千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

スマホ利用ルールを考える…【全学年】

 本日、2~4限に「校内ワークショップ」と題し、全生徒によるスマホ(タブレット)利用に関するグループワークおよび発表会が行われました。私はこの行事を3年前に初めて見て、「本校の生徒は本当にスゴイ!」と衝撃を受けたのですが、今年も生徒会役員が各グループのオブザーバー役となり円滑な運営と話し合いが行われました。

 各グループ(学年・男女混合)で話し合いを行う前に、生徒会役員の代表者から「スマホ利用に関する生徒アンケートの結果」が発表され、データに基づく原因や考えが述べられました。その後、緊張をほぐすためのアイスブレイクを実施し、いよいよ本題のグループワークに入っていきます。KJ法を用いて、互いの意見を否定することなく自由に意見を出し合い、短時間で班の意見を模造紙にまとめていきます。その後、柔道場へ移動して各班ごとに発表会が行われ、全生徒で情報共有を行いました。どの班からもスマホ利用のリスクを知り、正しくつき合うための意見が述べられ、大変素晴らしい発表が聞かれました。

 高等学校においても今年度からスタートしたBYOD(’一人一台端末)の導入に伴い、家庭だけでなく校内でも利用する機会が増えました。誰もが気持ちよく利用を進めていくためのルールやマナーをしっかり守り、正しい行動がとれる人になってほしいです。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

※入試業務に専念するため、明日以降しばらくブログをお休みさせていただきます。申し訳ありません。

地域づくり活動実践交流会【生徒会】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)と寒さは残るものの、日中は青空が広がって暖かな日差しを感じる清々しい陽気となりました。この週末、自宅の庭に植えているパンジーの手入れをしていて驚いたのですが、11月に植えた時はヒョロヒョロの苗だったのに、冬の寒さに当たりここ数日の好天を受けて株を張り、たくさんの蕾をつけて大きく生長していました。私は、この姿を見て本校生と重なって見えました。この冬季期間にコツコツと努力を積み重ねた人は、気づかないうちに根を張り巡らせ力を蓄えていると思うのです。生徒たちのそれぞれの個性あふれる花が咲く春であってほしいと願います。

 さて昨日、西播磨県民局主催の「令和4年度地域づくり活動実践交流会」が県立先端科学技術支援センターであり、本校を代表して生徒会長の小松煌くん(2年・千種中出身)と大北梨乃さん(2年・千種中出身)に参加してもらいました。その中で、地域づくりに取り組む高校を含めた28団体が、一年間の活動の成果をポスターセッションという形で発表しました。「ちくさ地域力UPプロジェクト」と題して、①こくう映画祭2022の開催、②千種の環境保全に関する取組、③地域と連携した米作り、④地域イベントでの和太鼓等演奏、⑤ふるさと宍粟を探究する取組の5つを柱とし、原稿なし、ぶっつけ本番で発表してもらいました。緊張したと思いますが、二人とも聴衆に向けて身振り手振りで自分の言葉で本校の取組をしっかりと伝え、その役割を見事に果たしてくれました。千種高校の取組に興味を持たれ、発表終了後に質問される方もいましたが適切に対応が出来ており、他校生からも「すげぇ…年下とは思えない」、「素晴らしい取組ですね、感動しました!」とお言葉をいただきました。また、他団体の取組を聞く貴重な機会となり、多くの刺激を受けて帰りました。

 小松くん、大北さん、忙しい二人の貴重な休日を奪ってゴメンなさい。それでも、千種高校の取組や自慢できる千種高生を多くの人に見て聞いていただけ、私は誇らしい気持ちです。本当に、ありがとうございました。

学力検査の志願者数確定!

