千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

目指せ、近畿の頂を!【ライフル射撃部】

 今週末の20日(土)、21日(日)に大阪府の能勢ライフル射撃場にて近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会が開催されます。本校から兵庫県を代表し猶原宏海さん(2年・千種中出身)と藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)が出場しますが、今日は放課後に大会直前の練習の様子を見に行きました。
 張り詰めた空気の中で、真剣な表情で標的に向けライフル銃を構える生徒たち…近畿大会に出場するしないに関係なく部員全員が高い意識でトレーニングに励んでいました。部の雰囲気が悪いとその雰囲気が競技に悪影響を及ぼしますが、ライフル射撃部は部員みんなで高め合う良い雰囲気が漂っており、素晴らしいと感心します。顧問の高橋先生が見ていようが見てなかろうが関係なく、コツコツと積み上げる練習が出来ています。その中で、近畿大会に出場する二人も状態を上げているようで、猶原さんは先日の練習で自己記録をマークしたと聞いています。
 勝敗や順位は相手があることなのでやってみないと分かりませんが、近畿大会本番でも平常心を保ち自己ベストを目指し頑張ってほしいです。現在、校舎には二人を応援する懸垂幕が掲げられています。昨年度この大会で3位となり、全国大会出場を決めた秦陽乃さん(3年)に続いてこの週末、吉報が届くことを願っています。頑張れ、ライフル射撃部!!

 
 
 

チーズケーキ作りに挑戦【47回生】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)とよく冷え込みましたが、青空が広がり紅葉が映える気持ちのよい一日となりました。それでも日の差し込まない廊下や階段などの校舎内は寒い…。生徒も教職員も毎日給食をいただいていますが、暖かいご飯や汁物が体を温めてくれ有難みを感じます。今日の給食も美味しかった~…、ちくさ学校給食センターの皆さん、いつも有難うございます。
 さて、一昨日の3年生「フードデザイン」の授業では、調理室を使用してのチーズケーキ作りが行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、長い期間こうした実習が出来ず生徒も教員もフラストレーションが溜まっていましたが、久しぶりの実習に生徒も大喜びでした。ビスケットを砕いて紙型の底に敷き、そこへ生地を流し込みます。オーブンで焼き具合を確認しながら待つこと30分…甘~い香りが漂ってきました。私も頂きましたが甘すぎず重すぎず、家庭科の授業で作ったレベルを超えており非常に美味しかったです。生徒たちは、ビニールでラッピングをして昼食後のデザートでいただいたり、持ち帰って食べたようです。
 来週は、お菓子作り第2弾の「バームクーヘン作り」に挑戦します。班で協力して美味しいバームクーヘンを是非作ってください。三宅先生、コロナ対策をしながらの実習で気苦労も多いと思いますが、生徒たちの学習意欲を高める実習を取り入れてくださり、ありがとうございます。来週も、よろしくお願いいたします。

 
 
 
 

高校生がまちづくりの主役に【生徒会】

 一昨日の14日(日)に、千種小学校体育館にて「ちくさまちづくり委員会」が行われ、本校の生徒会執行部の13名が参加しました。生徒会では、これまでもまちづくりに関する独自のアンケートの作成や小中高生への調査を実施しており、今日はその調査結果を報告しました。報告者は藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)で、アンケート結果をプレゼンにして分かりやすく参加者に伝えました。この結果をもとに、小中高生の率直な意見が魅力ある千種町の推進に役立てられれば嬉しいです。また、生徒会長の南光開斗くん(2年・山崎西中出身)から、来春4月開催予定の「野外映画祭」について説明がありました。千種の雄大な自然を活用した、企業、行政、大学、メディア等を巻き込んだ高校生中心の壮大なプロジェクトです。南光くんの見事なプレゼンと熱い想いに多くの町民の方々の賛同を得ることができました。
 意見交換会では、グループワークの中で高校生の視点から千種のまちづくりについて積極的に意見を出し、将来像を語ることができました。最後の全体発表で1年生の小松煌くん(1年・千種中出身)が「町で決めたことに従うだけでなく、僕たち高校生が考えたビジョンを知ってもらい、それを進めていくような事ができたらいい」と力強く主張していたのが印象的でした。素晴らしい!!また、参加した千種高校生の中には千種町外の生徒も多いですが、一人ひとりが千種の未来について本気で考え行動できており本当に感動しました。
 年明けには、第2回の意見交換会が予定されていますが、今回の経験を活かしながら、さらに地域とのつながりが強い千種高校になっていくことを願っています。生徒会執行部の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
   
