千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2022年5月の記事一覧

こくう映画祭2022に向けて【生徒会】

 学校ホームページのトップ写真にも掲載しております通り、6月11日(土)に第48回文化祭(2日目)と生徒会執行部主催の「こくう映画祭2022」を同時開催する予定で準備を進めています。文化祭(2日目)は事前申し込みいただいた本校生徒とその家族のみの参加で行いますが、こくう映画祭は一般の方にも観覧いただき千種の大自然の中で映画を楽しんでいただきたいと考えています。先週は、千種町内全戸にポスターを配布したり、市内の様々な事業所に生徒が出向いてポスターの掲示を依頼したりと情報発信を行っている所です。
 テーマは「優しさ」そして「コロナ禍からの解放」で、この地域の魅力を活用して優しい空間をつくりたい…、コロナ禍だからこそ疑い合うのではなく、日々の支えに気づき、感謝し、助け合えたら…そんな生徒たちの熱い想いが込められた映画祭です。地域住民の皆さまには、騒音等でご迷惑をおかけいたしますが、生徒たちの活動に協力をお願いいたします。
 さて、今日は「こくう映画祭2022」をより多くの方々に知ってもらおうと、生徒会長の南光開斗くん(3年・山崎西中出身)と副会長の長井大樹くん(3年・波賀中学出身)を引率し宍粟市記者懇談会に出席しました。私も初めての参加で気楽に考えていたのですが、会場に入ると福元市長、富田副市長をはじめ、多くの関係者やメディアの方々がおられとても緊張しました。そんな中で、南光くんは堂々とこの映画祭へのこれまでの取り組みや想いを聴衆に語りかけます。横にいる私もジーンとなって、涙が出そうなほどその演説は感動するものでした。その後、メディアの方から「こくう」に込められた意味は何ですか?と質問を受け、長井くんが「何も妨げるものがない空間に、未来への夢や希望を描きたいという想いが込められています!」と即答!!なんて素敵で完璧な言葉なんだとまたまた感動しました。学校に戻ると、広報情報課長の植田さんから「生徒さんの想いに感動しました!!」とメールが届いており、生徒を誇らしく思いました。ありがとうございます。
 こくう映画祭は、学校HPやポスター等のQRコードを通した事前申し込みのある方(上限600名)しか観覧いただけませんが、是非とも多くの方々に観覧いただき優しい気持ちになっていただければ嬉しいです。応援、よろしくお願いいたします。※生徒・ご家族の映画祭申込みはQRコードからでなく、昨日お配りした観覧申込書(紙媒体)で提出をお願いします。

 

止まらない快進撃!【卓球部】

 先週、西播総体の女子団体で見事に県大会出場を果たした内容をブログで紹介したところですが、その卓球部がまたまたやってくれました。昨日、国体の西播地区予選会がウインク体育館で行われ、なんと男子2名と女子4名の計6名が国体県予選会への出場に駒を進めたのです。確か、昨年この大会で1年生ながら森脇大知くん(2年・千種中出身)が県予選会に進出し大騒ぎしたのですが、同大会に6名…凄すぎませんか!?卓球部どうなってるの?…快進撃が止まりません。
 そのメンバーですが、男子は小椋翔太くん(3年・波賀中出身)、宮本大稀くん(3年・千種中出身)、女子は木原紗文さん(3年・千種中出身)、福下愛菜さん(1年・千種中出身)、小椋真優さん(1年・波賀中出身)大畑怜夢さん(1年・安富中出身)です。女子の木原さん、福下さん、小椋さんに至っては、県総体女子団体出場メンバーであり、ダブルでの県大会出場です。実力がある証拠ですね。
 先週、女子チームを掲載したので、今日は男子の二人から話を聞かせてもらいました。小椋くんは卓球部のキャプテンです。自分を犠牲にし、チーム全体のための雰囲気づくりや人の嫌がる役割も担ってきたので、チームメイトからも絶大なる信用を得ている人物…。宮本くんは、チーム一の努力家で練習をコツコツと積み重ねる実力者…、顧問の吉田先生も「部に良い雰囲気をもたらしてくれる」と称賛している人物です。しかし先日の西播総体は、個人戦では二人とも1回戦負け、団体戦でも2ゲーム先取したものの逆転負けし、二人とも力を出し切れず非常に悔しい思いをしてきました。それだけに、最後の公式戦となる今大会にかける意気込みは非常に強かったと語ってくれました。
 小椋くんは、1回戦は相手が棄権し不戦勝、2回戦は危なげなく3-0で勝利し県大会出場を決めました。実はこの日、原因不明の腹痛と戦っていたと言い、対戦相手よりも腹痛の方が辛く手強かったと笑って話をしてくれました。また宮本くんは、1回戦3-0、2回戦も3-0で快勝し試合をしながら調子を上げていきました。3回戦は、非常に強い相手と対戦し敗れはしましたが手ごたえは得たようです。3年生最後の公式戦となる県大会(6/18・ウインク体育館)に向けては「1勝は必ずしたい!」と小椋くん、また、「自分の力を出し切る」と宮本くんが決意を述べてくれました。卓球部の活躍に目が離せません。頑張れ、卓球部!!

