千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2021年2月の記事一覧

スキー検定全員合格!【アクティブ類型】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。寒い日はトイレに行く頻度が増すのですが、本校の男子トイレ(大)は洋式の「暖房便座」ですので非常に有難いです。(女子トイレも3カ所のうち1カ所は洋式の暖房便座のようです)生徒も職員も当たり前だと思っているかも知れませんが、同じ県立学校でもまだ和式や暖房便座でない洋式のトイレの学校も多くあります。昨年、本校に転勤してきて千種のいい所をたくさん感じていますが、地味ですが「トイレの便座が温かい!」という点に感動を覚えました。寒冷地にはなくてはならないアイテム、「暖房便座」を装備する千種高校で今日もストレスなくトイレタイムが過ごせました。ありがとうございます。
 さて、今朝の神戸新聞にも掲載されていますが、簿記の遠隔授業における研究成果報告会が和田山高校と千種高校で行われました。「これからの時代における新たな学び方」として、多くの方々より高い評価をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
 実は、その裏でアクティブ類型1,2年全員(19名)は、ちくさ高原スキー場で一日スキー検定を行いました。技術レベルに応じて3級(15名)と2級(4名)を受験したのですが、見事に全員が合格したと報告を受けました。特に2級は難易度が高く例年ならば不合格の生徒も出るそうですが、今年は全員合格したと聞き、嬉しかったです。
 今シーズンのスキー実習もこの検定で一区切りとなりましたが、熱心にご指導いただいたインストラクターの皆さま、全面的に協力いただいたちくさ高原スキー場の皆さまに心から感謝致します。ありがとうございました。

 
 
 

速報!アルペン競技も大躍進!【スキー部】

 速報です。本日、全国高校総体スキー大会の女子アルペン競技(スラローム)が行われ、本校の大田美音(3年)が出場しました。激しく雪が舞い、視界が悪い中の出走だったようですが、2本とも攻めの滑りでなんと85位(エントリー159人中)という素晴らしい結果をもたらしました。引率された中田先生によると、今月2日から現地入りし、連日の練習の中で急激にレベルアップしたようです。しかし、両脚をポールにぶつけながら何本も練習する中で両脚は青あざだらけ… そんな状況の中、見事な集中力で顧問も驚くほどの好結果をもたらしました。おめでとう。よく頑張りました!
 レース後、「練習を信じて最後まで滑りきることができました。多くの選手が失敗し記録を残せない中でベストの滑りができ嬉しいです。応援して下さった皆さんに感謝の気持ちを忘れず、これからもスキーを続けたいです。」と大田さんらしいコメントをくれました。
 いやぁ、素晴らしい!!!この短期間での彼女の技術的な成長はもちろんですが、初めての全国インターハイで死力を尽くした経験は今後の彼女の大きな心の成長につながることでしょう。お疲れ様でした。胸を張って兵庫県に帰って来てください。

  

速報!全国高校総体②【スキー部】

 速報です。本日の女子クロスカントリー競技(クラシカル・5km)で越乢凜が108位、池部黄那が120位でゴールしました。昨日のフリーに引き続き、越乢さんは2分以上ベスト記録を更新するなど、二人とも最後まで死力を尽くし健闘しました。引率の高橋先生が「足の指がとれそうなほど寒い!!」と言われるほど、過酷な状況の中で本当によく頑張ってくれました。
 レースを終えて、「ベスト更新できて良かったです。疲れました~!(越乢)」、「帽子とサングラスが飛んでいきました~(笑)、疲労困憊です(池部)」と言っているそうです。本当にお疲れ様でした。クロスカントリー競技の2人は、午後から現地を出発し帰路につきます。帰りの電車の中は確実に爆睡でしょうね。(笑)

   
 

★テレビ出演のご案内★
 明日【2月9日(火)】18時30分 ~ 19時00分のNHK番組、「Live Loveひょうご」の"ひょうご人物語”のコーナーに本校の秦陽乃(2年)が出演します。ライフル射撃で全国大会出場を決めた秦さんの日常の学校生活、練習に励む姿、そしてライフル射撃の競技の特殊性などを6分程度で紹介いただく予定です。是非、ご覧ください。

速報!全国高校総体【スキー部】

 速報です!昨日より長野県飯山市で全国高校総体スキー大会が開幕しました。そして本日、クロスカントリー競技(フリー・5km)に出場した本校の越乢凜、池部黄那がそれぞれ114位、121位と健闘し、自己記録を大幅に更新しゴールしました。コース条件は違うとは言え、越乢さんは県大会で出した自己記録をさらに4分30秒以上も更新、池部さんは同じく2分近く更新したことになります。大きな舞台で自分の力をきちんと発揮した二人を称え大きな拍手を送りたいです。よく頑張りました。明日は、同じくクロスカントリー競技(クラシカル・5km)が午前中に行われます。今日はゆっくりと休んで明日に備えてくださいね!いいぞ、スキー部!頑張れ千種高校!!

