千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

スキー最高、雪山を満喫!【48・49回生】

 本日1,2年生全員でのスキー実習がちくさ高原スキー場で行われました。千種の立地を生かした毎年の恒例行事ですが、近年は雪不足が続き中止になる年もありました。しかし、今年のスキー場には210cm(今朝の新聞発表)もの積雪があり、雪不足を心配することは全くありません。千種高校から車で現地に向かう道中に、雪の量がみるみる増え、1mは優に超える雪の壁が現れてきました。西河内地区付近に住む生徒は、「大雪で家から出られない」という理由で遅刻してくる現状がよく分かりました。
 さて、スキー実習は生徒の技術レベルに応じて細かく班分けされ、各班のインストラクターの先生方の指導のもと行われます。昨年度から、スノーボード班も新設され、より生徒のニーズに対応できるようになりました。私がいた朝方は雪が吹雪く時もありましたが、お昼前からは青空も見られ絶好の条件の中でスキーを楽しめたのではないかと思います。生徒たちは一日かなりの運動量で今日はクタクタになることでしょう。明日からの授業に差し支えないように、今日は早く休んでくださいね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

寒風の中の激走【スキー部】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と非常によく冷え込みました。この所、毎日のように氷点下の朝ですので体もだいぶ寒さに慣れてきましたが、それでも寒い!!体に刺さるような冷たさです。
 さて、1月23日(日)~25日(火)まで、神鍋高原スキー場において第69回近畿高等学校スキー大会が行われ、6名の生徒が出場しました。アルペン競技には、県IHに続き平田倭生くん(2年・千種中出身)、大田光くん(2年・波賀中出身)、森諒太郎くん(1年・一宮北中出身)、岸脇諒芽くん(1年・波賀中出身)が近畿地区の精鋭たちと競い合い、健闘しました。男子アルペンチームは、全国IH出場は叶いませんでしたが、競技経験の浅い生徒たちばかりです。今年の経験を生かして、来年はステップアップしてくれると確信します。クロスカントリー競技には越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が出場しました。顧問の筏先生から「昨年までは、他校の選手と勝負できないレベルだったけど、今年は競い合え格段に力がついています」と報告を受けました。来月から始まる全国IHに向けて自信を深めてくれたのではないでしょうか。アルペン競技の結果は以下の通りです。スキー部の皆さん、お疲れ様でした。
【大回転(ジャイアントスラローム)】
16位:平田倭生  28位:森 諒太郎  29位:大田光  ※岸脇諒芽はコースアウトによる失格

【回転(スラローム)】
19位:森 諒太郎  21位:岸脇諒芽  ※平田倭生と大田光は転倒とポール不通過による失格

  
  
  

最後の考査に挑む【47回生】

 1月もあっという間に終盤を迎え、本日からは3年生が卒業考査を迎え撃つことになりました。高校入学後、3年間で15回(1年5回)の定期考査がありますが、卒業認定が決まる最後の考査です。進路が決まっていても、この考査の結果次第では卒業ができず次のステージに行けない場合もあるので、最後までぬかりなく取組んでほしいと思います。
 そんな3年生の最後の考査直前の様子を見に教室に上がると、全員がプリントやノートを眺めて最後の勉強に取組んでいました。1点でも多く取りにいく姿勢がクラス全体にありました。これまでの成績に余裕のある生徒も多くいますし、今後大学受験を控える生徒もおり、定期考査の勉強どころではない心理状態の生徒もいます。しかし、本校生徒はどんな状況下でも手を抜かず、最後まで全力で取組め本当に素晴らしいと感じます。
 実社会では、「出来る出来ない」よりも「やろうとするかしないか」の方が問われます。やろうとする姿勢がある人は、そのうち出来るようになるし周囲の人からの信頼を得ます。担任の舩曳先生からも、そうした人としての姿勢を3年間コンコンと植え付けられてきたのではないでしょうか。3年生の最後の頑張りを期待します。

 
 
 

前任校の生徒たちとの再会

 私事ですが、今日は一日お休みをいただき、前任校の但馬農業高校へ行かせていただきました。同校では、1学年主任をさせていただいており、生徒や先生方に恵まれ充実した楽しい時間を過ごしてきました。個性豊かな生徒たちでしたが、素直で人懐っこく心優しい生徒たちばかり…、出来るなら「この生徒たちを卒業まで見届けたい」と考えていました。しかし、人事異動によりその想いは叶いませんでした。コロナ感染拡大防止のため離任式も中止となり、お別れの言葉もないまま約2年の月日が経過したのです。
 そんな中での突然の訪問に「先生、何でおるん?」、「何で今日なん?」と少々手荒い歓迎を受けながらも、久しぶりの再会に生徒たちは喜んでくれていました。この日は、午前中にみのりと食科の課題研究発表会が行われ、私は全生徒の発表を食い入るように聞きました。発表内容はもちろんですが、しっかりと前を向いてプレゼンしている姿に生徒たちの成長を感じました。昼休みや放課後も時間の限り話をしました。話題の中心はこの2年間の学校生活と今後の進路でしたが、楽しい時よりも辛く苦しい時が多かったようです。「学校行きたくない、辞めたい」と考えた時期もあったに違いありません。それでも様々な困難や葛藤を乗り越えて、この学年の生徒(66名)は誰一人欠けることなく今日を迎えていることに、私はこの生徒たちに関われた者の一人として誇りに感じています。
 本校と同じで明日から卒業考査がスタートするようです。まだ卒業認定された訳ではありませんので、最後まで気は抜けませんが「全員卒業できたら、卒業式に必ず行く!」と生徒たちとの約束が叶えられると信じて待ちたいと思います。但馬農業高校の皆さま、本日はご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。

金賞米いかがですか~っ!【49回生】

 2012年からスタートした現在の千種高校学校HP…、その訪問者の延べ人数が、本日300万人を突破しました。1日平均に直すと約1,000人の方が学校HPへアクセスしていただいている計算になり、大変嬉しく思っています。「ブログいつもありがとうございます!」と保護者や地域住民の方々からご支援をいただき、今では1日平均2,000人以上の方々に訪問をいただくまでになりました。大変、光栄なことです。ありがとうございます。今後も、千種高校の最新情報と生徒や教職員のイキイキとした姿を届けられるよう精進して参りますので、よろしくお願いいたします。
 さて、本日は宍粟市内の道の駅(播磨いちのみや、みなみ波賀、ちくさ)にてお米の販売実習が行われ、1年生の生徒たちがお客様と対面販売をさせていただきました。「有名なお米やな…買わなあかん!」とこの日を楽しみにされているお客様も多くおられ、千種高校のお米の認知度が高まっていることを感じました。中には、新聞記事を片手に「これ見て来たんや、寒い中頑張っとるなぁ」と生徒に励ましの声をかけてくださるお客様も…地域の方々の温かさを生徒たちと共に感じました。生徒たちも、「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」とハツラツと笑顔で応対しており、見ていて清々しい気持ちになりました。予定していたお米は、約1時間30分で完売…、3カ所の道の駅で合計約7万円の売り上げを得ました。お買い求めいただいた地域の皆さま、本当にありがとうございました。
 この収益金は、生徒たちの発案に基づき特定非営利活動法人「ピースウインズジャパン」に全額寄付し、災害被災地での人道支援や国内の動物愛護活動等に役立てていただく予定です。なお、本日の道の駅みなみ波賀での販売実習の様子は、17時30分からの関西テレビ(8チャン)ニュースの中で紹介される予定です。是非、ご覧ください。