千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

足早に下校【全学年】

 本日9時33分、宍粟市に大雪警報が発令されました。そのため生徒は2限目まで授業を受けた後、SHRを行い給食も食べることなく下校することとなりました。2限終了後に、校内放送で警報発令について連絡すると「やった~!!」と2階の2年生教室から大歓声が沸き上がりました。雪は降り続いていましたが警報発令を予感するほどの雪ではなかった為、生徒たちも予想していなかった事態にテンションが上がっていたようです。
 生徒は喜んでいますが、考査前の最後の授業をしようと準備されていた先生方は大変です。予定が狂い急遽SHRで考査の範囲やポイントを生徒に伝達している場面も見られました。また、ある生徒に喜びの理由を聞くと、「家帰ってテスト勉強が出来るから…」と答えてくれました。さすが千種高校生…単純に授業が無くなったことを喜んでいると思い込んでいた私は、それを聞いて驚きました。
 雪が降りしきる中、生徒たちは足早に下校していきました。今日は、自宅で思う存分テスト勉強に励んでくださいね。

 
 
  

Big News Stories【48回生・ベーシック類型】

 昨日、連携型入学者選抜が無事に終了しました。千種中学の受検生のみなさん、お疲れ様でした。本校生徒は入試休みのため4連休となりましたが、ほとんどの生徒が今朝は元気に登校しており安心しました。今日で早くも学年末考査一週間前となります。来週も天皇誕生日の祝日がありますので、あっという間に考査となります。寒暖差の大きな日々が続きますが、体調管理をしっかりと行い、授業を大切にしていきましょう。
 さて、1年生ベーシック類型(22名)の「英語コミュニケーションⅠ」の授業では、現在「The Big News Stories of 2020」というテーマで楽しい授業が展開されています。生徒は、事前にパソコン室で2020年一番のニュースを英文と関連写真を用いてレポートを作成しているのですが、まずそのレポートのクオリティーの高さに驚きました。英文の新聞を見ているかのような見事なレポートは、2020年を象徴する内容が盛りだくさんでした。例えば「 フワちゃんが流行語大賞に選ばれる」、「菅総理がパンケーキ大好き」、「初めての骨折体験」、「買い物袋の有料化」、「ソフトバンクホークスの日本シリーズ4連覇」、「お米甲子園金賞」、「好きなアイドルやアニメ」などなど…個性が溢れていました。
 今日はこの英文のレポートを3~4人のグループをつくって英語で紹介し合い、その後個々の発表について英語または日本語で評価するということをメンバーを入れ替えながら行っていました。この授業は、英会話力とリスニング力の向上を狙いとしていますが、何より科目名にもある英語でのコミュニケーションを重視しています。教室内は、談笑しながら英会話を楽しむ雰囲気で包まれていました。村上先生の英語力を引き出すアイデアは素晴らしい!生徒のみなさん、これからも英会話を楽しんでください!

 
 
 

放課後もサーフェス学習!【図書委員】

 来週の16日(火)に実施される連携型入学者選抜のため、本日は3限までの授業と大掃除をして午後からは会場準備のため生徒は下校となりました。今年はコロナ感染防止対策のため入試前日も生徒休業となるため、生徒は16日まで4連休ということになります。少し間が空きますが、次の登校日(17日)は学年末考査一週間前となりますので、この4連休を有効に利用して自宅学習もしっかり取り組んでください。
 さて、県教育委員会による「県立学校学びのイノベーション推進事業」により、今年度41台のタブレット型ノートパソコン(サーフェス)が導入され、様々な授業で活用をしています。これにより、授業での調べ学習等効率的な学習が行え、生徒の主体的で深い学びに結びついています。そんな中、「放課後に図書室を開放し、サーフェスを利用した学習ができる場をつくろう」と図書委員の生徒たちが、授業以外の時間でも利用できるよう動いてくれています。
 放課後に様子を見に行くと、この日は4名の生徒が利用していました。提出課題を作成したり、調べものをしたり様々ですが、生徒の自主性が生かされとても良い試みだと思いました。図書委員も、サーフェスの貸出し、図書室のカギの開閉を含め、責任もって役割を果たしていました。現在は試行段階ですが、こうした取り組みが広がり授業時間以外でも気軽にICT機器に触れ学べる環境を整えてほしいと思います。図書委員の皆さん、これからもよろしくお願いします!

 
 

スキー検定全員合格!【アクティブ類型】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。寒い日はトイレに行く頻度が増すのですが、本校の男子トイレ(大)は洋式の「暖房便座」ですので非常に有難いです。(女子トイレも3カ所のうち1カ所は洋式の暖房便座のようです)生徒も職員も当たり前だと思っているかも知れませんが、同じ県立学校でもまだ和式や暖房便座でない洋式のトイレの学校も多くあります。昨年、本校に転勤してきて千種のいい所をたくさん感じていますが、地味ですが「トイレの便座が温かい!」という点に感動を覚えました。寒冷地にはなくてはならないアイテム、「暖房便座」を装備する千種高校で今日もストレスなくトイレタイムが過ごせました。ありがとうございます。
 さて、今朝の神戸新聞にも掲載されていますが、簿記の遠隔授業における研究成果報告会が和田山高校と千種高校で行われました。「これからの時代における新たな学び方」として、多くの方々より高い評価をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
 実は、その裏でアクティブ類型1,2年全員(19名)は、ちくさ高原スキー場で一日スキー検定を行いました。技術レベルに応じて3級(15名)と2級(4名)を受験したのですが、見事に全員が合格したと報告を受けました。特に2級は難易度が高く例年ならば不合格の生徒も出るそうですが、今年は全員合格したと聞き、嬉しかったです。
 今シーズンのスキー実習もこの検定で一区切りとなりましたが、熱心にご指導いただいたインストラクターの皆さま、全面的に協力いただいたちくさ高原スキー場の皆さまに心から感謝致します。ありがとうございました。

 
 
 

速報!アルペン競技も大躍進!【スキー部】

 速報です。本日、全国高校総体スキー大会の女子アルペン競技(スラローム)が行われ、本校の大田美音(3年)が出場しました。激しく雪が舞い、視界が悪い中の出走だったようですが、2本とも攻めの滑りでなんと85位(エントリー159人中)という素晴らしい結果をもたらしました。引率された中田先生によると、今月2日から現地入りし、連日の練習の中で急激にレベルアップしたようです。しかし、両脚をポールにぶつけながら何本も練習する中で両脚は青あざだらけ… そんな状況の中、見事な集中力で顧問も驚くほどの好結果をもたらしました。おめでとう。よく頑張りました!
 レース後、「練習を信じて最後まで滑りきることができました。多くの選手が失敗し記録を残せない中でベストの滑りができ嬉しいです。応援して下さった皆さんに感謝の気持ちを忘れず、これからもスキーを続けたいです。」と大田さんらしいコメントをくれました。
 いやぁ、素晴らしい!!!この短期間での彼女の技術的な成長はもちろんですが、初めての全国インターハイで死力を尽くした経験は今後の彼女の大きな心の成長につながることでしょう。お疲れ様でした。胸を張って兵庫県に帰って来てください。