 

速報!今年も金賞が確定【49回生】

 昨日の夕方、嬉しい嬉しすぎるニュースが飛び込んできました!本校1学年と小中生とが合同で育ててきたお米を2つのコンテストに出品していたのですが、今年初めて応募した「第15回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」高校生部門で決勝大会への出場が決まりました。この時点で「金賞」は確定です。やりました~っ!私は、嬉しすぎて昨日、主催の庄内町役場に「ありがとうございました!」と電話でお礼を言いました。
 このコンテストは事前に応募があった一般審査員が無作為にご飯を食べ比べ採点する方式で、その合計点が高かった上位6校のみが決勝に進出できます。決勝大会は、今月27日(土)に山形県庄内町で行われ、トーナメント方式で最高金賞を決めます。決勝においても同じ条件でお米を炊いて、5名の審査員の舌で勝敗を競います。
 昨年度、金賞を受賞した「全国農業高校お米甲子園」も出品しており、この一次審査は食味計を使用した食味値で最終審査のノミネート校を決め、最後は食味鑑定士の舌で優劣を決めます。それぞれ審査方法が違いますが、いずれにしても、「美味しい」と認められ決勝に残れたことを誇りに思います。(お米甲子園の1次審査結果は来週末頃に判明予定)
 夕方にこのニュースを聞いたので、本校生も町内の小中学生にもこのニュースは伝えられていませんが、来週月曜日に各校担任の先生から報告してもらう予定です。地元小中生をはじめ、田住先生、JAハリマの方々、宍粟市役所など千種町あげて取り組んできたお米作りがこうして全国の舞台で認められたことを地域の誇りにしていきたいと思います。ありがとうございました!

近畿・全国大会での健闘を祈る【ライフル射撃部ほか】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりましたが、霧が晴れると久しぶりの青空が広がりました。色づく山々と低い位置でわずかに残された白い霧、そして青空のコントラストが最高に美しい風景を作り出していました。千種高校に勤務できて良かった~っ…絶景のど真ん中で私たちは教育ができることを幸せに思います。
 さて今日は、今週末の全国青年弁論大会に出場する世良紗也果さん(※今朝の神戸新聞朝刊に記事が掲載)と11月20日~21日の近畿秋季ライフル大会に出場する猶原宏海さん(2年・千種中出身)、藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)の壮行会が行われました。
 顧問の先生方から3人の人柄が伝わる素晴らしい紹介の後、生徒会長の南光開斗くんより、ライフル射撃部2名に対し「二人の努力の姿はスゴイし、是非その努力の成果を発揮してほしい」、世良さんへは「こんな事が出来るんだ…と私たちに勇気と希望を与えてくれた。世良先輩の想いは必ず伝わるので頑張ってほしい」と激励の言葉がありました。そして、猶原さんは「楽しんで力を発揮したい」、藤原さんも「緊張感を楽しんできます」と決意を述べてくれました。また、世良さんも「たくさんの方々がサポートしてくれた。その気持ちをもって大会に臨む」と感謝の言葉を述べていました。
 最後に、世良さんの弁論発表を全校生で聞きました。「世良ちゃん、凄すぎる!!」それは、7分間もの長文を完璧に自分のものとし、見事な表現力で聴衆を釘付けにするものでした。緊張したと思いますが、多くの聴衆を前にした堂々たる発表に身震いしました。時間も6分54秒と完璧で、相当読み込んできたんだと感じました。本当に素晴らしい発表をありがとう。14日(日)に愛知県一宮市で開催される全国大会での健闘を心から祈っています。

