千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2022年10月の記事一覧

後輩へ想い語る…【49回生】

 今日も日中はポカポカ陽気…、秋晴れの素晴らしい天気となりました。ゆっくりと秋の移ろいを感じたい季節ですが、千種高校の先生方は日々の授業や行事に向けた準備、進路指導、部活動指導に追われ、とても忙しそうにしています。私も、気づいたらお昼になっていたり、時間がいくらあっても足らない感覚で仕事に追われる日々です。心に余裕をもって、象のようにどしっと構えて歩みを進めたいと思います。

 さて本日午後から、千種中学校で進路説明会が行われました。そこで本校の学校紹介をするのですが、私が説明するとどうしても営業トークとなり宣伝ばかりしてしまい真実味に欠けてしまいます。そこで、昨年から千種中出身の2年生にも参加してもらい、生徒目線で学校を語ってもらうようにしています。今年はなんと7名もの生徒が参加してくれ、所属している類型、生徒会・部活動、入学して感じていること等を話してもらいました。中学9年生とその保護者を前に緊張している様子でしたが、「私が話しするより生徒の方が説得力あり面白い!!」生徒それぞれの切り口で自身が感じている千種高校を語ってくれました。本当に助かりました。ありがとうございました。

 千種中学校9年生の皆さん、保護者の皆さま、そして中学校の先生方、本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。つたない説明でしたが、学校の魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです。一人でも多くの受検、入学を心からお待ちしています。

今日の給食きなこパン!【全学年】

 「教頭先生、今日はきなこパンの日ですよ…」事務室に行くと、今日の給食メニューを事務員さんから教えていただきました。「きなこかぁ…あまり好きじゃないんだよな…」と思いつつ、給食をいただきました。揚げたてでまだほんのり温かく、一つ一つ丁寧にナイロン袋に包まれた、手作り感たっぷりのきなこパン…、そのきなこパンを口にした瞬間、「うまい!うますぎる!!」驚きのあまり何度も連呼してしまいました。パン生地はもっちりとしてフワフワだし、ほど良い甘さのきなこがビッチリとまぶされたパンは、私のきなこ苦手意識を覆す衝撃的な味でした。ちくさ学校給食センターに「きなこパン、最高に美味しかったです!」とお礼の電話をした所、きなこパンは約10年ぶりのメニューだそうで、原材料が高騰する中、宍粟市内の他の給食センターでもほとんど例がないと言われていました。改めて、日々の児童生徒たちが喜ぶ創意工夫を凝らした献立と愛情たっぷりの調理に心から感謝いたします。ありがとうございました。

 生徒たちの喜ぶ顔を見ようと、各教室に足を運びました。「今日はこなこパンやぞ~っ」と生徒に伝えると「えっ、マジですか!」「やったーっ!」とテンションが上がり、めったにないパン食に喜んでいました。黙食のため、声には出していませんが、私と同じように心の中で「うまい!うますぎる!!」とつぶやいていた事でしょう。こうした機会に改めて手の込んだ給食をいただけている事に感謝して、ご飯の日でも苦手なおかずでも残さずしっかり食べるようにしてほしいです。

台湾との交流授業②【チャレンジ類型】

 今朝の千種町は6℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。昨晩のニュースで鳥取の大山(標高1729m)では、平年より8日早い初冠雪の便りが聞かれました。生徒たちの多くがブレザーを着用し、ポケットに手を入れ、寒そうに登校する姿が見られましたが、今年の冬も寒く多くの雪が降る予感がします。本校は、冬にスキーの授業があるので、ある程度は降ってもらわないと困りますが、ええ感じで降ってほしいです。

 さて本日5,6限目は、台湾の新竹縣義民高級中學との2回目の交流授業が行われました。私も初めて授業を覗かせていただきましたが、互いの教室同士をオンラインでつなぎ交流する様子にワクワクしました。「 hello!! ]と互いに手を振り合って笑顔で挨拶するところからスタートし、事前に用意したプレゼンをもとに英語で交流が進められていきます。台湾の高校からは、台湾の伝統的な食べ物や屋台、文化についてプレゼンがあり、本校生は必死にメモをとり内容をくみ取ろうと頑張っていました。また、英語で質問をして意志の疎通が図れた時は、互いに拍手しあい親睦を深めました。本校からのプレゼン担当は2年生でしたが、日本の和菓子や姫路市、ジャニーズや甲子園等について紹介し、質問の返答も行っていました。様子を見ていて感じたのは、台湾の高校生は発音がきれいで聞き取りやすく、英語力が非常に高いということ。これは、本校生にとっても大きな刺激になるのではないかと感じました。

