昭和の時代に学生だった私たちは、「授業=黒板とチョーク」という概念が根強く残っていますが、時代とともにICTを活用した授業が求められています。
そんな中今年度、県教育委員会による「県立学校学びのイノベーション推進事業」により、41台のタブレット型ノートパソコンが導入され、さらに各HR教室に小型液晶プロジェクタが設置されました。8月にWi‐Fi環境の整備工事やLAN工事等を終え、9月よりこうした情報機器を授業で活用しています。
若手教員を中心にさっそく教室でICTを活用した授業を実践しており、今日は授業の様子を見学させてもらいました。プロジェクタを活用した授業では、授業担当者が事前にスマートフォンに取り入れたプレゼンデータをプロジェクタにつなぎスクリーンに投影。驚いたのは、電子黒板機能が搭載されており、電子ペンでスクリーンに文字を書き加えながらより詳細な解説ができていました。また、英会話の授業においては、タブレット型ノートパソコンを一人一台使用して、調べ学習が行われていました。自分の好きなテーマを決め、調べた内容を英訳し、後日みんなの前で英語で発表するようです。
まだまだ優れた機能があるようで、十分に使いこなせていない部分もありますが、私たち教員も日々研鑽し「わかる授業」に向け努力していきたいと思います。