体育はバスケット&卓球【48回生】

 今日も梅雨を思わせるような雨模様でしたね。私は、今週こそは学校前の田んぼの畦草を刈らねばと考えていましたが、とうとう刈ることができず一週間が経過してしまいました。来週こそは晴天が続き、草刈りや水路の掃除ができることを願うばかりです。
 さて、本日は久しぶりに3年生の話題です。現在、体育の授業では選択でバスケットボールと卓球が行われています。体育館では、体育科の井川先生からシュートの方法について説明を聞き、その後4つのグループに分かれて実践練習が行われていました。本校はバスケットボール部はありませんが、ボールを放ち見事にスイスイとゴールさせる生徒が多く驚きましたが、雰囲気が良くとても楽しそうでした。また、武道場では卓球が行われており3台の卓球台でグループごとにダブルスが行われていました。ラリーが長続きせず苦戦するペアもありましたが、失敗しても相手を攻撃する訳でもなく、ほのぼのとした優しい雰囲気がありました。
 体育実技においては、特に上手下手でコンプレックスをもつ生徒もあるかも知れませんが、みんなが楽しめており何より嬉しかったです。こうした体を動かす授業で、時にはリフレッシュしそれぞれの進路目標に向け頑張ってもらいたいです。3年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 
 

アニマルマグネット制作中!【50回生】

 今日も雨が降り続く一日となりました。そんな天候にも関わらず、自然科学同好会の生徒たちは放課後にちくさ高原に向かい、クリンソウの調査を行っていました。雨の中、ご苦労様でした。中間考査一週間前となり、原則部活動は禁止にしていますが総体等を控えた部活動は時間を決めて練習に励んでいます。様々な活動に積極的に取り組む生徒たちを見ていると力をもらいます。生徒たちに負けとれん…そんな気持ちで私も自分の仕事に向かうことができました。
 さて昨日、またまた授業担当者の野村先生にアポもとらず、フラッと1年生の美術の授業にお邪魔しました。前回のブログでもお伝えしたように誰も私語せず、黙々と作品の制作に取り組んでおり驚きました。紙粘土を使用したアニマルマグネットを制作していますが、前回見た時からずいぶんと進んでおりリアルな動物に仕上がっていました。表面に凹凸をつけて毛並みを表現したり、重ね塗りをしながら深みのある色合いにしたり、生徒たちの創意工夫が随所に見られました。素晴らしい!!
 現在制作中のアニマルマグネットは、6月11日(土)開催予定の第48回文化祭で展示されることになると思いますので、保護者の皆さまには是非ご覧いただきたいです。得意、不得意に関係なく全力で授業に取り組む姿に今日も感動…、最終的な作品が見れるのが今から楽しみです。

 
 
 
 

