千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2021.9

段ボールで仮面・帽子づくり【48回生】

 今日は朝から曇天、時折強い雨が降るなど湿度が高い一日となりました。しかし、明日以降は晴れの日が続く天気予報ですので明後日の小中高合同稲刈りは「予定通り実施します!」と各方面に連絡した所です。このまま、晴れの日が続いて、10月3日(日)の合同体育祭も予定通り実施できることを願います。
 さて、今日は2年生「美術Ⅱ」の授業にお邪魔しました。段ボールを使用した仮面・帽子づくりに挑戦している生徒たちは、その素材の可能性を探りながら黙々と作業に取り掛かっていきます。事前に作成した設計図どおりにはいかず苦戦する生徒もいましたが、試行錯誤の中で新たなアイデアが生まれ、そのアイデアを形にしている様子がよく見えました。生徒たちの豊かな発想力や創造力は本当に素晴らしい!最終的に、どんな作品に仕上がるのか今から非常に楽しみです。美術の好き嫌いや器用・不器用もあるかと思いますが、何より生徒たちが活き活きと楽しんで取組んでいる姿に今日も癒されました。野村先生、いつも楽しく素敵な授業をありがとうございます。

 
 
 

地層堆積実験【47回生・チャレンジ類型】

 先週末の台風14号も大きな被害なく過ぎ去り、3連休以降この時期らしい爽やかな秋晴れが続いています。千種町を見下ろす三室山や後山、日名倉山もくっきりとその姿を現し、今日も美しい秋の風景が広がっています。読書や勉強、スポーツに適した良い季節ですね。
 さて、本日私は今週末(24日)に稲刈りを予定している水田に出向いて稲刈り前の草刈りを行いました。すると、地域の方が「ご苦労さんですねーっ、稲刈りはいつですか?」と声をかけて下さり、「今週末の24日の午後からです~っ」と返答したことをきっかけに少しの間立ち話をしました。その中で、「千種高校生がよう挨拶してくれるんよ…この前なんか世間話もしたし、ほんま気持ちがええね」と褒めて頂きました。また、「今年のお米の出来はどうですか?楽しみやわ…金賞とれたらええね」と声をかけてくださったのです。私は改めて本校生の素晴らしい資質を誇らしく感じると共に、地域の方々に応援されて学校の教育活動があることに感謝の気持ちで一杯になりました。本当にありがとうございました。
 先週の水曜日、3年生チャレンジ類型の「地学基礎」の授業で筏先生による実験の授業が行われました。「地層堆積モデル実験」で、種類の違う用土(バラス、砂、石膏の粉末)を混ぜ合わせスタンドで固定した水の中に流し入れ、堆積する様子を観察します。石膏の粉末があることでしばらく放置すると用土全体が固まり、堆積の様子が非常によく見えます。筏先生の、実験シリーズは今後も続きそうです。生徒の興味・関心をそそる素晴らしい授業をありがとうございます。

 
 
 

部活動前の検温【各部活動】

 台風の接近に伴い、今日は朝から雨模様で今後、雨風が強まるという予報となっています。今日から明日にかけては大荒れの天気ということですので、生徒の皆さん、登下校を含め十分に気をつけて過ごしてくださいね。
 さて、緊急事態宣言が延長されたことで部活動の制限も継続されていますが、上位大会につながる公式戦等がある部活動は大会4週間前から最低限の時間での活動を認めています。本校では、2学期からは部活動内での新型コロナウイルス感染防止策の一つとして、部活動前の検温を義務づけています。そして、発熱症状のある生徒は部活動に参加させません。
 放課後は職員室前の廊下で、生徒や先生方が非接触型体温計を用いて互いに検温しシートに記録、そして顧問の先生にチェックを受けてから部活動に向かいます。毎日のことですので、めんどくさいと感じるかも知れませんが、安心して部活動に取組むために習慣化してもらいたいと思います。昨日の放課後も、生徒たちが協力しながらきっちりと検温、記録、報告ができており、私も安心しました。
 新型コロナウイルス感染者は全国的に減少傾向にありますが、今後も油断することなく一人一人が出来る感染防止対策を確実に実践していきたいと思います。

 
 
 

体育はサッカー【49回生・女子】

 今日の千種町は久しぶりにすっきりと晴れ、美しい青空が広がりました。その分、朝はよく冷え込んで15℃(午前7時時点)とこの秋一番の寒さとなりました。3年生の就職希望者は本日から選考試験がスタートし、今ごろ緊張の真っただ中にいる生徒たちもいます。昨日も不安に押しつぶされそうな表情で、放課後に何度も何度も面接練習を繰り返していた生徒たち…何事も手を抜ない一生懸命な自慢の生徒たちの人柄がちゃんと企業の方に必ず伝わると信じていますが、今日はなんだか落ち着きません。
 さて、今日は1年生女子の体育の様子を紹介します。女子は、2学期からサッカーを教材に授業をしています。なんとなく、サッカーは男子のスポーツというイメージが強いですが、近年ワールドカップやオリンピックでの「なでしこジャパン」の活躍は目覚ましく、実業団チームも増えており、興味を持つ生徒も多いと思います。しかし、1年生の授業の様子を見ていると、ほとんどの生徒が初心者で、ボールに遊ばれているような状態の生徒が多かったです。「ごめ~ん…」の連呼が鳴りやみません。真っすぐ蹴ったつもりが、大きくそれて隣の人の所へボールが飛んでいました。それでも、笑顔を絶やさずワ―、キャー言いながらサッカーというスポーツを思いきり楽しんでいた生徒たちに、私はとても癒されました。これからも、怪我をしないよう楽しんでスポーツに親しんでもらいたいです。

 
 
 

もうすぐ収穫!

 昨日からの雨も上がり、今朝は太陽の日差しを少し感じました。それでも8月中旬以降の長雨や、9月以降の残暑を感じさせない涼しさに異常気象を感じずにはいられません。この異常気象により、野菜の値段は高騰し、果物の品質や糖度にも影響が出ているようで心配です。そして、最も心配なのが本校生と地元小中学生が共同栽培しているお米の出来栄えです。8月中旬に田んぼを見た際には、イネの花が咲き、受粉し、登熟は進んでいましたが、その後の日照不足と気温の低さから十分に登熟しているのか?食味に影響していないか?など考えてしまいます。農林水産省が8月15日に発表した、作況指数(例年の平均収量を100とした時の指数)は西日本や東海地方を中心に98と「やや不良」で、逆に北海道や東北地方では104で「やや良」だそうです。今年のお米の生育は全国的にバラつきがあるようです。
 そんな状況下ですが、今朝私は久しぶりに田んぼの様子を見に行きました。水田の周りには彼岸花やススキの穂が見られ、夏とは違う美しい景色が広がていました。そして、イネにとっては決してよい気候条件ではない中ですが、黄金色に輝いた稲穂がこうべを垂れていました。「立派に育ってくれて、ありがとう!」児童生徒たちが心を込めて植えたイネの生長を見て嬉しく思いました。来週の9月24日(金)には、小中高合同での稲刈り体験を計画しています。収穫まであと少しです。児童生徒たちと収穫の喜びを噛みしめる瞬間が今から楽しみでなりません。