千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2021年12月の記事一覧

2学期の締め括り【全学年】

 今日は2学期の終業式…、コロナ対策を講じながら様々な行事等が目白押しで忙しい学期でしたが、生徒、保護者の皆さまのご協力のお陰でこの日を無事に迎えることが出来ました。本当に、ありがとうございました。
 終業式前に大掃除が行われ、私は代役で掃除監督をさせてもらいましたが、何も指示しなくても自分から進んで掃除内容を見つけ、黙々と掃除に励む生徒に改めて「すごい!」と感動しました。こんなに主体的に意欲的に掃除ができる生徒を心から誇らしく思います。その後の、終業式では校長先生からの式辞で「冬季休業は家族の一員として自分の役割を果たしてください」とお話がありました。また、生徒指導部長講話でも「1年間を振り返り、次どうしたいかを考える…そのままにせず、失敗と向き合ってほしい」と新年を迎えるに当たっての心構えについて話がありました。
 各学年のLHRでは、冬季休業中の心得や課題等の連絡、そしてドキドキの通知表配布が行われていました。今回の成績を謙虚に受け止めて、短い3学期に向けて気持ちを前に向けてくださいね。そして、大学共通テストを年明けに控えた3年生の皆さん、この冬季休業期間が正念場となりますね。体調を崩さないよう最後の追い込みを頑張ってください。
 2学期のブログは、本日で終了します。1年間、たくさんの方々にご覧いただき有難うございました。令和4年も可能な限り生徒の様子を紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

 
 
 
 
 
 

お米全国2位を報告【49回生】

 今学期もあと2日…今日は2学期の最終授業日でした。長かった2学期も明日の終業式を残すのみとなりましたが、2学年では学年レクレーションを行うなど楽しいイベントで締め括ったようです。※所要のため写真が撮れず残念…。
 今日は午後から、先月行われた「日本一おいしい米コンテスト」の優秀金賞受賞を福元市長、富田副市長に報告に行きました。1年生を代表し名田公子さん(山崎西中出身)、木山みのりさん(山崎西中出身)、森脇大知くん(千種中出身)の3名を引率し市長室にお邪魔しました。福元市長から「おめでとう!よう頑張ったね」と労いの言葉をいただき、「お米の選別や水管理が大変でしたが、頑張った甲斐がありました!」と生徒が感想を述べていました。その後、新聞社や市広報課の方から取材を受け、1月22日(土)に販売予定のお米もPRしました。お金儲けが目的ではないので、1袋(2合)が200円というリーズナブルな金額設定ですが、全国の名だたる農業高校を抑えて審査員に認められた自慢の金賞米です。是非、一人でも多くの方に食べていただきたいです。
 さらに、ちくさ学校給食センターのご協力を得て、1月17日(月)の給食には本校の金賞米が使用されます。町内の小中高生と教職員で、町内の児童生徒と千種が育んだお米をいただきます。自分たちが育てたものを食べる幸せを噛みしめ、食育活動に発展できることにも喜びを感じます。ちくさ学校給食センターの皆さま、ありがとうございます。
 明日は2学期終業式、コロナ感染の驚異から始まった2学期…野外活動(1年)、修学旅行(2年)、就職・大学受験(3年)等と目まぐるしかった2学期を振り返りながら、無事に終了できる喜びを生徒と共に感じたいと思います。

 
 
 

情報モラル講演会【全学年】

 本日12月22日は「冬至」で、北半球の中では一年の中で最も日の出から日の入りまでが短い一日です。通勤時間帯は真っ暗で車の前方が非常に見づらい状況ですが、年末にかけて慌ただしい季節…交通安全には気をつけたいものです。
 さて、本日3,4限にKDDI(株)スマホ・ケータイ安全教室認定講師の大浦秀人様にご来校いただき、情報モラル講演会を行いました。本校では情報モラル教育に関する取組みを日頃の授業はもちろん、こうした外部講師からもアプローチしています。また、生徒会執行部を中心に校内ワークショップを開催し、生徒たち主体で考える機会を設けたり、町内の小中高生で改善に向けた話し合いを行なったりと非常に熱心に取組んでいます。
 今日のお話も、生徒たちは何度も聞いている内容ではありましたが、改めてインターネットに潜むトラブルや恐ろしさを実感したと思います。4つのスマホ被害に係る動画を見ながら、生徒の皆さんは「どこに問題があるのか!?」を自分の事として考えたのではないでしょうか?中には、動画を見てハッとした生徒もいたかも知れません。時折、大切な事項を語気を強めてお話くださった大浦様、「みんなに、被害にあわないでほしい!」という想いが伝わってきました。最後に、大浦様がおっしゃったスマホとの付き合い方「ネットに支配されないで!」「人に対して思いやりをもって、賢く使うように」という言葉が印象に残りました。
 今日の講演内容をベースにしながら、年度末には校内ワークショップを行い、より良いスマホとの付き合い方を生徒と共に考えていきます。大浦様、本日はありがとうございました。