ゴルフ用品贈呈式&初レッスン【50回生】

 今日は朝から雨が降り続き、暑さは感じないものの太陽の日差しなく暗~い一日でしたね。今週はこんな天候が続く予報となっていますが、中間考査(5/19~24)も迫っています。一日一日の授業を大切に頑張って登校してほしいです。
 さて、昨日の1年生教科「アクティブ」のゴルフ授業では、授業に先立ってゴルフ用品の贈呈式が行われました。毎年、ゴルフの授業を始める1年生に宍粟市ゴルフ協会様よりゴルフ用品をいただいていますが、今年も会長の宗接和人様、副会長の宮脇昭介様に出席いただきシューズやグローブを全員分いただきました。周囲の様々な方面から協力・支援をいただき本校の教育は成り立っていますが、このアクティブの授業はその恩恵を最も受けている教科の一つです。ゴルフ場の使用やマイクロバスでの送迎、ゴルフ用品の寄贈、レッスンプロからの指導と生徒たちは個人負担なく本格的なゴルフの授業を受けられ、改めて本校生徒は恵まれていると感じました。宍粟市ゴルフ協会の皆さま、本当にありがとうございました。大切に使用させていただきます。
 その後、レンジに移動し林プロからゴルフレッスンを受けた生徒たち…、真剣な眼差しで林プロの話を聞き入り、クラブを選んで初スイングしました。一発でボールを捉えられた生徒もおり、素質を感じさせる生徒もいましたが、なかなかボールが前に飛ばない生徒も見られました。それでも、生徒たちはとても楽しそうに何度もスイングを繰り返し頑張っていました。素直な心で真っすぐに取り組む生徒たちの成長を見守っていきたいと思います。

 
 
 
 
 

実り多き校外学習【49回生】

 今朝の千種町は7℃(午前7時時点)とかなり寒さを感じる朝となりましたが、素晴らしい天候に恵まれ2学年の校外学習が予定通り行われました。雨男の2学年高橋先生の悪運はどこ吹く風…2学年の生徒たちの日頃の行いが雨雲を遠ざけましたね。
 午前7時45分、教職員に見送られ2学年一行は神戸・三ノ宮方面に元気よく出発すると、10時20分、最初の訪問先である人と未来防災センターに到着しました。阪神淡路大震災の当時の様子を写真等の展示物やシアターで見学・体験しながら、防災や減災について考える貴重な時間となりました。その後、三ノ宮方面へ移動して約2時間の班別行動がスタートします。事前に下調べしていた昼食場所でみんなどんなランチを食べたのでしょうね?生徒たちは、ハーバーランドや中華街など街を練り歩いたり、電車を使って移動しながら楽しいひと時を過ごしたようです。いやぁ…最高ですねぇ。
 半年後の11月に2学年は修学旅行を控えますが、その事前学習として集団行動や班別行動が体験できたことは非常に意義深く、たとえ反省点があったとしても今後に繋がるものになったと思います。そして何より、一定のルールの中で生徒たちがこうした行事を楽しめリフレッシュできたことが私は何より嬉しいです。2学年の皆さん、お疲れさまでした。
 また明日から通常の学校生活が再開しますが、素敵な行事を企画してくださった学年の先生方に感謝しつつ、気持ち新たに頑張ってほしいです。

 
 
  
  
  
 
  
 

㊗やったぞ…県大会出場!【卓球部】

 先週の5月2~3日の2日間にわたり、卓球の県総体西播地区予選会がウインク体育館で行われました。3年生にとっては最後の総体…、コロナ禍で様々な試練を乗り越えてきた生徒たちの集大成でした。
 この西播総体で女子チームが1年生の加入により4年ぶりに団体戦に出場し、県総体の出場権を獲得したと顧問の吉田先生から朝礼で報告がありました!「おぉ、やってくれたなぁ…」失礼ながら全く予想していなかったので、職員室の教員はみんな大喜びでした。
 1日目は、相生高校に1回戦で勝利、2回戦は龍野北高校に負けて2日目の敗者復活戦に望みをかけました。しかし、キャプテン木原紗文さん(3年・千種中出身)がくじ引きで「私のくじ運が悪すぎました…」と言うように、一番強い相手(姫路高校)と対戦することに決まります。「もうダメだ…」と誰もが落胆していた時、千種が相手だと聞いて大喜びしている姫路高校の生徒を目の当たりにしたメンバーは、「勝ってやる!」と闘志に火がついたと言います。1番の木原キャプテンが幸先よく勝利すると、3番の木原紗文さん・小椋真優さん(1年・波賀中出身)のダブルスも勝利します。2番の三木真佑香さん(3年・山崎南中出身)、4番の福下愛菜さん(1年・千種中出身)は惜しくも負けましたが、2勝2敗で5番の小椋真優さんにすべてが託されたのです。その小椋さんが、プレッシャーの中見事に勝利し、4年ぶりの県大会出場を決めました。スゴイ!! その後、姫路女学院高校と相生高校にも勝利し、その勢いは止まりませんでした。
 6月3~5日にウインク体育館で開催される県総体に向けて、小椋さんは「2回戦まで勝ちたい」と語れば福下さんは「3-0で勝ちたい!」と抱負を語ってくれました。3年生の三木さんは「1年生のお陰で団体に出場できる喜びを噛みしめたい」と後輩に感謝していました。県大会でのさらなる活躍を期待していますよ。頑張れ、卓球部!!

