千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2022年12月の記事一覧

2学期の締め括り【全学年】

 本日は2学期の最終登校日で終業式が行われる日ですが、今朝の千種町は-3℃と冷え込んだ上に約3cmの積雪があり、非常に厳しい寒さとなりました。一日中雪が降り続き、日中もほとんど気温が上がらないためグラウンドの雪が溶けません。生徒も教員もカイロを片手に体をブルブル振るわせながら、寒さに耐えながらの一日となりました。

 そんな中、まず学期末の大掃除が行われ、各分担箇所ごとに生徒たちが校舎内外の1年間の汚れやホコリを取り除きました。今年本校に赴任された先生方が口を揃えて「千種の生徒は本当によく掃除しますねぇ…」と感心されるほど、今日も素晴らしい取り組みでした。その後、冷え切った体育館で終業式…、松浦校長先生のお話の後、「校歌斉唱」を私が千種高校に赴任して以来初めて行いました。コロナ禍で「校歌演奏」が続き在校生はこの3年間、まともに校歌を歌ったことがありませんが、2月末の卒業式に向けてコロナ感染対策を講じながら「校歌を歌えるようにしよう!」と舵を切り直したのです。生徒たちは、歌詞カードを見ながら校歌を口ずさんでいました。表彰伝達では、20年以上に渡り本校のカルチャー部やアクティブ(和太鼓)のご指導をいただいている特別非常勤講師の山田清輝先生が、このたび西播磨青少年本部表彰を受賞されました。その受賞を生徒・教員みんなで感謝の心でお祝いしました。また、書道文化展(特選・入選)、人権作文(優秀賞)、全国英作文コンテスト(入選)、県総合文化祭自然科学の部(奨励賞)等、たくさんの表彰伝達があり、みんなで讃えました。その後の高橋生徒指導部長からの講話では「今年一年で楽しかったこと、頑張ったこと等」を振り返る中で、クラス委員長が全校生徒の前で発表しました。急なムチャ振りにもさすが委員長…、立派に返答していました。

 色々あった、あり過ぎた2学期も本日をもって終了となりました。明日から1月9日(月)まで例年よりちょっと長い冬季休業期間に入ります。大雪や新型コロナ(インフルエンザ)感染への警戒もありますが、この期間しっかりと心も体もリフレッシュさせ、元気に過ごしてくれることを願います。そして、1月10日(火)10時25分のSHRから3学期をスタートさせますので時間を間違えないように、全員揃って元気に登校してほしいです。

お米の寄贈【50回生】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)と小雨が降り、比較的暖かな朝となりました。2学期の全体登校も残す所あと2日となりましたが、終業式となる明日はまた強烈な寒波の影響で相当寒くなる予報です。積雪や凍結の恐れがありますので、用心して登校して下さいね。

 さて、本日の時間割を見てビックリ…、今日は1限~4限まで全学年オールLHRで、各学年ごとに思考を凝らした様々な活動が行われていました。どの学年もブログに上げたいほど盛だくさんの内容でしたが、今日も1学年について取り上げます。1学年では9月末に収穫したお米の活用に向けて本格的に動き出しており、販売、寄贈、加工、売上げ金の活用など班別で取り組んでいます。今日は、寄贈班の大柿勇太くん(波賀中出身)、前地遼斗くん(一宮南中出身)、茶谷優菜さん(千種中出身)の3名が給食に利用してもらうためのお米を「ちくさ学校給食センター」と「ちくさ杉の子こども園」へ届けに行くというので随行しました。岡田明彦所長様をはじめ、調理員の皆さまに出迎えていただき30kgの玄米を手渡した後、記念写真を撮らせていただきました。また、日頃の給食提供に感謝し、大柿くんから手紙が手渡されました。本日、寄贈したお米は来年1月16日(月)の給食として町内の全児童・生徒に振舞われる予定です。今年のお米は金賞受賞とはいきませんでしたが、様々な協働学習を通じて児童生徒の想いがたっぷり詰まった最高のお米です。ちくさ学校給食センターの皆さまに協力いただき、今年も美味しくいただきたいと思います。

 その後、班員は歩いてちくさ杉の子こども園へ移動…、平瀬晶子園長に出迎えていただき、3kgのお米を寄贈しました。前地くんが、「僕たちが作ったお米を美味しく食べてください」とお米を手渡すと、平瀬園長からたくさんの感謝の言葉をいただきました。1月16日(月)は、千種町内「食育デー」として小中高合同で栽培したお米を味わえたらと思います。生徒の皆さん、お疲れ様でした!