 今朝の新聞紙上でも発表されておりますが、3月10日(金)に実施される学力検査による入学者選抜の本校への志願者数が確定しました。連携型入学者選抜の合格者数を除く27名が定員ですが28名もの志願者があり、志願変更期間が設けられておりますが、最終的に28名のまま志願者数が確定しました。事務室で調べていただいた所、本校の学力検査で志願者数が募集定員を上回ったのは、平成17年度以来で実に17年ぶり(平成以降は3年と17年のみ)だそうです。連携校である千種中学生が80人、90人といる時代とは違います。宍粟市内の中学生もピーク時に比べると大きく減少する中で、不便な場所にあり、遠い本校に多くの生徒の皆さんが志願いただいた事に心から感謝申し上げます。ありがとうございます!本当に、ありがとうございます!それと同時に、学力検査に向け教職員一同「これまで以上に気が引き締めていかねば」と感じております。

 「少し遠いけど、行きたい学校」、「小規模校だけれど、小さいを強みにした学校」を目指し、千種だから出来る教育活動を積み重ねておりますが、そうした取組を評価いただいている証であると嬉しく思います。今後も、志願いただいた生徒や保護者の皆さま、そして中学校の先生方に「本校を選んで良かった」と言っていただけるよう精進して参ります。受検生の皆さん、頑張ってください!

 

最後まで必死のパッチ【全学年】

 今日の千種町は昨日までの陽気から一転、一日中雪や雨が降る寒~い一日となりました。野球部は本日からグラウンドでの部活動を再開するつもりだったようですが、「なんでまた雪降るかなぁ…」と井川先生も職員室でボヤいていました。私は、朝イチに卒業証書授与式にご臨席いただいた来賓の皆さまへ礼状を届けるため町内を回りましたが、たまたまお会いした方々から「素晴らしい卒業式で感激した!」と嬉しいお言葉をいただきました。また、ご来賓の方々もこまめにブログを見てくださっており、「ええ事、書いとる…」とお褒めの言葉をいただき、とても嬉しかったです。ありがとうございます。

 さて、学年末考査の最終日となった今日、久しぶりに考査直前のHR教室へ足を運び生徒たちの様子を見てきました。朝のSHR前の2学年の生徒たちは、自分の席で必死になってテスト勉強に励んでいました。隣席の仲間と問題を出し合い確認している生徒もおり、誰一人立ち歩く生徒はいません。最後まで諦めない、投げ出さない本校生の基本と言える姿勢が垣間見れ、とても嬉しく思いました。1学年の教室に到着した時には、朝SHRの最中でした。担任の北口先生から本日の予定や受検の注意を受け、みんな頭を上げて聞いていました。その後、1限目のテストが始まるまでのわずかの時間も、最後の追い込み勉強をしている生徒たち…、私が写真を撮っていることにも気づかないほどみんな集中していました。1,2年生ともに素晴らしいですね。提出物などもぬかりのないようにしてください。

 明日から午前中授業(給食なし)となりますが、来週の後半からは学力検査に向けた生徒休業日が続きます。継続した学習や部活動がしにくい時期ではありますが、間もなく訪れる新年度に向け「今だから出来ること」をしっかり考え、取り組んでほしいです。

社協からの感謝状【ボランティア部】

 今日から3月、昨日同様に今日の千種町も日中はポカポカ陽気となり、春のような暖かな日差しが降り注ぎましたね。このまま春になってほしい反面、花粉症の人にとってはいよいよ辛い季節の到来になりました。三寒四温で寒暖の差も大きな時期ですが、学年末をしっかりと締めくくり次のステージに向けて準備を進めてほしいと思います。

 さて、昨日の卒業式で学年末考査が一日中断されましたが、1,2年生は本日から再び勉強モードに切り替え、4日目の考査が行われました。テスト勉強で疲れているかと思いますが、ラスト一日となりました。「人事を尽くして天命を待つ」と言うことわざがありますが、最善の努力をしてどんな結果になろうとも後悔しないくらい頑張ってほしいです。

 一昨日の48回生表彰伝達式で宍粟市社会福祉協議会ちくさ支部様より、独居老人宅への配食支援サービスを3年間続けてきたボランティア部の生徒に対し感謝状が贈られましたが、3年生部員たちの集合写真がありましたのでご披露します。卒業しても掲載してしまいました…、みんな優しい顔をしています。