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カテゴリ:2020.9

㊗近畿大会出場!!【ライフル射撃部】

 9月27日(日)、近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会兵庫県選考会が明石西高校で行われ、本校から1,2年生の9名が出場しました。ライフル射撃部は、コロナの影響により今年度は一度も公式戦がなく、目標を見出せない中で地道なトレーニングが続けられてきましたが、初戦となる公式戦で本校部員が大躍進しました。
 なんと、ビームライフルの部で、秦陽乃(2年)が624.5点の高得点で優勝!!、猶原宏海(1年)が4位に入賞し、二人揃って近畿大会への出場権を獲得したのです。また、ビームピストルの部でも近畿大会にはあと一歩届きませんでしたが、藤川佳大(2年)が7位に入賞しました。本人たちには失礼ですが…7月に各校ごとで行われた記録会では、本校ライフル射撃部員は、他校の選手に圧倒されており、実力不足は否めない状況でした。ですから私も、正直上位大会へ進出することなど想像もしていませんでした。しかし、毎月ごとに個人目標を定め、ランニングや体幹トレーニング、縄跳びなどの基礎トレーニングをコツコツ積み重ねたことや、本番を意識した緊張感ある部活動への取り組みによって、生徒たちは格段に飛躍していたのです。入賞者以外の生徒も自己ベストやそれに近い成績を収めたと聞いています。ライフル射撃部員の活躍に大きな拍手を送りたいです。よく頑張りました!
 近畿大会は11月20日(金)、21日(土)に大阪にて開催されます。「やれば出来る!!」を実践してくれた生徒たちが、自信を深め今後さらに活躍してくれることを願っています。



 

とったどーっ!実りの秋 実感【48回生】

 今朝の千種町は14℃(午前7時時点)とよく冷え込んだ分、すっきりと青空が広がる秋晴れの一日となりました。千種町を見下ろす兵庫県で2番目に高い山「三室山(1358m)」も青空にくっきりと映え、山頂付近ではかすかに紅葉が始まっているように見えました。
 そんな絶好の秋空の下、1学年によるイネの収穫実習が行われました。外部講師の田住学先生にご指導いただきながら、ノコギリ鎌を持って腰をかがめながらイネを刈り取っていきます。黄金色に輝くイネはずっしりと重く、何株かまとめて最終的にはコンバインで脱穀していました。約4カ月前、小さくか細かったイネがこの期間に分げつ、出穂、受粉、登熟と順調に生育し、1株2500~3000粒もの籾をつけるにまで生長していました。夏休み期間も含め毎日水管理したり、除草作業を適切に行ってきた成果が形になり、生徒たちもとても喜んでいました。収穫したお米は、後日学年で試食したいと思いますが、残りは今後の「総合的な探究の時間」を通じてみんなで活用方法を考えていきたいと思います。
 田植えからイネ刈りまでの一連の作業工程を身をもって学んだ生徒たち、「食」への感謝の気持ちが一層強まり、環境問題や農業の営みについて関心をもってもらえると嬉しいです。田住先生、今日は大変お世話になり有難うございました。

 
 
 

特別な想いを胸に…【合同体育】

 本日午前中に中高の「合同体育」が予定通り行われ、週末の体育祭に向けての練習が行われました。千種中学校グランドに歩いて移動し、最初に体育祭に向けて体育科の先生方や生徒代表による挨拶等が行われました。その中で、「今年の合同体育祭は、例年と形は違うけど開催できる喜びを噛みしめながら、思い出深い最高の体育祭にしよう」と確認しあいました。また、千種中学の生徒会代表より、今年の体育祭スローガン「新輝一天」~仲間と共に架けぬけろ~について説明がなされました。全生徒・職員を前に、長いセリフを堂々と話す中学生の姿に驚きと体育祭への意気込みを感じました。
 合同練習の内容は、入場行進、開会式、ラジオ体操、退場までの流れを前半に繰り返し行い、後半は部活動行進と各クラス別の演技練習を行いました。クラスごとに息を合わせ、力強く行進する姿は見ごたえがあり、入場行進も立派な一つの演技だと思いました。そして、ラジオ体操では指先まで神経を張り巡らせているような「動」と「静」のメリハリある動き、目線までも意識した完成度の高さに感動を覚えました。高校生は中学生の見本となるように、中学生は高校生に刺激を与えられるように、互いを意識しながらの非常に質の高い中身の濃い合同練習が出来ていたと思います。本番まで限られた時間ですが、特別なCHIKUSA合同体育祭への想いを胸に全力で練習していきます。

 
 
 

CHIKUSA合同体育祭に向け始動!【全学年】

 今日は朝から一日中雨が降り続き、気温もほとんど上がらず肌寒い一日でした。3年生はしっかり登校できていますが、1,2年生は体調不良で欠席する生徒が続いており心配しています。週末はゆっくり体を休め、体調を整えてほしいです。
 さて、10月4日(日)に開催予定の第4回CHIKUSA合同体育祭が近づいてきました。今日は、本来ならば午前中、「合同体育」として千種中学校で体育祭に向けての中高合同練習を実施する予定でしたが、雨天のため各校別々での練習となりました。1,2限は、体育館にて主に入場行進、ラジオ体操、種目別の競技説明が行われました。普段の授業等も常に真剣で一生懸命な生徒たちですが、集団が大きくなっても崩れることなく、素晴らしい行進、体操が出来ていました。特に、行進時の大きな腕振り、脚の上げ方は大きな声で注意されなくとも自然と身についており圧巻でした。3,4,6限は学年ごとに競技練習が行われました。八の字跳びやPKなど、生徒たちは和やかな雰囲気の中で、笑顔の絶えない楽しい時間を過ごしました。
 来週からは、予行も含めて3回の合同体育を実施する予定です。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながらの半日開催(午前中のみ)ですが、今年度唯一の連携行事の成功に向けて生徒と共に頑張っていきます。なお体育祭当日は、感染防止の観点から事前に申し出のあったご家族の方のみの観覧となりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

 
 
 

和太鼓を奏でる【47回生、アクティブ類型】

 アクティブ類型では、教科「アクティブ」の中で様々なジャンルの専門家より体験的な授業を受けています。先日、2,3年生の2学期のアクティブでは橋爪先生による木工技術に関する授業を行っていることを紹介しましたが、実は2年生では隔週で並行しながらもう一つの授業を受け始めています。それは「和太鼓」の授業です。
 千種町には古くから伝わる「千種太鼓」があり、地域にちなんで和太鼓を授業の中に取り入れているのです。外部講師の山田先生は、和太鼓の専門家でアクティブの授業のみならず、カルチャー部の演奏指導など日頃から何かと大変お世話になっている方です。今日も山田先生による熱い和太鼓の実技指導が行われており、生徒たちはリズムをとりながら懸命にバチを振っていました。見ていて思ったのは、当たり前のことですが「人数が増えれば増えるほど迫力があるけど、音を合わせるのはとても難しい」ということです。最初は息が合わず太鼓の音もバラバラでしたが、練習を繰り返す中で山田先生のリズムを聞き取り、音が合っていきました。その瞬間は見ているだけでも爽快!!実際にやってる本人たちは、もっと爽快なんでしょうね。
 和太鼓の演奏は、思いのほか体力と集中力を消耗するようで、小休憩があると生徒たちは、倒れ込むように寝そべっていました(笑)が、今日も全力で授業に取り組んでいます。