明日はクリスマスパーティー!【生徒会】

 今日も一日中、冷凍庫の中にいるかのような耐えがたい寒すぎる一日でした。職員室から廊下に出て、事務室までの約30m往復すら「寒~っ!!」と思わず声が出てしまうほどの厳しい寒さです。そして、出入りの激しい職員室では、常に冷風があちこちから入り込むため、ストーブを付けていてもさほど室温が上がらない感じでした。この週末は、さらに強い寒気が流れ込むそうですよ。しっかりと重ね着をして、この寒さを乗り切りましょう!

 さて今日は、打合せや会議等が続き、全く生徒の様子が見れないまま夕方を迎えました。ブログのネタがないかと校内をさまよっていると、何やら生徒会執行部の生徒たちが寒い中、忙しそうに動き回っているではありませんか!?「そうか、明日のクリスマスパーティーか!…」今年も生徒会主催のクリスマスパーティーが急遽実施されることとなり、生徒たちが様々な準備に追われていたのです。寒すぎて長時間いられないほど冷え込んだ体育館で、生徒たちはワ―キャー言いながら体育館内の装飾やステージ発表のリハーサル等を遅い時間まで頑張っていました。

 もうすぐクリスマス…、50歳の私には子どもにプレゼントをせびられるだけでワクワクもドキドキもありませんが、生徒たちにとっては最高のイベントですね。寒さを吹き飛ばす、楽しく盛り上がったクリスマスパーティーになることを願っています。生徒会の皆さん、頑張ってください!

 

体育はバレー・バスケット!【50回生】

 今朝の千種町は-1℃(午前7時時点)で寒さは少し和らいだものの、1cmほどの積雪がありグラウンドや歩道等は真っ白に染まっていました。生徒たちも寒そうにポケットに手を入れ、肩をすくめながら登校し教室のストーブで暖をとっています。新潟県等では大雪によって車が立ち往生したり交通機関が麻痺しています。また、広範囲で停電が起きる等の影響が出ており心配されますが、千種町もいつドカ雪が降るか分かりません。これからの季節、十分に警戒しなければなりません。

 さて今日は3限目、久しぶりに体育館に向かい1年生の体育の様子を見に行きました。女子はバレーボールを男子はバスケットボールを行っており、生徒たちが寒さを感じさせない熱い戦いを繰り広げていました。1年生は男子26名、女子が11名と圧倒的に男子が多い学年ですが、「自他尊重」をクラス目標に掲げとても仲が良いクラスです。従って、体育の授業でも男女共とても良い雰囲気が伝わってきて、見ていて楽しかったです。全学年とも2学期の体育は本日で終了です。持久走が中心の楽しくない体育が続きましたが、今後は球技に親しみ体力・技術の向上を図るとともに、クラスの仲間との親睦をさらに深めていってくださいね。

 

クリスマスリース作り【茶華道部】

 寒い、寒すぎる…、起床した際の姫路市は-4℃(午前5時30分時点)と極寒の朝を迎えました。これは千種町、「エグい寒さになってるのでは?」と思い恐るおそる出勤しましたが、午前7時過ぎの学校到着時は-4℃と姫路市と同じ気温でした。地元の先生によると昨夜は「-6℃くらいまで下がっとったんちゃうかなぁ…」と言われていましたが、週末からの耐えがたい冷え込みに体がついていきません。2学期も残すところあと5日です。生徒の皆さん、寒さに負けず最後まで頑張っていきましょう!

 さて、先週の16日(金)放課後に、茶華道部がクリスマスリース作りをしていると聞き、作法室へお邪魔しました。特別非常勤講師の深川先生にアドバイスを受けながら、3名の生徒たちがマツボックリやナンテン、モミの木などを使用して自由に装飾していきます。グルーガンの使用も手慣れたもので、資材の形や特徴に合わせて器用に使いこなしていました。途中、たわいもない話をしながら、和気あいあいとした雰囲気の中で約2時間かけて個性的なクリスマスリースが完成!現在、校舎内に飾られてクリスマス気分を演出してくれています。

 茶華道部は少人数で細々と活動していますが、生徒たちが一生懸命に活動しており、ここに来ると癒されホッとします。忙しい毎日ですが、心を落ち着かせて一つのことに集中する大切さも学ばせていただきました。茶華道部の皆さん、癒しの時間をありがとうございました!