千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

マラソン王者インタビュー!【49回生】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)でしたが、寒気の影響により朝方降っていた雨が次第に雪となり、非常に寒い一日となりました。三室山は完全に雪雲に覆われ、雪がちらつく陽気に槇原敬之の「冬が始まるよ~♪♬」の歌声が聞こえてきそうです。「いやぁ、マラソン大会が今日でなくて良かった…」と感じた一日でした。

 さて本日放課後、春名将くん(2年・千種中出身)と小河百夏さん(2年・千種中出身)にマラソン大会の優勝インタビューを行いました。男子のレースは、ラスト400m付近まで可藤虎児くん( 1年・波賀中出身)とのマッチレースとなりましたが、春名くんが最後のスパートで振り切り見事に初優勝を飾りました。「上位入賞は目指していたけど、まさか優勝できるとは思わなかった」と言うように、実はラスト1km地点のヘアピンカーブで可藤くんが転倒するアクシデントがあり「あの転倒がなかったら僕は負けていました」と謙虚に話をしてくれました。「そうだったのか…」一時は大きくリードされながらも再びトップを奪い、優勝への執念を見せた可藤くんの根性も大したものだと感心しました。春名くんは10月の体育祭以降、マラソン大会に向け小松煌くん(2年・千種中出身)や森脇大知くん(2年・千種中出身)と夜に千種商店街を一緒に走るトレーニングを定期的に行っていたようで、こうした地道な努力が実を結んだんだと感じました。最後に「来年度も優勝を目指したい!」と語ってくれました。女子のレースは、昨年度優勝の小河さんと昨年度準優勝の山本実央さん(2年・一宮北中出身)のマッチレースでした。小河さんは、折り返しを過ぎてラスト1.5km付近で山本さんをジリジリ引き離し、見事に2連覇を達成しました。「2連覇のプレッシャーはあった。最後まで山本さんに追いつかれるんじゃないか不安だった」と語ってくれました。それでも貫録の2連覇に、「来年も優勝できるようにトレーニングを積みたい」と語ってくれました。男子2位の可藤くんにしかり、走り切った生徒一人ひとりにドラマがあり、それぞれの想いが詰まったマラソン大会…。ほとんどの生徒は「マラソン嫌い!」と言うけれど箱根駅伝に青春を捧げてきた私には、マラソンの「苦しい中の楽しさも少しは分かってほしいな」と願わずにはいられません。

 春名くん、小河さん、改めて優勝おめでとう!来年度のマラソン大会での活躍も楽しみにしています。

第5回ちくさ園小中高合同マラソン大会

 今朝の千種町は6℃(午前7時時点)と雨上がりの温かい朝を迎えました。午前8時30分から小中高の先生方と一緒に準備を進める頃には晴れて、寒すぎず暑すぎず絶好のマラソン日和となりました。今年新調した横断幕もひときわ輝きを増し、お天道様に感謝、感謝です。しかし、登校してくる生徒たちの表情はどことなく暗く、「岸脇くん、マラソン大会憂鬱か!?」と聞くと、「はい↓」、「福下さん、走るの嫌か!?」と尋ねても「出来るなら走りたくありません」と返事が返ってきて、マラソン大会中止を願っている生徒がやはり多いようでした。それでも、マラソンの得意不得意に関係なく、学校へ足を運び苦しみから逃げずにスタートラインに立つ生徒たちを私は敬意を表したい気持ちです。本当に素晴らしいです。

 10時00分、高校生男子のスタートを皮切りに、順次各部門ごとに白熱したレースが展開されます。ゴールする児童生徒たちの姿は真剣そのもの…、「何事にも全力で手を抜かない」という千種っ子スピリッツを今年も強く感じました。そして走り終えた後は、校種に関係なく互いに「頑張れー!」「ラストー!」と応援し合う光景が見られ、千種の子供たちの優しさと絆を感じることができました。保護者や地域住民の皆さまの温かいご声援と児童生徒たちの頑張りによって、今年も素晴らしい合同マラソン大会となりました。ご支援、ご協力いただいたすべての皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

高校の部の上位入賞者は以下の通りです。おめでとうございます!

【男子】

 優勝:春名  将くん(2年・千種中出身)

準優勝:可藤 虎児くん(1年・波賀中出身)

 3位:石井 晴翔くん(1年・一宮南中出身)

 4位:森 諒太郎くん(2年・一宮北中出身)

 5位:竹井 将人くん(2年・山崎西中出身)

 6位:竹添 壱星くん(1年・山崎南中出身)

 7位:平田 倭生くん(3年・千種中出身)

 8位:西村 太一くん(2年・山崎西中出身)      

 9位:髙野 晴人くん(1年・山崎西中出身)        

10位:馬場悠太朗くん(1年・一宮南中出身)      

【女子】

 優勝:小河 百夏さん(2年・千種中出身)

準優勝:山本 実央さん(2年・一宮北中出身)

 3位:田淵 友菜さん(1年・山崎東中出身)

 4位:平瀬 悠樺さん(1年・千種中出身)

 5位:福下 愛菜さん(1年・千種中出身)

 6位:池垣 春香さん(3年・波賀中出身)

 7位:森下 紗羽さん(2年・波賀中出身)

 8位:一坪 小春さん(2年・千種中出身)

 9位:上山 莉歩さん(3年・千種中出身)

10位:船曵 千春さん(2年・山崎東中出身)

 

 

