千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

簿記検定の合格発表【47回生・ベーシック類型】

 小雪舞う今朝の千種町、-2℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。「いいぞ、いいぞ!」と心で叫びながら出勤しました。なぜならこの時期、アクティブの授業でスキーを取り入れている本校は、定期的に雪が降ってくれないと困るのです。来週は、アクティブ類型の全生徒を対象に「スキー検定」を実施し、今シーズンのスキー実習を締めくくる予定ですので、雪が無くならないことを切に願う毎日です。最近では毎朝、新聞でちくさ高原スキー場の積雪量をチェックするのが私の日課となっています。
 さて、本日の簿記の授業前に、先月(24日)行われた「簿記実務検定」の合格発表が行われました。1年間を通して遠隔(オンライン)で和田山高校の霜尾先生に簿記を教わり、定期的な対面授業を経ての資格取得挑戦は、全国でもほとんど例がない取り組みだと思います。私たちも、その結果を注目していました。授業担当の先生の演出で、合格者の受験番号を掲示する方法での発表に生徒たちもドキドキ、ワクワクしていました。発表の瞬間、「よっしゃー!」「やったー!」と歓声が沸くのかと思いきや…アレ?、意外とみんな冷静に眺めていました。あと少しの所で涙をのんだ生徒もおり、悔しがる生徒もいましたが、みんな良く頑張ったと思います。
 全体の結果としては、13名が簿記実務検定3級に合格し合格率は約72%でした。遠隔授業でも対面授業に劣らない学習の成果が得られたと胸を張れる素晴らしい結果だと思います。授業担当の霜尾先生をはじめとする和田山高校の全面的なバックアップと本校の生徒、授業担当の先生方の努力が実を結んだ一日でした。

 
 
 

感染防止の意識高く【47・48回生】

 「地元の高校生が頑張ってる姿見ると、嬉しくなってね…ついつい電話してしまったよ…」
 昨日、スキー部の全国大会出場の新聞記事を見られた、市内の一般男性からお電話をいただきました。お米の金賞、ライフル射撃部の全国大会出場なども知っておられ、「千種高校、最近よう頑張っとるね!」とお褒めの言葉をいただきました。嬉しかったです。それと同時に、「良い噂も悪い噂も地域の方はよく見ておられる」という事を身をもって感じました。教職員一同、さらに信頼される学校づくりに向けて努力したいと思います。本当に有難うございました。
 さて、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長が検討されています。幸い本校は今のところ、生徒・教職員に感染者も濃厚接触者もない状態で通常の学校生活が過ごせています。長期戦となり、なんとなく「もう大丈夫じゃないか!?」という油断する気持ちになりがちですが、これから入試や学年末考査、卒業式など大切な行事が続きます。改めて、学校あげて感染予防に努めていきたいと思います。
 昼休みに生徒たちの様子を見ていると、今日もきちんとマスクの着用、手洗い・消毒、静かな分散給食、歯磨き等が当たり前のように習慣化されていました。昼食指導の先生が昼休みも必ずついているとは言え、感染リスクが少ない昼休みを実行できており安心しました。学校内外を問わず、コロナ対策への高い意識を持ち続けましょう!

 
   