☆ライフル射撃部☆歓迎会☆壮行会☆

ライフル射撃部は、5月7日(土)たかのす里キャンプ場にて1年生歓迎会&3年生壮行会を実施し、縦横の繋がりが強化できた素敵な時間となりました。
~内容~
①1年生挨拶、目標発表。先輩から歓迎の言葉(3年生田中祥一朗)
②チーム対抗ジェスチャーゲーム。
③チーム対抗ドッジボール大会。
④チーム対抗火おこし→昼食。
⑤3年生から最後の総体へ向け決意発表。後輩から激励の言葉(2年生藤井大樹)
⑥記念撮影

3年生の決意発表素晴らしかった。3年生達はこの1年間で特に伸びてきました!!普段通りの力が本番でも発揮できれば皆が近畿や全国に行けると思います。楽しみです!!頑張れライフル射撃部!!!
『総体5月28日(土)団体戦5月29日(日)個人戦 in明石西』
応援宜しくお願い致します。

 
 
 
 
 

専門家によるイネの特別授業【50回生】

 爽やかな五月晴れが続いており、今日も清々しい一日となりました。農家にとっては、この時期は田植えに向けた準備で大忙し…、学校周辺の田畑でも水が張られ代かきをされている光景が見られるようになりました。そして、校舎内の廊下等に並べられているクンシランはついに満開となり、私たちの目を楽しませてくれています。ちくさ高原のクリンソウも咲き始めている頃ですね。最高にいい季節、新型コロナウイルス感染症には十分気をつけなければなりませんが、生徒の皆さんにも季節の移ろいを感じられる場所を訪れてほしい思います。
 さて5月を迎え、本校が1年生の総合的な探究の時間で取組んでいる「イネの栽培プロジェクト」が今年もスタートを切りました。過去に現2,3年生が全国2位に相当する金賞を受賞してきた本校のお米作り…、今年こそは日本一の獲得を目指すと共に、宍粟市が千種町の農家さんと取り組んでいる特別栽培米作りを本校でも実践したいと生徒たちに伝えました。お米作りを通して高校生ができるSDGs、体にも環境にも優しい持続可能な取り組みを考えていきます。
 今日は、その最初の授業としてJAハリマ経済部から井口尚洋先生と衣笠嘉晃先生にご来校いただき、特別授業をしていただきました。日本の農業の現状やの農業の働き等について講義を受けた後、お米に関するクイズ大会がスタートしていきます。3,4人でチームをつくり、勝ち上がったチームには豪華な賞品が用意されていました。生徒たちは、目を輝かせてチームで相談しながら非常に楽しそうに授業に参加し、次々に賞品をゲットしました。「米一筋」など書かれた2,500円相当のJAオリジナルTシャツはあっという間に生徒の元へ…生徒たちは非常に喜んでいました。
 最後に、宍粟市の農業の現状を触れられ、「イネを栽培することは、もちろん食料を得ることが目的だけど景観を守り、そこで暮らす人々の暮らしを守ることにつながる大切な事です」と生徒たちに熱く語っていただきました。井口先生、衣笠先生、本日はお忙しい中生徒たちに素敵な授業をしていただき、有難うございました。