 1~3年生のチャレンジ類型の生徒たちが縦割りで一堂に集まり、先輩や後輩の前で英会話力を披露する機会にもなり「校内での生徒間の刺激もかなり大きい」と村上先生は言います。「先輩スゴイ!!」「後輩、やるなぁ…」という関係が今後の学習意欲向上につながってくれれば嬉しいです。次回は、11月30日(水)を予定しています。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

薬物乱用防止講演会【全学年】

 昨日6限目、龍野保健福祉事務所の管藤未奈子主査に講師としてご来校いただき、全校生を対象とした薬物乱用防止講演会を行いました。「薬物なんて自分には関係ない…」と考える生徒も多いかと思いますが、どんな種類の薬物があり、使用するとどうなってしまうのか。また、どんな手口で勧められるのか等について説明を受けました。

 その中で、薬物の一番恐ろしい所は「一度使うとやめられなくなる」という点。つまり、依存性が非常に高いという事を力を込めてお話されました。そして、心のコントロールが保てずそこから抜け出せなくなり、自分だけでなく家族も崩壊させるので絶対に使用してはダメ!!持っているだけでも犯罪です!と生徒に訴えられました。生徒たちは、約50分の講演を頭を上げて自分の事としてしっかりと聞き、その怖さ恐ろしさを感じていたようです。最後に、生徒会長の小松煌くんが「薬物の怖さをリアルに感じた。身の危険を感じたら絶対に断る勇気を持ちたい。」と謝辞を述べました。

 菅藤様、お忙しい中ご講演くださり、ありがとうございました。生徒たちは、薬物乱用の恐ろしさを身に染みて感じてくれたと思います。また、飲酒、喫煙等が未成年に禁止されている理由も分かりやすく説明してくださり、感謝いたします。今後とも、よろしくお願いいたします。

ちくさふれあいフェスタ2022

 昨日、好天に恵まれ3年ぶりの「ちくさふれあいフェスタ2022」が開催されました。過去2年間、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、私はこのイベントを見たことがありませんでした。行事の中止が長期化すれば、その行事を知る職員や生徒が減り行事の目的すらも薄らいでしまう可能性がありますが、実行委員会の皆さまのご尽力により開催できたことを心から嬉しく思います。

 本校からは、カルチャー部による吹奏楽・和太鼓演奏とライフル射撃部によるライフル射撃体験という形での参加となりました。早朝より和太鼓やライフル射撃に必要な道具を運搬し、生徒たちはそれぞれの場所で入念な準備を行っていました。カルチャー部は、オープニングで千種中学校吹奏楽部と合同で2曲の演奏を披露…素晴らしい音色が町内に響きわたり、ふれあいフェスタの幕が開けました。その後、ステージ発表の中盤には迫力ある和太鼓演奏を披露し、聴衆から大きな拍手を受けました。直前に中間考査があり、全員が揃って練習することが思うように出来ない中で、本当に良く仕上げたと感心しました。ライフル射撃体験では、実際のライフル銃を使用して約5~6m先にある的に向けビームを放ち、競技と同じように得点が確認できるように設定をしました。生徒たちが、体験を希望する子どもたちに的を射抜くコツを伝授し指導する様子はとても微笑ましく、見ていて癒されました。こうした機会に、ライフル射撃の魅力を伝え普及に繋がれば嬉しく思います。

 カルチャー部、ライフル射撃部の皆さん、そして顧問の先生方、様々なイベントが続きお忙しい中、参加してくださりありがとうございました。町の活性化に高校生は不可欠です。今後も、可能な限り地域の方々と一緒に町づくりに参加できるよう取り組んでいきます。