがありません。お茶菓子と合わせて、大変おいしくいただきました。
 部長の寺谷若葉さん(3年・千種中)、副部長の大地菫礼さん(3年・一宮北中)は「色々あったけど、最後はみんなで笑顔で締めくくれて良かった。お世話になった方々のお陰です。」と感謝し、満面の笑顔で話してくれました。
 校内の招待形式での小さなお茶席でしたが、3年生にとっては生涯忘れることのない特別なお茶席になったに違いありません。茶華道部のみなさん、今日は本当にありがとうございました。茶華道部で学んだことを今後の人生に活かしてください。

 
 
  

熱中症とコロナ対策に努めながら…【全学年】

 今週は午前中授業を行っていますが、給食を食べて午後からは多くの生徒が部活動に励んでいます。今年は残暑が厳しく、8月も終わろうという時期にもかかわらず、連日のように35℃前後の猛暑予報となっており、熱中症にも気をつけなければなりません。授業教室のエアコン使用や部活動における練習内容の配慮など、私たちも出来ることはしていきますが、生徒の皆さんも個々に睡眠時間の確保や食事をしっかり食べる生活習慣を守り、細やかな水分補給などの対策をお願いしたいと思います。また、コロナ対策としてマスクの着用をお願いしていますが、運動時や人との距離が保てる状況下では適宜マスクを外して熱がこもらないように気をつけましょう。
 今日は給食時に各学年の生徒の様子を見学しました。マスクの着用はもちろん、手洗い・消毒の徹底、同じ方向を向いての食事、大声での会話の禁止などが守られており、感染予防への意識の高さが感じられました。「ウズ コロナ」、新型コロナウイルスとの長期戦を見据え、今後も毎朝の検温とClassiへの健康観察チェックも含め、日々の自己管理をしっかりと行って下さい。

  
  
  

2学期が始まりました!【全学年】

 例年に比べ短い夏季休業が終了し、本日より2学期がスタートしました。夏季休業とは言うものの、部活動や補習、三者面談や面接指導などがあり、ゆっくり過ごせなかった生徒も多いかと思いますが、みんなが元気に登校してくれたことを嬉しく思います。2学期も可能な限り、千種高校の日常をブログで紹介していきますのでどうぞよろしくお願い致します。
 本日の始業式でも校長先生や保健部長から話があったように、新型コロナウイルスはより身近なものとなっており、2学期も気を緩めることはできません。私たち教職員も気持ちを新たに感染予防に取組んでいきますが、ご家庭におきましても引き続きご協力をお願いいたします。

 
 

新チーム躍動!【硬式野球部】

 令和2年度秋季高等学校野球大会地区予選会が各地区で始まっています。千種高校に赴任して高校野球を身近に感じるようになりましたが、夏季大会が終わってわずか2週間ほどで新チームの大会が行われ、夏季休業は顧問、生徒にとって非常にタイトで体を壊さないかと心配します。

 本校の硬式野球部も夏季大会を終えた次の日から猛暑の中、秋季大会に向けてお盆休みも関係なく練習を積み重ねてきました。技術も体力も考え方も未熟な12年生を監督はじめ4名の野球経験豊富な顧問がそれぞれ打撃、守備・走塁、投手等のコーチとなり一人一人を丁寧に指導している姿に頭が下がる思いです。と同時に、本校は指導者に恵まれた学校だと改めて感じています。

 さて、本校の秋季大会予選会の初戦は22日(土)ウインク球場で姫路高校と対戦しました。世良優和(1年・一宮北中)と平田倭生(1年・千種中)の1年生バッテリーが毎回のようにピンチを迎えても、最少失点でしのぎしっかり守りきると、攻撃ではゲーム後半に森下晴斗(1年・波賀中)、平田のバンドヒットや、立尾日向大(1年・千種中)や平田が効果的に追加点をあげ、9対4で勝利しました。

 高校に入学してわずか数か月、実戦経験も少なく、顔つきにも幼さが残る1年生たちが、この期間に着実に力をつけ、本番でその力を発揮してくれました。「ナイスゲーム!!」決して突出した素質はありませんが、生徒の素直な心と顧問の情熱が実を結んだ素晴らしい勝利に今日も感動しました。

  
   
  

熱き主将の背中を胸に刻め【卓球部】

 8月3日(月)~4日(火)、総体卓球競技西播予選代替大会がウインク体育館で行われました。
 3日(月)は団体戦が行われ、男子は姫路飾西高校と対戦し、フルセットの試合が続くものの、惜しくも2-3で敗れ、1回戦敗退となりました。女子は1回戦に琴丘高校と対戦し、3-2で見事勝利し、初戦を突破しましたが、2回戦では西播地区で1位の座を守る姫路商業高校と対戦となり、善戦しましたが、0-3で敗れ2回戦敗退となりました。
 4日(火)は個人戦シングルスが行われ、引退せずに残った3年生キャプテンの宮本皓稀(千種中)が手に汗握る白熱した試合を繰り広げ、ベスト16に入ることができました。また他の3年生も最後の大会でそれぞれがベストを尽くし、本当に良い試合をしてくれました。創部当初から卓球部を支えてきてくれた3年生本当にありがとう、お疲れ様でした。
 1・2年生は思うような結果を残せず悔しい思いをした生徒や、3年生の活躍する姿を見て感化された生徒も多いと思います。これからは今以上に練習に真剣に取り組み、切磋琢磨して上を目指していきたいと思います。今後とも応援のほどよろしくお願いします。

  
 

☆ライフル射撃部夏の陣☆

予定されていた総体の代替大会が急遽中止となり、8月1日(土)に校内で記録会を行いました。楽しさの中にも緊張感のある良い記録会となりました。3年生はこれで引退です。最後の大会はなかったですが、大会に向けて努力したことが今後の人生に役立つはずです。部活動で培った経験を糧に、今後は進路実現に向けて頑張って下さい!!!

     

胸を張れ 君たちは僕らの誇りだ【硬式野球部】

 本日、夏季高校野球大会の第3回戦がウインク球場で行われました。相手は、姫路飾西高校でしたが今日も手に汗握る好ゲームとなりました。3回表、山口大翔(3年・山崎西中)と村上生馬(3年・千種中)の連続ヒットでチャンスをつくると、3番梅本稜大(3年・千種中)、4番西岡宥紀(2年・山崎西中)の連続タイムリーで3点を先取。4回裏に同点に追いつかれても、5回表に西岡のタイムリーで4対3と再びリード。7回裏にまたも同点とされますが、9回表に西岡スクイズで5対4と三度リード。終始優位に試合を進めてきましたが、9回裏にサヨナラ打を浴び、ゲーム終了となりました。
 ゲームセットの瞬間、9回を投げ抜いたエース山口は泣き崩れ、周囲の仲間たちが励まし優しく声をかける姿を目にしました。試合途中、脱水症状から足がつる場面があっても、あえて最後まで山口に託した監督の気持ちや最後まで相手に向かっていった姿を見て、誰が君を非難をしようものか。僕は言いたい…負けは負け、それは認めざるを得ない。でも、各学年1クラス規模の学校が6クラス規模の学校と互角に渡り合えているだけで僕は素晴らしいと思う。どうか胸を張ってほしい。君たちは千種高校の千種町の誇りであることは間違いない。