 
 

元気に練習中です!【スキー部】

 引率をお願いしている高橋先生より、全国総体に向け練習している最新の生徒たちの写真が届きました!天候は晴れ、今日は暑いくらいの陽気だそうです。ユニホームにサングラス姿がよく似合い、カッコイイですね。ブログをご覧の皆さま、応援よろしくお願いします!



 

地元企業を知る【47回生】

 スキーの選抜強化合宿と全国総体のため、長野県へ長期遠征をしている女子3名ですが、この週末からいよいよ全国総体が始まります。クロスカントリー競技の越乢、池部は7日(日)、8日(月)の2日間それぞれフリーとクラシカルで出走し、アルペン競技の大田は9日(火)にスラロームで出走します。現在、学校の校舎壁面には3名の全国大会出場を祝う懸垂幕が、また校門付近には応援旗が立てられており、千種から長野へ向けて発信しています。きっと3人はこのブログを通じて情報をキャッチし、私たちのエールを感じてくれることでしょう。
 さて、昨日ですが2年生を対象とした「JUNP UP SHISO 2021」が行われました。これは、宍粟市商工会の協力のもと宍粟市内や近隣市町の企業説明を聞き、職業観醸成のきっかけとすることを目的に実施しています。例年、校外の施設で直接お話を聞く形で実施してきましたが、コロナ感染防止のため今年はオンライン形式での参加となりました。
 少し様子を見に行くと、教室に人がいないのかと勘違いするほど静かで驚きました。生徒たちは、事前に希望していた企業の説明をモニターごしに熱心に聞き入っていました。企業側からの一方的な話だけかと思いきや、チャットでこちらからも質問ができるようで、積極的なやり取りも見られました。しかし対面して話を聞くのと違い、少し抵抗感を感じる生徒もいたようですが、今は就職面接でもオンラインで行われる時代ですので、こうした機会に慣れてほしいと思います。そして、地元の優秀な技術をもった企業を知り、一人でも多く宍粟市で活躍する人になってほしいと願います。宍粟市商工会そして、web開催にあたりご尽力いただいた(株)ダイネンヒューマンはりまっちの皆さま、ありがとうございました。

 
 
 

All Englishの授業【47回生・チャレンジ類型】

 2月に入り、少しづつ日が長くなってきたことを感じます。朝の夜明けに変化を感じませんが、日没の時間が遅くなり、屋外での活動がしやすくなり有難いです。しかし、今日の千種町は朝から雪が降り、町内はうっすらと雪化粧。「やっぱり千種は北部だな!?」、同じ宍粟市でも山崎町との気候の違いを改めて感じました。
 さて、英語科の村上先生より「よろしければ見に来てください!」と誘っていただき、「英語表現Ⅱ」の授業を見学に行きました。この授業は、2年生チャレンジ類型9名をさらに文系と理系に分けて展開しており、わずか生徒5名で授業を行っています。(ちなみに理系では生徒4名の物理基礎をしています)
授業では、「自分の好きな国」をテーマに事前にパワーポイント等を用いて資料や原稿を作成し、約10分間生徒が英語でスピーチします。そして、聞き手側の生徒も発表内容を聞き逃さないよう必死でメモをとり、発表後に全員が英語で質問を投げかけます。発表者は、もちろん英語で返答しますし、司会進行の村上先生も英語しか話しません。極めつけは、ALT臼井先生からの英語による質問攻撃です。発表者が何を言っていたかを確認するために、聞き手側にさらに問いかけていきます。発表者も聞き手側も教員も…オール・イングリッシュなのです。
 「これはスゴイ授業だ!」、5人だけなので生徒たちは気が抜けず大変だと思いますが、非常に中身の濃い授業でした。この日は、テレビ取材の撮影がありカメラを前に「生徒たちが、いつもより緊張してました」と村上先生は言われていましたが、私にはアットホームな雰囲気の中で生徒が英会話を純粋に楽しんでいるように見えました。村上先生、臼井先生、素晴らしい授業を有難うございました。「これぞ、千種!」小規模校だから出来る強みを存分に発揮した授業でした。
                                  ※テレビ取材の理由は後日お知らせします。
 
 
 

