千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

宍粟警察署からの交通安全講話【50回生】

 今日は中間考査2日目です。私は早く目が覚めたので今朝6時45分に出勤したのですが、もうすでに1名の生徒が登校しており、教室内で勉強に取組んでいました。校務員の池田さんの計らいにより校舎内に入れたようですが、その学習意欲はスゴイ!!でも、あまりに早すぎると教職員も出勤していないので注意してくださいね。
 さて昨日の考査終了後、宍粟警察署交通課の山下誠士巡査部長にご来校いただき、1年生を対象に交通安全講話をしていただきました。「長いことこの仕事してきたけど、高校の教室に入って話するの初めてなので緊張するなぁ」と山下部長はおっしゃっていましたが、生徒に向けて熱いメッセージを投げかけていただきました。開口一番、「皆さん、夢はありますか?」と語りかけられた山下部長。自身の学生時代の経験から夢を持ち続けることの大切さをお話いただきました。そして、「高校入学後少し慣れてきたこの5月に一番通学途中の交通事故が多いので、十分に注意してほしい」とお話されました。特に、自転車通学生による歩行者との接触事故による高額な賠償事例は全国各地で発生しており、運転している生徒が加害者になるケースもあります。山下部長もおっしゃられた「何もない当たり前の幸せが一番」の言葉を噛みしめながら、交通安全への意識を高めてほしいです。山下部長、ありがとうございました。

 
 
 

先生方の対応に感謝【教職員】

 本日から中間考査がスタートしました。1年生にとっては高校入学後初の定期考査、2,3年生にとっても進路実現のために非常に重要な考査です。部活動や文化祭・映画祭の準備など、勉強以外にも大忙しの生徒たちですが、中間考査期間(5/19~24)は学業優先で考査に集中してほしいです。
 さて、昨日の話題なのですが、放課後になっても先生方が職員室にほとんどいない状況がありました。「あれ?考査前日で部活動もないはずなのに先生方はどこにいるんだ?」と校舎内をウロウロと歩いていると、多くの先生方が生徒の要望に応じて個別補習をしてくださっていたのです。マンツーマンでの指導やグループへの指導など様々ですが、中には自身の専門教科以外の科目を指導されている先生もあり、手前みそですが「有難いなぁ…いい学校だなぁ…」と千種高校を誇らしく思いました。
 実は昨年、中学生だった私の娘がある科目の勉強に全くついていけず、友達と一緒に勇気をもって「先生、教えてください!」と補習の依頼をしたのですが、「そんなもん、自分でせぇ」と応じてくれなかった事案がありました。落ち込んで帰宅した娘の話を聞いて、保護者として非常に腹立たしく感じたことを覚えています。確かに教員は、学習指導以外にも多くの業務を抱え非常に忙しい実情はありますが、とても悔しく同じ教員として情けなく、一教員だけでなく中学校の体制にも疑問を持ちました。それに対し、本校の先生方は親切・丁寧に生徒からの要望に対応してくださっています。今朝も、登校してすぐ「先生、ここ教えてください!」と職員室にやって来た生徒に、「えぇ~、もうすぐテスト始まるぞ…」と言いながら廊下で指導してくださる先生も…。小規模校だからできるアットホームな関係性と先生方の温かい対応に心から感謝です。保護者の皆さん、どうか安心してください。千種高校は大きな家族です。

 
 
 
 