 
 
 
 
 
 

3年目の持久走始まる…【47回生】

 今日も曇天、無風で肌寒い千種町でしたが、11月からスタートした体育の持久走練習にはもってこいの気象条件です。そんな中、今日は3年生の体育が行われており、グランドでは生徒たちの懸命に走る姿が見られました。ちょうど一週間ほど前、1学年がグランドで持久走をしている姿を校舎内から眺めていた私は、ある3年生の男子生徒に声をかけました。「また、この季節がやってきたなぁ、去年の君の走る姿を思い出すわ…」と話しかけると、その生徒は「これは僕にとって死のサークルですよ」と微笑みながらトラックを指さし応えてくれました。この生徒は走ることが苦手で、クラスの中でもダントツの最下位でした。しかし、最後まで諦めず力を振り絞り、ゴール後倒れ込んだ姿に私は心を打たれたのです。
 そして今日は1年越しの3年生持久走でした。この生徒に限らず、部活動を引退し受験勉強に明け暮れている3年生は、運動不足のため不安が多かったと思います。昨年まで軽快な走りを見せていた生徒も、今年は少し重い走りになっていました。それでも、前を見据えて最後まで諦めない姿は今までと何ら変わりません。素晴らしいファイトでした。
 今年は、12月16日(木)に園小中高合同マラソン大会を実施する予定ですが、レース本番に向け練習を積み重ね、園小中生のお手本となるような粘り強い走りを見せてほしいと思います。

 
 
 

アートガラス作りに挑戦【49回生】

 今日も時折日差しはありましたが、ほとんどの時間が曇り空で日中も12℃ほどしか気温が上がりませんでした。本格的な冬を前に、夏場に涼しい日陰で管理されてきたクンシランも校内の廊下に並べられ冬ごもりです。そろそろ三室山の山頂付近の雪化粧も見られる季節ですが、生徒の皆さん、寒さに負けず頑張りましょう!
 さて、今日は1年生の美術の授業にお邪魔しました。授業の最初に前回の課題であった「オリジナルうちわ」の鑑賞会が行われていました。お互いの作品を見て評価し合い文字にして表現する…、これも美術の大切な学習ですね。野村先生からも、「投げやりにならず丁寧な作品ばかり…、特に色使いが素晴らしかった。」と評されました。また、「美術作品は人格が表れるので、端々まで丁寧に取組めるようにしてくださいね」とお話されました。
 次に、生徒たちの新たな課題として「アートガラス」に挑戦しています。下絵をデザインし転写して、角ニードルを使用してガラス面に線刻していきます。野村先生から立体感や質感を出すためのポイントを教わり、いよいよアートガラス作りがスタート!線刻の量によって作品の明暗も表現できるのでなかなか奥が深い作業ですが、野村先生にアドバイスをいただきながら、集中して黙々と取り組んでいました。
 野村先生、素敵な授業をいつもありがとうございます。仕上がりがとても楽しみです。

 
 
 
 

