千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

全国大会出場を祝して…【ライフル射撃部】

 期末考査3日目、今日もさほど気温の上昇はないものの、蒸し暑い一日でした。それでも生徒たちは今日も全員受験で、1~3科目の考査を全力で取り組んでいました。疲労もピークに達している人もいると思いますが、あと2日頑張ってくださいね。
 さて、5月末に行われた兵庫県高等学校ライフル射撃大会の女子の部で見事に2位となった猶原宏海さん(3年・千種中出身)と同3位の藤原唯羽さん(3年・一宮南中出身)が7月28日(木)に広島県で開催される全国大会に出場することが決まっています。昨日、その全国大会出場のお祝いと健闘を願う懸垂幕が出来上がりました。昨年までは校舎壁面に取り付けていたのですが、樹木が邪魔して見えづらいため、今年は新しく建て替えを終えたばかりの千種市民局(ライブリーちくさ)に取り付けさせていただきました。道路沿いに面したライブリーちくさの懸垂幕は、南側から車で通りかかるとその存在がすぐに目に飛び込んできます。多くの地域の皆さまに見ていただけ、千高生の頑張りが今まで以上によく伝わると思います。
 千種市民局の井口局長様が、「いつでも言ってくださいよ」と懸垂幕の貼り付けを後押ししてくださり実現しました。本当に有難いです。千種市民局を通りかかられた際は、是非ともご覧いただき二人を応援していただきたいです。よろしくお願いいたします。


 
 

強い意志で勉学に励め!

 今日は、朝から雨が降り続く湿度の高い一日でしたね。千種川は、昨日夕方以降の猛烈な雨により増水していましたが、台風も接近しています。またこの季節、いわゆる「ゲリラ豪雨」が起こりやすいため、気象警報等には十分に気をつけてもらいたいと思います。
 さて、本日期末考査2日目でした。生徒の皆さんは、ベストの勉強で考査を迎えられているでしょうか?ついついスマホに目を奪われ、机に向かっているだけでやった気持ちになっていませんか?我が家も中学の娘がおり、6月末に期末考査でした。スマホ使用を控えるように注意されても、「調べものをするから…」と言ってスマホを離しませんでした。強く言えば「信用してない」と反発しますし、難しい年頃です。その後、テストが返却され、案の定悲惨な結果に嫁が激怒…お通やのような暗い生活が続いています。スマホは便利でゲームやユーチューブ、ラインなど楽しい機能がたくさんあります。しかし、依存性が強く状況判断がつかなくなる非常に怖いものです。メリハリのある付き合い方で、しっかりメディアコントロールできるようにしましょう!
 本校生は、自らすすんで勉学に励む生徒が多いのでそんな心配は無用だと思いますが、誰のための勉強なのか、何のための勉強なのかをしっかり理解し、考査期間は自己実現のために無心で取り組んでほしいです。

体育はマット運動【50回生】

 今日から7月…、期末考査1日目は全国的に記録的な猛暑となりました。朝から真夏の太陽の日差しがギラギラと照りつけ、外で立っているだけで汗が噴き出してきます。ここ最近、体調不良を理由に欠席する生徒が目立っていましたが、今日は全員登校…本校では当たり前のことですがホッとしました。
 さて昨日の話題ですが、県教育委員会事務局体育保健課の大西指導主事にご来校いただき、学校訪問指導がありました。4限目の1年生体育「器械運動(マット運動)」を見学いただいた後、研究協議を経て校舎内や学校周辺、部活動の様子なども見ていただきました。研究授業では、ラジオ体操、補強運動、ストレッチの後、マットを準備してこれまで練習してきた①前転、②開脚前転、③伸膝前転、④後転、⑤開脚後転、⑥伸膝後転をグループに分かれて練習していきます。マット運動を苦手とする生徒が多い中で、楽しんで全力で取り組んでいる様子が伺えました。素晴らしい!!最終的に、①~⑥の技を連続で行いますが、その様子を生徒たちが交代しながらipadを用いて動画撮影していました。生徒に学習意欲をかり立て、何度も動画を見て自分の演技を確認できるということで、体育の授業においてもICT化は進んでいます。最後は、互いの演技を動画を見ながら確認し、振り返りシートに自己評価を記入…、あっと言う間に1時間の研究授業が終わりました。研究授業を行った体育保健科の井川先生、素晴らしい授業をありがとうございました。千高生の専売特許である「何事にも全力」という姿を大西指導主事に見て頂き、私は今日も誇らしい気持ちになりました。1年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 

職員心肺蘇生講習会【園小中高連携事業】

 昨日の放課後、千種中学校において園小中高の全教職員が一堂に会し「職員心肺蘇生講習会」が行われました。今年は、マラソン大会開催時に小学生が倒れたことを想定したシュミレーション研修…。西はりま消防本部の皆さんに全面的な協力を得て、非常に緊迫感ある講習会となりました。改めて、迅速な対応と適切な判断力が必要だと強く感じました。
 その後、体育館に入りグループに分かれて心肺蘇生法の救急措置について全教職員が順番に体験します。毎年、講習会を行っていても、自身で繰り返し実践しなければ忘れてしまうものです。消防士の皆さんに適切にアドバイスを受けながら、正しい救急措置法を学びました。千種町内のこども園から高校までの全教職員で行う講習会…、これも千種町ならではの行事であり、連携の強みだと思います。いざという時に備え、緊急時に人の命が救える教職員集団でありたいと思います。西はりま消防本部の皆さん、ありがとうございました。先生方も、暑い中ご苦労さまでした。

 
 
 
 
 
 
 

自分だけの漢字をつくろう!【48回生】

 まだ6月だと言うのに、近畿地方でも梅雨明けが発表されましたね。日中は今シーズン最高の33℃前後まで気温が上がり、今日も非常に厳しい暑さとなりました。見ごろを迎えているアジサイの花も暑さで弱っており、雨がほしそうでした。考査前で寝不足の生徒も多いかと思いますが、明後日からの期末考査に向けしっかりと体調を整えていきましょう!
 さて本日1,2限、3年生の「国語表現」は、英語科が専門の村上先生が担当している授業ですが、ユニークな授業が行われていました。「自分だけの漢字を作ろう!」というテーマで、「実際にはないけどあったら面白いな」という漢字を生徒がそれぞれ創造力を働かせて考えます。村上先生は、自らの体験から例を挙げ、「車鹿」(くるまへんに鹿)というオリジナル漢字を示します。千種から帰宅途中に鹿と激突し車が大破する様を漢字で表現され、漢字の意味は「鹿をはねて車がおしゃかになる」としてシャカと読みます。うまい!!座布団一枚!と思わず言いたくなる造語ですね。この見本を参考に生徒たちも、オリジナル漢字を考え、その読みや意味、使い方を用紙にまとめていました。生徒の個性が漢字で表現され、実に面白い漢字が集結しました。最後は、全員の作品を壁に掲示してみんなで観覧会…、どの作品が良いか、なぜその作品が良いかを書いて投票します。私は、全部好きでしたが西内世奈さん(波賀中出身)の「共感」、読み:それな… 例文:相槌に困ったときは、とりあえず共感を使うに一票を投じます。私の娘も「それな!」「それな!」といつも連呼しています。村上先生、素敵な楽しい授業をいつもありがとうございます。