こくう映画祭2022に向けて【生徒会】

 学校ホームページのトップ写真にも掲載しております通り、6月11日(土)に第48回文化祭(2日目)と生徒会執行部主催の「こくう映画祭2022」を同時開催する予定で準備を進めています。文化祭(2日目)は事前申し込みいただいた本校生徒とその家族のみの参加で行いますが、こくう映画祭は一般の方にも観覧いただき千種の大自然の中で映画を楽しんでいただきたいと考えています。先週は、千種町内全戸にポスターを配布したり、市内の様々な事業所に生徒が出向いてポスターの掲示を依頼したりと情報発信を行っている所です。
 テーマは「優しさ」そして「コロナ禍からの解放」で、この地域の魅力を活用して優しい空間をつくりたい…、コロナ禍だからこそ疑い合うのではなく、日々の支えに気づき、感謝し、助け合えたら…そんな生徒たちの熱い想いが込められた映画祭です。地域住民の皆さまには、騒音等でご迷惑をおかけいたしますが、生徒たちの活動に協力をお願いいたします。
 さて、今日は「こくう映画祭2022」をより多くの方々に知ってもらおうと、生徒会長の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)と副会長の長井大樹くん(3年・波賀中学出身)を引率し宍粟市記者懇談会に出席しました。私も初めての参加で気楽に考えていたのですが、会場に入ると福元市長、富田副市長をはじめ、多くの関係者やメディアの方々がおられとても緊張しました。そんな中で、南光くんは堂々とこの映画祭へのこれまでの取り組みや想いを聴衆に語りかけます。横にいる私もジーンとなって、涙が出そうなほどその演説は感動するものでした。その後、メディアの方から「こくう」に込められた意味は何ですか?と質問を受け、長井くんが「何も妨げるものがない空間に、未来への夢や希望を描きたいという想いが込められています!」と即答!!なんて素敵で完璧な言葉なんだとまたまた感動しました。学校に戻ると、広報情報課長の植田さんから「生徒さんの想いに感動しました!!」とメールが届いており、生徒を誇らしく思いました。ありがとうございます。
 こくう映画祭は、学校HPやポスター等のQRコードを通した事前申し込みのある方(上限600名)しか観覧いただけませんが、是非とも多くの方々に観覧いただき優しい気持ちになっていただければ嬉しいです。応援、よろしくお願いいたします。※生徒・ご家族の映画祭申込みはQRコードからでなく、昨日お配りした観覧申込書(紙媒体)で提出をお願いします。

 

止まらない快進撃!【卓球部】

 先週、西播総体の女子団体で見事に県大会出場を果たした内容をブログで紹介したところですが、その卓球部がまたまたやってくれました。昨日、国体の西播地区予選会がウインク体育館で行われ、なんと男子2名と女子4名の計6名が国体県予選会への出場に駒を進めたのです。確か、昨年この大会で1年生ながら森脇大知くん(2年・千種中出身)が県予選会に進出し大騒ぎしたのですが、同大会に6名…凄すぎませんか!?卓球部どうなってるの?…快進撃が止まりません。
 そのメンバーですが、男子は小椋翔太くん(3年・波賀中出身)、宮本大稀くん(3年・千種中出身)、女子は木原紗文さん(3年・千種中出身)、福下愛菜さん(1年・千種中出身)、小椋真優さん(1年・波賀中出身)大畑怜夢さん(1年・安富中出身)です。女子の木原さん、福下さん、小椋さんに至っては、県総体女子団体出場メンバーであり、ダブルでの県大会出場です。実力がある証拠ですね。
 先週、女子チームを掲載したので、今日は男子の二人から話を聞かせてもらいました。小椋くんは卓球部のキャプテンです。自分を犠牲にし、チーム全体のための雰囲気づくりや人の嫌がる役割も担ってきたので、チームメイトからも絶大なる信用を得ている人物…。宮本くんは、チーム一の努力家で練習をコツコツと積み重ねる実力者…、顧問の吉田先生も「部に良い雰囲気をもたらしてくれる」と称賛している人物です。しかし先日の西播総体は、個人戦では二人とも1回戦負け、団体戦でも2ゲーム先取したものの逆転負けし、二人とも力を出し切れず非常に悔しい思いをしてきました。それだけに、最後の公式戦となる今大会にかける意気込みは非常に強かったと語ってくれました。
 小椋くんは、1回戦は相手が棄権し不戦勝、2回戦は危なげなく3-0で勝利し県大会出場を決めました。実はこの日、原因不明の腹痛と戦っていたと言い、対戦相手よりも腹痛の方が辛く手強かったと笑って話をしてくれました。また宮本くんは、1回戦3-0、2回戦も3-0で快勝し試合をしながら調子を上げていきました。3回戦は、非常に強い相手と対戦し敗れはしましたが手ごたえは得たようです。3年生最後の公式戦となる県大会(6/18・ウインク体育館)に向けては「1勝は必ずしたい!」と小椋くん、また、「自分の力を出し切る」と宮本くんが決意を述べてくれました。卓球部の活躍に目が離せません。頑張れ、卓球部!!