千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

令和3年度本格スタート!【全学年】

 春季休業が終了し、本日午前中に着任式と始業式が行われ、令和3年度が本格的にスタートしました。2年生、3年生にそれぞれが進級し、どんな気持ちで今日の日を迎えたでしょうか?
 さて、着任式では、校長先生から4名の先生方の紹介がありました。英語科の北口先生、数学科の水谷先生、事務室の髙屋さん、業務支援員の岡野さんを新たにお迎えし、私たち教職員も新たな気持ちでスタートを切ります。今年度も地域に愛され、信頼される学校を目指し努力して参ります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 始業式では、校長先生の式辞で競泳の池江璃花子選手の白血病からの復活劇に触れられました。「努力は必ず報われる」という池江選手の言葉の裏側にある心の持ち方に学び「何事にもポジティブに取り組んでほしい」と呼びかけられました。
 始業式後には、教職員の紹介および校務分掌の発表を私からさせていただきました。生徒からは「ワ―、キャー」とかの反応は全くなく、静かに聞き入っていましたが、どう感じていたのでしょうか?一点、言い忘れていましたが…私も今年度はスキー部の顧問に入らせていただきました。よろしくお願い致します。
 最後に、生徒指導部長の清水先生と保健部長の富永先生からそれぞれ講話がありました。清水先生からは、今年は特別指導ゼロを目指そう…そのために日頃の爽やかな挨拶と服装の着こなしの一層のレベルアップを心がけでほしいと話がありました。また、新入生の頃を考えた1年生に対する立ち振る舞いで、1年生の不安を取り除いてほしいと呼びかけられました。富永先生からは、コロナの感染力は変わらないが、私たちの気持ちの緩みが感染者数を増減させている。基本的な感染対策をきっちり継続させようと話がありました。
 明日からは、通常授業がスタートします。(給食は13日からです)コロナの感染拡大が加速しており不安もありますが、今年も通常の学校生活が過ごせるようお互いに頑張っていきましょう!

 
 
 

優しい心 世界へ届け!【48回生】

 今日も朝から青空が広がり、風もなく穏やかな一日となりました。校内のサクラの樹を見ると、ほぼ満開に近い状態となり、4月8日(木)の始業式、入学式には花が散ってしまうのではないかと心配するほどの暖かさです。
 今年度も今日が最終日、コロナ禍で例年と違う一年でしたが、そんな中でも生徒たちの様々な活躍が見られました。ライフル射撃部、スキー部の全国大会出場をはじめ、硬式野球部や卓球部、女子バレー部の躍進、カルチャー部のテレビ出演等、部活動の頑張りは目を見張るものがありました。また、1学年が栽培してきたお米が全国2位に相当する金賞を受賞し、地域に活力を与えてくれました。来年度も千種高校の生徒の底力を、教員で引き伸ばせるよう頑張って参りますので、何卒よろしくお願いいたします。
 さて本日、1学年で栽培した「金賞米」の販売を通して得られた収益金全額(58,490円)を兵庫県ユニセフ協会へ出向いて寄付させていただきました。金額はわずかですが、生徒たちの優しい気持ちがたくさん詰まった収益金です。世界の支援を必要とする人々に届け、一人でも多くの命を救ってほしいです。代表生徒の皆さん、お疲れ様でした。



負けてまた強くなる!【硬式野球部】

 本日、赤穂城南球場で行われた春季高校野球西播地区予選会に本校が出場しました。対戦相手の飾磨工業高校は、本校の3倍以上の部員を有する力のある学校でした。しかし、非力だった本校の部員たちが一冬越してどれだけ成長したかを見るのが私自身とても楽しみで、応援に駆けつけました。
 試合は初回、ファーボールやパスボールなどバッテリーミスが重なり1点を先制されると、3回裏には4つのファーボールに加え、満塁からセンターオーバー走者一掃のツーベースを浴びて序盤から0対5と苦しい試合展開となりました。6回表には1,2塁のチャンスで世良(1年・一宮北中出身)の右中間へのツーベースで2点を返し反撃したものの、その裏では飾磨工業の打線が爆発し、一気に5点を献上…結局、2対12×の6回コールドゲームとなり悔しい初戦敗退となりました。
 昨年の秋の大会が終わってからも、練習の手を緩めることなくトレーニングを継続させ努力してきた選手はもちろん、顧問の先生方も悔しくてたまらないと思います。しかし、私は勝負には負けましたが千種の部員たちが劣勢に立たされても仲間を信じて最後まで相手に立ち向かっている姿に多くの感動をもらいました。本当に最後までよく頑張りました。
 今回の敗戦を糧に、顧問の先生方と共に夏の大会に向けて練習を継続させてください。君たちがリベンジするステージはこの先に待っています。私は勝っても負けても、皆さんを信じて応援し続けます。

 
 
 
 
 

水質改善プロジェクト!【生徒会】

 3学期に入って突然、生徒玄関前に設置された「使い捨てカイロの回収ボックス」。これは、Go Green Group の使用済み使い捨てカイロで水をきれいにするプロジェクトに賛同し、本校の生徒会がカイロ収集を行ったものです。
 私も初めて知りましたが、使い捨てカイロの再利用により、GoGreenCube(ゴーグリーンキューブ)に加工されます。このGoGreenCubeをヘドロが溜まって汚れてしまった川や湖や海に投入することでイオンの力により浄化できるというものです。この生徒会の呼びかけに、多くの生徒・教職員が「これは素晴らしい環境保護活動だ!」と協力し合い、約2か月間で496個の使い捨てカイロを回収することができました。
 先日、生徒会長の秦陽乃さんが黒田庄町にある会社に集めた使用済みカイロを届けてくれましたが、現地の職員の方も回収率の高さに驚かれていたそうです。そして、千種高校の皆さんに感謝の言葉を述べられました。何も思わず、捨てていたものも再利用すれば大切な資源になる…。この活動を通して、ゴミ処理の在り方を含め地球環境保護の重要性を改めて学ばせてもらいました。生徒会の皆さん、ありがとう!これからも生徒たちの心を動かす前向きな活動を、よろしくお願いします。

 
 

中高生徒会ミーティング【生徒会】

 「サクラ咲く!」千種高校の敷地内にあるサクラがようやく開花しました。この所の暖かさで一気に開花が進んでおり、今日もポカポカ陽気。ピンク色に染まったサクラの樹を見ると嬉しくなります。
 そんな中、今日は中高生徒会ミーティングが行われました。今年度はコロナの影響から千種中学校との中高連携行事の多くが中止となりましたが、来年度はすべての行事ができることを願って様々な議論が行われました。
 千種には美化活動、部活動、体育祭、ふれあい文化祭、マラソン大会、インターネットサミット in CHIKUSAなど多くの連携行事があります。中高生徒会執行部の生徒が、それぞれの行事について「利点」、「課題」を洗い出し、「改善策」を考え新たな「提案」がなされました。改善策、提案では、体育祭の競技を自分たちで考える。また、マラソン大会を駅伝大会にする。など、自分たちが主体となって行動していこうと前向きな発言が多く見られました。
 まだまだコロナ感染拡大が予断を許さない状況下ですが、自ら考え行動し最善を尽くし準備することは非常に大切なことです。私たち教員が想像もできないような柔軟な発想で、来年度も千種を盛り上げてくれる若い力に期待したいと思います。生徒会の皆さん、頑張ってください。応援しています。