千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

㊗近畿大会出場!!【ライフル射撃部】

 今日も朝から快晴で気持ちの良い景色に包まれながら姫路からの通勤を満喫しました。道端ではコスモスの花が咲き誇り、本格的な秋の到来が感じられます。
 さて、昨日の夜にライフル射撃部顧問の高橋先生から嬉しい連絡が入りました。兵庫県高等学校総合体育大会秋季ライフル射撃大会において、猶原宏海(2年・千種中出身)が女子の部で2位、藤原唯羽(2年・一宮南中出身)が同3位に入賞し、二人揃って11月の近畿大会へ出場することが決まりました。猶原さんは、この大会で自己ベストの得点で優勝することを目指していたようで、近畿大会への喜びよりも勝てなかった悔しさの方が強かったようですが、是非その気持ちを次に繋げてほしいです。藤原さんは初の近畿大会出場に本人もビックリしたようですが、この勢いで近畿大会でも好成績を収めてほしいです。県総体2年連続優勝の秦陽乃(3年)が引退した後も、こうして後輩たちが次々に成長していることを嬉しく思うと共に、日々の努力に敬意を表したいです。おめでとう、よく頑張りました!
 近畿大会には一歩届きませんでしたが、田中祥一朗(2年・山崎東中出身)や小松煌(1年・千種中出身)も高得点で上位に入りました。ライフル射撃部員全体が切磋琢磨して着実に成長してくれていることを嬉しく思います。

  
   

腰かがめ黙々と…【小中高合同イネ刈り】

 5月28日(金)の小中高合同田植えから約4カ月、今日は待ちに待ったイネの収穫日を迎えました。特別非常勤講師の田住先生から、今年のイネの出来栄えやイネ刈りについてのレクチャーを受けた後、高校生と小中学生がペアを組んで、イネ刈りの共同作業がスタートしました。ノコギリ鎌を使ったことのない児童・生徒たちがほとんどで、最初は作業の進みが悪かったものの、少しづつ慣れてきて予定時間よりも少し早くすべてのイネを刈り取ることができました。その中で、「がんばれ!、ケガしないでね」と高校生が声掛けしながら、小学3年生を優しい眼差しで指導する姿に私は感動の連続でした。また、中学3年生とのペアでは年齢が近いこともあり、コミュニケーションがしっかりとれており、作業効率が小学生とは全然違い流石だと思いました。田住先生が最後に「小中高生が同じ目的に向かって取組むことは千種だから出来ることです。このことに誇りをもってほしい」と子どもたちに語ってくださいました。
 ずっしりと実をつけた稲穂はコンバインで脱穀され、今夜のうちに乾燥されます。そして、籾摺り、選別を経て玄米となって後日学校に届けられます。その後、お米の美味しさを競うコンテストには今年も出品する予定ですが、校種を越えてイネの栽培が楽しく出来たことを何より嬉しく感じています。小中学校の先生方はじめ、宍粟市情報広報課、JAハリマ、関西テレビ、神戸新聞社の皆さまのお力添えがあり実現できたことに感謝しかありません。ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 

段ボールで仮面・帽子づくり【48回生】

 今日は朝から曇天、時折強い雨が降るなど湿度が高い一日となりました。しかし、明日以降は晴れの日が続く天気予報ですので明後日の小中高合同稲刈りは「予定通り実施します!」と各方面に連絡した所です。このまま、晴れの日が続いて、10月3日(日)の合同体育祭も予定通り実施できることを願います。
 さて、今日は2年生「美術Ⅱ」の授業にお邪魔しました。段ボールを使用した仮面・帽子づくりに挑戦している生徒たちは、その素材の可能性を探りながら黙々と作業に取り掛かっていきます。事前に作成した設計図どおりにはいかず苦戦する生徒もいましたが、試行錯誤の中で新たなアイデアが生まれ、そのアイデアを形にしている様子がよく見えました。生徒たちの豊かな発想力や創造力は本当に素晴らしい!最終的に、どんな作品に仕上がるのか今から非常に楽しみです。美術の好き嫌いや器用・不器用もあるかと思いますが、何より生徒たちが活き活きと楽しんで取組んでいる姿に今日も癒されました。野村先生、いつも楽しく素敵な授業をありがとうございます。

 
 
 

地層堆積実験【47回生・チャレンジ類型】

 先週末の台風14号も大きな被害なく過ぎ去り、3連休以降この時期らしい爽やかな秋晴れが続いています。千種町を見下ろす三室山や後山、日名倉山もくっきりとその姿を現し、今日も美しい秋の風景が広がっています。読書や勉強、スポーツに適した良い季節ですね。
 さて、本日私は今週末(24日)に稲刈りを予定している水田に出向いて稲刈り前の草刈りを行いました。すると、地域の方が「ご苦労さんですねーっ、稲刈りはいつですか?」と声をかけて下さり、「今週末の24日の午後からです~っ」と返答したことをきっかけに少しの間立ち話をしました。その中で、「千種高校生がよう挨拶してくれるんよ…この前なんか世間話もしたし、ほんま気持ちがええね」と褒めて頂きました。また、「今年のお米の出来はどうですか?楽しみやわ…金賞とれたらええね」と声をかけてくださったのです。私は改めて本校生の素晴らしい資質を誇らしく感じると共に、地域の方々に応援されて学校の教育活動があることに感謝の気持ちで一杯になりました。本当にありがとうございました。
 先週の水曜日、3年生チャレンジ類型の「地学基礎」の授業で筏先生による実験の授業が行われました。「地層堆積モデル実験」で、種類の違う用土(バラス、砂、石膏の粉末)を混ぜ合わせスタンドで固定した水の中に流し入れ、堆積する様子を観察します。石膏の粉末があることでしばらく放置すると用土全体が固まり、堆積の様子が非常によく見えます。筏先生の、実験シリーズは今後も続きそうです。生徒の興味・関心をそそる素晴らしい授業をありがとうございます。

 
 
 

部活動前の検温【各部活動】

 台風の接近に伴い、今日は朝から雨模様で今後、雨風が強まるという予報となっています。今日から明日にかけては大荒れの天気ということですので、生徒の皆さん、登下校を含め十分に気をつけて過ごしてくださいね。
 さて、緊急事態宣言が延長されたことで部活動の制限も継続されていますが、上位大会につながる公式戦等がある部活動は大会4週間前から最低限の時間での活動を認めています。本校では、2学期からは部活動内での新型コロナウイルス感染防止策の一つとして、部活動前の検温を義務づけています。そして、発熱症状のある生徒は部活動に参加させません。
 放課後は職員室前の廊下で、生徒や先生方が非接触型体温計を用いて互いに検温しシートに記録、そして顧問の先生にチェックを受けてから部活動に向かいます。毎日のことですので、めんどくさいと感じるかも知れませんが、安心して部活動に取組むために習慣化してもらいたいと思います。昨日の放課後も、生徒たちが協力しながらきっちりと検温、記録、報告ができており、私も安心しました。
 新型コロナウイルス感染者は全国的に減少傾向にありますが、今後も油断することなく一人一人が出来る感染防止対策を確実に実践していきたいと思います。