進路を考える…【47・48回生】

 今日から2月。2月は28日までと短い上に祝日が2日もあります。さらに、連携型入試の関係で生徒休業日も入るため、あっという間に過ぎ去ることになるでしょう。しかし、月末には学年末考査が控えるため、体調等崩して貴重な授業を欠席することないよう注意してほしいです。まだまだ寒い日が続きますが、規則正しい生活を心がけましょう。また、3年生が自由登校となり、今日から1,2年生76名のみの学校生活となりました。存在感の大きかった3年生がいないと、ぽっかりと穴が空いたような寂しさを感じますが、1,2年生も学年が上がる自覚と決意を新たにしてほしいと思います。
 さて、今日は放課後、宍粟市防災センターにおいて「校外進路ガイダンス」が行われ、本校から56名もの生徒が参加しました。今回は、主に専門学校や大学等に進学希望する生徒が対象となるガイダンスでしたが、任意の参加にも関わらず、実に全体の約77%(欠席生徒を除く)の生徒が参加したことにまず驚きました。将来の進路の方向性が定まっていなくとも、こうした機会にまずは足を運んで情報をキャッチしようとする姿勢が大切ですね。本校だけの参加でなく、他校の生徒も参加していましたが、本校生徒の積極性が際立ってたように思います。各種学校のブースで真剣な眼差しで説明を聞いている姿に、進路への意識の高さを感じました。
 高校3年生は、人生におけるターニングポイントです。たくさん悩んで、たくさん比べて、自分で納得できる進路選択をしてもらいたいです。ネットなどから様々な情報が入手できる時代ですが、やはり最終的には、足を運んで自分で見て聞いて比べることが重要です。今日のような積極的な姿勢を今後も大切にしてください。

 
 
 

全国大会壮行会【スキー部】

 2月6日(土)~10日(水)に長野県飯山市において第70回全国高等学校スキー大会が開催され、本校から女子3名が出場します。アルペン競技の大田美音(3年・波賀中出身)とクロスカントリー競技の越乢凜(2年・千種中出身)、池部黄那(2年・山崎南中出身)です。今日は、この生徒たちの県総体での活躍を表彰式で全校生徒に紹介すると共に、全国大会を前に応援しようと壮行会が行われました。
 まず最初に顧問の筏先生から各種目の説明があり、その後3名の紹介がありました。受験勉強で練習不足、そして共通テスト翌日に県総体を迎える中出場した大田さんの姿勢や、夏場のトレーニング等により昨年より大幅に記録を短縮した越乢さん、池部さんの成長を讃えるものでした。話を聞いていてジーンとしました。その後、生徒を代表し秦さんが、「最高のパフォーマンスが出せるよう頑張ってください。みんなで応援しています」と激励の言葉を述べ、最後に出場生徒が個々に決意を語りました。
 大田さんは「念願だった全国大会で力を出し切れるよう頑張る」、越乢さんは「継続したトレーニングを強みに自信をもって挑みたい」、池部さんは「全国で自分の力を試したい」とそれぞれ意気込みを語ってくれました。
 全国大会前に強化選抜合宿が行われるため、3名は2月2日(火)から現地に向かい出発します。長期遠征となりますが、まずは体調管理に気をつけてくださいね。そして、プレッシャーに感じることなく競技を楽しんできてほしいと思います。千種から長野に向けて応援してます。頑張れ!スキー部!!

 
 
 

最後までぬかりなく…【46回生】

 本日は3年生の卒業考査最終日でしたが、山崎発(波賀経由)バスの到着が道路工事のため大幅に遅れ、1限は自主学習とし1時間遅れで考査を実施しました。本校は、山崎、一宮、波賀方面からこのバスを利用して登校する生徒が多いため、心配しましたが無事に登校でき良かったです。バス停で1時間近く待たされて不安だったと思いますが、誰一人家に帰ってしまうことなく、学校やバス会社に確認をとり情報を集め、正しい行動がとれていました。
 高校最後の考査をどんな様子で迎えているのかと思い、1限目に3年生の教室にお邪魔すると、ノートやプリントを見ながら必死にテスト勉強に励む生徒の姿がありました。友達同士で問題を出し合いながら勉強する生徒もおり、教室内はとても良い雰囲気でした。流石ですね。当たり前と言えばそうなんですが、進路が確定していても手を抜くことなく、1点でも多く点をとろうと机に向かう姿に改めて千高生の本質を見たような気がしました。嬉しかったです。
 高校での勉強(考査)は、本日で終了となりますが上級学校に進学しても、就職しても、それぞれの道で常に勉強をしていかなければなりません。しかも、これからは親や先生に口やかましく注意指導されてする勉強ではなく、自分の意思で取り組まなければならない勉強ばかりです。自分自身を磨く勉強に終わりはありません。2月から自由登校となりますが、次のステージに向け必要な勉強、準備をして充実した時間を過ごしてください。