簿記検定の合格発表【47回生・ベーシック類型】

 小雪舞う今朝の千種町、-2℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。「いいぞ、いいぞ!」と心で叫びながら出勤しました。なぜならこの時期、アクティブの授業でスキーを取り入れている本校は、定期的に雪が降ってくれないと困るのです。来週は、アクティブ類型の全生徒を対象に「スキー検定」を実施し、今シーズンのスキー実習を締めくくる予定ですので、雪が無くならないことを切に願う毎日です。最近では毎朝、新聞でちくさ高原スキー場の積雪量をチェックするのが私の日課となっています。
 さて、本日の簿記の授業前に、先月(24日)行われた「簿記実務検定」の合格発表が行われました。1年間を通して遠隔(オンライン)で和田山高校の霜尾先生に簿記を教わり、定期的な対面授業を経ての資格取得挑戦は、全国でもほとんど例がない取り組みだと思います。私たちも、その結果を注目していました。授業担当の先生の演出で、合格者の受験番号を掲示する方法での発表に生徒たちもドキドキ、ワクワクしていました。発表の瞬間、「よっしゃー!」「やったー!」と歓声が沸くのかと思いきや…アレ?、意外とみんな冷静に眺めていました。あと少しの所で涙をのんだ生徒もおり、悔しがる生徒もいましたが、みんな良く頑張ったと思います。
 全体の結果としては、13名が簿記実務検定3級に合格し合格率は約72%でした。遠隔授業でも対面授業に劣らない学習の成果が得られたと胸を張れる素晴らしい結果だと思います。授業担当の霜尾先生をはじめとする和田山高校の全面的なバックアップと本校の生徒、授業担当の先生方の努力が実を結んだ一日でした。

 
 
 

感染防止の意識高く【47・48回生】

 「地元の高校生が頑張ってる姿見ると、嬉しくなってね…ついつい電話してしまったよ…」
 昨日、スキー部の全国大会出場の新聞記事を見られた、市内の一般男性からお電話をいただきました。お米の金賞、ライフル射撃部の全国大会出場なども知っておられ、「千種高校、最近よう頑張っとるね!」とお褒めの言葉をいただきました。嬉しかったです。それと同時に、「良い噂も悪い噂も地域の方はよく見ておられる」という事を身をもって感じました。教職員一同、さらに信頼される学校づくりに向けて努力したいと思います。本当に有難うございました。
 さて、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長が検討されています。幸い本校は今のところ、生徒・教職員に感染者も濃厚接触者もない状態で通常の学校生活が過ごせています。長期戦となり、なんとなく「もう大丈夫じゃないか!?」という油断する気持ちになりがちですが、これから入試や学年末考査、卒業式など大切な行事が続きます。改めて、学校あげて感染予防に努めていきたいと思います。
 昼休みに生徒たちの様子を見ていると、今日もきちんとマスクの着用、手洗い・消毒、静かな分散給食、歯磨き等が当たり前のように習慣化されていました。昼食指導の先生が昼休みも必ずついているとは言え、感染リスクが少ない昼休みを実行できており安心しました。学校内外を問わず、コロナ対策への高い意識を持ち続けましょう!

 
   

進路を考える…【47・48回生】

 今日から2月。2月は28日までと短い上に祝日が2日もあります。さらに、連携型入試の関係で生徒休業日も入るため、あっという間に過ぎ去ることになるでしょう。しかし、月末には学年末考査が控えるため、体調等崩して貴重な授業を欠席することないよう注意してほしいです。まだまだ寒い日が続きますが、規則正しい生活を心がけましょう。また、3年生が自由登校となり、今日から1,2年生76名のみの学校生活となりました。存在感の大きかった3年生がいないと、ぽっかりと穴が空いたような寂しさを感じますが、1,2年生も学年が上がる自覚と決意を新たにしてほしいと思います。
 さて、今日は放課後、宍粟市防災センターにおいて「校外進路ガイダンス」が行われ、本校から56名もの生徒が参加しました。今回は、主に専門学校や大学等に進学希望する生徒が対象となるガイダンスでしたが、任意の参加にも関わらず、実に全体の約77%(欠席生徒を除く)の生徒が参加したことにまず驚きました。将来の進路の方向性が定まっていなくとも、こうした機会にまずは足を運んで情報をキャッチしようとする姿勢が大切ですね。本校だけの参加でなく、他校の生徒も参加していましたが、本校生徒の積極性が際立ってたように思います。各種学校のブースで真剣な眼差しで説明を聞いている姿に、進路への意識の高さを感じました。
 高校3年生は、人生におけるターニングポイントです。たくさん悩んで、たくさん比べて、自分で納得できる進路選択をしてもらいたいです。ネットなどから様々な情報が入手できる時代ですが、やはり最終的には、足を運んで自分で見て聞いて比べることが重要です。今日のような積極的な姿勢を今後も大切にしてください。