Speaking Test【47回生・チャレンジ類型】

 今朝の千種町は11℃(午前7時時点)と比較的温かい朝でしたが、一日中曇っていてほとんど気温が上がらず寒い一日でした。今週からもう一段階気温が下がる予報となっています。学校でのストーブ設置は12月からが基準ですので、しばらくは服装の着こなしで寒さをしのぐしかありません。生徒の皆さんは、寒さ対策を万全に登校して下さい。
 さて、今日は3年生チャレンジ類型の「コミュニケーション英語Ⅲ」にお邪魔しました。3年生のチャレンジ類型は9名の生徒が学んでいますが、学習意欲の高い生徒ばかりで雰囲気が良く、素晴らしい授業が展開されています。今日は一人ずつ3分間の英語によるスピーチテストが行われ、生徒たちは緊張しながらも楽しく英語でコミュニケーションを図っていました。英語でのスピーチ内容は「自分の得意なことに関する3つの秘訣」です。生徒たちは、身振り手振りで3分間のスピーチを披露…、その後聞き手側から英語による質問があり、英語で応えていきます。全員が必ず英語で質問しなければならず、聞く側も内容を理解するために真剣です。最後は、発表者に対して全員が英文でメッセージを書き、発表者はルーク先生からコメントを聞いて完了です。
 「いやぁ、スゴイ!」ハイレベルで質の高い授業で驚きました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。そして、北口先生、ルーク先生、いつも素晴らしい実践的な授業をありがとうございます。

 
 
 

研究成果を発表!【自然科学同好会】

 昨日、第45回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会がバンドー神戸青年科学館で行われ、本校の自然科学同好会の生徒が研究の成果を発表しました。出席者は自然科学同好会を代表し、大田光君(2年・波賀中出身)、岡柊花さん(2年・波賀中出身)、一坪小春さん(1年・千種中出身)の3名で参加者を前に堂々たるポスター発表を行いました。
 実験内容は「発酵の力を生かした酒粕の新たな活用法」です。世界中でプラスチック汚染が問題視されていることに着目し、地元酒造メーカーからいただいた酒粕を活用して生分解性プラスチックを作ることを試みます。酒粕をプラスチック化させるためにイースト菌、乳酸菌、麹菌を使用して様々な比較実験を試みます。その中で得た成果や課題を一枚のポスターにまとめ、自分の言葉で紹介しました。
 自分たちで主体的に取組んだ実験ですので、生徒たちは身振り手振りを交えながら堂々と紹介できており顧問の先生方も「よく頑張った」と生徒たちの姿を讃えていました。3名の生徒の皆さん、素晴らしいポスター発表をありがとう!今回得た成果を次の実験につなげて、来年度もさらに素晴らしい発表が出来るよう頑張ってほしいです。

 
 
 
 

いよいよ出発へ【48回生】

 明日から2学年は北海道(知床・小樽・札幌)へ3泊4日の修学旅行へ出発します。この学年は、新型コロナウイルスの影響を最も受けた学年で、1年生の野外活動や今年の9月に新たに計画した校外学習も中止となり、学年で校外に出たことは一度もありません。今回の修学旅行も当初はベトナムへ行く予定でしたが、安全面を最優先し行き先を変更…やむを得ず国内の修学旅行へ切り替えることになりました。中止や変更を経てようやく迎えた修学旅行…生徒たちも待ちに待った時間に違いありません。
 本日5,6限目は、HR教室にて学年の先生方と最終のしおり読み合わせがあり、その後「結団式」が行われました。学年の各先生方から一言ずつ修学旅行に向けたお話があり、その後、修学旅行副実行委員長の日平梨里葉さん(千種中出身)から「守るべきルールを厳守し、おもいっきり楽しもう!」、実行委員長の北川陽基くん(波賀中出身)から「いつまでも記憶に残る最高の修学旅行にしよう!」とそれぞれ挨拶がありました。
 北海道旅行に過去20回以上行くほど北海道大好きな私なので羨ましい限りですが、北海道の広大な景色、美味しい食べ物、そして可能ならば現地の人々に触れ、五感を使って北海道を感じてきてほしいと願います。良い旅行にするためには、体調を崩さないことも非常に重要です。夜はしっかりと休んだり、移動中にテンションを上げ過ぎないことにも気をつけながら、元気に帰ってきてくださいね。
 2学年修学旅行の様子は、学校HPを通してなるべくリアルタイムにアップしていきます。保護者の皆さま、是非ご覧ください。