先週の5月2~3日の2日間にわたり、卓球の県総体西播地区予選会がウインク体育館で行われました。3年生にとっては最後の総体…、コロナ禍で様々な試練を乗り越えてきた生徒たちの集大成でした。
この西播総体で女子チームが1年生の加入により4年ぶりに団体戦に出場し、県総体の出場権を獲得したと顧問の吉田先生から朝礼で報告がありました!「おぉ、やってくれたなぁ…」失礼ながら全く予想していなかったので、職員室の教員はみんな大喜びでした。
1日目は、相生高校に1回戦で勝利、2回戦は龍野北高校に負けて2日目の敗者復活戦に望みをかけました。しかし、キャプテン木原紗文さん(3年・千種中出身)がくじ引きで「私のくじ運が悪すぎました…」と言うように、一番強い相手(姫路高校)と対戦することに決まります。「もうダメだ…」と誰もが落胆していた時、千種が相手だと聞いて大喜びしている姫路高校の生徒を目の当たりにしたメンバーは、「勝ってやる!」と闘志に火がついたと言います。1番の木原キャプテンが幸先よく勝利すると、3番の木原紗文さん・小椋真優さん(1年・波賀中出身)のダブルスも勝利します。2番の三木真佑香さん(3年・山崎南中出身)、4番の福下愛菜さん(1年・千種中出身)は惜しくも負けましたが、2勝2敗で5番の小椋真優さんにすべてが託されたのです。その小椋さんが、プレッシャーの中見事に勝利し、4年ぶりの県大会出場を決めました。スゴイ!! その後、姫路女学院高校と相生高校にも勝利し、その勢いは止まりませんでした。
6月3~5日にウインク体育館で開催される県総体に向けて、小椋さんは「2回戦まで勝ちたい」と語れば福下さんは「3-0で勝ちたい!」と抱負を語ってくれました。3年生の三木さんは「1年生のお陰で団体に出場できる喜びを噛みしめたい」と後輩に感謝していました。県大会でのさらなる活躍を期待していますよ。頑張れ、卓球部!!