千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

強打者現る?【硬式野球部】

 今日は朝から土砂降りの雨…生徒は傘をさしながら肩をすくめて登校してきました。線状降水帯と呼ばれる雨雲の帯が島根県、鳥取県等の日本海側に発生しているようです。千種町も大雨による警戒が必要ですが、土砂災害や河川の氾濫等が起きないことを願います。
 さて、7月12日(月)に高校野球夏季大会の初戦を迎える本校の硬式野球部員は、考査期間中も時間を決めて練習を継続しています。昨日の放課後も、元気のよい掛け声が職員室に響き渡り、気持ちが高まっている様子が感じられました。グランドを眺めていると「あれ!なんじゃこれは?…」とピッチングマウンドで面白い光景を目にしました。なんと、バッターボックスに打者を見立てた木製の人間がいるのです。思わずカメラを持ちグランドへ…指導されていた舩曳先生に話を聞くと、今年卒業した山口大翔君と、岸本航貴君がアクティブ(木工)の授業の中で制作したと言うのです。投手をしていた山口君が練習で「あったらいいな」と感じていたこと、またユーチューブ動画で有名私立高校が人形を立てて練習していた様子を見て、是非後輩たちに残そうと制作してくれたものでした。身長180cmを越える大柄の強打者は、阪神の佐藤輝明選手を彷彿させます。移動させれば右打者にもなり、実践に向けたトレーニングが行えるのです。この日、ピッチング練習をしていた世良優和(2年・一宮北中出身)は、「打者がいることで、より気持ちのこもった投球ができる!」とその効果を語ってくれました。木製なので、ぶつけると壊れるという欠点はありますが、先輩たちの残してくれた手づくりの強打者人形を大切に使用し、力をつけてほしいと思います。

 
 
 

粘り強く最後まで…【全学年】

 期末考査4日目、今日もどんよりとした曇り空で湿度の高い一日となりました。蒸し暑い時は、体がだるく感じ集中力がそがれるものです。しかし、本校生徒は考査前のギリギリまでノートやプリントを見ながら勉強したり、考査中にすべての解答が終わり時間が余ってもチャイムが鳴るまで試験に挑んでいます。私の前任校では、諦めなのか、余裕なのか分かりませんが、試験を途中で投げ出すかのように寝てしまう生徒がたくさんいました。しかし、本校の生徒の「1点でも多く点をとるぞ!」という意欲に溢れた姿は大変素晴らしいと思います。今日も、そんな生徒の姿が随所に見られ私も力をもらいました。期末考査もあと残すところ一日となりました。勉強疲れが出ている人が多いと思いますが、ラストスパート!最後まで全力で駆け抜けてください。

 
 
 

考査中もぬかりなく…【49回生】

 期末考査3日目、千種町も蒸し暑い朝を迎えましたが、予定通り考査を終えることが出来ました。太陽が照らない分、気温はさほど高くないですが湿度が高いため1限目からエアコンを稼働させ、少しでも快適にテストが受けられるよう配慮しました。一方、職員室では、先生方が今日も忙しそうにテストの採点や提出物の点検をされています。期末考査も折り返しです。あと2日、自分の将来のために精一杯の努力をしましょう!
 さて、本校1学年と中高生が合同で行った田植え実習から約40日が経過しました。田植え後は、生徒たちの手により毎日の水管理が行われており、考査期間中も例外なく行われています。この日は、男子生徒2名が当番でしたが、水田の水量を確認し適切に入水量を調節していました。ありがとう!素晴らしい!!しかし、どんなに的確に水管理が出来ていても環境に配慮した減農薬栽培では、雑草がどうしても生えてくるもの…。ヒエやコナギ等の水田雑草の発生が目立つようになっていました。「これは、ヤバイ!」夏休みを迎える前に、一度全員で水田に入り除草を行う必要があるかも知れませんよ。1年生の皆さん、覚悟しといてください。それでも、雑草に負けじと分げつを繰り返し、株を大きく成長させるイネに元気をもらいました。まだ、蒸し暑い日が続きそうですが、私たちも負けずに頑張りましょう。

 
 
 

新聞に掲載されました!【ライフル射撃部】

 今朝の神戸新聞に8月の全国高校総体ライフル競技大会に出場する、秦陽乃(3年)と猶原宏海(2年)が紹介されました。ライフル射撃部の全国大会出場は3年連続となりますが、2人での出場は初めてであり学校をあげて応援しています。8月8日(日)、広島県で行われる全国大会ではプレッシャーを感じることなく競技を楽しんできてもらいたいです。皆さん、応援よろしくお願いします!

期末考査を迎え撃つ【全学年】

 ハラハラ、ドキドキ…期末考査1日目の今日は、朝から重苦しい空気が漂っていました。学年(類型)によって受験科目数は違いますが、今日は1科目~3科目の試験が行われました。考査直前の教室にお邪魔すると、生徒は試験開始5分前には着席し、試験が配られるのを緊張しながらじっと待っています。「いやな時間、緊張してるやろなぁ…」と思いながらカメラを向けてしまいました。スミマセン…。その緊張感から解き放たれたように、放課後は教室や職員室前で生徒が「先生、私何点やった~?」、「まだ見とらんわ!」というお決まりの先生方との談笑が行われます。きっとそういう生徒は、自信があるんでしょうね。先生方も採点を楽しみにされることでしょう。
試験終了後は、各科目の担当生徒が生徒全員から提出物を集め、先生方が採点しやすいように出席順に並べ職員室へ持参します。本校生徒は、稀に提出物を出すよう催促されている姿を見ることがありますが、ほとんどが確実に提出物を出せるので安心です。ノートやファイル等の提出物も重要な評価内容の一つです。今後もぬかりなく提出してくださいね。
 さて、今日から7月、放課後の保健室前では保健委員による誕生日を祝う掲示物の模様替えが行われていました。
生徒たちは「帰りのバス待ちで暇なんです~」と言っていましたが、考査中にも関わらず自主的に動いてくれ有難い限りです。「生まれてきてくれて、ありがとう」の文字と共に、7、8月の生徒・教員の誕生日が新たに紹介されました。このボードを見て、校内で誕生日を祝う温かな声掛けが広がってほしいと思います。