千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

考査前の自主学習【全学年】

 今朝の千種町は1℃(午前7時時点)と私が知る限り今シーズン一番の冷え込みとなりました。この週末は千種町内でも雪が舞う時間があったのか、今朝は三室山や後山などの山頂付近の初冠雪も確認できました。本格的な冬の到来です。
 さて、2学期の学年末考査が迫ってきました。本校では考査一週間前から部活動は原則禁止であり、特に用事のない生徒は早めに下校していますが、放課後の教室では多くの生徒がテスト勉強に取組んでいました。1,2年生はもちろんですが、進路が決まった3年生も熱心に勉強しています。生徒に話を聞くと、「分からなければ先生に聞ける」、「家より集中できる」と学校での自主学習のメリットを話してくれました。なるほど…、本校の自慢ですが、先生方は生徒たちのことを一番に考えてくれ、どんなに忙しくても手を止めて丁寧に指導してくれます。先生方、ありがとうございます。
 2学期のヤマ場となる期末考査をみんなで乗り切り、楽しい年末を迎えられるよう頑張りましょう!頑張れ、千高生!!

 
 
 

おいしい米コンテスト決勝大会 in 庄内町

 本日、山形県東田川郡庄内町で開催された「第15回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」高校生部門の決勝大会がJA庄内たがわ新余目支所で行われました。本校から1学年生徒を代表して大垣風空さん(山崎南中出身)と担任の村上先生に参加してもらい、決勝に勝ち上がった本校を含む全国6校の中でトップ(最高金賞)を目指してご飯のおいしさを競いました。午前中は、お米づくりの取組みや宍粟市のPRなどのインタビューに応じてくれた大垣さん、予想していなかった展開に緊張したと思いますが、しっかりと想いを伝えてくれました。そして午後からいよいよ審査がスタートします。審査は決勝に進んだ6校のご飯のサンプルを十数名の審査員が一斉に食べ比べ、得票数の多かったご飯が最高金賞になるという一発勝負の審査方法でした。参加した生徒や先生方も食べ比べたそうですが、どのお米も甲乙つけがたいほど美味しかったそうです。そして、15時に結果発表があり最高金賞は宮城県立農業高等学校のお米に決定しました。本校は惜しくも最高金賞は逃しましたが、それでも全国2位に相当する金賞が確定しました。
 私は、現地の村上先生からのLINEが届くたびにハラハラしながらその場にいる気分で自宅から見守っていましたが、この一年間の生徒たちの頑張りを心から讃えたい気持ちになりました。昨年は全国農業高校お米甲子園での金賞、今年も日本一おいしい米コンテストでの金賞です。全国の舞台で千種町のお米がおいしいと証明された訳です。2年連続で金賞が受賞できたことを1学年の生徒、本校の全生徒、お米づくりに係わってくれた中高生をはじめ多くの方々と共に喜びたいと思います。本当に、よく頑張ってくれました。
 今年の総合的な探究の時間を活用した1学年のイネの栽培で得た課題は、来年の1年生にまた引き継がれることでしょう。来年も、最高金賞を獲得するための探究活動は続きます。大垣さん、村上先生、今回は学校を代表し参加してくれてありがとうございました。胸を張って金賞の賞状を持ち帰ってください。
 なお、この金賞米は今後、ちくさ学校給食センターへの寄贈、1月には宍粟市内の道の駅で販売と売上金の寄付等を計画しています。是非、本校生と千種小中学生が育てた美味しいお米をご賞味ください。

  
 
 
 

Kiss FM KOBEがやって来た!

 今年度、兵庫県農政環境部・兵庫県米穀事業協同組合・おいしいごはんを食べよう県民運動推進協議会が主催する、「お米de部活応援!事業」に本校の硬式野球部が応募したところ、なんと厳しい倍率の中当選し、兵庫県産米(上限140kg)を無償で提供いただくことになりました。本事業は、生徒や学校、保護者に効率よくエネルギーを接種できるごはん食について知ってもらい、ごはん食を普及させることを目的に実施されています。
 硬式野球部員は10月以降、郵送されてきた兵庫県産米をマネージャーが毎日炊飯器で炊いて放課後に捕食としていただいていますが、今日はなんとその様子をKiss FM KOBEの方が取材に来られたのです。Kiss FM KOBEのリスナーの方なら誰もが知っているサウンドクルー藤原岬さんをはじめスタッフの方々が、本校に来てくださり私も非常にテンションが上がりました。
  今回は、硬式野球部と女子バレー部(一部ライフル射撃部)が参加して収録に臨みましたが、藤原岬さんの「普段、どれくらい食べるの?」「好きなご飯のおともは何?」などの流暢な質問に「3合ぐらいです!」「酸っぱめの梅干しです!」と返答する生徒たち…、少し照れていたようでしたがしっかりと受け答えができていました。貴重な経験になりましたね。
 本日収録した内容は、1月24日(月)~28日(金)の5日間連続で、夜9時55分から約3分30秒、Kiss FM KOBEのラジオで放送される予定です。保護者の皆さま、地域の皆さま、是非お聞きください。本日は、遠方より本校の収録にお越しいただいた藤原岬さんほかスタッフの方々、本当にありがとうございました。放送を楽しみにしております。

