修学旅行3日目(11/14)の午後はタイトな行程でした。
昼食を食べた後向かったのは世界4大博物館の一つ故宮博物館。その後千と千尋の神隠しの舞台ではないかと考えられている九份、そしてブルジュドバイができるまでは世界1位の高さだった台北101を訪れました。
【昼食(海覇王)】
小籠包や肉まん、チャーハンなど点心料理でした。
台湾の味に馴染んできたのか、料理がおいしくなったのかわかりませんが、今まで台湾で食べたものの中で一番美味しい!!という声が聞こえました。その中でもチャーハンがとくに美味しいとの評判でした。
【故宮博物館】
蒋介石が中国の紫禁城から14年かけて台湾に運んできた美術品が展示されています。
その数70万点とあまりに多くの美術品があるため展示してあるものが定期的に入れ替わる仕組みになっているそうです。
入館後、ガイドの王さんの解説を聞くためのヘッドセットを配られました。
その後集合場所を確認したあといよいよ美術品を見に行きました。
たくさんある美術品の中からガイドの王さんが厳選した美術品を説明してくれます。
館内が混んでいるのもあるのか、王さんに近い人しか説明してある美術品を見ることができません。それも理由なのか、そうそうにヘッドセットを外す人がでてきました。
美術品や歴史に興味がない人もいるだろう、と予想していましたがあまりの早さと多さにここまでかと驚きました。
そんな状態でも王さんは丁寧に説明をしてくれます。先頭集団の人たちは写真を撮ったり興味があるように見受けられました。
この博物館で特に有名なものが、翡翠を削って作った白菜と角煮のような石です。
今回は白菜を見ることができました。
思っていた以上に小さく握りこぶし一つ分くらいでした。
自然の翡翠の特徴を生かし、リアルな白菜を表現しています。白菜には二匹の虫もおり細かな細工に驚かされます。
ほかにも、一つ55億円するお椀やアメリカが博物館を作る代わりに一つ欲しいといった博物館一つ分の価値のある焼き物など驚かされるものがありました。
時間もあまりなかったため、全体での観覧は30分ほどで終わり自由時間となりました。
若い時には博物館や美術品、歴史に興味を持ちにくいのかもしれませんが、そういうものやその背景にある出来事が世界を面白くしてくれていると感じる日がいつか来るかもしれません。
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