千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2022.2

全国IH公式練習を経て…【スキー部】

 北京オリンピックが開幕し、様々な競技がテレビで放送されています。私もコロナ感染への警戒もあり、この週末は外出を控え自宅で観戦していますが、本校生が出場する岩手IHもいよいよ公式練習を経て明日から開幕します。3回目の全国IHへ挑む越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)の二人はクロスカントリー競技に出場しますが、現地から公式練習の様子が届きましたので紹介します。
 公式練習は、実際の競技コースを指定された時間内、自由に練習できるよう設けられており、コースの特性や雪質の感覚などを確かめるため行われるものです。二人は、2月3日(木)から日中はこの公式練習を繰り返しているようです。全国から集う強豪選手らと共に同じコースで練習でき、多くの刺激や技術を得る機会でもありとても重要な練習です。昨日は、フリー(5km)のタイムトライアルを行い、越乢凜さんが23分14秒、池部さんが23分41秒と非公式ながら自己ベストを更新しました。スゴイ!確実に力がついていますね。ただ心配なのが、連日の練習により体の痛みや疲労の蓄積がある点です。宿舎に戻ってからも、夜遅くまでワックスルームと呼ばれる部屋でスキー板の手入れを行っており、「練習」+「板の手入れ」で連日クタクタのようです。
 明日の競技本番に向け、今日は軽めに調整して体をケアし、少しでも良い状態でレースに臨んでもらいたいと思います。越乢さん、池部さん、寒波襲来でコンディションも厳しいと思いますが、自己ベスト目指して頑張ってください。応援しています。

 
 
 

隠れた才能【49回生】

 今週もあっという間に金曜日となりました。充実している証拠なのでしょうか?年をとったからでしょうか?時間の経過が早すぎて驚きます。私は日曜日の夜、バナナマンの「せっかくグルメ」という番組をよく見ます。先週は姫路市で収録されたものが放送がされて、「そこは焼肉じゃなく、アナゴだろ!!」と一人でツッコミましたが、この番組を見ると「もう一週間経ったんだ…」と思わされます。平等に与えられる時間ですが、時間経過の感覚は人それぞれ…、生徒の皆さんはどんな風に感じているのでしょうか?
 さて、今日は1年生の「総合的な探究の時間」の授業の中で楽しいイベントが行われていました。一年間かけてお米の生産から販売、活用方法などを中心に取組んできた授業ですが、今日はオセロ大会…。リラックスしてクラス間の交流を図ることが目的のようです。たまには、こんな時間もいいですよね。また、単純な遊びのようでオセロに勝つためには様々な戦術や先を読む力を要します。そんなオセロの最強王者が一坪小春さん(千種中出身)です。1年生の中でまだ誰も勝った生徒はおらず、相手に1枚も取らせない完封勝利をする時もあるそうです。今日も、男子生徒3人(実際は1人ですが、2人に助言を受ける)を相手に圧勝していました。淡々とオセロに向かう姿勢、「自分がどこを取るかでない。相手にどこを取らせるかだ!」という一坪さんの名言に貫録すら感じました。

 
 
 

炭焼きを学ぶ【48回生・アクティブ類型】

 今朝の千種町はまたまた雪景色…、ようやく雪がとけたかと思っていましたが、また約15cmの積雪によりグランドが雪で覆われました。その後、陽が差して夕方には道端の雪もとけましたが、明日の朝もアイスバーンになりそうですので、ノロノロ運転で出勤したいと思います。生徒の皆さんも、足元に十分気をつけて登校して下さい。
 さて、本日5,6限目の2年生アクティブの授業は、たかのす東小学校(鷹巣活性化委員会)にお邪魔して、炭焼きに取組む村上さんよりお話を聞かせていただきました。近年、耕作放棄地や手入れしない山々が増え、獣害防止や里山を保全する活動が深刻な課題となっています。伐採した木材を炭にして利用することで、こうした課題を少しでも克服すると共に、地域の活性化に繋げようと委員長の村上さんらが立ち上がり、炭窯づくりから取組まれています。私も興味津々でお話を聞かせてもらいましたが、木材が炭になる過程で大変な知恵と労力を要することが分かりました。それと同時に、手間暇をかけて作られた本物の炭の価値を感じることができました。価格は海外から輸入されている炭に比べ少し高いかも知れませんが、炭の持ちや燃え方は全く違うそうです。宍粟市土万のふれあいの館で販売されているそうですが、是非私も利用したいと思いました。
 授業の最後に、炭窯を見学させていただきました。現在この炭窯は改修中で、来週のこの時間で生徒たちも少しお手伝いさせていただく予定です。村上さん、廣重さん、今日は有難うございました。来週もよろしくお願いいたします。

 
 
 
 

新聞に掲載されました!【スキー部】

 今朝の神戸新聞に、スキー競技で3年連続全国インターハイに出場する越乢凜さん(3年・千種中出身)、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)の記事が掲載されました。競技は2月7日(月)、8日(火)の2日間ですが、現地での公式練習があるため二人は本日から岩手県八幡平市の田山クロスカントリーコースに向かっています。全国IH終了後、2月15日(火)~20日(日)まで兵庫県選手団として秋田国体へ、そのまま長野県に移動して2月21日(月)~25日(金)まで全国選抜大会に出場し連戦が続きます。とんでもないハードな日程で全国の雪山を飛び回る二人ですが、体調管理に留意しベストを尽くしてほしいと願っています。生徒、保護者、地域の皆さま、ご声援よろしくお願いいたします。
 現地からの情報が入りましたら、二人の様子をブログを通じてお知らせします。是非、ご覧ください。

 

完全黙食の給食【48・49回生】

 今日から2月、九州など暖かい地方では梅の花の便りが聞かれる季節ですが、千種は冬真っただ中です。グランドの雪こそとけて土が見えるようになりましたが、今朝も-4℃(午前7時時点)と極寒でした。春の訪れが待ち遠しいです。
 さて、本日より3年生は自由登校となり、1,2年生のみ(74名)の学校生活となりました。通学のバスの混み具合も少しは緩和され良い部分もありますが、やはり寂しさの方が大きいですね。3年生の存在の大きさを感じつつ、次の学年に上がる自覚を高める学年末にしてほしいと思います。
 新型コロナウイルス感染症の感染者数は、増加の一途をたどり連日のように全国各地で「最多更新」が報じられています。宍粟市内にもその波が押し寄せており、本校でも警戒を強めています。これまで通り、①マスクの着用、②手洗い・消毒、③適度な換気、④教職員による毎日の校内消毒、⑤生徒・教員の毎朝の検温、⑥分散しての給食等は継続しています。その中で最も重要なのは、「マスクを外している時の会話である」という視点を持ち厳重に指導しています。例えば以前は、部活動を終えた流れで部室内や学校の帰りなどに時々、マスクを着用せず会話している生徒が見られました。また、一部生徒が昼食時に隣の生徒と会話を楽しむシーンもありました。こうした行為を極力控え、「会話する時はマスクを着用する、マスクを外している時は話をしない!」を習慣化していきたいと思います。生徒の皆さん、しっかり意識していきましょう。
 今日の給食も完全黙食で、みんな静かに前を向いて食事がとれていました。コロナ感染の症状が出にくい場合が多いので、「誰が保菌していてもおかしくない」という意識を持ち学校生活を過ごしてほしいです。