将来の進路を見据えて【49・50回生】

 一年で最も太陽の出ている時間が短く、夜が長い冬至(12月22日)が近づいています。朝の起床時は、暗く寒くとても辛い季節すね。私は昨日、新しいジョギングシューズ(厚底シューズ)を購入し、嬉しくて姫路城までの往復を約60分走りました。17時30分頃に家を出発したのですが、すでに太陽は沈み真っ暗で走る前は「走ろうか、やめようか」と自分の心の中で葛藤しました。暗くなると急に気温も下がるし、なんとなく活動意欲が減退してしまうので冬は嫌いです。しかしそれにしても、ランニングシューズの進化はスゴイ!!勝手に足が前に進むような感覚で、いつもなら悲痛な表情で走る私も、昨日は余裕で60分を走破できました。明日は、園小中高合同マラソン大会を予定通り開催しますが、園児から高校生のどんな素敵なゴールシーンが見られるか今から楽しみでなりません。今夜は早めに休んで、明日に備えてください。

 さて、本日3,4限目は1,2年生を対象とした進路ガイダンスが行われました。3限目の進路講演会では、AIが人に変わり仕事をする世の中が加速し今ある仕事の多くがなくなっていくことに触れられ、社会情勢に合わせた進路選択の重要性を学びました。4限目は、分野別に分かれた大学、専門学校等の学校説明を受けました。生徒たちは、異なる2つの分野の学校から説明を聞き、今後の進路を決める上での情報収集を行いました。特に2年生は、来年はいよいよ進路を決める勝負の年となります。中学3年生では、いくつかの高校の中からどこを選ぶか!?という選択肢で、どれを選んでも高校は高校で大きな差はありません。しかし、高校3年生は、大学(短大)、専門学校、就職の大枠があり、その中でも多岐に渡る選択肢から1つの方向性を決める必要があります。人生の大きな分岐点です。悩んで当然だと思いますが、本日のガイダンスをきっかけとして、より多くの情報を集め早めの準備をしてほしいと思います。

マラソンコースの試走【全学年】

 今朝の千種町も-1℃と安定した寒さでしたが、日中は太陽の日差しをたっぷり浴びてポカポカ陽気となりました。考査終了後は午前中授業となり、生徒たちは、午後から部活動や各種検定、受験勉強、22日(木)開催予定のクリスマスパーティーに向けた練習など目まぐるしく活動しています。先生方も期末考査の採点を終え、成績処理の真っただ中で、非常に忙しそうにしていますが、このまま無事に2学期の終業式がいい形で迎えられることを願っています。

 さて、本日2限~4限にかけて学年ごとの体育が行われ、来週火曜日に迫った合同マラソン大会に向けてコース試走が行われました。期末考査明けで運動不足の生徒も多いため、各自のペースで無理なく走り切ることを目指しました。私も1年生と3年生について一緒に走らせてもらいましたが、何度走ってもこの上り坂はキツい…、しかし、生徒たちがすれ違うたびに「ファイト!」「頑張ってください!」と声をかけてくれ、楽しく走ることができました。途中、ものすごい勢いで追い越していく生徒がいたかと思ったら、中学9年生の生徒たちでした。ちょうど同じ時間にコースで練習をしていたようで、本校生も中学生に刺激を受け頑張っていました。

 第5回園小中高合同マラソン大会は、12月13日(火)10時00分より順次スタートします。今日の筋肉疲労をストレッチ等でしっかりほぐし、万全の体調で当日を迎えられるよう準備してください。

自慢のHR教室【全学年】

 今朝の千種町も-1℃(午前7時時点)と冷え込みました。町内に住む先生からは、「車のフロントガラスが凍りつき、すぐに車出せないよ」という声も聞かれます。この冬は例年よりも寒くなる長期予報が出ており、この程度で寒いと言ってられませんが、2学期も残り約2週間です。最後まで寒さに負けず頑張っていきましょう!

 さて昨日、県外の高等学校から本校への視察があり、千種高校の様々な取り組みについて説明したり、学校施設の案内等を行いました。本校の教育活動に驚きと感動をされて帰られましたが、今年はこうした視察依頼が多く、非常に光栄に感じています。また、11月21日(月)~22日(火)に開催したオープンスクールでも、過去3年間で最も多い中学生や保護者にご参加いただきました。こうした視察や見学の際、一通りの学校説明を行った後、校舎内を案内するのですが、私が最も力を入れて紹介する場所は「HR教室」です。HR教室を見れば、その学年のカラーや生徒の質が一目瞭然で分かるからです。本校は、どの学年のHR教室も机が整然と真っすぐに並び、黒板も美しく、床にはゴミ一つ落ちていない状態がいつ見ても保たれています。そして、教室の壁面には学年通信などの掲示物が規則正しく貼られ、クラス目標やクラス写真、3年生に至っては決意を書初めに記し掲示しています。担任(学年)の先生方の温かさ、優しさ、熱い想いが手に取るように伝わってきて、是非とも見ていただきたいと思うのです。先生方に聞くと、本校生徒は消しゴムのカスを払い落すことをせず、授業が終わったらまとめてゴミ箱に捨てる習慣も身についていると言います。そもそもゴミを出さない上に、掃除や日番の仕事も完璧にするので、特に指導しなくても美しい状態が保たれているのです。本当にスゴイ事だと思います。

 千高生の真面目で落ち着いた人柄、先生方の温かさや熱意の象徴となるHR教室を是非、ご覧ください。(上から1,2枚目が3年生、3,4枚目が2年生、5,6枚目が1年生です)