千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

雪山の魅力を満喫!【スキー実習】

 今朝の千種町は7℃(午前7時時点)と季節外れの温かさでした。一年で最も寒い時期であるはずなのに、スキー実習のある頃に急に暖かくなり、千種の街中から雪が消えてしまいました。しかし、ちくさ高原スキー場はそんな陽気にも関わらず積雪40cmと、生徒たちのスキー実習までとけずに耐えてくれていました。昨晩、降り続いた雨も上がり、予定通りスキー実習が実施できホッとしています。※昨年度は記録的な雪不足のため中止となっています。
 さて、このスキー実習は千種の立地を生かした本校ならではの学校行事として定着していますが、生徒は個々のレベルに応じて学年、性別関係なく6班編成され、それぞれインストラクター(一部本校の教員含む)がついて丁寧に指導していただいています。今年からは、希望者にはスノーボードも取り入れ選択の幅が増えました。
 コロナの影響から多くの学校行事が中止となり、制限の多い学校生活の中で、フラストレーションが溜まっていた生徒も多いかと思いますが、今日ばかりは生徒みんな心から楽しめたのではないでしょうか?カメラを向けると、みんなとびきりの笑顔を見せてくれました。生徒たちがイキイキとしている姿を見ていると、こちらまで嬉しくなります。
 朝方は雪も凍っていたため、激しく転んだ生徒は打ち身や打撲などあるかも知れません。また、明日は激しい筋肉痛に襲われるかも知れませんが、今日はゆっくり早めに休んで、明日からの学校生活に備えてくださいね。今日は、そんなスキー実習の様子を写真で紹介します。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

心温まるメッセージ【48回生】

 「ご飯を食べて本当に美味しかったです!」、「全国2位なんてスゴいです。来年は1位になれるといいですね」、「私たちが考えたメニューに皆さんのお米を使わせていただき、ありがとうございます!」、「お米モチモチで美味しかったです!」、「お米甲子園で金賞と聞いてビックリしました!」…
 昨日、千種小学校より届いた写真入りのメッセージポスターには、高校生に向けた感謝の言葉がたくさん綴られていました。私は、このポスターを読みながら思わず目頭が熱くなりました。「こちらこそ、ありがとう!!…」私が作ったお米ではありませんが、本当に嬉しかったです。
 今朝のSHRでは、担任から1年生の生徒に向けてこのメッセージポスターが紹介され、さっそく教室に掲示されました。生徒たちは、微笑みながら嬉しそうにメッセージを読んでいました。きっと、私と同じように心がホッコリと温かくなったに違いありません。
 千種小学校の児童の皆さん、この度はメッセージを届けてくださり本当に有難うございました。「ちくさ元気プロジェクトの日」と題して、小学校と高校を食材を通じてつないで下さった、ちくさ学校給食センターの皆さまにも深く感謝申し上げます。有難うございました。
 今年度は、コロナの影響から様々な行事が中止となり、例年と同じような連携事業が行えない状況下ではありますが、こうした取り組みにより、今年もちゃんと学校間の交流が出来ていると感じます。千種町ならではの校種を越えた様々なつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。

 
 
 

体を使うコミュニケーション英語【47回生・チャレンジ類型】

 先週末は気温も高く、雨が降り続いたことで、校内の雪はほとんどなくなりました。今日も快晴、明日も気温が高く夕方から雨が降る予報ですが、明後日(27日)にスキー実習を予定しているため、スキー場の雪が無くならないか心配になってきました。現在、スキー場では45cmの雪があり滑走可能となっていますが、今日、明日の天候次第では厳しくなるかも知れません。「雪よ~っ、降ってくれー!寒くなってくれー!」、普段は寒いのが大の苦手なので温かい冬は大歓迎ですが、今だけは祈りたい気持ちです。
 3年生は今週より卒業考査がスタートしました。進路はほぼ確定している3年生ですが、あくまでも卒業することが前提です。最後まで、気を抜かないように頑張ってくださいね。
 さて、昨年7月末にALT(外国語指導助手)のニック先生が離任されて以降、コロナの影響から次のALTが今も来日できない状況にあります。仕方がないとは言え、生徒に生の英語を聞かせる機会を与えられず、学校としても困っていました。そんな中、県教委より新たなALTが配置されるまでの期間、特別非常勤講師として臼井ブリットマリー先生を紹介いただきました。臼井先生は、日本語がペラペラでとっても明るい性格の先生で、なんとダンスの講師もされています。
 今日は2年生チャレンジ類型の「コミュニケーション英語Ⅱ」の授業で、英会話を交えながら楽しくダンスタイム。生徒たちは、予期せぬ授業に戸惑っていましたが、臼井先生のダンスを必死で模倣しながら、ラテンのリズムに乗って軽快なステップを踏んでいました。ほぼ1時間、ダンスを踊り続けた生徒たち、全身運動のため汗だくになりつつも、「楽しかった!」といつもと違う授業を満喫していました。臼井先生、ありがとうございました!