 
 
 

クリスマスパーティー【生徒会】

 期末考査が明けて午前中授業が続いていますが、連日様々な行事が目白押しです。
 本日の午後からは、生徒会執行部発案によるクリスマスパーティーが行われ、約80人前後の生徒と教職員が楽しいひと時を過ごしました。カルチャー部による千本桜と和太鼓の演奏からスタートし、生徒会執行部の有志メンバーによる演奏が続きます。特に、カルチャー部はこの日の約10分の演奏のために、連日遅くまで残って練習している姿を見ていたので「頑張れよ~っ」と心で叫びながら見守っていました。1年生の多くが演奏の未経験者ですが、よく短期間でここまで仕上げてきたと感動しました。
 その後、eスポーツ大会が行われ、代表生徒によるトーナメント戦が繰り広げられます。私には、ルールもキャラクターも全く分からない世界でしたが、北川陽基くん(2年・波賀中出身)と高橋祐介くん(2年・山崎東中出身)の熱のこもった実況によって見ている人も楽しめる大会となり、大変に盛り上がりました。有志メンバーの生徒や教員による歌が披露され、最後は全員参加してのビンゴ大会で締めくくりました。豪華景品が用意され、ビンゴに到達できなかった人にも、お菓子の詰め合わせが用意されており、みんなが楽しめる工夫が随所に感じられる温かいクリスマスパーティーとなりました。
 生徒会執行部の皆さん、コロナ禍でストレスがたまる学校生活の中で、みんなに楽しんでもらうための企画や運営をありがとう!改めて、本校生徒会の底力と本校生徒の人の温かさ、優しさを感じる一日となりました。

 
 
 
 
 
 
 
 

スマホサミット in ひょうご2021【生徒会】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)、週末に降り積もった雪が平地にも多く残り、千種らしい冬の景色が広がっていました。「マラソン大会と重ならなくてよかったぁ…」と思いました。
 さて昨日、兵庫県民会館にて「スマホサミット in ひょうご2021」が開催され、生徒会執行部の長井大樹くん(2年・波賀中出身)、田口琉磨くん(1年・千種中出身)、森脇大知くん(1年・千種中出身)が本校を代表し参加しました。
 午前中は、他校の中高生と共に、スマートフォンの利用や依存に関するワークショップを行い、中高生の現状から自分たちが親や先生、自治体、企業などにどのような提言ができるかを話し合いました。午後からは、各校のネットトラブル防止に向けた取組みの発表を行いました。本校は「校内ワークショップの開催」、「依存防止顔パネルの作成」、「情報モラル啓発動画の作成」についての実践発表を行いました。生徒会執行部の生徒は、日頃からプレゼンや発表スキルの向上を目指し人に想いを伝える練習を重ねていますが、今回はその成果を存分に発揮してくれました。発表後には、素晴らしい発表内容、態度であると大きな称賛の拍手を浴びました。また、パネルディスカッションにおいても積極的に発言をし、千種高校の現状を伝えることが出来ました。今後はサミットで得た内容を踏まえて、校内でワークショップを行い、全校生徒の情報モラル向上につなげてくれればと思います。3名の生徒の皆さん、お疲れ様でした。
 来年度からは新入生全員が校内でタブレット端末を所持するようにもなります。GIGA(Global and Innovation Gateway for All)の名のもとに生徒が世界と繋がり革新的な教育活動ができるよう、教員も常にスキルアップを目指して頑張っていきます。

  
  
 

友達のためにできること…【全学年】

 今朝の千種町は8℃(朝7時時点)と雨上がりの暖かな朝を迎えました。しかし、今夜からこの冬一番の寒気が流れ込むため、この週末は平地でも積雪になる可能性があるようですよ。部活動等で登校する際には、足元に注意しケガのないように努めましょう。
 さて、本日3,4限は心のサポート事業の一環として、NPO法人ゲートキーパー支援センター理事長の竹内志津香様から講話を受けました。話の冒頭に「誰にも言えず悩んでいることはありませんか?」と優しい口調で生徒に語り掛けながら、しんどくなる要因を一つずつ丁寧にお話してくださいました。また、睡眠・食欲・体調の異変や怒りっぽくなるなど行動面の変化は、ストレスをため込んでいるサインなので、そんな時は積極的に休息をとってくださいね。そして、しんどい時は「しんどい」と声に出していいんですよ。周囲の友達や大人に相談してください。と優しく語ってくださいました。その後、「友達が悩んでいたらどうしますか?」という場面を想定して、その場の対応の仕方や声のかけ方を具体例を交えながら教わりました。「見て見ぬふり」は大きないじめに発展するので傍観者にならず、勇気をもって「気付くこと、声をかけること、見守ること」を実行することが、友達のためにできることだと学びました。最後は、悩みを抱える生徒役(筏先生)と代表生徒による様々な場面を想定したロールプレイを行い、相談を受けた場合の対応の仕方をご指導いただきました。相手の悩みを否定せず受け入れて傾聴の姿勢を持つことや、うなずく、あいづちを打つ、相手の言葉を繰り返すことの大切さを教わりました。
 竹内様、本日は吸い込まれるような優しく温かな講話をありがとうございました。きっと多くの生徒が今日の講話を思い起こし、今後の実生活の中で活かしてくれると確信します。

