今朝の千種町は22℃(午前7時時点)と涼しく、一日を通して非常に過ごしやすい陽気となりました。2学期の始業式まで一週間を切り、長いはずの夏季休業期間もあっという間に終わろうとしています。2学期のスタートを迎えるにあたり、憂鬱な気持ちになっているのは生徒だけではありません。私たち教職員も同じですが、間もなく始まる2学期に向けしっかりと気持ちを前へ向けていきたいと思います。
さて昨日、3年ぶりに千種生涯学習協議会人権教育部会による教職員の夏季研修会が行われ、町内の園小中高の教職員約40名が一堂に小学校体育館に集まりました。最初に、カウンセリングマインド研修会として「自尊心を育む」というテーマで臨床心理士の有賀大輔先生による講演がありました。不登校や支援を要する児童生徒が増加している中、学校現場にも様々な指導方法が求められますが、そのスキルを身に付ける非常によい時間となりました。次に、「子どもたちを元気にする人権教育」と題して、三木市人権・同和教育協議会副会長の春川政信先生から講演を聞かせていただきました。春川先生の過去のご経験を題材とした、流暢で楽しいお話に吸い込まれましたが、私は「小学校の児童を叱ろうとした時にトンボがマイクにとまり叱れなかった」というお話を聞く中で、その結末に涙腺が緩みまくり涙が止まらなくなりました。周りの先生方に泣いてることをバレないように必死で我慢しましたが、無理でした。「もう~春川先生、それ以上勘弁してよ~」と思いながら涙腺は崩壊し、次の増田明美さんからの手紙のお話でも号泣してしまいました。
「園小中高の教職員が一堂に集まる研修は全国でも千種だけちゃうか?」と春川先生がおっしゃっていましたが、校種の違う学校園が同じベクトルで教育が行える体制があることに改めて「千種はスゴイ!!」と感じました。有賀先生、春川先生、本日は素敵なお話をありがとうございました。今もブログを打ちながら昨日のお話を思い出し、涙腺が崩壊しそうです。
「 roots × 千種高校 × 種とみず with 千種まちづくり推進委員会 」
昨日、生徒会執行部の生徒たちが、千種まちづくり推進委員会・未来会議等のつながりからroot(京丹後市未来チャレンジ交流センター)の方々とオンラインミーティングを行いました。rootsとは、高校魅力化プロジェクトの一環として探究活動のサポートをしている地域おこし協力隊と連携している団体です。
ミーティングの中では、千種町とよく似た環境下で高校生がどんな「チャレンジ」を行っているかを事例を交えながらお話を聞くことができました。「やってみたいこと」を付箋に書き出し、それを壁一面に貼り付けている様子は圧巻で、高校生が地域づくりに熱心に取り組んでいる様子が伝わってきました。特に印象的だった話は、「水中考古学」を学びたい生徒がいて、その発信が日本に3人しかいない研究者の目にとまり、クラウドファンディングを通じて実際にお会いし学びにつなげていた内容でした。自分のやりたいことを発信し、実現することの素晴らしさを知ることができました。
千種高校の生徒たちは、やる気に満ちている生徒が非常に多いと感じています。生徒会だけでなく全生徒がチャレンジできる環境を校内だけでなく、今後地域の方々と作り上げていくことができればと考えています。
新型コロナウイルス感染拡大によって、過去2年間は本校の強みである学校間連携や地域連携が思うようにできない状況が続いていました。しかし、今年度は感染防止策を講じながら通常の連携事業をできる範囲で進めています。昨日から始まっている千種中学9年生を対象とした応援補習も実に3年ぶりの開催で、私自身も高校教員が行う中学生補習を初めて目の当たりにしました。
まず驚かされたのは授業開始の挨拶…、「今から国語の授業を始めます、ハイ!!」、「よろしくお願いします!!」体育会系の気合の入った挨拶、返事に圧倒されます。そして、その挨拶の勢いそのままに意欲溢れる授業態度で、勉学に励む9年生の生徒たち…、そんな中、国語の補習を担当してくださったのは松浦校長先生でした。授業をされるのは5年ぶりだそうですが、そんなブランクを感じさせない流れるような分かりやすい授業に私は感服しました。管理職になられてもいつでも授業ができる校長先生はスゴイ!!中学生も校長先生から補習が受けられ幸せですね。
数学、英語の補習でも授業担当者の創意工夫が見られる非常に楽しく分かりやすい授業が行われ、生徒たちは全員目を輝かせて学習に取り組んでいました。休み時間に教室にあがると、「高校の先生が面白い!」とか「授業の進みが早い!」とか…授業を受けた感想を述べてくれました。緊張している様子もなく、非常に明るく前向きで人懐っこい生徒たちばかり…。明日で応援補習は終わりますが、千種高校をより身近に感じてもらえたらと思います。9年生の皆さん、明日も元気いっぱい登校してきてくださいね!
今朝の千種町は24℃(午前7時時点)と残暑が厳しく、太陽が照りつける強烈な暑さではないものの、ムシムシとしたイヤ~な暑さでした。硬式野球部は週末の秋季西播予選会(敗者復活戦)で香寺高校に4対7で敗れ、今年度の公式戦は終了しました。しかし、部員数がギリギリの状態の中で本当によく頑張ってくれたと思います。本日から休む間もなく練習を再開している姿に、悔しさをバネにさらなる成長を期待したいです。
さて、本日からチャレンジ類型の生徒を中心とした後期補習がスタートしました。1,2年生は午前中3時間、3年生は午前午後6時間の時間割が組まれ、きめ細やかな少人数授業が行われています。少しその様子を拝見しましたが、先生方が生徒の中に入り込んで一緒になって学習を進めており、本校ならではのアットホームな雰囲気が伝わってきました。また、ipad等の情報端末を活用した生徒が主体的に学べる工夫が見られる授業が盛りだくさん…。創意工夫を凝らした授業を生徒たちは楽しく真剣に取り組めていました。午後からは、千種中学3年生(17名)を対象とした補習も本日から3日間行われますが、今日は午後から出張のためその様子は明日以降にお知らせします。夏季休業中もチャレンジ類型の生徒たちは将来を見据えて頑張ってます!
「能勢に行くのも今回が最後ですねぇ…」学校での最後の練習を終え、生徒玄関前でしみじみと語るライフル射撃部の猶原宏海さん(3年・千種中出身)。近畿2府4県の代表者が集う国体選考会のため、明日から大阪府能勢ライフル射撃場へ移動し公開練習を行い、明後日の競技に挑みます。
先月28日(金)に広島県つつがライフル射撃場で行われた全国大会では兵庫県勢トップの57位(156名出場)と健闘し、8月に入ってからも受験勉強を進めながら毎日欠かさず練習に励んできました。各府県の代表者6名のうち上位2名しか国体に出場できない狭き門ですが、持ち前の集中力で頑張ってほしいです。いつも近くで練習を見守ってきた顧問の高橋先生は「自己ベストに近い得点が出せれば十分可能性はある!」と言いつつ、「2番手以降は力が拮抗しているので運が見方してくれたら…」と語ってくれました。
国体出場を意識せず、自身のベストパフォーマンスが出せるよう頑張ってもらいたいです。生徒玄関で、多くの先生方に見送られ帰宅していく猶原さん…千種から全力応援しています!
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