千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

うれしい話【硬式野球部】

 季節外れの大雨により、甲子園球場で行われている全国高校野球選手権大会も順延につぐ順延で、連日大会運営に苦慮されている様子がTV等のメディアから伝えられています。選手には、せっかく掴んだ甲子園の舞台なので良いコンディションで野球をやらせてあげたいと思いますが、屋外スポーツである野球はこうした天候による影響をもろに受けるスポーツ…気持ちを切り替えていくしかありませんね。
 実は本日、兵庫県高等学校野球秋季大会の西播地区ブロック大会で、本校の硬式野球部が市川高校との1回戦を行う予定でした。私も応援に駆けつけるつもりでしたが、天候不良により順延に決定したようです。明日以降も雨が続く予報のため、次の試合日程は今のところ未定との事ですが、甲子園同様、新チームとなり夏休み返上で練習に打ち込んできた生徒たちに良いコンディションで試合をさせてあげたいと願います。この雨天順延自体は、うれしい話ではないのですが、先日地域の方からとてもうれしいお話をいただき、私も心を打たれましたので紹介します。
 千種町内を車で走行中の住民の方が、道路際の溝に入り腰をかがめて何かをしている本校生を発見されたそうです。「何をしているんだろう?」とその様子を観察していたら、その生徒がゴミを拾っていたと言うのです。しかも、その拾ったゴミを持ち帰っていたという姿を目の当たりにし「今どき、こんな高校生がいるんだ」と感動されたそうです。おそらく、その姿は練習を終えた野球部の男子生徒だと言う事でした。
 私は、その話を聞いて野球の目標に向けて努力することと同時に、部活動を通して豊かな人間力も磨かれている本校生を改めて誇らしく思いました。大人でもなかなかできない事を、人に指示されて行動するのではなく、自ら行動できる生徒に感動しました。こうした行いが自然に出来る硬式野球部員に、勝利の女神が舞い降りてくれることを願っています。頑張れ、硬式野球部!

イネの出穂

 5月28日(金)に小中高合同田植えを行ってから約80日が経過し、久しぶりに水田を見に行きました。大雨による天候不良等もあり生育が心配されましたが、児童・生徒が植えたイネは大きく株を張り、出穂、開花・受粉とたくましく生長していました。写真では見ずらいのですが、穂先に白い花が咲いている様子も確認できます。午前9時頃から11時頃をピークに午後1時頃まで咲く様子は、今しか見れません。水管理に訪れた生徒も皆さんは、是非イネの様子を観察して下さいね。
 イネの生長と同時に畦に生える雑草の生長もかなり進んでいました。明日は、天気を見ながら草刈りに勤しみたいと思います。

 
 

宍粟市聖火フェスティバル

 本日、東京2020パラリンピック聖火フェスティバル「宍粟たたら製鉄の火」採火式が千種町のたたらの里学習館で行われ、本校から3名の生徒が参加しました。東京2020パラリンピックは8月24日に開会式を迎えますが、それまでの期間、全国の市町村でそれぞれいわれのある火を採火し、東京で集められその火で聖火リレーが行われます。宍粟市では歴史ある「たたら製鉄」の炎から採火しパラリンピックを一体となって盛り上げていくべく、この地で採火式が行われました。
 本校を代表し、この採火式の司会を担当したのは生徒会長の南光開斗君(2年・山崎西中出身)、生徒副会長の長井大樹君(2年・波賀中出身)でした。十分な練習期間もなく急なシナリオ変更もありましたが、堂々たる態度で見事に大役を果たしてくれました。また、採火者として計10名が選出されましたが、高校生を代表し藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)が参加してくれました。事前に宍粟たたら製鉄から採火した炎を、採火者でトーチリレーし最後に中央の炉に点火しセレモニーを終えました。今後この火は、8月16日(月)に神戸総合運動公園陸上競技場で開催される兵庫県聖火フェスティバルに持参し、各市町村の火と共に「兵庫県の火」となり、開催都市(東京)へ運ばれる予定です。
 地元千種町の火の一部が東京2020パラリンピックの会場に運ばれ、各国から集まる選手や私たちを照らす希望の光となりパラリンピックの成功に繋がればと思います。参加生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 

一点集中!力の限り【ライフル射撃部】

 本日、広島県安芸太田町のつつがライフル射撃場にて全国高等学校ライフル射撃選手権大会が開催され、本校から秦陽乃(3年)と猶原宏海(2年)の2名が出場しました。二人とも自身の力が発揮できれば十分に上位入賞できる力を秘めている生徒であり、なんとか普段通りの力が出せることを願っていました。通常60発の合計得点で競われるライフル競技ですが、今大会は40発の合計得点で争われました。結果として、猶原さんが合計404.9点、秦さんが合計401.2点と二人とも平均10点以上はマークしましたが、上位に食い込むことはできませんでした。全国大会にはやはり多くの実力者がいますね。それでも、私は二人に「ありがとう」「よく頑張った」と心から賛辞を送ります。本当によく頑張りました。二人が全国大会に出場した経験は、参加しなければ得られないものであり、この経験は今後の競技人生に必ず活かされます。そして、一緒に練習している仲間や学校関係者にどれだけ力を与えてくれたことでしょう。今日の経験を糧として秦さんは今月22日の国体選考会で、猶原さんは来月の秋の大会で頑張ってくれると思います。ひとまず、お疲れさまでした。しっかりと休んで、また次に向け頑張ってほしいです。

 
  

新聞掲載されました!【パソコン部】

 今朝の神戸新聞に本校のパソコン部の全国大会出場を紹介する記事が掲載されました。まさに今、名古屋市で開催されていますが、二人が平常心で臨み力を発揮してくれることを願っています。頑張れ、一坪さくら、池部黄那!!