千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

大学共通テストに挑む【47回生】

 今朝の千種町は-2℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。昨日の雪の影響で部分的に路面が凍結しており、私も駐車場から校舎に向けて歩く途中に足をとられそうになりました。危なかったです。今日は自転車で登校中の生徒も滑って転倒し、朝から保健室で処置してもらう生徒もいました。これからの季節は、路面の凍結に十分気をつけてもらいたいです。
 さて、今週末は大学共通テストが実施されますが、本校からも7名の生徒が受験します。そこで、昨日の放課後に激励会が行われました。校長先生から、自身の経験を踏まえたアドバイスを含め「持っている力を存分に発揮してきてください!」と激励のお言葉をいただきました。この日のために、昼夜を問わず受験勉強に明け暮れてきた生徒ばかりです。当然、緊張はすると思いますが、ここまで来たらどっしりと心を据え自分を信じて立ち向かってほしいと思います。共通テストに挑む7名に心からのエールを送ります。落ち着いていきましょう!
 明日は学校創立記念日のため、生徒休業日となります。今夜からこの週末にかけて再び大雪の予報となっています。また、新型コロナウイルス感染の急拡大も進行しています。不要不急の外出は控え、各自で健康管理にしっかり取組んでください。

 
 
 

夢を語れる居場所づくり…【48回生】

 今朝の通勤道中は、山崎町内あたりから雪が激しさを増し、雪量がどんどん増していくのがよく分かりました。やっぱり千種は豪雪地帯です。学校周辺は約30~40cmの積雪があったでしょうか?自動車のタイヤがすっぽりと埋まるほどでした。生徒たちは、校務員さんによる懸命の除雪作業によって確保された狭い歩道を通って足早に登校できていました。しかし、学校よりさらに奥地(スキー場方面)に住む生徒宅からは、「まだ、家から出れません…」と連絡が入り、登校するまでに大変な思いをした生徒もいたようです。
 さて、本日5,6限目の2年生教科「アクティブ」では、千種町店街にある古民家を再生させる実践実習が行われました。これは、宍粟市地域おこし協力隊として主に千種町で活動されている廣重希美さんからの依頼を受け、本校生も一緒に関わらせていただこうと、これまで有志ボランティアを中心に取組んできたものです。今回は、授業の中での参加でしたが、廣重さんの指示のもと①壁の漆喰塗り、②壁面削り、③下駄箱のペンキ塗りを楽しみながら取組ませていただきました。古民家改修の目的として、「人と人とが繋がる場所」「夢を語れる場所」を目指していますが、その準備段階から本校生が関わらせていただくことは非常に意義深いことだと思います。
 ほんの一部分しかお手伝いできませんでしたが、こうした地域貢献活動を通して地域を愛する心を育み、人と人との繋がりを大切にできる人になってほしいと願います。廣重さん、今日はお世話になりました。今後とも、本校生をよろしくお願いいたします。

    

3学期始業式【全学年】

 本日、3学期の始業式を迎え、久しぶりに全校生が揃って登校しました。生徒たちの明るい笑顔に、生徒それぞれが家庭で充実した時間を過ごしたものと安心しました。3学期は非常に短いです。しかし、その短い期間に共通テスト、学年末考査(卒業考査)があり、進級や卒業、将来の進路が決定する非常に重要な学期です。また、2月には連携型入学者選抜、3月には学力検査があり、いわゆる「入試休み」も多くあります。あっという間に時間が流れることでしょう。だからこそ、自分をしっかり持ち目標を見失わず生活をしていかねばなりません。新年のスタート、新学期のスタートを大切に気持ち新たに頑張りましょう。
 新学期の始まりに合わせるかのように、新型コロナウイルスの感染が全国的に急拡大しています。今日も保健部長の富永先生や各HRで担任の先生から話がありましたが、改めて基本的な感染防止対策を徹底させていきましょう。様々な制約の中での学校生活となる可能性がありますが、3学期の教育活動が無事に行えるよう取り組んでいきたいと思います。

 
 
 

3度目の全国IHへ向けて【スキー部】

 今年の冬季休業は曜日の並びがよく、例年に比べ少し長い冬季休業になっています。そのため、生徒も我々教員もゆっくり目に新年の活動がスタートしている感じです。しかし今日の職員室は、新学期に向けての会議や準備等が行われ、慌ただしい日常が戻りました。「いよいよ始まるなぁ…」と感じます。生徒の皆さん、この長期休業中に不規則な生活になっている人もいるかも知れませんが、来週からの新学期に向けてそろそろ気持ちを切り替えていきましょう!
 さて千種町では、年末に降った大雪の影響により、道路端や屋根の上にまだ10cm以上の雪が堆積しています。ここ数日でだいぶとけましたが、それでもグランドは一面真っ白です。その雪を利用して、本校のスキー部が練習に励んでおり、思わずカメラを片手にグランドに向かいました。練習していたのは、1年生の時からクロスカントリー競技で全国IHへ連続出場している越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)です。二人は年末に一週間、長野県野沢スキー場での強化合宿に参加するなど、3度目の全国IHとなる岩手IH(2/2~2/10)に向けて意欲を燃やしています。グランドに残る雪は、決して良い雪質ではありませんがスイスイと力強く滑る姿に、二人の成長を実感しました。
 全国IHの前に、県国体予選および県IH(1/15~1/18)、近畿IH(1/23~1/25)が控えており、勝負の時が直前に迫っていますが、集大成となる最後のIHで存分に自分の持てる力を発揮してほしいと思います。頑張れスキー部!全力で応援していきます。

 
 
 

2022年の幕開け、新たな気持ちで…

 新年、明けましておめでとうございます。本年もブログを通じて学校や生徒の様子を紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
 2022年(令和4年)が幕を開けました。生徒の皆さんは、どんな気持ちで新年を迎えたでしょうか?学生には、学年や学期のスタートに「よしっ!!」と気合を入れ直したり、目標を立てたりして気持ちを高めていく節目がありますが、その中でも新たな年の始まりが一番の節目ではないでしょうか?今年の目標や願いを初詣に参拝し祈願した人も多いと思います。私も千種高校の教頭として、一家の父親として、また一人の人間として成長できるよう頑張りたいと決意を新たにしています。生徒の皆さんも、今の気持ちを心に秘め一年間努力してください。努力したからと言って必ず良い結果となる訳ではありませんが、全力で目標に向け取組んだことは決して無駄にはなりません。全力で取組んだ人にしか見えない感情や世界が広がっており、きっと次へのステップへとつながるはずです。
 正月の恒例行事となっている箱根駅伝…高校時代に県大会にすら出場できないレベルだった私が、箱根出場を夢見て大学4年間のすべてを懸けて這い上がった経験は、今考えると無謀ともいえる挑戦でした。あと一歩の所で走ることができず、一晩中泣き明かした日々が箱根駅伝を見るたびによみがえってきます。しかし、死に物狂いで取組んだ経験は、自分を大きく成長させ、教員となるきっかけを与えてくれました。挑戦した自分を今でも誇りに思います。
 生徒の皆さん、若いんだから出来なくて当たり前、失敗して当たり前…、自分の「したい!!」を見つけ全力で挑戦する2022年にしていきましょう!