千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2021年2月の記事一覧

連携型入学者選抜 合格発表!

 本日、春のような暖かな日差しの中、連携型入学者選抜の合格発表が行われました。千種中学の受検生が14時の合格発表に合わせて本校玄関前に集合し、自分の受検番号を自らの目で確認しました。自分の番号を見つけた瞬間、多くの受検生が緊張から解き放たれたような表情に変わりました。
 合格、おめでとうございます!残された中学校生活を大切に過ごしつつ、高校生となる自覚と希望をもって本校に入学してください。皆さんの入学を心待ちにしています。

 
 

就業体験報告会【47回生】

 本校では、2年生全員を対象に「総合的な探究の時間」を活用して地元事業所の協力のもと就業体験実習を実施しています。今年はコロナの影響から実習開始が遅れたり、実習の受け入れ先の確保にも苦慮しましたが、このような状況下で4日間の就業体験実習が開催できたことに感謝の気持ちで一杯です。町内の12カ所の事業所の皆さま、生徒が大変お世話になり、ありがとうございました。
 本日5,6限、この就業体験実習の集大成となる報告会が行われ、2年生がそれぞれの事業所で体験した事、感じたこと、学んだこと等を1年生や教職員の前で発表しました。事前に準備したプレゼンテーションをもとに発表するのですが、原稿をほとんど見ずに自分の言葉で表現できている生徒もたくさんおり、感心しました。また、発表後の質疑応答では、聞き手側からの鋭い質問にも自信をもって対応できており、主体的に取り組んできた様子が感じられました。生徒たちが個々に感じたことは「挨拶・コミュニケーションの大切さ」、「教えることの難しさと楽しさ」、「命の大切さと感謝の心」、「分からないことは進んで聞く」、「自分自身が楽しむことの大切さ」などなど…紹介しきれないほどありました。その気づきを今後の学校生活に活かしてほしいです。
 最後に特別非常勤講師の田住先生より、「どのグループも研究テーマを設定し、探究する姿勢が見られた。例年より短い期間だが中身の濃い発表ばかり…素晴らしい!!」と講評をいただきました。就業体験実習を通して、千種の良さが再発見でき、働くという目線で物事が見れた経験は今後の人生の大きな宝物になりますね。2年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 
 

足早に下校【全学年】

 本日9時33分、宍粟市に大雪警報が発令されました。そのため生徒は2限目まで授業を受けた後、SHRを行い給食も食べることなく下校することとなりました。2限終了後に、校内放送で警報発令について連絡すると「やった~!!」と2階の2年生教室から大歓声が沸き上がりました。雪は降り続いていましたが警報発令を予感するほどの雪ではなかった為、生徒たちも予想していなかった事態にテンションが上がっていたようです。
 生徒は喜んでいますが、考査前の最後の授業をしようと準備されていた先生方は大変です。予定が狂い急遽SHRで考査の範囲やポイントを生徒に伝達している場面も見られました。また、ある生徒に喜びの理由を聞くと、「家帰ってテスト勉強が出来るから…」と答えてくれました。さすが千種高校生…単純に授業が無くなったことを喜んでいると思い込んでいた私は、それを聞いて驚きました。
 雪が降りしきる中、生徒たちは足早に下校していきました。今日は、自宅で思う存分テスト勉強に励んでくださいね。

 
 
  

Big News Stories【48回生・ベーシック類型】

 昨日、連携型入学者選抜が無事に終了しました。千種中学の受検生のみなさん、お疲れ様でした。本校生徒は入試休みのため4連休となりましたが、ほとんどの生徒が今朝は元気に登校しており安心しました。今日で早くも学年末考査一週間前となります。来週も天皇誕生日の祝日がありますので、あっという間に考査となります。寒暖差の大きな日々が続きますが、体調管理をしっかりと行い、授業を大切にしていきましょう。
 さて、1年生ベーシック類型(22名)の「英語コミュニケーションⅠ」の授業では、現在「The Big News Stories of 2020」というテーマで楽しい授業が展開されています。生徒は、事前にパソコン室で2020年一番のニュースを英文と関連写真を用いてレポートを作成しているのですが、まずそのレポートのクオリティーの高さに驚きました。英文の新聞を見ているかのような見事なレポートは、2020年を象徴する内容が盛りだくさんでした。例えば「 フワちゃんが流行語大賞に選ばれる」、「菅総理がパンケーキ大好き」、「初めての骨折体験」、「買い物袋の有料化」、「ソフトバンクホークスの日本シリーズ4連覇」、「お米甲子園金賞」、「好きなアイドルやアニメ」などなど…個性が溢れていました。
 今日はこの英文のレポートを3~4人のグループをつくって英語で紹介し合い、その後個々の発表について英語または日本語で評価するということをメンバーを入れ替えながら行っていました。この授業は、英会話力とリスニング力の向上を狙いとしていますが、何より科目名にもある英語でのコミュニケーションを重視しています。教室内は、談笑しながら英会話を楽しむ雰囲気で包まれていました。村上先生の英語力を引き出すアイデアは素晴らしい!生徒のみなさん、これからも英会話を楽しんでください!

 
 
 

放課後もサーフェス学習!【図書委員】

 来週の16日(火)に実施される連携型入学者選抜のため、本日は3限までの授業と大掃除をして午後からは会場準備のため生徒は下校となりました。今年はコロナ感染防止対策のため入試前日も生徒休業となるため、生徒は16日まで4連休ということになります。少し間が空きますが、次の登校日(17日)は学年末考査一週間前となりますので、この4連休を有効に利用して自宅学習もしっかり取り組んでください。
 さて、県教育委員会による「県立学校学びのイノベーション推進事業」により、今年度41台のタブレット型ノートパソコン(サーフェス)が導入され、様々な授業で活用をしています。これにより、授業での調べ学習等効率的な学習が行え、生徒の主体的で深い学びに結びついています。そんな中、「放課後に図書室を開放し、サーフェスを利用した学習ができる場をつくろう」と図書委員の生徒たちが、授業以外の時間でも利用できるよう動いてくれています。
 放課後に様子を見に行くと、この日は4名の生徒が利用していました。提出課題を作成したり、調べものをしたり様々ですが、生徒の自主性が生かされとても良い試みだと思いました。図書委員も、サーフェスの貸出し、図書室のカギの開閉を含め、責任もって役割を果たしていました。現在は試行段階ですが、こうした取り組みが広がり授業時間以外でも気軽にICT機器に触れ学べる環境を整えてほしいと思います。図書委員の皆さん、これからもよろしくお願いします!