 
 
 
 

第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会

 雨予報もどこ吹く風…好天に恵まれ第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会が無事に終了しました。私にとって赴任以来初めての園小中高合同事業でしたが、こんなに楽しくそして千種の教育力を実感できたことはありません。多くの保護者や地域住民の声援をうけ、温かみのある素晴らしい大会となったことを心から感謝申し上げます。
 園児・児童・生徒の走りはもちろん素晴らしく、ゴールまで全力で駆け抜ける姿は感動の連続でした。しかし、それ以上に走り終えた園児や児童が中高生に全力で応援する姿、その声援に応える姿にも心を打たれました。こんなマラソン大会はどこにもない…千種だからできる取組みを改めて誇らしく感じました。
 声援を送って下さった保護者や地域住民の方々、段取りが悪い運営にも関わらず全面的に協力下さった各校園の先生方に心から感謝申し上げます。高校の部の男女の入賞者は以下のとおりです。おめでとうございます。
【男子(8km)】
優勝:石井翔太郎(3年)2位:竹井将人(1年)3位:森諒太郎(1年)4位:春名 将(1年)5位:西岡宥紀(3年)
【女子(5km)】
優勝:小河百夏(1年)2位:山本実央(1年)3位:池垣春香(2年)4位:越乢凜(3年)5位:木原紗文(2年)


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

実施します!【園小中高合同マラソン大会】

 おはようございます。本日の第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会は、予定通り実施します。生徒の皆さんは、走る準備(水筒、タオル、着替えを含む)等を持参して登校してください。2年ぶりのマラソン大会、雨天中止を願う生徒もいたかも知れませんが、気持ちを切り替えて頑張りましょう!

スポーツ栄養を学ぶ【硬式野球部ほか】

 昨日のマラソンコース試走で私は調子に乗って約10kmを走りました。そのため、今朝は体のあちこちが筋肉痛です…走るという運動は全身運動だと改めて実感しています。それと同時に、一緒に走った生徒たちは何事もなかったように今日も元気に部活動に励んでいます。「若いって、いいなぁ…」と羨ましく感じています。
 さて、本日午後から「お米de部活動応援!事業」の一環として、兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の平郡玲子先生にご来校いただき、「アスリートに必要な食事トレーニング」と題して講義をいただきました。硬式野球部や女子バレー部を中心に22名の生徒が参加し、バランスのよい食事とスポーツとの関係性等について学びの機会をいただきました。私は、先生のお話の中で「身体は毎日作り変えられている」という言葉が印象に残りました。運動と同じで見た目すぐに変化が表れる訳ではないが、食事のとり方で体の作りが大きく変わるので、食事の基本形(主食・主菜・副菜・乳製品・果物)のバランスを大切にしてほしいと語られました。効率的に筋肉をつけたり、ケガや疲れにくい体づくり、集中力向上など日々のトレーニングと食事は非常に関係性が深いことを学びました。最終的に生徒たちは、自身の食事を振り返りながら、より良い食事のとり方を考える機会になったと思います。
 平郡先生、本日は生徒たちに具体例を含めて食事のとり方等についてご講義くださり、ありがとうございました。食事も大切なトレーニングの一つであることを認識し、今後もさらに高いパフォーマンスが得られるよう精進していきます。

 
 
 

マラソン大会コース試走【全学年】

 今朝の千種町は-2℃(午前7時時点)とこの冬一番の冷え込みとなりました。放射冷却現象によりよく冷え込んだ日は、澄み切った青空が広がりますが、マラソン大会当日にとっておきたいくらい素晴らしい天気でした。
 そんな中、各学年の体育ではマラソン大会コースの試走が行われ、本番さながらの健脚ぶりが見られました。私も、1,2年生と一緒に約5kmコースを走りましたが、全く平坦がない岩野辺の坂は想像以上にキツく距離以上に長く感じました。それでも、一緒に走っていて感じるのは生徒のひたむきな姿勢と粘り強さです。私が抜かそうとするとサッと背後について簡単には離れませんし、誰一人として手を抜いて走る生徒はいません。本当に、タイムや順位に関係なく素晴らしい姿勢だと感心しました。途中、走っていると千種中学校の生徒も同じコースで試走をしていました。すれ違いざまに「ファイト」「頑張れ!」と声をかけ合ったり、手を振って合図し合ったりしており微笑ましい光景も見ることができました。
 第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会まであと2日、今日のような快晴は明日の午前中までで、明後日の天気は下り坂となり午後は雨予報となっています。2年ぶりの同大会がなんとか開催できることを願っています。生徒の皆さん、足の疲労を抜くためのストレッチやマッサージをしっかり行い、睡眠をしっかりとって本番に備えてください。