千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2021年9月の記事一覧

合同体育祭に向け本格始動!【全学年】

 今日は午前中、10月3日(日)の第5回CHIKUSA合同体育祭に向けた1回目の合同体育でした。練習前に千種中学校の職員室にお邪魔して先生方と話をしていると、中学校の前川先生が「今、町内の西山地区に行くと、アサキマダラがたくさん飛んでますよ」と情報をいただき、早速見に行きました。学校から車で5分ほどの道端に白いフジバカマが咲き、その花の蜜を求めて無数のアサキマダラが飛来していました。こんな光景を見たのは初めてで、しばらくその美しさに目を奪われました。アサキマダラは、季節により長距離移動をする日本で唯一の渡り蝶で知られ、羽を広げると10cmほどになる大型の蝶です。薄いあさぎ色をしたまだら模様の羽を持つのが特徴ですが、まずはその美しい蝶を本日は紹介します。
 さて、午前中の合同体育では最初に全生徒・職員を前にスローガンが紹介されました。今年は「努来勝(どっこいしょう)~努力するだけ勝ちが来る~」で、今年も千種中学生考案の素晴らしいスローガンのもと、合同体育祭が行われます。その後、入場行進とラジオ体操、クラブ行進を中心に隊形や集団行動の練習が繰り返し行われました。ラジオ体操では本校の体育委員長、小椋翔太君からラジオ体操の留意点について実演を交えた指導があり、指の先まで神経を行き渡らせて全力で取組む姿が見られました。ホントに感動を覚える素晴らしい動きでした。午後は、高校に戻り学年ごとの種目練習に汗を流した生徒たち…、今日は一日中体育で相当疲れたに違いありません。
 今年は、コロナ感染リスクを少しでも軽減するため、合同体育は最小限で行い練習の時間は限られていますが、10月3日(日)の本番に向け千種中高生一つになって頑張っています。

 
 
 
 
 

繊維の種類を考えよう!【49回生】

 先日、本校の筏教諭による実験授業が1年生(アクティブ・ベーシック類型)を対象に行われました。今回は「繊維の種類を考えよう!」をテーマとし、様々な繊維のサンプルをライターで燃やして、プリントに示された語群から班別に協議しながら回答します。
 生徒たちは実際に、綿、ポリエステル、麻、アクリル、羊毛、ナイロン、ポリエステル、絹の8種類の繊維を燃やし、その燃え方や臭い、煙の色をヒントにして班員で意見を出し合いながら回答していました。私も見学しながら考えましたが、なかなか難しい…。授業の最後には筏先生による答え合わせと解説がありましたが、全問正解の班はありませんでした。しかし、筏先生から最高得点だった班にはサプライズがあり、班員全員にアクリル毛糸がプレゼントされました。生徒たちはさほど嬉しそうでなくビミョーな顔して受け取っていましたが、私は見ていてとても面白かったです。
 教科書に書いてある文字を読めば、その繊維の性質や特徴は学べるかも知れません。しかし、こうやって実際に体験することで記憶に残り、深い学びや本当の意味での理解につながりますね。この1時間の授業のために、労を惜しまず準備し生徒たちに興味を持たせる授業をしてくださる筏先生に頭が下がる想いです。筏先生、ありがとう!

 
 
 

㊗近畿大会出場!!【ライフル射撃部】

 今日も朝から快晴で気持ちの良い景色に包まれながら姫路からの通勤を満喫しました。道端ではコスモスの花が咲き誇り、本格的な秋の到来が感じられます。
 さて、昨日の夜にライフル射撃部顧問の高橋先生から嬉しい連絡が入りました。兵庫県高等学校総合体育大会秋季ライフル射撃大会において、猶原宏海(2年・千種中出身)が女子の部で2位、藤原唯羽(2年・一宮南中出身)が同3位に入賞し、二人揃って11月の近畿大会へ出場することが決まりました。猶原さんは、この大会で自己ベストの得点で優勝することを目指していたようで、近畿大会への喜びよりも勝てなかった悔しさの方が強かったようですが、是非その気持ちを次に繋げてほしいです。藤原さんは初の近畿大会出場に本人もビックリしたようですが、この勢いで近畿大会でも好成績を収めてほしいです。県総体2年連続優勝の秦陽乃(3年)が引退した後も、こうして後輩たちが次々に成長していることを嬉しく思うと共に、日々の努力に敬意を表したいです。おめでとう、よく頑張りました!
 近畿大会には一歩届きませんでしたが、田中祥一朗(2年・山崎東中出身)や小松煌(1年・千種中出身)も高得点で上位に入りました。ライフル射撃部員全体が切磋琢磨して着実に成長してくれていることを嬉しく思います。

  
   

腰かがめ黙々と…【小中高合同イネ刈り】

 5月28日(金)の小中高合同田植えから約4カ月、今日は待ちに待ったイネの収穫日を迎えました。特別非常勤講師の田住先生から、今年のイネの出来栄えやイネ刈りについてのレクチャーを受けた後、高校生と小中学生がペアを組んで、イネ刈りの共同作業がスタートしました。ノコギリ鎌を使ったことのない児童・生徒たちがほとんどで、最初は作業の進みが悪かったものの、少しづつ慣れてきて予定時間よりも少し早くすべてのイネを刈り取ることができました。その中で、「がんばれ!、ケガしないでね」と高校生が声掛けしながら、小学3年生を優しい眼差しで指導する姿に私は感動の連続でした。また、中学3年生とのペアでは年齢が近いこともあり、コミュニケーションがしっかりとれており、作業効率が小学生とは全然違い流石だと思いました。田住先生が最後に「小中高生が同じ目的に向かって取組むことは千種だから出来ることです。このことに誇りをもってほしい」と子どもたちに語ってくださいました。
 ずっしりと実をつけた稲穂はコンバインで脱穀され、今夜のうちに乾燥されます。そして、籾摺り、選別を経て玄米となって後日学校に届けられます。その後、お米の美味しさを競うコンテストには今年も出品する予定ですが、校種を越えてイネの栽培が楽しく出来たことを何より嬉しく感じています。小中学校の先生方はじめ、宍粟市情報広報課、JAハリマ、関西テレビ、神戸新聞社の皆さまのお力添えがあり実現できたことに感謝しかありません。ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 

段ボールで仮面・帽子づくり【48回生】

 今日は朝から曇天、時折強い雨が降るなど湿度が高い一日となりました。しかし、明日以降は晴れの日が続く天気予報ですので明後日の小中高合同稲刈りは「予定通り実施します!」と各方面に連絡した所です。このまま、晴れの日が続いて、10月3日(日)の合同体育祭も予定通り実施できることを願います。
 さて、今日は2年生「美術Ⅱ」の授業にお邪魔しました。段ボールを使用した仮面・帽子づくりに挑戦している生徒たちは、その素材の可能性を探りながら黙々と作業に取り掛かっていきます。事前に作成した設計図どおりにはいかず苦戦する生徒もいましたが、試行錯誤の中で新たなアイデアが生まれ、そのアイデアを形にしている様子がよく見えました。生徒たちの豊かな発想力や創造力は本当に素晴らしい!最終的に、どんな作品に仕上がるのか今から非常に楽しみです。美術の好き嫌いや器用・不器用もあるかと思いますが、何より生徒たちが活き活きと楽しんで取組んでいる姿に今日も癒されました。野村先生、いつも楽しく素敵な授業をありがとうございます。