 
 
 

最後の給食&簿記検定【46・47回生】

 今日は、3年生にとって高校最後の授業日、それと同時に最後の給食日でした。小・中・高と宍粟市内の学校給食センターにお世話になり12年間いただいた給食、どんな思いで食べたのでしょうか。きっと、声は届かないけども、心の中で感謝していただいた事でしょう。調理し配達してくれる給食センターで働く方々、食材を生産する農家の方々、もちろん給食費を払ってくれる保護者…給食一つとっても多くの方々の支えがあり、私たちは生かされているのです。1年生の時にお米作りを体験した皆さんだから、なおさら理解してくれていると思います。
 私自身も経験がありますが、高校生という時期はある程度自由が与えられ、自分の考えが主張でき、時に親に反抗的な態度をとって「自分で何でもできる!」と勘違いしてしまう時があります。しかし、食べること1つとっても自分一人ではまだ何もできないのです。本校の生徒は、すでに備わっている人が多いですが、改めて周囲の人への感謝の心を持ってほしいです。そうすれば謙虚な生き方ができ、必ず周囲からも大切にされ、幸せな人生に通ずると思うのです。
 さて、以前にもお知らせした通り、この週末(24日)に簿記実務検定試験を控え、昨日、和田山高校の霜尾先生にお越しいただいての対面授業および放課後補習をしていただきました。いつも以上に、真剣な表情で過去問題に取り組んでいました。霜尾先生にお話しを聞けば、「和田山高校の生徒より、本校の生徒のが合格率が高いのではないか!?7割ほど合格してくれれば…」という事でしたが、一人でも多く合格してくれることを願っています。

 
 
 

最後の授業【46回生】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)とよく冷え込みましたが、日中は青空が広がりとっても気持ちのよい陽気となりました。そのお陰で、道端の雪はかなりとけましたが、日の当たらない場所は根雪となってずっと残っている状態です。
 さて、3年生の授業がいよいよ終盤を迎えています。各教科の先生方も、卒業考査に向けた最後の授業の中で、生徒との3年間の思い出が頭を巡っていたことだと思います。そんな中、3年生の生徒たちが授業の最後に「3年間、楽しい授業をありがとうございました!」と授業担当の先生へ謝辞を述べるシーンがあるようです。授業を終え、職員室に戻ってきた先生が「なんか、最後にお礼を言われた…」と照れながらも喜んで語っている姿を見て、微笑ましく心が温かくなりました。そうした指導を誰にされた訳でもないのに、自然にできる生徒たちは本当に素晴らしいです。
 昨日、3年生最後の「体育」の授業にお邪魔し様子を見させてもらいました。男女混合でのバレーボール大会だったのですが、授業の空いている教員も全員参加しながら大変な盛り上がりを見せていました。見ていて改めて感じたのは、この学年の生徒の特徴ですが、男女とも「仲がいいな」、「ノリがいいな」という点です。ありのままの自分を周囲の仲間がきちんと受け止めてくれる雰囲気があり、見ていて本当に楽しかったです。
 明日は、いよいよ授業最終日、そして来週からは卒業考査です。最後の最後に油断して、2月以降登校することにならぬよう、最後の考査に向けた勉強もぬかりなく頑張ってくださいね。