 
 
 

楽しいバウムクーヘン作り【47回生】

 今日は朝からずっと雨が降り続いており、寒さもステップアップした感じですね。これまで暖かすぎたのですが、明日以降は12月並みの寒さになるようで、放課後の清掃の時間には待望のストーブが設置されました。また、今年度より乾燥防止のための空気清浄加湿器を購入いただき、同時に各教室へ設置しました。明後日からは、暖かい教室で授業ができそうで良かったです。
 さて、今日は3年生フードデザインの授業でお菓子作り第二弾「バウムクーヘン作り」に初挑戦した生徒たちの様子を紹介します。本格的な洋菓子をつくる設備や器具はありませんが、身近な調理器具や材料を用いてどれだけ上手く焼き上げれるかがポイントです。前回のチーズケーキは、生地を作ればあとはオーブンが調理してくれましたが、今日はそうはいきません。生地を流し入れる量や火力、油を敷くタイミングや量などのテクニックを要します。最初は焦げたり、いびつな形になったりと生徒たちは悪戦苦闘しており、お世辞にもバウムクーヘンとは言い難いものでした。しかし、焼き上げていくたびにコツを掴んだようで最終的にはバウムクーヘンに見える代物になっていきました。
 見ていて感じたのは、生徒たちのチームワークと失敗からの修正能力の高さです。班員で協力しながら「もっと次はこうしよう」とか他の班を見ながら「こんな方法でやってみよう」など試行錯誤の中で実践力を身に付けていました。これぞ主体的な学びであり生きた知恵を得ていると感じました。3年生の皆さん、楽しいお菓子作りを見学させてもらいありがとうございました。家に持ち帰り、美味しく召し上がってくださいね。

 
 
 

班別自主研修発表会【48回生】

 毎週金曜日5,6限の授業は、各学年ともに「総合的な探究の時間」や「LHR」が組み込まれています。そのためこの時間は、学年裁量で思考を凝らした面白い取組みが行われます。
 今日3年生は、外部講師をお招きして「知っておきたい年金のお話」と題して講話の聞いた後、生徒個々の進路に向けた指導が行われていました。そして、1年生はお米の販売に向けたステッカー、ポスター、看板等の制作を分担して行っていました。どの学年の取組みも十分ブログが書けるのですが、今日は2年生の取組みを紹介します。
 2年生は修学旅行の一日班別自主研修の様子をスライドにまとめて発表会をしていました。この発表会に向けて約2時間ほどしか学校で与えられた時間がなく、生徒たちは放課後や自宅で準備を進めたようですが、その発表のクオリティーの高さに驚きました。時々ユニークを交えながら自然体で堂々と発表している態度、写真を上手くスライド化する技術など、どの班も素晴らしかったです。そして、私たち教員も知らなかった「やらかした事案」をカミングアウトする班もあり、笑いを誘っていました。例えば、ウーロン茶飲み過ぎて脱水症状になる人、ポケモンカードを爆買いしすぎて転売ヤ―に間違えられる人、味噌汁こぼして隣の客に爆笑される人、焼き肉の焼き方をめぐって口喧嘩した人などなど、北海道じゃなくてもええ話ばかりですが、クラスの仲の良さが伝わり面白かったです。みんな話足りないほど楽しそうだったので何よりですが、どの班も口々に「最高に楽しかった!また行きたい!」と感想を述べていました。
 本当にいい修学旅行だったんですね。今日は、2週間前にタイムスリップしてお互いの班別行動を発表し合いましたが、あっという間に11月も後半に突入しました。期末考査も近づいています。現実の世界に目を向けて、気持ちを切り替えていきましょう。2年生の皆さん、お疲れ様でした。