千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2021.9

朝学のすすめ【48回生】

 今朝の千種町は19℃(午前7時時点)、今にも雨が降りそうな曇り空の中、カエルが鳴き、虫のさえずりが聞こえ秋を感じる肌寒い一日となりました。昨日の給食にはデザートに梨が出ました。季節が一気に夏から秋へと変わっていることを実感します。生徒の多くがまだ半袖カッター(ブラウス)を着て登校していますが、気温の変化で体調を崩さないよう衣替えの準備をお願いします。
 さて、今日は朝のSHR前の2年生教室へお邪魔しました。教室に入ると、生徒全員が席について静かに勉強に取組んでいるではありませんか。これは、2学年が毎朝実践している「朝学」です。基礎学力の定着を目的に、入学時から毎朝10分間、HR運営委員が中心となって行っており、5教科(英・数・国・理・社)の小テストと自己採点を行っています。今日は数学でしたが、生徒たちは真剣な眼差しで問題に向き合っていました。バス通学生は、バスの到着時間の関係で時間が短くゆっくり解答できない…と嘆く生徒もいましたが、限られた時間の中で投げ出さず頑張っていました。学年の先生方が準備されるオリジナルの朝学問題を生徒たちが主体的に取組む素晴らしい光景を目の当たりにし、今日もとてもHappyな気持ちになりました。
 「継続は力なり」、わずか10分間ですが毎日積み重なれば大きな力になります。また、学習を決まった時間にする習慣を身に付けることはとても重要です。2学年の取組みに敬意を表したい気持ちです。

 
 
 

体育はラグビー【49回生・男子】

 「イッチニー、イッチニー…」4限目のグランドから元気な掛け声が聞こえて来ました。その掛け声に誘われてグランドに向かうと、1年生が男女に分かれて体育をしていました。ランニング、ラジオ体操、補強運動が体育委員がリーダーとなって行われた後、男子では県下でも珍しい、ラグビーを教材にした授業が行われたのです。昨年もこの光景を見て、私も「スゴイ授業をしているなぁ…」と魅了されましたが、今年も清水先生によるラグビーの授業が始まりました。おそらく全員が未経験、一歩間違えば大きなケガにもつながり兼ねないスポーツですが、チームスポーツの楽しさと相手を思いやる心を養うことを目的に素晴らしい授業が展開されていました。
 最初はパス練習、ノーマルパスとスクリューパスの練習を繰り返し行います。ラグビーボールをコントロールよく投げることは難しく最初は「ごめん…」の声があちこちから聞こえました。その後、動きを入れながらのパス回し…、連続で50回途切れることなくパスがスムーズに回せるようになっていきました。最後は、ヘッドギアをつけてタックルとラックの練習をして本時は終了、生徒たちは体操服の汚れも気にすることなく懸命に取組んでいました。みんな、よく頑張りました!なお、女子はサッカーをしていましたが、その様子は後日ご紹介します。

 
 
 
 

中高合同体育祭メンバー決め【48回生】

 今朝の千種町は17℃(午前7時時点)、青空が朝から広がり清々しい一日でした。通常授業がスタートして一週間が終わろうとしていますが、体調を崩す生徒も少なく順調に2学期のスタートがきれ嬉しく思います。
 さて、今日は5限目の2年生LHRにお邪魔しました。10月3日(日)に開催予定の第5回CHIKUSA中高合同体育祭のメンバー決めを行っており、体育委員を中心に男女に分かれて話し合いが行われていました。男子はメチャメチャ元気でワイワイとにぎやかに…最後はジャンケンし「ワ―、キャー」言いながら仲良く出場種目を決めていました。女子は周囲の人に気配りしながら、押し付け合いすることなく話し合いでメンバー決められていました。2学年の仲の良さとリーダー性が発揮され、非常にいい雰囲気でした。
 今年の中高合同体育祭も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため午前中のみの開催で行われます。また、種目を精選し感染リスクの高い種目は行いません。様々な制限の中で行われる体育祭ですが、中高合同行事の1年間の最大の見せ場でもあります。安全・安心な運営に心掛けながら、生徒たちにとって最高の思い出に残る行事になってくれることを心から願っています。体育祭に向け、クラスが一致団結し準備、練習に取組んでほしいです。

 
 
 

生徒による世界史の授業【49回生】

 今日の千種町は雨も上がり、暑くも寒くもなく非常に爽やかな一日となりました。勉強やスポーツをするにはちょうど良い気候ですが、今日も生徒たちは一生懸命に授業に取組んでいました。
 私は、時間さえあれば学校中を歩き回り生徒や先生方の姿を追いかけ写真を撮らせてもらっていますが、今日は残念なお知らせがあります。私が、どうしても抜けられない用事があった時間帯に、一昨日の筏先生のリベンジ実験が行われ、なんと成功したと言うのです。ペットボトルを溶かして糸状の繊維を作り出すという様子を見たかったので、喜ばしい事ですが非常に残念でした。よって、ペットボトルの繊維の写真しかありませんがご容赦願います。
 1年生の世界史の授業では、「世界の偉人」と題して自分の好きな(尊敬する)偉人について事前に調べ、新聞記事にしてまとめ、生徒が先生役になって10分程度の授業をする…という授業が始まっています。今日、私が拝見したのは森下先生、岸脇先生、大垣先生の3名でした。森下先生と大垣先生は、たまたま同じ「ナイチンゲール」についてその人物像や略歴、名言等について説明があり、緊張しながらも周囲をよく見て液晶プロジェクタに映し出された資料等の説明を行っていました。岸脇先生は、iphoneの生みの親「スティーブ・ジョブズ」について生徒に熱く語り掛けていました。見やすい板書とハキハキとした口調が印象的で、周囲の鋭い質問や指摘にも柔軟に対応していました。聞いている生徒も同級生が行う授業を一生懸命に聞き、ノートへの記録もしっかりと取組めていました。こうした主体的で対話的な深い学びの授業で、様々な教養を身についてほしいと思います。3人の先生方、今日はありがとうございました。

 
 
 
 

いざ、出陣!【47回生】

 9月16日(木)から順次スタートする就職選考試験に向けて、本日の放課後に関係生徒・教職員が集まり激励会を行いました。校長先生、学年主任の田中先生からそれぞれ激励の言葉を受け、進路指導部長の大田先生から試験に向けた詳細な注意、連絡事項がありました。生徒たちは、時折メモを取りながら真剣な表情で話を聞いており、勝負に向かう心の準備が出来たのではないかと思います。会の最後に、担任の舩曳先生が「生半可な指導をしてきたつもりはない、47回生としての誇りを胸に戦ってきてほしい」と生徒たちに熱く語られました。厳しくも温かい言葉に、これまでの3年間の想いが込められており、私も心が熱くなりました。今年の3年生は例年に比べ就職希望者が少ないですが、47回生の進路指導の先頭をきって選考試験に挑む生徒たちに学校挙げて熱いエールを送ります。頑張れ、47回生!!